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技術 ビタミンC飲料の製造方法

出願人 飯島幸三飯島弘幸飯島敬二
発明者 飯島幸三
出願日 2014年12月2日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2014-244524
公開日 2016年6月20日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-106535
状態 特許登録済
技術分野 非アルコール性飲料 食品の着色及び栄養改善
主要キーワード 通気蓋 ヒシャク 流通容器 醗酵ガス 入れ容器 飲料業界 攪拌液 ドロドロ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年6月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

ビタミンCを多量に含むハマナシ果実から生きた自然のままのビタミンCを抽出するビタミンC飲料の製造方法を提供する。

解決手段

ビタミンCを多量に含むハマナシ果実1をクエン酸水溶液4中で粉砕攪拌し、該攪拌液から少なくとも毎日1回の浮遊物除去を、該浮遊物が浮かなくなるまで続け、遠心分離と布漉しをした後の原液加水して小容器に分けて熱殺菌養生後、該小容器複数本分の原液を移し、口部が通気蓋で閉じられた容器中で少なくとも毎日1回の醗酵を促す攪拌を、醗酵度がなくなるまで続けた後、流通容器に詰めて再度熱殺菌し、醗酵を製造過程で起こさせてしまい、ユーザーの手に渡ってから醗酵することがないように構成したビタミンC飲料の製造方法。

概要

背景

一般に、ハマナシハマナスともいう)果実は、バラ科落葉灌木(にはトゲがあり、には薔薇に似た花が咲く)に付けた実のことである。このハマナシ果実には、外皮果肉、種子及びヘタを含めて100g当たり2000〜2200mgのビタミンCが含まれている。ビタミンCは、免疫力増強ウイルスインターフェロン生産などに強力な効果があることから、ガン心臓病、脳卒中などの成人病インフルエンザなどの感染症その他(病気)の予防や治療に有効である。勿論、ビタミンCを多量に含むものはハマナシばかりでなく、アセロラブルーベリーがある。ちなみに、ビタミンCが多いと言われているレモン果実にはビタミンCが100gあたり32〜56mgである。

上記ビタミンCを多量に含むハマナシ果実からビタミンCを抽出する方法として本発明者の親(飯島常)が開発した技術(特許1562636号)があった。この技術はハマナシ果実からビタミンCを抽出して飲料とするほか、厚い外皮も多粒の種子もヘタもビタミンCの含有商品として製品化したものである。この父親の技術を伝承した本発明者は先に自ら特許4051050号の技術を開発した。これはハマナシ果実を醗酵させることがなく、生きた自然のままのビタミンCを抽出できるようにしたものである。
特許1562636号
特許4051050号

概要

ビタミンCを多量に含むハマナシ果実から生きた自然のままのビタミンCを抽出するビタミンC飲料の製造方法を提供する。ビタミンCを多量に含むハマナシ果実1をクエン酸水溶液4中で粉砕攪拌し、該攪拌液から少なくとも毎日1回の浮遊物除去を、該浮遊物が浮かなくなるまで続け、遠心分離と布漉しをした後の原液加水して小容器に分けて熱殺菌養生後、該小容器複数本分の原液を移し、口部が通気蓋で閉じられた容器中で少なくとも毎日1回の醗酵を促す攪拌を、醗酵度がなくなるまで続けた後、流通容器に詰めて再度熱殺菌し、醗酵を製造過程で起こさせてしまい、ユーザーの手に渡ってから醗酵することがないように構成したビタミンC飲料の製造方法。

目的

本発明は、ビタミンCを多量に含むハマナシ果実から生きた自然のままのビタミンCを抽出する新たな方法を見いだしたもので、その目的とするところは、飲んだときに口に酸っぱさが残らず口当たりが良好であり、しかもユーザーの手にわたってから醗酵することもないビタミンC飲料の製造方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ビタミンCを多量に含むハマナシ果実クエン酸水溶液中で粉砕攪拌し、該攪拌液から少なくとも毎日1回の浮遊物除去を、該浮遊物が浮かなくなるまで続け、遠心分離と布漉しをした後の原液加水して小容器に分けて熱殺菌養生後、該小容器複数本分の原液を移した口部が通気蓋で閉じられた容器中で少なくとも毎日1回通気蓋を外して醗酵を促す攪拌を、その醗酵度がなくなるまで続けた後、流通容器に詰めて再度熱殺菌することを特徴とするビタミンC飲料の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、ビタミンCを多量に含むハマナシ果実から生きた自然のままのビタミンCを抽出するビタミンC飲料の製造方法に関するものである。

背景技術

0002

一般に、ハマナシハマナスともいう)果実は、バラ科落葉灌木(にはトゲがあり、には薔薇に似た花が咲く)に付けた実のことである。このハマナシ果実には、外皮果肉、種子及びヘタを含めて100g当たり2000〜2200mgのビタミンCが含まれている。ビタミンCは、免疫力増強ウイルスインターフェロン生産などに強力な効果があることから、ガン心臓病、脳卒中などの成人病インフルエンザなどの感染症その他(病気)の予防や治療に有効である。勿論、ビタミンCを多量に含むものはハマナシばかりでなく、アセロラブルーベリーがある。ちなみに、ビタミンCが多いと言われているレモン果実にはビタミンCが100gあたり32〜56mgである。

0003

上記ビタミンCを多量に含むハマナシ果実からビタミンCを抽出する方法として本発明者の親(飯島常)が開発した技術(特許1562636号)があった。この技術はハマナシ果実からビタミンCを抽出して飲料とするほか、厚い外皮も多粒の種子もヘタもビタミンCの含有商品として製品化したものである。この父親の技術を伝承した本発明者は先に自ら特許4051050号の技術を開発した。これはハマナシ果実を醗酵させることがなく、生きた自然のままのビタミンCを抽出できるようにしたものである。
特許1562636号
特許4051050号

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記特許1562636号(特公平1−44688号公報)記載のものは、実際の飲料にはビタミンCが100g当たり78mg位と低かったし、飲んだときに口に若干の酸っぱさが残ることがあった。また、上記特許4051050号のものは、ビタミンCを多量に含む飲料が得られたが、原材料には完熟したハマナシ果実ばかりでなく、小さい実や完熟前のハマナシも含まれることが少なからずあったために、ユーザーの手に渡ってから醗酵し、場合によっては流通容器が膨らみ、中身炭酸水のようになる(内容的には問題ない)という虞があった。

0005

本発明は、ビタミンCを多量に含むハマナシ果実から生きた自然のままのビタミンCを抽出する新たな方法を見いだしたもので、その目的とするところは、飲んだときに口に酸っぱさが残らず口当たりが良好であり、しかもユーザーの手にわたってから醗酵することもないビタミンC飲料の製造方法を提供することにある。

0006

上記目的を達成するため、本発明に係るビタミンC飲料の製造方法は、ビタミンCを多量に含むハマナシ果実をクエン酸水溶液中で粉砕攪拌し、該攪拌液から少なくとも毎日1回の浮遊物除去を、該浮遊物が浮かなくなるまで続け、遠心分離と布漉しをした後の原液加水して小容器に分けて熱殺菌養生後、該小容器複数本分の原液を移した口部が通気蓋で閉じられた容器中で少なくとも毎日1回通気蓋を外して醗酵を促す攪拌を、その醗酵度がなくなるまで続けた後、流通容器に詰めて再度熱殺菌することを特徴とし、ハマナシの果肉を完全に除去して飲んだときに口に酸っぱさを残さず、醗酵がユーザーの手に渡ってから起こらないように構成した。

発明の効果

0007

本発明によれば、クエン酸水溶液中でビタミンCを多量に含むハマナシ果実を粉砕攪拌するから、単に、水(蒸留水)の中で粉砕攪拌するときのような外皮や種子やヘタ等が分離した果肉を含んだ液ドロドロにならず、したがって、果肉から分離されて液面に浮いた外皮や種子屑やヘタ屑等の浮遊物が除去し易く、少なくとも毎日1回の除去を浮遊物が浮かなくなるまで繰り返しても約15日間で済む。また、遠心分離と布(濾布)による浮遊物の除去がスムーズに行えるという効果を奏する。更に、本発明によれば、熱殺菌した原液はガーゼ等よりなる通気蓋をした容器中で少なくとも毎日1回通気蓋を外して醗酵を促す攪拌をその醗酵度がなくまるまで続けるから、口当たりのなめらかな良質のビタミンC飲料ができるばかりでなく、ユーザーの手に渡ってから醗酵することがなく、流通容器の膨れもなく炭酸水のような中身にもならない。さらにまた、本発明によれば、製造過程で熱殺菌を2回にわたって行うため大腸菌などの病原菌が含まれることがないなど、各種の優れた効果を奏するものである。

発明を実施するための最良の形態

0008

次に、本発明の実施の態様について図面を参照して説明する。図1はハマナシ果実をクエン酸水溶液中で粉砕攪拌する装置の斜視図、図2は攪拌液から浮遊物の除去を行っている斜視図、図3遠心分離機の断面図、図4は遠心分離した後の液体部分濾過装置の断面図、図5は熱殺菌時の説明図、図6は通気蓋を有する容器中で攪拌をしている状態を示す説明図である。

0009

ハマナシ果実を、図1の如く、底部に回転刃2を備えた容器(例えば、ミキサー)3に3.1kg入れ、クエン酸水溶液(クエン酸0.005%)4の中で粉砕攪拌する。この攪拌液5には、果汁がクエン酸水溶液4中に溶出するとともに
果肉滓、外皮砕片、種子砕片及びヘタ砕片が細かくなった状態でクエン酸水溶液4中に残る。

0010

前記攪拌液5は、クエン酸水溶液4の中で粉砕攪拌毎に、図2の如く、開口部の大きい容器(前記粉砕攪拌する容器3と容積がほぼ等しい)6に移される(図では容器6を2個示しているが前記粉砕攪拌の数だけ増す)。この攪拌液5は、単なる水の中で粉砕攪拌したドロドロ状態(流れ難く固まり易い)のものと異なり、サラサラ状態(流れ易く固まり難い)になるため、後の作業を楽にする。

0011

前記容器6に移した攪拌液5の水面には、果肉滓、外皮砕片、種子砕片及びヘタ砕片等が浮遊物7となって浮いてくるからヒシャク)8を使って掬って、滓入れ容器9に捨てる。該滓入れ容器9中に溜まった滓(図示せず)は、後日、適宜のビタミンC製品として加工することとなる故に溜められる。この掬い取り作業は少なくとも毎日1回行って、浮遊物が浮かなくなるまで続ける。これにはほぼ10〜15日間要する。この掬い取り作業は面倒がらずに根気よく続けることが重要である。勿論、これまでの作業は機械化することも可能である。

0012

見かけ上では浮かなくなっても、前記攪拌液5中には未だ果肉滓や外皮滓など細かい滓が残る。したがって、図3の如く、遠心分離器10に掛ける。該遠心分離器10の構造については特に限定されないが、例えば、外容器10a内にモータ10bにて回転篭(穴付き)10cを高速回転させ、該回転篭10c内に設けた袋状の濾過布10dを通した液体部分5aは溜め容器11に収容されるとともに前記濾過布10dにとどまった固体部分5bは前記滓入れ容器9に捨てられる。

0013

前記液体部分5aは、図4の如く、溜め容器11から漏斗12の排出口に設置した袋状の布13を通して漉されて第一容器14に収容され、該第一容器14の排出口に設置した袋状の布15を通して2段回に漉されて第二容器16に原液17として収容される。前記袋状の布13及び布15にて捕獲された固形部は前記滓入れ容器9に捨てられる。なお、前記漉しに使用した袋状の布13は市販の目の粗いサラシ、同布15は市販の目の細かいサラシをそれぞれ用いて満足できる。

0014

前記第二容器16に収容された原液17は、冷蔵庫(図示せず)にほぼ1日置かれる。この原液17には、純水(レーベン水又は蒸留水)を加水(ほぼ1対1でよい)して、図5の如く、口部が細くなっている500ml入りの小容器18に分けて70〜75°Cに保たれた温水を入れた恒温室19に沈める。該恒温室19に同時に沈められる小容器18のうちの1つには口部栓を貫通した温度計20により収容されている原液17の中心部の温度が65°Cになるまで熱殺菌する。該熱殺菌後は恒温室19から取り出し、その小容器10を冷蔵庫(図示せず)内で2〜3日養生させる。

0015

前記養生後の原液17は、図6の如く、状に絞られた口部21′を有する円筒状容器21内に移される。該円筒状容器21の口部21′はガーゼのような網状の通気蓋22で閉じられ、原液17から生成された醗酵ガス17aが自然に抜け出るようにしている。この容器21内の原液17は、少なくとも毎日1回通気蓋22を外してハンドミキサー23にて攪拌する。該ハンドミキサー23は市販のものでよい。ハンドミキサー23により攪拌された原液17は醗酵が促進され泡立つが、醗酵度がなくなる(泡立たなくなる)まで続ける。これには10日〜15日かかる。この泡立て作業は、消費者の手に渡ってから醗酵が起こることを避けるために重要な作業である。

0016

前記醗酵度がなくなった原液17は、流通容器(前記小容器と同形状のもの)に詰めて前記恒温室21と同様の方法で再度、熱殺菌して冷蔵庫(図示せず)に保管する。すなわち、原液17は、二度にわたって熱殺菌されることによって大腸菌などの病原菌が確実に残らないようにしている。しかして、前記流通容器には、商標を付したラベルが貼られて出荷される。なお、上記製造方法は、ビタミンCを多量に含むアセロラ、ブルーベリーなどにも適用できることは勿論である。

0017

次に、本願方法を概略的に説明する。まず、生産者から届いたハマナシ果実は冷蔵庫に保管しておき、ビタミンC飲料の製造に際し、冷蔵庫から取り出して水道水で洗い、ミキサーでクエン酸水溶液とともに粉砕攪拌する。この攪拌液は開口部の大きい容器に移すが、クエン酸効果もあってドロドロせずに、サラサラ状態になる。

0018

前記容器6内の攪拌液5の水面には、果肉滓、外皮砕片、種子砕片及びヘタ砕片等が浮遊物となって浮いてくるから杓(ヒシャク)で掬いとる。この掬い取り作業は毎日1回浮遊物が浮かなくなるまで続ける。見かけ上では浮かなくなっても、攪拌液中には細かい滓が残るから遠心分離器で液体部分と固体部分にわけ、そのうちの液体部分はさらに目の粗いサラシと目の細かいサラシを使って濾すようにする。

0019

その後、加水して口部が細くなっている500ml入りの小容器に分けて入れ、70〜75°Cの温水で熱殺菌して冷蔵庫(図示せず)内で2〜3日養生させる。その後、通気蓋を有する円筒状容器内に移し、通気蓋を外してハンドミキサーにて醗酵を促し、醗酵度がなくなるまで続ける。そして醗酵度がなくなった原液を流通容器に詰めて再度熱殺菌して冷蔵庫(図示せず)で保管し消費者の要求に応じる。

0020

本願は、免疫力増強、坑ウイルス、インターフェロン生産などに強力な効果があり、ガン、心臓病、脳卒中などの成人病やインフルエンザなどの感染症その他(病気)の予防や治療に有効であるビタミンCを、ハマナシ果実から生きた自然のまま抽出できる新たな方法を見いだしたもので、医療業界は勿論、飲料業界その他の産業上の利用可能性は高いものである。

図面の簡単な説明

0021

ハマナシ果実をクエン酸水溶液中で粉砕攪拌する装置の斜視図である。
攪拌液から浮遊物の除去を行っている斜視図である。
遠心分離機の断面図である。
遠心分離した後の液体部分の濾過装置の断面図である。
熱殺菌時の説明図である。
通気蓋を有する容器中で攪拌をしている状態を示す説明図である。

0022

1ハマナシ果実
2回転刃
3容器
4クエン酸水溶液
5攪拌液
5a液体部分
5b固体部分
6 開口部の大きい容器
7浮遊物
8杓
9 滓入れ容器
10遠心分離器
10a外容器
10bモータ
10c 回転篭
10d濾過布
11 一時溜め容器
12漏斗
13 袋状の布
14 第一容器
15 袋状の布
16 第二容器
17原液
17a醗酵ガス
18 小容器
19恒温室
20温度計
21円筒状容器
22 網状の通気蓋
23 ハンドミキサー

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