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技術 携帯型端末装置、肌の色判定プログラム及び肌の色判定方法

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 小林義弘
出願日 2014年11月28日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-242072
公開日 2016年6月2日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-102753
状態 未査定
技術分野 各種分光測定と色の測定 光学的手段による材料の調査の特殊な応用 FAX画像信号回路 カラー画像通信方式
主要キーワード 標示領域 アプリケーション記録 テーブル登録処理 肌色判定 肌色成分 色判定処理 撮像回数 十進数
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

人の肌の色をより簡便に判定することが可能な携帯型端末装置、肌の色判定プログラム及び肌の色判定方法を提供すること。

解決手段

携帯型端末装置10は、被験者の肌に光を照射する光照射部101と、光が照射された照射領域を撮像する撮像部102と、照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の肌の色を判定する肌色判定部133と、を備え、光照射部101は、予め定められた基準RGB値を有する複数の光を順次照射し、肌色判定部133は、撮像画像に含まれる撮像RGB値と各基準RGB値とを比較して被験者の肌の色を判定する構成を有する。

概要

背景

人の肌は年齢体調季節などによって、また化粧品や肌治療適否によって変化することが知られており、従来、人の肌の変化を認識するため、専用の測色装置を用いて肌の色の測定が行われている。専用の測色装置は高価な機器であるので、エンドユーザが手軽に使用するのは困難である。

このため、中央に肌を露出させるための貫通孔を有し、その周りを複数の色の標示領域が取り囲むように配列されたカラーパッチを用いて、肌の色を測定する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1)。

概要

人の肌の色をより簡便に判定することが可能な携帯型端末装置、肌の色判定プログラム及び肌の色判定方法を提供すること。携帯型端末装置10は、被験者の肌に光を照射する光照射部101と、光が照射された照射領域を撮像する撮像部102と、照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の肌の色を判定する肌色判定部133と、を備え、光照射部101は、予め定められた基準RGB値を有する複数の光を順次照射し、肌色判定部133は、撮像画像に含まれる撮像RGB値と各基準RGB値とを比較して被験者の肌の色を判定する構成を有する。

目的

本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、人の肌の色をより簡便に判定することが可能な携帯型端末装置等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被験者の肌に光を照射する光照射手段と、前記光が照射された照射領域を撮像する撮像手段と、前記光照射手段が照射した前記光の色成分と前記照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分とに基づいて前記被験者の肌の色を判定する肌色判定手段と、を備えたことを特徴とする携帯型端末装置

請求項2

請求項1に記載の携帯型端末装置において、前記光照射手段は、色空間において所定範囲内にある複数の色成分をそれぞれ含む複数の光を前記被験者の肌に所定の時間間隔で照射し、前記撮像手段は、前記各光が照射された照射領域を撮像する、携帯型端末装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の携帯型端末装置において、前記被験者の衣服又は身体に装着するために用いられる装着手段を備えた、携帯型端末装置。

請求項4

被験者の肌の色を判定する肌の色判定処理コンピュータに実行させるための肌の色判定プログラムにおいて、前記コンピュータを、前記被験者の肌に光を照射する光照射手段、前記光が照射された照射領域を撮像する撮像手段、及び、前記光照射手段が照射した前記光の色成分と前記照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分とに基づいて前記被験者の肌の色を判定する肌色判定手段、として機能させることを特徴とする肌の色判定プログラム。

請求項5

被験者の肌の色を判定する肌の色判定方法において前記被験者の肌に光を照射し、前記光が照射された照射領域を撮像し、前記被験者の肌に照射した前記光の色成分と前記照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分とに基づいて前記被験者の肌の色を判定することを特徴とする肌の色判定方法。

技術分野

0001

本発明は、人の肌の色を判定する携帯型端末装置、肌の色判定プログラム及び肌の色判定方法に関する。

背景技術

0002

人の肌は年齢体調季節などによって、また化粧品や肌治療適否によって変化することが知られており、従来、人の肌の変化を認識するため、専用の測色装置を用いて肌の色の測定が行われている。専用の測色装置は高価な機器であるので、エンドユーザが手軽に使用するのは困難である。

0003

このため、中央に肌を露出させるための貫通孔を有し、その周りを複数の色の標示領域が取り囲むように配列されたカラーパッチを用いて、肌の色を測定する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0004

特開2013−196373号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載の装置にあっては、ユーザが常にカラーパッチを携帯しておく必要があり、また、肌の色を測定する部位とともにカラーパッチを撮像しなければならないので、煩雑であり、人の肌の色を簡便に判定することが難しい。

0006

本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、人の肌の色をより簡便に判定することが可能な携帯型端末装置等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決するため、本発明は、被験者の肌に光を照射する光照射手段と、前記光が照射された照射領域を撮像する撮像手段と、前記光照射手段が照射した前記光の色成分と前記照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分とに基づいて前記被験者の肌の色を判定する肌色判定手段と、を備えた構成を有している。

0008

この構成により、本発明の一実施形態における携帯型端末装置などは、光照射手段が照射した光の色成分と照射領域を撮像した撮像画像に含まれる色成分とに基づいて被験者の肌の色を判定するので、従来のように、カラーパッチを携帯させておく必要はなく、また、肌の色を測定する部位とともにカラーパッチを撮像させる必要もない。

0009

したがって、本発明の一実施形態における携帯型端末装置などは、人の肌の色をより簡便に判定することができる。

発明の効果

0010

本発明の携帯型端末装置などは、人の肌の色をより簡便に判定することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明に係る携帯型端末装置の一実施形態の構成を示す斜視図である。
一実施形態の携帯型端末装置のブロック構成図である。
一実施形態の基準RGB値を含む基準RGB値テーブル、撮像RGB値を含む撮像RGB値テーブルの一例を示す図である。
一実施形態の携帯型端末装置において実行される基準RGB値テーブルの登録処理の動作を示すフローチャートである。
一実施形態の携帯型端末装置において実行される肌の色判定処理の動作を示すフローチャートである。

実施例

0012

以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本発明に係る携帯型端末装置、肌の色判定プログラム及び肌の色判定方法をブレスレット状の携帯型端末装置に適用した場合の実施形態である。ただし、本発明は、その技術的思想を含む範囲で以下の実施形態に限定されない。

0013

[1]携帯型端末装置の概要
まず、図1を用いて本実施形態の携帯型端末装置10の構成及び概要について説明する。なお、図1は、本実施形態の携帯型端末装置10が被験者の手首に装着された状態を示す斜視図である。

0014

本実施形態の携帯型端末装置10は、被験者の手首に装着され、被験者の前腕30に光を照射し、光が照射された前腕30の照射領域20を撮像した撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の照射領域20の肌の色を判定するようになっている。

0015

照射領域20は、後述する光出入射部111から照射される光が照射される領域である。図1においては、照射領域20を四角形で示しているが、照射領域20はこれに限定されず、円形楕円形、その他の形状であってもよい。

0016

被験者の前腕30に照射する光としては、予め登録された色成分の階調値(例えば、R(赤)G(緑)B(青)の階調値)を有する光が用いられる。例えば、被験者が携帯型端末装置10を購入した店舗において専用の測色装置を使用して、又は、購入した携帯型端末装置10を使用して、測定して求めた基準となる肌色の光(以下、「基準光」という。)が用いられる。また、被験者の肌の色の変化を把握しやすくするため、基準光に近い肌色成分の光(以下、「準基準光」という。)が数種類用意され、被験者の前腕30に照射されるようになっている。なお、例えば、本実施形態においては、準基準光としては、基準光に対して、R、G、Bの各階調値を例えば5〜10程度増減した複数の光を適用するようになっている。

0017

本実施形態の携帯型端末装置10は、例えば、基準光及び複数の準基準光を所定の時間間隔で被験者の前腕30に照射してそれを撮像し、撮像した撮像画像に基づいて被験者の照射領域20の肌の色を判定するものである。

0018

すなわち、本実施形態の携帯型端末装置10は、
(1)被験者の前腕30の肌に光を照射し、
(2)光が照射された照射領域20を撮像し、
(3)照射領域20を撮像した撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の肌の色を判定する処理(以下、「肌の色判定処理」という。)を実行する構成を有している。

0019

この構成により、本実施形態の携帯型端末装置10は、人の肌の色をより簡便に判定することができるようになっている。

0020

具体的には、図1に示すように、本実施形態の携帯型端末装置10は、本体部11と、手首に装着するために用いられる装着部12と、を備えている。なお、例えば、装着部12は、本発明の装着手段を構成する。

0021

本体部11は、照射光出射して撮像光入射する光出入射部111と、所定の情報を表示する表示部112と、被験者が操作する操作部113と、を備えている。

0022

光出入射部111は、図示を省略したが、照射レンズ撮像レンズを兼ねたレンズと、照射時と撮像時の光路切り替えハーフミラーと、を含む光学系と、で構成されている。なお、レンズを駆動する駆動系を備えてもよい。また、照射光を出射する出射部と、撮像光を入射する入射部とを分離して設ける構成としてもよい。

0023

表示部112は、肌の色の判定に関する設定情報や肌の色の判定結果などを表示するものである。

0024

操作部113は、被験者が所定の操作、例えばコマンドの選択や情報の入出力を行う際に用いられるボタンを備えている。

0025

さらに具体的には、本実施形態の携帯型端末装置10は、例えば図2に示すような構成を有する。図2は、本実施形態の携帯型端末装置10のブロック構成図である。

0026

図2に示すように、携帯型端末装置10は、光出入射部111を介して照射領域20に照射光を照射する光照射部101と、光出入射部111からの入射光受光して撮像する撮像部102と、液晶パネル等により構成される表示部112と、表示部112を制御する表示制御部103と、操作部113と、各部を制御する管理制御部104と、上述の各部を相互に接続して各構成要素間におけるデータの転送を実行するバス105と、を有している。

0027

特に、光照射部101は、例えばレーザ光を2軸で走査して所定の領域に画像を表示するように構成されたものを用いることができる。走査手段としては、例えば回転ミラーのような公知の手段が適宜用いられ得る。なお、例えば、光照射部101は、本発明の光照射手段を構成する。

0028

撮像部102は、撮像素子として例えばカラーCCDを備え、照射領域20を撮像した撮像画像のデータを出力するものを用いることができる。この撮像画像のデータは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分を含む。なお、例えば、撮像部102は、本発明の撮像手段を構成する。

0029

管理制御部104は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、携帯型端末装置10の全体的な管理制御、及び、その他の各種処理の制御を行う。

0030

また、本実施形態の携帯型端末装置10は、各種のプログラムが実行される際に用いられる各種のデータを記録するデータ記録部120と、撮像部102が撮像した撮像画像のデータに基づいて所定のデータ処理などを実行するためのデータ処理部130と、を有している。

0031

データ記録部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等により構成され、肌の色判定処理など各処理を実行するアプリケーションプログラムが記録されるアプリケーション記録部121と、予め定められた基準のRGB値(以下、「基準RGB値」という。)のデータが記録される基準RGB値記録部122と、撮像部102が撮像した撮像画像に含まれるRGB値(以下、「撮像RGB値」という。)のデータを記録する撮像RGB値記録部123と、各プログラムの実行中にワークエリアとして用いられるROM/RAM124と、を有している。

0032

データ処理部130は、撮像部102の撮像画像のデータを入力して撮像RGB値を取得する撮像RGB値取得部131と、撮像RGB値と基準RGB値とを比較する比較部132と、比較部132の比較結果に基づいて被験者の肌の色を判定する肌色判定部133と、を有している。

0033

[2]基準RGB値と当該基準RGB値を用いる各部の処理
次に、図3を用いて本実施形態における基準RGB値及び当該基準RGB値を用いる各部の処理について説明する。なお、図3において、図3(a)は、基準RGB値を含む基準RGB値テーブル200を示す図である。図3(b)は、撮像画像の撮像RGB値を含む撮像RGB値テーブル210を示す図である。図3(c)は、基準RGB値と撮像RGB値との差分を含む差分RGB値テーブル220を示す図である。

0034

図3(a)に示すように、本実施形態では、基準RGB値テーブル200は、5つの基準RGB値を含むものとしている。すなわち、基準RGB値テーブル200は、R、G、Bの各階調値が十進数の0〜255で表された基準RGB値1〜5を含む。このうち、基準RGB値3は、現在の中心値であり、R=250、G=230、B=200に設定されている。

0035

基準RGB値3に対し、本実施形態では、R、G、Bの各階調値を±5ステップで変更している。例えば、基準RGB値2は、基準RGB値3に対してR、G、Bの各階調値を5だけ減少した値を含む。基準RGB値1は、基準RGB値3に対してR、G、Bの各階調値を10だけ減少した値を含む。基準RGB値4は、基準RGB値3に対してR、G、Bの各階調値を5だけ増加した値を含む。基準RGB値5は、基準RGB値3に対してR、G、Bの各階調値を10だけ増加した値を含む。

0036

したがって、本実施形態における基準RGB値テーブル200は、RGBで定まる色空間において、予め定められた中心値の基準RGB値3に対して、R、G、Bの各階調値が±10の範囲となる色成分を含んでいる。この基準RGB値テーブル200は、基準RGB値記録部122に記録され、光照射部101及び比較部132によって読み出される。

0037

光照射部101は、基準RGB値記録部122から基準RGB値テーブル200を読み出すことにより、基準RGB値1〜5に基づいた照射光を照射領域20に所定時間間隔(例えば1秒間隔)で順次照射するようになっている。光照射部101が基準RGB値3のRGB値を含む光を照射する場合は、その光は上述の基準光である。また、光照射部101が基準RGB値1、2、4、5の各RGB値を含む各光を照射する場合は、それらの光は上述の準基準光である。

0038

撮像RGB値取得部131は、撮像部102から撮像画像のデータを入力し、その撮像画像に含まれるRGB値を取得するようになっている。撮像RGB値取得部131が取得した撮像RGB値は、光照射部101が照射した光の色成分と、被験者の肌の色成分とを含み、例えば図3(b)に示す撮像RGB値テーブル210に示す値となる。

0039

図3(b)において、撮像RGB値1〜5でのR、G、Bの各階調値が示されている。撮像RGB値1〜5は、それぞれ、基準RGB値1〜5を含む光を個別に光照射部101が照射した際に、撮像部102が撮像した撮像画像に含まれるR、G、Bの各階調値である。例えば、撮像RGB値3は、光照射部101が基準RGB値3の光を照射領域20に照射した際に、撮像部102が撮像した撮像画像に含まれるR、G、Bの各階調値を示している。

0040

撮像RGB値取得部131が取得した撮像RGB値1〜5のデータは、撮像RGB値記録部123に記録される。

0041

比較部132は、基準RGB値テーブル200と、撮像RGB値テーブル210とを比較するようになっている。具体的には、比較部132は、基準RGB値テーブル200に含まれる各RGB値と、撮像RGB値テーブル210に含まれる各RGB値との差分を求めるものである。比較部132が求めた差分のデータが含まれる差分RGB値テーブル220の一例を図3(c)に示す。

0042

図3(c)に示すように、差分RGB値テーブル220は、基準RGB値1〜5の各RGB値(図3(a)参照)と、撮像RGB値1〜5の各RGB値(図3(b)参照)との差分を求めたものである。差分RGB値テーブル220において、基準RGB値よりも撮像RGB値が増加したものを正の値で示し、基準RGB値よりも撮像RGB値が減少したものを負の値で示している。

0043

また、比較部132は、撮像RGB値1〜5毎に、求めた差分の絶対値の和(以下、「差分絶対値和」という。)を求めるようになっている。具体的には、比較部132は、撮像RGB値1〜5毎に、R、G、Bの各階調値の差分の絶対値を加算し、差分絶対値和を求める。例えば、比較部132は、撮像RGB値3の場合には、R値の差分=−4、G値の差分=−2、B値の差分=−3であるから、各差分の絶対値を加算して差分絶対値和として“9”を得る。

0044

肌色判定部133は、比較部132が算出した差分絶対値和のうち、最も小さい差分絶対値和に基づいて、被験者の肌の色を判定するようになっている。例えば、肌色判定部133は、図3(c)に示した差分RGB値テーブル220が得られた場合には、撮像RGB値4の差分絶対値和が最も小さいことを把握する。そして、肌色判定部133は、撮像RGB値4の色成分を含む撮像画像が得られた照射光は基準RGB値4(図3(a)参照)の色であるので、この基準RGB値4の色が被験者の肌の色であると判定する。なお、例えば、肌色判定部133は、本発明の肌色判定手段を構成する。

0045

管理制御部104は、基準RGB値4を新たな基準の中心値に更新し、基準RGB値記録部122に記録する。なお、基準の中心値を更新しない構成としてもよい。

0046

[3]携帯型端末装置の動作
[3.1]テーブル登録処理の動作
次に、図4を用いて本実施形態の携帯型端末装置10において実行される基準RGB値テーブル200の登録処理について説明する。この登録処理は、例えば、被験者が携帯型端末装置10を購入した際に、又は、購入後に携帯型端末装置10をリセットして初期状態に戻した際などに実行される。なお、図4は、携帯型端末装置10において実行される基準RGB値テーブル200の登録処理の動作を示すフローチャートである。

0047

まず、管理制御部104が操作部113を介して入力された被験者の操作を判定すると(ステップS101)、管理制御部104は、RGB値を粗く変更しながら最も近い肌の色を取得する処理を実行する(ステップS102)。

0048

具体的には、管理制御部104は、予め定められた基準RGB値を基準として、例えばR、G、Bの各階調値をともに又は個々に10ずつ増加させ又は減少させた光を所定時間間隔で順次光照射部101に照射させる。撮像部102は、光照射部101が照射した照射領域を順次撮像し、それぞれの撮像RGB値を取得する。その結果、図3(b)に示したような結果が得られる。比較部132は、基準RGB値と撮像RGB値との差分を求め、差分絶対値和を算出する。肌色判定部133は、RGB値を粗く変更したなかで、差分絶対値和が最も小さい基準RGB値(最も近い肌の色)を得る。

0049

次いで、管理制御部104は、ステップS102で取得された基準RGB値を中心値として、RGB値を細かく変更しながら最も近い肌の色を取得する処理を実行し(ステップS103)、ステップS102と同様な処理を行って肌色判定部133が基準RGB値を得る(ステップS104)。なお、ステップS103の処理は、ステップS102においてR、G、Bの各階調値をともに又は個々に10ずつ増加又は減少させたのを、例えば5ずつ増加させ又は減少させる。

0050

次いで、管理制御部104は、ステップS104で取得された基準RGB値を中心値として、R、G、Bの各階調値をともに又は個々に例えば5ずつ増加させ又は減少させて、準基準値のRGB値を決定し(ステップS105)、取得した基準RGB及び決定した準基準値RGB値を基準RGB値記録部122に記録する(ステップS106)なお、この結果、図3(a)に例示したような基準RGB値テーブル200が得られ、基準RGB値記録部122に記録されることにより登録される。

0051

[3.2]肌の色判定処理の動作
次に、図5を用いて本実施形態の携帯型端末装置10において実行される肌の色判定処理について説明する。なお、図5は、携帯型端末装置10において実行される判定時の肌の色判定処理の動作を示すフローチャートである。

0052

まず、管理制御部104が操作部113を介して入力されたユーザの操作を判定すると(ステップS111)、管理制御部104は、変数nを初期化(ステップS112)し、nの値をインクリメントする(ステップS113)。なお、変数nは、照射回数又は撮像回数を示す変数であり、本実施形態ではn=1〜5とする。ただし、nはこれに限られない。

0053

次いで、光照射部101及び撮像部102は、それぞれ、1回目(n=1)の照射及び撮像を行う(ステップS114)。具体的には、光照射部101は、基準RGB値1(図3(a)参照)の光を照射領域20に照射する。撮像部102は、照射領域20を撮像し、撮像画像のデータを撮像RGB値取得部131に出力する。撮像RGB値取得部131は、撮像画像のデータから撮像RGB値を取得し、撮像RGB値記録部123に記録する。

0054

次いで、比較部132は、光照射部101が照射した照射光の光成分である基準RGB値1と、これに対応して撮像された撮像画像から取得した撮像RGB値とを比較し、両者の差分を算出して、差分絶対値和を算出する(ステップS115)。

0055

次いで、管理制御部104は、n=5か否かを判断する(ステップS116)。ステップS116において、n=5であると判断されなかった場合には、ステップS113に戻り、nの値がインクリメントされてn=2となり、ステップS114において基準RGB値2の光が照射領域20に照射され、撮像部102によって照射領域20が撮像されることとなる。以降、n=3、4、5になると、ステップS114において、それぞれ、基準RGB値3〜5の光が照射領域20に順次照射され、撮像部102によって照射領域20が撮像されることとなる。

0056

一方、ステップS116において、n=5と判断された場合には、肌色判定部133は、差分絶対値和に基づいて被験者の肌の色を判定する(ステップS117)。例えば、図3(c)に示したように、撮像RGB値4の差分絶対値和が最小であった場合には、肌色判定部133は、撮像RGB値4の色成分を含む撮像画像が得られた照射光は基準RGB値4(図3(a)参照)の色であるので、この基準RGB値4の色が被験者の肌の色であると判定する。

0057

次いで、管理制御部104は、基準RGB値4を新たな中心値として基準RGB値記録部122に登録する(ステップS118)。これに応じて、管理制御部104は、新たな準基準RGB値を決定する。

0058

次いで、表示制御部103は、肌色判定部133によって判定された被験者の肌の色のデータを表示部112に表示する(ステップS119)。

0059

[4]変形例
[4.1]変形例1
上記実施形態では、携帯型端末装置10が基準RGB値記録部122及び撮像RGB値記録部123を備える構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定のネットワークに接続する通信機能を携帯型端末装置10に持たせ、ネットワーク上に設けたデータベースサーバに対して基準RGB値や撮像RGB値を記録したり、読み出したりする構成としてもよい。

0060

[4.2]変形例2
上記実施形態では、本発明に係る携帯型端末装置10をブレスレット状のものに適用した例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、腕時計メガネ、ブレスレット、指輪衣服など、被験者の衣服又は身体に装着するために用いられるものに本発明に係る携帯型端末装置を適用することもできる。また、例えば、本発明に係る携帯型端末装置を、被験者が容易に持ち運びできる形状としたり、携帯電話に適用したりすることもできる。これらの適用では、照射光を照射する照射領域は被験者の前腕に限定されず、照射領域を適宜決めることができる。

0061

[4.3]変形例3
上記実施形態では、肌の色を数値化するためにRGB値を用いたが、本発明はこれに限定されず、例えば、XYZ表色系マンセル表色系、Lab表色系、Luv表示系CMY表色系などを用いて色情報を数値化する構成としてもよい。

0062

以上、本実施形態の携帯型端末装置10は、被験者の肌に光を照射する光照射部101と、光が照射された照射領域20を撮像する撮像部102と、照射領域20を撮像した撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の肌の色を判定する肌色判定部133と、を備え、光照射部101は、予め定められた基準RGB値を有する複数の光を順次照射し、肌色判定部133は、撮像画像に含まれる撮像RGB値と各基準RGB値とを比較して被験者の肌の色を判定する構成を有する。

0063

この構成により、本実施形態の携帯型端末装置10は、撮像画像に含まれる色成分に基づいて被験者の肌の色を判定するので、従来のように、被験者がカラーパッチを携帯させておく必要はなく、また、肌の色を測定する部位とともにカラーパッチを撮像させる必要もない。

0064

したがって、本実施形態の携帯型端末装置10は、人の肌の色をより簡便に判定することができる。

0065

[4.4]変形例4
上記実施形態において、照射領域20内の一部の領域に白色のプレート装飾品生地など)を配置する構成としてもよい。例えば、光照射部101が基準RGB値3の基準光を照射領域20に照射した際に、撮像部102が照射領域20を撮像し、その撮像画像に含まれるR、G、Bの各階調値が、屋外又は屋内など同一の被験者の肌であっても撮像環境条件により変化してしまう場合がある。

0066

このような場合には、携帯型端末装置10は、白色のプレートに照射された基準光を撮像し、これを参照光として肌の色の判定に資することができるので、より判定精度を向上させることができる。

0067

10携帯型端末装置
12装着部
20照射領域
101光照射部
102撮像部
103表示制御部
104管理制御部
111 光出入射部
112 表示部
113 操作部
120データ記録部
121アプリケーション記録部
122基準RGB値記録部
123 撮像RGB値記録部
124 ROM/RAM
130データ処理部
131 撮像RGB値取得部
132比較部
133肌色判定部

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