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技術 毛髪洗浄用化粧料および毛髪処理方法

出願人 中野製薬株式会社
発明者 関久美子
出願日 2014年11月21日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2014-236806
公開日 2016年5月30日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2016-098201
状態 特許登録済
技術分野 化粧料 洗浄性組成物
主要キーワード 色落ち防止効果 トリエタノールアミン溶液 退色抑制効果 退色度 カラー剤 色持ち ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル アンヒトール
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

ヘアカラー施術後毛髪に対して、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去できると共に、ヘアカラー処理直後における毛髪の退色を防止できる毛髪洗浄用化粧料を提供する。

解決手段

本発明の毛髪洗浄用化粧料は、(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤からなる。

概要

背景

近年、年齢を問わず多くの人がヘアカラー施術を受けている。ヘアカラー施術を行なった後は、毛髪残留するカラー剤を除去するために、2〜3回の洗浄処理を行なうのが一般的である。こうしたことから、ヘアカラー施術後の毛髪(以下、このような毛髪を「ヘアカラー毛髪」と呼ぶことがある。)は物理的な損傷を受けやすい状況にある。

またヘアカラー施術によっても、毛髪は物理的、化学的な損傷を受けている。そのような損傷を受けた毛髪は、ヘアカラー施術後にシャンプー洗浄する際に泡立ち不足、洗浄によるヘアカラー毛髪の退色が起こり易いという問題がある。しかも、毛髪の損傷による毛髪同士の絡まりや毛髪のごわつきが生じ、毛髪洗浄処理における操作性が悪くなるという問題もある。

シャンプーで洗浄する際の泡立ち不足を抑えるために、洗浄力に優れた界面活性剤を使用することも考えられる。しかしながら、洗浄力に優れた界面活性剤を使用することは、ヘアカラー毛髪の退色を促進してしまうことがある。一方、ヘアカラー毛髪の退色を抑制するために、洗浄力を抑えることも考えられる。しかしながら、洗浄力を抑えるような方法では、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去できない。

シャンプー処理する際の毛髪同士の絡まりや毛髪のごわつきを抑えるために、シャンプーにコンディショニング成分を高配合することも考えられる。しかしながら、コンディショニング成分を高配合することは、シャンプー後ヘアトリートメントによる効果を損ねることがある。

上記のような問題を解決するために、例えば特許文献1には、より広いpH領域でも高い界面活性を示し、低温安定性や他の界面活性剤との相溶性に優れる新規ベタイン型界面活性剤を含有する洗浄剤組成物が提案されている。この技術では、新規ベタイン型界面活性剤であるN−(2−ヒドロキシアルキル)−N−アルキルアミノカルボン酸を所定量含有させた洗浄剤組成物とすることによって、酸化染毛剤などで染毛した毛髪の洗浄に用いた場合、優れた使用感と適度な洗浄性を示し、毛髪のコンディションを整え、色持ちを良くできることが開示されている。

上記のような洗浄剤組成物では、ヘアカラー毛髪の色落ち防止効果の点では良好ではある。しかしながら、洗髪時およびすすぎ時の毛髪同士の絡まりや毛髪のきしみについては、考慮されておらず、良好な結果が得られているとは言い難い。尚、操作性を良くするために、油性成分等を添加することも行なわれるが、組成物の保存安定性と泡立ちの点で問題が生じることがある。これらの問題を発生させることなく、より効果的なカラー剤除去と、ヘアカラー毛髪の色落ち防止効果に優れた毛髪洗浄用化粧料の開発が望まれている。

概要

ヘアカラー施術後の毛髪に対して、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去できると共に、ヘアカラー処理直後における毛髪の退色を防止できる毛髪洗浄用化粧料を提供する。本発明の毛髪洗浄用化粧料は、(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤からなる。なし

目的

これらの問題を発生させることなく、より効果的なカラー剤除去と、ヘアカラー毛髪の色落ち防止効果に優れた毛髪洗浄用化粧料の開発が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤で毛髪洗浄処理する工程と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤を用いて毛髪を洗浄処理する工程を該記載の順序に従って行なう毛髪処理方法

請求項2

(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤からなる毛髪洗浄用化粧料

請求項3

前記第1剤は、更に(D)ポリオキシエチレンフィトステロールを含有する請求項2に記載の毛髪洗浄用化粧料。

請求項4

前記(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンの第1剤全体に占める割合が30質量%以下(0質量%を含まない)、前記(B)アルキルグルコシドの第1剤全体に占める割合が20質量%以下(0質量%を含まない)、および前記(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインの第2剤全体に占める割合が20質量%以下(0質量%を含まない)である請求項2または3に記載の毛髪洗浄用化粧料。

技術分野

0001

本発明は、ヘアカラー施術後毛髪に対して、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去すると共に、ヘアカラー処理直後における毛髪の退色を防止できる毛髪洗浄用化粧料、およびこうした毛髪洗浄用化粧料を用いて毛髪を効果的に洗浄処理する毛髪処理方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、年齢を問わず多くの人がヘアカラー施術を受けている。ヘアカラー施術を行なった後は、毛髪に残留するカラー剤を除去するために、2〜3回の洗浄処理を行なうのが一般的である。こうしたことから、ヘアカラー施術後の毛髪(以下、このような毛髪を「ヘアカラー毛髪」と呼ぶことがある。)は物理的な損傷を受けやすい状況にある。

0003

またヘアカラー施術によっても、毛髪は物理的、化学的な損傷を受けている。そのような損傷を受けた毛髪は、ヘアカラー施術後にシャンプー洗浄する際に泡立ち不足、洗浄によるヘアカラー毛髪の退色が起こり易いという問題がある。しかも、毛髪の損傷による毛髪同士の絡まりや毛髪のごわつきが生じ、毛髪洗浄処理における操作性が悪くなるという問題もある。

0004

シャンプーで洗浄する際の泡立ち不足を抑えるために、洗浄力に優れた界面活性剤を使用することも考えられる。しかしながら、洗浄力に優れた界面活性剤を使用することは、ヘアカラー毛髪の退色を促進してしまうことがある。一方、ヘアカラー毛髪の退色を抑制するために、洗浄力を抑えることも考えられる。しかしながら、洗浄力を抑えるような方法では、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去できない。

0005

シャンプー処理する際の毛髪同士の絡まりや毛髪のごわつきを抑えるために、シャンプーにコンディショニング成分を高配合することも考えられる。しかしながら、コンディショニング成分を高配合することは、シャンプー後ヘアトリートメントによる効果を損ねることがある。

0006

上記のような問題を解決するために、例えば特許文献1には、より広いpH領域でも高い界面活性を示し、低温安定性や他の界面活性剤との相溶性に優れる新規ベタイン型界面活性剤を含有する洗浄剤組成物が提案されている。この技術では、新規ベタイン型界面活性剤であるN−(2−ヒドロキシアルキル)−N−アルキルアミノカルボン酸を所定量含有させた洗浄剤組成物とすることによって、酸化染毛剤などで染毛した毛髪の洗浄に用いた場合、優れた使用感と適度な洗浄性を示し、毛髪のコンディションを整え、色持ちを良くできることが開示されている。

0007

上記のような洗浄剤組成物では、ヘアカラー毛髪の色落ち防止効果の点では良好ではある。しかしながら、洗髪時およびすすぎ時の毛髪同士の絡まりや毛髪のきしみについては、考慮されておらず、良好な結果が得られているとは言い難い。尚、操作性を良くするために、油性成分等を添加することも行なわれるが、組成物の保存安定性と泡立ちの点で問題が生じることがある。これらの問題を発生させることなく、より効果的なカラー剤除去と、ヘアカラー毛髪の色落ち防止効果に優れた毛髪洗浄用化粧料の開発が望まれている。

先行技術

0008

特開2006−22085号公報

発明が解決しようとする課題

0009

本発明はこのような状況下でなされたものであって、その目的は、ヘアカラー施術後の毛髪に対して、毛髪に残留するカラー剤を効果的に除去できると共に、ヘアカラー処理直後における毛髪の退色を防止できる毛髪洗浄用化粧料、およびこうした毛髪洗浄用化粧料を用いて毛髪を効果的に洗浄処理する毛髪処理方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成することのできた本発明の毛髪処理方法とは、
(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤で毛髪を洗浄処理する工程と、
少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤を用いて毛髪を洗浄処理する工程を該記載の順序に従って行なう点に要旨を有する。

0011

一方、上記目的を達成することのできた本発明の毛髪洗浄用化粧料とは、
(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤と、
少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤からなる点に要旨を有する。

0012

本発明の毛髪洗浄用化粧料において、前記第1剤は、更に(D)ポリオキシエチレンフィトステロールを含有することもできる。

0013

また、前記(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンの第1剤全体に占める割合が30質量%以下(0質量%を含まない)、前記(B)アルキルグルコシドの第1剤全体に占める割合が20質量%以下(0質量%を含まない)、および前記(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインの第2剤全体に占める割合が20質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。

発明の効果

0014

本発明によれば、(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤で毛髪を洗浄処理する工程と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤を用いて毛髪を洗浄処理する工程を該記載の順序に従って行なうことで、ヘアカラー毛髪に対して、残留するカラー剤を効果的に除去できると共に、ヘアカラー毛髪の退色を防止できる。

0015

本発明者は、上記目的に適う毛髪洗浄用化粧料を実現すべく、様々な角度から検討した。その結果、(A)両性界面活性剤として、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンを含有すると共に、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインよりなる群から選ばれる少なくとも1種を含有し、且つ(B)アルキルグルコシドを含有する第1剤と、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを含有する第2剤からなる毛髪洗浄用化粧料であれば、上記第1剤で毛髪する工程と、第2剤で毛髪を洗浄する工程を該記載の順序に従って行なうことで、上記目的に適う毛髪洗浄用化粧料および毛髪処理方法が実現できることを見出し、本発明を完成した。

0016

毛髪洗浄用化粧料の第1剤に含有される(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシンと、(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン、(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインおよび(A5)アルキルヒドロキシスルホベタインは、両性界面活性剤であり、毛髪を洗浄する際に用いる洗浄剤である。

0017

これらの成分のうち、(A1)ヒドロキシアルキルヒドロキシエチルサルコシン(以下、「(A1)成分」と呼ぶことがある)は、カラー剤の除去および退色抑制に有効な成分である。この(A1)成分は、アミノ酸型の両性界面活性剤であり、アルキル基が主にC12〜C14を示すヒドロキシアルキル(C12−14)ヒドロキシエチルサルコシンがあり、「HYDROXYALKYL HYDROXYETHYLSAROSINE」と表記されることがある。具体的には、例えば川研ファインケミカル社製(以下、商品名):「ソフタリンLMEB」、「ソフタゾリン LMEB−R」等が挙げられる。

0018

(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(以下、「(A2)成分」と呼ぶことがある)は、カラー剤の除去に有効な成分である。この(A2)成分は、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸からなる両性界面活性剤である。この(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインは、天然由来のものでも合成されたものでも良いが、合成されたものでは脂肪酸アルキル鎖長がC10〜C16のものが好ましい。具体的には、例えば「マーポビスタCAP−Y」(商品名:本油脂製薬社製)、「レボン2000」(商品名:三洋化成工業社製)等が挙げられる。

0019

(A3)ラウリン酸アミドプロピルベタイン(以下、「(A3)成分」と呼ぶことがある)は、カラー剤の除去に有効な成分である。この(A3)成分は、アミドプロピルベタイン型の両性界面活性剤であり、ラウラミドプロピルベタインと表示されることがある。具体的には、例えば「レボン2000L」(商品名:三洋化成工業社製)、「アンヒトール20AB」(商品名:花王社製)、「ソフタゾリンLPB」(商品名:川研ファインケミカル社製)等が挙げられる。

0020

(A4)2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(以下、「(A4)成分」と呼ぶことがある)は、カラー剤の除去に有効な成分である。この(A4)成分は、イミダゾリン型の両性界面活性剤であり、「ココアンホ酢酸Na」や「SODIUM COCOAMPHOACETATE」と表記されることがある。具体的には、例えば「レボンCIB」(商品名:三洋化成工業社製)や、川研ファインケミカル社製(以下、商品名):「ソフタゾリンCH」、「ソフタゾリン CH−R」、「ソフタゾリン CL」、「ソフタゾリン CL−R」等が挙げられる。

0021

(A5)アルキルヒドロキシスルホベタイン(以下、「(A5)成分」と呼ぶことがある)は、カラー剤の除去に有効な成分である。この(A5)成分は、ベタイン型の両性界面活性剤であり、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等があり、「ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン」や「LAURAMIDOPROPYL HYDROXYSULTAINE」と表記されることがある。具体的には、例えば「アンヒトール20HD」(商品名:花王社製)や、川研ファインケミカル社製(以下、商品名):「ソフタゾリンLSB」、「ソフタゾリン LSB−R」等が挙げられる。

0022

上記(A1)成分の含有量は、カラー剤の除去効果および退色抑制効果を発揮させるために、第1剤全体に対する割合で0.1質量%以上とすることが好ましい。より好ましくは0.5質量%以上である。(A1)成分の含有量の上限は、前記第1剤全体に対する割合で30質量%以下であることが好ましい。より好ましくは20質量%以下である。(A1)成分の含有量が30質量%を超えると、その効果が飽和する。

0023

本発明の毛髪洗浄用化粧料で用いる上記(A1)成分以外の(A)両性界面活性剤としては、上記(A2)成分〜(A5)成分があり、これらは1種または2種以上を併用して用いることができる。(A2)成分〜(A5)成分の合計含有量は、カラー剤の除去効果を発揮させるために、第1剤全体に対する割合で0.1質量%以上とすることが好ましい。より好ましくは0.5質量%以上である。(A2)成分〜(A5)成分の合計含有量の上限は、第1剤全体に対する割合で60質量%以下であることが好ましい。より好ましくは40質量%以下であり、更に好ましくは20質量%以下である。(A2)成分〜(A5)成分の合計含有量が60質量%を超えると、ヘアカラー毛髪の退色が起こるおそれがある。尚、上記(A2)成分〜(A5)成分の中では、効果の点からして(A2)成分が特に好ましい。

0024

本発明の毛髪洗浄用化粧料の第1剤では、(A)両性界面活性剤として、上記(A1)成分と、上記(A2)成分〜(A5)成分の少なくともいずれかを併用する必要がある。これは上記(A1)成分を単独、または(A2)成分〜(A5)成分の少なくともいずれかを単独で用いた場合よりも、併用したときの方が、カラー剤の除去効果およびヘアカラー毛髪の退色度合が少ないという面で優れた効果が発揮されるからである。

0025

本発明の毛髪洗浄用化粧料の第1剤には、(B)アルキルグルコシド(以下、「(B)成分」と呼ぶことがある)も含有されるが、この成分は泡立ちとカラー剤の除去に有効な成分である。この(B)成分は、アルキル基と糖がグルコシド結合によって結合した非イオン性界面活性剤である。アルキル鎖長は特に限定されないが、泡立ちとカラー剤の除去効果の観点から、C8〜C16であることが好ましい。アルキル(8〜16)グルコシドデシルグルコシドと表記される。具体的には、例えば「PLNTACARE 2000 UP」(商品名:コグニスジャパン社製)が挙げられる。

0026

(B)成分の含有量は、第1剤全体に占める割合で0.5質量%以上であることが好ましい。(B)成分の含有量が0.5質量%よりも少なくなると、泡立ちとカラー剤の除去効果が低下し、毛髪の洗浄を妨げる傾向がある。こうした観点から、アルキルグルコシドの含有量は0.5質量%以上であることが好ましい。より好ましくは1質量%以上である。また(B)成分の含有量の上限は、その効果が飽和し、また粘性が上昇して操作性が悪くなるとの観点から、第1剤全体に占める割合で20質量%以下であることが好ましく、より好ましくは10質量%以下である。

0027

本発明の毛髪洗浄用化粧料の第1剤には、必要によって、更に(D)ポリオキシエチレンフィトステロール(以下、「(D)成分」と呼ぶことがある)を含有させることも有効である。(D)成分は、洗髪時の毛髪の絡まりを抑制する上で有効な成分である。この(D)成分は、コレステロール水素添加物酸化エチレン付加重合して得られる非イオン性界面活性剤である。付加重合される酸化エチレンの付加モル数は特に限定されないが、水への溶解性、毛髪の洗浄性の観点から5〜30モルが好ましく、より好ましくは20〜30モルであり、特には30モルである。ポリオキシエチレンフィトステロールは、具体的には、例えば「NIKKOL BPS−30」(商品名:日光ケミカルズ社製)が挙げられる。

0028

(D)成分の含有量は、洗髪時の毛髪の絡まり難さの効果を発揮させるためには、第1剤全体に占める割合で0.05質量%以上であることが好ましい。より好ましくは0.2質量%以上である。また(D)成分の含有量は、第1剤全体に占める割合で2質量%以下であることが好ましい。より好ましくは0.8質量%以下である。(D)成分の含有量が2質量%を超えると、保存安定性、泡立ちが低下するおそれがある。

0029

一方、本発明の毛髪洗浄用化粧料の第2剤には、少なくとも(C)ポリメタクリロイルエチルジメチルベタイン(以下、「(C)成分」と呼ぶことがある)を含有する。(C)成分は、毛髪洗浄時の泡量を適切にし、泡持ちを維持すると共に、すすぎ時の毛髪にきしみを低下するのに有効である。この(C)成分は、水に溶解した際に両性を示す高分子化合物である。具体的には、例えば互応化学工業社製(以下、商品名):「プラスサイズ L−410W」、「プラスサイズ L−401」、「プラスサイズ L−402W」等が挙げられる。

0030

(C)成分の含有量は、第2剤全体に占める割合で0.1質量%以上であることが好ましく、より好ましくは0.5質量%以上である。(C)成分の含有量が少なくなると、毛髪洗浄時の泡量が少なくなり、泡持ちが低下したり、すすぎ時の毛髪にきしみが起こる傾向にある。

0031

(C)成分の含有量が多くなると、粘性が上昇し、操作性が悪くなる傾向がある。こうした観点から、(C)成分の含有量は、第2剤全体に占める割合で20質量%以下であることが好ましい。より好ましくは15質量%以下である。

0032

本発明の毛髪処理方法では、上記のような第1剤で毛髪を処理する工程と、第2剤で毛髪を処理する工程を、該記載の順序に従って行なって毛髪を処理する。こうした処理を行なうに際して、第1剤で毛髪を処理した後は、必要によって水洗処理する以外には、何らの処理をせずに続けて(即ち、連続して)第2剤を用いて毛髪を処理することが好ましい。

0033

このような処理手順としては、例えばカラー施術後の毛髪を、温水または常温の水(以下、「温水等」と呼ぶ)で十分に水洗した後、上記第1剤を適量手に取り毛髪全体にゆきわたらせ、泡立てた後、温水等で十分にすすぎ流し、上記第2剤を適量手に取り毛髪全体にゆきわたらせ、泡立てた後、温水等で十分にすすぎ流すことが挙げられる。またカラー施術後の毛髪を温水等で十分に水洗した後、第1剤を適量手に取り毛髪全体にゆきわたらせ、泡立てた後、続けて第2剤を適量手に取り毛髪全体にゆきわたらせ、泡立てた後、温水等で十分にすすぎ流すようにしてもよい。但し、第1剤で毛髪を処理する前、第1剤で毛髪を処理した後第2剤で処理する前、或いは第2剤で処理した後における任意の時期に、本発明の作用に影響を与えない範囲で、温水等での水洗と共にまたは水洗の代わりに、中間処理剤で処理することも可能である。

0034

本発明の毛髪洗浄用化粧料は、上記のような(A)成分と(B)成分、必要により(D)成分を含有した第1剤と、少なくとも(C)成分を含有する第2剤を連続して使用するものであるが、これら第1剤および第2剤は共に、水等の適宜な溶剤を加えた液に溶解させることによって調製される。その際、上記成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲内で他の成分を適宜添加することができる。

0035

そのような添加成分としては、例えばアルキルスルホコハク酸塩アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤カチオン化セルロース等のコンディショニング剤塩化アルキルトリメチルアンモニウム塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルジメチルアミンオキサイド等の両性界面活性剤、ポリグリセリン脂肪酸エステルポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤エチレングリコールプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールグリセリンソルビトール等の多価アルコールヒアルロン酸ナトリウムピロリドンカルボン酸ナトリウム乳酸ナトリウムなどの湿潤剤キサンタンガムヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルセルロース等の増粘剤グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤;各種アミノ酸およびアミノ酸誘導体の他、植物エキス防腐剤乳酸等のpH調整剤キレート剤紫外線吸収剤酸化防止剤、油性成分、色素香料等が挙げられる。

0036

また本発明の毛髪洗浄用化粧料は、pHを4〜7程度に調整して使用することが好ましい。より好ましくは、pH5.0〜6.8程度である。より好ましいpHの値は第1剤または第2剤によっても若干異なり、第1剤のpHは5.5〜6.8程度、第2剤のpHは5.0〜6.5程度に調整することがより好ましい。毛髪洗浄用化粧料の第1剤および第2剤のpHが4より低くなると、泡立ちの不足により毛髪に絡まりやごわつきを生じやすくなり、退色が起こるおそれがある。また毛髪洗浄用化粧料のpHが7よりも高くなると、退色が進むおそれがある。

0037

次に、実施例によって本発明の作用・効果を具体的に示すが、下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前記、後記の趣旨に逸脱しない範囲で設計変更することは、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。

0038

[実施例1]
1.毛束の作製
ブリーチ処理
化学的処理(例えば、パーマ処理、ヘアカラー処理、ブリーチ処理等)を全く受けていない毛髪を用いて、トーナーブリーチパウダーEX(粉末ブリーチ剤:中野製薬株式会社製)とキャラデコオキサイドEX06(過酸化水素酸化剤:中野製薬株式会社製)を1:3(質量比)となるように混合したブリーチ剤を、毛髪に質量比1:1の割合で塗布し、30℃、30分間の条件で処理した後、45質量%のラウリル硫酸トリエタノールアミン溶液によって洗浄し、その後、乾燥した。この工程を3回実施した。

0039

上記処理を行った毛髪を目視で、明度の合った毛髪を合わせ、長さ20cm、重さ15gの毛束を作製し、以下の評価に用いた。

0040

カラー処理および評価)
上記ブリーチ処理を行った毛束を用いて、NキャラデコN/m9(酸化染毛剤第1剤:中野製薬株式会社製)とキャラデコオキサイドEX06(過酸化水素系酸化剤:中野製薬株式会社製)を1:1(質量比)となるように混合したカラー剤を、毛髪に質量比1:1の割合で塗布し、30℃、30分間の条件で処理した。

0041

2.評価方法
上記で得られたカラー処理後の毛束を用い、下記表1〜4に示す成分の毛髪洗浄用化粧料第1剤(処方例I−1〜I−29:pH6.0〜6.5に調整)および第2剤(後述する表6の処方例II−4:pH5.5〜6.0に調整)で洗浄したときの「カラー剤の除去効果」および「毛髪洗浄用化粧料処理前後のヘアカラー毛髪の退色度合」について、下記の方法によって評価した。尚、第1剤で処理した後、第2剤で処理するまでは、水洗処理を行なった。

0042

(毛髪洗浄用化粧料処理時のカラー剤の除去の評価方法)
十分にお湯で予洗したカラー処理後の毛束(2本)を毛髪洗浄用化粧料で洗浄した際の「カラー剤の除去効果」について、専門パネラー10名により以下の評価基準官能評価し、評価点合計値を求め、以下の基準で判定した。

0043

3点:カラー剤の除去効果が高い
2点:カラー剤の除去効果がやや高い
1点:カラー剤の除去効果が低い

0044

[カラー剤の除去効果の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満

0045

(毛髪洗浄用化粧料処理前後のヘアカラー毛髪の退色度合評価方法)
カラー処理後十分にお湯で予洗したのみの毛髪の色味を目視にて観察し、この毛束(1本)の色味を基準色とする。残りの毛束(1本)について、続いて各々の毛髪洗浄用化粧料での第1剤処理後、水洗し、第2剤で処理した後の毛束の色味を目視にて観察し、基準色との比較を専門パネラー10名により以下の評価基準で官能評価し、評価点の合計値を求め、以下の基準で判定した。

0046

3点:ヘアカラー毛髪の退色度合が少ない
2点:ヘアカラー毛髪の退色度合がやや少ない
1点:ヘアカラー毛髪の退色度合が大きい

0047

[退色度合の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満

0048

これらの結果を、毛髪洗浄用化粧料の処方例(処方例I−1〜I−29)の成分組成と共に、下記表1〜4に示す(処方例II−4については、後記表6参照)。

0049

0050

0051

0052

0053

表1の結果から次のように考察できる。(A1)成分を含有しない場合(処方例I−1、I−3〜I−6)は、ヘアカラー毛髪の退色度合が大きいことが分かる。

0054

これに対し、(A1)成分を含有し、且つ(A2)成分〜(A5)成分のうち少なくともいずれか1種を含有することで、カラー剤の除去効果が高く、ヘアカラー毛髪の退色度合が少ないことが分かる(処方例I−8、I−11〜I−14)。

0055

また(A2)成分〜(A5)成分の中では(A2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが特にカラー剤の除去効果が高く、且つヘアカラー毛髪の退色度合が少ないことが分かる(処方例I−8)。更に、(A1)成分や(A2)成分を単独で含有させる場合に比べ、(A1)成分と(A2)成分〜(A5)成分とを併用させることによって、カラー剤の除去効果に優れると共に、ヘアカラー毛髪の退色度合が少ないことが分かる(処方例I−8〜I−10)。

0056

表2の結果から次のように考察できる。(A1)成分を0.1質量%含有する場合(処方例I−15)、ヘアカラー毛髪の退色度合が少ないことが分かる。(A1)成分を5質量%以上含有すると(処方例I−17〜I−19)、カラー剤の除去効果が高く、且つヘアカラー毛髪の退色度合も少ないことがわかる。

0057

表3の結果から次のように考察できる。(A2)成分を含有することで、カラー剤の除去効果が高く、ヘアカラー毛髪の退色度合も少ないことが分かる。特に(A2)成分を10〜20質量%の範囲で含有すると(処方例I−21、I−22)、カラー剤の除去効果が高く、且つヘアカラー毛髪の退色度合も少ないことが分かる。

0058

表4の結果から次のように考察できる。(B)成分を含有しない場合(処方例I−25)には、ヘアカラー毛髪の退色度合は少ないが、カラー剤の除去効果が低いことが分かる。(B)成分を含有することで(処方例I−26〜I−29)、カラー剤の除去効果が高くなることが分かる。

0059

[実施例2]
実施例1で得られたカラー処理後の毛束を用い、下記表5、6に示す成分の毛髪洗浄用化粧料第1剤(処方例I−30〜I−34:pH6.0〜6.5に調整)および第2剤(処方例II−1〜II−7:pH5.5〜6.0に調整)で洗浄したときの「カラー剤の除去効果」および「毛髪洗浄用化粧料処理前後のヘアカラー毛髪の退色度合」について実施例1と同じ方法によって評価すると共に、「毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪の絡まり難さ」を下記の方法で評価し、必要によって「毛髪洗浄用化粧料の保存安定性」または「毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪のきしみ難さ」を下記の方法によって評価した。尚、第1剤で処理した後、第2剤で処理するまでは、水洗処理を行なった。

0060

(毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪の絡まり難さの評価方法)
十分にお湯で予洗したカラー処理後の毛束を毛髪洗浄用化粧料で洗浄し、泡立て時からすすぎ終わるまでの処理を行う際の「毛髪の絡まり難さ」について専門パネラー10名により以下の基準で判定した。

0061

3点:毛髪が絡まない
2点:毛髪があまり絡まない
1点:毛髪が絡まる

0062

[毛髪の絡まり難さの評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満

0063

(毛髪洗浄用化粧料の保存安定性評価方法)
各処方例について0℃、1日放置後の外観を目視にて観察し、以下の基準で判定した。
○:透明均一液状
△:ややかすむ
×:かすむ

0064

(毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪のきしみ難さの評価方法)
十分にお湯で予洗したカラー処理後の毛束を毛髪洗浄用化粧料で洗浄し、泡立て時からすすぎ終わるまでの処理を行う際の「毛髪のきしみ難さ(すべり感(指通り感))」について専門パネラー10名により以下の基準で判定した。

0065

3点:毛髪がきしまない
2点:毛髪があまりきしまない
1点:毛髪がきしむ

0066

[毛髪のきしみ難さの評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満

0067

これらの結果を、毛髪洗浄用化粧料の処方例(処方例I−30〜I−34、II−1〜II−7)と共に、下記表5、6に示す。

0068

0069

0070

表5の結果から次のように考察できる。第1剤に(D)成分を含有しない場合(処方例I−30)、カラー剤の除去効果は高いが、洗髪時の毛髪の絡まりが起こりやすいことが分かる。

0071

(D)成分を、2.5質量%含有させると(処方例I−34)、洗髪時の毛髪の絡まりは起こりにくいが、保存安定性が悪くなることが分かる。また(D)成分を0.2〜1.5質量%の範囲で含有すると(処方例I−31〜I−33)、洗髪時の毛髪の絡まりが起こりにくく、保存安定性も優れている(「△」の場合も許容範囲と判断した)ことが分かる。

0072

表6の結果から次のように考察できる。第2剤として(C)成分を含有しない場合(処方例II−1)、カラー剤の除去効果が高く、ヘアカラー毛髪の退色度合も少ないが、洗髪時の毛髪のきしみが起こりやすいことが分かる。

0073

また(C)成分を、0.1質量%以上含有させると(処方例II−2〜II−7)、いずれの評価項目も優れていることが分かる。

0074

[実施例3]
実施例1で得られたカラー処理後の毛束を用い、下記表7に示す第1剤と第2剤の組み合わせによって(表5に示した処方例I−31、表6に示した処方例II−4)毛髪を洗浄したときの「カラー剤の除去効果」、「毛髪洗浄用化粧料処理前後のヘアカラー毛髪の退色度合」、「毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪の絡まり難さ」および「毛髪洗浄用化粧料処理時の毛髪のきしみ難さ」を、実施例1、2に示した方法によって評価した。この実施例では、1回目のシャンプー処理を行なった後、2回目のシャンプー処理を行なうまでに、水洗を行なったり、あるいは水洗を行なわずに処理を行なった。

0075

これらの結果を、毛髪処理方法(処理方法1〜5)として、下記表7に示す。

0076

0077

表7の結果から次のように考察できる。第1剤と第1剤を続けて使用した場合(処理方法1)には、ヘアカラー毛髪の退色度合が大きくなり、また洗髪時の毛髪のきしみが起こりやすいことが分かる。また第2剤と第2剤を続けて使用した場合(処理方法4)には、カラー剤の除去効果が低く、また洗髪時の毛髪の絡みが起こりやすいことが分かる。

0078

第2剤で毛髪を洗浄処理した後に第1剤を使用した場合(処理方法3)には、カラー剤の除去効果が低く、ヘアカラー毛髪の退色度合が大きくなり、また洗髪時の毛髪の絡みが起こりやすいことが分かる。

実施例

0079

これらに対し、第1剤で毛髪を洗浄処理した後に、第2剤を使用した場合(処理方法2および処理方法5)には、カラー剤の除去効果が高く、ヘアカラー毛髪の退色度合が少なく、且つ洗髪時の毛髪の絡まりやきしみが起こりにくいことが分かる。

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