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技術 車両用シートの位置決め構造

出願人 ダイハツ工業株式会社
発明者 戎本和雄花房裕吾芝田裕樹猪木竜白
出願日 2014年11月26日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2014-238683
公開日 2016年5月30日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2016-097911
状態 特許登録済
技術分野 車両用座席 車両用車体構造
主要キーワード 設置作業効率 拡開角度 摺動構造 補強メンバー 種ピン スペアタイヤハウス フロア部材 位置決め完了
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月30日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

簡単な構成で、シート設置作業におけるシートの位置決めを容易に行えるようにする。

解決手段

ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を同一の傾斜方向で同じ拡開角度の逆V字に形成し、ガイド部材8の上面8aを位置決め部材5の下面5b3が摺動する構成とする。これにより、ガイド部材8の上面8aの逆V字に位置決め部材5の下面5b3の逆V字が係合した状態になり、簡単な構成でシート1を容易に位置決めすることができ、シート1の設置作業における作業者の負担を軽減することができ、シート1の設置作業効率の向上を図ることが可能になる。

概要

背景

車両用リアシートフロアに設置して取り付ける場合、スペアタイヤハウスの下面に沿って車両前後方向に延在し、前端クロスメンバーに剛結合され、かつ、後端バックパネル接合された補強メンバーと、乗員室後部に配設されたリアシートの下部を車体側に取付けるために、スペアタイヤハウスの前方でリアフロアパネルの上面に接合されるフランジ部および取付け部を一体的に有するシートブラケット6とを備え、補強メンバーとして、スペアタイヤハウスの前方に車幅方向の拡張部を有し、シートブラケットのフランジ部として、リアフロアパネルを介して拡張部と三枚重ねで接合された第1接合点を含むように構成し、後方からの衝撃荷重に対する強度を向上することが提案されている(特許文献1)。

概要

簡単な構成で、シート設置作業におけるシートの位置決めを容易に行えるようにする。ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を同一の傾斜方向で同じ拡開角度の逆V字に形成し、ガイド部材8の上面8aを位置決め部材5の下面5b3が摺動する構成とする。これにより、ガイド部材8の上面8aの逆V字に位置決め部材5の下面5b3の逆V字が係合した状態になり、簡単な構成でシート1を容易に位置決めすることができ、シート1の設置作業における作業者の負担を軽減することができ、シート1の設置作業効率の向上をることが可能になる。

目的

しかし、上記した位置決めピンは、通常シートの下面側に設けられるため、シートを設置する際には位置決めピンを目視しにくく、重いシートを抱えつつ位置決めピンが嵌挿する位置決め孔の位置を探りながら設置作業をすることは、作業者にとって負担が大きく作業効率も悪いことから、もっと簡易に位置決めしてシートを設置できる手法が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両用シートフロアに設置する際に、前記シート位置決めする車両用シートの位置決め構造において、前記フロアに取り付けられ、上面が逆V字型、または、V字型の傾斜面をなすガイド部材と、前記シートの前端中央部に取り付けられ、下面が前記ガイド部材の傾斜面を摺動する逆V字型、または、V字型の傾斜面をなす位置決め部材とを備え、前記ガイド部材の上面および前記位置決め部材の下面が傾斜方向同一の逆V字またはV字に形成され、前記ガイド部材の上面を前記位置決め部材の下面が摺動することを特徴とする車両用シートの位置決め構造。

技術分野

0001

本発明は、車両用シートフロアに設置する際に、シート位置決めする車両用シートの位置決め構造に関する。

背景技術

0002

車両用リアシートをフロアに設置して取り付ける場合、スペアタイヤハウスの下面に沿って車両前後方向に延在し、前端クロスメンバーに剛結合され、かつ、後端バックパネル接合された補強メンバーと、乗員室後部に配設されたリアシートの下部を車体側に取付けるために、スペアタイヤハウスの前方でリアフロアパネルの上面に接合されるフランジ部および取付け部を一体的に有するシートブラケット6とを備え、補強メンバーとして、スペアタイヤハウスの前方に車幅方向の拡張部を有し、シートブラケットのフランジ部として、リアフロアパネルを介して拡張部と三枚重ねで接合された第1接合点を含むように構成し、後方からの衝撃荷重に対する強度を向上することが提案されている(特許文献1)。

先行技術

0003

特開2012−245878号公報(要約、段落0010および図1参照)

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上記したリアシートの取付構造により、リアシートがフロアに取り付けられるが、リアシートに限らず車両用シートは、車室部分に組み上がった状態で設置されるため、その際にシートを所定の位置に位置決めして固定する必要がある。このようなシートの位置決めは、従来、例えばシートフレームなどのシート部材位置決めピンを設け、この種ピンが嵌挿する位置決め孔を車体の構造部材側に形成し、シート側の位置決めピンが車体側の位置決め孔に嵌るように、シートの位置合わせをしつつシートを設置し、ボルト等によりシートを車室フロア等に固定することが行われる。

0005

しかし、上記した位置決めピンは、通常シートの下面側に設けられるため、シートを設置する際には位置決めピンを目視しにくく、重いシートを抱えつつ位置決めピンが嵌挿する位置決め孔の位置を探りながら設置作業をすることは、作業者にとって負担が大きく作業効率も悪いことから、もっと簡易に位置決めしてシートを設置できる手法が望まれている。

0006

本発明は、簡単な構成で、シートの設置作業におけるシートの位置決めを容易に行えるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記した目的を達成するために、本発明の車両用シートの位置決め構造は、車両用シートをフロアに設置する際に、前記シートの位置決めする車両用シートの位置決め構造において、前記フロアに取り付けられ、上面が逆V字型、または、V字型の傾斜面をなすガイド部材と、前記シートの前端中央部に取り付けられ、下面が前記ガイド部材の傾斜面を摺動する逆V字型、または、V字型の傾斜面をなす位置決め部材とを備え、前記ガイド部材の上面および前記位置決め部材の下面が傾斜方向同一の逆V字またはV字に形成され、前記ガイド部材の上面を前記位置決め部材の下面が摺動することを特徴としている(請求項1)。

発明の効果

0008

請求項1に係る発明によれば、ガイド部材の上面および位置決め部材の下面が、傾斜方向が同一の逆V字またはV字に形成され、ガイド部材の上面を位置決め部材の下面が摺動し得る構造であるため、シートの前端中央部に取り付けられた位置決め部材の下面の傾斜面を、フロアに取り付けられたガイド部材の上面の傾斜面に沿って摺動させることによってシート側の位置決め部材がフロア側のガイド部材に係合した状態になり、このように摺動構造の採用により、簡単な構成でシートを容易に位置決めすることができ、シートの設置作業における作業者の負担を軽減できて作業効率の向上を図ることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明に係る車両用シートの位置決め構造の一実施形態の斜視図である。
図1の一部の斜視図である。
図2の一部の正面図である。
図3のx−x線における断面図である。
図3の側面図である。

実施例

0010

本発明に係る車両用シートの位置決め構造の一実施形態について、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、上下、左右とはシートに着座した状態で見た前後、上下、左右を意味する。

0011

図1に示すように、シート1はシートクッション1aおよびシートバック1bからなり、シートクッション1aには、フレーム材として、左、右端部に断面コ字状の前後方向のサイドフレーム2,2が設けられ、前ブラケット3a,3aの上端が、シートクッション1aの下面から下方に突出した状態で両サイドフレーム2,2の前端にそれぞれ取り付けられるとともに、後ブラケット3bの上端が、シートクッション1aの下面から下方に突出した状態で右方のサイドフレーム2の後端に取り付けられ、左右方向の連結フレーム3cが、両前ブラケット3aの前下端を連結するように両前ブラケット3a,3aの下端部間に架け渡されている。このとき、連結フレーム3cはシートクッション1aの下面から露出している。

0012

そして、シートクッション1aの下面から露出した連結フレーム3cの前側中央部に位置決め部材5が取り付けられており、この位置決め部材5は、図2に示すように、前方に延出した延出部5aと、該延出部5aの前端から斜め下方屈曲した屈曲部5bとによりほぼL字状に構成されている。

0013

このとき、延出部5aの後端の複数箇所が連結フレーム3cに溶接されて位置決め部材5が連結フレーム3cに固着され、シート1の位置決め完了後に、屈曲部5bの2箇所に透設された透孔5b1に前方からボルト5b2が挿通されてフロアFに螺着されることにより、位置決め部材5がフロア部材Fに載置された状態で固定されるようになっている。

0014

また、図3ないし図5に示すように、屈曲部5bの下端部は前方にさらに屈曲され、この屈曲部分の下面5b3は逆V字型を成す傾斜面に形成されて後述するガイド部材の上面の逆V字型を成す傾斜面に沿って摺動可能となっている。さらに、屈曲部5bの下面の後端には、図4に示すように斜めに傾斜した誘導面5b4が形成され、シート1の位置決めの際、位置決め部材5の屈曲部5bの下面5b3をガイド部材の上面に摺動させる際に、屈曲部5b3の下面がガイド部材の上面を摺動できるように、誘導面5b4がまずガイド部材を摺接して屈曲部5の下面5b3をガイド部材の上面に円滑に誘導する構成となっている。

0015

ところで、フロアFの所定位置にはガイド部材8が固定して取り付けられ、このガイド部材8は、その上面8aが位置決め部材5の逆V字型の下面5b3が摺動可能な逆V字型の傾斜面に形成され、ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3の逆V字が同地の傾斜方向で同じ拡開角度に形成されており、ガイド部材8の上面8aに位置決め部材5の下面5b3が係合することによって、シート1が設定された位置に位置決めされる。

0016

このようなガイド部材8および位置決め部材5を設けたことにより、シート1を車両の車室内に設置する場合に、シート1側の位置決め部材5の誘導面5b4がガイド部材8を摺接して屈曲部5の下面5b3がガイド部材の上面に対峙するように誘導され、位置決め部材5の屈曲部5bの下面5b3をガイド部材8の上面8aに摺動させてガイド部材8の上面8aの逆V字に位置決め部材5の下面5b3の逆V字が係合することにより、シート1が設定された位置に位置決めされることになる。このとき、ガイド部材8および位置決め部材5を目視しながらシート1の設置作業を行うことができる。また、ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を逆V字型の頂点部分が位置決めの目標となるので、位置合わせ作業が非常に簡単になる。

0017

したがって、上記した実施形態によれば、ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を傾斜方向が同一すなわち屈曲方向が同一の逆V字(拡開角度も同一)に形成し、ガイド部材8の上面8aを位置決め部材5の下面5b3が摺動する構成としたため、ガイド部材8の上面8aの逆V字に位置決め部材5の下面5b3の逆V字が係合した状態になり、簡単な構成でシート1を容易に位置決めすることができ、シート1の設置作業における作業者の負担を軽減することができ、シート1の設置作業効率の向上を図ることが可能になる。

0018

このとき、ガイド部材8および位置決め部材5を目視しながらシート1の設置作業を行うことができ、しかもガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を逆V字型の傾斜面に形成されているので、逆V字の頂点部分が位置決めの目標となって位置合わせ作業を非常に簡単に行うことができる。

0019

なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。

0020

例えば、上記した実施形態では、ガイド部材8の上面8aおよび位置決め部材5の下面5b3を逆V字型の傾斜面に形成した場合について説明したが、V字型に形成してもよい。

0021

また、本発明のシートの位置決め構造は、車両の運転席助手席をはじめ後部座席にも適用することが可能である。

0022

1 …シート
5 …位置決め部材
5b3 …下面(傾斜面)
8 …ガイド部材
8a …上面(傾斜面)
F …フロア

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