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技術 画像取得装置、及びプログラム

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 林哲也
出願日 2014年11月13日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2014-230460
公開日 2016年5月26日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2016-096409
状態 特許登録済
技術分野 スタジオ装置 カメラの露出制御 写真撮影方法及び装置
主要キーワード 全撮像範囲 指示設定 通信用ケーブル 部分範囲 記録終了指示 フレーム取得 色ゲイン 動画記録処理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月26日)のものです。
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図面 (5)

課題

相異なる撮像範囲に対して相応しい撮影条件で画像を取得できるようにする。

解決手段

CPU11は、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される全撮像範囲に合せて露出値を設定し、当該露出値で撮像した全範囲画像を取得する。CPU11は、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される全範囲画像のうち、主要被写体像(又は予め設定された領域)に合せてフレームにおける露出値を設定し、当該露出値で撮影した全範囲画像から、主要被写体像を含む画像領域(又は予め設定された領域)をトリミングした(切り出した)画像を取得する。

概要

背景

従来より、連続的に撮像された撮像範囲の画像(以下、全範囲画像という)をフレームとして動画を生成する技術において、そのフレームの一部の領域の画像(以下、部分範囲画像という)をトリミングし、これをフレームとした別の動画を生成する技術が存在する(例えば特許文献1参照)。

概要

相異なる撮像範囲に対して相応しい撮影条件で画像を取得できるようにする。CPU11は、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される全撮像範囲に合せて露出値を設定し、当該露出値で撮像した全範囲画像を取得する。CPU11は、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される全範囲画像のうち、主要被写体像(又は予め設定された領域)に合せてフレームにおける露出値を設定し、当該露出値で撮影した全範囲画像から、主要被写体像を含む画像領域(又は予め設定された領域)をトリミングした(切り出した)画像を取得する。

目的

本発明は、相異なる撮像範囲に対して相応しい撮影条件で画像を取得できるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

撮像手段と、この撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段と、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで前記第2の撮像範囲の画像を取得する第2の取得手段と、を備えることを特徴とする画像取得装置

請求項2

前記第1の取得手段による取得タイミング又は前記第2の取得手段による取得タイミングと前後して撮像された画像に基づいて第1の撮影条件又は第2の撮影条件を設定する設定手段を更に備え、前記設定手段によって第1の撮影条件が設定された場合は、前記第1の取得手段に対し前記第1の撮影条件となるよう、前記設定手段によって第2の撮影条件が設定された場合は、前記第2の取得手段に対し前記第2の撮影条件となるよう、前記撮影条件を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像取得装置。

請求項3

前記第1の撮影条件を設定するために取得される画像と前記第2の撮影条件を設定するために取得される画像とを取得する第3の取得手段を更に備え、前記第1の撮影条件を設定するために取得される画像の取得タイミングは、前記第2の撮影条件を設定するために取得される画像の取得タイミングとは異なる、ことを特徴とする請求項2に記載の画像取得装置。

請求項4

前記第2の取得手段によって取得された前記第2の撮像範囲の画像から被写体像を検出する検出手段を更に備え、前記設定手段は、前記第2の撮影条件を設定する場合、前記検出手段によって検出された被写体像に基づいて、前記第2の撮影条件を設定する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像取得装置。

請求項5

前記撮像手段は、連続的に撮像し、前記第2の取得手段は、前記第2の撮像範囲の画像を連続的に取得し、前記検出手段は、前記第2の取得手段によって、連続的に取得される前記第2の撮像範囲の画像から継続的に前記被写体像を検出することにより当該被写体像を追跡する追跡手段を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の画像取得装置。

請求項6

前記撮影条件は、前記撮像手段に設定される露出値を含む、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像取得装置。

請求項7

前記撮像手段は、合焦手段を含み、前記撮影条件は、前記合焦手段に設定される合焦値を含む、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像取得装置。

請求項8

前記撮影条件は、前記撮像手段から出力される画像の色ゲインを調整する調整値を含む、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像取得装置。

請求項9

前記撮像手段は、連続的に画像を撮像し、前記第1の取得手段、前記第2の取得手段の少なくとも一方は、前記画像を連続的に取得し、前記連続的に取得されたこれらの画像をフレームとした動画を生成する生成手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像取得装置。

請求項10

前記第1の撮像範囲とは前記撮像手段における記録可能な全撮像範囲であり、前記第2の撮像範囲とは、前記第1の撮像範囲よりも狭いことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像取得装置。

請求項11

撮像手段を備える画像取得装置のコンピュータを、前記撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで画像を取得する第2の取得手段、として機能させることを特徴とするプログラム

技術分野

0001

本発明は、画像取得装置、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

従来より、連続的に撮像された撮像範囲の画像(以下、全範囲画像という)をフレームとして動画を生成する技術において、そのフレームの一部の領域の画像(以下、部分範囲画像という)をトリミングし、これをフレームとした別の動画を生成する技術が存在する(例えば特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2006−270550号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来技術では、全範囲画像に合わせて撮影条件を設定しているので、トリミングされた後の部分範囲画像をフレームとする動画については、その部分範囲画像に含まれる被写体に対応した撮影条件に必ずしもなっていないという問題があった。

0005

そこで本発明は、相異なる撮像範囲に対して相応しい撮影条件で画像を取得できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

この発明に係る画像取得装置は、撮像手段と、この撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段と、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで前記第2の撮像範囲の画像を取得する第2の取得手段と、を備えることを特徴とする。

0007

この発明に係るプログラムは、撮像手段を備える画像取得装置のコンピュータを、前記撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで画像を取得する第2の取得手段、として機能させることを特徴とする。

発明の効果

0008

この発明によれば、相異なる撮像範囲に対して相応しい撮影条件で画像を取得できるようにすることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態によるデジタルカメラ10の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態によるデジタルカメラ10の撮像部16の詳細構成を示すブロック図である。
本実施形態のデジタルカメラ10の動作を説明するためのフローチャートである。
本実施形態のデジタルカメラ10による連続撮影時の動作を示す模式図である。

実施例

0010

以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。

0011

A.実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態によるデジタルカメラ10の構成を示すブロック図である。図において、デジタルカメラ10は、CPU(Central Processing Unit)11、入力部12、RAM(Random Access Memory)13、伝送制御部14、表示部15、撮像部16、記録部17、記録媒体駆動部18等を備えて構成されており、各部はバス19により接続されている。

0012

CPU11は、記録部17に記憶されているシステムプログラム読み出し、RAM13内に形成されたワークエリア131に展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記録部17に記憶されているメインプログラム動画モード処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリア131に展開し、その展開されたプログラムに従って、後述する動画記録処理図3参照)を実行する。

0013

本実施形態による動画記録処理では、所定のフレームレート(例えば60fps)で連続撮影する際に、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される画像全体に合せてフレームにおける露出値を設定し、当該露出値で撮像した全範囲画像を取得してフレームを生成する。

0014

また、本実施形態による動画記録処理では、上記全範囲画像の撮像と共に、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングで、撮像部16によって取得される全範囲画像データのうち、主要被写体像(又は予め設定された領域)に合せてフレームにおける露出値を設定し、当該露出値で撮影した全範囲画像から、主要被写体像を含む画像領域(又は予め設定された領域)をトリミングされた(切り出された)部分範囲画像の画像データを取得してフレームを生成する。

0015

更に、本実施形態による動画記録処理では、上記全範囲画像から生成したフレームから動画(全範囲画像動画)を生成するとともに、上記主要被写体像を含む領域がトリミングされた部分範囲画像から生成したフレームから動画(部分範囲画像動画)を生成する。

0016

例えば60fpsで連続撮影する場合には、上記全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングは、1/30秒毎となり(30fps)、上記部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングは、上記全範囲画像動画用のフレーム取得イミングと交互に1/30秒毎となる(30fps)。また、以下では、部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングは、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングの相前後するようにしているが、部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングは、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングと異なっていれば、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングと相前後する必要はない。

0017

入力部12は、電源キーシャッターキー、表示部15の表示画面上におけるカーソル位置の移動、各種モードや画像ファイルの選択等のために表示画面上の上下左右の各方向を指示するための十字キー、この十字キーの中央部に配置され、その時点で選択されている内容を指示設定する決定キー等を備え、ユーザによる各キー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。

0018

RAM13は、CPU11によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリア131を形成する。

0019

伝送制御部14は、通信用ケーブル等により外部の電子機器、例えば、パーソナルコンピュータ等と接続され、外部機器とのデータの送受信を制御する。なお、外部機器との接続は、赤外線無線等の無線接続であってもよい。

0020

表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタにより構成され、CPU11から入力される表示信号の指示に従って、撮影しようとする画像、撮影された撮影画像、作成された動画像等を表示画面上に表示出力する。撮像部16は、レンズ等の光学系やCCD(Charge Coupled Device)等から構成され、被写体を撮像して撮像画像としてCPU11に供給する。

0021

記録部17は、フラッシュメモリなどの不揮発メモリ等により構成され、デジタルカメラ10に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能なメイン処理プログラム、動画モード処理プログラムを始めとする各種処理プログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記録する。

0022

この記録部17は、フレーム記録領域(第1)171と、フレーム記録領域(第2)172と、動画ファイル記録領域173とを有する。フレーム記録領域(第1)171は、後述する動画記録処理において、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングで撮像部16によって取得された画像データを保存する。フレーム記録領域(第2)172は、後述する動画記録処理において、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングで撮像部16によって所得された画像データを保存する。また、動画ファイル記録領域173は、後述する動画記録処理において、フレーム記録領域(第1)171とフレーム記録領域(第2)172とに保存された画像データから生成した動画ファイルを保存する。

0023

記録媒体駆動部18は、装着された記録媒体18aに対してデータを記録したり、既に記録されているデータを読み出して再生したりするための駆動回路である。装着される記録媒体18aとしては、スマートメディア登録商標)、メモリースティック(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SDカードPCカードICカード、MO(magneto-optic)等の各種カードを用いることができ、これらの各種カードの何れか又は複数のカードに応じた記録媒体駆動部18が設けられている。

0024

図2は、本発明の実施形態によるデジタルカメラ10の撮像部16の詳細構成を示すブロック図である。レンズ(撮像レンズ)21を通過した被写体像は、絞り機構22を介してCCD23上に結像される。レンズ21及び絞り機構22は、光学系駆動部24によって、焦点合わせのために合焦値に従ってレンズ位置が移動され、また、適切な露出となるように絞り量が制御される。

0025

センサ部25は、レンズ21の移動や絞り機構22の絞りを検出し、それぞれの検出値を、バス19を介してCPU11に供給する。センサ部25は、測距センサ光量センサを含む。上記光学系駆動部24は、CPU11で検出値に基づいて演算されたレンズ21の移動量や絞り機構22の絞り量を示す信号に従って、レンズ21及び絞り機構22を駆動制御する。

0026

CCD23は、被写体が結像されると、入射光量に応じた電荷蓄積する。この電荷は、駆動回路26から与えられる駆動パルス信号によって順次読み出され、アナログ処理回路27に供給される。アナログ処理回路27は、色分離ゲイン調整ホワイトバランスなどの各種処理を行う。A/D変換回路28は、各種処理された信号をデジタルデータに変換する。バッファレジスタ29は、A/D変換回路28を介して供給されるデジタル画像データ(以下、画像データと称する)を記憶する。

0027

信号処理回路30は、バッファレジスタ29に記憶された画像データを、CPU11からの制御信号に基づいて、輝度信号及び色差信号に変換する。当該変換された信号は、図1に示す表示部15に表示される。また、信号処理回路30において処理された画像データは、CPU11からの制御信号に基づいて、圧縮伸長回路31において圧縮され、バス19を介して、図1に示す記録部17もしくは記録媒体18aに記録される。

0028

B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図3は、本実施形態のデジタルカメラ10の動作を説明するためのフローチャートである。また、図4は、本実施形態のデジタルカメラ10による連続撮影時の動作を示す模式図である。

0029

CPU11は、動画記録処理が起動されると、まず、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングであるか否かを判断する(ステップS10)。例えば、60fpsで連続撮影を行う場合、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングは、1/30秒毎となる。そして、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングであると判断した場合には(ステップS10のYES)、CPU11は、全撮像範囲に合せて以降のフレームにおける露出値を設定する(ステップS12)。次に、CPU11は、撮像部16によって、設定された露出値で画像データを取得し、フレームを生成する(ステップS14)。当該フレームは、記録部17のフレーム記録領域(第1)171に保存される。

0030

次に、CPU11は、記録部17のフレーム記録領域(第1)171に保存されたフレーム(第1)から動画を生成して、圧縮伸長回路31にて圧縮符号化する(ステップS36)。次に、CPU11は、ユーザ操作による記録終了指示が検出されたか否かを判断する(ステップS38)。そして、記録終了指示が検出されない場合には(ステップS38のNO)、ステップS10に戻り、再度、取得タイミングを判断する。

0031

一方、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングでない場合には(ステップS10のNO)、CPU11は、部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングであるか否かを判断する(ステップS16)。この場合、部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングは、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングと相前後し、1/30秒毎となる。そして、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングでない場合には(ステップS16のNO)、ステップS10に戻り、再度、取得タイミングを判断する。

0032

一方、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングである場合には(ステップS16のYES)、CPU11は、撮像部16によって取得される画像データを解析する(ステップS18)。次に、CPU11は、解析結果に基づいて、被写体像を検出したか否かを判断する(ステップS20)。

0033

そして、被写体像が検出された場合には(ステップS20のYES)、CPU11は、検出した被写体像を追跡対象とし、これに合わせて以降のフレームにおける露出値を設定する(ステップS22)。次に、CPU11は、撮像部16によって、設定された露出値で画像データを取得し(ステップS24)、主要被写体像を含む画像領域をトリミングする(ステップS26)。次に、CPU11は、トリミングされた画像でフレームを生成する(ステップS34)。当該フレームは、記録部17のフレーム記録領域(第2)172に保存される。

0034

次に、CPU11は、記録部17のフレーム記録領域(第2)172に保存されたフレーム(第2)から動画を生成して、圧縮伸長回路31にて圧縮符号化する(ステップS36)。次に、CPU11は、ユーザ操作による記録終了指示が検出されたか否かを判断し(ステップS38)、記録終了指示が検出されない場合には(ステップS38のNO)、ステップS10に戻り、再度、取得タイミングを判断する。

0035

一方、被写体像が検出されなかった場合には(ステップS20のNO)、CPU11は、予め設定された領域の画像に合わせて以降のフレームにおける露出値を設定する(ステップS28)。次に、CPU11は、撮像部16によって、設定された露出値で画像を取得し(ステップS30)、予め設定された画像領域をトリミングする(ステップS32)。次に、CPU11は、トリミングされた画像でフレームを生成する(ステップS34)。当該フレームは、記録部17のフレーム記録領域(第2)172に保存される。

0036

この場合も、CPU11は、記録部17のフレーム記録領域(第2)172に保存されたフレーム(第2)から動画を生成して、圧縮伸長回路31にて圧縮符号化し(ステップS36)、ユーザ操作による記録終了指示が検出されたか否かを判断し(ステップS38)、記録終了指示が検出されない場合には(ステップS38のNO)、ステップS10に戻り、再度、取得タイミングを判断する。

0037

一方、上述した処理において、ユーザ操作による記録終了指示が検出されると(ステップS38のYES)、それぞれのフレーム(第1、第2)から個別に生成した動画をファイル化し、動画ファイル記録領域173に格納する(ステップS40)。そして、当該処理を終了する。

0038

図4に示す例では、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングで、画像40a、50a、…、60aの全域に合せて以降のフレームにおける露出値が設定され、当該設定された露出値で撮像された画像データ42a、52a、…、62aがフレーム記録領域(第1)171に保存される。そして、これら画像データ42a、52a、…、62aから1つの動画ファイル(30fps)が生成される。この場合、画像40a、50a、…、60aの全域に合せて露出値が設定されているので、全撮像範囲を記録対象とした場合は相応しい撮影条件で撮影されるが、被写体Hは暗く撮影される。

0039

一方、全範囲画像動画用(第1)の取得タイミングに相前後する、部分範囲画像動画用(第2)の取得タイミングでは、被写体像を追跡しつつ、当該被写体像に合わせて以降のフレームにおける露出値が設定され、当該設定された露出値で撮影された画像データ40b、50b、…、60bから、主要被写体像を含む画像領域41、51、…、61をトリミングし、当該トリミングされた画像データ42b、52b、…、62bがフレーム記録領域(第2)172に保存される。そして、これら画像データ42b、52b、…、62bから1つの動画ファイル(30fps)が生成される。この場合、被写体像に合わせて露出値が設定されているので、被写体Hが相応しい撮影条件で、すなわち比較的明るく撮影される。

0040

上述した実施形態によれば、全範囲画像動画用(第1)と部分範囲画像動画用(第2)のそれぞれで露出値を設定して画像データを夫々取得するようにしたので、全範囲画像に相応しい撮影条件で動画を生成することができるだけでなく、その全範囲画像に含まれる被写体像に相応しい撮影条件で動画を生成することができる。

0041

また、上述した実施形態によれば、全範囲画像動画用(第1)の画像データの取得タイミングと部分範囲画像動画用(第2)の画像データの取得タイミングとを異なるようにしたので、それぞれの取得タイミングで取得した画像データに基づいて露出値を設定することができる。

0042

また、上述した実施形態によれば、所定領域の画像から被写体像を検出し、当該検出された被写体像に基づいて露出値を設定するようにしたので、その全範囲画像に含まれる被写体像に相応しい撮影条件で動画を生成することができる。

0043

また、上述した実施形態によれば、所定領域の画像を連続的に取得し、当該連続的に取得される所定領域の画像から継続的に被写体像を検出することにより当該被写体像を追跡するようにしたので、その全範囲画像に含まれる被写体像に相応しい撮影条件で動画を生成することができる。

0044

なお、上述した実施形態においては、全範囲画像動画用、部分範囲画像動画用のそれぞれに対して露出値を設定するようにしたが、更に、全範囲画像動画用、部分範囲画像動画用のそれぞれに対する、レンズ21のレンズ位置(合焦値)を設定するようにしてもよい。この場合、全体画像に合焦した動画を生成できるだけでなく、その全体画像に含まれる被写体像に合焦した動画を生成できる。

0045

また、上述した実施形態においては、全範囲画像動画用、部分範囲画像動画用のそれぞれに対して露出値を設定するようにしたが、更に、全範囲画像動画用、部分範囲画像動画用のそれぞれに対する、CCD23から出力される画像の色ゲインを調整する調整値を設定するようにしてもよい。この場合、全範囲画像に相応しい色ゲイン(ホワイトバランス)の動画を生成できるだけでなく、その全範囲画像に含まれる被写体像に相応しい色ゲイン(ホワイトバランス)の動画を生成できる。

0046

また、上述した実施形態では、部分範囲画像動画用(第2)として1つの画像を取得したが、これに限らず、異なる被写体像、異なる領域の画像を含む2つ以上の部分範囲画像動画用の画像を取得するようにしてもよい。

0047

以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。

0048

(付記1)
付記1に記載の発明は、撮像手段と、この撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段と、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで前記第2の撮像範囲の画像を取得する第2の取得手段と、を備えることを特徴とする画像取得装置である。

0049

(付記2)
付記2に記載の発明は、前記第1の取得手段による取得タイミング又は前記第2の取得手段による取得タイミングと前後して撮像された画像に基づいて第1の撮影条件又は第2の撮影条件を設定する設定手段を更に備え、前記設定手段によって第1の撮影条件が設定された場合は、前記第1の取得手段に対し前記第1の撮影条件となるよう、前記設定手段によって第2の撮影条件が設定された場合は、前記第2の取得手段に対し前記第2の撮影条件となるよう、前記撮影条件を制御することを特徴とする付記1に記載の画像取得装置である。

0050

(付記3)
付記3に記載の発明は、前記第1の撮影条件を設定するために取得される画像と前記第2の撮影条件を設定するために取得される画像とを取得する第3の取得手段を更に備え、前記第1の撮影条件を設定するために取得される画像の取得タイミングは、前記第2の撮影条件を設定するために取得される画像の取得タイミングとは異なる、ことを特徴とする付記2に記載の画像取得装置である。

0051

(付記4)
付記4に記載の発明は、前記第2の取得手段によって取得された前記第2の撮像範囲の画像から被写体像を検出する検出手段を更に備え、前記設定手段は、前記第2の撮影条件を設定する場合、前記検出手段によって検出された被写体像に基づいて、前記第2の撮影条件を設定する、ことを特徴とする付記2又は3に記載の画像取得装置である。

0052

(付記5)
付記5に記載の発明は、前記撮像手段は、連続的に撮像し、前記第2の取得手段は、前記第2の撮像範囲の画像を連続的に取得し、前記検出手段は、前記第2の取得手段によって、連続的に取得される前記第2の撮像範囲の画像から継続的に前記被写体像を検出することにより当該被写体像を追跡する追跡手段を含む、ことを特徴とする付記4に記載の画像取得装置である。

0053

(付記6)
付記6に記載の発明は、前記撮影条件は、前記撮像手段に設定される露出値を含む、ことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の画像取得装置である。

0054

(付記7)
付記7に記載の発明は、前記撮像手段は、合焦手段を含み、前記撮影条件は、前記合焦手段に設定される合焦値を含む、ことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の画像取得装置である。

0055

(付記8)
付記8に記載の発明は、前記撮影条件は、前記撮像手段から出力される画像の色ゲインを調整する調整値を含む、ことを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の画像取得装置である。

0056

(付記9)
付記9に記載の発明は、前記撮像手段は、連続的に画像を撮像し、前記第1の取得手段、前記第2の取得手段の少なくとも一方は、前記画像を連続的に取得し、前記連続的に取得されたこれらの画像をフレームとした動画を生成する生成手段を更に備える、ことを特徴とする付記1乃至8のいずれかに記載の画像取得装置である。

0057

(付記10)
付記10に記載の発明は、前記第1の撮像範囲とは前記撮像手段における記録可能な全撮像範囲であり、前記第2の撮像範囲とは、前記第1の撮像範囲よりも狭いことを特徴とする付記1乃至9のいずれかに記載の画像取得装置である。

0058

(付記11)
付記11に記載の発明は、撮像手段を備える画像取得装置のコンピュータを、前記撮像手段が撮像する第1の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御して前記第1の撮像範囲の画像を取得する第1の取得手段、前記第1の撮像範囲とは異なる第2の撮像範囲に対応するよう撮影条件を制御し、前記第1の取得手段による取得タイミングとは異なる第2の取得タイミングで画像を取得する第2の取得手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。

0059

10デジタルカメラ
11 CPU
12 入力部
13 RAM
131ワークエリア
14伝送制御部
15 表示部
16撮像部
17 記録部
171フレーム記録領域(第1)
172 フレーム記録領域(第2)
173動画ファイル記録領域
18記録媒体駆動部
18a 記録媒体
19バス
21レンズ
22絞り機構
23 CCD
24光学系駆動部
25センサ部
26駆動回路
27アナログ処理回路
28 A/D変換回路
29バッファレジスタ
30信号処理回路
31圧縮伸長回路
40a、50a、60a 画像
40b、50b、60b 画像データ
41、51、61画像領域
42a、52a、62a 画像データ
42b、52b、62b 画像データ

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