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技術 エレベータの釣合おもり装置及びその積層おもり押さえ具

出願人 三菱電機株式会社
発明者 高橋良直福田正博佐々木一浩海住辰徳中村裕之川上重信橘祐介黒瀬浩平伊藤達也
出願日 2014年11月12日 (5年7ヶ月経過) 出願番号 2014-229430
公開日 2016年5月26日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2016-094258
状態 特許登録済
技術分野 エレベータのケージ及び駆動装置
主要キーワード 懸架体 加工スペース 積み込み量 各固定具 機械台 押さえ具 取付金 追加加工
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

本発明は、積層おもり浮き上がり防止機能を容易に追加することを目的とするものである。

解決手段

積層おもり押さえ具25は、上枠27に固定される上枠固定部31と、上枠固定部31に取り付けられており、積層おもり体22の上面に接して積層おもり29の浮き上がりを防止するストッパ部32とを有している。上枠固定部31は、第1の取付金33と、複数の固定具34により第1の取付金33に固定されている第2の取付金35とを有している。第2の取付金35は、第1の取付金33に固定されることにより、第1の取付金33との間に上枠27を挟み込んでいる。これにより、上枠固定部31が上枠27に固定されている。

概要

背景

従来のエレベータ釣合おもり装置では、第1及び第2の吊枠と、第1及び第2の吊枠の上端部間に接続されている上枠と、第1及び第2の吊枠の下端部間に接続されている下枠とにより、枠体が構成されている。枠体内には、複数の積層おもりが積層されて保持されている。最上段に重ねられた積層おもりは、第1及び第2の吊枠に挿入され固定された固定金具により上面から押さえられている(例えば、特許文献1参照)。

従来の他の釣合おもり装置では、全ての積層おもりを一対の通しボルトが貫通している。通しボルトには、積層おもりの浮き上がりを防止する押さえ板が固定されている(例えば、特許文献2参照)。

概要

本発明は、積層おもりの浮き上がり防止機能を容易に追加することを目的とするものである。積層おもり押さえ具25は、上枠27に固定される上枠固定部31と、上枠固定部31に取り付けられており、積層おもり体22の上面に接して積層おもり29の浮き上がりを防止するストッパ部32とを有している。上枠固定部31は、第1の取付金33と、複数の固定具34により第1の取付金33に固定されている第2の取付金35とを有している。第2の取付金35は、第1の取付金33に固定されることにより、第1の取付金33との間に上枠27を挟み込んでいる。これにより、上枠固定部31が上枠27に固定されている。

目的

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、積層おもりの浮き上がり防止機能を容易に追加することができるエレベータの釣合おもり装置、及びその積層おもり押さえ具を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一対の吊枠と、前記吊枠間に接続されている上枠と、前記上枠の下方で前記吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、積層された複数の積層おもりを有しており、前記枠体内に保持されている積載おもり体、及び前記積層おもりの浮き上がりを防止する積層おもり押さえ具を備え、前記積層おもり押さえ具は、前記上枠に固定される上枠固定部と、前記上枠固定部に取り付けられており、前記積層おもり体の上面に接して前記積層おもりの浮き上がりを防止するストッパ部とを有しており、前記上枠固定部は、前記上枠に接する第1の取付金と、固定具により前記第1の取付金に固定されることにより、前記第1の取付金との間に前記上枠を挟み込む第2の取付金とを有しているエレベータ釣合おもり装置。

請求項2

前記ストッパ部の前記上枠固定部への取付位置が上下方向に調整可能になっている請求項1記載のエレベータの釣合おもり装置。

請求項3

前記ストッパ部は、前記上枠固定部に取り付けられている第3の取付金と、前記第3の取付金を貫通しており、かつ前記第3の取付金から下方への突出量が調整可能になっているストッパボルトとを有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータの釣合おもり装置。

請求項4

複数の積層おもりを有する積層おもり体を内側に保持する枠体に取り付けられ、前記積層おもりの浮き上がりを防止するエレベータの釣合おもり装置の積層おもり押さえ具であって、前記上枠に固定される上枠固定部、及び前記上枠固定部に取り付けられており、前記積層おもり体の上面に接して前記積層おもりの浮き上がりを防止するストッパ部を備え、前記上枠固定部は、前記上枠に接する第1の取付金と、固定具により前記第1の取付金に固定されることにより、前記第1の取付金との間に前記上枠を挟み込む第2の取付金とを有しているエレベータの釣合おもり装置の積層おもり押さえ具。

技術分野

0001

この発明は、枠体内に複数の積載おもりが積載されているエレベータ釣合おもり装置、及びその積層おもり押さえ具に関するものである。

背景技術

0002

従来のエレベータの釣合おもり装置では、第1及び第2の吊枠と、第1及び第2の吊枠の上端部間に接続されている上枠と、第1及び第2の吊枠の下端部間に接続されている下枠とにより、枠体が構成されている。枠体内には、複数の積層おもりが積層されて保持されている。最上段に重ねられた積層おもりは、第1及び第2の吊枠に挿入され固定された固定金具により上面から押さえられている(例えば、特許文献1参照)。

0003

従来の他の釣合おもり装置では、全ての積層おもりを一対の通しボルトが貫通している。通しボルトには、積層おもりの浮き上がりを防止する押さえ板が固定されている(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0004

特開平11−60113号公報
特開平7−315725号公報

発明が解決しようとする課題

0005

近年、エレベータの改修時に、釣合おもり装置の耐震性強化を要求される場合がある。耐震性の強化方法の1つとして、積層おもりの浮き上がりを防止するためのストッパを釣合おもり装置に追加する方法がある。

0006

これに対して、特許文献1に示された固定金具を既設の吊枠に追加する場合、既設の吊枠に固定金具を固定するための加工を施す必要がある。しかし、釣合おもり装置と昇降路壁との間のスペースは狭く、工具を入れるスペースが確保できない場合が多い。このため、既設の吊枠に追加加工を施すためには、上枠及び下枠からガイドシューを外して、釣合おもり装置を水平方向へ捻り加工スペースを確保する必要が生じ、多大な手間がかかる。また、積層おもりの量を変更する場合には、ストッパの位置を変更するために、新たな追加加工を施す必要が生じる。

0007

また、特許文献2に示された押さえ板は、通しボルトに取り付けられているため、通しボルトを通すための孔が積層おもりに設けられていない既設の釣合おもり装置に適用することは困難である。

0008

この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、積層おもりの浮き上がり防止機能を容易に追加することができるエレベータの釣合おもり装置、及びその積層おもり押さえ具を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

この発明に係るエレベータの釣合おもり装置は、一対の吊枠と、吊枠間に接続されている上枠と、上枠の下方で吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、積層された複数の積層おもりを有しており、枠体内に保持されている積載おもり体、及び積層おもりの浮き上がりを防止する積層おもり押さえ具を備え、積層おもり押さえ具は、上枠に固定される上枠固定部と、上枠固定部に取り付けられており、積層おもり体の上面に接して積層おもりの浮き上がりを防止するストッパ部とを有しており、上枠固定部は、上枠に接する第1の取付金と、固定具により第1の取付金に固定されることにより、第1の取付金との間に上枠を挟み込む第2の取付金とを有している。

発明の効果

0010

この発明のエレベータの釣合おもり装置は、第2の取付金を固定具により第1の取付金に固定することにより、第1の取付金と第2の取付金との間に上枠を挟み込み、これにより積層おもり押さえ具の上枠固定部を上枠に固定するので、積層おもりの浮き上がり防止機能を容易に追加することができる。

図面の簡単な説明

0011

この発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。
図1の釣合おもり装置を示す正面図である。
図2の積層おもり押さえ具を示す正面図である。
図3のIV−IV線に沿う断面図である。
図3の積層おもり押さえ具を分解して示す正面図である。
図5の積層おもり押さえ具を示す側面図である。

実施例

0012

以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2内には、機械台3が設置されている。機械台3上には、巻上機4が支持されている。巻上機4は、駆動シーブ5及び巻上機本体6を有している。巻上機本体6は、駆動シーブ5を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ5の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。

0013

機械台3には、そらせ車7が取り付けられている。駆動シーブ5及びそらせ車7には、懸架体8が巻き掛けられている。懸架体8としては、例えば、複数本ロープ又は複数本のベルトが用いられている。

0014

懸架体8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架体8の第2の端部には、釣合おもり装置10が接続されている。かご9及び釣合おもり装置10は、懸架体8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路1内を昇降する。

0015

昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり装置10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。

0016

かご9は、懸架体8が接続されたかご枠13と、かご枠13に支持されているかご室14とを有している。

0017

図2図1の釣合おもり装置10を示す正面図である。釣合おもり装置10は、金属製の枠体21と、枠体21内に保持されている積層おもり体22と、枠体21の上端部の幅方向図2の左右方向)両端部に取り付けられている一対の上部ガイドシュー23と、枠体21の下端部の幅方向両端部に取り付けられている一対の下部ガイドシュー24と、枠体21の上端部に取り付けられている2組の積層おもり押さえ具25とを有している。

0018

枠体21は、釣合おもり装置10の幅方向の両側に垂直に配置された一対の吊枠(縦枠)26と、吊枠26間に接続されている断面コ字形の上枠27と、上枠27の下方で吊枠26間に接続されている断面コ字形の下枠28とを有している。上枠27は、吊枠26の上端部間に接続されている。下枠28は、吊枠26の下端部間に接続されている。また、上枠27及び下枠28は、互いに平行かつ水平に配置されている。

0019

懸架体8は、上枠27に接続されている。積層おもり体22は、上下方向に積層された複数の積層おもり29を有している。上部ガイドシュー23は、上枠27の両端部に固定されている。下部ガイドシュー24は、下枠28の両端部に固定されている。

0020

積層おもり押さえ具25は、上枠27に取り付けられており、積層おもり29の浮き上がりを防止する。また、各積層おもり押さえ具25は、上枠27に固定される上枠固定部31と、上枠固定部31に取り付けられており、積層おもり体22の上面に接して積層おもり29の浮き上がりを防止するストッパ部32とを有している。

0021

図3図2の積層おもり押さえ具25を示す正面図、図4図3のIV−IV線に沿う断面図、図5図3の積層おもり押さえ具25を分解して示す正面図、図6図5の積層おもり押さえ具25を示す側面図である。

0022

上枠固定部31は、上枠27の上面、前面及び後面に接する断面コ字形の第1の取付金33と、複数の固定具34により第1の取付金33に固定されている第2の取付金35とを有している。各固定具34としては、ボルト及びナットの組み合わせが用いられている。

0023

第1の取付金33は、上枠27の上面に接する平板状の第1の取付金水平部33aと、第1の取付金水平部33aから下方へ直角に突出し互いに対向する一対の平板状の第1の取付金垂直部33bとを有している。第1の取付金垂直部33bは、上枠27の前面及び後面に接している。

0024

第2の取付金35は、第1の取付金33に固定されることにより、第1の取付金33との間に上枠27を挟み込んでいる。これにより、上枠固定部31が上枠27に固定されている。

0025

また、第2の取付金35は、上枠27の下面に接する平板状の第2の取付金水平部35aと、第2の取付金水平部35aから下方へ直角に突出し互いに対向する一対の平板状の第2の取付金垂直部35bと、第2の取付金水平部35aから上方へ直角に突出し互いに対向する一対の平板状の挿入部35cとを有している。各挿入部35cは、矩形であり、上枠27の内側に挿入されている。

0026

ストッパ部32は、第2の取付金垂直部35bに取り付けられている断面コ字形の第3の取付金36と、第3の取付金36に取り付けられている複数本のストッパボルト37(図5、6では省略)とを有している。

0027

第3の取付金36は、下端に位置する水平な平板状のボルト取付部36aと、ボルト取付部36aの両端から上方へ直角に突出し互いに対向する一対の平板状の第3の取付金垂直部36bとを有している。

0028

各ストッパボルト37は、ボルト取付部36aを貫通している。また、各ストッパボルト37は、ボルト取付部36aに設けられたナット又はねじ孔と組み合わされている。そして、ナット又はねじ孔へのねじ込み量を調整することにより、ボルト取付部36aから下方への各ストッパボルト37の突出量が調整可能になっている。このような突出量の調整により、各ストッパボルト37の下端部は、積層おもり体22の上面に当たっている。

0029

各第3の取付金垂直部36bは、複数の固定具38により、対応する第2の取付金垂直部35bに固定されている。各固定具38としては、ボルト及びナットの組み合わせが用いられている。各第2の取付金垂直部35bには、固定具38を通す複数の孔35d(図5)が上下方向に並べて設けられている。

0030

各第3の取付金垂直部36bには、固定具38を通す複数の孔36c(図5)が上下方向に並べて設けられている。第3の取付金垂直部36bの孔36cの数は、第2の取付金垂直部35bの孔35dの数よりも多い。また、孔36cの間隔は、孔35dの間隔と同じである。

0031

ストッパ部32の上枠固定部31への取付位置は、固定具38を通す孔36cを選択することにより、上下方向に調整可能になっている。

0032

このような釣合おもり装置10及び積層おもり押さえ具25では、第2の取付金35を固定具34により第1の取付金33に固定することにより、第1の取付金33と第2の取付金35との間に上枠27を挟み込み、これにより上枠固定部31を上枠27に固定するので、枠体21に孔加工等を施すことなく、積層おもり29の浮き上がり防止機能を容易に追加することができ、釣合おもり装置10の耐震性を強化することができる。

0033

また、ストッパ部32の上枠固定部31への取付位置が上下方向に調整可能になっているので、積層おもり29の積み込み量の変化に容易に対応することができる。
さらに、ストッパ部32にストッパボルト37が設けられており、第3の取付金36から下方へのストッパボルト37の突出量が調整可能になっているので、積層おもり体22をより確実に押さえ付け、積層おもり29の浮き上がりをより確実に防止することができる。

0034

なお、上記の例では、2組の積層おもり押さえ具25を用いたが、1つの釣合おもり装置10に対して1組のみ又は3組以上の積層おもり押さえ具25を用いてもよい。
また、上記の例では、ストッパボルト37が積層おもり29に直接接触しているが、最も上に位置する積層おもり29の上に積層おもり体22の一部を構成する別部品を載せ、その部品にストッパボルト37が接触するようにしてもよい。
さらに、上記の例では、上枠固定部31が上枠27の上面、下面、前面及び後面に接しているが、上枠固定部31を上枠27に固定でき、かつ積層おもり29の浮き上がりを防止できれば、上枠27のいずれかの面と上枠固定部31との間に隙間があってもよい。
さらにまた、エレベータ全体の機器レイアウト及びローピング方式等は、図1の例に限定されるものではない。例えば、この発明は2:1ローピングのエレベータにも適用できる。
また、この発明の積層おもり押さえ具は、新設の釣合おもり装置にも適用できる。
さらに、この発明は、例えば機械室レスエレベータダブルデッキエレベータ、又はワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、種々のタイプのエレベータの釣合おもり装置に適用できる。

0035

10釣合おもり装置、21枠体、22 積層おもり体、25 積層おもり押さえ具、26 吊枠、27上枠、28下枠、29 積層おもり、31 上枠固定部、32ストッパ部、33 第1の取付金、34固定具、35 第2の取付金、36 第3の取付金、37ストッパボルト。

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