図面 (/)

技術 中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤

出願人 株式会社アマダホールディングス株式会社アマダマシンツール
発明者 横田雅也
出願日 2014年11月10日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2014-227710
公開日 2016年5月23日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2016-087762
状態 特許登録済
技術分野 鋸引き
主要キーワード 左右軸線 Db方向 上下移動範囲 移動ガイド板 調整配置 継続作動 上下動範囲 無端ループ状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

鋸刃ガイド機能とワークの押さえ機能との両方を簡単な構造で得ることができる中間鋸刃ガイド装置を提供する。

解決手段

ワークテーブル(2)に載置されたワーク(W)を切削する帯鋸刃(8)をガイドする一対のガイド(10,11)間に設けられ、帯鋸刃(8)を厚さ方向からガイドするガイド部(12g)と、ガイド部(12g)を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱(12a2)と、ガイド支柱(12a2)を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダ(12a1)と、ワーク(W)を上方から押さえるワーク押さえ部(14)と、ワーク押さえ部(14)を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱(12b2)と、押さえ支柱(12b2)を上下動可能に支持しガイド支柱ホルダ(12a1)と一体化された押さえ支柱ホルダ(12b1)と、を備える。

概要

背景

帯鋸盤として、特許文献1に記載された横型の帯鋸盤がある。
特許文献1に記載された帯鋸盤は、ワークテーブルに載せられたワーク(例えば長尺金属材)を切削する帯鋸刃と、その帯鋸刃をガイドする第1,第2の鋸刃ガイドと、それら鋸刃ガイドの間に配置された中間鋸刃ガイド装置と、を備えている。
ワークは、ワークテーブル上で、一対のバイスによりワークテーブルと平行方向に挟まれて保持される。

中間鋸刃ガイド装置は、ワークテーブルの上方に配置され、第1,第2の鋸刃ガイド間の適宜位置調整配置されてワークに当接するよう下降し、鋸刃を厚さ方向から挟むようにガイドする。これにより、切削の初期段階において、鋸刃の厚さ方向の撓みや振動を抑制できる。

一方、特許文献2には、ワーク上面の、鋸刃での加工部位を挟んだ両側部位に対してそれぞれ当接する当接板ウレタンゴム板とを備えた帯鋸盤について記載されている。この当接板及びウレタンゴム板は、鋸刃の高さ位置を制御するために上下動してワークの高さ位置を検出するクイックアプローチ装置の下端に設けられている。

特許文献2に記載された技術によれば、切断後の製品がウレタンゴム板によりクイックアプローチ本体の自重で下方に押される。これにより、製品の左右方向の動きが抑えられて確実な搬出が可能となる。

概要

鋸刃のガイド機能とワークの押さえ機能との両方を簡単な構造で得ることができる中間鋸刃ガイド装置を提供する。ワークテーブル(2)に載置されたワーク(W)を切削する帯鋸刃(8)をガイドする一対のガイド(10,11)間に設けられ、帯鋸刃(8)を厚さ方向からガイドするガイド部(12g)と、ガイド部(12g)を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱(12a2)と、ガイド支柱(12a2)を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダ(12a1)と、ワーク(W)を上方から押さえるワーク押さえ部(14)と、ワーク押さえ部(14)を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱(12b2)と、押さえ支柱(12b2)を上下動可能に支持しガイド支柱ホルダ(12a1)と一体化された押さえ支柱ホルダ(12b1)と、を備える。

目的

本発明が解決しようとする課題は、鋸刃のガイド機能とワークの押さえ機能との両方を、簡単な構造で得ることができる中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ワークテーブルに載置されたワークを切削する帯鋸刃ガイドする一対のガイド間に設けられ、前記帯鋸刃を厚さ方向からガイドするガイド部と、前記ガイド部を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱と、前記ガイド支柱を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダと、前記ワークを上方から押さえワーク押さえ部と、前記ワーク押さえ部を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱と、前記押さえ支柱を上下動可能に支持し、前記ガイド支柱ホルダと一体化された押さえ支柱ホルダと、を備えた中間鋸刃ガイド装置

請求項2

前記ワーク押さえ部は、前記ワークの切削位置に対し、前記帯鋸刃の厚さ方向における一方側で前記ワークを押さえる第1のワークプッシャと、他方側で前記ワークを押さえる第2のワークプッシャと、を備えていることを特徴とする請求項1記載の中間鋸刃ガイド装置。

請求項3

前記ガイド支柱は、前記ガイド支柱ホルダに対し、その上下動範囲の下端位置に、自然状態で自重によって位置するよう支持されると共に、前記下端位置から相対的に上昇した場合にその上昇を検出するセンサを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の中間鋸刃ガイド装置。

請求項4

一体化した前記ガイド支柱ホルダ及び前記押さえ支柱ホルダは、前記帯鋸刃の掛け渡し方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中間鋸刃ガイド装置。

請求項5

帯鋸刃と、前記帯鋸刃で切削するワークを載置するワークテーブルと、前記帯鋸刃をガイドする一対のガイドと、前記一対のガイド間に設けられ、前記帯鋸刃を厚さ方向からガイドするガイド部と、前記ガイド部を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱と、前記ガイド支柱を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダと、前記ワークを上方から押さえるワーク押さえ部と、前記ワーク押さえ部を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱と、前記押さえ支柱を上下動可能に支持し、前記ガイド支柱ホルダと一体化された押さえ支柱ホルダと、を備えた帯鋸盤

請求項6

前記ワーク押さえ部は、前記ワークの切削位置に対し、前記帯鋸刃の厚さ方向における一方側で前記ワークを押さえる第1のワークプッシャと、他方側で前記ワークを押さえる第2のワークプッシャと、を備えていることを特徴とする請求項5記載の帯鋸盤。

請求項7

前記ガイド支柱は、前記ガイド支柱ホルダに対し、その上下動範囲の下端位置に、自然状態で自重によって位置するよう支持されると共に、前記下端位置から相対的に上昇した場合にその上昇を検出するセンサを備えていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の帯鋸盤。

請求項8

一体化した前記ガイド支柱ホルダ及び前記押さえ支柱ホルダは、前記帯鋸刃の掛け渡し方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の帯鋸盤。

技術分野

0001

本発明は、中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤に関する。

背景技術

0002

帯鋸盤として、特許文献1に記載された横型の帯鋸盤がある。
特許文献1に記載された帯鋸盤は、ワークテーブルに載せられたワーク(例えば長尺金属材)を切削する帯鋸刃と、その帯鋸刃をガイドする第1,第2の鋸刃ガイドと、それら鋸刃ガイドの間に配置された中間鋸刃ガイド装置と、を備えている。
ワークは、ワークテーブル上で、一対のバイスによりワークテーブルと平行方向に挟まれて保持される。

0003

中間鋸刃ガイド装置は、ワークテーブルの上方に配置され、第1,第2の鋸刃ガイド間の適宜位置調整配置されてワークに当接するよう下降し、鋸刃を厚さ方向から挟むようにガイドする。これにより、切削の初期段階において、鋸刃の厚さ方向の撓みや振動を抑制できる。

0004

一方、特許文献2には、ワーク上面の、鋸刃での加工部位を挟んだ両側部位に対してそれぞれ当接する当接板ウレタンゴム板とを備えた帯鋸盤について記載されている。この当接板及びウレタンゴム板は、鋸刃の高さ位置を制御するために上下動してワークの高さ位置を検出するクイックアプローチ装置の下端に設けられている。

0005

特許文献2に記載された技術によれば、切断後の製品がウレタンゴム板によりクイックアプローチ本体の自重で下方に押される。これにより、製品の左右方向の動きが抑えられて確実な搬出が可能となる。

先行技術

0006

特開2000−052139号公報
特開平11−077430号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に記載された中間鋸刃ガイド装置は、鋸刃をガイドしてその不要な動きなどを抑制する機能を有する。特許文献2に記載された、クイックアプローチ装置は、ワーク及び切断された製品を押さえて、それらの不要な動きを抑制する機能を有する。
従って、鋸刃をガイドする機能を有する装置と、ワークを押さえる機能を有する装置と、の両方を備える帯鋸盤が望まれる。
しかしながら、各装置を独立して搭載すると、ワーク形状等に応じた左右方向の位置決め機構がそれぞれに必要となり、構造が複雑化する。

0008

そこで、本発明が解決しようとする課題は、鋸刃のガイド機能とワークの押さえ機能との両方を、簡単な構造で得ることができる中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1)ワークテーブルに載置されたワークを切削する帯鋸刃をガイドする一対のガイド間に設けられ、前記帯鋸刃を厚さ方向からガイドするガイド部と、前記ガイド部を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱と、前記ガイド支柱を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダと、前記ワークを上方から押さえるワーク押さえ部と、前記ワーク押さえ部を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱と、前記押さえ支柱を上下動可能に支持し、前記ガイド支柱ホルダと一体化された押さえ支柱ホルダと、を備えた中間鋸刃ガイド装置である。
2)前記ワーク押さえ部は、前記ワークの切削位置に対し、前記帯鋸刃の厚さ方向における一方側で前記ワークを押さえる第1のワークプッシャと、他方側で前記ワークを押さえる第2のワークプッシャと、を備えていることを特徴とする1)に記載の中間鋸刃ガイド装置である。
3)前記ガイド部は、ワークに当接したことを検出するセンサを先端部に備えていることを特徴とする1)又は2)に記載の中間鋸刃ガイド装置である。
4)一体化した前記ガイド支柱ホルダ及び前記押さえ支柱ホルダは、ガイドプレートにより、前記帯鋸刃の掛け渡し方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする1)〜3)のいずれか一つに記載の中間鋸刃ガイド装置である。
5)帯鋸刃と、前記帯鋸刃で切削するワークを載置するワークテーブルと、前記帯鋸刃をガイドする一対のガイドと、前記一対のガイド間に設けられ、前記帯鋸刃を厚さ方向からガイドするガイド部と、前記ガイド部を下端部に有して上下方向に延びるガイド支柱と、前記ガイド支柱を上下動自在に支持するガイド支柱ホルダと、前記ワークを上方から押さえるワーク押さえ部と、前記ワーク押さえ部を下端部に有して上下方向に延びる押さえ支柱と、前記押さえ支柱を上下動可能に支持し、前記ガイド支柱ホルダと一体化された押さえ支柱ホルダと、を備えた帯鋸盤である。
6)前記ワーク押さえ部は、前記ワークの切削位置に対し、前記帯鋸刃の厚さ方向における一方側で前記ワークを押さえる第1のワークプッシャと、他方側で前記ワークを押さえる第2のワークプッシャと、を備えていることを特徴とする5)記載の帯鋸盤である。
7)前記ガイド部は、ワークに当接したことを検出するセンサを先端部に備えていることを特徴とする5)又は6)に記載の帯鋸盤である。
8)一体化した前記ガイド支柱ホルダ及び前記押さえ支柱ホルダは、ガイドプレートにより、前記帯鋸刃の掛け渡し方向に沿って移動可能に支持されていることを特徴とする5)〜7)のいずれか一つに記載の帯鋸盤である。

発明の効果

0010

本発明によれば、鋸刃のガイド機能とワークの押さえ機能との両方を、簡単な構造で得ることができる、という効果を奏する。

図面の簡単な説明

0011

図1は、本発明の実施の形態に係る帯鋸盤の実施例である帯鋸盤51を説明するための前面図である。
図2は、帯鋸盤51の構成を説明するためのブロック図である。
図3は、帯鋸盤51における中間鋸刃ガイド装置12及びその近傍の構造を説明するための部分前面図である。
図4は、中間鋸刃ガイド装置12におけるガイド支柱12a2の先端部分を説明するための模式的部分左側面図である。
図5は、中間鋸刃ガイド装置12におけるワーク押さえ部14を説明するための模式的部分左側面図である。
図6は、帯鋸盤51の鋸刃ガイド部12gによるワークWの高さ位置検出について説明するための模式的部分前面図である。
図7は、中間鋸刃ガイド装置12の位置決め及びワーク押さえ部14によるワーク押さえを説明するため模式的部分前面図である。
図8は、図7に対応した模式的部分左側面図である。
図9は、切削加工中のワーク押さえ部14によるワーク押さえを説明するための模式的部分左側面図である。

実施例

0012

本発明の実施の形態に係る帯鋸盤の実施例として帯鋸盤51を説明する。
まず、帯鋸盤51の全体構成を図1及び図2を参照して説明する。
図1は、帯鋸盤51の内部構造を説明するための前面図であり、図2は帯鋸盤51のブロック図である。
以下の説明において、左右上下方向は、図1に矢印にて規定する。また、前後方向は図1紙面直交方向(紙面表側が前方)とする。

0013

帯鋸盤51は、いわゆる横型帯鋸盤である。帯鋸盤51は、上面にワークテーブル2が設けられた基台及び基台1の上方に左右方向を長手として配置された鋸刃ハウジング5を有する。
ワークテーブル2は、右方側に取り付けられた固定バイス3と、固定バイス3の左方側において、固定バイス3に対し左右方向に離接可能な可動バイス4と、を有する。ワークテーブル2上にはワークWが載置され、固定バイス3と可動バイス4とにより載置されたワークWを挟持する。可動バイス4には、ガイドバー4aが上方に延びるように取り付けられている。

0014

鋸刃ハウジング5は、基台1に対し上下方向に昇降するように支持されている。この昇降は、昇降用サーボモータSM図2参照:図1では不図示)の動作により行われる。図1において、鋸刃ハウジング5は上昇した状態で示されている。
基台1と鋸刃ハウジング5との間には、バランス油圧シリンダ7が介設されている。バランス用油圧シリンダ7は、シリンダ本体7hの下端部が基台1に取り付けられ、ピストンロッド7aの上端部が鋸刃ハウジング5に取り付けられている。
バランス用油圧シリンダ7は、鋸刃ハウジング5を、常にその自重を相殺するように上方に押し上げる。
これにより、昇降用サーボモータSMは、鋸刃ハウジング5の昇降動作を低負荷で行える。そのため、昇降動作をスムースに、かつ高精度で実行できる。

0015

昇降用サーボモータSM及びバランス用油圧シリンダ7の動作は、制御部CTにより制御される。制御部CTは、図1における基台1の左方側に配置された制御ボックスSBに収められている。
制御部CTは、鋸刃ハウジング5の上下方向位置を、昇降用サーボモータSMの動作又はその回転を検出するように設けられたエンコーダの出力に基づいて把握する。

0016

鋸刃ハウジング5は、モータなどを用いた駆動源Mにより回転駆動される駆動ホイール5aと、回転自在な従動ホイール5bと、左右方向に離隔して備えている。
駆動ホイール5aと従動ホイール5bとには、無端ループ状の帯鋸刃8が掛け渡されている。以下、帯鋸刃8を単に鋸刃8とも称する。
鋸刃ハウジング5は、駆動ホイール5aと従動ホイール5bとの間の鋸刃8の延在方向Vrが、水平方向Vhに対し、右方側が低くなる角度θaで傾斜するように、基台1に対し傾斜設置されている。
制御ボックスSBには、帯鋸盤51の動作を制御する制御部CT,帯鋸盤51の動作プログラムや加工するワークの情報などを記憶する記憶部MR,及び後述する油圧制御部CT1が収められている。

0017

鋸刃ハウジング5における右側部位には、上下方向に延在する固定ガイド10が取り付けられている。固定ガイド10の下端部には、鋸刃8を厚さ方向両側からガイドするガイド部10aが取り付けられている。
鋸刃ハウジング5における固定ガイド10の左側には、鋸刃ハウジング5の長手方向(左右方向)に延びるガイドレール9aが上下方向に離隔して一対、平行に設けられている。
ガイドレール9aは、その延在方向が鋸刃8の掛け渡し方向に沿って平行となるように設けられている。
ガイドレール9aには、上下方向に延在する移動ガイド11が自由移動可能に取り付けられている。移動ガイド11の下端部には、鋸刃8を厚さ方向両側からガイドするガイド部11aとストッパ11bとが取り付けられている。

0018

ガイド部11aは、鋸刃8の側面に接触して微小摩擦力が発生するようになっている。また、ストッパ11bは、移動ガイド11の右方移動でガイドバー4aと干渉するよう前方に突出して設けられている。
これにより、移動ガイド11を移動範囲左方端に位置させた状態で、鋸刃8を矢印D方向に走行させると、鋸刃8とガイド部11aとの間で生じるわずかな摩擦力により、移動ガイド11は右方に移動する。そして、この右方への移動は、ストッパ11bがガイドバー4aに当接して規制される。
すなわち、鋸刃8の走行中、移動ガイド11の左右方向位置は、ワークWの左端の位置に応じ可動バイス4を介して自動的に決められる。

0019

帯鋸盤51でワークWを加工する際には、昇降用サーボモータSMを動作させて鋸刃ハウジング5を上昇させる。次いで、ワークWを、ワークテーブル2上の固定バイス3と可動バイス4との間に送り込み、可動バイス4を移動してワークWを固定バイス3との間に挟んで固定する。移動ガイド11は、予め可動バイス4が開き方向(左方向)に移動したときストッパ11bに押されて従動的に左方向に移動しているが、更に人手により左方端に移動させることもできる。
その後、駆動源Mを動作させて鋸刃8を走行させると共に、昇降用サーボモータSMを動作させて鋸刃ハウジング5を下降させる。
これにより、移動ガイド11が左右方向の所定位置に位置決めされ、ワークWに対し、走行する鋸刃8が上方側から下降してワークWの切削が行われる。
この一連の動作は、人手によるものを除き基本的に制御部CTにより制御される。

0020

帯鋸盤51は、上述の構成に加えて、さらに、ワーク押さえ部14を有する中間鋸刃ガイド装置12を備えている。この中間鋸刃ガイド装置12について、図3図7も参照して詳述する。

0021

図1に示されるように、ガイドレール9a上には、移動ガイド11と固定ガイド10との間に、中間鋸刃ガイド装置12が移動可能に取り付けられている。
中間鋸刃ガイド装置12は、左右移動用油圧シリンダ13の動作により、ガイドレール9a上を左右に移動し、任意の位置で停止しその位置で維持可能とされている。
中間鋸刃ガイド装置12は、その左方側に、ワーク押さえ装置12bを一体的に有している。

0022

図3は、図1における中間鋸刃ガイド装置12及びその近傍を示す拡大前面図である。

0023

中間鋸刃ガイド装置12は、ガイドレール9aによって左右方向に移動可能に支持されたベース部12aと、ベース部12aに設けられ上下方向に延びるガイド支柱ホルダ12a1と、ガイド支柱ホルダ12a1に上下方向移動自在(矢印Da参照)に支持された上下方向に延びるガイド支柱12a2と、を有している。
ベース部12aは、ガイドレール9aに対し、ガイド支柱12a2の延在方向が鉛直方向となるように支持されている。また、ガイド支柱12a2は、自重で下方に移動するようにガイド支柱ホルダ12a1に支持されている。
従って、ガイド支柱12a2は、自然状態で自重によりガイド支柱ホルダ12a1に対する移動範囲における最下端に位置している。

0024

ガイド支柱ホルダ12a1には、ガイド支柱センサSSが設けられている。
ガイド支柱センサSSは、ガイド支柱12a2が、ガイド支柱ホルダ12a1に対し移動範囲の最下位置から上がったこと(相対的に上昇移動したこと)を検出し、ガイド支柱上昇情報J(図2参照)として制御部CTに向け出力する。

0025

図4は、ガイド支柱12a2における下端部の模式的左側面図である。図4では、鋸刃8は停止しており、ガイド支柱12a2は自然状態(最下位置)にあり、後述する移動ガイド板12g5がガイド位置にある、という状態が示されている。
ガイド支柱12a2の下端には、鋸刃ガイド部12gが設けられている。
鋸刃ガイド部12gは、前後方向に長い略箱状の本体部12g1を有している。本体部12g1は、下端面から上方に向け切り込まれ左右方向に延びるスリット12g2を有している。
また、鋸刃ガイド部12gは、スリット12g2の前側面に取り付けられた固定ガイド板12g3と、本体部12g1に対し左右に延びる軸線まわり(矢印Dg方向)に回動可能に支持された揺動リンク12g4と、揺動リンク12g4の下端側に取り付けられ固定ガイド板12g3と対向するよう配置された移動ガイド板12g5と、を有している。
固定ガイド板12g3は、移動ガイド板12g5よりも下方側に突出している。

0026

本体部12g1内には、油圧シリンダ12g6が設けられている。油圧シリンダ12g6は、外部の油圧源SRから油圧制御部CT1及び油圧経路SR1を介して供給される油圧で揺動リンク12g4の上部を後方側へ押し図4の反時計まわり方向に回動させる。これにより揺動リンク12g4の下部に連結された移動ガイド板12g5が、固定ガイド板12g3と所定間隔となるガイド位置まで接近移動するようになっている。
所定間隔は、鋸刃8の厚さよりもわずかに小さい距離で設定される。
油圧供給解除されると、揺動リンク12g4は、図示しない付勢部材付勢力によって図4の時計まわり方向に回動する。
これにより、移動ガイド板12g5は元の位置であるガイド準備位置復帰する。

0027

移動ガイド板12g5がガイド位置にあるときに、鋸刃8に対して固定ガイド板12g3及び移動ガイド板12g5がわずかに接触して鋸刃8の走行をガイドする。所定間隔は、この接触により生じる摩擦力がガイド支柱12a2の上下動を妨げない程度に設定される。
そのため、自然状態でガイド支柱12a2は自重で最も下がった位置にある。その最も下がった位置は、スリット12g2の内側上面12g7に鋸刃8の上端面8aが当接する位置である。この位置で、固定ガイド板12g3の下端部12g8は、鋸刃8の下端(歯先)よりも下方に位置している。

0028

次に、ワーク押さえ装置12bについて説明する。
図3に示されるように、ベース部12aには、ガイド支柱ホルダ12a1の左方側に押さえ支柱ホルダ12b1が取り付けられている。
押さえ支柱ホルダ12b1は、一対の押さえ支柱12b2,12b2を、前後方向に並立させて上下方向に移動可能に支持している。
一対の押さえ支柱12b2,12b2の下端には、ワーク押さえ部14がボルトなどにより取り付けられている。

0029

図5は、ワーク押さえ部14などを説明するための左方から見た模式的断面図である。
図5に示されるように、ワーク押さえ部14には、油圧シリンダ15におけるロッド15aの下端が連結されている。油圧シリンダ15は、一対の押さえ支柱12b2,12b2の後方側において、ロッド15aが下方に出入りするように配置されている。
これにより、ワーク押さえ部14及び一対の押さえ支柱12b2,12b2は、油圧シリンダ15の動作によって、上下動するようになっている(矢印Df参照)。
図3では、ワーク押さえ部14は、上下移動範囲最上位置にある状態が示されている。

0030

ワーク押さえ部14は、左右方向に薄く形成された略角柱状の基部14aを有する。
基部14aは、下面14a1から上方に向け切り込まれ左右方向に延びるスリット14a2を有している。スリット14a2には、鋸刃8(二点鎖線で記載)の上下方向幅の全体が進入可能とされている。
基部14aの上方には、左右方向に延びる軸部14jを有する突出部14tが設けられている。
軸部14jは、前後方向に延在するバー14cの中央部分を軸支している。これにより、バー14cは、左右軸線まわりの矢印Db方向揺動可能となっている。

0031

基部14aの下面14a1において、スリット14a2の前方直近部位には、ワークプッシャ14bが取り付けられている。
ワークプッシャ14bは、円柱状に形成され、下端面14b1は平坦円形平面とされている。
ワークプッシャ14bは、金属で形成され、下端面14b1を含む下方側部位熱処理などによって高硬度化されている。

0032

基部14aにおけるスリット14a2よりも前方側には、油圧シリンダ19が備えられている。
油圧シリンダ19には、油圧源SRから油圧制御部CT1を介して油圧経路SR2が接続されている。
油圧シリンダ19は、ピストン19aを有し、油圧経路SR2からの油圧供給によってピストン19aを上昇させるようになっている。
ピストン19aは、コイルばね19bによって常に下方に向け付勢されており、油圧供給のない状態では、下降した最下位置にある。
ピストン19aのロッド先端(上方端)は、バー14cの右端下部に当接可能とされている。

0033

基部14aにおけるスリット14a2の後方側には、上下方向に延びる段付き貫通孔14a4が形成されている。
貫通孔14a4には、ワークプッシャ14eが上下動可能に挿着されている。ワークプッシャ14eは、コイルばね14e1により通常上方に向け付勢されている。この付勢によりワークプッシャ14eの上端はバー14cの左端部に常に当接し、通常状態図5の時計まわり方向に回動させている。
すなわち、自然状態でワークプッシャ14eは、最上位置にあり、バー14cは、図5における時計まわり方向に回動してピストン19aを押し下げた状態としており、これによりピストン19aは最下位置にある。

0034

ワークプッシャ14eの下端面14e2は例えば球面の一部として形成されている。
ワークプッシャ14eは、金属で形成され、下端面14e2を含む少なくとも下方側部位には熱処理などによって高硬度化される。

0035

油圧シリンダ19の油室19cへの油圧供給は、外部の油圧源SRから油圧経路SR2を通じて行われる。供給圧は、油圧制御部CT1により調整制御される。油圧制御部CT1の動作は制御部CTにより制御される。
油圧制御部CT1の制御により油室19c内の油圧が上昇すると、コイルばね19bの弾性反発力に抗してピストン19aが上方に移動する。
ピストン19aは、バー14cの右端部を上方に押しあげる。これによりバー14cは、図5において反時計まわり方向に回動し、ワークプッシャ14eをコイルばね14e1の弾性反発力に抗して押し下げる。
油室19c内の油圧が減少すると、ピストン19aは、コイルばね19bの弾性反発力によって下方に移動する。これに伴い、ワークプッシャ14eは、コイルばね14e1の付勢力によって上方に押し上げられる。
すなわち、ワークプッシャ14bは、基部14aに対し固定であり、ワークプッシャ14eが、基部14aに対し下方側に出入り(矢印Dc参照)するようになっている。

0036

上述のように、ワーク押さえ装置12bを有する中間鋸刃ガイド装置12は、左右移動用油圧シリンダ13の動作によりガイドレール9a上を移動する(図3:矢印De参照)。
中間鋸刃ガイド装置12の左右方向の移動範囲における右端位置は、固定バイス3に対応した定位置として設定される。
一方、左右方向の移動範囲を決める左端位置は、作業者などによって予めドグ18を左右方向の所定位置に設定しておくことで、調整可能となっている。
この左端位置は、例えばワークWが円柱状や角柱状の場合に、ワークプッシャ14b,14eの左右方向の位置が、ワークWの左右幅の中央となるように設定される。

0037

図3に示されるように、ベース部12aにおける左縁部には、ドグ18の位置に対応してドグセンサSS1が設けられている。
ドグセンサSS1は、中間鋸刃ガイド装置12の左方移動の過程でドグ18が接近すると、その接近を検出してドグ検出情報J1(図2参照)を制御部CTに向け出力する。
これにより、制御部CTは、ドグ検出情報J1に基づき、左右移動用油圧シリンダ13に対し、中間鋸刃ガイド装置12の左方移動を停止させると共にその位置で維持するよう制御する。

0038

次に、ワークWの切削加工における中間鋸刃ガイド装置12の動作について、図6図8を主に参照して説明する。
図6は、鋸刃ハウジング5の下降途中で、固定ガイド板12g3がワークWの上面Wbに当接した状態を示す前面図である。
図7は、鋸刃8による加工前にワークプッシャ14b,14eによりワークWを下方に押し付けている状態を示す前面図である。
図8は、図7における左側面図である。

0039

ワークWの切削加工を開始するに際し、まず、作業者により、中間鋸刃ガイド装置12の加工時の左右方向位置がドグ18の位置を調整することで予め設定される。
この位置は、上述のように、ワークプッシャ14b,14eがワークWの左右幅の中央となる位置である。

0040

次いで、ガイド支柱12a2を用いてワークWの上面Wbの高さ位置検出を行う。
具体的には、制御部CTは、駆動源Mを動作させて鋸刃8を走行させる。鋸刃8の走行に伴い、上述のように移動ガイド11が自ずと右方に移動して可動バイス4の位置に対応した左右方向位置に位置決めされる。
次いで、制御部CTは、左右移動用油圧シリンダ13を動作させて、鋸刃ガイド部12gをワークWの右端部上方に位置するようにガイド支柱12a2の左右方向の位置出しをする。その後、昇降用サーボモータSMを動作させ、鋸刃ハウジング5を最上位置から下降させる(図6:矢印Dh参照)。
下降開始時において、ガイド支柱12a2は自重により移動範囲の下端位置にある。また、ワーク押さえ部14は、油圧シリンダ15を動作させて上下動範囲の最上位置に移動しておく。

0041

鋸刃ハウジング5の下降の途中で、図6に示されるように、鋸刃ガイド部12gにおける固定ガイド板12g3の下端部12g8がワークWの上面Wbに当接する。この当接後の鋸刃ハウジング5の下降により、ガイド支柱12a2は、鋸刃ハウジング5に対し相対的に上昇する(矢印Dh1参照)。
この相対上昇がガイド支柱センサSSにより検出され、ガイド支柱上昇情報Jとして制御部CTに向け出力される。
制御部CTは、ガイド支柱上昇情報Jが入来したら、鋸刃ハウジング5の下降を一旦停止する。

0042

次いで、左右移動用油圧シリンダ13を動作させ、図7に示されるように中間鋸刃ガイド装置12を左方に移動させる(矢印Dh2参照)。
この左方移動の途中で、ドグセンサSS1がドグ18の接近を検出してドグ検出情報J1を送出する。
制御部CTは、ドグ検出情報J1が入来したら左方移動を停止し、中間鋸刃ガイド装置12の位置出しが完了する。

0043

鋸刃8が、図7に示されるように右下がり傾斜配置されている場合、この位置出し動作の左方移動途中で鋸刃8の上端面8aは、鋸刃ガイド部12gのスリット12g2の内側上面12g7に当接し、さらなる左方移動で鋸刃ガイド部12gを持ち上げる。そのため、位置出しされた状態で、固定ガイド板12g3は、ワークWの上面Wbから上方に離れている。

0044

中間鋸刃ガイド装置12の位置出しが完了したら、制御部CTは、油圧シリンダ15を動作させ、ワーク押さえ部14を下降させる(矢印Dh4参照)。
これにより、図8に示されるように、ワークプッシャ14bが油圧シリンダ15で発生する力に基づいてワークWを力Fbで下方に押し付ける。
次いで、油圧制御部CT1を介して油圧シリンダ19を動作させ、ワークプッシャ14eを下方に延出させる(矢印Dh3参照)。
これにより、ワークプッシャ14eが、油圧シリンダ15及び油圧シリンダ19で発生する力に基づいてワークWを力Feで下方に押し付ける。
ワークプッシャ14bとワークプッシャ14eとがワークWを押し付けるタイミングは、時間差があってもよいし、ワーク押さえ部14の下降に伴いワークプッシャ14eを下方に延出させておき、同じタイミングでワークWを押し付けるようにしてもよい。

0045

制御部CTは、ワークプッシャ14b,14eによるワークWの押し付けを開始したら、昇降用サーボモータSMを動作させて鋸刃ハウジング5を下降させる。
鋸刃ハウジング5の下降に伴い、走行する鋸刃8がワークWのまず右端部に当接し、さらなる下降でワークWの切削が実行される。

0046

ここで、ワークプッシャ14eがワークWを押す力Feは、油圧シリンダ15による力と油圧シリンダ19による力との合力になるため、力Fbと力Feとが異なり、ワークWを押し付ける力が、鋸刃8の前後位置アンバランスとなる。
油圧制御部CT1は、力Fb及び力Feの値、並びに、力Fb及び力Feのバランスが、所望の値及びバランス状態となるように、油圧シリンダ15と油圧シリンダ19とに供給する油圧を調整制御する。

0047

鋸刃ハウジング5が下降し、鋸刃8による切削加工が進行した状態が、図9に示されている。図9図8に概ね対応した図である。
図9に示されるように、ワークWは、鋸刃8による切削位置P1に対する前後二か所の直近位置で、それぞれワークプッシャ14b及びワークプッシャ14eにより下方に付勢される。
すなわち、ワークWは、ワークプッシャ14b及びワークプッシャ14eとワークテーブル2との間で上下方向に挟持される。
これにより、切削加工中の、ワークWの位置ずれ微小振動がより効果的に抑えられる。そのため、切削加工を安定して高精度に行うことができる。

0048

図9に示された状態から更に切削が進行してワークWの切断が完了した後も、制御部CTは、油圧シリンダ15,19を継続作動させてワークプッシャ14b,14eによるワークWの付勢挟持を維持する。
これにより、切断で得た製品が、例えば図9において点描が付された部分に対応する短尺の製品Waであっても、しっかり保持され次工程(例えば搬出)を良好に行うことができる。

0049

以上詳述した中間鋸刃ガイド装置12とそれを備えた帯鋸盤51は、鋸刃8をガイドする鋸刃ガイド部12gを有するガイド支柱12a2と、ワークWを押さえるワーク押さえ部14を有する押さえ支柱12b2と、を、ベース部12aを用いて一体的に構成し、ガイドレール9aに移動可能に支持させている。そして、ベース部12aを、一つの駆動源(例えば左右移動用油圧シリンダ13)により左右方向に移動させるようにしてある。
これにより、ガイド機能とワークの押さえ機能との両方を、一つの駆動源と一つの移動手段とにより得ることができており、構造が簡単になっている。

0050

中間鋸刃ガイド装置12は、鋸刃ハウジング5を下降させた際に、鋸刃8よりも先にワークWの上面Wbに達して当接する固定ガイド板12g3を有する。そして、固定ガイド板12g3のワークWへの当接は、ガイド支柱12a2を介してガイド支柱センサSSにより検出され、制御部CTが把握できるようになっている。そして、制御部CTは、鋸刃ハウジング5の下降を、ガイド支柱上昇情報Jの入来後よりも入来前の方を高速で実行する。
これにより、鋸刃ハウジング5の下降時間が短縮され、加工効率が向上する。

0051

また、中間鋸刃ガイド装置12は、加工の初期段階において、鋸刃ガイド部12gにより鋸刃8を厚さ方向からガイドする。これにより、加工初期の鋸刃8の振れや振動が防止されて安定した加工が行われる。
また、中間鋸刃ガイド装置12は、ワークWを、鋸刃8の切削位置P1に対する前方側近傍と後方側近傍との二か所の位置でワークテーブル2に対し押し付けることができる。これにより、切削加工中のワークWの微小振動やぶれを抑制すると共に、素材や製品が短尺の場合でも切削加工が可能である。

0052

本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。

0053

制御部CTは、帯鋸盤51に備えられていなくてもよい。例えば、外部の制御装置パーソナルコンピュータなど)であってもよい。
鋸刃ハウジング5の昇降機構,駆動ホイール5aを駆動する駆動源M,中間鋸刃ガイド装置12をガイドレール9a上で移動させる移動機構,及び押さえ支柱12b2の上下移動機構の各構成は、周知の構造を適宜適用できる。
ガイド支柱センサSS及びドグセンサSS1の種類は限定されない。
油圧で動作するバランス用油圧シリンダ7,左右移動用油圧シリンダ13,及び油圧シリンダ12g6,15,19は、油圧以外の他の動力源で動作するアクチュエータであってもよい。

0054

中間鋸刃ガイド装置12の左右方向の位置決めは、加工するワークWの形状情報を含むワーク情報に基づいて、制御部CTが自動的に設定するものであってもよい。また、その設定は、作業者の手動によるものと制御部CTの自動によるものとが混在していてもよい。

0055

鋸刃ハウジング5は、上述のように鋸刃8の掛け渡し方向Vrが角度θaで傾斜しているものに限定されない。角度θaを0(ゼロ)として水平方向に走行させるものであってもよい。
帯鋸盤51は、鋸刃ハウジング5を、上述のように鉛直上下方向に昇降させるタイプでなくてもよい。
例えば、基台1の右上方にヒンジピンを設け、鋸刃ハウジング5をヒンジピンに対する回動で昇降させるタイプであってもよい。
この場合、中間鋸刃ガイド装置12は、ベース部12aに対し、ガイド支柱12a2及び押さえ支柱12b2が鋸刃ハウジング5の回動角度によらず鉛直下方を向くように構成される。

0056

1基台
2ワークテーブル
3固定バイス
4可動バイス、 4aガイドバー
5鋸刃ハウジング、 5a駆動ホイール、 5b従動ホイール
7バランス用油圧シリンダ
7aピストンロッド、 7hシリンダ本体
8鋸刃(帯鋸刃)、 8a上端面
9aガイドレール
10固定ガイド、 10aガイド部
11移動ガイド、 11a ガイド部、 11bストッパ
12中間鋸刃ガイド装置
12aベース部、 12a1ガイド支柱ホルダ
12a2 ガイド支柱、 12bワーク押さえ装置
12b1押さえ支柱ホルダ、 12b2 押さえ支柱
12g鋸刃ガイド部、 12g1 本体部、 12g2スリット
12g3固定ガイド板、 12g4揺動リンク
12g5移動ガイド板、 12g6 油圧シリンダ
12g7 内側上面、 12g8下端部
13左右移動用油圧シリンダ
14ワーク押さえ部
14a 基部、 14a1 下面、 14a2 スリット
14a4貫通孔、 14b ワークプッシャ、 14b1下端面
14c バー、 14e ワークプッシャ、 14e1コイルばね
14e2 下端面、 14j 軸部、 14t 突出部
15 油圧シリンダ、 15aロッド
18ドグ
19 油圧シリンダ
19aピストン、 19b コイルばね、 19c油室
51帯鋸盤
CT 制御部、 CT1油圧制御部
Fb,Fe 力
J ガイド支柱上昇情報、 J1 ドグ検出情報
M駆動源、MR記憶部
P1切削位置
SB制御ボックス、SM昇降用サーボモータ
SR油圧源、 SR1,SR2油圧経路
SSガイド支柱センサ、 SS1ドグセンサ
Vh 水平方向、 Vr (鋸刃の)掛け渡し方向
W ワーク、 Wa (短尺の)製品、 Wb 上面
θa 角度

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

新着 最近 公開された関連が強い 技術

  • 株式会社マキタの「 ソーチェーンの仮固定具及びソーチェーンの取付方法」が 公開されました。( 2018/10/11)

    【課題】チェーンソーやポールソー等で、ソーチェーンの交換作業の作業性を向上させる。【解決手段】ソーチェーン20をガイドバー15に仮固定するソーチェーンの仮固定具30であって、仮固定具30は、ガイドバー... 詳細

  • 株式会社マキタの「 バンドソー」が 公開されました。( 2018/10/11)

    【課題】切り屑が駆動ホイールの刃具支持周面に付着することがあっても、切り屑を刃具支持周面から適切に除去して刃具支持周面から帯鋸刃具を滑ってしまい難いようにし、帯鋸刃具の周回をより確実なものとする。【解... 詳細

  • 株式会社マキタの「 卓上切断機」が 公開されました。( 2018/10/04)

    【課題】卓上切断機の回転刃具によって切断材を加工する時、切断材の切断部位から切断粉が発生して飛散する。飛散した切断粉は、作業の妨げや動作不良の原因になるため、速やかに取り除かれることが求められる。切断... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ