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技術 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 石原正樹松田裕司杉村昌彦遠藤進馬場孝之上原祐介
出願日 2014年11月4日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2014-224046
公開日 2016年5月23日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2016-087048
状態 特許登録済
技術分野 放射線診断機器 イメージ処理・作成 検索装置 画像処理
主要キーワード Y座標 切り出し拡大 比較点 高次式 X座標 対応点算出 縦断面画像 拡大表示画面
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月23日)のものです。
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図面 (20)

課題

処理時間を短縮する。

解決手段

第1の時間に立体を複数枚スライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力することを特徴とする。

概要

背景

医療現場では、医師時間経過による患部の変化を確認することがある。確認に際して、例えばCT(Computed Tomography)装置を用いる場合、異なる時期に撮影したCT画像群の中から同じ患部の画像を抽出することが求められる。

CT装置は、頭頂部からつま先方向に、体をスライスした画像を生成する。所望の部位の体内での位置が変わらない場合、異なる時期に撮影したCT画像群のうち、所望の部位の画像が頭頂部またはつま先から何枚目の画像であるかを特定できれば、他の時期に撮影されたCT画像群の中から該当する枚数目の画像を抽出することで、所望の部位が写った画像を得ることができる。

概要

処理時間を短縮する。 第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力することを特徴とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

第1の時間に立体を複数枚スライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、ことを特徴とする画像処理装置

請求項2

前記第1の撮像群から、指定されたXYZ軸で特定される一線上から前記複数の特徴点を抽出し、前記第2の撮像群の先に指定された2軸で特定される平面上から、前記抽出した複数の特徴点それぞれに閾値を超えて近似する箇所を特定し、残りの1軸の位置を特定することで、前記抽出した複数の特徴点の各々が、前記第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。

請求項3

前記特定した箇所を結ぶ線の各位置において、前記残りの1軸の方向にある所定の数のスライスの画像を用いて、前記特定した箇所の間の画像を再構成して出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。

請求項4

第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム

請求項5

コンピュータによる画像処理方法であって、該コンピュータが、第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、ことを特徴とする画像処理方法。

技術分野

0001

本発明は、画像処理装置画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。

背景技術

0002

医療現場では、医師時間経過による患部の変化を確認することがある。確認に際して、例えばCT(Computed Tomography)装置を用いる場合、異なる時期に撮影したCT画像群の中から同じ患部の画像を抽出することが求められる。

0003

CT装置は、頭頂部からつま先方向に、体をスライスした画像を生成する。所望の部位の体内での位置が変わらない場合、異なる時期に撮影したCT画像群のうち、所望の部位の画像が頭頂部またはつま先から何枚目の画像であるかを特定できれば、他の時期に撮影されたCT画像群の中から該当する枚数目の画像を抽出することで、所望の部位が写った画像を得ることができる。

先行技術

0004

国際公開第2009/150882号

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、例えばの先端部分(気管支から遠い側)等は、呼吸時の横隔膜動きによって位置が上下に変動し、所望の部位が写るスライスの位置が変動することがある。このため、一方の時期に撮影したCT画像群に含まれる所望の部位の画像が、他の時期に撮影したCT画像群の何枚目の画像であるかを特定することは容易ではない。

0006

画像の特徴を比較する技術を用いて、一方の時期に撮影したCT画像群に含まれる所望の部位と特徴が類似する部位を、他の時期に撮影したCT画像群の中から検索するには、複数のスライスされた画像から特徴を検出し、照合する必要がある。このため、処理時間がかかり、所望の時間内に類似する部位を検索することができない。

0007

一つの側面では、一方の時期に撮影した画像において指定された対象を、他の時期に撮影した画像から検索する際の、処理時間を短縮することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

一態様によれば、画像処理装置は、
第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け
前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、
前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力することを特徴とする。

発明の効果

0009

一方の時期に撮影した画像において指定された対象を、他の時期に撮影した画像から検索する際の、処理時間を短縮することができる。

図面の簡単な説明

0010

CT画像撮影システムの一例を示す図である。
画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。
画像処理装置における診断支援部の処理内容と、ユーザの操作内容と、表示画面の表示内容との関係を示す図である。
画像処理装置における診断支援部の処理内容と、ユーザの操作内容と、並列表示画面の表示内容との関係を示す図である。
患者の向きと座標軸との関係及び撮影領域の特性を説明するための図である。
第1のレジストレーション部の機能構成図である。
選択された比較元CT画像及び指定された注目点を示す図である。
比較元CT画像における注目点とサンプリング点との関係、及び、比較元CT画像のサンプリング点と比較先CT画像の対応点との関係を示す図である。
サンプリング点DBに格納されるサンプリング点情報の一例を示す図である。
第2のレジストレーション部の機能構成図である。
サンプリング点の対応点の位置関係をZ軸方向から見た様子を示す図である。
注目点の対応点が存在する範囲を説明するための図である。
検索範囲決定部による再構成画像生成方法を説明するための図である。
検索範囲決定部により生成された再構成画像を模式的に示した図である。
サンプリング点の対応点算出処理のフローチャートである。
注目点の対応点算出処理のフローチャートである。
オフセット枚数の決定方法を説明するための図である。
注目点の対応点算出処理のフローチャートである。
注目点の対応点算出処理のフローチャートである。
並列表示画面の一例を示す図である。
並列表示画面の変化の一例を示す図である。
並列表示画面の変化の一例を示す図である。
サンプリング点の対応点間を曲線で結んだ例を示す図である。
注目点とサンプリング点との位置関係を説明するための図である。

実施例

0011

以下、実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。

0012

[第1の実施形態]
はじめに、第1の実施形態に係る画像処理装置を含むCT(Computed Tomography)画像撮影システムについて説明する。図1は、CT画像撮影システムの一例を示す図である。

0013

CT画像撮影システム100は、CT装置110と画像処理装置120とを有する。CT装置110と画像処理装置120とは電気的に接続されており、両装置の間ではデータの送受信が行われる。

0014

CT装置110は、放射線等を利用して患者の体内を走査し、コンピュータを用いて処理することで、患者のスライスの画像であるCT画像を生成する(以下、CT画像を撮影すると称す)。CT装置110は、撮影したCT画像を画像処理装置120に送信する。

0015

画像処理装置120は、CT装置110において撮影されたCT画像を格納するとともに、異なる時期(第1の時間、第2の時間)に撮影されたCT画像を並列に表示する。

0016

画像処理装置120は、診断支援部140を有し、画像データベース(以下、データベースをDBと略す)130及びサンプリング点DB150と接続される。

0017

画像DB130は、CT装置110において撮影されたCT画像を格納する。画像DB130では、CT装置110より送信されたCT画像を、同じ時期に撮影された複数のCT画像(撮像群)ごとにわけて格納する。

0018

診断支援部140は、撮影したCT画像に基づいて、医師等の医療従事者が患者の診断を行う際に利用する機能であり、例えば、診断支援プログラムがコンピュータにより実行されることにより実現される。

0019

診断支援部140は、例えば異なる時期に撮影されたCT画像を、医療従事者が比較しながら診断できるよう、並列に表示する。なお、以下では、並列に表示されたCT画像のうち、一方(例えば投薬前に撮影されたCT画像)を"比較元CT画像"と称し、他方(例えば投薬後に撮影されたCT画像)を"比較先CT画像"と称する。

0020

診断支援部140は、比較元CT画像内において医療従事者により指定された対象(注目点)を拡大表示する。また、診断支援部140は、指定された注目点に対応する対応点(閾値を超えて注目点に近似する点)が写された比較先CT画像を抽出し、対応点を含む領域を拡大表示画面に拡大表示する。

0021

なお、診断支援部140は、これらの処理を実行するために、第1のレジストレーション部141と、第2のレジストレーション部142と、表示制御部143とを有する。

0022

第1のレジストレーション部141は、例えば、第1のレジストレーションプログラムがコンピュータにより実行されることで実現される。第1のレジストレーション部141は、医療従事者により指定された注目点に基づいて、注目点を挟み込む複数の特徴点であるサンプリング点を比較元CT画像より抽出する。また、第1のレジストレーション部141は、抽出したサンプリング点に対応する、比較先CT画像の対応点を算出する。更に、第1のレジストレーション部141は、算出した対応点を、サンプリング点と関連付けてサンプリング点情報としてサンプリング点DB150に格納する。

0023

第2のレジストレーション部142は、例えば、第2のレジストレーションプログラムがコンピュータにより実行されることで実現される。第2のレジストレーション部142は、第1のレジストレーション部141により算出されたサンプリング点の対応点に基づいて、サンプリング点の対応点間の再構成画像を生成する。また、第2のレジストレーション部142は、生成した再構成画像を検索範囲として検索することで注目点の対応点を抽出し、生成した再構成画像とともに注目点の対応点の座標を表示制御部143に通知する。

0024

表示制御部143は、例えば、表示プログラムがコンピュータにより実行されることで実現される。表示制御部143は、医療従事者により選択された比較元CT画像を表示するとともに、医療従事者により指定された注目点を拡大表示する。また、表示制御部143は、第2のレジストレーション部142より通知された注目点の対応点が写っている比較先CT画像を表示するとともに、通知された再構成画像を注目点の対応点を含む領域として拡大表示画面に拡大表示する。

0025

サンプリング点DB150は、第1のレジストレーション部141により算出された、サンプリング点の対応点を、サンプリング点と対応付けて格納する。

0026

次に、画像処理装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、画像処理装置120は、CPU201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を備える。また、画像処理装置120は、記憶部204、接続部205、表示部206、操作部207を備える。なお、画像処理装置120の各部は、バス208を介して相互に接続されている。

0027

CPU201は、記憶部204に格納された各種プログラム(例えば、第1のレジストレーションプログラム、第2のレジストレーションプログラム、表示プログラム等)を実行するコンピュータである。

0028

ROM202は、不揮発性メモリである。ROM202は、記憶部204に格納された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。

0029

RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM203は、記憶部204に格納された各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。

0030

記憶部204は、画像処理装置120にインストールされた各種プログラムや、プログラムを実行することで生成されるデータ等を記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。なお、記録媒体には、例えば、ハードディスク光ディスク光磁気ディスクCD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性メモリカード、ROMなどが含まれる。

0031

接続部205は、CT装置110と接続され、CT装置110との間で、データの送受信を行う。表示部206は、CT装置110において撮影され画像DB130に格納されたCT画像を表示する。操作部207は、医師等の医療従事者が画像処理装置120に対して行う各種操作を受け付ける。

0032

次に、画像処理装置120の診断支援部140の処理内容と、そのときのユーザの操作内容ならびに画像処理装置120の表示部206に表示される表示画面との関係について説明する。

0033

図3及び図4は、画像処理装置における診断支援部の処理内容と、ユーザの操作内容と、表示画面の表示内容との関係を示す図である。

0034

画像処理装置120において診断支援部140による処理を開始すると、図3に示すように、表示制御部143による処理が開始され、表示部206には、異なる時期に撮影されたCT画像を並列して表示させるための並列表示画面300が表示される。並列表示画面300が表示された状態で、医師等の医療従事者は、所定の患者について所定の時期に撮影された所定の部位の撮像群を比較元CT画像群(第1の撮像群)として選択する。これにより、表示制御部143では、画像DB130より、選択された比較元CT画像群を読み出す。更に、医療従事者により、選択された比較元CT画像群の中から、所定の比較元CT画像が指定されると、表示制御部143は、指定された比較元CT画像を並列表示画面300に表示する。

0035

医療従事者は、指定した比較元CT画像と比較すべく、異なる時期に撮影された同一患者同一部位の撮像群を比較先CT画像群(第2の撮像群)として選択する。具体的には、患者名や撮影日時、撮影部位等を入力する。これにより、表示制御部143では、入力された患者名、撮影日時、撮影部位等により特定される撮像群を比較先CT画像群として、画像DB130より読み出す。

0036

図4に示すように、表示された比較元CT画像において更に医療従事者が注目点Fを指定すると、表示制御部143では、指定された注目点Fの座標を取得し、第1のレジストレーション部141に通知する。また、注目点Fを含む領域を拡大表示した拡大表示画面401を比較元CT画像上に表示する。

0037

第1のレジストレーション部141では、注目点Fの座標に基づいて、サンプリング点を抽出し、抽出したサンプリング点に対応する対応点を、比較先CT画像群より算出し、サンプリング点DB150に格納する。第2のレジストレーション部142では、算出したサンプリング点の対応点間に位置する比較先CT画像群を用いて再構成画像を生成する。第2のレジストレーション部142では、生成した再構成画像内を検索することで、注目点の対応点を抽出する。第2のレジストレーション部142では、生成した再構成画像と、検索した注目点の対応点の座標とを表示制御部143に通知する。

0038

表示制御部143は、第2のレジストレーション部142より通知された注目点の対応点の座標に基づいて、注目点Fに対応する対応点F'が写っている比較先CT画像を対応点F'とともに表示する。表示制御部143は、第2のレジストレーション部142より通知された再構成画像より、対応点F'を含む領域を切り取り拡大処理したうえで、拡大表示画面402として比較先CT画像上に表示する。

0039

このように、画像処理装置120によれば、比較元CT画像において医療従事者により指定された注目点Fに対応する対応点F'が写っている比較先CT画像を自動的に抽出し、拡大表示画面402とともに表示することができる。このため、例えば、医師等の医療従事者は、異なる時期に撮影された撮像群に含まれる各CT画像の対応箇所を容易に把握することができ、病巣部がどのように変化したのかを容易に比較することができる。

0040

以下、診断支援部140の各部のうち、特に第1のレジストレーション部141、第2のレジストレーション部142について説明する。

0041

なお、説明に際しては、まず、撮影対象の立体である患者の向きと座標軸(XYZ軸)との関係について説明する。また、CT装置110の撮影領域である患者の胸部の特性について説明する。図5は、患者の向きと座標軸との関係及び撮影領域の特性を説明するための図である。

0042

図5(a)に示すように、本実施形態においては、患者500の左右方向をX軸方向、患者の前後方向をY軸方向、患者500の上下方向をZ軸方向と定義する。CT装置110は、患者500をXY平面でスライスしたCT画像をZ軸方向に複数枚生成し、画像処理装置120に対して送信する。

0043

ここで、患者の胸部は、呼吸時の横隔膜の動きによって位置が変動する。図5(b)、(c)のレントゲン写真を用いて、患者の胸部の位置の変動について説明する。呼吸に際して横隔膜はZ軸方向に動くため、図5(b)に示すように、息を吐いた状態と息を吸った状態とを、肺の上部の位置を合わせて対比すると、肺の下部の位置はZ軸方向に大きくずれる。

0044

一方、図5(c)に示すように、息を吐いた状態と息を吸った状態とを、右肺左肺との間の中心位置を合わせて対比すると、右肺壁及び左肺壁のX軸方向の位置のずれは小さい。なお、図5において図示していないが、息を吐いた状態と息を吸った状態とで、Y軸方向の位置のずれも小さい。

0045

つまり、画像処理装置120が処理するCT画像に写る患者の胸部は、呼吸に伴うZ軸方向の位置ずれが大きく、X軸方向及びY軸方向の位置ずれが小さいという特性を有する。

0046

次に、第1のレジストレーション部141の機能の詳細について説明する。図6は、第1のレジストレーション部の機能構成図である。

0047

図6に示すように、画像処理装置120では、第1のレジストレーション部141が、コンピュータをサンプリング点抽出部601、対応点検索部602、DB生成部603として機能させる。

0048

サンプリング点抽出部601は、比較元CT画像上においてユーザが指定した注目点に応じて、当該比較元CT画像より、サンプリング点を抽出する。

0049

対応点検索部602は、サンプリング点抽出部601により抽出されたサンプリング点に対応する対応点を、比較先CT画像群より検索する。

0050

DB生成部603は、対応点検索部602により検索された比較先CT画像群における対応点を、比較元CT画像のサンプリング点と対応付けてサンプリング点情報に記載することで、サンプリング点情報を生成する。また、生成したサンプリング点情報をサンプリング点DB150に格納する。

0051

次に、第1のレジストレーション部141による処理の具体例について、図7乃至図9を用いて説明する。図7は、選択された比較元CT画像及び指定された注目点を示す図である。図7の例では、Z=50を有するXY平面画像が比較元CT画像として選択され、当該比較元CT画像上において注目点Fが指定された様子を示している。

0052

図8は比較元CT画像における注目点とサンプリング点との関係、及び、比較元CT画像のサンプリング点と比較先CT画像の対応点との関係を示す図である。

0053

図8(a−1)に示すように、サンプリング点抽出部601は、比較元CT画像群に基づいて、所定のY座標図8(a−1)の例では、Y=256)を有する縦断面画像(XZ平面画像)を算出する。サンプリング点抽出部601は、比較元CT画像群より、医療従事者が選択した比較元CT画像(Z=50を有するXY平面画像)を抽出する。更に、サンプリング点抽出部601は、算出したXZ平面画像と医療従事者が選択したXY平面画像とが交差する一線上(図8(a−1)の点線上)から、複数のサンプリング点(図8(a−1)の例では、A点〜C点)を抽出する。このとき、サンプリング点抽出部601は、注目点Fを挟み込むように、複数のサンプリング点を抽出する。

0054

対応点検索部602では、抽出した複数のサンプリング点(A点〜C点)それぞれについて、比較先CT画像群において対応点を検索する。具体的には、比較先CT画像群に基づいて算出された、所定のY座標(比較元CT画像においてサンプリング点を抽出する際に用いたY座標。Y=256)を有するXZ平面画像を検索対象として対応点を検索する。

0055

図8(b−1)は、対応点検索部602により、比較先CT画像群に基づいて算出された、所定のY座標(Y=256)を有するXZ平面画像を検索対象として、各サンプリング点(A点〜C点)に対応する対応点を検索した結果を示している。図8(b−1)の例は、各サンプリング点(A点〜C点)に対応する対応点として、A'点、B'点、C'点が算出された様子を示している。なお、A'点、B'点、C'点は、比較先CT画像群のうち、Z=55のXY平面画像、Z=49のXY平面画像、Z=48のXY平面画像に存在しているものとする。つまり、A'点、B'点、C'点は、異なるXY平面画像にまたがって存在しているものとする。

0056

なお、比較元CT画像群より抽出したサンプリング点すべてについて、比較先CT画像群より対応点が抽出されるとは限られない。

0057

図8(a−2)の例は、指定された注目点Fに基づいて、XZ平面画像(Y=256を有するXZ平面画像)とXY平面画像(Z=50を有するXY平面画像)とが交差する一線上よりサンプリング点(A点〜E点)を抽出した場合を示している。このうち、D点及びE点については、図8(b−2)に示すように、比較先CT画像群に基づいて算出されたXZ平面画像(Y=256を有するXZ平面画像)内に対応点が存在しない。

0058

図9は、サンプリング点DBに格納されるサンプリング点情報の一例を示す図である。図9に示すように、サンプリング点DB150には、指定された比較元CT画像により抽出されたサンプリング点と、比較先CT画像群に基づいて算出された対応点とが対応付けて格納される。

0059

次に、第2のレジストレーション部142の機能の詳細について説明する。図10は、第2のレジストレーション部の機能構成図である。

0060

図10に示すように、画像処理装置120では、第2のレジストレーション部142が、コンピュータをサンプリング点取得部1001、検索範囲決定部1002、対応点検索部1003として機能させる。

0061

サンプリング点取得部1001は、第1のレジストレーション部141において算出された複数のサンプリング点に対応する対応点を、サンプリング点DB150より取得する。

0062

検索範囲決定部1002は、サンプリング点取得部1001により取得されたサンプリング点の対応点間に位置する比較先CT画像群を用いて再構成画像を生成し、注目点の対応点を検索する検索範囲を決定する。

0063

対応点検索部1003は、検索範囲決定部1002により検索範囲として決定された再構成画像について、注目点の対応点を検索する。また、生成した再構成画像及び検索された注目点の対応点の座標(再構成画像における座標及び比較先CT画像における座標)を出力する。なお、対応点検索部1003により出力された再構成画像は、一旦、RAM203等に出力され、RAM203等にて保持された後、表示制御部143により並列表示画面300の拡大表示画面402に出力(表示)される。

0064

次に、第2のレジストレーション部142による処理の具体例について、図11図14を用いて説明する。

0065

図11は、サンプリング点の対応点の位置関係をZ軸方向から見た様子を示す図である。上述したように、A'点は、Z=55のXY平面画像に存在し、B'点は、Z=49のXY平面画像に存在し、C'点は、Z=48のXY平面画像に存在する。A'点〜C'点は、いずれもY=256のXZ平面画像上に存在することから、図11に示すように、A'点からC'点のY座標はいずれも同じとなる。

0066

図11の例の場合、サンプリング点取得部1001では、対応点として、A'点=(100、256、55)、B'点=(302、256、49)、C'点=(403、256、48)を取得する。

0067

ここで、サンプリング点(A点〜C点)の対応点(A'点〜C'点)の位置関係が図11に示す通りであった場合の、注目点Fの対応点F'が存在しうる範囲(注目点Fの対応点F'を検索する際の検索すべき範囲)について検討する。図12は、注目点の対応点が存在する範囲を説明するための図である。上述したとおり、注目点Fは、X軸方向においてサンプリング点(本実施形態ではA点とB点)に挟み込まれていることから、注目点Fの対応点F'も、サンプリング点の対応点(A'点とB'点)に挟み込まれて存在することになる。患者の体内の組織ねじれて動くことはないからである。このため、以下の範囲を検索することで、注目点Fの対応点F'を抽出することができる。
・Z=55のXY平面画像:平面上のA'点のX座標(X=100)からB'点のX座標(X=302)までのすべてのY座標、
・・・
・Z=50のXY平面画像:平面上のA'点のX座標(X=100)からB'点のX座標(X=302)までのすべてのY座標、
・Z=49のXY平面画像:平面上のA'点のX座標(X=100)からB'点のX座標(X=302)までのすべてのY座標。

0068

つまり、注目点を挟み込むサンプリング点の対応点のスライスの位置に基づいて特定されるスライスの位置範囲(Z=49〜55)内であって、サンプリング点の対応点のXY平面上の範囲(X=100〜302)を検索する。これにより、注目点Fの対応点F'を抽出することができる。

0069

ここで、本実施形態では、上記範囲に対して直接検索を行うのではなく、上記範囲に基づいて生成した再構成画像に対して検索を行う。このため、検索範囲決定部1002では、注目点Fの対応点F'の検索精度が向上するように再構成画像を生成する。

0070

図13は、検索範囲決定部による再構成画像の生成方法を説明するための図である。図13(a)は、サンプリング点(A点〜C点)の対応点(A'点から点C'点)をY軸方向から見た様子を示している。

0071

図13(a)に示すように、検索範囲決定部1002では、まず、注目点Fを挟み込むサンプリング点(A点とB点)の対応点(A'点とB'点)とを通る直線1301を算出する。

0072

検索範囲決定部1002では、直線1301と平行な2本の直線であって、Z軸方向に矢印1304で示される間隔をもって配された直線1302、1303を算出する。なお、直線1302、1303は、直線1301の両側に配され、直線1302から直線1301までのZ軸方向の間隔と、直線1303から直線1301までのZ軸方向の間隔とは等しくなるように配されているものとする。なお、矢印1304で示される間隔に含まれる、XY平面画像の数を以下では"オフセット枚数(K)"と称する。図13の例では、K=2となるように、直線1302、1303が算出されている。

0073

更に、検索範囲決定部1002では、A'点があるXY平面画像(Z=55)からB'点があるXY平面画像(Z=49)までのXY平面画像のうち、直線1302と直線1303とにより囲まれた領域(X軸方向の部分領域)を特定する。例えば、Z=55のXY平面画像の場合、直線1302と直線1303とにより囲まれたX軸方向の領域として、部分領域1305が特定される。例えば、Z=49のXY平面画像の場合、直線1302と直線1303とにより囲まれたX軸方向の部分領域として、部分領域1306が特定される。

0074

図13(b)は、検索範囲決定部1002により特定された、Z=55のXY平面画像からZ=49のXY平面画像までの各XY平面画像におけるX軸方向の部分領域を抽出し、X軸方向に配列した状態を、Z軸方向から見た様子を示す図である。

0075

検索範囲決定部1002では、各XY平面画像から抽出した各部分領域のうち、X軸方向の範囲が同じ部分領域(Z軸方向から見た場合に重複している部分領域)について、各画素平均値を求めることで、当該部分領域について画像を再構成する。

0076

例えば、Z=55のXY平面画像より抽出した部分領域1305とZ=54のXY平面画像より抽出した部分領域1305とは、X軸方向の範囲が同じである。このため、Z=55のXY平面画像より抽出した部分領域1305の各画素の画素値と、Z=54のXY平面画像より抽出した部分領域1305の各画素の画素値との平均値を求めることで、部分領域1305について画像を再構成する。

0077

同様に、Z=50のXY平面画像より抽出した部分領域1306とZ=49のXY平面画像より抽出した部分領域1306とは、X軸方向の範囲が同じである。このため、Z=50のXY平面画像より抽出した部分領域1306の各画素の画素値と、Z=49のXY平面画像より抽出した部分領域1306の各画素の画素値との平均値を求めることで、部分領域1306について画像を再構成する。

0078

これにより、検索範囲決定部1002では、A'点とB'点との間の各部分領域において画像を再構成することができる。この結果、検索範囲決定部1002では、A'点とB'点との間に位置する比較先CT画像群を用いて、注目点Fの対応点F'を含みつつ、Z軸方向から見た場合に重複している部分領域の数の少ない再構成画像を1枚生成することができる。なお、Z軸方向から見た場合に重複している部分領域の数が多い場合、画像を再構成した際に、注目点Fの対応点F'の検索が困難になるところ、重複している部分領域の数を少なくすることで、注目点Fの対応点F'の検索速度を向上させることができる。

0079

そして、検索範囲決定部1002では、上記生成方法により生成した再構成画像を、注目点Fの対応点F'を検索する検索範囲として決定する。対応点検索部1003では、当該検索範囲において注目点Fの対応点F'を検索する。

0080

以上のとおり、検索範囲決定部1002では、比較先CT画像群のうちの一部の比較先CT画像に含まれる一部の領域を用いて再構成画像を生成し、対応点検索部1003では、生成された再構成画像を検索範囲として、注目点Fの対応点F'を検索する。このため、比較先CT画像群に含まれるすべての比較先CT画像を検索範囲として検索する場合と比較して、検索時間を短縮することができる。

0081

また、検索範囲決定部1002では、比較先CT画像に含まれる一部の領域のうち、図13(a)においてハッチングされた領域を除外して再構成画像を生成する。このため、検索精度を落とすことなく、再構成画像を生成する時間を短縮することが可能となる。

0082

なお、再構成画像は、上述したように各画素の画素値の平均値に基づいて生成する方法に限定されず、例えば、各画素の画素値の最大値に基づいて生成する方法であってもよい。

0083

図14は、検索範囲決定部により生成された再構成画像を模式的に示した図である。図14(a)は、医療従事者が、比較元CT画像においてZ=50のXY平面画像上で、注目点Fを指定した様子を示しており、図14(b)は、比較先CT画像において、注目点Fの対応点F'を検索する際の検索範囲を示している。

0084

図14(b)に示すように、サンプリング点(A点及びB点)の対応点(A'点及びB'点)により囲まれた領域において、対応点(A'点及びB'点)を結ぶ直線に沿って再構成画像1400が生成される。対応点検索部1003では、再構成画像1400において、注目点Fの対応点F'の検索を行う。

0085

次に、第1のレジストレーション部141による、サンプリング点の対応点算出処理の流れについて説明する。図15は、サンプリング点の対応点算出処理のフローチャートである。

0086

第1のレジストレーション部141による処理が開始されると、ステップS1501において、サンプリング点抽出部601は、画像DB130に格納された撮像群から、医療従事者により比較元CT画像群及び比較先CT画像群として選択された撮像群を読み込む。時間経過による患部の変化を確認する必要がある患者の撮像群のうち、時間経過前に撮影された撮像群が医療従事者により比較元CT画像群として選択され、時間経過後に撮影された撮像群が医療従事者により比較先CT画像群として選択される。

0087

ステップS1502において、サンプリング点抽出部601は、読み込んだ比較元CT画像群のうち、医療従事者により指定された比較元CT画像を識別するとともに、識別した比較元CT画像において、医療従事者により指定された注目点の座標を取得する。

0088

ステップS1503において、サンプリング点抽出部601は、ステップS1501において読み込んだ比較元CT画像群に基づいて、予め定められたY座標におけるXZ平面画像を取得する。

0089

ステップS1504において、サンプリング点抽出部601は、ステップS1502において識別した比較元CT画像を、XY平面画像として取得する。

0090

ステップS1505において、サンプリング点抽出部601は、ステップS1503において取得したXZ平面画像と、ステップS1504において取得したXY平面画像とが交差する交差線を求める。更に、サンプリング点抽出部601は、交差する一線上から、注目点を挟み込む複数のサンプリング点を抽出する。

0091

ステップS1506において、対応点検索部602は、ステップS1503においてXZ平面画像の取得に用いられた所定のY座標を用いて、比較先CT画像群よりXZ平面画像を取得する。

0092

ステップS1507において、対応点検索部602は、ステップS1505において抽出された複数のサンプリング点それぞれについて、ステップS1506において取得されたXZ平面画像内を検索し、サンプリング点の対応点を抽出する。

0093

ステップS1508において、DB生成部603は、ステップS1505において抽出されたサンプリング点と、ステップS1507において検索された対応点とを対応付けてサンプリング点情報を生成する。DB生成部603は、生成したサンプリング点情報をサンプリング点DB150に格納する。

0094

次に、第2のレジストレーション部142による、注目点の対応点算出処理の流れについて説明する。図16は、注目点の対応点算出処理のフローチャートである。

0095

第2のレジストレーション部142による処理が開始されると、ステップS1601において、サンプリング点取得部1001は、第1のレジストレーション部141により検索されたサンプリング点の対応点が2つ以上あるかを判定する。ステップS1601において、サンプリング点の対応点が2つ以上ないと判定された場合には、ステップS1607に進む。

0096

ステップS1607において、検索範囲決定部1002は、比較先CT画像群のすべての比較先CT画像(XY平面画像)を検索範囲として決定し、対応点検索部1003は、決定した検索範囲について注目点の対応点を検索する。

0097

ステップS1608において、対応点検索部1003は、検索した注目点の対応点の座標(XY平面画像における座標)を出力する。

0098

一方、ステップS1601において、サンプリング点の対応点が2つ以上あると判定された場合には、ステップS1602に進む。ステップS1602において、検索範囲決定部1002は、比較先CT画像群において、サンプリング点の対応点を結ぶ直線を算出する。

0099

ステップS1603において、検索範囲決定部1002は、ステップS1602において算出された直線を基準に、オフセット枚数(K)分のXY平面画像の部分領域を比較先CT画像群より抽出する。

0100

ステップS1604において、検索範囲決定部1002は、ステップS1603において抽出した部分領域のうち、X軸方向の範囲が同じ部分領域について、各画素の平均値を求めることで、再構成画像を生成する。検索範囲決定部1002は、生成した再構成画像を、注目点Fの対応点F'を検索するための検索範囲に決定する。

0101

ステップS1605において、対応点検索部1003は、ステップS1604において生成された再構成画像を検索範囲として、注目点Fの対応点F'を検索する。

0102

ステップS1606において、対応点検索部1003は、ステップS1605において検索された対応点F'の再構成画像における座標、XY平面画像における座標及び再構成画像を出力する。

0103

なお、対応点検索部1003により出力された再構成画像は、対応点F'を含む領域を切り出し拡大処理したうえで、拡大表示画面402に表示される。対応点検索部1003により出力された、対応点F'のXY平面画像における座標は、並列表示画面300に表示される比較先CT画像において、対応点F'として表示される。

0104

以上のとおり、画像処理装置120では、比較元CT画像において注目点を挟み込む複数のサンプリング点の、比較先CT画像における対応点を用いることで、注目点の対応点を検索するにあたり、検索範囲を限定することが可能になる。

0105

この結果、一方の時期に撮影したCT画像において指定された注目点の対応点を、他の時期に撮影したCT画像から検索する際の、処理時間を短縮することが可能になる。

0106

[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、サンプリング点の対応点間に位置する比較点CT画像群より部分領域を抽出する際のオフセット枚数(K)を固定としたが、オフセット枚数(K)は可変としてもよい。以下、第2の実施形態について説明する。

0107

図17は、オフセット枚数を可変とした場合のオフセット枚数の決定方法を説明するための図である。図17(a)は、K=2とした場合に、検索範囲決定部1002により算出された直線1302、1303を示している。図17(a)に示すように、オフセット枚数(K)を小さくすると、再構成画像の生成に用いられる部分領域群1700の外側に、注目点Fの対応点F'が存在することとなる。この場合、部分領域群1700に基づいて生成される再構成画像を検索しても、注目点Fの対応点F'を抽出することはできない。

0108

図17(b)は、オフセット枚数(K)を、サンプリング点の対応点のX軸方向の距離に応じて変更した場合に、検索範囲決定部1002により算出された直線1302、1303を示している。図17(b)の例では、サンプリング点Aの対応点A'とサンプリング点Bの対応点B'との間は、K=7となるように、直線1302、1303を算出している。これにより、図17(a)と比較して、部分領域群1700のZ軸方向の大きさが大きくなる。サンプリング点Bの対応点B'とサンプリング点Cの対応点C'との間は、K=2となるように、直線1302、1303を算出している。

0109

このように、第2の実施形態では、サンプリング点の対応点間の距離が長い場合に、オフセット枚数(K)を大きくし、サンプリング点の対応点間の距離が短い場合に、オフセット枚数(K)を小さくする。サンプリング点の対応点間の距離が長い場合、比較元CT画像における注目点Fと比較先CT画像における対応点F'との間のZ軸方向の変動幅も大きくなる。このため、第2の実施形態では、オフセット枚数(K)を大きくすることで、部分領域群1700に注目点Fの対応点F'が含まれることになり、対応点F'の検索もれを回避することができる。

0110

次に、第2の実施形態における第2のレジストレーション部142による、注目点の対応点算出処理の流れについて説明する。図18は、注目点の対応点算出処理のフローチャートである。

0111

第2のレジストレーション部142による処理が開始されると、ステップS1601から処理が開始される。なお、ステップS1601〜S1602に示す各工程は、図16に示すフローチャートのステップS1601〜S1602に示す各工程と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0112

ステップS1801において、検索範囲決定部1002は、サンプリング点の対応点間の距離に応じて、オフセット枚数(K)を設定する。また、ステップS1602において算出された直線を基準に、比較先CT画像群においてXY平面画像の部分領域を抽出し、ステップS1604に進む。なお、ステップS1604〜ステップS1608に示す各工程は、図16に示すフローチャートのステップS1604〜S1608に示す各工程と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0113

以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る画像処理装置120では、サンプリング点の対応点間の距離に応じて、オフセット枚数の設定を可変にする構成とした。これにより、注目点の対応点の検索もれを回避することが可能となる。

0114

[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、検索範囲決定部1002が比較先CT画像群より抽出した部分領域を用いて再構成画像を生成し、当該再構成画像を検索範囲として注目点の対応点を検索した。これに対して、第3の実施形態では、比較先CT画像群より抽出した部分領域それぞれを検索範囲として注目点の対応点を検索する。

0115

上記第1及び第2の実施形態では、再構成画像より対応点F'点を含む領域を切り出し拡大処理して拡大表示画面に表示した。これに対して、第3の実施形態では、注目点の対応点があるXY平面画像より、対応点を含む領域を切り出し拡大処理して拡大表示画面に表示する。以下、第3の実施形態について詳説する。

0116

図19は、注目点の対応点算出処理のフローチャートである。第2のレジストレーション部142による処理が開始されると、ステップS1601から処理が開始される。なお、ステップS1601〜S1603に示す各工程は、図16に示すフローチャートのステップS1601〜S1603に示す各工程と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0117

ステップS1901において、対応点検索部1003は、ステップS1603において各XY平面画像より抽出された部分領域を検索範囲として、注目点Fの対応点F'を検索する。

0118

ステップS1902において、対応点検索部1003は、ステップS1901において検索した注目点の対応点の座標(XY平面画像における座標)を出力する。これにより、表示制御部143では、対応点検索部1003より出力された対応点の座標に基づいて、対応点があるXY平面画像より対応点を含む領域を切り出し拡大処理することで、拡大表示画面を表示することが可能となる。

0119

図20は、並列表示画面の一例であり、ステップS1902において対応点検索部1003により出力された対応点の座標に基づいて、表示部206に表示された並列表示画面300の一例である。図20の拡大表示画面2002を表示するにあたり、表示制御部143は、ステップS1902において対応点検索部1003により出力された対応点のZ座標と同じZ座標を有する比較先CT画像を画像DB130より読み出す。

0120

表示制御部143は、読み出した比較先CT画像を並列表示画面300に表示するとともに、対応点検索部1003により出力された対応点の座標を含む領域を、読み出した比較先CT画像より切り出して拡大処理し、拡大表示画面2002に表示する。

0121

これにより、注目点の診断に際して、拡大表示画面に再構成画像ではなく、XY平面画像の表示を希望する医療従事者のニーズ応えることが可能となる。

0122

[第4の実施形態]
上記第3の実施形態では、比較元CT画像において注目点を固定して指定する場合について説明した。これに対して、第4の実施形態では、比較元CT画像において指定する注目点の位置を移動させた場合の処理について説明する。比較元CT画像において指定する注目点の位置を移動させた場合であっても、移動先の位置がサンプリング点に挟まれていれば、移動前の注目点の対応点を検索する際に用いた、XY平面画像の部分領域を利用することができる。以下、第4の実施形態について説明する。

0123

図21は、並列表示画面の変化の一例を示す図である。図21(a)は、サンプリン点の対応点(A'点〜C'点)と、移動前後の注目点Fの対応点F'との位置関係をY軸方向から見た様子を示している。一方、図21(b)は、指定した注目点Fの移動前後の並列表示画面300の表示内容を示している。

0124

図21(a)に示すように、移動前の注目点Fを挟み込むサンプリング点(A点、B点)の対応点(A'点、B'点)は、Z=55のXY平面画像上及びZ=49のXY平面画像上にそれぞれ存在していたとする。また、移動前の注目点Fの対応点F'は、Z=49のXY平面画像上に存在していたとする。

0125

この場合、対応点検索部1003では、Z=49のXY平面画像からZ=55のXY平面画像までのそれぞれのXY平面画像において、部分領域を抽出している。このため、移動先の注目点Fが、依然としてサンプリング点(A点、B点)に挟まれた位置にあったとした場合、移動先の注目点Fの対応点F'の検索は、Z=49からZ=55までのそれぞれのXY平面画像において抽出した部分領域を対象に行えばよい。

0126

図21(b)は、移動先の注目点Fの対応点F'が、それぞれ、Z=48、Z=47、・・・Z=55のXY平面画像において検索された場合を示している。拡大表示画面2002には、対応点F'が検索されたXY平面画像から対応点F'を含む領域を切り出し拡大処理した画像が表示される。

0127

このように、はじめに指定された注目点の対応点を算出する際に抽出した部分領域を用いて、移動後の注目点Fの対応点F'の検索を行うことで、注目点Fを移動させた際の対応点F'を迅速に検索することが可能となる。

0128

[第5の実施形態]
上記第4の実施形態では、指定した注目点Fの移動に応じて、対応点F'を含む比較先CT画像及びその拡大表示画面を切り替える構成とした。これに対して、第5の実施形態では、注目点Fを指定して、対応点F'を含む比較先CT画像及びその拡大表示画面を表示した状態で、スクロール操作により、対応点F'を含む比較先CT画像の前後の比較先CT画像及びその拡大表示画面を表示する。以下、第5の実施形態について説明する。

0129

図22は、並列表示画面の変化の一例を示す図である。図22(a)は、サンプリング点の対応点(A'点〜C'点)と、移動前後の注目点Fの対応点F'との位置関係をY軸方向から見た様子を示している。一方、図22(b)は、注目点Fを指定後に、スクロール操作した場合の並列表示画面300の表示内容を示している。

0130

図22(a)に示すように、注目点Fを挟み込むサンプリング点(A点、B点)の対応点(A'点、B'点)が、Z=55のXY平面画像上及びZ=49のXY平面画像上にそれぞれ存在していたとする。また、指定された注目点Fの対応点F'は、Z=53のXY平面画像上に存在していたとする。

0131

この状態で、医療従事者がスクロール操作を行ったとする。この場合、並列表示画面300の比較先CT画像には、Z=52のXY平面画像からZ=49のXY平面画像、またはZ=54のXY平面画像からZ=55のXY平面画像が順次表示される。

0132

それぞれのXY平面画像の拡大表示画面2002には、それぞれのXY平面画像のうち、X軸方向においてA'点とB'点とに囲まれた領域の一部が切り出されて拡大処理されて表示される。このように、本実施形態によれば、指定した注目点Fの対応点F'が含まれるXY平面画像のみならず、Z軸方向において隣接する他のXY平面画像もスクロール操作により表示させることが可能となる。これにより、医療従事者は、指定した注目点の対応点がある比較先CT画像の前後の比較先CT画像も簡単な操作により視認することができる。

0133

[第6の実施形態]
上記第1乃至第5の実施形態では、XY平面画像より部分領域を抽出するにあたり、2つのサンプリング点の対応点を直線で結ぶこととしたが、サンプリング点の対応点は、曲線により結ぶようにしてもよい。このときの曲線は、例えば、複数のサンプリング点の対応点の座標に基づいて、高次式で近似することで求めてもよい。

0134

図23は、サンプリング点の対応点を曲線で結んだ例を示す図である。図23の例では、複数のサンプリング点(A点〜C点)の対応点(A'点〜C'点)を高次式で近似することで、曲線2300を算出している。

0135

なお、サンプリング点の対応点間を曲線2300で結んだ場合も、上記第2の実施形態と同様に、対応点間の距離に応じてオフセット枚数を変更するようにしてもよい。

0136

上記第1乃至第5の実施形態では、注目点を挟み込むサンプリング点として、X軸方向に注目点を挟み込むサンプリング点を抽出した。しかしながら、注目点を挟み込むサンプリング点は、X軸方向に挟み込むサンプリング点に限定されず、Y軸方向に挟み込むサンプリング点であってもよい。

0137

図24は、注目点とサンプリング点との位置関係を説明するための図である。図24(a)に示すように、医療従事者がZ=50のXY平面画像上において、注目点Fを指定したとする。

0138

この場合、図24(b)に示すように、Y座標が等しく、注目点FをX軸方向において挟み込むサンプリング点を抽出してもよいし、図24(c)に示すように、X座標が等しく、注目点FをY軸方向において挟み込むサンプリング点を抽出してもよい。

0139

注目点FをX軸方向において挟み込むサンプリング点を抽出した場合には、比較先CT画像群に基づいて算出したXZ平面画像においてサンプリング点の対応点を検索する。注目点FをY軸方向において挟み込むサンプリング点を抽出した場合には、比較先CT画像群に基づいて算出したYZ平面画像においてサンプリング点の対応点を検索する。

0140

なお、X軸方向に挟み込むサンプリング点(A点、B点)の場合、A点、B点のX座標をXA、XB、注目点のX座標をXFとすると、XA<XF<XBが成り立つ。一方、Y軸方向に挟み込むサンプリング点(α点、β点)の場合、α点、β点のY座標を、Yα、Yβ、注目点のY座標をYFとすると、Yβ<YF<Yαが成り立つ。

0141

上記第1乃至第6の実施形態では、第2のレジストレーション部142による処理時に、サンプリング点の対応点が2つ以上でない場合、比較先CT画像群のすべての比較先CT画像を対象に注目点の対応点を検索する構成とした。しかしながら、サンプリング点の対応点が2つ以上でない場合には、第1のレジストレーション部141にて、対応点が2つ以上となるまで、サンプリング点の抽出を繰り返すように構成してもよい。

0142

上記第1乃至第6の実施形態では、CT画像を表示する場合について説明したが、CT画像以外の医療画像(例えば、MRI(Magnetic resonance imaging)画像)を表示する場合に適用してもよい。

0143

なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、
前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、
前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、
ことを特徴とする画像処理装置。
(付記2)
前記第1の撮像群から、指定されたXYZ軸で特定される一線上から前記複数の特徴点を抽出し、前記第2の撮像群の先に指定された2軸で特定される平面上から、前記抽出した複数の特徴点それぞれに閾値を超えて近似する箇所を特定し、残りの1軸の位置を特定することで、前記抽出した複数の特徴点の各々が、前記第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定することを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
(付記3)
前記特定した箇所を結ぶ線の各位置において、前記残りの1軸の方向にある所定の数のスライスの画像を用いて、前記特定した箇所の間の画像を再構成して出力することを特徴とする付記2に記載の画像処理装置。
(付記4)
再構成に用いられる前記スライスの画像の数は、前記抽出した複数の特徴点の平面上の距離に比例して設定されることを特徴とする付記3に画像処理装置。
(付記5)
前記特定した箇所の間の画像を再構成して得られた再構成画像を検索することで、前記対象に対応する箇所を抽出することを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
(付記6)
前記特定した箇所を結ぶ線の各位置において、前記残りの1軸の方向にある所定の数のスライスの画像を検索することで、前記対象に対応する箇所を抽出することを特徴とする付記3に記載の画像処理装置。
(付記7)
前記指定を受け付けた対象の移動に応じて、前記対象に対応する箇所が抽出されたスライスの画像を出力することを特徴とする付記6に記載の画像処理装置。
(付記8)
第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、
前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、
前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、
処理を、コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
(付記9)
コンピュータによる画像処理方法であって、該コンピュータが、
第1の時間に立体を複数枚にスライスして得た第1の撮像群から、対象の指定を受け付け、
前記第1の撮像群の前記対象が指定されたスライスの画像から、前記指定を受け付けた対象を挟み込む複数の特徴点を抽出し、該抽出した複数の特徴点の各々が、第2の時間に前記立体を複数枚にスライスして得た第2の撮像群のいずれのスライスの位置にあるかを特定し、
前記第2の撮像群から、前記特定した複数の特徴点のスライスの位置に基づいて特定したスライスの位置範囲に該当し、かつ、前記抽出した複数の特徴点の平面上の位置に基づいて特定した平面上の範囲に該当する画像を出力する、
ことを特徴とする画像処理方法。

0144

なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。

0145

100 :CT画像撮影システム
110 :CT装置
120 :画像処理装置
130 :画像DB
140 :診断支援部
141 :第1のレジストレーション部
142 :第2のレジストレーション部
143 :表示制御部
150 :サンプリング点DB
300 :並列表示画面
401 :拡大表示画面
402 :拡大表示画面
601 :サンプリング点抽出部
602 :対応点検索部
603 :DB生成部
1001 :サンプリング点取得部
1002 :検索範囲決定部
1003 :対応点検索部
1305 :部分領域
1306 :部分領域
1400 :再構成画像
1700 :部分領域群
2002 :拡大表示画面

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