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技術 ログイン時の自動的動作実行

出願人 株式会社リコー
発明者 ジョンバラス
出願日 2015年11月26日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2015-231001
公開日 2016年5月19日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-085748
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送 オンライン・システム 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード プロジェクションデバイス 周辺サブシステム 感圧面 キャプチャ情報 オーディオ入力デバイス バスサブシステム 一時的記憶領域 メディアカートリッジ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月19日)のものです。
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図面 (7)

課題

ステムが提供するデータやアプリケーションにユーザがアクセスできるようになる前に、システムにログインすることを要求することに伴う不都合を改善する。

解決手段

情報処理装置を、キャプチャ手段によってキャプチャされたデジタル情報を生成する手段と、前記デジタル情報を記憶装置に記憶させる手段と、ユーザにサーバへログインさせる手段と、当該ログインに関連する情報に基づいて、前記記憶させたデジタル情報を前記サーバに送信する手段として機能させることを特徴とするプログラムである。

概要

背景

ほとんどのコンピュータは、システムが提供するデータやアプリケーションにユーザがアクセスできるようになる前に、システムにログインすることを要求する。そのため、ユーザがログインに成功するまで、コンピュータシステムが提供するリソースは利用できない。ユーザは、ログインすると、アプリケーションを手動で開き、そのアプリケーションを用いてコンテンツを生成し、そのコンテンツを保存する命令を発するなどの動作をできる。しかし、ログインに依存することは、非常に制約が大きい。

多くの商業的ウェブサイトショッピングカートなどのインターネットベースのアプリケーションでは、ユーザは、ログインしなくても、ショッピングカートを開き、それに購入するアイテムを入れることができる。しかし、ショッピングカート中のアイテムを購入するために、ユーザは最初にログインし、手動で一連のユーザインターラクティブテップを行い、そのアイテムの購入を完了し、そのアイテムをユーザのアカウントと関連付けなければならない。

概要

システムが提供するデータやアプリケーションにユーザがアクセスできるようになる前に、システムにログインすることを要求することに伴う不都合を改善する。情報処理装置を、キャプチャ手段によってキャプチャされたデジタル情報を生成する手段と、前記デジタル情報を記憶装置に記憶させる手段と、ユーザにサーバへログインさせる手段と、当該ログインに関連する情報に基づいて、前記記憶させたデジタル情報を前記サーバに送信する手段として機能させることを特徴とするプログラムである。

目的

そのため、ユーザがログインに成功するまで、コンピュータシステムが提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

情報処理装置を、ユーザにサーバログインさせる手段と、前記ログインをしない状態で使用可能なキャプチャ手段によってキャプチャされたデジタル情報記憶装置に記憶させる手段と、前記ログインに応じて実行される動作として、当該ログインに関連する情報に基づいて、前記ログイン前に前記ログインをしない状態で使用可能なキャプチャ手段によってキャプチャされ、前記記憶装置に記憶させた前記デジタル情報を前記サーバに送信する手段として機能させることを特徴とするプログラム

請求項2

前記デジタル情報は、ユーザが筆記した筆記情報を含むことを特徴とする請求項1のプログラム。

請求項3

前記サーバに、前記送信したデジタル情報を、前記ログインに関連する情報に対応させて、記憶させることを特徴とする請求項1のプログラム。

請求項4

前記デジタル情報を生成する生成手段を備え、前記生成手段は、前記ユーザによってサーバへログインされる前に、デジタル情報を生成することを特徴とする請求項1のプログラム。

請求項5

前記記憶装置は、前記デジタル情報と前記ユーザのアカウント情報とが関連付けられていないことを特徴とする請求項1のプログラム。

請求項6

前記ログインに応じて実行される動作は、事前設定されることを特徴とする請求項1のプログラム。

請求項7

ユーザにサーバへログインさせる入力デバイスと、前記ログインをしない状態で使用可能なキャプチャ手段によってキャプチャされたデジタル情報を記憶するメモリと、前記ログインに応じて実行される動作として、当該ログインに関連する情報に基づいて、前記ログイン前に前記ログインをしない状態で使用可能なキャプチャ手段によってキャプチャされ、前記メモリに記憶させた前記デジタル情報を前記サーバに送信するコントローラを有することを特徴とするシステム

請求項8

前記ログインに応じて実行される動作は、事前設定されることを特徴とする請求項7のシステム。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、コンピュータシステムに関し、より具体的には、ログイン成功に応じて自動的に動作を実行する方法に関する。

背景技術

0002

ほとんどのコンピュータは、システムが提供するデータやアプリケーションにユーザがアクセスできるようになる前に、システムにログインすることを要求する。そのため、ユーザがログインに成功するまで、コンピュータシステムが提供するリソースは利用できない。ユーザは、ログインすると、アプリケーションを手動で開き、そのアプリケーションを用いてコンテンツを生成し、そのコンテンツを保存する命令を発するなどの動作をできる。しかし、ログインに依存することは、非常に制約が大きい。

0003

多くの商業的ウェブサイトショッピングカートなどのインターネットベースのアプリケーションでは、ユーザは、ログインしなくても、ショッピングカートを開き、それに購入するアイテムを入れることができる。しかし、ショッピングカート中のアイテムを購入するために、ユーザは最初にログインし、手動で一連のユーザインターラクティブテップを行い、そのアイテムの購入を完了し、そのアイテムをユーザのアカウントと関連付けなければならない。

発明が解決しようとする課題

0004

システムが提供するデータやアプリケーションにユーザがアクセスできるようになる前に、システムにログインすることを要求することに伴う不都合を改善することである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の実施形態は、ログインの成功に応じて自動的に1つ以上の動作を実行する技術を提供するものである。一実施形態では、ログインに応じて実行される動作は、そのログイン前に生成されたコンテンツを用いる。

0006

一実施形態では、第1のシステムにおいてログイン前にコンテンツを生成する、(方法、システム、及び非一時的コンピュータ読み取り能記媒体に記憶された複数の実行可能命令を含む)技術を提供する。第1のシステムにおけるログインに応じて、システムは、そのログイン前に生成したコンテンツを用いて、動作を実行させる。

0007

一実施形態では、その動作は、そのログインに対応するアカウントへのログイン前に生成されたコンテンツを保存する段階を含む。

0008

一実施形態では、そのログインに関連する情報に基づき、実行する動作を決定する処理を実行する。

0009

一実施形態では、第1のシステムは、それとは離れて配置された第2のシステムから、第2のシステムを用いてログイン前に生成されたコンテンツを受け取る。実行される動作は、第2のシステムから受け取ったこのコンテンツを用いる。

0010

一実施形態では、第1のシステムは、ログイン前に第1のシステムにおいて筆記具を用いて入力された情報をキャプチャできる。第1のシステムは、筆記具を用いて入力した情報に対応するデジタル情報を決定できる。ログインに応じて実行される動作は、そのデジタル情報を用いることができる。

0011

ログインに応じていろいろな異なる動作を実行できる。一実施形態では、その動作は、第1のシステムの表示面にデジタル情報を出力する段階を含み得る。

0012

一実施形態では、第1のシステムのデバイスを用いて、ログイン前にオーディオまたはビデオ情報をキャプチャしてもよい。実行する動作は、キャプチャしたオーディオまたはビデオ情報を用いてその動作を実行する段階を含み得る。

0013

一実施形態では、第1のシステムにおいては、バーコードまたはRFID(radio frequency identification)タグを読むことにより、ログインできる。

0014

前述のものは、及びその他の特徴と実施形態は、以下の明細書、特許請求の範囲、及び添付した図面を読めば、より明らかになるであろう。

図面の簡単な説明

0015

本発明の一実施形態を組み込むことができるインターラクティブ・ホワイトボード(IWB)システム100を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による、複数のIWBシステム通信ネットワークを介してネットワークされ、協調セッションに参加するネットワーク環境を示すブロック図である。
本発明の一実施形態による、IWBシステムにより実行される処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態による、ユーザログインに応じて、ユーザのために実行される動作を特定するのに用いることができる情報を示す図である。
本発明の一実施形態による、他のIWBシステムとの協調セッションに参加するIWBシステムにより実行される処理を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態を実施するのに用いることができるコンピュータシステムを示すブロック図である。

実施例

0016

以下の詳細な説明では、説明を目的として、本発明の実施形態を完全に理解してもらうために、具体的な詳細事項を記載する。しかし、言うまでもなく、本発明はこれらの詳細事項がなくても実施することができる。

0017

図1は、本発明の一実施形態を組み込むことができるインターラクティブ・ホワイトボード(IWB)システム100を示すブロック図である。IWBシステム100は、表示面102、プロジェクタ104、コントローラ106、及び筆記キャプチャシステム108を含む複数のコンポーネントを有する。図1に示したシステム100のコンポーネントは、例示だけを目的としたものであり、けっして本発明の実施形態の範囲の限定を意図したものではない。別の実施形態に含まれるコンポーネントは図1に示したものより多くても少なくてもよい。

0018

表示面102(IWBシステムの「ホワイトボード」または「描画面」とも呼ぶことがある)は、IWBシステム100のユーザに対して入出力インタフェースを提供する。表示面102は、入力インタフェースとして、ユーザに筆記(描画とも言う)入力をさせ、それをデジタル情報(筆記入力デジタル表現とも言う)に変換する。デジタル情報は、出力インタフェースとして、プロジェクタ104により表示面102に投影され、投影された情報がIWB100のユーザにより見られるようになる。IWBシステム100のユーザは、筆記具を用いた筆記することにより、IWBシステム100に入力できる。例えば、図1に示したように、ユーザ112は、筆記具114を用いた表示面102に筆記する。本願において筆記または描画または筆記情報との用語は、文字記号、単語、文、表、図、スケッチ、図形、または筆記具114を用いて入力できるその他のあらゆる種類の入力を含む。他の例として、筆記や描画には、手書きの文字、数字、記号などであって、あらゆる言語やフォーマットで表したものが含まれる。さらに他の例として、筆記や描画には、手書きの絵やテキストなどの要素の組み合わせが含まれる。

0019

筆記具を用いて書いたユーザの筆記は、筆記キャプチャシステム108によりキャプチャされ、コントローラ106に送られる。コントローラはその筆記に対応するデジタル情報を決定する。次に、デジタル情報はプロジェクタ104に送られ、表示面102に投影される。デジタル情報は、時間順の一連の筆運びストローク、strokes)、画素ベースの画像、フォーマットされた又はされていないテキストなど、様々な形式でよい。

0020

IWB100のユーザは、異なるいろいろな筆記具を用いて筆記または入力できる。一実施形態では、筆記具は、表示面102に見えマークをする又はしない物理的オブジェクトであり得る。例えば、ユーザは自分の指を筆記具として用いて、表示面102に筆記してもよい。指の場合、表示面102に見えるマークは何も残らないが、その指の動きがキャプチャされ、デジタル情報に変換される。このデジタル情報が表示面102に投影される。他の例として、ユーザは筆記具としてポインタすなわちスタイラス(stylus)を用いて表示面102に筆記してもよい。この場合、スタイラスは表示面102上に物理的で可視のマークは何も残さない。他の実施形態では、ユーザは、表示面102に可視マークが残る筆記具を用いてもよい。例えば、ユーザは、ペンや通常の乾いても消せるマーカを用いて、表示面102に筆記してもよい。ユーザの筆記はキャプチャされ、その筆記に対応するデジタル情報が決定され、そのデジタル情報が表示面102に投影される。

0021

一組の実施形態では、筆記に加え、その他の方法でIWBシステム100とインターラクトする筆記具114を用いてもよい。例えば、一実施形態では、筆記具114を用いて、すでに筆記された情報を消すことができる。

0022

表示面102はパッシブ表示面でもアクティブ表示面であってもよい。一実施形態では、表示面102は、カメラなどの外部センサにより識別するものではなく、ペンのマークを受けるだけのパッシブ表示面である。例えば、表示面102は、従来からある普通の不透明なホワイトボードである。他の実施形態では、表示面102は、例えば日本のワコム株式会社が販売しているセンサを含む表示面などのアクティブ表示面である。かかるセンサは、アンテナを含み、パッシブコイルを含むRFID(Radio Frequency Identification)ペンとインターラクトする。ある方法でアンテナをアクティブ化することにより、ペンをトリガーして、そのアンテナに対するペンの応答を測定し、ペンの位置と方向を特定できる。その他のアクティブ表示面には、抵抗型タッチシステムを含む。これは抵抗の変化を測定して、画面を押しているオブジェクトの位置を特定する。アクティブ表示面のその他の例としては、赤外線LEDで囲まれたガラスボードが含まれる。これは、「FTIR(frustrated total internal reflection)」を用いて、カメラにより表示面上の指やペンの位置をキャプチャするものである。または、米国カリフォルニア州クパチーノのアップル社が販売しているiPadとiPhoneで使われているような容量型タッチスクリーンが含まれる。

0023

筆記キャプチャシステム108は、筆記具114を用いてユーザが筆記したものをキャプチャするように構成されている。筆記キャプチャシステム108によりキャプチャされた筆記情報は、さらに処理するためコントローラ106に送られる。筆記キャプチャシステム108は、筆記具114を用いて筆記されたものをキャプチャする1つ以上のコンポーネントを有する。例えば、表示面102上に可視マークが残る筆記具を用いる実施形態では、筆記キャプチャシステム108は、表示面102の前に配置され表示面102の画像をキャプチャするように構成されたカメラを有する。この場合、キャプチャされる画像には、筆記具114を用いて表示面102上に書かれた可視マークを含む。キャプチャされた画像は、コントローラ106に送られる。コントローラ106は、その画像を処理して、表示面102上に書かれた可視マークに対応するデジタル情報を決定するように構成されている。

0024

他の一実施形態では、筆記キャプチャシステム108は、ユーザが筆記するため筆記具を使った時に、その筆記具の動きをキャプチャするように構成された1つ以上のセンサを有する。動きは複数の異なる技術を用いてキャプチャすることができる。一技術では、筆記具の2次元平面内の(または3次元の)動きをキャプチャできる動きセンサを表示面102に配置する。キャプチャされた動き情報はコントローラ106に送られる。コントローラ106は、キャプチャされた動き情報を処理して、ユーザの筆記を特定し、その筆記に対応するデジタル情報を決定する。

0025

さらに他の一実施形態では、筆記キャプチャシステム108は、表示面102に組み込まれ、表示面102が圧力を検知するようにする1つ以上の圧力センサを有する。このような圧力マッピングマルチタッチ面(pressure mappingmulti-touch surface)は、マサチューセッツ州サウスボストンにあるTekScan社が販売しているように、フレキシブル電子回路の間に感圧抵抗材料(force sensitive resistor material)をサンドイッチして構成できる。このような実施形態では、面102は、ユーザの面102へのタッチに基づき筆記情報をキャプチャするマルチタッチ感圧面となる。圧力センサによりキャプチャされた情報は、さらに処理するためコントローラ106に送られる。一実施形態では、ユーザの筆記を感知するのに加え、圧力センサは、ユーザが面102に筆記する力を決定することもできる。さらに処理と分析をするため、この力の情報もコントローラに送ってもよい。

0026

さらに他の一実施形態では、面102は、アップル社のiPadやiPhoneに使われている表示面のような、容量結合入力インタフェースであってもよい。かかる一実施形態では、面102により、マルチタッチ入力体験ズーミング及びパンニングなどができる。かかる一実施形態では、ユーザは指や導電スタイラスを用いて、面102上に筆記できる。筆記されたものは処理と分析のためにコントローラ106に送られる。

0027

筆記具114を用いて筆記されたものをキャプチャできるようにするため、一実施形態では、筆記キャプチャシステム108は筆記具114と通信可能にリンクされていてもよい。このリンクは有線でも無線でもよい。このリンクにより、筆記キャプチャシステム108は筆記具を用いて筆記されたものをキャプチャできる。

0028

コントローラ106は、IWBシステム100が提供するいろいろな機能を制御し実現する処理を実行する中心的コンポーネントとして機能する。コントローラ106は、IWBシステム100の他のコンポーネントに動作可能に結合され、これらのコンポーネントが実行する機能を制御及び/または調整するように構成されている。例えば、コントローラ106は、筆記キャプチャシステム108に及び/又は表示面102に動作可能に結合され、筆記キャプチャシステム108がキャプチャした情報を受け取るように構成されている。コントローラ106が筆記キャプチャシステム108から受け取る情報は、圧力情報、動き情報、ストローク(strokes)情報など、いろいろな異なるフォーマットのものであり得る。コントローラ106は、受け取った情報を処理して、それに対応するデジタル情報を決定するように構成されている。次に、決定されたデジタル情報は、面102に投影できるよう、プロジェクタ104に送られる。

0029

コントローラ106は一般的にはプロセッサベースコンピューティングデバイスである。コントローラ106の例を図6に示し、以下に説明する。別の実施形態では、コントローラ106はプロセッサプログラマブルロジックデバイスなどであり得る。コントローラ106は、1つ以上のプログラムコード命令)を実行できる。プログラムは、コントローラ106のプロセッサにより実行されると、コントローラ106に処理を実行させる。

0030

上記の通り、コントローラ106は、筆記具を用いて入力された情報に対応するデジタル情報を決定するように構成されている。一実施形態では、この処理の一部として、コントローラ106は、筆記キャプチャシステム108から受け取った情報に基づきストローク(strokes)情報を決定し、次にそのストローク情報に対応するデジタル情報を決定するように構成されている。ストローク情報は、時間順の(time-ordered)筆運び(ストローク、strokes)に関する情報を含む。一実施形態では、ストロークは、筆記具が関与(engage)した(すなわち筆記に使われた)時から関与しなくなるまでに、筆記具により生成されるデータに対応する。例えば、一実施形態では、ストロークは、筆記具が面102と接触した時から、その接触が中断または停止されるまでに、筆記具により生成されるデータに対応する。ストロークは、筆記具を用いてユーザにより入力される情報を表すのに用いられる最も基本的な単位であると考えられる。各ストロークは、いつそのストロークが生成されたかを示す時間成分を関連して有している。筆記具114を用いてユーザにより入力または筆記された情報は、一連の又は一組の時間順のストロークにより表せる。次に、コントローラ106は、ストローク情報に対応するデジタル情報を決定する。

0031

別の実施形態では、筆記キャプチャシステム108はそれ自体でストローク情報を決定し、そのストローク情報をコントローラ106に送ることができる。コントローラ106は、筆記キャプチャシステム108から受け取った情報から直接デジタル情報を決定できる。

0032

コントローラ106により決定されたデジタル情報は、不揮発記憶122にローカルに記憶できる。例えば、コントローラ106が決定したデジタル情報は、記憶122にコンテンツ124として記憶できる。一実施形態では、コントローラ106が筆記キャプチャシステム108から受け取った情報も、またはその情報の一部も、コンテンツ124の一部としてローカルに記憶できる。

0033

したがって、コントローラ106は、筆記キャプチャシステム108がキャプチャした生センサデータ受け取り、その生データに基づきストローク情報を決定し、あるいは、筆記キャプチャシステム108からストローク情報を受け取ってもよい。次に、コントローラ106は、ストローク情報に対応するデジタル情報を決定する。実施形態によっては、デジタル情報は生センサデータから直接決定できる。コントローラ106により決定されたデジタル情報は、筆記具114を用いて筆記されたものを反映するものである。例えば、ユーザが筆記具114を用いて面102上に「W」と書いた場合、コントローラ106が決定するデジタル情報は、「W」のデジタル表現である。コントローラ106は、決定したデジタル情報を、面102に投影するためプロジェクタ104に送る。

0034

プロジェクタ104は、コントローラ106から受け取った情報を表示面102上に投影・表示するように構成されている。一実施形態では、プロジェクタ104は、筆記具を用いて筆記したものに対応する、コントローラ106が決定したデジタル情報を含む信号(例えば、ビデオ信号)をコントローラ106から受け取る。プロジェクタ104は、筆記に対応するデジタル情報を面102上に出力または表示して、IWBシステム100のユーザに見えるようにするように、受け取った信号を面102上に投影または出力するように構成されている。一実施形態では、筆記に対応するデジタル情報は、面102上で筆記と同じ位置にデジタル情報が投影されるように、面102上に投影される。例えば、ユーザが筆記具を用いて面102上に「W」と書くと、デジタル情報(例えば、デジタルの「W」)が、ユーザが「W」と書いた面102上の同じ位置に投影される。

0035

一実施形態では、プロジェクタ104は、面102上にデジタル情報を投影できるように、面102の前の近い距離に置いた短投射距離プロジェクタ(short throw projector)である。例えば、プロジェクタ104は、面102の前に置かれた超短投射距離プロジェクタであり、コントローラ106から受け取った情報を面102に投影するものである。そのようなプロジェクタの例としては、日立生産しているCP−AW250NMがある。別の実施形態では、その他のタイプの前面投射プロジェクタを使うこともできる。プロジェクタ104は、高精細(例えば、1920×1080)解像度を含む相異なる解像度で投影できる。

0036

IWBシステム100は、オーディオ、ビデオ、画像、及び/またはその他のタイプの情報などをキャプチャする1つ以上のデバイスを有していてもよい。これらのデバイスでキャプチャされた情報はコントローラ106に送られる。コントローラ106はこの情報を用いていろいろなタイプの処理を行う。例えば、一実施形態では、コントローラ106は、これらのデバイスを用いてキャプチャした情報を、キャプチャした情報とデジタル情報の時間的属性に基づきコントローラ106が決定したデジタル情報と相関させるように構成されている。一実施形態では、1つ以上の上記デバイスでキャプチャした情報を、コンテンツ124の一部として記憶部122にローカルに記憶してもよい。

0037

例えば、キャプチャデバイスは、オーディオ情報をキャプチャするように構成されたオーディオ録音デバイスを含み得る。一使用例では、IWBシステム100を会社の会議で用いて、ミーティング出席者が話したオーディオ情報をマイクロホンでキャプチャしてもよい。図1に示したように、一実施形態では、面102にマイクロホンを組み込んで、オーディオキャプチャプロセスを最適化してもよい。別の実施形態では、面102とは離してマイクロホンを設けてもよい。処理と分析をするため、キャプチャしたオーディオ情報をコントローラに送ってもよい。

0038

IWBシステム100は、ビデオ及び/または画像情報をキャプチャする1つ以上のデバイスを有してもよい。こうしたデバイスには、例えば、画像またはビデオ情報をキャプチャできる1つ以上のカメラを含む。一実施形態では、IWBシステム100のユーザの画像やビデオをキャプチャするために、カメラを配置する。例えば、図1に示した実施形態に示したように、面102の近くに又は前にいる人をキャプチャできるように、面102にカメラを取り付けてもよい。処理と分析をするため、キャプチャしたビデオ/画像情報をコントローラに送ってもよい。

0039

IWBシステム100は、通信ネットワーク110に結合され、通信ネットワーク110に結合した他のデバイス、他のIWBシステムを含むシステム、及び記憶装置と通信できる。例えば、図1に示したように、IWBシステム100は、通信ネットワーク110を介して、1つ以上のサーバ116やユーザコンピュータ130と通信可能に結合している。通信ネットワーク110は、1つの通信ネットワークであっても、複数の通信ネットワークの集まりであってもよい。ネットワークには、インターネットイントラネットローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワークWAN)、無線ネットワークプライベートネットワークパブリックネットワーク、スイッチ方式ネットワーク、その他の任意の好適な通信ネットワークであってIWBシステム100と通信ネットワーク110に結合したその他のデバイスやシステムとの間の通信を可能にするものを含む。異なる通信プロトコル(例えば、イーサネット(登録商標)やいろいろな無線プロトコル)を用いて、通信ネットワーク110を用いる通信をしやすくする。

0040

一実施形態では、IWBシステム100のコントローラ106は、IWBシステム100を通信ネットワーク110に結合し、通信ネットワーク110を介した通信をしやすくするネットワークインタフェースを提供する。IWBシステム100は、有線または無線のリンクを介して通信ネットワーク110に接続されている。

0041

コントローラ106は、1つ以上のモジュールを有し、これがコントローラ106により提供される機能を提供する。これらのモジュールは、ハードウェアソフトウェア、またはこれらの組み合わせで実施できる。例えば、一実施形態では、モジュールはソフトウェア(プログラム、コード、命令)で実施される。このソフトウェアは、コントローラ106のプロセッサにより実行されると、コントローラにより提供される機能を提供する。一実施形態では、図1に示したように、コントローラ106は、ログインモジュール128と動作モジュール126とを有する。

0042

ログインモジュール128によりユーザはIWB100にログインできる。このようにログインモジュール128は、IWBシステム100にログイン機能を提供する。いろいろな異なるログイン技術を用いることができる。例えば、一実施形態では、ログイン手順がユーザにユーザ識別子パスワードとを要求する。ログインモジュール128は、ユーザにユーザ識別子とパスワードを入力させるインタフェースを提供する。ログインモジュール128は、提供されたユーザ識別子とパスワードを認証して、認証が成功した時のみ、ログインできるようにする。

0043

他の一技術では、ログイン手順は、IWBシステム100により提供されるRFIDやバーコードリーダスキャナを用いて、容易になる。かかる一実施形態では、リーダは、RFIDタグから情報を読み取るか、バーコードをスキャンするように構成されている。タグから読み取った又はスキャンしたバーコードによりエンコードされた情報を認証し、ログインを管理するために用いる。例えば、ユーザのバッジには、IWBシステム100にログインするために用いるユーザ関係の情報を記憶したRFIDタグを有する。IWBシステム100にログインするため、IWBシステム100に設けられたRFIDリーダタグ情報を読み取らせるように、ユーザは自分のバッジを提示する。バッジのRFIDタグから読み取った情報を用いてユーザを認証しログインさせる。別の実施形態では、他のいろいろなログイン技術を用いることができる。

0044

言うまでもなく、IWBシステム100はユーザをログインさせるが、このログインはIWBシステム100の上記のいろいろな機能を用いる前提条件ではない。例えば、上記のようにIWBシステム100を利用するためには、ユーザはIWBシステム100にログインしなくてもよい。例えば、筆記具を用いて筆記することによりユーザにコンテンツを生成させる機能と、ユーザの筆記をキャプチャする機能と、筆記に対応するデジタル情報の決定と、デジタル情報の面102上への投影と、オーディオ/ビデオ/画像/その他の情報のキャプチャ及びIWBシステム100のデバイスでキャプチャした情報の処理と、デジタル情報及びその他のキャプチャ情報の記憶とは、ユーザにログインを要求しなくても行える(すなわち、ユーザがIWBシステム100にログインすることを条件とするものではない)。しかし、下記の通り、IWBシステム100にログインすることにより、IWBシステム100が提供する一組の新しい追加機能及び/またはサービスが利用できるようになる。しかし、ユーザは、これらの追加的機能及び/またはサービスのどれにも関心がなければ、IWBシステム100を使用するのにログインは必要ない。

0045

一実施形態では、ログインが成功すると、ログインモジュール128は、動作モジュール126に、ログインが成功したことを示す信号を送るように構成されている。動作モジュール126に送られる信号は、ログイン手順の一部としてログインモジュール128に提供された又はログインモジュール128により決定された情報を含み得る。例えば、一実施形態では、ユーザによりログインモジュール128に提供されたユーザ識別子とパスワードが動作モジュール126に提供される。動作モジュール126は、ログインが成功すると、それに応じて1つ以上の動作(action)を開始するように構成されている。一実施形態では、ログインが成功するとそれに応じて自動的に1つ以上の動作が開始され、IWBシステム100にログインを成功したユーザからのインターラクションや入力はまったく必要ない。

0046

ログインに応じていろいろな異なる動作が動作モジュール126により開始される。一実施形態では、自動的に開始された1つ以上の動作は、ログイン前に生成され記憶されたコンテンツを用いる。上記の通り、IWBシステム100はログインせずに使うことができる。例えば、ユーザは、筆記具を用いて入力を提供し、IWBシステムはユーザの筆記に対するデジタル情報を決定するが、ログインする必要はまったくないように構成されている。したがって、ユーザがIWBシステム100にログインすると、ログインする前に、IWBシステム100によりコンテンツ124はすでに生成され、記憶されている。このコンテンツは、例えば、ログイン前にユーザにより筆記具を用いて提供された入力に対応する、コントローラ106により決定されたデジタル情報を含む。コンテンツ124は、ログイン前にIWBシステム100がキャプチャしたその他のタイプの情報(例えば、オーディオ、ビデオ、画像情報)を含んでいても良い。したがって、コンテンツ124は、ログイン前にIWBシステム100を用いて生成され記憶されたコンテンツ情報を含んでいても良い。一実施形態では、ログインに応じて自動的に開始された1つ以上の動作は、ログイン前にIWBシステムにより生成され記憶されたコンテンツを又はその一部を使用する。

0047

一実施形態では、ログインに応じて実行される動作は、IWBシステム100のために事前設定(preconfigured)されていてもよい。例えば、IWBシステム100にはデフォルト動作が事前設定され、ログインのたびに実行されてもよい。

0048

別の実施形態では、ログインが成功するのに応じて実行される動作は、成功したログインに関連する情報に基づいて決定される。上記の通り、ログインモジュール128は、ログインが成功すると、動作モジュール126にそのログインに関する情報を送るように構成されている。動作モジュール126は、受け取ったログイン関係情報に基づき、開始する動作を決定できる。動作モジュール126は、次に、決定した動作を開始する。

0049

したがって、一実施形態では、ログインに応じて開始される動作は、ログイン特有のものであり、ユーザログインごとに異なるものであってもよい。例えば、第1のユーザと第2のユーザが会議中にIWBシステム100を用いており、システムにログインはしていない。会議中、第1のユーザ及び/または第2のユーザが筆記具を用いて面102上に筆記する。ユーザの筆記は筆記キャプチャシステム108によりキャプチャされ、コントローラ106に送られる。次に、コントローラ106は、筆記に対応するデジタル情報を決定する。決定されたデジタル情報はプロジェクタ104を用いて面102上に投影される。デジタル情報はコンテンツ124として記憶部122に保存されてもよい。ある時点T1において、第1のユーザが、ユーザ識別情報とパスワードとを提供してIWBシステム100にログインすると決定する。ログインに成功すると、ログインモジュール128は、成功したログインを示し、ユーザ識別情報を含む信号を、動作モジュール126に送る。動作モジュール126は次に、第1のユーザのユーザ識別情報に基づいて、実行する動作を決定して開始する。この動作は、第1のユーザに対応するユーザアカウントに関連する記憶に、時刻T1より前に記憶されたコンテンツ124(またはその一部)のコピーし記憶するステップを含んでも良い。T1より後のある時点T2において、第2のユーザは、ユーザ識別情報と関連パスワードとを提供してIWBシステム100にログインする。ログインに成功すると、ログインモジュール128は、第2のユーザが成功したログインを示し、第2のユーザのユーザ識別情報を含む信号を、動作モジュール126に送る。動作モジュール126は次に、第2のユーザのユーザ識別情報に基づいて、実行する動作を決定して開始する。この動作は、T2より前に記憶したコンテンツ124(またはその一部)を第2のユーザに自動的に送るステップを有しても良い(例えば、電子メールに添付書類としてコンテンツを付けて第2のユーザに送る)。このように、ログインに応じて開始される動作は、そのログインに基づき自動的に決定される。さらに、その動作は、ログイン前に生成され記憶されたコンテンツを用いる。したがって、第1のユーザのログインに対して決定され開始された動作は、第2のユーザのログインによりトリガーされる動作とは異なってもよい。

0050

IWBシステム100は、ログイン後に、ユーザの筆記をキャプチャし、その筆記に対応するデジタル情報を決定し、決定したデジタル情報を面102上に投影し、決定したデジタル情報をコンテンツ124の一部として記憶するステップを続ける。ログインに応じて自動的に実行される動作は、ログイン後に記憶されたコンテンツ情報に対して定期的に実行されてもよい。例えば、(前述の例において)時刻T1後、コンテンツ124のT1後に記憶された部分が、第1のユーザに対応するユーザアカウントに定期的に記憶される。同様に、時刻T2後、コンテンツ124のT2後に記憶された部分は、第2のユーザに定期的に送られる。

0051

ログインに応じて自動的に実行される動作の例を以下に列記する。このリストは限定を意図したものではない。以下に列記した動作はログインが成功すると自動的に実行できる。

0052

(1)成功したログインに対応するアカウントへの、ログイン前に生成され記憶されたコンテンツ124(またはその一部)の記憶。例えば、図1に示したように、通信ネットワーク110を介してIWBシステム100に結合されたサーバ116は、複数のユーザアカウントに対し記憶機能を提供できる。ログインに応じて実行される動作は、コンテンツ124またはその一部を、リモートサーバ(例えば、クラウドベースのアカウント)にそのログインに対応するユーザアカウント118に関連する情報120として記憶するステップを含み得る。記憶されたこの情報120は、ユーザにより、ユーザアカウント118にログインすることによりアクセスできる。例えば、ユーザはコンピュータ130を用いてユーザアカウント118にログインし、そのユーザアカウントで記憶されている情報120を見つけることができる。ユーザが複数のIWBシステムにログインするのに応じて、その複数のIWBシステムからのコンテンツを、同じユーザアカウントに記憶することもできる。

0053

(2)成功したログインに対応するユーザへの、ログイン前に生成され記憶されたコンテンツ124(またはその一部)の送信。例えば、コンテンツ124を電子メールに添付して、成功したログインに対応するユーザにその電子メールを送信してもよい。

0054

(3)成功したログインに対応する指定フォーマットへの、ログイン前に生成され記憶されたコンテンツ124(またはその一部)のフォーマット化

0055

上記の通り、IWBシステムでは、ユーザの筆記がデジタル情報に変換され、そのデジタル情報がIWBシステム100の表示面(surface)に投影され表示される。「筆記」情報をデジタル情報に変換することにより、複数の動作が可能になる。これらの動作は電子情報に対して行うことができ、ホワイトボードに筆記された情報に対して行うことができる。かかるシステムの真の実力は、協調的な設定(collaborative setting)で利用したときに発揮される。例えば、2つ以上のIWBシステムを(インターネットなどの)通信ネットワークでつないで、協調的に利用できる。

0056

図2は、本発明の一実施形態による、複数のIWBシステムが通信ネットワークを介してネットワークされ、協調セッションに参加するネットワーク環境を示すブロック図である。図2に示したように、IWBシステム200は通信ネットワーク110を介して離れたところに配置された他のIWBシステム250と通信可能に結合している。IWBシステム200とIWBシステム250はそれぞれ図1に示したIWBシステム100と実質的に同様な構成となっている。

0057

各IWBシステムのコントローラは、通信ネットワーク110へのインタフェースを提供する。例えば、図2において、コントローラ204はIWBシステム200を通信ネットワーク110に結合するネットワークインタフェースを提供し、一方コントローラ254はIWBシステム250をネットワーク110に結合するネットワークインタフェースを提供する。

0058

IWBシステム200と250は協調的セッションに参加できる。かかる協調的セッションの間に、IWBシステムは互いに情報を送受信して、セッションに参加している一方のIWBシステムでユーザが筆記した情報が他方のIWBシステムの表示面に投影され表示されるようにする。1つのIWBシステムに筆記された情報は、そのIWBシステムの表示面にも投影され表示される。このように、一方のIWBシステムの表示面に筆記された情報は、セッションに係わっている離れたところにある他のIWBシステムの表示面にも表示される。これにより、離れて配置された複数のIWBシステムを協調的に(collaboratively)利用することができ、離れているユーザが同じホワイトボードに筆記しているようにインターラクトできる。

0059

例えば、図2において、IWBシステム200のところにいるユーザ208は、筆記具を用いてIWBシステム200の表示面202に筆記できる。筆記はIWBシステム200の筆記キャプチャシステムによりキャプチャされ、IWBシステム200のコントローラ204がその筆記情報に対応するデジタル情報を決定する。コントローラ204により決定されたデジタル情報は、IWBシステム200の表示面202に表示される。コントローラ204は、IWBシステム250にもデジタル情報を送る。IWBシステム250において、デジタル情報は表示面252に投影され表示される。このように、ユーザ208が面202に筆記した情報は、IWBシステム200とIWBシステム250に表示され、両方のユーザにより見ることができる。例えば、図2では、IWBシステム200においてユーザ208が筆記した文字「W」220は、表示面202に投影されるとともに表示面252にも(「W」270として)投影され、両方のIWBシステムのユーザがその情報を見ることができる。同様に、IWBシステム250の表示面252に筆記された情報について、コントローラ254は、筆記情報に対応するデジタル情報を決定し、決定したデジタル情報を、IWBシステム250の表示面252とIWBシステム200の表示面202に投影して表示させるように構成されている。例えば、図2では、IWBシステム250においてユーザ256が筆記した文字「N」260は、表示面252に投影されるとともに表示面202にも(「N」206として)投影され、両方のIWBシステムのユーザがその情報を見ることができる。両方のIWBシステムで情報を投影すると方法により、IWBシステム200とIWBシステム250のユーザたちは協調的環境で同じ表示面すなわちホワイトボードに筆記しているような感覚が得られる。

0060

したがって、協調的セッションに参加しているIWBシステムについて、各IWBシステムにより投影される情報は、そのIWBシステムでローカルにキャプチャされた筆記に対するデジタル情報と、その協調的セッションに参加している離れたところにある他のIWBシステムから受信したデジタル情報とを含む。ここで、離れたところにあるIWBシステムから受信したデジタル情報は、その離れたところにあるIWBシステムにおいてローカルに筆記された情報に対応するデジタル情報を含む。例えば、図2において、IWBシステム200に投影される情報は、IWBシステム200においてローカルに筆記された文字「W」220に対応するデジタル情報と、IWBシステム250においてローカルに筆記された文字「N」260に対応するデジタル情報とを含む。一実施形態では、両方のデジタル情報(すなわち、ローカルの筆記に対応するデジタル情報と、離れたところにあるIWBシステムから受信した、その離れたところにあるIWBシステムにおいてローカルに筆記されたものに対応するデジタル情報)はIWBシステム200のコントローラ204によりローカルにキャッシュ(cache)され得る。例えば、情報はIWBシステム200のローカルの記憶部210に、コンテンツ212として記憶してもよい。同様に、IWBシステム250のコントローラ254は、IWBシステム250のローカルな筆記に対応するデジタル情報と、IWBシステム200のローカルな筆記に対応するIWBシステム200から受信したデジタル情報とを、IWBシステム250のローカル記憶部262にコンテンツ264として記憶してもよい。

0061

前述の通り、各IWBシステムは、オーディオ/ビデオ/画像情報などその他のタイプの情報を記録するデバイスを有していてもよい。協調的セッションに参加しているIWBシステムの場合、あるIWBシステムは、そのIWBシステムでローカル(locally)にキャプチャした情報と、協調的セッションに参加している他のIWBシステムでローカルにキャプチャした情報とを受け取る。例えば、コントローラ204は、IWBシステム200のローカルのデバイスによりキャプチャした情報を受け取り、また、IWBシステム250のローカルのデバイスによりキャプチャした情報をIWBシステム250からも受け取る。一実施形態では、コントローラ204は、この情報を、ローカル記憶部210中にコンテンツ212の一部として記憶してもよい。同様に、コントローラ254は、IWBシステム250のローカルのデバイスによりキャプチャした情報を受け取り、また、IWBシステム200のローカルのデバイスによりキャプチャした情報をIWBシステム200からも受け取る。一実施形態では、コントローラ254は、この情報を、ローカル記憶部262中にコンテンツ264の一部として記憶してもよい。

0062

IWBシステムが離れたところにある(remote)IWBシステムでキャプチャされた情報を受信するいろいろな方法がある。一実施形態では、IWBシステム200は、Java(登録商標) Message Server(JMS)仕様書に則る共有メッセージングサービスを用いて、LANまたはWANで、IWBシステム250と接続されている。離れたところにあるまたはローカル(local)のIWBシステムのいずれかでキャプチャされた各ストロークは、JMSの同じチャンネルすなわち「トピック」にパブリッシュ(publish)でき、そのトピックをサブスクライブ(subscribe)するすべての接続デバイスがそのメッセージを受け取る。このように、そのチャンネルにパブリッシュされたストローク(stroke)はすべてのIWBシステムにより受信される。当業者には言うまでもなく、LANやWANにより及びその他の情報共有手段により情報を共有する多くのシステムがある。

0063

上記の通り、本発明の一実施形態では、IWBシステムにおいてログインが成功するとそれに応じて、そのログイン前に生成され記憶された情報を用いる動作が自動的に実行される。協調的セッションに参加しているIWBシステムの場合、ログイン前に生成され記憶される情報は、そのログイン前に、IWBシステムでローカル(local)に決定またはキャプチャされた情報(例えば、そのIWBシステムで決定されたデジタル情報、そのIWBシステムのローカルのデバイスによりキャプチャされた情報など)と、協調的セッションに参加している他のIWBシステムから受け取った情報(例えば、協調的セッションに参加している離れたところにある(remote)IWBシステムから受信したデジタル情報やキャプチャ情報など)とを含む。例えば、ユーザがIWBシステム200へのログインに成功すると、そのログインに応じて、コントローラ204は、そのログイン前にローカルで記憶したコンテンツ212(またはその一部)を用いる動作を決定して開始する。一実施形態では、この動作は、事前に記憶されたコンテンツ212を、そのログインに対応するアカウントに保存するステップを有する。そのアカウントは、通信ネットワーク110を介してIWBシステム200に結合したサーバ116に記憶される。

0064

図2には2つのIWBシステムのみを示したが、これは本発明の実施形態の範囲を限定することを意図したものではない。協調的セッションに関与するIWBシステムはいくつであってもよい。また、あるIWBシステムが複数の協調的セッションに同時に関与することもありうる。例えば、図2では、IWBシステム200は、IWBシステム250との協調的セッションに関与している。IWBシステム200は、このセッションと同時に、第3のIWBシステム(図示せず)との別の協調的セッションに関与してもよい。ここで、IWBシステム250はその「別の協調的セッション」には参加していないものとする。

0065

図3は、本発明の一実施形態による、IWBシステムにより実行される処理を示すフローチャート300である。図3に示した処理は、IWBシステムのコントローラなど、IWBシステムの1つ以上のコンポーネントにより実行され得る。この処理は、コントローラのプロセッサで実行されるソフトウェア(例えば、コード、命令、プログラム)、コントローラのハードウェア、またはこれらの組み合わせを用いて実行できる。一実施形態では、コントローラで実行されるソフトウェアは、非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体に格納できる。

0066

図3に示した処理は、ログインとは独立に実行される処理に対応する一組のステップ330と、ログインに応じて実行される処理に対応する一組のステップ340とに分かれている。簡単のため、図3に示した処理では、処理を実行するIWBシステムは協調的セッションにはまったく関与していないと仮定する。図3に示したステップ、または図3に示した一連の処理ステップは、本発明の実施形態の範囲を限定することを意図したものではない。別の実施形態では、これとは異なる処理ステップを実行してもよい。図3に示したステップは、並行して実行してもよいし、順次実行してもよい。

0067

図3に示したように、IWBシステムのコントローラは、そのIWBシステムの筆記キャプチャシステムがキャプチャした情報を受け取る(ステップ302)。コントローラは、ステップ302で受け取った情報に対応するデジタル情報を決定する処理を実行する(ステップ304)。一実施形態では、ステップ304の処理は、筆記キャプチャシステムから受け取った情報についてストローク情報を決定するステップと、そのストローク情報に対してデジタル情報を決定するステップとを有する。別の一実施形態では、コントローラは、ステップ302で受け取った情報から直接デジタル情報を決定できる。一実施形態では、ステップ304で決定したデジタル情報は、IWBシステムの表示面にした筆記を反映する。例えば、ユーザがIWBシステムの表示面に「W」と筆記すると、「W」のデジタル表現がステップ304で決定される。

0068

コントローラは、ステップ304で決定したデジタル情報を含む信号(例えば、ビデオ信号)を生成する(ステップ306)。いろいろな異なるフォーマットを用いてこのビデオ信号を生成する。フォーマットは、例えばIWBシステムのプロジェクタにより出力できるものである。ステップ306で生成した信号は、IWBシステムのプロジェクタに送られ、プロジェクタがIWBシステムの表示面にその信号を投影し(ステップ308)、デジタル情報がIWBシステムのユーザたちに見えるようにする。このように、IWBシステムにおいてユーザが筆記した情報は、デジタル情報に変換され、IWBシステムの表示面に出力される。

0069

コントローラは、IWBシステムのデバイスによりキャプチャされた情報(例えば、ビデオ、オーディオ、画像など)を任意的に受け取ってもよい(ステップ310)。コントローラは、ステップ304で決定されたデジタル情報と、ステップ310で受け取った情報とをローカルで記憶できる(ステップ312)。この情報は、ローカルファイルシステム標準ファイルとして匿名で(すなわち、特定のユーザアカウントと関連付けないで)記憶してもよい。一実施形態では、この情報は一時的記憶領域に記憶され、ユーザとは関連付けられない。誰もログインしなければ、何らかのイベント(例えば、タイムアウトメニューから「クリア」を選択する動作など)の後に、ローカルに記憶された情報は削除され、もはや利用できなくなる。もちろん、(ステップ314を参照して以下に説明するように)誰かがログインすると、その情報を用いて動作が開始される。IWBシステムのコントローラは、ユーザがIWBシステムにログインしたかどうかに係わらず、IWBシステムが利用されている間、ステップ330を続けて実行してもよい。これらのステップを実行する頻度は、時間ベース(例えば、定期的に)でもよいし、アクティビティのレベルに基づいてもよいし、これらの組み合わせでもよい。

0070

いつかの時点で、ユーザがIWBシステムにログインする(ステップ314)。コントローラは、ステップ314のログインに応じて自動的に実行する動作を決定する(ステップ316)。一実施形態では、ログインに応じて実行される動作は、IWBシステムのために事前設定(preconfigured)されていてもよい。例えば、一実施形態では、各ログインに対して、動作により、ログインプロセスの一部として受け取った情報に基づき、ログインに対応するアカウントを決定し、ステップ312で記憶されログイン前に生成された情報またはその一部を、決定したアカウントに関連する記憶領域に記憶する。

0071

別の一実施形態では、ステップ316で実行される処理の一部として、コントローラは、ステップ314のログインに関連する情報を用いて、実行する動作を決定する。このような一実施形態では、コントローラは複数のユーザについて記憶された情報にアクセスしてもよい。この場合、記憶された情報は、各ユーザについて、そのユーザがIWBシステムにログインするとそれに応じて実行する一組の動作を示す情報を含む。一実施形態では、複数のユーザの情報はコントローラによりローカルで記憶される。他の一実施形態では、ユーザのログインに応じてどの動作を実行するか決定するのに用いる複数ユーザ情報は、サーバ(例えば、図1のサーバ116)に記憶され、コントローラは(通信ネットワーク10などの)通信ネットワークを介してこれにアクセスする。

0072

図4は、ログインに応じてどの動作を実行するか決定するために、コントローラにより用いられる情報の例を示す図である。図示したように、この情報は、複数のユーザを特定する情報402と、各ユーザに対して、そのユーザがIWBシステムにログインした時に実行する一組の動作を特定する情報404とを含む。あるユーザに対して実行される動作は、他のユーザに対して実行される動作と同じでも、異なってもよい。一実施形態では、実行する動作を特定する情報に、追加情報406が関連付けられる。追加情報406は、その動作を実行するのに用いる情報を含み得る。例えば、ユーザと関連付けられた追加情報406は、動作を実行するのに用いる電子メールアドレス、好みのファイルフォーマットなどを特定する。ステップ316で実行する処理の一部として、IWBシステムのコントローラは、ステップ314で受け取ったログイン関連情報を用いて、IWBシステムにログインしたユーザを決定し、そのユーザに関連する動作情報を用いて、ユーザのログインに応じて実行する一組の動作を決定してもよい。ユーザまたは動作に関連する追加情報を動作の実行に用いてもよい。

0073

コントローラは、ステップ312で記憶した情報を用いて、ステップ316で決定した動作を開始または実行させる(ステップ318)。このように、ログインに応じて動作を自動的に実行する。ログイン時、IWBシステムにログインしたユーザからの入力やインターラクション(interaction)を必要とせずに、動作を実行する。さらに、ユーザがIWBシステムにログインする前に生成され記憶された情報を用いて、動作を実行する。

0074

図5は、本発明の一実施形態による、他のIWBシステムとの協調セッションに参加するIWBシステムにより実行される処理を示すフローチャート500である。図5に示した処理は、IWBシステムのコントローラなど、IWBシステムの1つ以上のコンポーネントにより実行され得る。この処理は、コントローラのプロセッサで実行されるソフトウェア(例えば、コード、命令、プログラム)、コントローラのハードウェア、オペレーティングシステム、またはこれらの組み合わせを用いて実行できる。一実施形態では、コントローラで実行されるソフトウェアは、非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体に格納できる。

0075

図5に示した処理は、ログインとは独立に実行される処理に対応する一組のステップ530と、ログインに応じて実行される処理に対応する一組のステップ540とに分かれている。図5の処理を実行するIWBシステムは、離れたところにある1つ以上のIWBシステムとの協調的セッションに参加する。図5に示したステップ、または図5に示した一連の処理ステップは、本発明の実施形態の範囲を限定することを意図したものではない。別の実施形態では、これとは異なる処理ステップを実行してもよい。図5に示したステップは、並行して実行してもよいし、順次実行してもよい。

0076

図5に示したように、IWBシステムのコントローラ(ローカルIWBシステム)は、そのIWBシステムの筆記キャプチャシステムがキャプチャした情報を受け取る(ステップ502)。コントローラは、ステップ502で受け取った情報に対応するデジタル情報を決定する処理を実行する(ステップ504)。一実施形態では、ステップ504の処理は、筆記キャプチャシステムから受け取った情報についてストローク情報を決定するステップと、そのストローク情報に対してデジタル情報を決定するステップとを有する。別の一実施形態では、コントローラは、ステップ502で受け取った情報から直接デジタル情報を決定できる。一実施形態では、ステップ504で決定したデジタル情報は、IWBシステムの表示面にした筆記を反映する。例えば、ユーザがIWBシステムの表示面に「W」と筆記すると、「W」のデジタル表現がステップ504で決定される。

0077

ローカルIWBシステムは、協調的セッションに参加しているリモート(remote)IWBシステムからデジタル情報を受け取る(ステップ513)。リモートIWBシステムから受け取ったデジタル情報は、そのIWBシステムにおいてローカルに筆記具を用いてユーザが提供した入力に対応する。例えば、図2に示した実施形態では、IWBシステム200は、離れたところにあるIWBシステム250においてユーザ256が筆記した文字「N」に対応するデジタル情報を受け取る。

0078

ローカルIWBシステムのコントローラは、ステップ504で決定されたデジタル情報と、ステップ513でリモートIWBシステムから受け取ったデジタル情報とを含む信号(例えば、ビデオ信号)を生成する(ステップ506)。いろいろな異なるフォーマットを用いてこの信号を生成する。フォーマットは、例えばローカルIWBシステムのプロジェクタにより出力できるものである。ステップ506で生成した信号は、ローカルIWBシステムのプロジェクタに送られ、プロジェクタがIWBシステムの表示面にその信号を投影し(ステップ508)、デジタル情報がローカルIWBシステムのユーザたちに見えるようにする。このように、ローカルIWBシステムにおいてユーザが筆記した情報と、リモートIWBシステムにおいて筆記された情報は、ローカルIWBシステムの表示面に出力される。

0079

ローカルIWBシステムのコントローラは、そのローカルIWBシステムの1つ以上のデバイスによりキャプチャされた情報(例えば、ビデオ、オーディオ、画像など)を任意的に受け取ってもよい(ステップ510)。コントローラは、リモートIWBシステムにおいてデバイスによりキャプチャされた情報を、ステップ513の一部として、任意的に受け取ってもよい。

0080

コントローラは、ステップ504で決定したデジタル情報、ステップ510で受け取った情報、及び/またはステップ513でリモートIWBシステムから受け取った情報をローカルで記憶してもよい(ステップ512)。IWBシステムのコントローラは、ユーザがIWBシステムにログインしたかどうかに係わらず、IWBシステムが利用されている間、ステップ530を続けて実行してもよい。これらのステップを実行する頻度は、時間ベース(例えば、定期的に)でもよいし、アクティビティのレベルに基づいてもよいし、これらの組み合わせでもよい。

0081

いつかの時点で、ユーザがローカルIWBシステムにログインする(ステップ514)。ローカルコントローラは、ステップ514のログインに応じて自動的に実行する動作を決定する(ステップ516)。一実施形態では、ログインに応じて実行される動作は、IWBシステムのために事前設定(preconfigured)されていてもよい。例えば、一実施形態では、各ログインに対して、動作により、ステップ514のログインプロセスの一部として受け取った情報に基づき、ログインに対応するアカウントを決定し、ステップ512で記憶され決定されたアカウントへのログイン前に生成された情報(またはその一部)を記憶する。

0082

別の一実施形態では、ステップ516で実行される処理の一部として、コントローラは、ステップ514のログインに関連する情報を用いて、実行する動作を決定する。このような一実施形態では、コントローラは、複数のユーザについての情報と、各ユーザについて、そのユーザがIWBシステムにログインするとそれに応じて実行する一組の動作とを含む。例えば、一実施形態では、図4に示した情報を用いて、ステップ514でログインに対して実行する1つ以上の動作を決定できる。あるユーザに対して実行される動作は、他のユーザに対して実行される動作と同じでも、異なってもよい。ステップ516で実行する処理の一部として、IWBシステムのコントローラは、ステップ514で受け取ったログイン関連情報を用いて、IWBシステムにログインしたユーザを決定し、図4に示した情報を用いて、ユーザのログインに応じて実行する一組の動作を決定してもよい。

0083

コントローラは、ステップ512で記憶した情報を用いて、ステップ516で決定した動作を開始または実行させる(ステップ518)。このように、ログインに応じて動作を自動的に実行する。ログイン時、IWBシステムにログインしたユーザからの入力やインターラクション(interaction)を必要とせずに、動作を実行する。さらに、ユーザがIWBシステムにログインする前に生成され記憶された情報を用いて、動作を実行する。

0084

IWBシステムは通常は部屋に固定され、誰でも使えるようになっている。できるだけ多くの人にできるだけ使いやすくするため、これらのシステムはログインを要せずに使うことができる。ログインせずに(すなわち匿名で)コンテンツを生成し、ログインに応じて1つ以上の動作を実行できるようにすることにより、IWBシステムなどのシステムの利便性を向上することができる。例えば、誰でもIWBシステムの表示面のところに行って、ログインせずに、IWBシステムのホワイトボードに図を描いたり文を書いたりし始められる。ログインを要せずにIWBシステムを用いることができる機能により、IWBシステムがより多くの人に、特に電子ホワイトボード慣れていない人に、より使いやすくなる。かかるシステムで価値あるコンテンツを生成を始めたユーザは、図(diagram or drawing)をユーザのアカウントに保存すべきだと考えるだろう。本発明の一実施形態により、ユーザがログインするとそれに応じてこの保存を自動的に実行できる。したがって、ユーザは、新しく生成した文書を保存したいとき、IWBシステムにログインして、ログイン前にローカルでキャッシュされていた情報を自動的にアップロードして、サーバに保存し、ユーザのアカウントと関連付けることができる。一実施形態では、IWBシステムにログインするプロセスにより、ユーザのアカウントの下でサーバに、ログイン前にIWBシステムを用いてユーザが生成した図などのコンテンツを含む新しい文書が自動的に生成される。

0085

本発明の実施形態にはいろいろな異なる利用例が適用できる。例えば、ある利用例(use case)では、利用経験のないユーザNが、使いやすいのでIWBシステムを利用しようと決める。既存のIWBシステムアカウントを有し、すでに利用経験があるユーザEが、部屋にいて、ユーザNと仕事をしている。ユーザNは、長期的に価値のあるコンテンツを生成し、そのコンテンツを保存したいと考える。ユーザNは、自分の携帯電話を取り出し、コンテンツの写真を撮り、電子メールのアプリケーションを開き、電子メールを作成してそれにキャプチャした写真を添付し、自分宛に送信する。利用経験のあるユーザEは、既存のIWBシステムアカウントを有しているので、単にIWBシステムにログインする。これにより自動的に、生成されたコンテンツがユーザEのアカウントで記憶され、かつアクセス可能になる動作が実行される。ユーザEはラップトップから(例えば、ウェブブラウザを用いて)自分のアカウントにアクセスし、記憶されたコンテンツにアクセスできる。

0086

図6は、本発明の一実施形態を実施するのに用いることができるコンピュータシステム600を示すブロック図である。一実施形態では、図1に示し説明したコントローラ106を実施するため、コンピュータシステム600を用いることができる。図6に示したように、コンピュータシステム600は、バスサブシステム604を介して複数の周辺サブシステムと通信するプロセッサ602を含む。これらの周辺サブシステムは、メモリサブシステム608及びファイル記憶サブシステム610を有する記憶サブシステム606と、ユーザインタフェース入力デバイス612と、ユーザインタフェース出力デバイス614と、ネットワークインタフェースサブシステム616とを含む。

0087

バスサブシステム604は、コンピュータシステム600のいろいろなコンポーネントやサブシステムに、目的通りに互いに通信させるメカニズムを提供する。バスサブシステム604は1つのバスとして示したが、別の実施形態では複数のバスを利用してもよい。

0088

ネットワークインタフェースサブシステム616は、他のコンピュータシステム、ネットワーク、及び記憶装置へのインタフェースを提供する。ネットワークインタフェースサブシステム616は、他のシステムからデータを受信し、コンピュータシステム600から他のシステムにデータを送信するインタフェースとして機能する。例えば、IWBシステムのネットワークインタフェースサブシステム616は、コントローラに、インターネットなどの通信ネットワークを介して離れたところに配置された他のIWBシステムと通信できるようにする。

0089

ユーザインタフェース入力デバイス612は、キーボードと、マウストラックボールタッチパッド、またはグラフィクスタブレットのようなポインティングデバイスと、スキャナと、バーコードスキャナと、ディスプレイに組み込まれたタッチスクリーンと、音声認識システムのようなオーディオ入力デバイスと、マイクロホンと、その他のタイプの入力デバイスとを含み得る。一般的に、「入力デバイス」との用語を用いるとき、コンピュータシステム600に情報を入力するすべての可能なタイプのデバイスとメカニズムを含むものとする。

0090

ユーザインタフェース出力デバイス614は、例えば、ディスプレイサブシステムと、プリンタと、ファックス機と、オーディオ出力デバイスなどの非視覚的ディスプレイとを含み得る。ディスプレイサブシステムは、例えば、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)などのフラットパネルデバイス、またはプロジェクションデバイスである。一般的に、「出力デバイス」との用語を用いるとき、コンピュータシステム600から情報を出力するすべての可能なタイプのデバイスとメカニズムを含むものとする。

0091

記憶サブシステム606は、本発明の機能を提供する基本プログラムデータ構成を記憶するコンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。プロセッサにより実行された時に本発明の機能を提供するソフトウェアは、記憶サブシステム606に記憶できる。これらのソフトウェアモジュールまたは命令は、プロセッサ602により実行される。記憶サブシステム606は、本発明による用いられるデータを記憶するリポジトリも提供できる。記憶サブシステム606は、メモリサブシステム608とファイルディスク記憶サブシステム610とを有する。

0092

メモリサブシステム608はいくつかのメモリを含み、それにはプログラム実行中に命令とデータを記憶する主要ランダムアクセスメモリ(RAM)618と、固定された命令が格納される読み出し専用メモリ(ROM)620が含まれる。ファイル記憶サブシステム610は、プログラムとデータのファイル用の非一時的で永続的な(不揮発性の)記憶を提供し、ハードディスクドライブと、取り外し可能媒体を有するフレキシブルディスクドライブと、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)と、光ドライブと、取り外し可能メディアカートリッジと、その他の同様な記憶媒体とを含む。

0093

コンピュータシステム600はいろいろなタイプがあり、パーソナルコンピュータ電話ポータブルコンピュータワークステーションネットワークコンピュータ、またはその他のデータ処理システムを含んでいる。コンピュータとネットワークは常に変化し続けているので、図6に示したコンピュータシステム600の説明は、コンピュータシステムの好ましい実施形態を例示するための具体例として挙げただけである。図6に示したシステムよりもコンポーネントが多い又は少ない他の多くの構成も可能である。

0094

本発明の具体的な実施形態を説明したが、様々な修正、変更、代替的構成、均等物が本発明の範囲に含まれる。上記の教示は、ブートリブートが可能なプロセッサを有するいかなるシステムにも適用可能である。例えば、例としてIWBシステムを用いて実施形態を説明したが、これは限定することを意図したものではない。上記で説明し請求項に記載した教示は、ログインができ、そのログイン前にコンテンツを生成できるような他のコンピューティングシステムでも実施できる。ログインに応じて、そのログイン前に生成したコンテンツを用いる1つ以上の動作を自動的に開始できる。

0095

本発明の実施形態は、具体的なデータ処理環境における動作には限定されず、複数のデータ処理環境において動作させることができる。また、一連の具体的なトランザクションとステップを用いて本発明の実施形態を説明したが、これらは発明の実施形態の範囲を限定することを意図するものではない。

0096

さらに、本発明の実施形態をハードウェアとソフトウェアの具体的な組み合わせを用いて説明したが、ハードウェアとソフトウェアの他の組み合わせも本発明の範囲に入ることが分かるであろう。本発明の実施形態はハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより実現することができる。したがって、明細書と図面は例示であって限定ではないと考えるべきである。しかし、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、追加、削除、その他の修正、変更をすることができることは明らかであろう。

0097

なお、上記の実施形態について、次の付記を記載する。
(付記1)メモリと、
プロセッサと、を有し、
前記プロセッサは、
ログイン前にコンテンツを生成させ、
ログインに応じて、前記ログイン前に生成した前記コンテンツを用いて動作を実行させる、システム。
(付記2) 前記動作は、前記ログインに対応するアカウントへの前記ログイン前に生成されたコンテンツを保存する段階を含む、付記1に記載のシステム。
(付記3) 前記プロセッサは、前記ログインに関連する情報に基づき、実行する動作を決定するように構成されている、付記1に記載のシステム。
(付記4) 前記プロセッサは、
前記システムから離れたところにある第2のシステムを用いて前記ログイン前に生成されたコンテンツを受信し、
前記第2のシステムから受信した前記コンテンツを用いて前記動作を実行させるように構成された、付記1に記載のシステム。
(付記5) 前記ログイン前に筆記具を用いて入力した情報をキャプチャするように構成された筆記キャプチャシステムをさらに有し、
前記プロセッサは、
前記ログイン前に前記筆記キャプチャシステムによりキャプチャされた情報に対応するデジタル情報を決定し、
前記デジタル情報を用いて前記動作を実行させるように構成された、付記1に記載のシステム。
(付記6) 表示面と、
前記表示面に前記デジタル情報を投影するように構成されたプロジェクタと、を更に有する、付記5に記載のシステム。
(付記7) 前記ログイン前にオーディオまたはビデオ情報をキャプチャするように構成された1つ以上のデバイスをさらに有し、
前記プロセッサは、前記1つ以上のデバイスによりキャプチャした前記オーディオまたはビデオ情報を用いて前記動作を実行するように構成された、
付記1に記載のシステム。
(付記8) 前記ログインをできるようにするバーコードまたは無線周波数識別(RFID)タグを読むように構成されたリーダを更に有する、付記1に記載のシステム。
(付記9) 第1のシステムにおいて、ログイン前にコンテンツを生成する段階と、
前記第1のシステムにおけるログインに応じて、前記第1のシステムにより、前記ログイン前に生成した前記コンテンツを用いて、動作を実行させる段階とを有する、方法。
(付記10) 前記動作は、前記ログインに対応するアカウントへの前記ログイン前に生成されたコンテンツを保存する段階を含む、付記9に記載の方法。
(付記11) 前記ログインに関連する情報に基づき、実行する動作を決定する段階をさらに有する、付記9に記載の方法。
(付記12) 前記第1のシステムから離れて配置された第2のシステムから、前記第2のシステムを用いて前記ログイン前に生成されたコンテンツを受け取る段階をさらに有し、
前記動作を実行させる段階は、前記第2のシステムから受信した前記コンテンツを用いて前記動作を実行する段階を有する、付記9に記載の方法。
(付記13) 前記第1のシステムが、前記ログイン前に前記第1のシステムにおいて筆記具を用いて入力された情報をキャプチャする段階と、
前記第1のシステムが、前記筆記具を用いて入力された情報に対応するデジタル情報を決定する段階とをさらに有し、
前記動作を実行させる段階は、前記デジタル情報を用いて前記動作を実行する段階を有する、付記9に記載の方法。
(付記14) 前記第1のシステムの表示面に前記デジタル情報を出力する段階をさらに有する、付記13に記載の方法。
(付記15) 第1のシステムの1つ以上のデバイスを用いて、前記ログイン前にオーディオ情報またはビデオ情報をキャプチャする段階をさらに有し、
前記動作を実行させる動作は、前記キャプチャしたオーディオ情報またはビデオ情報を用いて前記動作を実行する段階を有する、付記9に記載の方法。
(付記16) バーコードまたは無線周波数識別情報(RFID)タグを読み取ることにより前記ログインを可能にする段階をさらに有する、付記9に記載の方法。
(付記17) システムにより実行される複数の命令を記憶した非一時的コンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、前記複数の命令は、
前記システムに、ログイン前にコンテンツを生成させる命令と、
前記システムにおけるログインに応じて、前記システムに、そのログイン前に生成したコンテンツを用いて、動作を実行させる命令とを有する、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記18) 前記システムに動作を実行させる命令は、前記システムに、前記ログインに対応するアカウントに前記ログイン前に生成されたコンテンツを保存させる命令を有する、付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記19) 前記複数の命令は、前記システムに、前記ログインに関連する情報に基づき、実行する動作を決定させる命令をさらに有する、付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記20) 前記複数の命令は、前記システムに、前記第システムから離れて配置された第2のシステムから、前記第2のシステムを用いて前記ログイン前に生成されたコンテンツを受け取らせる命令をさらに有し、
前記システムに動作を実行させる命令は、前記システムに、前記第2のシステムから受信したコンテンツを用いて前記動作を実行させる命令を有する、付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記21) 前記複数の命令は、
前記システムに、前記ログイン前に前記システムにおいて筆記具を用いて入力された情報をキャプチャさせる命令と、
前記システムに、前記筆記具を用いて入力された情報に対応するデジタル情報を決定させる命令とをさらに有し、
前記システムに動作を実行させる命令は、前記システムに、前記デジタル情報を用いて前記動作を実行させる命令を有する、
付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記22) 前記複数の命令は、
前記システムに、表示面上に前記デジタル情報を投影させる命令をさらに有する、
付記21に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記23) 前記複数の命令は、
前記システムに、前記ログイン前にオーディオ情報またはビデオ情報をキャプチャさせる命令をさらに有し、
前記システムに動作を実行させる命令は、前記システムに、前記キャプチャされたオーディオ情報またはビデオ情報を用いて前記動作を実行させる命令を有する、付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
(付記24) 前記複数の命令は、
前記システムに、バーコードまたは無線周波数識別情報(RFID)タグを読み取ることにより前記ログインを可能にさせる命令をさらに有する、
付記17に記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。

0098

100インターラクティブホワイトボードシステム
102ホワイトボード
104プロジェクタ
106コントローラ
108筆記キャプチャシステム
110通信ネットワーク
114筆記具
116サーバ
118ユーザアカウント
120ログイン時に自動的に記憶された情報
122記憶装置
124コンテンツ
126動作モジュール
128 ログインモジュール
130 ユーザコンピュータ

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