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技術 サーバ装置、無線通信機、情報処理方法、及びプログラム

出願人 株式会社ミックウェア
発明者 伊藤誠
出願日 2014年10月28日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2014-218814
公開日 2016年5月19日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-085652
状態 特許登録済
技術分野 警報システム 電話通信サービス 車両用盗難防止 盗難警報装置
主要キーワード 通電状況 原動機付き 受信順番 通信基地 基地情報 小型移 多機能携帯電話 近接センサー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月19日)のものです。
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図面 (12)

課題

簡易な構成により、容易に、小型移動体盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することが可能なサーバ装置を提供する。

解決手段

小型移動体に設置された無線通信機1が発信した通信機識別子を受信する一以上の基地局2が送信する情報であって、当該基地局2が受信した通信機識別子と、当該基地局2の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部301と、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部302と、通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部302に蓄積する通信基地情報蓄積部303とを備えた。

概要

背景

従来の技術として、自車の位置を測定可能で且つ測定された位置情報無線送信可能な盗難対策装置を備える自動二輪車が知られていた(例えば、特許文献1参照)。

概要

簡易な構成により、容易に、小型移動体盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することが可能なサーバ装置を提供する。小型移動体に設置された無線通信機1が発信した通信機識別子を受信する一以上の基地局2が送信する情報であって、当該基地局2が受信した通信機識別子と、当該基地局2の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部301と、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部302と、通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部302に蓄積する通信基地情報蓄積部303とを備えた。

目的

本発明は上記のような課題を解消するためになされたものであり、簡易な構成により、容易に、小型移動体の盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することが可能なサーバ装置等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

小型移動体に設置された無線通信機発信した通信機識別子を受信した一以上の基地局が送信する情報であって、当該基地局が受信した通信機識別子と、当該基地局の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部と、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部と、前記通信基地情報受信部が受信した通信基地情報を、前記通信基地情報格納部に蓄積する通信基地情報蓄積部とを備えたサーバ装置

請求項2

前記通信基地情報受信部は、前記無線通信機が設置された小型移動体に取り付け可能な携帯情報端末の当該小型移動体に対する取り付け状況が予め指定された条件を満たす場合に、前記無線通信機が発信した当該無線通信機の通信機識別子を有する一以上の通信基地情報の、一以上の基地局からの受信を開始する請求項1記載のサーバ装置。

請求項3

前記通信基地情報受信部が受信する一の通信機識別子を有する通信基地情報の変更を判断する判断部と、前記判断部が、通信基地情報が変更されたと判断した場合に、前記通信基地情報受信部が受信した通信基地情報の通信機識別子が示す無線通信機が設置された小型移動体の盗難に関する情報を送信する送信部とを更に備えた請求項1または請求項2記載のサーバ装置。

請求項4

小型移動体に設置される無線通信機であって、自機の識別子である通信機識別子が格納される通信機識別子格納部と、前記小型移動体に取り付け可能な携帯情報端末の、当該小型移動体に対する取り付け状況を検出する検出部と、前記検出部が検出した取り付け状況が、予め指定された条件を満たす場合に、前記通信機識別子に格納された通信機識別子の発信を開始する発信部とを備えた無線通信機。

請求項5

前記予め指定された条件は、携帯情報端末の取り付け状況が、前記小型移動体に設けられたホルダーから取り外された状況であることであり、前記検出部は、携帯情報端末が前記小型移動体に設けられたホルダーから取り外されていることを示す取り付け状況を検出する請求項4記載の無線通信機。

請求項6

通信基地情報受信部と、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部と、通信基地情報蓄積部とを用いて行われる情報処理方法であって、前記通信基地情報受信部が、小型移動体に設置された無線通信機が発信した通信機識別子を受信した一以上の基地局が送信する情報であって、当該基地局が受信した通信機識別子と、当該基地局の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信ステップと、前記通信基地情報蓄積部が、前記通信基地情報受信ステップで受信した通信基地情報を、前記通信基地情報格納部に蓄積する通信基地情報蓄積ステップとを備えた情報処理方法。

請求項7

一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部にアクセス可能コンピュータを、小型移動体に設置された無線通信機が発信した通信機識別子を受信した一以上の基地局が送信する情報であって、当該基地局が受信した通信機識別子と、当該基地局の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部と、前記通信基地情報受信部が受信した通信基地情報を、前記通信基地情報格納部に蓄積する通信基地情報蓄積部として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、小型移動体盗難を検出する装置等に関するものである。

背景技術

0002

従来の技術として、自車の位置を測定可能で且つ測定された位置情報無線送信可能な盗難対策装置を備える自動二輪車が知られていた(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2012−176754号公報(第1頁、第1図等)

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、従来の技術においては、ユーザが利用する自動二輪車が、個別に、GPS(Global Positioning System)等の自車の位置情報を取得するための手段を有している必要があり、装置が複雑化するとともに、コストが増大してしまい、この結果、簡易な構成により、容易に盗難を検出することができない、という課題があった。

0005

本発明は上記のような課題を解消するためになされたものであり、簡易な構成により、容易に、小型移動体の盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することが可能なサーバ装置等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明のサーバ装置は、小型移動体に設置された無線通信機発信した通信機識別子を受信した一以上の基地局が送信する情報であって、当該基地局が受信した通信機識別子と、当該基地局の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部と、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部と、通信基地情報受信部が受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部に蓄積する通信基地情報蓄積部とを備えたサーバ装置である。

0007

かかる構成により、簡易な構成により、容易に、盗難の検出に利用可能な情報を取得することができる。

0008

また、本発明のサーバ装置は、前記サーバ装置において、通信基地情報受信部は、無線通信機が設置された小型移動体に取り付け可能な携帯情報端末の小型移動体に対する取り付け状況が予め指定された条件を満たす場合に、無線通信機が発信した無線通信機の通信機識別子を有する一以上の通信基地情報の、一以上の基地局からの受信を開始するサーバ装置である。

0009

かかる構成により、携帯情報端末の取り付け状況に応じて、適切に、盗難の検出に利用可能な情報の取得を開始することができる。

0010

また、本発明のサーバ装置は、前記サーバ装置において、通信基地情報受信部が受信する一の通信機識別子を有する通信基地情報の変更を判断する判断部と、判断部が、通信基地情報が変更されたと判断した場合に、通信基地情報受信部が受信した通信基地情報の通信機識別子が示す無線通信機が設置された小型移動体の盗難に関する情報を送信する送信部とを更に備えたサーバ装置である。

0011

かかる構成により、簡易な構成により、容易に、小型移動体の盗難を検出することができる。

0012

本発明の無線通信機は、小型移動体に設置される無線通信機であって、自機の識別子である通信機識別子が格納される通信機識別子格納部と、小型移動体に取り付け可能な携帯情報端末の、小型移動体に対する取り付け状況を検出する検出部と、検出部が検出した取り付け状況が、予め指定された条件を満たす場合に、通信機識別子に格納された通信機識別子の発信を開始する発信部とを備えた無線通信機である。

0013

かかる構成により、携帯情報端末の取り付け状況に応じて、適切に、盗難の検出に利用可能な通信機識別子の発信を開始することができる。

0014

また、本発明の無線通信機は、前記無線通信機において、予め指定された条件は、携帯情報端末の取り付け状況が、小型移動体に設けられたホルダーから取り外された状況であることであり、検出部は、携帯情報端末が小型移動体に設けられたホルダーから取り外されていることを示す取り付け状況を検出する無線通信機である。

0015

かかる構成により、携帯情報端末がホルダーから取り外された場合に、通信機識別子の発信を開始することで、ユーザが、小型移動体からおりた際に、自動的に、盗難の検出に利用可能な通信機識別子の発信を開始することができる。

発明の効果

0016

本発明によるサーバ装置等によれば、簡易な構成により、容易に、小型移動体の盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態における情報処理システムブロック図
同情報処理システムを説明するための、小型移動体の一例を示す図
同情報処理システムを説明するための、小型移動体に設置されたホルダーを示す図(図3(a))、及びホルダーに携帯情報端末を取り付けた状態を示す図(図3(b))
同情報処理システムのサーバ装置の動作について説明するフローチャート
同情報処理システムを説明するための、基地局と無線通信機との位置関係を示す第一の図(図5(a))、及び第二の図(図5(b))
同情報処理システムのサーバ装置の通信基地情報管理表を示す図
同情報処理システムのサーバ装置の通信基地情報管理表を示す図
同情報処理システムのサーバ装置の送信先管理情報を示す図
同情報処理システムの携帯情報端末による盗難関連情報の表示例を示す図
本発明の実施の形態におけるコンピュータシステム外観の一例を示す図
同コンピュータシステムの構成の一例を示す図

実施例

0018

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。

0019

(実施の形態)
図1は、本実施の形態における情報処理システム1000のブロック図である。

0020

図2は、本実施の形態における無線通信機1が設置された小型移動体の一例を示す側面図である。

0021

図3は、小型移動体5のハンドル近傍に設置されたホルダー30を示す図(図3(a))、及び当該ホルダーに携帯情報端末4を取り付けた状態を示す図(図3(b))である。

0022

情報処理システム1000は、一または二以上の無線通信機1、複数の基地局2、サーバ装置3、及び一または二以上の携帯情報端末4を備える。なお、ここでは、説明の便宜上、一の無線通信機1と、2つの基地局2と、一の携帯情報端末4とを備えている場合を例に挙げて説明する。なお、図1においては、二つの基地局2を、基地局2a、2bとして表しているが、基地局2aと、基地局2bとは、基地局識別子格納部201に格納されている基地局識別子を除けば、実質的に同様の構成を有しているものとする。

0023

情報処理システム1000においては、無線通信機1と基地局2とは、情報の送受信が可能となるように、無線ネットワークや、無線通信回線等を介して、接続される。また、基地局2とサーバ装置3とは、情報の送受信が可能となるように、無線または有線ネットワークや、通信回線等を介して接続される。また、サーバ装置3と、携帯情報端末4とは、情報の送受信が可能となるように、無線ネットワークや、無線通信回線等を介して、接続される。なお、無線通信機1と、サーバ装置3とが、さらに、情報の送受信が可能となるように、無線ネットワークや、無線通信回線等を介して、情報の送受信が可能となるように接続されていてもよい。

0024

無線通信機1は、通信機識別子格納部101、発信部102、及び検出部103を備える。

0025

基地局2は、基地局識別子格納部201、基地局受信部202、及び基地局送信部203を備える。

0026

サーバ装置3は、通信基地情報受信部301、通信基地情報格納部302、通信基地情報蓄積部303、判断部304、及び送信部305を備える。

0027

携帯情報端末4は、端末受信部401、及び端末出力部402を備える。

0028

無線通信機1は、自機の識別子である無線機識別子を発信する装置である。無線機識別子については後述する。無線通信機1は、小型移動体に設置される。無線通信機1は、例えば、図2に示すように、小型移動体5に設置されている。小型移動体とは、例えば、自動二輪車、自動三輪車、超小型モビリティ等である。ここでの小型移動体は、例えば、乗用の小型移動体である。小型移動体は、例えば、一人乗り、または二人乗り乗り物である。小型移動体は、例えば、原動機付きのものであってもよく、原動機の付いていない軽車両等であっても良い。また、小型移動体は、電動アシスト自転車であってもよい。図2においては、説明の便宜上、小型移動体5が自動二輪車5である場合を例に挙げて示しているが、本実施の形態においては、小型移動体5は、自動二輪車以外の小型移動体であってもよい。無線通信機1が、小型移動体5のどの部分に設置されているかは問わない。また、無線通信機1は、小型移動体5に対して着脱可能に設置されていても良い。

0029

通信機識別子格納部101には、自機の通信機識別子が格納される。通信機識別子は、例えば、個々の無線通信機1毎に異なる無線通信機1の識別子である。無線通信機1の識別子は、例えば、無線通信機1の製造番号や無線通信機1に割り当てられたコード等である。通信機識別子は、無線通信機1が設置される小型移動体5の識別子であっても良い。小型移動体5の識別子については後述する。

0030

通信機識別子格納部101は、不揮発性記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、他の格納部においても同様である。

0031

発信部102は、通信機識別子格納部101に格納されている通信機識別子を発信する。なお、発信部102は、例えば、通信機識別子と対応づけて、図示しない時計等が取得した発信時刻等の他の情報を更に発信してもよい。

0032

例えば、発信部102は、通信機識別子を、予め指定された一定の時間間隔や、不定の時間間隔で、繰り返し発信する。ただし、発信部102が、通信機識別子を発信する時やトリガー等は問わない。また、発信部102が発信する繰り返しの有無や、繰り返し回数等は問わない。ここでの発信は、送信と考えてもよい。ここでの発信は、例えば、送信先を特定しない発信であってもよく、発信先を一または二以上の基地局2等に特定した発信であっても良い。

0033

発信部102は、例えば、常時、通信機識別子を発信してもよく、予め指定された場合に、通信機識別子の発信を開始しても良い。例えば、発信部102は、無線通信機1が設置された小型移動体5に取り付け可能な携帯情報端末4の、この小型移動体5に対する取り付け状況に応じて、通信機識別子の発信を開始しても良い。ここでの携帯情報端末4は、例えば、小型移動体5のユーザが利用する携帯情報端末4である。例えば、発信部102は、携帯情報端末4の小型移動体5に対する取り付け状況が予め指定された条件を満たす場合に、通信機識別子の発信を開始しても良い。

0034

例えば、発信部102は、後述する検出部103が検出した小型移動体5に取り付け可能な携帯情報端末4の小型移動体5への取り付け状況が、予め指定された条件を満たす場合に、通信機識別子格納部101に格納された通信機識別子の発信を開始してもよい。例えば、図3(a)に示すように、小型移動体5に携帯情報端末4を保持するためのホルダー30が設けられている場合、予め指定された条件は、例えば、携帯情報端末4の取り付け状況が、小型移動体5に設けられたホルダー30から取り外された状況であることであってもよい。ここでの取り外された状況とは、例えば、図3(b)に示すように、ホルダー30に取り付けられていた携帯情報端末4が、ホルダー30から取り外された状況である。

0035

例えば、発信部102は、後述する検出部103が検出した携帯情報端末4の小型移動体に対する取り付け状況が、ホルダー30から取り外されたことを示す状況であるか否かを判断し、取り外されたことを示す状況である場合に、通信機識別子の発信を開始する。なお、取り付け状況が、予め指定された状況であるか否かを判断することは、検出部103が出力する取り付け状況を示す情報が、予め指定された状況を示す情報と一致するか否かを判断することと考えてもよく、予め指定された状況を示す情報と一致した場合に、発信部102は、取り付け状況が予め指定された状況であると判断しても良い。

0036

なお、図3(a)及び図3(b)に示した小型移動体5に設置されたホルダー30は一例を示すものであって、ホルダー30は、携帯情報端末4を小型移動体5に取り付け可能なものであって、携帯情報端末5を着脱可能なものであれば、本実施の形態のホルダー30は、どのようなものであってもよく、その形状や、構造、取り付け位置等は問わない。例えば、図3(a)に示すように、吸着用吸盤ゲル等の吸着部材31aを備えた携帯情報端末4を配置するための台31と、携帯情報端末4の側面及び底面に設けられたガイド部材32とを備えたホルダー30等が利用可能である。また、ホルダー30が取り付けられる小型移動体5は、自動二輪車でなくても良いことはいうまでもない。

0037

また、発信部102が、上記以外の、どのような時点や、トリガー等に応じて、通信機識別子の発信を開始するようにしても良い。例えば、ユーザから、図示しないスイッチ等の操作を介して、通信機識別子の発信を開始させる指示を受付けた場合に、発信を開始しても良い。また、ユーザが利用する携帯情報端末4を介して、発信を開始させる指示を受付けた場合に、発信を開始しても良い。また、無線通信機1が設置された小型移動体5のエンジンモータ等の動力オフとなった場合や、小型移動体5への電力供給がオフとなった場合等に発信を開始しても良い。

0038

なお、発信部102が、通信機識別子の発信をどのような場合に終了するかは問わない。例えば、携帯情報端末4の小型移動体5への取り付け状況が、小型移動体5に設置されたホルダー30への取り付けられた状況となった場合に、通信識別子の発信を終了しても良い。また、ユーザから、図示しないスイッチ等の操作を介して、通信機識別子の発信を終了させる指示を受付けた場合や、ユーザが利用する携帯情報端末4を介して、発信を終了させる指示を受付けた場合に、発信を終了しても良い。また、無線通信機1が設置された小型移動体5のエンジンやモータ等の動力がオンとなった場合や、小型移動体5への電力供給がオンとなった場合等に発信を終了しても良い。

0039

なお、発信部102は、発信する通信機識別子の発信先となる基地局が変更された場合にだけ、通信機識別子を発信するようにしてもよい。例えば、一以上の基地局2が、この基地局2が有する基地局識別子を、通信可能な範囲内に一定または不定の時間間隔毎に繰り返し出力しているようにし、発信部102は、通信機識別子を発信可能な時点以降に、一以上の基地局2から基地局識別子を受信した場合に、初回だけ、通信機識別子を発信するとともに、受信した基地局識別子を図示しない格納部等に蓄積しておくようにし、その後は、同じ基地局識別子を受信した場合には、通信機識別子を送信せず、異なる基地局識別子を受信した場合には、初回だけ、通信機識別子を発信して、この基地局識別子で上記の格納されていた基地局識別子を更新する処理を繰り返すようにしてもよい。ここでの更新は追記であっても、上書きであっても良い。

0040

発信部102は、無線の通信手段や放送手段で実現される。発信部102は、通常、通信デバイスを備えているが、発信部102は、通信デバイスを備えていなくてもよい。

0041

検出部103は、小型移動体5に取り付け可能な携帯情報端末4の、小型移動体5に対する取り付け状況を検出する。例えば、検出部103は、小型移動体5に設置された携帯情報端末4を取り付けるためのホルダー30に取り付けられていた携帯情報端末4が、ホルダー30から取り外された状況となったか否かを判断し、その判断結果を、取り付け状況の検出結果として取得する。例えば、取り外された状況となったと判断された場合、取り外された状況であることを示す情報を検出結果を示す情報として取得する。

0042

検出部103は、どのように、携帯情報端末4がホルダー30から取り外されたか否かを判断してもよい。例えば、図3(a)に示すように、ホルダー30の、携帯情報端末4が載置される面に、携帯情報端末4がホルダー30に取り付けられている場合にボタンが押された状態で保持され、ホルダー30から外された場合にボタンが押されていない状態で保持されて、それぞれの状態に応じた通電状態となる押しボタン式のスイッチ35を設けるようにし、このスイッチ35が押されている状態から、押されていない状態に変化した場合に、このスイッチ35の通電状態の変化、例えばスイッチ35のオンからオフへの変化による出力変化を受付けることにより、検出部103は、携帯情報端末4がホルダー30から取り外された状況となったことを検出しても良い。また、ホルダー30に図示しない近接センサー等を設け、この近接センサーが、携帯情報端末4がホルダー30に近接している状況から、近接していない状況に変化したことを検出した場合に、検出部103は、携帯情報端末4がホルダー30から取り外された状況となったことを検出しても良い。

0043

なお、検出部103は、近距離無線通信により通信可能な範囲に検出されていた携帯情報端末4が検出できなくなった場合に、携帯情報端末4が近距離無線通信により通信不可となったことを示す情報を検出して出力しても良く、発信部102は、この情報を検出部103から受け取った場合に、通信機識別子の発信を開始しても良い。

0044

基地局2は、無線通信の基地局である。基地局2は、例えば、いわゆるWi−Fi等の無線LANや、携帯電話や、PHS等の基地局である。基地局2は、例えば、無線通信機1から発信される通信機識別子等の情報を受信するための、ネットワークや、通信回線網末端の装置と考えてもよい。基地局2は、例えば、無線LAN等のアクセスポイントも含む概念であると考えてもよい。一の基地局2は、通常、限られた範囲内に位置する無線通信機1から通信機識別子等の情報を受信する。一の無線通信機1が発信する通信機識別子等を受信可能な基地局2が複数存在する場合、受信する電波等の強度が大きい一の基地局2だけが、一の無線通信機1から発信される通信機識別子等を受信してもよく、受信可能な複数の基地局2が、一の無線通信機1から通信機識別子を受信してもよい。

0045

基地局識別子格納部201には、基地局識別子が格納されている。基地局識別子は、基地局2の識別子である。例えば、基地局識別子は基地局2に割り当てられた名称や、基地局2の名称や、基地局の緯度経度等の座標や、基地局2のMACアドレスIPアドレス等のアドレス情報である。

0046

基地局受信部202は、無線通信機1から送信される通信機識別子を受信する。基地局受信部202は、通信機識別子ともに無線通信機1から送信される時刻等の他の情報を更に受信してもよい。

0047

基地局受信部202は、通常、無線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。基地局受信部202は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。

0048

基地局送信部203は、基地局受信部202が一の無線通信機1から受信した通信機識別子と、基地局識別子格納部201に格納されている基地局識別子とを有する通信基地情報をサーバ装置3に送信する。基地局送信部203は、一の無線通信機1から受信した時刻等の情報や、図示しない時計等が取得した現在時刻の情報等を更に有する通信基地情報を送信してもよい。なお、基地局送信部203は、ネットワークや通信回線等で接続された他の装置を介して、通信基地情報をサーバ装置3に送信してもよい。

0049

基地局送信部203は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。基地局送信部203は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。

0050

通信基地情報受信部301は、基地局2が送信する通信基地情報を受信する。具体的には、通信基地情報受信部301は、小型移動体5に設置された無線通信機1が発信した通信機識別子を受信した一以上の基地局2が送信する情報であって、この基地局2が受信した通信機識別子と、この基地局2の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する。ここでの無線通信機1が発信した通信機識別子とは、無線通信機1の識別子である。また、基地局2の基地局識別子とは、基地局2の識別子である。例えば、通信基地情報受信部301は、一または二以上の基地局2がそれぞれ送信する通信基地情報を受信する。

0051

通信基地情報受信部301は、例えば、無線通信機1が設置された小型移動体に取り付け可能な携帯情報端末4の、小型移動体5に対する取り付け状況が予め指定された条件を満たす場合に、無線通信機1が発信した無線通信機1の通信機識別子を有する一以上の通信基地情報の、一以上の基地局2からの受信を開始することが好ましい。

0052

このことは、例えば、小型移動体5に取り付けられた無線通信機1が、上述したように、携帯情報端末4の小型移動体5に対する取り付け状況が予め指定された条件を満たす場合に発信を開始する通信機識別子を、受信することと考えてもよい。

0053

あるいは、小型移動体に取り付けられた無線通信機1の判断部304が、小型移動体に対する携帯情報端末4の取り付け状況が予め指定された条件を満たすと判断した場合に、送信部305が、この無線通信機1の通信機識別子格納部101に格納された通信機識別子を、サーバ装置3に直接あるいは間接的に送信するようにし、この通信機識別子を受信したサーバ装置3が、この通信機識別子と一致する通信機識別子を有する通信基地情報の受信を開始することであっても良い。なお、この通信機識別子と異なる通信機識別子を有する通信基地情報については、通信基地情報受信部301は、受信を行わずに、破棄するようにしても良い。また、ここでの間接的な受信は、基地局2等を経由した受信であっても良い。この場合の取り付け状況や、予め指定された条件は、上記と同様であるためここでは説明は省略する。かかることは以下においても同様である。

0054

また、小型移動体に取り付けられた無線通信機1の判断部304が、小型移動体に対する携帯情報端末4の取り付け状況が予め指定された条件を満たすと判断した場合に、送信部305が、この無線通信機1が送信する通信機識別子を有する通信基地情報を、サーバ装置3に送信することを指示する情報を、基地局2に送信するようにし、この指示を受信した基地局2が、この指示と共に受信した通信機識別子を有する通信基地情報のサーバ装置3への送信を開始し、サーバ装置3は、基地局2から送信される通信基地情報を受信するようにすることであってもよい。

0055

通信基地情報受信部301は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。通信基地情報受信部301は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。

0056

通信基地情報格納部302には、一または二以上の通信基地情報が格納される。通信基地情報格納部302に格納される通信基地情報は、通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報である。なお、通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報については、図示しない出力部等により、外部の装置や、他の格納部等に適宜出力するようにしてもよい。この場合の出力は、送信や、格納部等への蓄積や、表示等を含む概念である。

0057

通信基地情報蓄積部303は、通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部302に蓄積する。通信基地情報蓄積部303は、通信基地情報を受信した時刻を、図示しない時計等から取得して、取得した時刻を、通信基地情報と対応づけて通信基地情報格納部302に蓄積しても良い。

0058

なお、通信基地情報蓄積部303は、受信時刻や、通信基地情報が有する発信時刻等が、現在の時刻よりも、予め指定された時間以上古い通信基地情報に対して、後述する判断部304が行う判断処理の対象から除外されることを示すフラグ等の情報を付与しても良い。あるいは、通信基地情報蓄積部303は、フラグ等の情報を付与する代わりにこれらの古い通信基地情報を、削除するようにしても良い。この予め指定された時間は、後述するように、判断部304が、通信基地情報の変更を判断するために通信基地情報を読み出す際に利用する時間よりも長い時間とすることが好ましい。

0059

また、通信基地情報蓄積部303は、一の無線通信機1が、直接、あるいは基地局2等を介して間接的に、サーバ装置3に送信する通信基地情報の送信を終了する指示や、送信を開始する指示等に応じて、この一の無線通信機1に対応する通信機識別子を有する通信基地情報を、通信基地情報格納部302から削除して、この無線通信機1から過去に送信された通信基地情報をリセットしても良い。

0060

判断部304は、通信基地情報受信部301が受信する一の通信機識別子を有する通信基地情報の変更を判断する。例えば、判断部304は、一の通信基地情報を受信した場合に、この通信基地情報と同じ通信機識別子を有する通信基地情報の基地局識別子に変更があったか否かを判断する。そして、同じ通信機識別子を有する通信基地情報の基地局識別子に変更があった場合、通信基地情報に変更があったと判断する。例えば、判断部304は、一の通信基地情報を受信した場合に、この受信した通信基地情報が有する基地局識別子と、この受信した通信基地情報と同じ通信機識別子を有する以前に受信した通信基地情報が有する基地局識別子とを比較して、この通信機識別子を有する通信基地情報の基地局識別子に変更があったか否かを判断する。具体的には、基地局識別子が一致するか否かを判断し、一致する場合は、通信基地情報に変更なしと判断し、一致しない場合は変更有りと判断する。

0061

具体的には、判断部304は、一の通信基地情報を受信した場合に、この通信基地情報と同じ通信機識別子を有する以前に受信した通信基地情報が、通信基地情報格納部302にあるか否かを判断する。そして、ない場合は、この通信機識別子を有する通信基地情報を以前に受信していないと判断して、この通信基地情報を受信する。この場合、通信基地情報の変更はないと判断する。また、ある場合、受信した通信基地情報と同じ通信機識別子を有する以前に受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部302から読出し、受信した通信基地情報の基地局識別子と、読み出した通信基地情報の基地局識別子とが一致するか否か判断し、一致する場合は、通信基地情報の変更がないと判断する。また、一致しない場合は、通信基地情報の変更があると判断する。

0062

ここでの以前に受信した通信基地情報とは、例えば、過去に受信した通信基地情報と考えてもよい。以前に受信した基地情報は、例えば、直前に受信した通信基地情報であっても良く、受信回が、一または二以上の予め指定された数だけ前の通信基地情報であっても良く、受信時刻や、通信基地情報が有する発信時刻等が、現在の時刻よりも予め指定された時間だけ前の時刻に最も近い通信基地情報であっても良い。

0063

なお、判断部304は、一の通信機識別子を有する通信基地情報を最後に受信してから、予め指定された時間以上、この一の通信機識別子を有する通信基地情報を受信しなかった場合に、この一の通信機識別子を有する通信基地情報について変更があったと判断してもよい。例えば、通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報において、通信機識別子毎に、受信した順番最新である通信基地情報を検出し、通信機識別子毎に、検出された最新の通信基地情報に対応づけられた受信時刻と、現在の時刻との差が、予め指定された時間以上であるか否かを判断し、予め指定された時間以上であると判断された場合に、判断された通信機識別子を有する通信基地情報について変更があったと判断してもよい。ただし、この場合、ユーザが、例えば、携帯情報装置4を小型移動体5のホルダー30に取り付けること等によって、無線通信機1からの通信機識別子の発信を終了させる場合には、通信基地情報の変更の誤検出を防ぐために、無線通信機1から、通信機識別子の発信を終了することを示すための通信機識別子を有する情報等を発信するようにして、基地局2等を介して、サーバ装置3に、一の通信機識別子を有する通信基地情報の発信を終了することを通知することが好ましい。

0064

送信部305は、判断部304が、通信基地情報受信部301が受信する通信基地情報が変更されたと判断した場合に、この通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報の通信機識別子が示す無線通信機1が設置された小型移動体5の盗難に関する情報を送信する。例えば、送信部305は、判断部304が、通信基地情報受信部301が受信する一の通信機識別子を有する通信基地情報が変更されたと判断した場合に、この一の通信機識別子が示す無線通信機1が設置された小型移動体の盗難に関する情報を送信する。

0065

小型移動体の盗難に関する情報とは、例えば、小型移動体が盗難されたことを示す情報や、小型移動体が盗難された可能性があることを示す情報である。なお、以下、小型移動体の盗難に関する情報を、盗難関連情報を呼ぶ。盗難関連情報は、例えば、図示しない格納部等に格納された小型移動体が盗難されたことを示す文字列や画像の情報である。盗難関連情報は、例えば、盗難の対象となった小型移動体を識別可能な情報を有する情報であってもよい。盗難の対象となった小型移動体を識別可能な情報は、例えば、変更された基地局識別子を有する通信基地情報の通信機識別子や、この通信機識別子と対応づけられた小型移動体の識別子や、この通信機識別子と対応づけられたユーザの識別子であっても良い。盗難関連情報は、小型移動体が盗難されたことを警告する情報と考えても良い。

0066

小型移動体の識別子は、例えば、小型移動体のナンバープレート等に記載されている車両番号や、登録番号、課税番号等であってもよく、小型移動体の防犯登録番号等であっても良い。また、小型移動体の製造番号等であっても良い。

0067

ユーザの識別子は、例えば、ユーザの氏名や、ユーザに割り当てられたコードや、ユーザのメールアドレスや、ユーザの携帯電話番号や、ユーザのアカウント等である。

0068

盗難関連情報は、例えば、上述したような盗難の対象となった小型移動体を識別可能な情報だけを有する情報や、この情報に、上述した通信基地情報の変更を検出した時刻や、送信時刻等を加えた情報であっても良い。あるいは、更に、盗難が行われたこと、あるいは盗難が行われた可能性があることを示す情報であっても良い。また、変更が検出された基地局識別子の情報や、この基地局識別子に対応づけられた地点エリア、例えば、この基地局識別子が示す基地局2の地点を示す情報や、この基地局2に対して無線通信機1が通信可能であるエリアを示す情報等を有していても良い。基地局2の地点を示す情報は、基地局2の設置されている場所の住所や、緯度経度等の座標や、場所の名称(例えば、名や、ランドマーク名等)であっても良い。また、通信可能なエリアを示す情報は、基地局2の地点を示す情報と、この地点からの距離を示す情報との組み合わせや、通信可能な地域名(例えば、市町村名等)や、緯度経度等の座標を用いて示されるエリアの境界線等であっても良い。

0069

盗難関連情報のデータタイプ等は問わない。盗難関連情報は、例えば、画像情報や、テキスト情報や、音声情報や、HTML等の文書等を記述するための言語で記述された情報等の二以上の組み合わせで構成される。

0070

盗難関連情報の送信先は、例えば、予め指定された送信先である。例えば、送信部305は、変更されたと判断された通信基地情報の通信機識別子に対して予め対応づけられた送信先に送信する。この送信先は、例えば、変更されたと判断された通信基地情報の通信機識別子が示す無線通信機1のユーザや、この無線通信機1が取り付けられた小型移動体のユーザである。ユーザが送信先であるということは、例えば、ユーザが利用する携帯情報端末4や、コンピュータ(図示せず)等の情報処理装置を送信先にすることである。あるいは、この送信先は、小型移動体の盗難等を監視するサービスを行う会社や、警備会社等において利用する情報処理装置(図示せず)等であっても良い。

0071

送信部305は、例えば、一の通信機識別子を有する通信基地情報が変更されたと判断した場合に、この一の通信機識別子に対応づけられた送信先に、盗難関連情報を送信する。例えば、送信部305は、一の通信機識別子を有する通信基地情報が変更されたと判断した場合に、この一の通信機識別子に対応づけられた送信先を示す情報を取得し、取得した送信先を示す情報が示す送信先に盗難関連情報を送信する。

0072

例えば、予め図示しない格納部等に、通信機識別子と、当該通信機と対応づけられた送信先を示す情報とを対応づけて有する二以上の情報(以下、送信先管理情報と称す)を格納しておくようにし、判断部304が、一の通信機識別子を有する通信基地情報が変更されたと判断した場合に、送信部305は、この一の通信機識別子と対応づけられた送信先を示す情報を、送信先管理情報から検索等により取得し、取得した送信先を示す情報が示す送信先に、盗難関連情報を送信する。ここでの通信基地情報の変更とは、例えば、上述したような通信基地情報が有する通信基地情報の変更である。

0073

送信先を示す情報は、例えば、送信先を特定して、盗難関連情報を送信する際の宛先として利用される情報であればよい。送信先を示す情報は、例えば、送信先のメールアドレスや、ショートメッセージングサービスのアカウントや、チャット等のアカウントである。また、送信先のファクシミリ等の番号であってもよい。送信部305は、異なる二以上の送信先に、盗難関連情報を送信してもよい。

0074

送信部305は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。送信部305は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。

0075

携帯情報端末4は、例えば、携帯型の情報処理端末装置である。携帯情報端末4は、例えば、携帯電話や、いわゆるスマートフォン等の多機能携帯電話や、PDA(Personal Digital Assistant)や、タブレット型端末や、いわゆるウェアラブルコンピュータ等で実現可能である。

0076

端末受信部401は、サーバ装置3から送信される盗難関連情報を受信する。例えば、端末受信部401は、この端末受信部401を備えた携帯情報端末4のユーザが利用する小型移動体5の盗難に関する情報を受信する。例えば、ユーザが、サーバ装置3に予め、ユーザの携帯情報端末4を送信先に指定する情報(例えば、携帯情報端末4のメールアドレス)と、ユーザが利用する小型移動体5に設置された無線通信機1の通信機識別子とを対応づけて予め登録しておくようにすることで、上述したように、サーバ装置3から、ユーザの利用する小型移動体5の盗難に関する情報を受信することが可能となる。

0077

端末受信部401は、通常、無線の通信手段で実現される。端末受信部401は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。

0078

端末出力部402は、端末受信部401が受信した小型移動体の盗難に関する情報を出力する。出力は、モニタへの表示、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。

0079

端末出力部402は、モニタやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部402は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。

0080

次に、情報処理システム1000の無線通信機1の動作の一例について説明する。例えば、無線通信機1の検出部103は、携帯情報端末4が、この無線通信機1が設置された小型移動体(図示せず)に取り付けられたホルダー(図示せず)から取り外されたか否かの判断を繰り返す。そして、携帯情報端末4がホルダーから取り外されたことを、検出部103が判断した場合、発信部102は、通信機識別子格納部101に格納された通信機識別子を読み出して発信する処理を、例えば、予め指定された時間間隔ごとに繰り返し実行する。また、検出部103は、携帯情報端末4がホルダーから取り外された後は、ホルダーに携帯情報端末4が取り付けられたか否かを判断する処理を繰り返し行い、取り付けられた場合に、通信機識別子を発信する処理を終了する。そして、検出部103は、再度、携帯情報端末4がホルダーから取り外されたか否かの判断処理を開始する。

0081

次に、情報処理システム1000の基地局2の動作の一例について説明する。基地局2の基地局受信部202は、無線通信機1から通信機識別子を受信したか否かの判断を繰り返し行う。そして、基地局受信部202が、通信機識別子を受信した場合、基地局送信部203は、基地局識別子格納部201に格納された基地局識別子を読出し、読み出した基地局識別子と、受信した通信機識別子とを有する通信基地情報を、サーバ装置3に送信する。その後も同様の処理を繰り返す。

0082

次に、情報処理システム1000のサーバ装置3の動作の一例について図4のフローチャートを用いて説明する。

0083

(ステップS101)通信基地情報受信部301は、一の基地局2から、通信基地情報を受信したか否かを判断する。受信した場合、ステップS102に進み、受信していない場合、ステップS110に進む。

0084

(ステップS102)通信基地情報蓄積部303は、ステップS101で受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部302に蓄積する。例えば、通信基地情報蓄積部303は、受信した通信機基地情報を、図示しない時計等から取得した現在時刻と対応づけて、通信基地情報格納部302に蓄積する。

0085

(ステップS103)判断部304は、直前のステップS101で受信してステップS102で蓄積した最新の通信基地情報から、通信機識別子を取得する。

0086

(ステップS104)判断部304は、通信基地情報蓄積部303が通信基地情報格納部302に蓄積した最新の通信基地情報と同じ通信機識別子を有する直前に通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報を検出する処理を行う。最新の通信基地情報の直前に受信した通信基地情報とは、例えば、最新の通信基地情報の一つ前に受信した通信基地情報である。なお、直前の通信基地情報を検出する際において、例えば、後述するように、既に、検出の対象外である通信基地情報であることを示すフラグ等の情報が付与されている通信基地情報については、検出の対象から除外する。

0087

(ステップS105)判断部304は、ステップS103で取得した最新の通信基地情報の通信機識別子と同じ通信機識別子を有する直前に通信基地情報受信部301が受信した通信基地情報を検出できたか否かを判断する。検出できた場合、ステップS106に進み、検出できなかった場合、ステップS101に戻る。

0088

(ステップS106)判断部304は、ステップS104で検出した通信基地情報と、ステップS101で受信した最新の通信基地情報とから、それぞれ基地局識別子を取得する。

0089

(ステップS107)判断部304は、ステップS106で取得した2つの基地局情報が一致するか否かを判断する。一致する場合、ステップS101に戻り、一致していない場合、ステップS108に進む。2つの基地局情報が一致するということは、例えば、連続して送信された一の通信機識別子を受信した基地局2に変更がないことを意味する。なお、ここでの一致は通常は完全一致であるが、部分一致も含む概念と考えてもよい。

0090

(ステップS108)送信部305は、盗難関連情報の送信先を示す情報を取得する。例えば、判断部304は、図示しない格納部に格納されている通信先管理情報から、直前のステップS103で取得した通信機識別子と対応づけられた送信先を示す情報を取得する。例えば、送信部305は、通信機識別子と対応づけられた携帯情報端末4のメールアドレス等のアドレス情報を、通信先管理情報から取得する。

0091

(ステップS109)送信部305は、ステップS108で取得した送信先を示す情報が示す送信先に、盗難関連情報を出力する。例えば、ステップS108で取得した一の携帯情報端末4のメールアドレス等のアドレス情報を用いて、この一の携帯情報端末4に、盗難関連情報を送信する。そして、ステップS101に戻る。

0092

(ステップS110)通信基地情報蓄積部303は、通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報において、古い通信基地情報をステップS104における検索処理の対象外に設定する。例えば、通信基地情報蓄積部303は、古い通信基地情報に対して、ステップS104における処理の検出対象から除外することを示すフラグ等の情報を付与しても良い。このフラグ等の情報は、例えば、ステップS104において検索対象から除外する通信基地情報を示す情報と考えてもよい。例えば、ステップS104においては、このフラグ等の情報により検索対象外に指定されている通信基地情報を除いた通信基地情報から、直前の通信基地情報を検出する。古い通信基地情報とは、例えば、現在の時刻に対して予め指定された時間以上前に受信した通信基地情報である。例えば、通信基地情報蓄積部303は、対応づけられた受信時刻が現在の時刻に対して予め指定された時間以上前である通信基地情報を、古い通信基地情報として通信基地情報格納部302から検出し、検出した通信基地情報に対して、ステップS104における検出対象ではないことを示すフラグ等の情報を付与する。

0093

このステップS110の処理は、古い通信基地情報を盗難の判断に利用しないようにするための処理であり、例えば、ここでの予め指定された時間は、無線通信機1が通信機識別子を発信する間隔よりも長い時間とする。通信機識別子が通信状態によっては確実に受信できない場合もあることも想定するのであれば、この指定された時間は、通信機識別子を発信する間隔よりも十分に長い時間とすることが好ましい。

0094

なお、フラグ等の情報を付与する代わりに、例えば、通信基地情報蓄積部303は、現在の時刻に対して予め指定された時間以上前に受信した通信基地情報を古い通信基地情報として通信基地情報格納部302から削除するようにしてもよい。例えば、対応づけられた受信時刻が現在の時刻に対して予め指定された時間以上前である通信基地情報を、古い通信基地情報として通信基地情報格納部302から削除するようにしてもよい。

0095

また、無線通信機1が、検出部103の検出結果等に応じて、あるいは、ユーザからの操作に応じて、通信機識別子の発信を開始する際、または発信を終了する際に、発信を開始したことを示す情報、または発信を終了したことを示す情報等を通信機識別子と共に発信するようにし、サーバ装置3が、基地局2を経由して、この発信を開始したことを示す情報と、発信を終了したことを示す情報を通信機識別子を有する通信基地情報と共に受信した場合に、この通信基地情報が有する通信機識別子と一致する通信機識別子を有する通信基地情報を、通信基地情報格納部302から削除することで、通信基地情報の受信を新たに開始する際に、古い通信基地情報が、通信基地情報格納部302に残っていないようにしても良い。

0096

なお、古い通信基地情報を削除するようにした場合、通信基地情報格納部302に格納された通信基地情報は、後でログとして利用できるように、削除された通信基地情報も含めて図示しない格納部等に逐次蓄積したり、外部に出力するようにしてもよい。

0097

なお、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。

0098

次に、情報処理システム1000の携帯情報端末4の動作の一例について説明する。端末受信部401は、サーバ装置3から、盗難関連情報を受信したか否かを、例えば、予め指定された時間間隔ごとに繰り返し判断する。そして、受信した場合、端末出力部402は、盗難関連情報を出力する。また、その後は、同様に、盗難関連情報を受信したか否かの判断処理を繰り返す。

0099

以下、本実施の形態における情報処理システム1000の具体的な動作について一例を挙げて説明する。ここでは、一例として、無線通信機1がいわゆるWi−Fiを利用して通信機識別子等の情報を発信するものであるとし、基地局2は、Wi−Fiの基地局であるとする。

0100

例えば、ユーザAが、図3(b)に示すように、自分の携帯情報端末4をホルダー30に取り付けた状態で、図2に示すような小型移動体である自動二輪車5を運転していたとする。ユーザAは、例えば、この携帯情報端末4に、自動二輪車用ナビゲーションアプリケーションソフトウェアが実行させていたとする。

0101

自動二輪車5に取り付けられた無線通信機1の検出部103は、例えば、ホルダー30に設けられた押しボタン式のスイッチ35と無線あるいは有線で接続されており、図3(b)のように、ホルダー30に携帯情報端末4が取り付けられている状態においては、ホルダー30に設けられた押しボタン式のスイッチ35が押された状態となっているため、このスイッチの通電状況に応じて、携帯情報端末4が、ホルダー30に取り付けられた状況であることを検出している。このため、無線通信機1の発信部102は、通信機識別子を発信していない。

0102

そして、ユーザAが自動二輪車5を駐車場駐車し、自動二輪車5のエンジンを切って自動二輪車5から降車するとともに、携帯情報端末4をホルダー30から取り外したとする。携帯情報端末4をホルダー30から取り外したことにより、ホルダー30のスイッチ35が、押されていない状態となるため、検出部103は、このスイッチ35の通電状態の変化から、携帯情報端末4がホルダー30から取り外された状況となったことを検出する。このため、発信部102は、通信機識別子格納部101に格納されている通信機識別子の発信を開始する。例えば、発信部102は、通信機識別子格納部101に格納されている通信機識別子を読み出して、予め指定された一定または不定の時間間隔で繰り返し無線により発信する。発信部102が送信する無線通信機1の通信機識別子は、ここでは、「SCR0012」であるとする。

0103

図5は、基地局2と無線通信機1を備えた小型移動体である自動二輪車5との位置関係を示す第一の模式図(図5(a))、及び第二の模式図(図5(b))である。図5(a)、図5(b)において、領域20aは、基地局2aが、無線通信機1から発信される情報を受信可能な領域であり、領域20bは、基地局2bが、無線通信機1から発信される情報を受信可能な領域である。

0104

ここで、例えば、ユーザAが自動二輪車5を駐車した位置が、図5(a)に示すように、基地局2aの通信範囲の領域20a内であり、基地局2bの通信範囲の領域20b外であったとすると、基地局2aの基地局受信部202は、自動二輪車5に設置された無線通信機1が送信する通信機識別子「SCR0012」を受信する。そして、基地局送信部203は、通信機識別子を受信すると、受信した通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子格納部201に格納されている基地局識別子「BSST105」とを有する通信基地情報をサーバ装置3に送信する。

0105

サーバ装置3の通信基地情報受信部301は、基地局2aから送信される通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子「BSST105」とを有する通信基地情報を受信する。そして、通信基地情報蓄積部303は、受信した通信基地情報を、図示しない時計等から取得した受信時刻「15時16分30秒」と対応づけて通信基地情報格納部302に蓄積する。なお、受信時刻と対応づけて蓄積する代わりに、受信順番と対応づけて通信基地情報を通信基地情報格納部302に蓄積するようにしても良い。

0106

図6は、通信基地情報格納部302に格納された通信基地情報を管理する通信基地情報管理表である。通信基地情報管理表は、「通信基地情報」と「受信時刻」と、「除外」という属性を有している。「通信基地情報」は、更に、「通信機ID」と、「基地局ID」という属性を有している。「通信基地情報」は、通信基地情報である。「受信時刻」は、通信基地情報の受信時刻である。「通信機ID」は、通信機識別子である。「基地局ID」は、基地局識別子である。「除外」は、直前に受信した通信基地情報を検出する際の対象から除外される通信基地情報を示すためのフラグの情報である。値「1」が、対応する通信基地情報が検索対象から除外されることを示し、空欄、即ち値「Null」は、検索対象であることを示している。

0107

判断部304は、通信基地情報蓄積部303が蓄積した最新の通信基地情報から、「通信機ID」である「SCR0012」を取得し、通信基地情報格納部302に格納されている検出対象から除外されていない通信基地情報のうちの、この最新の通信基地情報以外の通信基地情報の中から、最新の通信基地情報の「通信機ID」である「SC0012」と同じ「通信機ID」を有する最新の通信基地情報を検索する。具体的には、図6に示した通信基地情報管理表において、上記の最新の通信基地情報のレコード(行)を除いた通信基地情報のレコードの中から「通信機ID」の値が「SC0012」と一致し、かつ「除外」の値が「Null」であるレコードであって、「受信時刻」の値が最も新しいレコードを検索する。ここでは、「通信機ID」の値が「SC0012」である通信基地情報が、通信基地情報格納部302に蓄積されておらず、「通信機ID」の値が「SC0012」と一致するレコードが検出できなかったとする。このため、判断部304は、通信基地情報受信部301が受信した通信機識別子「SC0012」を有する通信基地情報については変更がないと判断する。そして、送信部305は、盗難関連情報の送信等を行わない。なお、ここでは、変更がないと判断する代わりに、例えば、変更が判断できないとする判断結果を取得しても良い。

0108

そして、通信基地情報蓄積部303は、通信基地情報管理表が示す通信基地情報において、「除外」の値が「Null」であって、受信時刻が、現在の時刻よりも予め指定された時間以上前である通信基地情報を検出し、通信基地情報管理表の、この通信基地情報の「除外」の値を「1」に設定する。これにより、受信時刻が古い通信基地情報を直前に受信した通信基地情報を検索する際の検索対象から除外できる。なお、ここでの予め指定された時間は、例えば、無線通信機1が通信機識別子を繰り返し発信する際の繰り返しの時間間隔よりも十分に長い時間とする。ただし、以前に小型移動体5を駐車した際に受信した通信機識別子が、通信基地情報格納部302に残っていないような時間に設定することが好ましい。例えば、無線通信機1が通信機識別子を発信する間隔が30秒であったとすると、この予め指定された時間を、1分から30分の範囲内の所望の時間とすることが考えられる。

0109

更に、上記と同様に、通信基地情報受信部301が、基地局2aから送信される通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子「BSST105」とを有する通信基地情報を受信すると、通信基地情報蓄積部303は、受信した通信基地情報を、受信時刻「15時17分00秒」と対応づけて、通信基地情報格納部302に蓄積する。

0110

また、通信基地情報蓄積部303が一の最新の通信基地情報を蓄積した後、判断部304は、上記と同様に、通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報の中から、最新の通信基地情報から取得した「通信機ID」と同じ「通信機ID」を有しており、対応づけられた「除外」の値が、「Null」である、最新の通信基地情報の一つ前に受信された通信基地情報を検索する。

0111

ここでは、最新の通信基地情報の「通信機ID」である「SCR0012」と同じ「通信基地情報」を有する通信基地情報であって、最新の通信基地情報の「受信時刻」である「15時17分00秒」の一つ前の「受信時刻」である「15時16分30秒」を有する通信基地情報が、通信基地情報格納部302において検出されたとする。

0112

判断部304は、最新の通信基地情報と、上記で検出された一つ前の、つまり直前の、通信基地情報から、それぞれ基地局識別子を取得し、両者が一致するか否かを判断する。ここでは、最新の通信基地情報と、直前の通信基地情報とから、それぞれ取得した基地局識別子が、いずれも、「BSST105」であり、一致すると判断されたとする。

0113

このため、判断部304は、一の通信機識別子「SC0012」を有する通信基地情報について変更がないと判断する。そして、送信部305は、盗難関連情報の送信等を行わない。

0114

なお、小型移動体である自動二輪車5が、同じ位置に駐車されている間、あるいは、基地局2aと通信可能な領域内に位置している間は、上記と同様に、一の通信機識別子「SC0012」を有する通信基地情報の変更がないと判断されるため、送信部305が盗難関連情報を送信することはない。

0115

そして、上記と同様に、通信基地情報蓄積部303は、受信時刻が、現在の時刻よりも予め指定された時間以上前である通信基地情報を検出し、この通信基地情報の「除外」の値を「1」に更新する。

0116

また、この後、同様の処理が繰り返されたとする。

0117

ここで、自動二輪車の駐車後、約10分程度の時間が経過した後に、仮に、ユーザAの自動二輪車5が盗難にあい、その数分後に、図5(b)に示すように、この自動二輪車5が、基地局2aの通信範囲外であって、基地局2bの通信範囲内である領域20bに運ばれたとする。

0118

このため、基地局2bの通信範囲内である領域に運ばれた直後には、基地局2aではなく、基地局2bの基地局受信部202が、無線通信機1が発信する通信機識別子「SCR0012」を受信する。

0119

通信機識別子「SCR0012」を受信した基地局2bの基地局送信部203は、この通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子格納部201に格納されている既知強識別子「BSS302」とを有する通信基地情報をサーバ装置3に送信する。

0120

サーバ装置3の通信基地情報受信部301は、基地局2bから送信される通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子「BSST302」とを有する通信基地情報を受信する。そして、通信基地情報蓄積部303は、受信した通信基地情報を、図示しない時計等から取得した受信時刻と対応づけて通信基地情報格納部302に蓄積する。

0121

図7は、通信基地情報格納部302に格納された通信基地情報を管理する通信基地情報管理表であり、基地局2bから送信される通信機識別子「SCR0012」と、基地局識別子「BSST302」とを有する通信基地情報を蓄積した直後の状態を示す図である。なお、図7の属性等は、図6の属性等と同様であるとする。

0122

また、判断部304は、上記と同様に、通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報の中から、対応する「除外」の値が「Null」であって、最新の通信基地情報から取得した「通信機ID」である「SCR0012」と同じ「通信機ID」を有している、最新の通信基地情報の一つ前、即ち直前に受信された通信基地情報を検索する。ここでは、図7に示した通信基地情報管理表からこのような通信基地情報を検索する。

0123

ここでの最新の通信基地情報は「通信機ID」が「SCR0012」、「基地局ID」が「BSST302」である通信基地情報であって、対応する「通信時刻」が「15時30分30秒」である通信基地情報であるとし、判断部304が、通信基地情報管理表から検索した最新の通信基地情報の直前に蓄積された通信基地情報は、「通信機ID」が「SCR0012」であり、「基地局ID」が「BSST105」である通信基地情報であって、対応づけられた「通信時刻」が「15時30分00秒」である通信基地情報であったとする。

0124

判断部304は、最新の通信基地情報と、ここで検出した直前の通信基地情報とから、それぞれ基地局識別子を取得し、両者が一致するか否かを判断する。ここでは、最新の通信基地情報から取得した「基地局ID」は、「BSST105」であり、直前の通信基地情報から取得した基地局識別子は、「BSST302」であるため、両者が一致しない、つまり異なると判断されたとする。

0125

このため、判断部304は、一の通信機識別子「SC0012」を有する通信基地情報について変更があったと判断する。

0126

判断部304が、一の通信機識別子「SC0012」を有する通信基地情報について変更があったと判断したため、送信部305は、盗難関連情報を送信する処理を行う。

0127

図8は、サーバ装置3の図示しない格納部に予め格納されている送信先管理情報の一例を示す図である。送信先管理情報は、「通信機ID」、「送信先」という属性を有している。「通信機ID」は、通信機識別子である。「送信先」は、送信先を示す情報であり、ここでは、送信先である一以上の携帯情報端末4のメールアドレスであるとする。

0128

送信部305は、判断部304が変更があったと判断した通信基地情報が有する通信機識別子である「SC0012」を用いて、この通信機識別子と対応づけられた送信先を示す情報であるメールアドレスを、図8に示した送信先管理情報から取得する。具体的には、送信部305は、図8に示した送信先管理情報において、「通信機ID」の値が、「SC001」であるレコード(行)を検出し、検出したレコードの「送信先」の値である「usera@pqrm.co…」を取得する。このメールアドレスは、ユーザAの利用する携帯情報端末4のメールアドレスであるとする。

0129

そして、取得した送信先を示す情報であるメールアドレスを宛先として、盗難関連情報を取得する。ここでは、盗難関連情報として、予め図示しない格納部等に格納されている「お客様の小型移動体が盗難にあった可能性があります。ご確認下さい。」というテキストと、上記の通信基地情報を受信した受信時刻である「15時30分30秒」というテキストとを有する電子メールを送信する。

0130

なお、変更があったと判断された最新の通信基地情報の基地局2bの住所等の情報を、基地局識別子と、基地局の住所とを対応づけて有している図示しない格納部等から検索により取得して、この情報を更に含む盗難関連情報を送信するようにしてもよい。

0131

ユーザAの利用する携帯情報端末4の端末受信部401は、サーバ装置3の送信部305が送信する盗難関連情報を受信する。

0132

携帯情報端末4の端末出力部402は、端末受信部401が受信した盗難関連情報を、携帯情報端末4のモニタ40に表示する。

0133

図9は、携帯情報端末4のモニタ40に表示された盗難関連情報を示す図である。

0134

このように、携帯情報端末4のモニタ40に盗難関連情報を表示することにより、ユーザAに自動二輪車5が盗難にあった可能性を通知することができる。

0135

以上、本実施の形態によれば、簡易な構成により、容易に、小型移動体の盗難を検出したり、盗難の検出に利用可能な情報を取得することができる。

0136

例えば、本実施の形態のサーバ装置3の通信基地情報格納部302に格納されている通信基地情報を用いて、一の通信機識別子を有する通信基地情報が変更されたか否かを判断することで、一の通信機識別子が示す無線通信機1が取り付けられた小型移動体5が盗難にあった可能性があるか否かを判断することができる。

0137

また、一の通信機識別子を有する通信基地情報について変更を判断部304が検出した場合に、盗難関連情報を出力することにより、盗難関連情報によって、容易に、一の通信機識別子が示す無線通信機1が取り付けられた小型移動体が盗難にあった可能性があることをユーザに通知することができる。

0138

なお、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(通信基地情報受信部や送信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。

0139

また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりする情報や、各構成要素が処理で用いるしきい値や数式、アドレス等の情報等は、上記説明で明記していない場合であっても、図示しない記録媒体において、一時的に、あるいは長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、あるいは、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、あるいは、図示しない読み出し部が行ってもよい。

0140

また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスク半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをMPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。

0141

なお、上記各実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、一以上の通信基地情報が格納される通信基地情報格納部にアクセス可能なコンピュータを、小型移動体に設置された無線通信機が発信した通信機識別子を受信する一以上の基地局が送信する情報であって、当該基地局が受信した通信機識別子と、当該基地局の基地局識別子とを有する情報である通信基地情報を受信する通信基地情報受信部と、通信基地情報受信部が受信した通信基地情報を、通信基地情報格納部に蓄積する通信基地情報蓄積部として機能させるためのプログラムである。

0142

なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。

0143

また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。

0144

図10は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態によるサーバ装置等を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。

0145

図10において、コンピュータシステム900は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。

0146

図11は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図11において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラム命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。

0147

コンピュータシステム900に、上記実施の形態によるサーバ装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。

0148

プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態によるサーバ装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。

0149

本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。

0150

以上のように、本発明にかかるサーバ装置等は、小型移動体の盗難を検出する装置等として適しており、特に、盗難に伴う小型移動体の移動を検出する装置等として有用である。

0151

1無線通信機
2、2a、2b基地局
3サーバ装置
4携帯情報端末
5小型移動体(自動二輪車)
30ホルダー
31 台
31a吸着部材
32ガイド部材
35 スイッチ
40モニタ
101通信機識別子格納部
102発信部
103 検出部
201基地局識別子格納部
202 基地局受信部
203 基地局送信部
301通信基地情報受信部
302 通信基地情報格納部
303 通信基地情報蓄積部
304 判断部
305 送信部
401端末受信部
402端末出力部
1000 情報処理システム

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