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技術 トイレ用自動ドアシステム

出願人 千蔵工業株式会社
発明者 大西順也阿部明
出願日 2014年10月24日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-217845
公開日 2016年5月19日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-084616
状態 特許登録済
技術分野 ウイング用動力操作機構
主要キーワード 長時間タイマー 押釦式スイッチ 開きスイッチ 縦型配置 使用中ランプ 環境音声 操作アシスト 案内目的
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月19日)のものです。
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図面 (8)

課題

多言語社会に対応できるように音声案内装置を改善し、トイレ利用者に対する操作アシスト機能をさらに高めて使用性、利便性に優れたトイレ自動ドアシステムを提供すること。

解決手段

音声案内装置10を備えたトイレ用自動ドアシステムにおいて、該音声案内装置10は、状況別の案内メッセージをそれぞれ複数国の言語で記憶させた記憶部12と、その記憶部内のメッセージを適時に選択する音声コントローラ13と、選択された案内メッセージを発声するスピーカ11とを備えたこと。

概要

背景

従来のトイレ自動ドアは、室内空間便房)の出入口ドア構築し、その便房の内外にドアを開閉動作させるスイッチ操作部を配設する基本構成であるが、使用状況に応じて利用者にスイッチ操作を促して利用者の利便性を改善することが特許文献1により知られている。
すなわち、特許文献1には、便房の開口部を駆動モータ電気錠により開閉動作させる自動ドアにおいて、便房の内外にそれぞれ配置された内外スイッチ操作部を照光スイッチにより構成し、前記ドアの開閉状況、電気錠の状況、閉じスイッチ及び開きスイッチ操作状況に応じて前記内外スイッチのうち特定のスイッチを点灯又は点滅させる一方、その他のスイッチを消灯させる制御を行う操作ガイド制御手段、つまり照光スイッチによる操作アシスト機能を備えた自動ドアが開示されている。
また、特許文献1には、点灯又は点滅する前記内外スイッチの操作を促す音声案内を行うための音声案内装置も開示されている。

概要

多言語社会に対応できるように音声案内装置を改善し、トイレ利用者に対する操作アシスト機能をさらに高めて使用性、利便性に優れたトイレ用自動ドアシステムを提供すること。音声案内装置10を備えたトイレ用自動ドアシステムにおいて、該音声案内装置10は、状況別の案内メッセージをそれぞれ複数国の言語で記憶させた記憶部12と、その記憶部内のメッセージを適時に選択する音声コントローラ13と、選択された案内メッセージを発声するスピーカ11とを備えたこと。

目的

本発明は上記従来事情に鑑みて、多言語社会に対応できるように音声案内装置を改善し、トイレ利用者に対する操作アシスト機能をさらに高めて使用性、利便性に優れたトイレ用自動ドアシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

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請求項1

便房出入口に配したドアと、前記便房の室外に配置されて前記ドアの開閉スイッチ操作する外側操作部と、前記便房の室内に配置されて前記ドアの開閉をスイッチ操作する内側操作部と、内外操作部からの開信号及び閉信号に基づいて駆動用コントローラを介しドアを開閉させる駆動装置と、前記内外操作部のスイッチ操作を促す音声案内装置とを備え、該音声案内装置は、状況別の案内メッセージをそれぞれ複数国の言語で記憶させた多言語記憶部と、その記憶部内のメッセージを適時に選択する音声コントローラと、選択された案内メッセージを発声するスピーカとを備えたことを特徴とするトイレ自動ドアシステム

請求項2

前記音声案内装置が、選択された複数言語の案内メッセージを順次に発声させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ用自動ドアシステム。

請求項3

前記音声案内装置が、選択された複数言語の案内メッセージを重複状に発声させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ用自動ドアシステム。

請求項4

前記案内メッセージの複数言語が、少なくとも日本語英語、中国語、および、韓国語の何れかである請求項1〜3の何れか1項記載のトイレ用自動ドアシステム。

請求項5

前記便房の外側操作部の近傍に、音声入力部および言語判別部を配設して前記音声コントローラに接続し、その音声入力部に入力された音声言語判別したときは、案内メッセージを一言語に特定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ用自動ドアシステム。

請求項6

前記外側操作部に言語選択ボタン付設し、その言語選択ボタンが操作されたときに案内メッセージを一言語に特定するようにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ用自動ドアシステム。

請求項7

前記便房の外側操作部の近傍に接近者を検知する近接センサを配設し、その近接センサの検知動作により案内メッセージの第一声が発声されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のトイレ用自動ドアシステム。

技術分野

0001

本発明はトイレ自動ドアシステム、詳しくは病院空港あるいは駅構内などに設置され「多目的トイレ」、「誰でもトイレ」と称されるトイレに構築される自動ドアシステムに関する。

背景技術

0002

従来のトイレ用自動ドアは、室内空間便房)の出入口ドアを構築し、その便房の内外にドアを開閉動作させるスイッチ操作部を配設する基本構成であるが、使用状況に応じて利用者にスイッチ操作を促して利用者の利便性を改善することが特許文献1により知られている。
すなわち、特許文献1には、便房の開口部を駆動モータ電気錠により開閉動作させる自動ドアにおいて、便房の内外にそれぞれ配置された内外スイッチ操作部を照光スイッチにより構成し、前記ドアの開閉状況、電気錠の状況、閉じスイッチ及び開きスイッチ操作状況に応じて前記内外スイッチのうち特定のスイッチを点灯又は点滅させる一方、その他のスイッチを消灯させる制御を行う操作ガイド制御手段、つまり照光スイッチによる操作アシスト機能を備えた自動ドアが開示されている。
また、特許文献1には、点灯又は点滅する前記内外スイッチの操作を促す音声案内を行うための音声案内装置も開示されている。

先行技術

0003

特開2013−72177号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記特許文献1によれば、照光スイッチを用いた内外スイッチ操作部の視覚によるガイド機能に加えて、音声案内装置による聴覚によるガイド機能を具備しているので利用者に対する操作アシスト性が改善されることが期待される。
しかしながら、特許文献1の音声案内装置によれば、例えば、「点滅中のスイッチを押して、ドアを閉じてください」に例示されるように単一の言語(日本語)による音声案内を発声するものである。
しかるに、近時の国内住人旅行者などの滞在者は日本語単独の利用者のみならず、複数国の言語で会話されている現状に鑑みると、日本語単独の音声案内では現在または今後の多言語社会に必ずしも対応し得ない不具合が生じる。

0005

本発明は上記従来事情に鑑みて、多言語社会に対応できるように音声案内装置を改善し、トイレ利用者に対する操作アシスト機能をさらに高めて使用性、利便性に優れたトイレ用自動ドアシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

斯る本発明のトイレ用自動ドアシステムは、便房の出入口に配したドアと、前記便房の室外に配置されて前記ドアの開閉をスイッチ操作する外側操作部と、前記便房の室内に配置されて前記ドアの開閉をスイッチ操作する内側操作部と、内外操作部からの開信号及び閉信号に基づいて駆動用コントローラを介しドアを開閉させる駆動装置と、前記内外操作部のスイッチ操作を促す音声案内装置とを備え、該音声案内装置は、状況別の案内メッセージをそれぞれ複数国の言語で記憶させた多言語記憶部(記憶部)と、その記憶部内のメッセージを適時に選択する音声コントローラと、選択された案内メッセージを発声するスピーカとを備えたことを特徴とする。

0007

本発明によれば、トイレ利用者が便房のドア近傍に近づいた時から便房内入り、利用後に便房から退出するまでの間に状況別の案内メッセージ、すなわち、トイレの利用案内、スイッチ操作案内、注意喚起などの音声案内が選択された複数国言語で発声される。したがって、日本人のみならず殆どの外国人でも戸惑うことなく安心してトイレを利用することができる。

0008

上記音声案内装置による案内メッセージの発声態様は、音声コントローラにより選択された複数言語を順次に発声させるようにする。この態様においては、次の言語に移る際に語間をおかないこともよいが、好ましくは1〜2秒の語間をおいて聞き取り易いようにする。

0009

また、他の発声態様として、選択された複数言語を重複状、すなわち、複数言語を同時または時間差をおき重複して発声させるようにしてもよい。この発声態様は、複数言語が同時発声されていても、日より会話で使用していて慣れた言語は案外聞き取り可能である習性を利用するものである。なお、その場合でも、複数言語を異なる発声、例えばトーンを変化させ、あるいは男性の声、女性の声、子供の声などに区別して記憶・発声させる手法を採用すれば、さらに聞き取りやすくなり好ましい。

0010

上記案内メッセージの複数言語としては、日本語、英語、中国語および韓国語を例示する。しかしながら、案内メッセージを音声コントローラにより適宜に選択可能とするので、前記例示に限らず、さらに多くの多言語を言語記憶部(記憶部)に保存しておき、その中から設置場所、地域に応じて適宜な複数言語を選択し発声させることは任意である。

0011

上記案内メッセージは、利用者の希望する一つの言語に特定できればメッセージを理解しやすいのでさらに好ましい。そのための態様として、上記便房の外側操作部の近傍に、音声入力部(周辺音声入力部)および言語判別部を配設して前記音声コントローラに接続し、その音声入力部に入力された音声言語判別したときは、案内メッセージを当該一言語に特定するようにする。
この態様によれば、以後の案内メッセージが当該一言語で発声されるので、案内時間が短縮されるばかりでなく利用者が理解しやすくなる。

0012

また、他の態様として、上記外側操作部に言語選択ボタン、例えば、国旗絵模様の言語選択ボタンを付設し、その言語選択ボタン(選択スイッチ)が操作されたときに案内メッセージを当該一言語に特定するようにすることもよい。
この態様によれば、利用者が便房に近づいた当初から利用者により音声言語を選択できるので、時間短縮が可能となり利便性を高めることができる。

0013

さらに、他の態様として、上記便房の外側操作部の近傍の壁面に接近する通行者を検知する近接センサを配設し、その近接センサの検知動作により案内メッセージの第一声が発声されるようにする。
この態様によれば、通行者がいない場合の周辺騒音防止を図り、設置場所に応じた適時の音声案内を発声するシステムを提供する。

発明の効果

0014

本発明によれば、日本語のみならず、それ以外の外国語を含めた多言語でもってトイレの利用案内、操作案内等を音声案内するので、多言語社会に対応して利用者の利便性を高めたトイレ用の自動ドアシステムが提供される。

図面の簡単な説明

0015

本発明の自動ドアシステムを備えたトイレの概要平面図である。
前記自動ドアシステムの概要を示すブロック図である。
種別音声(1)〜(6)を四か国語で例示した案内メッセージである。
利用者が便房内に入室する場合の操作アシスト及び案内メッセージの発声態様を例示するフローチャートである。
利用者が便房内から退出する場合の操作アシスト及び案内メッセージの発声態様を例示するフローチャートである。
案内メッセージを一言語に特定し発声させる態様のブロック図である。
案内メッセージを一言語に特定し発声させる他の態様を説明する外側操作部の正面図である。

実施例

0016

本発明の自動ドアシステムの実施形態を図面により説明すれば、トイレを構築する便房1に自動ドア2を配設した基本構成は一般に普及しているので、その概要について図1及び図2により説明する。
便房1は、その間口1aに引き戸式のドア2が開閉自在に配置され、その間口1aの上部の無目内に図示省略したモータエンコーダ等のドア位置検出部、タイミングベルト等の動力伝達機構を備えた駆動装置3と、その駆動装置3の駆動動作を適宜の出力信号により駆動させる駆動用コントローラ4が配設されている。駆動用コントローラ4には、電気錠コントローラ5bを介して電気錠5aが接続され、ドア2の開閉動作に対応して適時に施錠または解錠するようにしている。
なお、便房1内には便器1bや洗面台1cが設置されるとともに便器1bの近傍には緊急呼出スイッチSW1を設けており、その他に図示しないが室内灯換気扇などが適宜に装備されるものである。

0017

また、便房1は、室外側に押ボタン式外開スイッチ6a、外閉スイッチ6b及び使用中ランプ蓋6cからなる外側操作部6を取り付け、室内側には同様な押ボタン式の内開スイッチ7a、内閉スイッチ7b及び施錠中ランプ蓋7cからなる内側操作部7を取り付けている。前記外側操作部6の使用中ランプ蓋6cは、開閉可能な蓋形状として内部に押ボタン式ではなく、キー差込み操作するキースイッチからなる緊急開スイッチ6dを設けている。

0018

外側操作部6および内側操作部7は、それら操作部の動作を制御する操作案内コントローラ8を介し前記駆動用コントローラ4に接続して自動ドアの開閉動作に連係するようにしている。すなわち、前記自動ドア2は、外側操作部6の外開スイッチ6a、外閉スイッチ6b、又は内側操作部7の内開スイッチ7a、内閉スイッチ7bのスイッチ操作により開信号又は閉信号が発信されたときに、前記駆動用コントローラ4により駆動装置3を制御してドア2が開閉動作するようにしている。一方、前記外側操作部6の緊急開スイッチ6dは、そこにキーを差込み操作することによって前記内開スイッチ7aを操作したことと同様にドア2を開動、つまりドア2を外側から開動させるようにしている。

0019

なお、前記外側操作部6及び内側操作部7は、一般的な押釦式スイッチとすることもよいが、本出願人の先願(特開2013−60799号公報)に例示するように、前記外側操作部6の外開スイッチ6aと外閉スイッチ6b、内側操作部7の内開スイッチ7aと内閉スイッチ7bにそれぞれ色彩の異なる着色部を形成している。それによって、それら着色部を操作案内コントローラ8の制御に基づき点灯又は点滅させ、次に操作すべき部分を指示する操作アシスト機能を付与している。
また、図1に例示する外側操作部6及び内側操作部7は、図示の都合上で各スイッチを横型配置としているが、図2に示すように縦型配置とすることが好ましい。

0020

次に、本発明の主要部である音声案内装置10について説明する。
音声案内装置10は、図2に示すようにスピーカ11と、所望の案内メッセージを予め録音ファイルとして登録しておく記憶部(ROM)12と、その記憶部12から所定のメッセージを適宜に選択して前記スピーカ11へ出力させる音声コントローラ13とにより構成する。
音声コントローラ13は、スイッチである前記内外操作部6,7(外側操作部6,内側操作部7)の点灯又は点滅を制御する操作案内コントローラ8に接続し、それにより内外操作部6,7のスイッチ動作連携して案内メッセージを発声するようにしている。

0021

また、便房1の外壁面には、前記外側操作部6の近傍に、通行者を非接触で検出する静電容量型の近接センサSW2を配設し、その近接センサSW2を、操作案内コントローラ8を介して前記音声コントローラ13に接続する。それにより、外側操作部6に近づいた通行者が近接センサSW2に検出されるようにし、その検出信号を音声コントローラ13が受信したときにメッセージの発声制御を開始するようにする。

0022

スピーカ11は、図1において図示省略するが、便房1の間口上部の無目内に取り付けて案内メッセージが便房1の内外にそれぞれ聞き取れるようにする。
記憶部12(多言語記憶部)は、ドア2の開閉状態、内外操作部6,7のスイッチ操作状況、案内目的などに応じた案内メッセージが多言語で種別音声ごとに予め録音しファイルとして登録されたものである。

0023

記憶部12に登録された案内メッセージを図3に例示し、それに基づいて説明する。
言語は、日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語のメッセージを登録している場合を例示し、案内目的に応じた種別音声(以下、音声と略称する)(1)〜(6)について説明すると次のとおりである。
音声(1)では、ドア2が全閉している待機状態であり、案内メッセージ「こちらは、多目的トイレです。開くボタンを押すとドアが開きます。」を日本語の他に英語、中国語、韓国語で登録している。

0024

同様に音声(2)では、ドアが全閉状態で外側操作部6の外開スイッチ6a又は内側操作部7の内開スイッチ7aがON操作された時の案内メッセージ、音声(3)では、ドアが全開状態で内側操作部7の内閉スイッチ7b又は外側操作部6の外閉スイッチ6bのON操作を促す案内メッセージ、音声(4)では、ドアが全開状態で内側操作部7の内閉スイッチ7b又は外側操作部の外閉スイッチ6bがON操作されたときの案内メッセージ、音声(5)では、利用者が便房内に入りドア2が閉じ完了したときの案内メッセージ、音声(6)では、便房1内で利用者が緊急呼出スイッチSW1を押したときの案内メッセージであって、それぞれ図3に記載のメッセージが四か国語で登録されている。
なお、登録言語は前記四か国語に限定されるものではなく、さらに他の複数言語を登録しておくことも任意である。

0025

音声コントローラ13は、前記操作案内コントローラ8と連携してドア2の開閉状態、外側操作部6又は内側操作部7の操作状況や緊急呼出スイッチSW1、近接センサSW2の操作状況に対応した前記音声を記憶部12の中から選択し、それにより所定の案内メッセージをスピーカ11より発声させるものである。
音声コントローラ13による言語の選択は、前記四か国語をすべて選択することもよいが、簡単なメッセージの場合には必ずしもその必要はないが、少なくとも二か国言語を含めるようにする。二か国言語を選択する場合には、日本語の他に多用されている英語を選択することが好ましい。

0026

而して、上記音声案内装置10の具体的な発声態様を操作案内コントローラ8による内外操作部6,7の操作アシスト例を含めて図4及び図5のフローチャートに基づいて説明する。
図4は利用者が便房1内に入室する場合のフローチャートである。
図4おけるスタート時には、外側操作部6の外開スイッチ6a及び内側操作部7の内開スイッチ7aがそれぞれ点灯している待機状態である。この待機状態においては、便房1に利用者が接近しない限り案内メッセージが発声されることなく静穏が維持されている。

0027

利用者が便房1に接近したときに近接センサSW2がそれを判別し(SP1)、ONが判定されると、音声コントローラ13(音声案内コントローラ)により音声(1)が選択されて案内メッセージ「こちらは、多目的トイレです。開くボタンを押すとドアが開きます。」を日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語で順次にスピーカ11から発声する(SP2)。この四か国語の発声は、例えば10秒の無音間隔をおいて繰り返される。その間に、利用者により外側操作部6の点灯している外開スイッチ6aがON操作されたときには(SP3)、ステップSP4へ進む。ステップSP4においては、前記音声(1)が停止し、音声(2)の案内メッセージ「ドアが開きます、ご注意ください。」が日本語及び英語の二か国語で二回発声し、ドア2が開動する。

0028

一方、ステップSP3において、外開スイッチ6aがON操作されない場合は、前記近接センサSW2を判別し、その近接センサSW2のONが判定される限り前記ステップSP2を繰り返し、近接センサSW2のONが判定されないままタイマー設定時間(25秒)が経過したときは(SP6)、前記音声(1)が停止し(SP7)、前記待機状態へ戻る。

0029

前記ステップSP4において、ドア2が開動すれば利用者は便房1内へ入室することができるので、所定のタイマー設定時間(8秒)が経過した後に(SP8)、ステップSP9へ進む。ステップSP9においては、内側操作部7の内閉スイッチ7b及び外側操作部6の外閉スイッチ6bがそれぞれ点滅してそれらスイッチの操作を促すとともに音声(3)の案内メッセージ「ボタンを押して、ドアを閉めてください。」が日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語で順次に発声する。この場合も、例えば10秒の無音間隔をおいて発声が繰り返される。

0030

ステップSP9の間に、利用者により内側操作部7の点滅している内閉スイッチ7bがON操作されたときには(SP10)、外開スイッチ6aの操作を無効にして外からドアを開動できないようにし(SP11)、ステップSP12へ進む。ステップSP12においては、前記音声(3)が停止し、音声(4)の案内メッセージ「ドアが閉まります、ご注意ください。」が日本語及び英語の二か国語で二回発声し、ドア2が閉動する。

0031

次いで、ドア2の閉完了が駆動用コントローラ4により検出された後に(SP13)、ステップSP14へ進み、外側操作部6の使用中ランプ蓋6cと内側操作部7の施錠中ランプ蓋7cの各ランプ及び内開スイッチ7aが点灯し、さらに電気錠5aが施錠される。その後に、音声(5)の案内メッセージ「ドアは施錠されました。」が日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語で順次に発声する(SP15)。
これにより、便房内に入室した利用者は、閉じたドア2が施錠されたことを確認した上でトイレを利用することができる。

0032

図5は利用者が便房1内から退室する場合のフローチャートである。
図5において、前記緊急呼出スイッチSW1及び緊急開スイッチ6dの何れもON操作されていない通常の退出時には、利用者により内側操作部7の内開スイッチ7aがON操作されたときに(SP20)、ステップSP21へ進む。ステップSP21においては、外側操作部6の外開スイッチ6aが有効になるとともに音声(2)の案内メッセージ「ドアが開きます、ご注意ください。」が日本語及び英語の二か国語で二回発声し、外側操作部6の使用中ランプ蓋6cと内側操作部7の使用中ランプ蓋7c(施錠中ランプ蓋)の各ランプ及び内開スイッチ7aが消灯してドア2が開動する。

0033

ステップ21においてドア2が開動し所定のタイマー設定時間(8秒)が経過した後に(SP22)、ステップSP23へ進む。ステップSP23においては、内閉スイッチ7b及び外閉スイッチ6bが点滅してそれらスイッチの操作を促すとともに音声(3)の案内メッセージ「ボタンを押して、ドアを閉めてください。」が日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語で順次に発声する。この場合も、例えば10秒の無音間隔をおいて発声が繰り返される。

0034

ドア2の開動により退室した利用者によって、外側操作部6の外閉スイッチ6bがON操作されると(SP24)、音声(4)の案内メッセージ「ドアが閉まります、ご注意ください。」が日本語及び英語の二か国語で二回発声し、点滅していた内閉スイッチ7b及び外閉スイッチ6bが消灯してドア2が閉動する(SP25)。

0035

次いで、ドア2の閉完了が駆動用コントローラ4により検出されると(SP26)、ステップSP27へ進み、外側操作部6の外開スイッチ6a、内側操作部7の内開スイッチ7aが点灯し、さらに電気錠5aが施錠される。その後に、図4の待機状態に復帰する。

0036

そして、トイレ使用中に、利用者の体調が悪いなどの理由により利用者が緊急呼出スイッチSW1を押して通報した場合(SP28)、ステップSP29へ進む。ステップSP29においては、音声(6)の案内メッセージ「非常通報をしました。係員が確認にまいります。」が日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語で順次に発声する。この場合、例えば25秒の無音間隔をおいて発声が繰り返される。また、外側操作部6の使用中ランプ蓋6cと内側操作部7の施錠中ランプ蓋7cの各ランプ及び内開スイッチ7aが夫々点滅するとともに電気錠5aが解錠される。

0037

したがって、前記ステップSP29の後には、便房1へ駆けつけた係員が持参したキースイッチを用いて外部より緊急開スイッチ6dを操作することにより(SP30)、ドア2を開動させて利用者を退室させることができる。また、便房1内の利用者が移動できる状態ならば、自ら内開スイッチ7aをON操作することによって(SP31)、ドア2を開動させて退室することもできる。

0038

利用者が退室した後にはステップSP32へ進み、そのステップSP32においては、前記音声(6)が停止し、外側操作部6の外開スイッチ6aが有効になるとともに音声(2)の案内メッセージ「ドアが開きます、ご注意ください。」が日本語及び英語の二か国語で二回発声し、外側操作部6の使用中ランプ蓋6cと内側操作部7の施錠中ランプ蓋7cの各ランプ及び内開スイッチ7aが消灯してドア2が開動する。その後に前記ステップSP22へ移行した後に、ステップSP23〜SP27を経て待機状態に復帰する。

0039

なお、上記実施の形態において、音声案内装置10はスピーカ11を便房1の無目内に一つだけ配設した態様を例示したが、それに限定されるものではない。図1及び図6に示すように、便房1の室外壁面と室内壁面とにそれぞれスピーカ11a,11bを配設した二個とすることもよい。それによれば、室内外のスピーカ11a,11bのボリームを適宜に調整することができるので聞き取りやすい音声案内を発声することができる。

0040

また、上記実施の形態においては、日本語、英語、中国語、韓国語の四か国語を順次に発声して音声案内する態様を説明したが、前述したように、それら言語を同時又は若干の時間差をつけて発声させることもよい。その場合には、例えば日本語を男性の声、英語を女性の声で録音し発声させ、中国語を高いトーンの男性の声、韓国語を高いトーンの女性の声で発声させるようにし、それによって、複数言語が重複した案内メッセージの発声であっても聞き取り可能である。

0041

次いで、案内メッセージを複数言語から一言語に特定して発声させる態様について説明する。
その一態様は、図6に示すように、前述した外側操作部6の近傍にマイクロフォンを含む音声入力部20を配設し、その音声入力部20に言語判別部21を介して前記音声案内装置10の音声コントローラ13に接続するものである。

0042

音声入力部20は、便房1の周辺の環境音声を入力する機器であり、マイクロフォンを通して通行者の会話を入力し言語判別部21へ出力する。この音声入力部20の起動は、前述した近接センサSW2の起動前後を問わない。
言語判別部21は、音声入力部20からの入力音声の言語を認識し判別する機器であり、予め登録されている複数の言語構成と比較して、例えば例示した日本語、英語、中国語、韓国語、その他など何れの言語であるか特定する。

0043

言語判別部21の判別結果は前記音声コントローラ13に送信され、以後の案内メッセージは、特定された一言語、例えば中国語の音声(1)〜(6)だけが前記記憶部12より読み出され,前述したスピーカ11又は11a,11bより発声されるようにする。
この態様によれば、特定された一言語だけで案内メッセージが発声されるので、複数の言語が発声される場合に比較して案内時間が短縮され、利便性を高めることが可能である。
なお、言語判別部21が何れの言語か判別できない場合、あるいは、記憶部12に登録されていない言語である場合には、前述したように音声(1)〜(6)が二か国語又は四か国語で発声される。

0044

また他の態様は、図7に示すように、外側操作部6Aに言語選択ボタンを付設するものである。具体的には、外側操作部6の使用中ランプ蓋6cの表面に言語選択ボタン23〜26を取り付け、それらが前記操作案内コントローラ8を介して前記音声案内装置10の音声コントローラ13に接続されるものである。
言語選択ボタンは、記憶部に登録されている音声(1)〜(6)の言語から何れかの一言語を選択するスイッチであり、図示例では、言語選択ボタン23が日本語選択用、24が英語選択用、25が中国語選択用、26が韓国語選択用である。また、各言語選択ボタン23〜26は、それぞれ各言語国の国旗(国旗絵模様)を表記しておき判別しやすいようにする。

0045

便房1に近づいた利用者は、近接センサSW2の検知による音声(1)の発声の前後いずれであってもよいが、所望の言語選択ボタン23〜26の押し操作により言語が特定され、案内メッセージは、特定された一言語だけが前記記憶部12より読み出され,前述したスピーカ11又は11a,11bより発声される。
この態様においても、複数の言語が発声されることなく、特定された一言語だけで案内メッセージが発声されるので、案内時間が短縮されて使用性を高めることができる。

0046

また、外側操作部6Aには、前記言語選択ボタン23〜26の他にクリアボタン27を付設する。クリアボタン27は、前記言語選択ボタン23〜26による言語選択が適正でなかった場合に当該選択を取消し初期状態すなわち多言語による発声に戻す。その後、他の言語を選択する場合は、改めて言語選択ボタン23〜26の何れかを押し操作すればよい。このクリアボタン27の付設は、外側操作部のみに限らず、前記内側操作部7に設けておくこともよく、さらには、前述した図6の態様で使用する外側操作部6及び内側操作部7に設けておき、適正な特定言語が選択されなかった場合に初期化することで使用上の不便を解消することができる。

0047

なお、上記実施の形態においては、自動ドアとして一般的な開閉機能を備えた場合の音声案内についての説明である。それ以外に例えば、便房1の間口1aに補助光線30による安全機能配備した場合(図1参照)、あるいは利用者が便房1内に入り長時間が経過したことを検知する長時間タイマーを付加するなどもあるが、それらに対応して音声案内のメッセージ内容が追加されることは勿論である。

0048

1:便房
2:ドア
3:駆動装置
4:駆動用コントローラ
6:外側操作部
7:内側操作部
8:操作案内コントローラ
10:音声案内装置
11,11a,11b:スピーカ
12:記憶部
13:音声コントローラ
20:音声入力部
21:言語判別部
23〜26:言語選択ボタン
SW2:近接センサ

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