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技術 履歴生成装置及び履歴生成方法

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 斎藤大二郎大木亮
出願日 2014年10月10日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-208746
公開日 2016年5月16日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-081103
状態 特許登録済
技術分野 イメージ処理・作成 検索装置 FAX原画の編集
主要キーワード 情報レイヤー 定形領域 大容量メモリー 画像レイヤー 実施情報 部数番号 エリアセンサー 宛名印刷
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成する。

解決手段

履歴生成装置は、ビットマップ形式の第1画像を生成し(S1)、当該第1画像中の文字文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する(S2)画像生成部と、前記画像生成部により生成された第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成する(S5)画像読取部と、前記画像読取部により生成された前記第2画像に前記文字情報を埋め込み(S7)、履歴用の画像を生成する(S8)履歴生成部と、を備える。

概要

背景

画像形成装置では、用紙上に画像を形成した履歴として、画像形成のために入力されたビットマップ形式元画像を保存することが行われている(例えば、特許文献1参照)。実際には、画像形成時にページ番号等の文字が付加されたり、1ページに複数ページの画像を縮小して配置するページ割付のジ処理が行われたりするため、元画像は必ずしも正確な履歴とはいえなかった。

用紙上に形成された画像の検査を行う場合、用紙の搬送経路上に配置された画像読取装置により、用紙上の画像を読み取っている(例えば、特許文献2参照)。この画像読取装置により読み取った画像は、実際に画像形成を実施した後の画像であるため、正確な履歴となり得る。しかしながら、画像のみを保存しても、蓄積された大量の画像群のなかから、目的の画像を検索することが難しかった。

読み取った画像中の文字を認識し、その文字コードを画像に埋め込むOCR(optical character recognition)技術(例えば、特許文献3参照。)を利用すれば、文字コードにより画像内の文字列を検索することが可能になる。

概要

検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成する。履歴生成装置は、ビットマップ形式の第1画像を生成し(S1)、当該第1画像中の文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する(S2)画像生成部と、前記画像生成部により生成された第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成する(S5)画像読取部と、前記画像読取部により生成された前記第2画像に前記文字情報を埋め込み(S7)、履歴用の画像を生成する(S8)履歴生成部と、を備える。

目的

本発明の課題は、検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ビットマップ形式の第1画像を生成し、当該第1画像中の文字文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する画像生成部と、前記画像生成部により生成された第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成する画像読取部と、前記画像読取部により生成された第2画像に前記文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成する履歴生成部と、を備えることを特徴とする履歴生成装置

請求項2

前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字のうち、不定形領域内に位置する文字の領域の文字情報を埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の履歴生成装置。

請求項3

前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字のうち、ユーザーにより指定された文字の領域の文字情報を埋め込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の履歴生成装置。

請求項4

前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字以外の画像を特定する情報を文字コードに変換し、変換した文字コードを含む文字情報を生成して、前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の履歴生成装置。

請求項5

前記履歴生成部は、画像形成実施情報を取得して文字コードに変換し、変換した文字コードを含む文字情報を生成して、前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の履歴生成装置。

請求項6

前記画像生成部は、前記第1画像中の文字のフォント情報をさらに含む前記文字情報を生成し、前記履歴生成部は、前記フォント情報を含む文字情報を前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の履歴生成装置。

請求項7

前記画像生成部は、前記履歴生成装置が備える記憶部か、前記履歴生成装置に接続された外部装置が備える記憶部に、前記文字情報を保存し、前記履歴生成部は、前記記憶部から前記文字情報を取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の履歴生成装置。

請求項8

(a)ビットマップ形式の第1画像を生成し、当該第1画像中の文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成するステップと、(b)前記第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成するステップと、(c)前記第2画像に前記文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成するステップと、を含むことを特徴とする履歴生成方法

技術分野

0001

本発明は、履歴生成装置及び履歴生成方法に関する。

背景技術

0002

画像形成装置では、用紙上に画像を形成した履歴として、画像形成のために入力されたビットマップ形式元画像を保存することが行われている(例えば、特許文献1参照)。実際には、画像形成時にページ番号等の文字が付加されたり、1ページに複数ページの画像を縮小して配置するページ割付のジ処理が行われたりするため、元画像は必ずしも正確な履歴とはいえなかった。

0003

用紙上に形成された画像の検査を行う場合、用紙の搬送経路上に配置された画像読取装置により、用紙上の画像を読み取っている(例えば、特許文献2参照)。この画像読取装置により読み取った画像は、実際に画像形成を実施した後の画像であるため、正確な履歴となり得る。しかしながら、画像のみを保存しても、蓄積された大量の画像群のなかから、目的の画像を検索することが難しかった。

0004

読み取った画像中の文字を認識し、その文字コードを画像に埋め込むOCR(optical character recognition)技術(例えば、特許文献3参照。)を利用すれば、文字コードにより画像内の文字列を検索することが可能になる。

先行技術

0005

特開平7−296140号公報
特開2005−205853号公報
特開2011−40075号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、文字認識処理の処理工程が別途必要になるため、コストの上昇を招く。また、画像形成後、連続的に搬送される用紙から、画像を順次読み取って文字認識処理を施す必要があるが、ある程度の時間を要する文字認識処理はこのようなリアルタイムでの処理には不向きであった。

0007

本発明の課題は、検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成することである。

課題を解決するための手段

0008

請求項1に記載の発明によれば、
ビットマップ形式の第1画像を生成し、当該第1画像中の文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する画像生成部と、
前記画像生成部により生成された第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成する画像読取部と、
前記画像読取部により生成された第2画像に前記文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成する履歴生成部と、
を備えることを特徴とする履歴生成装置が提供される。

0009

請求項2に記載の発明によれば、
前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字のうち、不定形領域内に位置する文字の領域の文字情報を埋め込むことを特徴とする請求項1に記載の履歴生成装置が提供される。

0010

請求項3に記載の発明によれば、
前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字のうち、ユーザーにより指定された文字の領域の文字情報を埋め込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の履歴生成装置が提供される。

0011

請求項4に記載の発明によれば、
前記履歴生成部は、前記第2画像中の文字以外の画像を特定する情報を文字コードに変換し、変換した文字コードを含む文字情報を生成して、前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の履歴生成装置が提供される。

0012

請求項5に記載の発明によれば、
前記履歴生成部は、画像形成の実施情報を取得して文字コードに変換し、変換した文字コードを含む文字情報を生成して、前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の履歴生成装置が提供される。

0013

請求項6に記載の発明によれば、
前記画像生成部は、前記第1画像中の文字のフォント情報をさらに含む前記文字情報を生成し、
前記履歴生成部は、前記フォント情報を含む文字情報を前記第2画像に埋め込むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の履歴生成装置が提供される。

0014

請求項7に記載の発明によれば、
前記画像生成部は、前記履歴生成装置が備える記憶部か、前記履歴生成装置に接続された外部装置が備える記憶部に、前記文字情報を保存し、
前記履歴生成部は、前記記憶部から前記文字情報を取得することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の履歴生成装置が提供される。

0015

請求項8に記載の発明によれば、
(a)ビットマップ形式の第1画像を生成し、当該第1画像中の文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成するステップと、
(b)前記第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成するステップと、
(c)前記第2画像に前記文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成するステップと、
を含むことを特徴とする履歴生成方法が提供される。

発明の効果

0016

本発明によれば、検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成することができる。

図面の簡単な説明

0017

本実施の形態の画像形成システム概略構成を示す図である。
図1の画像形成装置及び画像読取装置の構成を機能ごとに示すブロック図である。
画像形成システムが画像を形成し、履歴用の画像を生成する際の処理手順を示すフローチャートである。
不定形領域と定形領域の例を示す図である。
第2画像中のすべての文字の文字情報が埋め込まれた例を示す図である。
第2画像中の文字のうち、不定形領域内に位置する文字の文字情報が埋め込まれた例を示す図である。
文字と写真の画像が混在する例を示す図である。
写真の画像のファイル名の文字コードが文字情報として埋め込まれた例を示す図である。

実施例

0018

以下、本発明の履歴生成装置及び履歴生成方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。

0019

図1は、本発明の履歴生成装置の実施の形態である画像形成システム1の概略構成を示している。
画像形成システム1は、図1に示すように、画像形成装置10及び画像読取装置30を備え、画像形成装置10により用紙上に画像を形成し、画像読取装置30により当該用紙上の画像を読み取る。画像形成装置10により画像形成のために生成される画像を第1画像とし、画像読取装置30により用紙上の画像を読み取って生成される画像を第2画像とする。
画像形成装置10と画像読取装置30間には、画像形成装置10から画像読取装置30へ用紙を搬送する搬送ユニット40が配置されている。

0020

図2は、画像形成装置10と画像読取装置30の構成を機能ごとに示している。
画像形成装置10は、図2に示すように、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、画像生成部16、画像処理部17、画像形成部18及び履歴生成部20を備えて構成されている。
また、画像形成装置10はネットワーク上の外部装置50に接続され、通信部15により外部装置50と通信することができる。

0021

制御部11は、記憶部12に記憶されているプログラム読み出し、当該プログラムを実行することにより画像形成装置10の各部を制御する。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成することができる。
例えば、制御部11は、画像生成部16により生成された画像を、画像処理部17により画像処理させて、画像処理後の画像の各画素階調値に応じて、画像形成部18により用紙上に画像を形成させる。

0022

記憶部12は、制御部11により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるデータ等を記憶している。
また、記憶部12は、画像生成部16により生成された文字情報、画像読取装置30により生成された第2画像、履歴生成部20により生成された履歴用の画像等を記憶することができる。
記憶部12としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。

0023

操作部13及び表示部14は、図1に示すようにユーザーインターフェイスとして設けられている。
操作部13は、ユーザーの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。操作部13としては、例えばキー、表示部14と一体に構成されたタッチパネル等が挙げられる。
表示部14は、制御部11の指示にしたがって操作画面等を表示する。表示部14としては、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro Luminescence Display)等を用いることができる。

0024

通信部15は、ネットワーク上の外部装置50と通信する。外部装置50は、例えばユーザー端末サーバー、他の画像形成装置等である。
例えば、通信部15は、ユーザー端末である外部装置50からネットワークを介してページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたデータ(以下、PDLデータという)を受信する。また、通信部15は、画像生成部16により生成された文字情報、履歴生成部20により生成された履歴用の画像等を外部装置50に送信することができる。

0025

画像生成部16は、通信部15により受信したPDLデータをラスタライズ処理し、画素ごとに階調値を有するビットマップ形式の画像を第1画像として、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色ごとに生成する。階調値は、画像の濃淡を表すデータ値であり、例えば8bitのデータ値は0〜255階調の濃淡を表す。

0026

画像生成部16は、PDLデータに記述された文字コード及び文字の位置情報にしたがって、第1画像中に文字を描画した場合、当該文字の文字コード及び位置情報を文字情報として生成し、記憶部12に保存する。

0027

また、画像生成部16は、第1画像の生成時、各画素の属性を示す属性情報を生成する。
例えば、画像生成部16は、PDLデータに記述された文字コードにしたがって描画した、かな、アルファベット数字等の画像の各画素の属性を文字(Text)と決定し、DXF、SVG、WMF等のベクター形式の記述にしたがって描画した罫線多角形、円等の画像の各画素の属性を図形(Graphics)と決定する。また、画像生成部16は、JPEG等のファイルにより描画した写真等の画像の属性を写真(Image)と決定する。

0028

また、画像生成部16は、図1に示すようにコピー用の画像読取部161を備え、ユーザーによりセットされた原稿の画像を当該画像読取部161により読み取ってR(赤)、G(緑)及びB(青)の各色の画像を取得し、色変換することによってC、M、Y及びKの各色の画像を生成することもできる。

0029

画像処理部17は、画像生成部16により生成された第1画像に、階調処理中間調処理等の画像処理を施す。
階調処理は、画像の各画素の階調値を、用紙上に形成された画像の濃度特性目標の濃度特性と一致するように補正された階調値に変換する処理である。
中間調処理は、例えば誤差拡散処理組織的ディザ法を用いたスクリーン処理等である。

0030

画像形成部18は、画像処理部17により画像処理された第1画像の各画素の階調値に応じて、複数の色からなる画像を用紙上に形成する。
画像形成部18は、図1に示すように、4つの書込みユニット181、中間転写ベルト182、2次転写ローラー183、定着装置184、給紙トレイ185及び反転機構186を備えている。各書込みユニット181は、中間転写ベルト182のベルト面に沿って直列に配置されている。中間転写ベルト182は、複数のローラーにより巻き回されて回転する。複数のローラーの1つは2次転写ローラー183を構成している。2次転写ローラー183及び定着装置184は、給紙トレイ185から搬送される用紙の搬送経路上に配置されている。給紙トレイ185は、用紙を収容している。

0031

4つの書込みユニット181は、それぞれC、M、Y及びKの色の画像を形成する。各書込みユニット181の構成は同じであり、露光部18a、感光体18b、現像部18c、帯電部18d及びクリーニング部18eを備えている。
各書込みユニット181は、帯電部18dにより感光体18bに電圧印加して帯電させた後、各色C、M、Y及びKの画像の各画素の階調値に応じて露光部18aによりレーザービーム照射し、感光体18bを露光する。各書込みユニット181が現像部18cによりトナー等の色材を供給して、感光体18b上に形成された静電潜像を現像すると、各書込みユニット181の感光体18b上に各色の画像が形成される。

0032

各感光体18b上の画像は中間転写ベルト182上に順次重ねて転写され、中間転写ベルト182上には複数の色からなる画像が形成される。画像の転写後、各書込みユニット181は、転写後に感光体18b上に残留する色材をクリーニング部18eにより除去する。
給紙トレイ185により用紙を給紙し、2次転写ローラー183によって中間転写ベルト182上の複数の色からなる画像を用紙上に転写すると、定着装置184により当該用紙を加熱及び加圧して、画像を用紙に定着させる。用紙の両面に画像を形成する場合は、反転機構186により用紙面反転させて再度2次転写ローラー183へ用紙を搬送する。

0033

履歴生成部20は、画像読取装置30により用紙上の画像が読み取られて生成された第2画像に、画像生成部16により生成された文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成する。

0034

履歴生成部20を、LSI等のハードウェア資源により構成することもできるし、CPU等のコンピューターにより、履歴用の画像を生成するためのプログラムを読み込み、実行するソフトウェア処理によっても、ハードウェア資源の場合と同じ処理内容を実現することができる。

0035

画像読取装置30は、図1及び図2に示すように、画像読取部31を備えている。
画像読取部31は、図1に示すように用紙の搬送経路上に配置されるラインセンサーエリアセンサー等である。画像読取部31は、搬送ユニット40により画像形成装置10から搬送された用紙上の画像を読み取り、ビットマップ形式の画像を第2画像として生成する。
画像読取装置30と画像形成装置10間には、PCIexpress等のインターフェイスを用いた画像転送経路が設けられ、画像読取部31により生成された画像はこの画像転送経路を介して画像形成装置10の記憶部12に転送される。

0036

外部装置50は、上述したように、ユーザー端末、サーバー、他の画像形成装置等であり得る。
外部装置50は、図2に示すように記憶部51を備えている。
記憶部51は、画像形成装置10の記憶部12と同様に、画像生成部16により生成された文字情報、履歴生成部20により生成された履歴用の画像等を記憶することができる。
記憶部51としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。

0037

図3は、上記画像形成システム1が、用紙上に画像を形成し、実施した画像形成の履歴を表す履歴用の画像を生成する際の処理手順を示している。
画像形成システム1ではPDLデータが送信されると、図3に示すように画像生成部16がPDLデータのラスタライズ処理を実行し、第1画像をページごとに生成する(ステップS1)。

0038

画像生成部16は、第1画像中に描画した文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する(ステップS2)。
文字コードとしては特に限定されず、ASCIIコード、Unicode等のPDLデータに記述された文字コードを用いることができる。位置情報は、PDLデータに記述された文字の位置情報であってもよいし、第1画像において文字を構成する各画素の主走査方向及び副走査方向の位置座標であってもよい。

0039

第1画像が生成されると、画像処理部17が第1画像に画像処理を施す。画像処理としては、階調処理、中間調処理等が挙げられる。画像処理部17は、第1画像とともに生成された属性情報を記憶部12から取得し、第1画像を属性情報が示す属性ごとに分離してスクリーン線数を異ならせる等、属性に応じて異なる条件の画像処理を施すことができる。

0040

また、画像処理部17は画像形成の応用設定に応じて、第1画像の位置、色等の変更、画像の追加、削除、変換、拡大、縮小等の画像処理を施すことができる。
応用設定としては、例えば1ページに複数ページの画像を縮小して配置するページ割付、1ページの画像を追加するページ差込、画像を拡大又は縮小する倍率変更、同じ画像を複数のページに配置するリピート、画像をページの中心位置にシフトするセンタリング、画像の位置をシフトして綴じ用の領域を設ける綴じ代、日付、ページ数等の文字を追加する画像編集ウォーターマークロゴマーク等の画像を追加するスタンプ色調整、画像の輝度を反転させるネガポジ反転、画像を鏡像に変換する鏡像、画像中の枠を削除する枠消し等がある。

0041

画像形成部18は、画像処理後の第1画像の各画素の階調値に応じて、用紙上に画像を形成する(ステップS3)。
制御部11は、画像形成の実施情報を生成し、記憶部12に保存する(ステップS4)。画像形成の実施情報は、画像形成の発注者受注者、実施者、納品の日時、画像形成を実施した日時、画像形成装置の機種シリアル番号、画像形成のジョブ番号、画像形成したページが1ジョブ中の何部数目かを示す部数番号、1部数中の何ページ目かを示すページ番号等を含む。制御部11は、画像形成の発注者、受注者、実施者、納品の日時等の情報を、サーバー等の外部装置40からあらかじめ取得していた注文情報から収集してもよいし、操作部13を介してユーザーにより入力させてもよいし、PDLデータを送信した外部装置50から取得してもよい。

0042

画像が形成された用紙は、搬送ユニット40により画像読取装置30へ搬送される。画像読取装置30では、画像読取部31が用紙上の画像を読み取って第2画像を生成する(ステップS7)。生成された第2画像は、画像形成装置10の記憶部12へ転送され、保存される。

0043

履歴生成部20は、第2画像を画像レイヤーとし、下地色がある場合は下地画像成分下地レイヤーとして画像レイヤーから分離する。履歴生成部20は、画像レイヤー及び下地レイヤーに圧縮処理を施す(ステップS6)。
次に、履歴生成部20は、記憶部12から画像生成部16により生成された文字情報を取得し、画像レイヤーの背面に情報レイヤーとして埋め込む(ステップS7)。履歴生成部20は、文字情報中の位置情報に基づいて、文字情報を埋め込む位置を文字の背面とすることができる。
履歴生成部20は、圧縮処理された画像レイヤー及び下地レイヤーと、埋め込まれた情報レイヤーを統合し、例えばPDF形式の1ページの画像を生成する(ステップS8)。

0044

履歴生成部20は、第2画像中のすべての文字の領域の文字情報を埋め込むこともできるが、第2画像に特徴的な文字の領域の文字情報を選択的に埋め込むこともできる。
例えば、履歴生成部20は、第2画像の文字のうち、不定形領域内に位置する文字の領域の文字情報を選択して埋め込むことができる。複数のページに共通して同じ画像を形成する定形領域に対し、不定形領域は各ページで形成する画像を異ならせる領域をいい、バリアブル領域とも呼ばれる。

0045

図4は、宛名印刷時に設けられる不定形領域の例を示している。
宛名印刷の場合、図4に示すように、各ページに共通の差出人及び敬称が記載される領域r11及びr12を定形領域として、ページごとに異ならせる受取人及びその住所が記載される領域r21及びr22を不定形領域として、ページごとに不定形領域の画像のみを差し替えた第1画像が生成される。
定形領域内の文字は各ページに共通の文字であるが、不定形領域内の文字は各ページで異なり、各ページに特徴的な文字である。よって、埋め込む文字情報を、不定形領域内の文字とすることにより、文字情報を使用した各ページの検索が容易になる。また、埋め込む文字情報を検索に有用な文字情報に制限することができ、履歴用の画像のデータ量を減らすことができる。

0046

不定形領域中の文字情報のみ埋め込む場合、画像生成部16が、各文字の文字コード及び位置情報に、不定形領域内の文字か定型領域内の文字かを示す領域情報対応付けた文字情報を生成し、記憶部12に保存する。履歴生成部20は、この領域情報に基づいて第2画像中の不定形領域内に位置する文字を判別し、その文字情報を埋め込む。

0047

図5Aは、図4に示す文字の領域r11、r12、r21及びr22のすべての文字情報が埋め込まれた第2画像の構造を示している。
図5Aに示すように、第2画像は画像レイヤーR1と下地レイヤーR0とに分離され、画像レイヤーR1中の各文字の領域r11、r12、r21及びr22の背面には、それぞれの文字情報k11、k12、k21及びk22が文字に対応する位置に埋め込まれている。

0048

図5Bは、図4に示す文字の領域r11、r12、r21及びr22のうち、不定形領域内に位置する文字の領域r21及びr22のみ、文字情報k21及びk22が埋め込まれた第2画像の構造を示している。

0049

履歴生成部20は、第2画像中の文字のうち、ユーザーにより指定された文字の領域の文字情報を選択して埋め込むこともできる。
ユーザーが第2画像中の特徴的な文字の領域、例えばページ番号、章番号タイトル、上述した不定形領域等を指定してその文字情報を埋め込むことができ、文字情報を使用した各ページの検索が容易になる。また、埋め込む文字情報を検索に有用な文字情報に制限することができ、履歴用の画像のデータ量を減らすことができる。

0050

例えば、図6に示すように、タイトル、ページ番号及び会社名の3つの文字の領域r13〜r15のうち、ユーザーにより指定されたタイトル及びページ番号の各文字の領域r13及びr14の文字情報を埋め込むことができる。これにより、タイトルから履歴用の画像を検索することができる。また、ページ番号により1ジョブ中の複数のページのなかから特定のページの履歴用の画像を検索することもできる。

0051

履歴生成部20は、第2画像中の文字以外の画像を特定する情報を文字コードに変換し、当該文字コードを含む文字情報を生成して、第2画像に埋め込むこともできる。
文字以外の画像を特定する情報としては、例えば写真の画像のファイル名、画像に添えられた名称、説明等のキャプション等が挙げられる。
これにより、文字以外の図形、写真等の画像からも履歴用の画像を容易に検索することができる。

0052

図7は、図6に示す各文字の領域r13及びr14と写真の領域r31の背景に、それぞれの文字情報k13、k14及びk31が埋め込まれた第2画像の構造を示している。
写真の領域r31の背面には、写真のファイル名「polkadot」の文字コードが文字情報k31として埋め込まれている。

0053

履歴生成部20は、画像形成の実施情報を記憶部12から取得して文字コードに変換し、当該文字コードを含む文字情報を生成して、第2画像に埋め込むこともできる。
これにより、画像形成の発注者、受注者、実施者、実施した日時、納品の日時、画像形成装置の機種、シリアル番号、ジョブ番号、部数番号、ページ番号等により、目的の履歴用の画像を容易に検索することができる。

0054

また、第1画像の生成時に、画像生成部16が文字情報の1つとして第1画像中の文字のフォント情報を生成し、履歴生成部20が、フォント情報を含む文字情報を第2画像に埋め込むこともできる。
第1画像の生成時に文字のフォントが変更された場合、フォントの変更を履歴として残すことができる。

0055

全ページの画像の形成が終了していない場合は(ステップS9;N)、ステップS1の処理へ戻り、次のページについて上述した処理を繰り返す。そして、全ページの画像の形成が終了した場合は(ステップS9;Y)、各ページの画像を合わせて1ジョブ分の履歴用の画像を生成し、記憶部12に保存する(ステップS10)。履歴用の画像を、通信部15により外部装置50に送信して、外部装置50の記憶部51に保存するようにしてもよい。

0056

以上のように、画像形成システム1は、ビットマップ形式の第1画像を生成し、当該第1画像中の文字の文字コード及び位置情報を含む文字情報を生成する画像生成部16と、画像生成部16により生成された第1画像に基づいて用紙上に形成された画像を読み取り、ビットマップ形式の第2画像を生成する画像読取部31と、画像読取部31により生成された第2画像に、画像生成部16により生成された文字情報を埋め込み、履歴用の画像を生成する履歴生成部20と、を備える。

0057

文字情報により履歴用の画像中の文字を検索することができ、目的の履歴を容易に特定することができる。また、第1画像とともに文字情報を生成するので、第2画像に文字認識処理を施して埋め込む文字情報を生成する処理工程が不要であり、効率的かつ低コストで文字情報が埋め込まれた履歴用の画像を生成することができる。
したがって、検索が容易な履歴用の画像を効率良く生成することができる。

0058

上記実施の形態は本発明の好適な一例であり、これに限定されない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、画像生成部16が、文字情報を通信部15により外部装置50に送信して、外部装置50の記憶部51に保存し、履歴生成部20が当該記憶部51から文字情報を取得することもできる。同様にして、履歴生成部20が生成した履歴用の画像の保存先を外部装置50の記憶部51とすることもできる。

0059

上記実施の形態においては、画像形成装置10が履歴生成部20を備え、画像読取装置30から第2画像を取得して履歴用の画像を生成する例を説明したが、画像読取装置30が履歴生成部20を備えて履歴用の画像を生成するようにしてもよく、その配置位置は特に限定されない。

0060

また、履歴生成部20が上記処理手順を実行する際に読み込むプログラムを制御部11に読み込ませて、上記処理手順を制御部11により実行させることもできる。画像形成システムに限らず、汎用のPC等のコンピューターに当該プログラムを読み込ませて、上記処理手順を実行させることもできる。
プログラムのコンピューター読み取り可能な媒体としては、ROM、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリーCD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、プログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。

0061

1画像形成システム
10画像形成装置
11 制御部
12 記憶部
13 操作部
16画像生成部
17画像処理部
18画像形成部
20履歴生成部
30画像読取装置
31 画像読取部
50 外部装置
51 記憶部

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