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技術 取付部材、及び外設部材の取付構造

出願人 元旦ビューティ工業株式会社
発明者 舩木元旦北村浩一西田和倫朝倉大輔桑原健
出願日 2015年8月11日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2015-158954
公開日 2016年5月16日 (5年7ヶ月経過) 公開番号 2016-079796
状態 特許登録済
技術分野 屋根ふき・それに関連する装置または器具
主要キーワード 短冊材 挟持材 谷状部分 面状接触 線接触状 締着ナット 金属面板 弾性成形体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月16日)のものです。
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図面 (9)

課題

新設既設を問わず建築物屋根等の外装面施工される多種の縦葺き(縦張り外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に安定に、且つサビの原因となる面状接触を生ずることなく取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法を提供する。

解決手段

本発明は、外装面5を構成する外装材5にて形成される凸状部51に固定する取付部材1であって、凸状部51を挟んで略水平状に臨む左右一対の底面部23,32と、該底面部23,32の締め付け手段1B,1Cと、を備え、前記底面部23,32が外装面5に線接触状接地し、前記締め付け手段1B,1Cを締め付けることにより、前記底面部23,32の内側端25,35が凸状部51に挟着することを特徴とする。

概要

背景

ハゼ締め式折板屋根等に太陽電池パネル緑化屋根パネル等の外設部材を取り付けることができる取付部材としては、例えば特許文献1に記載される提案(建築用取付具)がなされている。この特許文献1における取付具では、脚部2の下端に直角状折曲された座板片21が、建築用板9の頂面93に載置されるように配設されるため、安定に建築用板9に取り付けられる。

一方、既存屋根上に新たに外装構造構築する場合、既存屋根に取付具や支持材などを配して新たな基礎を構築し、その基礎に新設外装構造を設置する構造が採用され、取付具や支持材は、ボルトによる締着によって既存屋根上に組み付けられている(例えば特許文献2〜4など)。
特許文献2には、本体Aを形成する左右一対支持半体部1,1を接合具Bにて一体化した外囲体用取付具が提案されている。
特許文献3には、左右一対の掴み具22L,22Rにてハゼ部2を、ボルト23にて挟持するが、ナット24bが固着された板状体挟持材24)に、スリット24a,24aが設けられ、該スリット24a,24aに前記掴み具22L,22Rを挿入した取付金具が提案されている。

概要

新設、既設を問わず建築物屋根等の外装面施工される多種の縦葺き(縦張り)外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に安定に、且つサビの原因となる面状接触を生ずることなく取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法を提供する。本発明は、外装面5を構成する外装材5にて形成される凸状部51に固定する取付部材1であって、凸状部51を挟んで略水平状に臨む左右一対の底面部23,32と、該底面部23,32の締め付け手段1B,1Cと、を備え、前記底面部23,32が外装面5に線接触状接地し、前記締め付け手段1B,1Cを締め付けることにより、前記底面部23,32の内側端25,35が凸状部51に挟着することを特徴とする。

目的

本発明は、新設、既設を問わず建築物の屋根等の外装面に施工される多種の縦葺き(縦張り)外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に安定に、且つサビの原因となる面状接触を生ずることなく取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、及び外設部材の取付構造を提案することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に固定する取付部材であって、凸状部を挟んで略水平状に臨む左右一対の底面部と、該底面部の締め付け手段と、を備え、前記底面部が外装面に線接触状接地し、前記締め付け手段を締め付けることにより、前記底面部の内側端が凸状部に挟着することを特徴とする取付部材。

請求項2

凸状部の上方及び左右の何れか一方に配する上方部材と、該上方部材と回動自在に枢着されて凸状部の他方に配される下方部材と、該下方部材に取り付けられて前記上方部材を貫通する取付ボルトと、該取付ボルトの先端に螺合される締着ナットと、からなり、回動自在に枢着した上方部材と下方部材で凸状部を左右から挟む底面部を形成し、取付ボルトに締着ナットを取り付けて締め付け手段を形成することを特徴とする請求項1に記載の取付部材。

請求項3

外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に、請求項1又は2に記載の取付部材を固定し、該取付部材に直接的に外設部材を、或いは支持材を介して間接的に外設部材を取り付けたことを特徴とする外設部材の取付構造

技術分野

0001

本発明は、新設既設を問わず建築物屋根等の外装面施工される多種の縦葺き(縦張り外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に安定に、且つサビの原因となる面状接触を生ずることなく取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、及び外設部材の取付構造に関する。

背景技術

0002

ハゼ締め式折板屋根等に太陽電池パネル緑化屋根パネル等の外設部材を取り付けることができる取付部材としては、例えば特許文献1に記載される提案(建築用取付具)がなされている。この特許文献1における取付具では、脚部2の下端に直角状折曲された座板片21が、建築用板9の頂面93に載置されるように配設されるため、安定に建築用板9に取り付けられる。

0003

一方、既存屋根上に新たに外装構造を構築する場合、既存屋根に取付具や支持材などを配して新たな基礎を構築し、その基礎に新設外装構造を設置する構造が採用され、取付具や支持材は、ボルトによる締着によって既存屋根上に組み付けられている(例えば特許文献2〜4など)。
特許文献2には、本体Aを形成する左右一対支持半体部1,1を接合具Bにて一体化した外囲体用取付具が提案されている。
特許文献3には、左右一対の掴み具22L,22Rにてハゼ部2を、ボルト23にて挟持するが、ナット24bが固着された板状体挟持材24)に、スリット24a,24aが設けられ、該スリット24a,24aに前記掴み具22L,22Rを挿入した取付金具が提案されている。

先行技術

0004

特開2013−122155号公報
特開2007−297860号公報
特開2011−127330号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、前記特許文献1の取付具では、金属同士の面状接触がなされる構造であって、外装材を形成する金属板材の変形等によっては決して安定な配設が行われないものであった。また、この面状接触により、仮に当初は金属板の表面に防錆塗装等の処理が行われていても、経年摩擦等により前記表面処理が剥がされてしまうため、サビが発生するなど、腐食の原因となっていた。さらに、面状接触を生ずることは、近接した金属板同士の間に雨水(水分)を保持し易いため、さびや腐食などが進行し易いものであった。

0006

一方、前記特許文献2には、本体Aの下方に設けられた略水平状座板部16を、外囲体Cに載置状に取り付ける構成であって、前記特許文献1と同様に面状接触させるものであった。
さらに、前記特許文献3には、ナット24bが固着された板状材が安定に固定されていないので、該ナット24bに取り付ける、太陽電池パネルPの外周フレームPfを押さえる部材(パネル上面保持板26)を固定する固定ボルト21も、安定に取り付けられるとは言えないものであった。

0007

そこで、本発明は、新設、既設を問わず建築物の屋根等の外装面に施工される多種の縦葺き(縦張り)外装構造に適用でき、外装面を構成する外装材にて形成される突状部に安定に、且つサビの原因となる面状接触を生ずることなく取り付けることができ、太陽電池モジュール等の各種外設部材を取り付けることができる取付部材、及び外設部材の取付構造を提案することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、上記に鑑み提案されたものであって、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に固定する取付部材であって、凸状部を挟んで略水平状に臨む左右一対の底面部と、該底面部の締め付け手段と、を備え、前記底面部が外装面に線接触状接地し、前記締め付け手段を締め付けることにより、前記底面部の内側端が凸状部に挟着することを特徴とする取付部材に関するものである。
なお、この本発明における「線接触状」とは、例えば硬質材料鋭利な先端が外装面に接触している状態ではなく、しかも前述の特許文献1のような広幅の面接触でもなく、細幅(=数mm以下)の面接触状とも太幅(=約1mm以上)の線接触状とも言えるものである。

0009

また、本発明は、前記取付部材において、凸状部の上方及び左右の何れか一方に配する上方部材と、該上方部材と回動自在に枢着されて凸状部の他方に配される下方部材と、該下方部材に取り付けられて前記上方部材を貫通する取付ボルトと、該取付ボルトの先端に螺合される締着ナットと、からなり、回動自在に枢着した上方部材と下方部材で凸状部を左右から挟む底面部を形成し、取付ボルトに締着ナットを取り付けて締め付け手段を形成することを特徴とする取付部材をも提案する。

0010

さらに、本発明は、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に、前記構成の取付部材を固定し、該取付部材に直接的に外設部材を、或いは支持材を介して間接的に外設部材を取り付けたことを特徴とする外設部材の取付構造をも提案するものである。

発明の効果

0011

本発明の取付部材は、外装面に載置される底面部を外装面に線接触状に接地させる。例えば、底面部から下方へ突出する接地部等を外装面に線接触状に載置させるため、仮に外装材を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。また、この線接触により、経年の摩擦等によっても外装材を形成する金属板表面の防錆塗装等の処理が剥がされることがなく、サビや腐食の原因となることがない。さらに、接地部により底面部と外装面との間に空間が形成されるため、雨水を保持することもない。

0012

また、凸状部の上方及び左右の何れか一方に配する上方部材と、該上方部材と回動自在に枢着されて凸状部の他方に配される下方部材と、該下方部材に取り付けられて前記上方部材を貫通する取付ボルトと、該取付ボルトの先端に螺合される締着ナットと、からなり、回動自在に枢着した上方部材と下方部材で凸状部を左右から挟む挟着部を形成し、取付ボルトに締着ナットを取り付けて締め付け手段を形成する場合には、この取付部材を取り付けて一体化させることで、上方部材及び下方部材を凸状部に係止させ、取付ボルトを上方部材上に起立させることができる。また、前記上方部材及び下方部材は、それぞれ簡易な形状であるため、極めて実用的価値が高い。さらに、この取付部材は、起立する取付ボルトに対して締着ボルトを締め付けることにより、一体化及び取付が実施されるので、従来の持出架台取付作業のように略水平状に配されたボルトナットを締め付ける作業を必要としないため、作業が極めて容易である。

0013

さらに、本発明の前記取付部材を用いた外設部材の取付構造は、各種の外設部材を、外装面に安定に配置させた前記取付部材に直接的に、或いは支持材を介して間接的に取り付けた構成であり、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に対し、太陽電池モジュール等を簡易な構造にて安定に取り付けることができる。

図面の簡単な説明

0014

(a)本発明の第1実施例の取付部材を示す斜視図、(b)それを屋根面に取り付けた外装構造を示す斜視図である。
(a)第1実施例の取付部材の正面図、(b)その上面図、(c)その底面図、(d)その左側面図、(e)その右側面図、(f)第1実施例の取付部材を用いた外装構造を示す正面図である。
(a)第1実施例の取付部材に取付金具及び受け金具を取り付けた状態を示す斜視図、(b)取付金具の斜視図、(c)受け金具の斜視図、(d)取付部材の斜視図である。
(a)第2実施例の取付部材の正面図、(b)その上面図、(c)その底面図、(d)その左側面図、(e)その右側面図、(f)第1実施例の取付部材を用いた外装構造を示す正面図である。
(a)第3実施例の取付部材の正面図、(b)その上面図、(c)その底面図、(d)その左側面図、(e)その右側面図、(f)第1実施例の取付部材を用いた外装構造を示す正面図である。
(a)第4実施例の取付部材の正面図、(b)その上面図、(c)その底面図、(d)その左側面図、(e)その右側面図、(f)第1実施例の取付部材を用いた外装構造を示す正面図である。
(a)第5実施例の取付部材の正面図、(b)その右側面図、(c)第6実施例の取付部材の正面図、(d)その右側面図、(e)それに用いた取付接地材の断面図、平面図、側面図、(f)第7実施例の取付部材の正面図である。
(a)別の実施例の取付部材の正面図、(b)別の実施例の取付部材の正面図、(c)(d)別の実施例の取付部材の正面図、(e)別の実施例の取付部材の正面図、(f)別の実施例の取付部材の正面図、(g)別の実施例の取付部材の正面図である。

0015

本発明の取付部材は、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に固定するものであって、凸状部を挟んで略水平状に臨む左右一対の底面部(I)と、該底面部の締め付け手段(II)と、を備え、前記底面部が外装面に線接触状に接地し、前記締め付け手段を締め付けることにより、前記底面部の内側端(挟着部)を凸状部に挟着させる構成である。

0016

前記底面部(I)は、前述のように凸状部を挟んで略水平状に臨む左右一対の横片部分を指すものであり、左右の何れか一方に配する一方部材と、その他方に配する他方部材との両方に略水平状に臨む横片部分を設け、該横片部分の内側端を挟着部とする。また、この底面部が外装面に線接触状に接地する。

0017

前記締め付け手段(II)は、前述のように前記底面部を左右から締め付けるための手段を指すものであり、前記底面部を形成する部材、即ち左右に配した部材を締め付けるものであれば、特にその構成を限定するものではない。
例えばこの締め付け手段としては、左右の部材に架け渡すように配した横向きボルトとそれを締め付けるナットからなる構成でもよいし、後述する図示実施例に示すように上方部材と下方部材とを一体化させると共に締め付ける縦向きボルトとそれを締め付けるナットからなる構成でもよい。

0018

前記底面部において外装面に線接触状に接地する部分である接地部は、前述のように前記底面部から下方へ突出する下端を指し、外装面に線接触状に載置するものである。即ちこの接地部としては、後述する図示実施例のようにアルミ押出型材等からなる硬質材料の場合には、突出片下端面断面略円弧状に形成してもよいし、弾性材料成形体からなる軟質材料の場合には、その形状を限定するものではない。
また、この接地部は、底面部から垂下状に、又は傾斜状に、或いは複数設ける突出片の下端面に限定されず、底面部自体が下方へ隆起する厚肉になっている下面(隆状面)でもよい。
なお、接地部としての突出片の下端面が、同じ断面円弧状の曲面であった場合には、細肉の突出片の下端面より太肉の突出片の下端面である方が外装面との接触面積が広くなるため載置した際の安定性が高い。
また、前記突出片の突出高さ調整ができるようにしてもよい。例えば後述する図示実施例(第5実施例)のように底面部に設けた孔に成形体を貫通させて取り付ける態様では、前記成形体として弾性材料を用いることにより突出高さを調整し、それにより外装面への座り安定性も向上でき、前述のように外装面との接触も面接触(線接触状)となる。同様にボルト材等を突出片として用いることにより、突出高さの調整に用いるようにしてもよい。

0019

さらに、この接地部は、底面部を形成する左右の横片部分の下面側に突出片や隆状部分等をそれぞれ設けられるか、長さ方向に連続するものでも、断続的に連続するものでもよく、後述する図示実施例に示すように左右の横片部分の基端近傍にそれぞれ一条(一列)ずつ設けることが好ましいが、特にそれに限定するものではなく複数条複数列)ずつ設けるようにしてもよい。例えば後述する図示実施例のように突出片を複数列設けて鋸歯状としても、先端を略円弧状に形成することにより、この構成の接地部も、外装面を傷つけることなく線接触状に載置され、仮に外装材を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。

0020

なお、この本発明における「線接触状」とは、前述のように例えば硬質材料の鋭利な先端が外装面に接触している状態ではなく、前述の特許文献1のような広幅の面接触でもなく、細幅(=数mm以下)の面接触状とも太幅(=約1mm以上)の線接触状とも言えるものであり、経年の摩擦等が生じても金属板表面の防錆塗装等の表面処理を剥がさないものである。
前述のようにこの接地部は、硬質材料の先端を断面略円弧状に形成される曲面状先端としても、軟質材料の先端としても、外装面と線接触状に載置されるので、外装面を形成する金属面板が変形していても確実に接地するものとなる。

0021

そして、本発明の取付部材は、前記底面部(I)が外装面に線接触状に接地し、前記締め付け手段(II)を締め付けることにより、前記底面部(I)の内側端を凸状部に挟着する構成である。

0022

この取付部材としては、前述のように外装面に線接触状に接地する接地部を備える底面部(I)と、締め付け手段(II)と、を備えるものであれば、特にその構成を限定するものではなく、単一部材からなるものでも複数部材からなるものでもよい。

0023

例えば後述する図示実施例では、凸状部の上方及び左右の何れか一方に配する上方部材(A)と、該上方部材と回動自在に枢着されて凸状部の他方に配される下方部材(B)と、該下方部材に取り付けられて前記上方部材を貫通する取付ボルト(C)と、該取付ボルトの先端に螺合される締着ナット(D)とからなる構成とし、回動自在に枢着した上方部材と下方部材で左右一対の底面部(I)を形成し、取付ボルトに締着ナットを取り付けて締め付け手段(II)を形成し、前記底面部を形成する横片部分の下面に接地部を形成した。

0024

そして、この取付部材では、回動自在に枢着した上方部材と下方部材で凸状部を左右から挟むように配設した状態で、取付ボルトに締着ナットを取り付けて締め付けることにより、取付部材を一体化することで、前記底面部の内側端(挟着部)を凸状部に挟着させて上方部材及び下方部材を凸状部に係止させ、取付ボルトを上方部材上に起立させることができる。

0025

(A)上方部材
前記上方部材は、前述のように凸状部の上方及び左右の何れか一方に配する部材である。詳しくは、この上方部材は、凸状部を覆う部分と、凸状部の一方側の基端に当接する部分、即ち底面部の内側端(挟着部)と、底面部(I)の一方の横片部分と、を有する構成であり、(B)下部部材との間には空間が形成され、該空間に凸状部を位置させるように配設する。底面部(I)を形成する横片部分には、下面に外装面に線接触状に接地する接地部が形成される。
また、この上方部材は、前述のように(B)下方部材とは回動自在に枢着されている構成である。詳しくは、上方部材か下方部材の何れかに凸状の枢支部が設けられ、他方には凹状の枢支受部が設けられて回動自在に枢着(嵌合)されている構成である。
さらに、この上方部材は、前述のように(C)取付ボルトが貫通するものであって、取付ボルトが貫通するための孔を備える構成である。この貫通孔が取付ボルトの径と略同一の場合には、貫通孔に対して対して取付ボルトが正対する方向しか許容されないため、上方部材と下方部材との回動も制御されてしまう。したがって、横長に貫通孔を形成することが望ましい。
なお、この上方部材は、頂部に支持面が形成されていることが望ましく、この支持面に外設部材や太陽電池パネルを安定に支持させることができる。

0026

(B)下方部材
前記下方部材は、前述のように凸状部の左右の他方に配する部材であり、一方に配する上方部材と同様に凸状部の他方側の基端に当接する部分、即ち底面部の内側端(挟着部)と、底面部(I)の他方の横片部分を有する構成である。底面部(I)を形成する横片部分には、下面に外装面に線接触状に接地する接地部が形成される。
また、この下方部材には、前述のように(C)取付ボルトが取り付けられるが、例えば通孔を形成して裏面側から取付ボルトを突出させてもよいし、取付ボルトの頭部を配する溝状又は凹状の収容部を設けるようにしてもよく、この場合には容易に且つ安定に取付ボルトを下方部材に配設することができ、凸状部への取付作業においても取付ボルトが下方部材から脱離する事故を防ぐことができる。

0027

(C)取付ボルト
この取付ボルトは、この取付部材における「取付部」を形成するものである。前述のように(B)下方部材に取り付けられ、(A)上方部材を貫通するものであるから、上方部材と下方部材との連結部材としても作用する。この取付ボルト自体は、通常の六角ボルト等が利用される。

0028

(D)締着ナット
この締着ナットは、上方から前記(C)取付ボルトに締め付けることにより、(A)上方部材と(B)下方部材を一体的に固定すると共に、各部材に設けた挟着部を凸状部の基端の左右に配置させるので、上方部材及び下方部材を凸状部に係止させ、取付ボルトを上方部材上に起立させる作用を果たす。この締着ナット自体は、通常の六角ナット等が利用される。したがって、前記(C)取付ボルトとこの(D)締着ナットとで締め付け手段(II)が形成される。

0029

これらの取付部材を構成する(A)〜(D)の部材のうち、回動自在に枢着されている(A)上方部材及び(B)下方部材は、特にその形状を限定するものではないが、前述のように凸状部を位置させる空間を形成するものであって、後述する図示実施例のように断面略筺状に形成されることが望ましい。
断面を略筺状に形成するためには、例えば一方を右、他方を左とすると、回動軸(枢支部及び枢支受部)は上面左端に位置させ、上方部材は上面と右側面と底面右側を形成し、下方部材は左側面と底面左側を形成すればよい。なお、このような構成は、後述する図示実施例の第1実施例に相当する最も簡易な構成を示したものであり、前述の構成並びに作用、効果を損なわない限り、どのような構成を採用してもよい。

0030

本発明の取付部材の取り付け対象である凸状部は、外装面を構成する外装材にて形成されるものであって、山状部分と谷状部分とが連続する構成の外装面であれば、山状部分を指し、新築でも既設でもよい。また、後述する図示実施例に示すように山状部分である突状部の頂部に、外装材の側縁を略垂直状に立ち上げカシメて凸部を形成したものでも、その外側にキャップ状のカバー材を配したものでも、一方の側縁に他方の側縁を重合させて形成したものでもよく、特にその構成を限定するものではない。

0031

また、本発明は、前記構成の取付部材を用いた外設部材の取付構造をも提案するものであり、外装面を構成する外装材にて形成される凸状部に、前記構成の取付部材を固定し、該取付部材に直接的に外設部材を、或いは支持材を介して間接的に外設部材を取り付けたものである。

0032

前記外設部材としては、太陽電池パネルや緑化パネル(構造)、或いは新設の屋根材(構造)等の屋根面の大きな面積を占めるものであっても、雪止め金具避雷針アンテナ等の部分的に設けるものであってもよい。また、太陽電池パネルにおいても、太陽電池モジュールの周縁フレーム材を配したものも、太陽電池を外装材に一体的に設けたものであってもよくその構成は特に問わない。

0033

外設部材を支持する支持材としては、前記取付部材の取付ボルトに直接的に取り付けてもよいし、補助部材を介して間接的に取り付けてもよい。
この支持材は、特にその形状や構成等を限定するものではないが、桁行き方向に連続する逆U字状長尺材横桟材)又は定尺材でもよいし、流れ方向に連続する長尺材(縦桟材)又は定尺材でもよい。

0034

図1(a)及び図2(a)〜(e)に示す本発明の取付部材1の第1実施例は、凸状部51の上方及び左右の何れか一方(=右方)に配する上方部材2と、該上方部材2と回動自在に枢着されて凸状部51の他方(=左方)に配される下方部材3と、該下方部材3に取り付けられて前記上方部材2を貫通する取付ボルト1Bと取付ボルト1Bと締着ナット1Cと、該取付ボルト1Bの先端に螺合される締着ナット1Cとからなる。これらの取付ボルト1Bと締着ナット1Cとが締め付け手段を構成する。
また、前記上方部材2と前記下方部材3とは、組み合わせ状態が断面略筺状になるように形成され、凸状部51を挟んで略水平状に臨む左右一対の横片部分である底面部23,32を有し、内部に空間10が形成される。
さらに、前記底面部23,32の下面には、下方へ突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部231,321がそれぞれ長さ方向に連続するように設けられている。

0035

前記上方部材2は、前述のように凸状部51の上方及び右方に配する部材であり、図示するように凸状部51を囲う筺状部分の上面に相当する横片21と、右側面に相当する縦片22と、底面右側に相当する横片である底面部23とを形成する略つ字状のアルミ押出材である。前記横片21には、取付ボルト1Bが貫通する横長の孔211が設けられている。そして、下方部材3と回動自在に枢着するための軸部15を形成する凹状の枢支受部24は、上面左端(横片21の左端)に位置し、凸状部51に当接する底面部23の内側端(先端)が挟着部25である。
なお、この上方部材2には、前記横片21の一方(図面右方)に略水平状に延在する取付横片26と、その略中央を傾斜状に折り上げた取付傾斜片27が設けられている。前記取付横片26は、先端261が係止突部であって、前端付近及び後端付近にそれぞれ孔262が設けられている。また、前記取付傾斜片27は、中央上端切り欠かれた板状であって、該切り欠かれ部分を切欠部271とする。

0036

前記下方部材3は、前述のように凸状部51の左方に配する部材であり、図示するように左側面に相当する縦片31と、底面左側に相当する横片である底面部32とを形成する略L字状のアルミ押出材である。そして、取付ボルト1Bの頭部が嵌着される凹状の収容部33が略中央、即ち前記上面(横片21)の裏面側に形成され、上方部材2と回動自在に枢着するための軸部15を形成する凸状の枢支部34は、左側面上端(縦片31の上端)に位置し、凸状部51に当接する底面部32の内側端(先端)が挟着部35である。

0037

前記取付ボルト1Bは、図示するように下端に頭部16が位置し、上方に雄ネジ部分17が位置する六角ボルトである。
また、前記締着ナット1Cは、六角ナットである。

0038

そして、これらの部材を図示ずるように一体的に組み合わせるのであるが、上方部材2と下方部材3とは回転自在に枢着されて軸部15を形成し、下方部材3の収容部33にその頭部16を取り付けられた取付ボルト1Bの雄ネジ部分17の先端は、上方部材2に設けた孔211を貫通して上方に突出するように組み合わせる。
なお、締着ナット1Cは、それを締め付ける作業まで取り外した状態としておくようにしてもよいし、取付ボルト1Bの雄ネジ部分17の先端に緩く取り付けておくようにしてもよい。

0039

なお、図1(b)及び図2(f)に示した外装面(外装材)5上に形成される凸状部51は、山状部分と谷状部分とが連続する構成の外装面5において、山状部分の頂部に形成されたものであり、図示しないタイトフレーム上に固定された吊子(図示せず)の起立片に、左右の外装材5,5の側縁部52,52の端部を略垂直状に立ち上げて重合状に沿わせ、カシメて形成したものである。

0040

そして、図1(b)及び図2(f)の外装構造を施工するには、以下の第1〜第3の工程を実施すればよい。
まず、第1の工程として、上方部材2と下方部材3と取付ボルト1Bとを予め緩く一体的に組み合わせた状態で、上方部材2と下方部材3で形成される空間10に位置させるように凸状部51に配置する。
上方部材2及び下方部材3は、回動自在に枢着されているので、上方部材2を凸状部51の右側に配設し、底面部23の内側端である挟着部25を凸状部51の立ち上がり基部に沿わせ、下方部材3を凸状部51の左側に配設し、底面部32の内側端である挟着部35を凸状部51の立ち上がり基部に沿わせ、左右から挟むように配設する。

0041

次に、第2の工程として、前記取付ボルト1Bに締着ナット1Cを取り付けて上方から工具等で締め付ける。この締め付けにより、取付ボルト1Bを引っ張り上げる作用が働き、上方部材2と下方部材3とが一体的に固定する。この状態では、左右一対の底面部23,32が凸状部51の立ち上がり基部を右左から挟む状態となり、該底面部23,32の内側端である挟着部25,35が挟着する状態となるため、上方部材2及び下方部材3が凸状部51に係止状に取り付けられ、取付ボルト1Bが上方部材2上に起立し、前記底面部23,32から下方へ突出する接地部231,321が外装面5に線接触状に載置されるように取り付けられる。

0042

その後、第3の工程として、固定した取付部材1の取付ボルト1Bの雄ネジ部分17の先端に、直接的に外設部材を、或いは支持材を介して間接的に外設部材を取り付け、固定した取付ボルト1Bにナットを取り付けて固定すればよい。
このように第3の工程では、取付ボルト1Bの先端に、直接的に或いは間接的に太陽電池パネル等の外設部材を取り付けて固定すればよい。

0043

このように施工される本発明の取付部材1は、外装面5に載置される底面部23,32に外装面に線接触状に接地する接地部231,321が断面略円弧状に形成されているので、外装面5との接触が細幅(=数mm以下)の面接触状とも太幅(=約1mm以上)の線接触状とも言える線接触状となるため、仮に外装面(外装材)5を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。また、接地部231,321により、底面部23,32の横片部分と外装面5とは面接触することがないため、経年の摩擦等によっても外装材5を形成する金属板表面の防錆塗装等の処理が剥がされることがなく、サビや腐食の原因となることがない。なお、底面部23,32の横片部分と外装面5との間に形成される空間4は、雨水(水分)を保持するものではないため、サビ等の原因とならない。

0044

また、この第1実施例では、凸状部51の上方及び右方に配する上方部材2と、該上方部材2と回動自在に枢着されて凸状部51の左方に配される下方部材3と、該下方部材3に取り付けられて前記上方部材2を貫通する取付ボルト1Cと、該取付ボルト1Cの先端に螺合される締着ナット1Bと、からなり、回動自在に枢着した上方部材2と下方部材3で凸状部51を左右から挟む挟着部231,321を形成し、取付ボルト1Cに締着ナット1Bを取り付けて締め付け手段を形成したので、この取付部材1を取り付けて一体化させることで、上方部材2及び下方部材3を凸状部51に係止させ、取付ボルト1Bを上方部材2上に起立させることができる。

0045

また、前述のように前記上方部材2には、略水平状の取付横片26と傾斜状の取付傾斜片27とを設けたので、図3(b)に示す取付金具6A、図3(c)に示す受け金具6Bを容易に取り付けることができ、図3(a)に示すように太陽電池パネル7のケーブル(図示せず)を収容する金具(図示せず)を受けるようにすることができる。

0046

前記取付金具6Aは、前記切欠部271の横幅とほぼ等しくやや狭い短冊状の金属材等を折曲成形して作成される部材である。そして、断面7字状に形成される上方部分61の下方には、下方外側へ延在して略垂下状に下方へ延在する下方部分62が設けられ、その下端を内側へ折曲すると共に先端を断面円弧状に形成した横片部分63とが設けられている。また、前記上方部分61には下方が開放する嵌合溝611と内側上方へ突出する突起612とが設けられる。なお、内側、外側とは、取り付ける取付部材1に向かう方向を内側とし、その逆を外側とした。
また、前記受け金具6Bは、前端及び後端が下方へ折曲された断面逆皿状の短冊材等を折曲して作成される部材であって、前記取付金具6Aより広幅に形成される。そして、左右方向に略水平状に形成される中央部65の内側及び外側を上方へ折り曲げ、内側の折り曲げ部分を抱持部66とした。これらの中央部65や抱持部66には、それぞれ円状(651,661)、細孔(652,662)が形成されている。

0047

そして、前記取付部材1に前記取付金具6Aを取り付けるには、前記取付傾斜片27に設けた切欠部271に、前記取付金具6Aの嵌合溝611を上方から掛けるように嵌合させ、突起612の下端を取付横片26の係止突部261に嵌まり込むように係合(嵌合)させる。即ち嵌合溝611を上顎とすると、突起612が下顎となり、上下から取付傾斜片27を噛むように取り付けることができる。なお、この状態で取付金具6Aには自重やそれに作用する正荷重により、外側への傾倒は防止されるが、嵌合溝611に遊び(深さの余裕)を設けているため、取付金具6Aを上方へ持ち上げることにより、突起612を外してこの取付金具6Aを容易に取り外すことができる。

0048

次に、前記取付金具6Aに対し、前記受け金具6Bを固定するが、この作業は取付金具6Aの取付以前に行っても、後から行うようにしてもよい。
前述のように前記受け金具6Bは、断面逆皿状に形成されているため、前記取付金具6Aの縦片62に対し、抱持部66が包持するように沿わせ、側方からボルト6c及びナット6dを取り付けて一体化すればよい。なお、ボルト6cは抱持部66に設けた円孔661を挿通させて取り付ける。

0049

図4(a)〜(e)に示す本発明の第2実施例の取付部材12は、左右一対の横片部分である底面部23,32の下面に、下方へ長く突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部232,322が設けられている上方部材22、下方部材32からなる以外は、前記第1実施例と全く同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
即ちこの第2実施例では、底面部23,32の下面の接地部232,322を足長に形成しているが、図4(f)に示すようにその凸状部512が首長に形成される外装面(外装材)52に好適に適応するものであり、底面部23,32と外装面52との間に前記第1実施例における空間4よりも大きな空間42を形成するものである。

0050

図5(a)〜(e)に示す本発明の第3実施例の取付部材13は、上方部材23に設けられる取付横片26及び取付傾斜片27に代えて下向き傾斜片28及び上向き傾斜片29を設けた構成である以外は、前記第1実施例と全く同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
即ちこの第3実施例では、図5(f)に示す外装構造には記載していないが、下向き傾斜片28に設けた孔281を太陽電池パネル7のケーブル等を取り付ける箇所として用いてもよいし、上向き傾斜片29自体を取付箇所として用いてもよい。

0051

図6(a)〜(e)に示す本発明の第4実施例の取付部材14は、底面部23,32の下面から下方へ突出し、先端が断面略円弧状に形成されている接地部234,324を中央寄りに形成している以外は、前記第1実施例と全く同様であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
即ちこの第4実施例では、図6(f)に示す外装構造でも前記底面部12,32が外装面に線接触状に載置される点では同様であり、底面部23,32と外装面54との間に前記第1実施例における空間4よりも小さな空間44を形成するものである。

0052

図7(a)、(b)に示す本発明の第5実施例の取付部材15は、その上方部材23及び下方部材35に設けた左右一対の底面部235,325にそれぞれ取付用の円孔を2箇所に設け、該円孔にそれぞれピン取付材6Aを取り付け、その下端を底面部235,325の下面から突出させて接地部61としている。
この第5実施例に用いられたピン状取付材6Aは弾性成形体からなり、上端及び下端(接地部61)が前記円孔より太径に形成され、弾性に抗して圧縮させて押し込むように取り付けることにより安定に取り付けられ、弾性成形体からなるため、金属板表面の防錆塗装等の処理が剥がされることがなく、サビや腐食の原因となることがない。また、合計4箇所に形成される接地部61の形状は略円柱状ではあるが、弾性を有するため、突出高さを調整して外装面への座り安定性を向上でき、前記第1〜第4実施例と同様に外装面と線接触状に載置され、仮に外装材を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。

0053

図7(c)〜(e)に示す本発明の第6実施例の取付部材16は、その上方部材26及び下方部材36に設けた左右一対の底面部236,326にそれぞれベルト状取付材6Bを取り付け、片面3箇所に設けた断面略円弧状の下方へ凸状となる部分を接地部62としている。
この第6実施例に用いられたベルト状取付材6Bも前記ピン状取付材6Aと同様に弾性成形体からなり、それぞれ底面部236,326の周囲を覆うように取り付けられ、上面側にも下面側にもそれぞれ3箇所に凸状部分が設けられ、下端の凸状部分が接地部62となる。この接地部62は、弾性成形体からなるため、金属板表面の防錆塗装等の処理が剥がされることがなく、サビや腐食の原因となることがない。また、合計6箇所に形成される接地部62は弾性を有するため、前記第1〜第5実施例と同様に外装面と線接触状に載置され、仮に外装材を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。

0054

図7(f)に示す本発明の第7実施例の取付部材17は、その上方部材27及び下方部材37に設けた左右一対の底面部237,327には、下方へ突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部237,327がそれぞれ長さ方向に連続状に設けられているが、前記第1実施例における接地部231,321に比べてそれぞれ太肉に形成されている。
そのため、この第7実施例の方が、突出片が細い前記第1実施例に比べて外装面に載置する際の座り安定性が高い。

0055

図8(a)に示す取付部材1aは、その上方部材2a及び下方部材3aに設けた左右一対の底面部23a,32aに、それぞれ外側下方(斜め方向)へ突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部23a,32aが長さ方向に連続状に設けられている。
そのため、この実施例の方が、突出片が略垂直状に形成される第1実施例に比べて外装面に載置する際の座り安定性が高い。

0056

図8(b)に示す取付部材1bは、その上方部材2b及び下方部材3bに設けた左右一対の底面部23b,32bのそれぞれ2箇所に垂下状に下方へ突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部23b,32bが長さ方向に連続状に設けられている。
そのため、この実施例の方が、接地部23b,32bから1箇所ずつ突出片が形成される第1実施例に比べて外装面に載置する際の座り安定性が高い。

0057

図8(c)に示す取付部材1cは、その上方部材2cび下方部材3cに設けた左右一対の底面部23c,32cが、それぞれ外方に向かって緩く厚肉となる形状であって、突出片は設けられないが、最も厚肉の部分付近を接地部23c,32cとしている。
図8(d)に示す取付部材1dも、その上方部材2d及び下方部材3dに設けた左右一対の底面部23d,32dが、それぞれ外方に向かって緩く厚肉となる形状であって、突出片は設けられないが、最も厚肉の部分付近の下面側に先端が断面略円弧状に形成される接地部23d,32dが長さ方向に連続状に設けられている。
図8(e)に示す取付部材1eは、その上方部材2e及び下方部材3eの側面部分及び下面部分が曲面状の造形体であって、突出片は設けられないが、左右一対の底面部23e,32eが、それぞれ外方に向かって急激に厚肉となる形状であり、最も厚肉の最外側付近を接地部23e,32eとしている。
図8(f)に示す取付部材1fは、その上方部材2f及び下方部材3fに設けた左右一対の底面部23f,32fに、それぞれ下方へ瘤状に突出し、突出片は設けられないが、先端(下端面)が断面略円弧状に形成される接地部23f,32fが長さ方向に連続状に設けられている。
そのため、これらの実施例の方が、突出片が形成される第1実施例に比べて外装面に載置する際の座り安定性が高い。

実施例

0058

図8(g)に示す取付部材1gは、その上方部材2f及び下方部材3fに設けた左右一対の底面部23g,32gに、それぞれ下方へ略鋸歯状に突出し、先端が断面略円弧状に形成される接地部23g,32gが長さ方向に連続状に設けられている。この略鋸歯状の下端に設けられる接地部23g,32gも先端(下端)を略円弧状に形成しているので、外装面を傷つけることなく、安定に線接触状に載置される。
そして、これらの接地部23a〜23f,32a〜fも、前記第1〜第7実施例と同様に外装面に線接触状に載置され、仮に外装材を形成する金属板材の変形等が生じても確実且つ安定な配設が行われるものとなる。

0059

1取付部材
10 空間
15 軸部
16 頭部
17雄ネジ部分
1B取付ボルト
1C締着ナット
2上方部材
23 底面部
231接地部
24枢支受部
25挟着部
3下方部材
32 底面部
321 接地部
33 収容部
34 枢支部
35 挟着部
5外装面(外装材)
51 凸状部
52側縁部

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