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技術 ヘルメット

出願人 株式会社谷沢製作所
発明者 高橋昌尚馬島淳崔成根
出願日 2015年10月7日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2015-199641
公開日 2016年5月12日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 2016-075021
状態 未査定
技術分野 ヘルメット、外
主要キーワード 両帯状部材 湾曲形 頭形状 安全帽 連結力 延設片 衝撃吸収力 連結環
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

高い通気性放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を有するヘルメットを提供する。

解決手段

ハンモック2の脚部を頭頂部から下方に延びる4つの脚部を一対の前方脚部6a,6bおよび一対の後方脚部7a,7bとし、一対の前方脚部6a,6bを頭頂部側から連結部8に円弧状に延びる全体アーチ型に形成すると共に、一対の後方脚部7a,7bを頭頂部側から連結部8に円弧状に延びる全体アーチ型に形成することで、かかる前方および後方のアーチ型の形状が着用者転倒墜落時に受ける頭頂部側以外の方向から受ける衝撃力を十分に吸収する。

概要

背景

ヘルメットは、硬質帽体と、帽体に取り付けられる着装体とを備えている。着装体は、人頭に接するハンモックヘッドバンド、環紐類等によって構成される。

従来のハンモックは、頭頂部から放射状に延出する複数の脚部を備え、各脚部の下端部は、帽体の下縁内面着脱自在に連結されている。また、日本工業規格で規定される産業用安全帽では、帽体とハンモックの間には、通常、衝撃吸収ライナが装着されている(例えば、特許文献1参照)。

衝撃吸収ライナは、帽体に衝撃のエネルギーが加わったときに、人頭に伝わる衝撃の運動エネルギーを吸収するために帽体内部に挿入する着装体以外の部品である。衝撃吸収ライナは、発泡スチロール等により形成されており、帽体の内面の殆どの範囲を覆っている。これにより、着用者転倒転落による墜落時に前頭部後頭部との何れの側から衝撃を受けても、そのときの衝撃力を衝撃吸収ライナが適切に吸収して人頭を保護することができるようになっている。

概要

高い通気性放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を有するヘルメットを提供する。ハンモック2の脚部を頭頂部から下方に延びる4つの脚部を一対の前方脚部6a,6bおよび一対の後方脚部7a,7bとし、一対の前方脚部6a,6bを頭頂部側から連結部8に円弧状に延びる全体アーチ型に形成すると共に、一対の後方脚部7a,7bを頭頂部側から連結部8に円弧状に延びる全体アーチ型に形成することで、かかる前方および後方のアーチ型の形状が着用者の転倒や墜落時に受ける頭頂部側以外の方向から受ける衝撃力を十分に吸収する。

目的

本発明は、高い通気性や放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を有するヘルメットを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

硬質帽体と、該帽体の内側に設けられて人頭に接するハンモック及びヘッドバンドからなる着装体とを備えるヘルメットにおいて、前記ハンモックは、互いに間隔を存して頭頂部側から下方に延びる4つの帯状の脚部と、前記脚部の下端に、前記帽体に着脱自在に連結する連結部とを備え、前記脚部は、前頭部側に位置する一対の前方脚部と後頭部側に位置する一対の後方脚部とを有し、該一対の前方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体としてアーチ型に形成されると共に、該一対の後方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体としてアーチ型に形成されることを特徴とするヘルメット。

請求項2

請求項1記載のヘルメットにおいて、前記脚部は、前記一対の前方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体として半円形状に形成されると共に、前記一対の後方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体として半円形状に形成されることを特徴とするヘルメット。

請求項3

請求項1または2記載のヘルメットにおいて、前記各脚部間に、互いに隣り合う脚部同士を繋いで周方向に延びる帯状の桁部と、前記桁部の前方と後方とを繋ぎ、前記一対の後方脚部と前記一対の前方脚部とに接続された懸架部とを備えることを特徴とするヘルメット。

請求項4

請求項3に記載のヘルメットにおいて、前記桁部に、前記脚部の撓みや伸びに応じて前記帽体の内面に当接することにより前記桁部と前記帽体との間の空隙を保持する空隙保持部を設けたことを特徴とするヘルメット。

請求項5

請求項4記載のヘルメットにおいて、前記空隙保持部は、前記桁部の周方向に沿って互いに間隔を存して配設された複数の板状部によって構成されており、各板状部は、互いに板面を対向させて両板面間の間隔部分通気自在とされていることを特徴とするヘルメット。

技術分野

0001

本発明は、硬質帽体と、該帽体の内側に設けられて人頭に接するハンモック及びヘッドバンドからなる着装体とを備えるヘルメットに関する。

背景技術

0002

ヘルメットは、硬質の帽体と、帽体に取り付けられる着装体とを備えている。着装体は、人頭に接するハンモック、ヘッドバンド、環紐類等によって構成される。

0003

従来のハンモックは、頭頂部から放射状に延出する複数の脚部を備え、各脚部の下端部は、帽体の下縁内面着脱自在に連結されている。また、日本工業規格で規定される産業用安全帽では、帽体とハンモックの間には、通常、衝撃吸収ライナが装着されている(例えば、特許文献1参照)。

0004

衝撃吸収ライナは、帽体に衝撃のエネルギーが加わったときに、人頭に伝わる衝撃の運動エネルギーを吸収するために帽体内部に挿入する着装体以外の部品である。衝撃吸収ライナは、発泡スチロール等により形成されており、帽体の内面の殆どの範囲を覆っている。これにより、着用者転倒転落による墜落時に前頭部後頭部との何れの側から衝撃を受けても、そのときの衝撃力を衝撃吸収ライナが適切に吸収して人頭を保護することができるようになっている。

先行技術

0005

特開平8−311713号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、帽体と着装体との間に衝撃吸収ライナが設けられていると、帽体と人頭との間の空隙が僅かとなることから、帽体内部の通気性が悪く、衝撃吸収ライナにより放熱阻害される。このため、帽体内部に熱こもりや蒸れが生じて着用時の快適性が損なわれる不都合がある。

0007

そこで、通気性や放熱性を確保するために、帽体の内面から衝撃吸収ライナを取り除くことが考えられる。しかし、単に、衝撃吸収ライナを取り除いた場合、帽体直上位置からの落下物等の衝突時には、ハンモックによる衝撃力の緩和が得られるものの、着用者の転倒や墜落時に受ける頭頂部側以外の方向から受ける衝撃力は殆ど吸収することができない。

0008

上記の点に鑑み、本発明は、高い通気性や放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を有するヘルメットを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

第1発明のヘルメットは、硬質の帽体と、該帽体の内側に設けられて人頭に接するハンモック及びヘッドバンドからなる着装体とを備えるヘルメットにおいて、
前記ハンモックは、
互いに間隔を存して頭頂部側から下方に延びる4つの帯状の脚部と、
前記脚部の下端に、前記帽体に着脱自在に連結する連結部と
を備え、
前記脚部は、前頭部側に位置する一対の前方脚部と後頭部側に位置する一対の後方脚部とを有し、該一対の前方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体としてアーチ型に形成されると共に、該一対の後方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体としてアーチ型に形成されることを特徴とする。

0010

第1発明のヘルメットによれば、本発明者らの鋭意の試験・研究によれば、ハンモックの脚部を頭頂部から下方に延びる4つの脚部を一対の前方脚部および一対の後方脚部とし、一対の前方脚部を頭頂部側から連結部に円弧状に延びる全体アーチ型に形成すると共に、一対の後方脚部を頭頂部側から連結部に円弧状に延びる全体アーチ型に形成することで、かかる前方および後方のアーチ型の形状が着用者の転倒や墜落時に受ける頭頂部側以外の方向から受ける衝撃力を十分に吸収することができる。

0011

このように、第1発明のヘルメットによれば、衝撃吸収ライナを除いて高い通気性や放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を得ることができる。

0012

第2発明のヘルメットは、第1発明において、
前記脚部は、前記一対の前方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体として半円形状に形成されると共に、前記一対の後方脚部が頭頂部側から前記連結部に円弧状に延びて全体として半円形状に形成されることを特徴とする。

0013

第2発明のヘルメットによれば、一対の前方脚部をアーチ型として半円形状に形成すると共に、一対の後方脚部をアーチ型として半円形状に形成することで、かかる前方および後方の半円形状が着用者の転倒や墜落時に受ける頭頂部側以外の方向の衝撃吸収力を高めることができる。

0014

このように、第2発明のヘルメットによれば、衝撃吸収ライナを除いて高い通気性や放熱性を得ながら、高い衝撃吸収能力を得ることができる。

0015

第3発明のヘルメットは、第1または第2発明において、
前記各脚部間に、互いに隣り合う脚部同士を繋いで周方向に延びる帯状の桁部と、
前記桁部の前方と後方とを繋ぎ、前記一対の後方脚部と前記一対の前方脚部とに接続された懸架部とを
備えることを特徴とする。

0016

第3発明のヘルメットによれば、各脚部間を環状に繋いた帯状の桁部を設けると共に、桁部の前方と後方とを繋ぎ、一対の後方脚部と前記一対の前方脚部とに接続された懸架部を設けることで、桁部および懸架部により帽体に加わった衝撃を分散して吸収することができ、前方および後方のアーチ型(半円形状)の脚部による衝撃吸収能力をさらに高めることができる。

0017

このように、第3発明のヘルメットによれば、衝撃吸収ライナを除いて高い通気性や放熱性を得ながら、より高い衝撃吸収能力を得ることができる。

0018

第4発明のヘルメットは、第3発明のいずれかにおいて、
前記桁部に、前記脚部の撓みや伸びに応じて前記帽体の内面に当接することにより前記桁部と前記帽体との間の空隙を保持する空隙保持部を設けたことを特徴とする。

0019

第4発明のヘルメットによれば、万一、帽体が衝撃を受けたことに伴って帽体内部で脚部が撓み、ハンモックの位置が偏って帽体内面に接近しても、空隙保持部が帽体内面とハンモックとの間に確実に空隙を形成して帽体内面にハンモックが接することが防止される。

0020

このように、第4発明のヘルメットによれば、衝撃吸収ライナを除いて高い通気性や放熱性を得ながら、帽体内面にハンモックが接したために人頭に直接的に衝撃が伝達されるという事態が防止でき、衝撃に対する人頭の保護性能を向上させることができる。しかも、脚部の過剰な変形も抑えられるので、ハンモックの耐久性も向上させることができる。

0021

第5発明のヘルメットは、第4発明において、
前記空隙保持部は、前記桁部の周方向に沿って互いに間隔を存して配設された複数の板状部によって構成されており、
各板状部は、互いに板面を対向させて両板面間の間隔部分通気自在とされていることを特徴とする。

0022

第5発明のヘルメットによれば、空隙保持部によって通気性を確保することにより、帽体内部の熱気や蒸れを抑えることができ、着用時の高い快適性を維持することができる。

0023

このように、第5発明のヘルメットによれば、衝撃吸収ライナを除いて高い通気性や放熱性を得ながら、十分な衝撃吸収能力を得ることを具体的に実現することができる。

図面の簡単な説明

0024

本発明の実施形態のヘルメットを示す斜視図。
図1のハンモックの平面図。
図1の着装体の背面図。
他の実施形態のハンモックの斜視図。
図4のハンモックの平面図。

実施例

0025

本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。

0026

図1において、本実施形態のヘルメットは、着装体が硬質の帽体1に取り付けられる。図1において、2は本発明の実施形態のハンモック、3はヘッドバンド、4は耳紐(環紐類)、5は顎紐である。

0027

ハンモック2は、図1及び図2に示すように、人頭形状に略対応する形状とされており、4つの脚部(一対の前方脚部6a,6b、及び、一対の後方脚部7a,7b)を備えている。各脚部6a,6b,7a,7bは、上下方向に延びる帯状に形成され、その下端には図示しない帽体に着脱自在に連結するための連結部8が設けられている。

0028

前頭部側に位置する一対の前方脚部6a,6bは、頭頂部側から連結部8に円弧状に延びて全体として半円形状に形成されると共に、一対の後方脚部7a,7bは、頭頂部側から連結部8に円弧状に延びて全体として半円形状に形成される。

0029

このように、一対の前方脚部6a,6bおよび後方脚部7a,7bを半円形状とすることで、側面方向の衝撃吸収能力が発揮され、着用者の転倒や墜落時に受ける頭頂部側以外の方向から受ける衝撃力を十分に吸収することができる。

0030

ここで、各脚部6a,6b,7a,7bには、ハンモック2の周方向の両側縁に沿って外側に突出する第1凸条9が形成されている。第1凸条9は、各脚部6a,6b,7a,7bの下端まで延びている。

0031

各脚部6a,6b,7a,7bの下端には連結部8が設けられており、各脚部6a,6b,7a,7bが変形するとその影響により連結部8の帽体への連結力が弱められるおそれがあるが、本実施形態では、第1凸条9が各脚部6a,6b,7a,7bの下端まで延びているため、各脚部6a,6b,7a,7bの下端部の変形が抑制され、連結部8による帽体への強固な連結状態を維持することができる。

0032

しかも、第1凸条9は、各脚部6a,6b,7a,7bの両側に沿って一対設けられているので、各脚部6a,6b,7a,7bの不用意じれ変形も防止することができる。

0033

各脚部6a,6b,7a,7bは、横方向に延びる帯状の第1桁部10により互いに隣り合うもの同士が一体に繋げられた状態となっている。第1桁部10は、ハンモック2の周方向に環状の線上に沿って設けられており、見かけ上は環状に形成されている。第1桁部10は、各脚部6a,6b,7a,7b間の間隔の過剰な広がりを抑制している。これにより、ハンモック2の人頭への装着状態を安定させることができる。また、第1桁部10を環状に設けることで、第1桁部10に偏った外力が付与されても、その外力は各脚部6a,6b,7a,7bに均等に分散される。

0034

第1桁部10には、その下縁に沿って外側に突出する第2凸条11が形成されている。第2凸条11は、第1桁部10の上縁側の柔軟な変形を阻害することなく第1桁部10の強度を向上させる。

0035

後方脚部7a,7bの間には帯状の第2桁部12が設けられている。第2桁部12は、第1桁部10の下方位置で横方向に延び、後方脚部7a,7bを繋ぐようにして両端の夫々が各後方脚部7a,7bに一体に連設されると共に、後述する一対の懸架部18,18から延設された一対の支持アーム18b,18bにより支持される。

0036

第2桁部12は、図2に示すように、人頭外周に略対応する形状に湾曲する第1湾曲部13と、第1湾曲部13の両端に連続して第1湾曲部13と反対方向に湾曲する一対の第2湾曲部14とを備えている。

0037

第2桁部12は、両第2湾曲部14の湾曲により、第1湾曲部13をハンモック2の内側に位置させている。これにより、第1湾曲部13と帽体内面との間に比較的広い空隙を形成することができる。第1湾曲部13は、ハンモック2の内側に位置しているが、人頭外周に略対応する形状に湾曲しているので、第1湾曲部13が人頭に接したとき、着用者にとって違和感が少ない。

0038

また、前述した通り、各脚部6a,6b,7a,7bは第1凸条9によって変形が抑えられている。このことから、後方脚部7a,7bと一体の第2桁部12の変形も抑えられ、第1湾曲部13と第2湾曲部14とによる第2桁部12の湾曲形状が確実に維持される。

0039

ハンモック2は、図1及び図2に示すように、ヘッドバンド3の前端部を係止してヘッドバンド3を支持する第1ヘッドバンド係止部15と、ヘッドバンド3の中間部上縁から延びる延設片16を係止してヘッドバンド3を支持する第2ヘッドバンド係止部17とを備えている。

0040

さらに、ハンモック2は、第1桁部10の前方と後方とを繋ぎ、一対の前方脚部6a,6bと一対の後方脚部7a,7bとに接続された一対の懸架部18,18を備える。かかる一対の懸架部18,18により、第1桁部10と共に帽体1に加わった衝撃を分散して吸収することができ、前方および後方の半円形状の脚部6a,6b,7a,7bによる衝撃吸収能力をさらに高めることができる。

0041

図1に示すように、第1ヘッドバンド係止部15は、横長の板状に形成され、前方脚部6a,6bの間を繋いでいる第1桁部10から、一対の懸架部18,18から延設されて下方に延びる一対の支持アーム18a,18aに支持されている。

0042

第2ヘッドバンド係止部17は、前方脚部6a,6bとその夫々に隣り合う側の後方脚部7a,7bとの間を繋いでいる第1桁部10に設けられている。第2ヘッドバンド係止部17は、延設片16を上下方向に段階的に移動自在に支持しており、これによって、着用者に合わせてヘッドバンド3の高さ位置を調節できるようになっている。

0043

ヘッドバンド3は、前端部が第1ヘッドバンド係止部15に係止される一対の帯状部材3a,3bによって構成されている。図1及び図2に示すように、両帯状部材3a,3bの後端部には、着用者に合わせてヘッドバンド3の周長を調節する周長調節手段19が設けられている。

0044

周長調節手段19は、下方に延びる一対の引っ張り片19aを下方に引っ張ることで、ヘッドバンド3の周長を短縮させる。両引っ張り片19aは、摺動部19bを介して耳紐4に摺動自在に接続されており、両引っ張り片19aを下方に引っ張ったときには、摺動部19bの摺動によって両引っ張り片19aが耳紐4に沿って案内される。

0045

図1に示すように、耳紐4は、左右で一対設けられており、前端が前方脚部6a,6bの下端に連結され、図3に示すように、後端がハンモック2の後頭部側に設けられた連結環20(環紐類の連結部)に連結されている。

0046

また、図1に示すように、左右の耳紐4には顎紐5が接続されている。なお、耳紐4と顎紐5とは、夫々、図示省略したバックル等によって長さを調節することが可能となっている。

0047

耳紐4の後端が連結されている連結環20は、図3に示すように、第2桁部12の第1湾曲部13の外面に設けられている。前述したように、第2桁部12は一対の第2湾曲部14により、第1湾曲部13と帽体内面との間に比較的広い空隙を形成している。第1湾曲部13の外面に連結環20を設けたことにより、連結環20は、上記の比較的広い空隙に収容される。よって、連結環20と帽体内面とが極度近接することはなく、人頭と帽体内面との間に十分な空隙が確保できる。

0048

上記の構成に加え、他の実施形態として図4及び図5に示すように、前頭部側、後頭部側、及び左右の側頭部側の夫々に空隙保持部21を設けてもよい。各空隙保持部21は、各脚部6a,6b,7a,7bの間に位置する第1桁部10に設けられている。なお、空隙保持部21以外の構成は前述した実施形態のものと同じであるため、同一の符号を付して説明を省略する。

0049

各空隙保持部21は、複数の板状部22によって構成されている。各板状部22は板面23を横に向けて、隣り合う板状部22の板面同士が対向する姿勢に設けられており、両板面23間の間隔部分24が上下方向に通気自在となっている。これにより、両板面23間の間隔部分24を通る気流をハンモック2と帽体との間に円滑に流動させることができ、各空隙保持部21を設けても帽体内部の熱こもり等を防止して着用時の快適性を得ることができる。

0050

各空隙保持部21を構成している板状部22の外側端縁は、図示しないが、帽体の内面に当接しているか、或いは、帽体内部でハンモック2の脚部6a,6b,7a,7bの撓みや伸び変形に応じて帽体の内面に当接するようになっており、これによって、第1桁部10と帽体との接触を防止して、第1桁部10と帽体との間の空隙を保持している。このときの空隙が確実に確保されることによって、帽体内面にハンモック2が接することがなく、帽体が受ける衝撃が人頭に直接的に伝達される事態が防止できる。しかも、各空隙保持部21の板状部22によって帽体内部でのハンモック2の移動領域が小さな領域で規制されるので、脚部6a,6b,7a,7bの捻じれや歪み等の過剰な変形が抑えられ、ハンモック2の耐久性が向上する。

0051

このように、他の実施形態として挙げた図4及び図5に示す構成のハンモック2によれば、各空隙保持部21を設けたことにより、着用時の快適性を阻害することなく衝撃に対する人頭の保護性能を一層確実に向上させることができ、しかも、各脚部6a,6b,7a,7bの過剰な変形を一層確実に防止することができる。

0052

なお、上記の各実施形態のハンモック2においては4つの脚部6a,6b,7a,7bを備えるものを示したが、それに限るものではなく、脚部の数は4つ以上であっても本発明を適用することができる。この場合、後頭部側に位置する2つの脚部の間隔が比較的大きいものであることが好ましい。

0053

また、上記の各実施形態のハンモック2において、一対の前方脚部6a,6bおよび後方脚部7a,7bは、それぞれ頭頂部側から連結部8に円弧状に延びて全体として半円形状に形成される場合について説明したが、半円形状に代えてアーチ型の形状としてもよい。

0054

2…ハンモック、4…耳紐(環紐類)、6a,6b…前方脚部(脚部),7a,7b…後方脚部(脚部)、8…連結部、10…第1桁部(桁部)、18…懸架部。

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