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技術 飲料サーバー

出願人 横山隆洋
発明者 横山隆洋
出願日 2014年10月3日 (5年5ヶ月経過) 出願番号 2014-204726
公開日 2016年5月12日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2016-074441
状態 特許登録済
技術分野 内容物取出用特殊手段をもつ容器・包装体 飲料分配器
主要キーワード ガス供給ボンベ 操作要領 注出チューブ ガス供給流路内 バルブ内流路 供給ボンベ 飲料サーバー 切り換えバルブ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

不活性ガス供給手段を着脱可能として貯蔵空間の確保に有利としながらも、不活性ガス供給手段内の残留空気ボトル内に混入することを防止できる飲料サーバーを提供する。

解決手段

ボトル3に装着しボトル3内の飲料を注出するための飲料サーバー1であって、飲料サーバー1は、不活性ガス供給手段2が脱着可能であり、かつ切換え手段20を備えており、切換え手段20は、飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2を接続したときに、不活性ガス供給手段2から供給される不活性ガスを排気可能にして、不活性ガス供給手段2のガス供給流路8内の残留空気を排気する第1の設定と、不活性ガスをボトル3内に供給する第2の設定とに切り換え可能に構成されている。

概要

背景

ワインサーバー等の飲料サーバーは、あらかじめボトルに装着しておき、ボトル内の飲料を注出する際に、ボトル内に窒素等の不活性ガスを供給して飲料を注出し、飲料が空気に触れないようにしている。このことにより、飲料の酸化を防ぎ飲料の品質を維持することができる。飲料サーバーには不活性ガスの供給手段が必要であり、飲料サーバーと不活性ガスの供給手段とが一体になったままであると、多数のボトルを貯蔵するには広い空間が必要になるという問題があった。このことから、下記特許文献1には、不活性ガスの供給のための気体供給アセンブラをボトルから分離可能にしたものが提案されていた。

概要

不活性ガス供給手段を着脱可能として貯蔵空間の確保に有利としながらも、不活性ガス供給手段内の残留空気がボトル内に混入することを防止できる飲料サーバーを提供する。ボトル3に装着しボトル3内の飲料を注出するための飲料サーバー1であって、飲料サーバー1は、不活性ガス供給手段2が脱着可能であり、かつ切換え手段20を備えており、切換え手段20は、飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2を接続したときに、不活性ガス供給手段2から供給される不活性ガスを排気可能にして、不活性ガス供給手段2のガス供給流路8内の残留空気を排気する第1の設定と、不活性ガスをボトル3内に供給する第2の設定とに切り換え可能に構成されている。

目的

本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、不活性ガス供給手段を着脱可能として貯蔵空間の確保に有利としながらも、不活性ガス供給手段内の残留空気がボトル内に混入することを防止できる飲料サーバーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ボトルに装着しボトル内の飲料を注出するための飲料サーバーであって、前記飲料サーバーは、不活性ガス供給手段が脱着可能であり、かつ切換え手段を備えており、前記切換え手段は、前記飲料サーバーに前記不活性ガス供給手段を接続したときに、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを排気可能にして、前記不活性ガス供給手段のガス供給流路内残留空気を排気する第1の設定と、前記不活性ガスを前記ボトル内に供給する第2の設定とに切り換え可能に構成されていることを特徴とする飲料サーバー。

請求項2

前記切換え手段は、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを排気する排気口を備えており、前記飲料サーバーは、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを注入する注入口を備えており、前記切換え手段の移動により、前記第1の設定時に前記排気口と前記注入口との位置をずらして、不活性ガスを排気させ、前記第2の設定時に前記排気口と前記注入口との位置を合わせて、前記ボトル内に不活性ガスを供給可能にした請求項1に記載の飲料サーバー。

請求項3

前記飲料サーバーは、ボトルへの装着時にボトルの液面側に向けて突出した凸部が形成されている請求項1又は2に記載の飲料サーバー。

請求項4

前記切換え手段は、前記飲料サーバーに形成した凹部内に配置している請求項1から3のいずれかに記載の飲料サーバー。

技術分野

0001

本発明は、ワイン等の飲料の入ったボトルに装着しボトル内の飲料を注出するための飲料サーバーに関する。

背景技術

0002

ワインサーバー等の飲料サーバーは、あらかじめボトルに装着しておき、ボトル内の飲料を注出する際に、ボトル内に窒素等の不活性ガスを供給して飲料を注出し、飲料が空気に触れないようにしている。このことにより、飲料の酸化を防ぎ飲料の品質を維持することができる。飲料サーバーには不活性ガスの供給手段が必要であり、飲料サーバーと不活性ガスの供給手段とが一体になったままであると、多数のボトルを貯蔵するには広い空間が必要になるという問題があった。このことから、下記特許文献1には、不活性ガスの供給のための気体供給アセンブラをボトルから分離可能にしたものが提案されていた。

先行技術

0003

特開2005−187075号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記特許文献1の構成は、貯蔵空間の確保の点では有利になるが、一旦分離した気体供給アセンブラを再度装着して使用する際に、気体供給アセンブラ内の残留空気がボトル内に混入してしまう。この残留空気は少量ではあっても、気体供給アセンブラを繰り返し脱着して使用すれば、その都度ボトル内に残留空気が入るので、飲料の酸化防止には不利になる。

0005

本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、不活性ガス供給手段を着脱可能として貯蔵空間の確保に有利としながらも、不活性ガス供給手段内の残留空気がボトル内に混入することを防止できる飲料サーバーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するために、本発明の飲料サーバーは、ボトルに装着しボトル内の飲料を注出するための飲料サーバーであって、前記飲料サーバーは、不活性ガス供給手段が脱着可能であり、かつ切換え手段を備えており、前記切換え手段は、前記飲料サーバーに前記不活性ガス供給手段を接続したときに、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを排気可能にして、前記不活性ガス供給手段のガス供給流路内の残留空気を排気する第1の設定と、前記不活性ガスを前記ボトル内に供給する第2の設定とに切り換え可能に構成されていることを特徴とする。

0007

この構成によれば、飲料サーバーに対し不活性ガス供給手段が着脱可能であるので、貯蔵空間の確保に有利になるとともに、不活性ガス供給手段内の残留空気がボトル内に混入することを防止できるので、不活性ガス供給手段を繰り返し脱着しても、飲料の酸化を防ぎ飲料の品質を維持することができる。すなわち、第1の設定時に、不活性ガス供給手段のガス供給流路内の残留空気が排気されているので、不活性ガスをボトルに供給する第2の設定時にボトル内に残留空気が注入されることが防止される。このことにより、少量の残留空気でさえも、ボトル内に入ることが防止されるので、飲料の酸化防止が確実になり、長期間飲料の品質を維持することができる。

0008

前記本発明の飲料サーバーにおいては、前記切換え手段は、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを排気する排気口を備えており、前記飲料サーバーは、前記不活性ガス供給手段から供給される不活性ガスを注入する注入口を備えており、前記切換え手段の移動により、前記第1の設定時に前記排気口と前記注入口との位置をずらして、不活性ガスを排気させ、前記第2の設定時に前記排気口と前記注入口との位置を合わせて、前記ボトル内に不活性ガスを供給可能にしたことが好ましい。この構成によれば、簡単な構造で切換え手段を実現できるとともに、切換え手段の操作が容易かつ確実になる。

0009

また、前記飲料サーバーは、ボトルへの装着時にボトルの液面側に向けて突出した凸部が形成されていることが好ましい。この構成によれば、飲料サーバーのボトルへの装着時にボトルから押し出される空気の体積が大きくなり、ボトル内の空気の排気が容易になる。

0010

また、前記切換え手段は、前記飲料サーバーに形成した凹部内に配置していることが好ましい。この構成によれば、切換え手段の大型化が抑えられ、飲料サーバーを装着したボトルの貯蔵空間の確保に有利になる。

発明の効果

0011

本発明によれば、飲料サーバーに対し不活性ガス供給手段が着脱可能であるので、貯蔵空間の確保に有利になるとともに、不活性ガス供給手段内の残留空気がボトル内に混入することを防止できるので、不活性ガス供給手段を繰り返し脱着しても、飲料の酸化を防ぎ飲料の品質を維持することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーをボトルに装着した状態を示す斜視図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーに不活性ガス供給手段を接続した状態を示す斜視図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーの分解斜視図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーの要部斜視図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバー単体の斜視図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーの本体部分の縦断面図であり、不活性ガスを排気する第1の設定状態を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバーの本体部分の縦断面図であり、不活性ガスをボトル内に供給する第2の設定状態を示す図。
本発明の第2の実施形態に係る飲料サーバーの要部斜視図。
本発明の第2の実施形態に係る飲料サーバーの本体部分の縦断面図であり、不活性ガスを排気する第1の設定状態を示す図。
本発明の第2の実施形態に係る飲料サーバーの本体部分の縦断面図であり、不活性ガスをボトル内に供給する第2の設定状態を示す図。

実施例

0013

以下、本発明の一実施形態に係る飲料サーバーについて、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る飲料サーバーは、例えばワインサーバーであるが、本実施形態に係る飲料サーバーは、飲料が空気に触れることによる飲料の酸化を防止できるので、他の飲料の飲料サーバーとして用いることができる。図1は本発明の第1の実施形態に係る飲料サーバー1をボトル3に装着した状態を示す斜視図、図2は飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2を接続した状態の斜視図を示している。

0014

図1に示したように、飲料サーバー1はボトル3に装着されている。飲料サーバー1のボトル3への装着構造については、後に図3を参照しながら説明する。図2の状態では、ボトル3内の飲料を注出可能であり、その操作要領や動作については、後に図6図7を参照しながら具体的に説明する。概略的には、不活性ガス供給ボンベ4からの不活性ガスが、供給チューブ6及び中空コネクタ7を経てボトル3へ供給される。不活性ガスは例えば窒素である。本実施形態では、供給チューブ6及びコネクタ7で形成される流路、すなわちガス供給ボンベ4からの不活性ガスがボトル3に向けて流通する流路をガス供給流路8という。

0015

不活性ガスの供給圧圧力計9により確認可能である(A矢視面が圧力表示面)。ボトル3内に供給された不活性ガスにより、ボトル3内の圧力が高められた状態で、プッシュタン13を押すことにより、注出チューブ19と注出管12とが流通可能になり、ボトル3内の飲料が注出チューブ19及び注出管12を経てボトル3内から注出される。図2では不活性ガス供給手段2に圧力計9を設けた例を示したが、圧力計9は省いてもよい。

0016

ボトル3内の飲料を注出するときは、図1に示した接続管24に、図2に示したように、不活性ガス供給手段2のコネクタ7を接続して、飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2を接続する。すなわち、不活性ガス供給手段2は飲料サーバー1に対して、コネクタ7により着脱可能であり、ボトル3を保管するときには、不活性ガス供給手段2を飲料サーバー1から取り外した図1の状態で保管することができる。不活性ガス供給手段2を取り外した図1の状態では、飲料サーバー1はボトル3に対して大きく出っ張っていない。このことにより、狭い空間にも飲料サーバー1を装着したボトル3を貯蔵可能になり、特に多数のボトル3を貯蔵する場合に有利になる。

0017

図3は、飲料サーバー1の分解斜視図を示している。飲料サーバー1は、本体10と締付け体11とに分解でき、本体10と締付け体11との間にカラー16が介在する。飲料サーバー1をボトル3に装着する際には、ボトル3のネック部41に締付け体11を挿通させ、カラー16のスリット17を広げてカラー16をネック部41に取り付けた状態で、本体10のおねじ部14の内周側にボトル3の瓶口40を入れる。この状態で、締付け体11のめねじ部15を本体10のおねじ部14に締め付けることにより、飲料サーバー1がボトル3の瓶口40に装着される。この装着構造は一例であり、他の構造であってもよい。

0018

図4は、飲料サーバー1の要部斜視図を示している。本実施形態に係る飲料サーバー1は、切換え手段20を備えている。詳細は後に説明するとおり、切換え手段20の移動により、不活性ガス供給手段2のガス供給流路8内の残留空気を排気する第1の設定と、不活性ガスをボトル3内に供給する第2の設定とに切り換え可能である。本体10には内側に窪んだ凹部18が形成されており、凹部18に切換え手段20が配置されている。この構成によれば、切換え手段20の大半を本体10内に収納できるので、飲料サーバー1の大型化が抑えられ、飲料サーバー1を装着したボトル3の貯蔵空間の確保に有利になる。

0019

切換え手段20は円柱状の切換えバルブ21を備えており、切換えバルブ21は軸回りに回転可能(矢印a方向)になるように凹部18にねじ22で固定されている。この構成によれば、図4の状態からコネクタ7の近傍を持ち上げるようにすれば、これと一体に切り換えバルブ21が軸回りに回転し(矢印a方向)、前記の第1の設定から第2の設定への切り換えが可能になる。

0020

図5は、飲料サーバー1単体の斜視図である。本図には、飲料サーバー1の内部に形成された流路を破線で示している。接続管24は切換え手段20と一体になっており、前記のとおり不活性ガス供給手段2のコネクタ7が接続される(図4参照)。本体10は例えば樹脂製の中実体であり、ガス吐出流路25、第1注出流路26及び第2注出路27が加工されている。第1注出流路26には注出チューブ19が接続され、第2注出流路27には注出管12が接続されている。第1注出路26と第2注出路27との間にはバルブ28が介在し、プッシュボタン13を押すことにより、第1注出路26と第2注出路27とが流通する。図5図7では、バルブ28は簡略化して図示している。

0021

以下、図6及び図7を参照しながら、飲料サーバー1の操作要領及び動作について具体的に説明する。図6及び図7は、飲料サーバー1の本体10部分の縦断面図を示している。図6図7は、切換え手段20の設定が異なっており、図6は不活性ガス供給ボンベ4(図2)からの不活性ガスを排気する第1の設定状態を示し、図7は不活性ガスをボトル3内に供給する第2の設定状態を示している。図6及び図7において、図示は適宜省略及び簡略化している。

0022

図6及び図7において、切換えバルブ21の内部にはバルブ内流路30が形成され、バルブ内流路30の一端はガス供給流路8と流通し、他端は排気口32が形成されている。ガス吐出路25は一端に切換えバルブ21に対向する注入口31が形成されている。

0023

ボトル3から飲料を抽出する際には、飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2が接続されていない状態から(図1の状態)、接続管24に図2に示した飲料サーバー1のコネクタ7を接続して、飲料サーバー1に不活性ガス供給手段2を接続した状態にする。図2の状態では、図6に示したように、切換え手段20は、切換えバルブ21の排気口32が上方に向くように、すなわち排気口32と注入口31との位置をずらした第1の設定状態になっている。この第1の設定では、不活性ガス供給ボンベ4から切換え手段20へ向けて供給された不活性ガスは、本体10内には供給されず、切換えバルブ21の吐出口32から大気中に排気される。このことにより、不活性ガスとあわせてガス供給流路8内の残留空気も排気される。

0024

図6に示したように本体10には、ボトル3の液面側に向けて突出した凸部29が形成されている。凸部29の突出量は装着するボトル3に合わせて設計可能であり、装着時に凸部29が液面に触れない程度に凸部29の突出量を大きくすることができる。凸部29の突出量を大きくすれば、本体10の装着時にボトル3から押し出される空気の体積が大きくなり、ボトル3内の空気の排気が容易になる。

0025

次に、切換え手段20の設定を図7の第2の設定に切り換える。第2の設定では、切換え手段20の吐出口32と本体10の注入口31の位置が合わさっている。このことにより、切換えバルブ21を介してガス供給流路8と本体10の吐出流路25とが流通可能になる。そして、不活性ガス供給ボンベ4から、切換え手段20へ向けて供給された不活性ガスは、本体10内に供給され、続いてボトル3内に供給される。

0026

一方、第1注出路26と第2注出路27との間に介在したバルブ28は常時閉じているので、ボトル3内に不活性ガスが供給されると、ボトル3内が高圧になる。この状態で操作者がプッシュボタン13を押すことにより、バルブ28が開き第1注出路26と第2注出路27とが流通する。このことにより、ボトル3内の飲料は注出チューブ19(図2、5)から第1注出路26へ流入し、続いてバルブ28、第2注出路27及び注出管12(図2、5)を経てボトル3内から注出される。

0027

また、ボトル3に飲料サーバー1を装着する際にも(図3参照)、切換え手段20を第2の設定として、吐出路25から不活性ガスを吐出する状態とするのが望ましい。このことにより、飲料サーバー1の装着時にもボトル3内に不活性ガスが吐出されるので、ボトル3内に新たな空気が流入することが防止され、速やかにボトル3内の気体が不活性ガスに置換される。

0028

ここで、切換え手段20を有しない構成の飲料サーバーでは、不活性ガス供給手段を飲料サーバーから取り外す度に、不活性ガス供給手段のガス供給流路内に空気が入る。飲料サーバーと不活性ガス供給手段との接続部分にバルブを内蔵し、供給チューブ部分(図2の供給チューブ6に相当)に空気が入るのを防止した構造であっても、先端部分は接続のために開放空間が形成されるので、この部分に空気が入ることは避けられない。

0029

このため、再度不活性ガス供給手段を接続してボトル内に不活性ガスを供給する度に、不活性ガス供給手段のガス供給流路の残留空気がボトル内に入ってしまう。ガス供給流路内の残留空気は少量ではあっても、不活性ガス供給手段の脱着を繰り返し、不活性ガスを繰り返し供給すれば、その都度ボトル内に残留空気が入るので、飲料の酸化が進むことになる。

0030

これに対し、本実施形態に係る飲料サーバー1は、第1の設定において、ガス供給流路8内の残留空気が排気されているので、不活性ガスを本体10内に供給する第2の設定時にボトル3内に残留空気が注入されることが防止され、ボトル3内の飲料の酸化を防止することができる。すなわち、少量の残留空気でさえも、ボトル3内に入ることが防止されるので、飲料の酸化防止が確実になり、長期間飲料の品質を維持することができる。

0031

また、本実施形態の切換え手段20は、簡単な構造で実現できるとともに、第1の設定から第2の設定への切り換えは、切換え手段20を回転させるだけの簡単な操作で行うことができ、特別な操作は不要となり、操作が容易かつ確実になる。また、切換え手段20は、第1の設定と第2の設定との切り換えができる構成であればよく、前記第1の実施形態の構成に限るものではない。以下、他の構成の一例として第2の実施形態について説明する。

0032

図8は、第2の実施形態に係る飲料サーバー1の要部斜視図を示している。図9及び図10は第2の実施形態に係る飲料サーバーの本体10部分の縦断面図を示している。図9図10は、切換え手段33の設定が異なっており、図9は不活性ガス供給ボンベ4(図2)からの不活性ガスを排気する第1の設定状態を示し、図10は不活性ガスをボトル3内に供給する第2の設定状態を示している。図9及び図10において、図示は適宜省略及び簡略化している。

0033

図8図10に示した第2の実施形態は、切換え手段33の構成が第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態における切換え手段20は、回転移動により第1の設定と第2の設定を切り換えるものであるのに対し、第2の実施形態における切換え手段33は、直線的な移動により第1の設定と第2の設定を切り換えるものである。

0034

図8において、切換え手段33は凹部18に配置されている。ボトル3内の飲料を注出するときは、第1の実施形態と同様に、接続管42に図2に示した不活性ガス供給手段2のコネクタ7を接続する。切換え手段33は切換えバルブ34を備えており、突起40を押すことにより切換えバルブ34は縦方向に直線的に移動する。

0035

以下、図9及び図10を参照しながら、第1の実施形態と異なる部分について説明する。図9及び図10において、切換えバルブ34の内部にはバルブ内流路35が形成され、バルブ内流路35の一端はガス供給流路8と流通し、他端は排気口36が形成されている。本体10には、排気流路38が形成されており、一端が入口37で他端が出口39である。

0036

図9の状態では、切換え手段33は、排気口36と入口37との位置を合わせ、かつ排気口36と注入口31との位置をずらした第1の設定状態になっている。この第1の設定では、不活性ガス供給ボンベ4から切換え手段33へ向けて供給された不活性ガスは、排気流路38を経て大気中に排気される。このことにより、不活性ガスとあわせてガス供給流路8内の残留空気も排気される。

0037

図9において、突起40を下方に押すことにより、スプリング41が縮みながら切換えバルブ34は縦方向に直線的に移動して図10の第2の設定に切り換わる。図9及び図10は、切換えバルブ34のスライド機構の図示は省略している。図10の状態では、切換えバルブ34を介してガス供給流路8と本体10の吐出路25とが流通し、ボトル3内に不活性ガスが供給される。

0038

以後の動作は第1の実施形態と同様であるが、第2の実施形態では、図6及び図7に示したプッシュボタン13を省き、バルブ28をワンウェイバルブとしている。このことにより、ボトル3内が所定圧になれば、飲料が注出管12(図8)を経てボトル3内から注出される。第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、簡単な構造で切換え手段33を実現でき、供給流路8の残留空気がボトル3内に入ることが防止されるとともに、簡単な操作で第1の設定から第2の設定への切り換えを行うことができ、操作が容易かつ確実になる。

0039

1飲料サーバー
2不活性ガス供給手段
3ボトル
4 不活性ガス供給ボンベ
6供給チューブ
7コネクタ
8ガス供給流路
10 本体
11締付け体
12注出管
18 凹部
19注出チューブ
20,33切換え手段
21,34切換えバルブ
24,42接続管
29 凸部
30,35バルブ内流路
31注入口
32,36排気口

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