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技術 アクティブなスピニング要素を有する回転式血管内超音波プローブ

出願人 ボルケーノコーポレイション
発明者 コール,ポールダグラス
出願日 2015年12月28日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2015-257470
公開日 2016年5月12日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-073723
状態 特許登録済
技術分野 超音波診断装置
主要キーワード 単一変換器 無線機構 無線通信構成要素 変換器技術 静止構成要素 相補的コネクタ 周波数アジリティ 回転変圧器
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図面 (7)

課題

高度変換器技術回転式VUカテーテル内に導入することを可能にする実用化技術を提供する。

解決手段

プローブ300は、高度変換器技術を支持するために要求される、プローブの回転と静止構成要素との間の境界にわたって、多数の信号の伝達に対応する。これらの高度変換器技術は、帯域幅の増加、ビームプロフィルの改良、より優れた信号対雑音比製造費の削減、高度組織特性化アルゴリズム、および他の望ましい特徴の可能性をもたらす。さらに、プローブ300のスピニング332側に電子構成要素を含有することは、最大の信号対雑音比および信号忠実度とともに、他の性能効果を保持する観点からも非常に有利となり得る。

概要

背景

血管内超音波法(IVUS)は、アテローム性動脈硬化症および他の血管の疾患および欠損撮像するための重要な介入診断手技となりつつある。この手技では、IVUSカテーテルが、ガイドワイヤを介して着目血管内に螺入され、超音波エコーを使用して動脈硬化性プラークおよび周囲領域の画像が取得される。この情報は、血管腔の2次元陰影のみを示す血管造影法の従来の標準と比較して、遥かに描写的である。IVUSの重要となる用途のいくつかのものとして、動脈狭窄拡張させるためのステントの的確な直径および長さを決定し、選択すること、ステント留置後の直径および管腔断面積が適切であることを検証すること、ステントが血管壁に対して良好に並置され、血栓を最小にし、薬物の送達を最適化することを検証すること(薬物溶出ステントの場合)、ならびに側枝血管の正確な場所を識別することが挙げられる。加えて、仮想組織学RF信号ベース組織特性化)等の新しい技術は、不安定プラーク(すなわち、破裂しやすく、心臓発作発症につながる、プラーク)の識別の支援として有望である。

2種類の一般的に使用される2種類のIVUSカテーテルが存在する。すなわち、機械式回転式IVUSカテーテルおよび固体式カテーテルである。回転式IVUSカテーテルでは、圧電性結晶から構成される単一変換器が、1分間当たり約1800回転で回転させられる一方、その要素は、電気パルスによって断続的に励起される。この励起は、変換器設計の詳細に応じた周波数で要素を振動させる。変換器の寸法および特性に応じて、この動作周波数は、典型的には8乃至50MHzの範囲である。一般に、動作周波数が高い程、より優れた分解能およびより小さいカテーテルを提供することになるが、穿通深度の低下および血液からのエコーの増大が犠牲にされることになる(画像の解釈をより困難にする)。動作周波数が低い程、より大きな血管または心室内のIVUS撮像により好適である。

回転式IVUSカテーテルは、カテーテル本体内に配置される駆動シャフトを有する。変換器は、駆動シャフトの遠位端に取着される。典型的な単一要素圧電変換器は、2つの電気導線のみを必要とし、この対の導線は、2つの別個の目的を果たす。すなわち、(1)断続的電気伝送パルスを変換器に送達することと、(2)受信した電気エコー信号を変換器から受信機増幅器に送達することである(伝送パルス間の間隔の間)。IVUSカテーテルは、カテーテル本体内の駆動シャフトの回転を制御し、変換器のための送信機および受信機回路網を含有するインターフェースモジュール取外し可能に結合される。変換器は、回転駆動シャフト上にあって、送信機および受信機回路網静止しているので、デバイスを利用して、回転インターフェース横断して伝送パルスおよび受信したエコーを搬送しなければならない。これは、変圧器の1次と2次巻線との間の電気結合を可能にする一方、2つの半体間の相対運動(回転)を可能にする狭小空隙によって分離される2つの半体を備える回転変圧器を介して達成可能である。スピニング要素(変換器、電気導線、および駆動シャフト)は、回転変圧器のスピニング部分に取着される一方、インターフェースモジュール内に含有される静止送信機および受信機回路網は、回転変圧器の静止部分に取着される。

他の種類のIVUSカテーテルは、固体(または、位相アレイ)カテーテルである。このカテーテルは、回転部分を有しないが、代わりに、変換器要素アレイ(例えば、64の要素)を含む、カテーテル本体の円周の周囲に円筒状に配列される。個々の要素は、変換器アレイに隣接するカテーテルの先端に搭載される、いくつかの小型集積回路の制御下において、特有シーケンス焼結される。エコー信号の受信に伴って、散在される伝送パルスのシーケンスは、回転式IVUSデバイスによって提供されるものと本質的に類似する、血管の完全断面画像再構築するために要求される、超音波データを提供する。

現在、ほとんどのIVUSシステムは、圧電セラミック(一般に、結晶と称される)から構築され、1つ以上の整列層(典型的には、エポキシ複合材またはポリマー薄層)によって被覆される従来の圧電変換器に依存する。従来の圧電デバイスに替わるものとして見込まれる2つの高度変換器技術は、PMUT圧電微小超音波変換器)およびCMUT(容量微小超音波変換器)である。PMUTおよびCMUT変換器は、従来の圧電変換器によって提供されるものより優れた画質を提供し得るが、これらの技術は、他の要因の中でもとりわけ、より多数の電気導線を要求するので、回転式IVUS用途に対して採用されていない。

これらの高度変換器技術の多くの潜在的利点が存在するが、そのうちのいくつかが、本明細書に列挙される。PMUTおよびCMUT技術は両方とも、これらの変換器が、単一シリコンウエハ上に数千のデバイスを大量生産するために、ウエハ加工技法を使用して構築されるという事実から、製造費の削減が見込まれる。これは、IVUSカテーテル等の使い捨て医療デバイスにとって重要である。これらの高度変換器技術は、多くの場合、典型的圧電変換器から利用可能な帯域幅の30−50%と比較して、広い帯域幅(>100%)を提供する。このようなより広い帯域幅は、IVUS画像の深度分解能の改善につながり、また、多周波数動作または高調波撮像を促進し得、いずれも、組織特性化、血液スペックル低減、およびより広範な検出のために、画質の改善に役立ち、および/またはアルゴリズムを改善することが可能であり得る。また、高度変換器技術は、集束変換器開口(一般的に使用される平面非集束開口の代わりに)を提供することによって、または変換器要素のアレイ(従来の単一変換器要素の代わりに)によって、動的可変集束を実装することによって、ビーム特性改善の可能性をもたらす。

概要

高度変換器技術を回転式IVUSカテーテル内に導入することを可能にする実用化技術を提供する。プローブ300は、高度変換器技術を支持するために要求される、プローブの回転と静止構成要素との間の境界にわたって、多数の信号の伝達に対応する。これらの高度変換器技術は、帯域幅の増加、ビームプロフィルの改良、より優れた信号対雑音比、製造費の削減、高度組織特性化アルゴリズム、および他の望ましい特徴の可能性をもたらす。さらに、プローブ300のスピニング332側に電子構成要素を含有することは、最大の信号対雑音比および信号忠実度とともに、他の性能効果を保持する観点からも非常に有利となり得る。

目的

一般に、動作周波数が高い程、より優れた分解能およびより小さいカテーテルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

血管系の中に挿入するための回転式血管内超音波プローブであって、該プローブは、可撓性本体を有する細長カテーテルと、該可撓性本体内に配置される細長い変換器シャフトであって、該変換シャフト駆動ケーブルと該駆動ケーブルに結合される変換器とを有する、変換器シャフトと、該変換器シャフトに結合されるスピニング要素であって、該スピニング要素は該変換器と電気的に接触している電子構成要素が自身に結合される、スピニング要素と、該スピニング要素および該変換器シャフトを回転させるために、該スピニング要素に結合されるモータとを備える、プローブ。

請求項2

前記スピニング要素は、プリント回路基板を有し、前記電子構成要素は、該プリント回路基板に取着される、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項3

前記変換器は、PMUT変換器である、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項4

前記変換器は、CMUT変換器である、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項5

前記スピニング要素は、前記変換器のための電力を発生させる発電機を含む、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項6

前記電子構成要素は、送信機、時間利得制御増幅器振幅検出器位相検出器アナログデジタルコンバータ光学送受信機エンコーダ回路無線通信構成要素、およびマイクロコントローラから成る群から選択される、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項7

回転変圧器をさらに備える、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項8

プリント回路基板をさらに備え、該プリント基板は、前記変換器から異なる周波数で得られたデータをインタリーブするアルゴリズムが自身に格納される、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項9

少なくとも3つの導電線をさらに備え、該導電線は、前記スピニング要素を前記変換器に電気的に接続する、請求項1に記載の回転式血管内超音波プローブ。

請求項10

血管系の中に挿入するための回転式血管内超音波プローブのためのインターフェースモジュールであって、該インターフェースモジュールは、変換器を有する変換器シャフトを有するカテーテルへの取着のためのコネクタと、該コネクタに結合されるスピニング要素であって、該スピニング要素は、該コネクタと電気的に接触している電子構成要素に自身が結合されるスピニング要素と、該スピニング要素を回転させるために、該スピニング要素に結合されるモータとを備える、インターフェースモジュール。

請求項11

前記スピニング要素は、プリント回路基板を有し、前記電子構成要素は、該プリント回路基板に取着される、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項12

前記スピニング要素は、光結合器に取着される、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項13

前記スピニング要素は、ブラシのためのスリップリング接点を含む、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項14

前記スピニング要素は、前記変換器のための電力を発生させる発電機を含む、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項15

前記電子構成要素は、送信機、時間利得制御増幅器、振幅検出器、位相検出器、アナログ/デジタルコンバータ、光学送受信機、エンコーダ回路、無線通信構成要素、およびマイクロコントローラから成る群から選択される、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項16

回転変圧器をさらに備える、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項17

プリント回路基板をさらに備え、該プリント回路基板は、前記変換器から異なる周波数で得られたデータをインタリーブするアルゴリズムが自身に格納される、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項18

前記コネクタは、前記スピニング要素に電気的に接続される少なくとも3つの導電線を含む、請求項10に記載のインターフェースモジュール。

請求項19

血管系内に挿入するための回転式血管内超音波プローブのためのインターフェースモジュールであって、該インターフェースモジュールは、プリント回路基板と、変換器を有する変換器シャフトを有するカテーテルへの取着のためのコネクタと、該コネクタに結合されるスピニング要素であって、該スピニング要素は、該スピニング要素を該コネクタに電気的に接続する3つ以上の信号経路を有するスピニング要素と、該スピニング要素および該変換器シャフトを回転させるために、該スピニング要素に結合されるモータとを備える、インターフェースモジュール。

請求項20

前記スピニング要素は、回転変圧器、ブラシのためのスリップリング接点、発電機、無線通信構成要素、および光通信構成要素のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載のインターフェースモジュール。

背景技術

0001

血管内超音波法(IVUS)は、アテローム性動脈硬化症および他の血管の疾患および欠損撮像するための重要な介入診断手技となりつつある。この手技では、IVUSカテーテルが、ガイドワイヤを介して着目血管内に螺入され、超音波エコーを使用して動脈硬化性プラークおよび周囲領域の画像が取得される。この情報は、血管腔の2次元陰影のみを示す血管造影法の従来の標準と比較して、遥かに描写的である。IVUSの重要となる用途のいくつかのものとして、動脈狭窄拡張させるためのステントの的確な直径および長さを決定し、選択すること、ステント留置後の直径および管腔断面積が適切であることを検証すること、ステントが血管壁に対して良好に並置され、血栓を最小にし、薬物の送達を最適化することを検証すること(薬物溶出ステントの場合)、ならびに側枝血管の正確な場所を識別することが挙げられる。加えて、仮想組織学RF信号ベース組織特性化)等の新しい技術は、不安定プラーク(すなわち、破裂しやすく、心臓発作発症につながる、プラーク)の識別の支援として有望である。

0002

2種類の一般的に使用される2種類のIVUSカテーテルが存在する。すなわち、機械式回転式IVUSカテーテルおよび固体式カテーテルである。回転式IVUSカテーテルでは、圧電性結晶から構成される単一変換器が、1分間当たり約1800回転で回転させられる一方、その要素は、電気パルスによって断続的に励起される。この励起は、変換器設計の詳細に応じた周波数で要素を振動させる。変換器の寸法および特性に応じて、この動作周波数は、典型的には8乃至50MHzの範囲である。一般に、動作周波数が高い程、より優れた分解能およびより小さいカテーテルを提供することになるが、穿通深度の低下および血液からのエコーの増大が犠牲にされることになる(画像の解釈をより困難にする)。動作周波数が低い程、より大きな血管または心室内のIVUS撮像により好適である。

0003

回転式IVUSカテーテルは、カテーテル本体内に配置される駆動シャフトを有する。変換器は、駆動シャフトの遠位端に取着される。典型的な単一要素圧電変換器は、2つの電気導線のみを必要とし、この対の導線は、2つの別個の目的を果たす。すなわち、(1)断続的電気伝送パルスを変換器に送達することと、(2)受信した電気エコー信号を変換器から受信機増幅器に送達することである(伝送パルス間の間隔の間)。IVUSカテーテルは、カテーテル本体内の駆動シャフトの回転を制御し、変換器のための送信機および受信機回路網を含有するインターフェースモジュール取外し可能に結合される。変換器は、回転駆動シャフト上にあって、送信機および受信機回路網静止しているので、デバイスを利用して、回転インターフェース横断して伝送パルスおよび受信したエコーを搬送しなければならない。これは、変圧器の1次と2次巻線との間の電気結合を可能にする一方、2つの半体間の相対運動(回転)を可能にする狭小空隙によって分離される2つの半体を備える回転変圧器を介して達成可能である。スピニング要素(変換器、電気導線、および駆動シャフト)は、回転変圧器のスピニング部分に取着される一方、インターフェースモジュール内に含有される静止送信機および受信機回路網は、回転変圧器の静止部分に取着される。

0004

他の種類のIVUSカテーテルは、固体(または、位相アレイ)カテーテルである。このカテーテルは、回転部分を有しないが、代わりに、変換器要素アレイ(例えば、64の要素)を含む、カテーテル本体の円周の周囲に円筒状に配列される。個々の要素は、変換器アレイに隣接するカテーテルの先端に搭載される、いくつかの小型集積回路の制御下において、特有シーケンス焼結される。エコー信号の受信に伴って、散在される伝送パルスのシーケンスは、回転式IVUSデバイスによって提供されるものと本質的に類似する、血管の完全断面画像再構築するために要求される、超音波データを提供する。

0005

現在、ほとんどのIVUSシステムは、圧電セラミック(一般に、結晶と称される)から構築され、1つ以上の整列層(典型的には、エポキシ複合材またはポリマー薄層)によって被覆される従来の圧電変換器に依存する。従来の圧電デバイスに替わるものとして見込まれる2つの高度変換器技術は、PMUT圧電微小超音波変換器)およびCMUT(容量微小超音波変換器)である。PMUTおよびCMUT変換器は、従来の圧電変換器によって提供されるものより優れた画質を提供し得るが、これらの技術は、他の要因の中でもとりわけ、より多数の電気導線を要求するので、回転式IVUS用途に対して採用されていない。

0006

これらの高度変換器技術の多くの潜在的利点が存在するが、そのうちのいくつかが、本明細書に列挙される。PMUTおよびCMUT技術は両方とも、これらの変換器が、単一シリコンウエハ上に数千のデバイスを大量生産するために、ウエハ加工技法を使用して構築されるという事実から、製造費の削減が見込まれる。これは、IVUSカテーテル等の使い捨て医療デバイスにとって重要である。これらの高度変換器技術は、多くの場合、典型的圧電変換器から利用可能な帯域幅の30−50%と比較して、広い帯域幅(>100%)を提供する。このようなより広い帯域幅は、IVUS画像の深度分解能の改善につながり、また、多周波数動作または高調波撮像を促進し得、いずれも、組織特性化、血液スペックル低減、およびより広範な検出のために、画質の改善に役立ち、および/またはアルゴリズムを改善することが可能であり得る。また、高度変換器技術は、集束変換器開口(一般的に使用される平面非集束開口の代わりに)を提供することによって、または変換器要素のアレイ(従来の単一変換器要素の代わりに)によって、動的可変集束を実装することによって、ビーム特性改善の可能性をもたらす。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、高度変換器技術を回転式IVUSカテーテル内に導入することを可能にする実用化技術を提供する。ひいては、これは、画質の改良をもたらし、高度信号処理を支持し、血管内の病状のより正確な診断を促進するであろう。このことのすべては、費用効果のよい方法で、可能性として従来の技術よりも安価に達成可能である。

課題を解決するための手段

0008

血管内超音波プローブの実施形態が、本明細書に開示される。プローブは、回転変換シャフト上で高度変換器技術を利用するための特徴を有する。特に、プローブは、高度変換器技術を支持するために要求される、プローブの回転構成要素静止構成要素との間の境界を横断する多数の信号伝達に対応する。これらの高度変換器技術は、帯域幅の増加、ビームプロフィルの改良、より優れた信号対雑音比、製造費の削減、高度組織特性化アルゴリズム、および他の望ましい特徴の潜在性をもたらす。さらに、プローブのスピニング側の電子構成要素の含有は、最大信号対雑音比および信号忠実度とともに、他の性能効果の保持の観点から、非常に有利であり得る。

0009

開示される実施形態では、血管系内に挿入するための回転式血管内超音波プローブについて、説明される。回転式血管内超音波プローブは、細長いカテーテルと、細長い変換器シャフトと、スピニング要素と、モータとを備えることが可能である。細長いカテーテルは、可撓性本体を有することが可能である。細長い変換器シャフトは、可撓性本体内に配置可能であって、駆動ケーブルと、駆動ケーブルに結合される変換器とを有することが可能である。スピニング要素は、変換器シャフトに結合可能であって、変換器と電気的に接触している電子構成要素に結合されることが可能である。モータは、スピニング要素および変換器シャフトを回転させるために、スピニング要素に結合されてもよい。

0010

別の開示される実施形態では、血管系内に挿入するための回転式血管内超音波プローブ用のインターフェースモジュールについて説明される。インターフェースモジュールは、コネクタと、スピニング要素と、モータとを備えることが可能である。コネクタは、変換器を有する変換器シャフトを有するカテーテルに取着するために使用可能である。スピニング要素は、コネクタに結合可能であって、コネクタと電気接触している電子構成要素に結合されることが可能である。モータは、スピニング要素を回転させるために、スピニング要素に結合されてもよい。

0011

さらに別の開示される実施形態では、血管系内に挿入するための回転式血管内超音波プローブ用のインターフェースモジュールについて、説明される。インターフェースモジュールは、プリント回路基板と、コネクタと、スピニング要素と、モータとを備えることが可能である。コネクタは、変換器を有する変換器シャフトを有するカテーテルに取着するために使用可能である。スピニング要素は、コネクタに結合可能である。スピニング要素は、スピニング要素をコネクタに電気的に接続する3つ以上の信号経路を有する。モータは、スピニング要素を回転させるために、スピニング要素に結合されてもよい。

図面の簡単な説明

0012

図1は、回転式IVUSプローブの簡素化された断片的略図である。
図2は、基礎超音波変換器技術を組み込む、図1の回転式IVUSプローブのためのインターフェースモジュールおよびカテーテルの簡素化された断片的略図である。
図3は、高度超音波変換器技術を組み込む、図1の回転式IVUSプローブのためのインターフェースモジュールおよびカテーテルの実施形態の簡素化された断片的略図である。
図4は、高度超音波変換器技術を組み込む、図1の回転式IVUSプローブのためのインターフェースモジュールおよびカテーテルの別の実施形態の簡素化された断片的略図である。
図5は、高度超音波変換器技術を組み込む、図1の回転式IVUSプローブのためのインターフェースモジュールおよびカテーテルの別の実施形態の簡素化された断片的略図である。
図6は、高度超音波変換器技術を組み込む、図1の回転式IVUSプローブのためのインターフェースモジュールおよびカテーテルの別の実施形態の簡素化された断片的略図である。

実施例

0013

図面を参照すると、そのいくつかは、アクティブなスピニング要素を含む、回転7式血管内超音波(IVUS)プローブの代表的例示が示されている。アクティブなスピニング要素は、PMUT(圧電微小超音波変換器)およびCMUT(容量微小超音波変換器)等の高度変換器技術が、回転式IVUSプローブと併用可能なように、変換器の動作に利用可能な信号経路数を増加させることが可能である。加えて、アクティブなスピニング要素は、プローブの回転側にアクティブな電子機器を含むことが可能である。

0014

具体的には、図1を参照すると、診断撮像のために、患者内に挿入するための回転式血管内超音波プローブ100が示されている。プローブ100は、カテーテル本体102と、変換器シャフト104とを有するカテーテル101を備える。カテーテル本体102は、可撓性であって、近位端部分106および遠位端部分108の両方を有する。カテーテル本体102は、変換器シャフト104を囲むシールである。説明目的のために、図1におけるカテーテル本体102は、その中に配置される変換器シャフト104が見えるように、視覚的に透明に例示されるが、カテーテル本体102は、視覚的に透明であっても、またはそうでなくてもよいことを理解されるであろう。変換器シャフト104は、カテーテル本体102内において、生理食塩水等の滅菌流体によって洗浄される。流体は、画質に悪影響を及ぼす、変換器シャフト104の周囲の空隙の存在を排除する役割を果たす。また、流体は、潤滑剤としても作用可能である。変換器シャフト104は、カテーテル本体102の近位端部分106内に配置される近位端部分110と、カテーテル本体102の遠位端部分108内に配置される遠位端部分112とを有する。

0015

カテーテル本体102の遠位端部分108および変換器シャフト104の遠位端部分112は、プローブ100の動作の際に、患者内に挿入される。プローブ100の使用可能長(患者内に挿入可能な部分)は、任意の好適な長さであることが可能であって、用途に応じて、可変であることが可能である変換器シャフト104の遠位端部分112は、変換器サブアセンブリ118を含む。

0016

カテーテル本体102の近位端部分106および変換器シャフト104の近位端部分110は、インターフェースモジュール114(患者インターフェースモジュールまたはPIMと称される場合がある)に接続される。近位端部分106、110は、インターフェースモジュール114に取外し可能に接続されるカテーテルハブ116と嵌着される。

0017

カテーテル本体102内の変換器シャフト104の回転は、ユーザによって操作可能な複数のユーザインターフェース制御を提供するインターフェースモジュール114によって制御される。また、インターフェースモジュール114は、変換器シャフト104内のワイヤを介して、変換器サブアセンブリ118へおよびそこから、電気信号送受信することによって、変換器サブアセンブリ118と通信する。インターフェースモジュール114は、変換器シャフト104を通して受信した情報を受信、分析、および/または表示可能である。任意の好適な機能、制御、情報処理および分析、ならびに表示が、インターフェースモジュール114に組み込み可能であることを理解されるであろう。

0018

変換器シャフト104は、変換器サブアセンブリ118と、変換器筐体120と、駆動ケーブル122とを含む。変換器サブアセンブリ118は、変換器筐体120に結合される。変換器筐体120は、変換器シャフト104の遠位端部分112において、駆動ケーブル122に取着される。駆動ケーブル122は、インターフェースモジュール114を介して、カテーテル本体102内で回転させられ、変換器筐体120および変換器サブアセンブリ118を回転させる。変換器サブアセンブリ118は、PMUTまたはCMUT等の1つ以上の高度変換器技術を含むが、それらに限定されない任意の好適な種類であることが可能である。変換器サブアセンブリ118は、単一の変換器またはアレイを含むことが可能である。

0019

図2は、共通スピニング要素232を利用する回転式IVUSプローブ200を示す。プローブ200は、カテーテル本体202と、変換器シャフト204とを伴う、カテーテル201を有する。示されるように、カテーテルハブ216は、カテーテル本体202の近位端部分206および変換器シャフト204の近位端部分210の近傍にある。カテーテルハブ216は、静止ハブ筐体224と、ドグ226と、コネクタ228と、軸受230とを含む。ドグ226は、ハブ216とインターフェースモジュール214の整列および変換器シャフト204へのトルク伝達のために、スピニング要素232と嵌合する。ドグ226は、軸受230を利用して、ハブ筐体224内で回転する。この図におけるコネクタ228は、同軸である。コネクタ228は、本明細書でさらに説明される、スピニング要素232とともに回転する。

0020

示されるように、インターフェースモジュール214の内部は、モータ236と、モータシャフト238と、プリント回路基板(PCB)240と、スピニング要素232と、IVUSプローブ200の動作のための任意の他の好適な構成要素とを含む。モータ236は、モータシャフト238に接続され、スピニング要素232を回転させる。プリント回路基板240は、変換器のための送信機および受信機を含むが、それらに限定されない、任意の好適な数および種類の電子構成要素242を有することが可能である。

0021

スピニング要素232は、カテーテルハブ216上のコネクタ228と嵌合するために、相補的コネクタ244を有する。示されるように、スピニング要素232は、回転変圧器246の回転部分248に結合される。変圧器246の回転部分248は、変圧器246の静止部分250へおよびそこから信号を送出する。変圧器246の静止部分250は、プリント回路基板240上の送信機および受信機回路網に有線接続される。

0022

変圧器は、環状溝の中に積み重ねられて2巻または3巻の巻線を形成する絶縁ワイヤを含む。各回転部分250および静止部分248は、それぞれ251および252等の一組の巻線を有する。変圧器性能は、変圧器246の静止部分250と回転部分248との間の空隙を最小にし、また、巻線251、252を相互に可能な限り近接するように設置することによって改善することが可能である。

0023

高度変換器技術は、単一の圧電変換器が、従来の回転式IVUSプローブにおいて利用可能なように、3つ以上の伝導性信号ラインを必要とし得る。例えば、変換器と通信される超音波情報のための信号経路に加え、ある高度変換器技術は、また動作のために、電源をも必要とする。高度変換器技術とインターフェースモジュールとの間に必要な複数の信号を送出するために好適な構造が、回転と静止機械構成要素との間の境界を横断して超音波信号電力、および任意の他の好適な信号を伝送するために必要とされ得る。特に、超音波信号の場合、伝達モードは、また過剰雑音を伴わずに、インターフェースモジュールが感知可能な、超音波信号から標的組織信頼性のある画像を形成するために十分な信頼性のある信号品質を維持しなければならない。任意の好適な信号が、A−スキャンRFデータ電力伝送パルス、低振幅受信信号DC電力および/またはバイアス、AC電力、ならびに/あるいは種々の制御信号を含むが、それらに限定されない、回転と静止機械構成要素との間の境界を横断して通信可能であることを理解されるであろう。回転と静止機械構成要素との間の境界を越える信号伝達は、高周波数能力および広帯域応答を有することが可能である。

0024

本明細書では、回転と静止部品との間の境界を横断して信号を通信するための複数の信号伝達経路提示される。これらの経路は、それぞれ本明細書においてさらに詳細に説明されるが、議論および説明の目的のために、ある経路は、相互に組み合わされて示される場合がある。しかしながら、これらの経路のいずれもが、相互に任意の好適な組み合わせで利用され、任意の好適な数の全体信号経路を可能にしてもよいことが理解されるであろう。さらに、以下に詳細に説明されるように、ある信号伝達経路は、電力または超音波信号等の他の信号の伝送をより助長することが可能である。

0025

図3を参照すると、高度変換器技術と併用するために好適なインターフェースモジュール314と、カテーテル301とを有する、回転式IVUSプローブ300の実施形態が、提示されている。示されるように、プローブ300は、カテーテル本体302と、変換器シャフト304と、カテーテルハブ316とを有する。カテーテル本体302は、近位端306を有し、変換器シャフト304は、近位端310を有する。カテーテルハブ316は、静止外側筐体324と、ドグ326と、コネクタ328とを含む。コネクタ328は、本実施形態では、6つの導電線354を伴って示される。しかしながら、任意の好適な数の導電線が利用可能であることを理解されるであろう。

0026

示されるように、インターフェースモジュール314の内部は、モータ336と、モータシャフト338と、主要プリント回路基板(PCB)340と、スピニング要素332と、IVUSプローブ300の動作のための任意の他の好適な構成要素とを含むことが可能である。モータ336は、モータシャフト338に接続され、スピニング要素332を回転させる。プリント回路基板340は、任意の好適な数および種類の電子構成要素342を有することが可能である。

0027

スピニング要素332は、カテーテルハブ316上のコネクタ328と嵌合するために、相補的コネクタ344を有する。コネクタ344は、コネクタ328上の354等の導電線に接触する、355等の導電線を有することが可能である。示されるように、スピニング要素332は、回転変圧器346の回転部分348に結合される。変圧器346の回転部分348は、変圧器346の静止部分350へおよびそこから信号を送出する。変圧器346の静止部分350は、プリント回路基板340に電気的に接続される。

0028

本実施形態では、変圧器346は、変圧器346を横断して複数の信号を伝送するために、複数組の巻線を有する。具体的には、示されるように、変圧器346の回転部分348および静止部分350は、それぞれ静止部分350上の巻線352、353ならびに回転部分348上の巻線351、357等、2組の巻線を有し、変圧器346を横断して2つの信号を伝送する。このように、より多くの信号経路が、高度変換器技術を利用するプローブ300のために利用可能である。任意の好適な数の巻線が、変圧器346を横断して任意の好適な数の信号を伝送するために使用されてもよいことが理解されるであろう。代替実施形態では、平面フレックス回路が、変圧器内の巻線の代わりに使用可能である。平面フレックス回路は、相互に非常に近接して設置され、信号品質を向上させることが可能である。

0029

高度変換器技術のための別の配慮としては、プローブ300が、変換器の動作を促進および/または補完するために、あるアクティブな電子構成要素および回路網の利用が有効であることである。スピニング要素332上のアクティブな電子構成要素および回路網を通して、より複雑な電気通信が、インターフェースモジュール314と変換器との間で行うことが可能である。さらに、スピニング要素332上のある信号処理機能対処することによって、スピニング要素332を横断して送出する必要がある信号の数は、いくつかの実施形態では、減少させることが可能である。

0030

示されるように、プリント回路基板356は、スピニング要素332に結合可能である。プリント回路基板356は、そこに結合される任意の好適な数の電子構成要素358を有することが可能である。任意の好適な数および種類の電子構成要素358を有する任意の好適な数のプリント回路基板356が、スピニング要素332上で利用可能である。スピニング要素332上の電子構成要素は、信号が回転/静止境界を横断して通信される前に、信号処理をプローブ300のスピニング側で行うことを可能にする。

0031

典型的には、高度変換器技術は、DC電源を必要とする。DC電力を変換器に提供するために、スピニング要素332は、それぞれインターフェースモジュール314内の静止ブラシ362、363によって係合されるスリップリング接点360、361等の接点と嵌着可能であるスリップリング360、361は、それぞれコネクタ344内の355等のそれぞれの導電線に結合される。

0032

他の実施形態では、変換器は、AC電源によって電力供給可能である。例えば、ブラシおよび接点を使用する代わりに、AC電力は、変圧器346内の一組の巻線を介して伝送可能である。電力が、変圧器346の静止部分350から変圧器346の回転部分348を横断して送出されると、電力は、AC電力をDC電力に整流する、スピニング要素332上のダイオード整流器等の電源回路送出可能である。整流器は、電子構成要素358の1つとして、スピニング要素332上のプリント回路基板356に結合可能である。AC電力がDC電力に変換された後に、DC電力を使用して、変換器ならびにプリント回路基板356上に含まれる他の電子構成要素358に電力供給可能である。

0033

図4を参照すると、高度変換器技術との併用に好適なインターフェースモジュール414と、カテーテル401とを有する、回転式IVUSプローブ400の実施形態が提示される。示されるように、プローブ400は、カテーテル本体402と、変換器シャフト404と、カテーテルハブ416とを有する。カテーテル本体402は、近位端部分406を有し、変換器シャフト404は、近位端部分410を有する。カテーテルハブ416は、静止外側筐体424と、ドグ426と、コネクタ428とを含む。コネクタ428は、本実施形態では、4つの導電線454を伴って示される。しかしながら、任意の好適な数の導電線が利用可能であることが理解されるであろう。

0034

示されるように、インターフェースモジュール414の内部は、モータ436と、モータシャフト438と、主要プリント回路基板(PCB)440と、スピニング要素432と、IVUSプローブ400の動作のための任意の他の好適な構成要素とを含むことが可能である。モータ436は、モータシャフト438に接続されて、スピニング要素432を回転させる。プリント回路基板440は、任意の好適な数および種類の電子構成要素442を有することが可能である。

0035

スピニング要素432は、カテーテルハブ416上のコネクタ428と嵌合するために、相補的コネクタ444を有する。コネクタ444は、コネクタ428上の454等の導電線と接触する、455等の導電線を有することが可能である。示されるように、スピニング要素432は、回転変圧器446の回転部分448に結合される。変圧器446の回転部分448は、変圧器の静止部分450へおよびそこから信号を送出する。変圧器446の静止部分450は、プリント回路基板440に電気的に接続される。

0036

示されるように、変圧器446の回転部分448および静止部分450は、それぞれ一組の巻線451、452を有し、変圧器446を横断して信号を伝送する。任意の好適な数の巻線が、変圧器446を横断して任意の好適な数の信号を伝送するために使用されてもよいことが理解されるであろう。本実施形態では、変圧器446を使用して、超音波信号に変換可能である。また、平面フレックス回路が、上述のように、巻線の複数組の1つ以上の代わりに使用されてもよいことが理解されるであろう。

0037

プローブ400は、変換器の動作を促進および/または補完するために、ある電子構成要素および回路網の利用が有効である。示されるように、1つ以上のプリント回路基板456、457は、スピニング要素432に結合可能である。プリント回路基板456、457は、そこに結合される458および459等の任意の好適な数の電子構成要素を有することが可能である。任意の好適な数および種類の電子構成要素458、459を有する、任意の好適な数のプリント回路基板456、457が、スピニング要素432上で利用可能であることが理解されるであろう。スピニング要素432上の電子構成要素は、信号が回転/静止境界を横断して通信される前に、信号処理をプローブ400のスピニング側で行うことを可能にする。

0038

本実施形態では、電力が、電力を局所的に発生させる発電機機構464を使用して、変換器に提供される。図に例示されるように、発電機機構464は、発電機コイル466と、複数の静止子磁石468、469とを含む。発電機コイル466は、スピニング要素432に取着され、スピニング要素432とともに回転し、電力を発生可能である。発生される電力は、AC電力であって、したがって、ダイオード整流器等の電源回路を使用して、AC電力をDC電力に変換可能である。整流器は、スピニング要素432上のプリント回路基板456、457に結合可能である。整流後、DC電力を使用して、変換器ならびにプリント回路基板456、457上に含まれる他の電子構成要素458、459に電力供給可能である。任意の好適な発電機を利用して、変換器に電力を提供可能であることが理解されるであろう。

0039

高度変換器技術と併用するために好適なインターフェースモジュール514と、カテーテル501とを有する回転式IVUSプローブ500の別の実施形態が、図5に提示される。示されるように、プローブは、カテーテル本体502と、変換器シャフト504と、カテーテルハブ516とを有する。カテーテル本体502は、近位端部分506を有し、変換器シャフト504は、近位端部分510を有する。カテーテルハブ516は、静止外側筐体524と、ドグ526と、コネクタ528とを含む。コネクタ528は、本実施形態では、4つの導電線554を伴って示される。しかしながら、任意の好適な数の導電線が利用可能であることが理解されるであろう。

0040

示されるように、インターフェースモジュール514の内部は、モータ536と、モータシャフト538と、主要プリント回路基板(PCB)540と、スピニング要素532と、IVUSプローブ500の動作のための任意の他の好適な構成要素とを含むことが可能である。モータ536は、モータシャフト538に接続され、スピニング要素532を回転させる。プリント回路基板540は、任意の好適な数および種類の電子構成要素542を有することが可能である。

0041

スピニング要素532は、カテーテルハブ516上のコネクタと嵌合するために、相補的コネクタ544を有する。コネクタ544は、コネクタ528上の554等の導電線に接触する555等の導電線を有することが可能である。示されるように、スピニング要素532は、回転変圧器546の回転部分548に結合される。変圧器546の回転部分548は、変圧器546の静止部分550へおよびそこから信号を送出する。変圧器546の静止部分550は、プリント回路基板540に電気的に接続される。

0042

示されるように、変圧器546の回転部分548および静止部分550は、それぞれ一組の巻線551、552を有し、変圧器546を横断して信号を伝送する。任意の好適な数の巻線551、552が、変圧器546を横断して任意の好適な数の信号を伝送するために使用されてもよいことを理解されるであろう。本実施形態では、変圧器546を使用して、AC電力を伝達する。電力が、変圧器546の静止部分550から変圧器546の回転部分548まで送出されると、電力は、AC電力をDC電力に整流する、スピニング要素532上のダイオード整流器等の電源回路に送出可能である。整流器は、スピニング要素532上のプリント回路基板556、557に結合可能である。AC電力が、DC電力に変換された後に、DC電力を使用して、変換器ならびにプリント回路基板556、557上に含まれる他の電子構成要素558、559に電力供給可能である。また、平面フレックス回路が、上述のように、巻線の複数組の1つ以上の代わりに、使用されてもよいことが理解されるであろう。

0043

上述のように、プローブ500は、変換器の動作を促進および/または補完するために、ある電子構成要素および回路網の利用が有効であり得る。示されるように、1つ以上のプリント回路基板556、557は、スピニング要素532に結合可能である。プリント回路基板556、557は、そこに結合される、558および559等の任意の好適な数の電子構成要素を有することが可能である。任意の好適な数および種類の電子構成要素558、559を有する任意の好適な数のプリント回路基板556、557が、スピニング要素532上で利用可能であることが理解されるであろう。スピニング要素532上の電子構成要素558、559は、信号が回転/静止境界を横断して通信される前に、信号処理をプローブ500のスピニング側で行うことを可能にする。

0044

本実施形態では、光結合器570を使用して、超音波信号を伝送する。任意の好適な光結合器が使用されてもよいことが理解されるであろう。光結合器は、第1の端部572と、第2の端部574とを有することが可能である。第1の端部572は、静止しており、スピニング要素532に直接または間接的に結合可能である第2の端部574から光信号受信可能である。超音波信号は、プリント回路基板540上の回路網に伝送可能であるか、またはインターフェースモジュール514外部に搬送可能である。

0045

超音波信号がこの光経路を介して通信される方法の一例示的実施例は、プリント回路基板556、557が、電子構成要素558、559間に高速アナログデジタルコンバータADC)を含み得ることである。このADCは、超音波エコー信号をデジタル化し、得られたデジタルデータをシリアルビットストリームに変換するために使用されるであろう。次いで、このシリアルデータは、同様に、プリント回路基板558、559上に含まれるレーザダイオード回路等の光送信機に提供され、回転光結合器570を介して、プリント回路基板540上に含まれるか、またはインターフェースモジュール514から遠隔に位置する光受信機回路に、高速シリアルビットストリームを伝送するであろう。

0046

示されるように、構造は、変換器の角度位置に関して、フィードバックを提供可能なように提供されてもよい。例えば、光デバイス576は、静止エンコーダホイール578と、光検出器580とを含むように提供されてもよい。光検出器580は、スピニング要素532上のプリント回路基板557に取着可能である。

0047

高度変換器技術と併用するために好適なインターフェースモジュール614と、カテーテル601とを有する回転式IVUSプローブ600の別の実施形態が、図6に提示される。示されるように、プローブ600は、カテーテル本体602と、変換器シャフト604と、カテーテルハブ616とを有する。カテーテル本体602は、近位端部分606を有し、変換器シャフト604は、近位端部分610を有する。カテーテルハブ616は、静止外側筐体624と、ドグ626と、コネクタ628とを含む。コネクタは、本実施形態において示されるように、654等の4つの導電線を伴って示される。しかしながら、任意の好適な数の導電線654が利用可能であることが理解されるであろう。

0048

示されるように、インターフェースモジュール614の内部は、モータ636と、モータシャフト638と、主要プリント回路基板(PCB)640と、スピニング要素632と、IVUSプローブ600の動作のための任意の他の好適な構成要素とを含むことが可能である。モータ636は、モータシャフト638に接続され、スピニング要素632を回転させる。主要プリント回路基板640は、変換器のための送信機および受信機を含むが、それらに限定されない、任意の好適な数および種類の電子構成要素642を有することが可能である。

0049

スピニング要素632は、カテーテルハブ616上のコネクタ628と嵌合するために、相補的コネクタ644を有する。コネクタ644は、コネクタ628上の654等の導電線に接触する、655等の導電線を有することが可能である。示されるように、スピニング要素632は、回転変圧器646の回転部分648に結合される。変圧器646の回転部分648は、変圧器646の静止部分650へおよびそこから信号を送出する。変圧器646の静止部分650は、プリント回路基板640に電気的に接続される。

0050

示されるように、変圧器646の回転部分648および静止部分650は、それぞれ一組の巻線651、652を有し、変圧器646を横断して信号を伝送する。任意の好適な数の巻線が、変圧器646を横断して任意の好適な数の信号を伝送するために使用されてもよいことを理解されるであろう。本実施形態では、変圧器646を使用して、AC電力を伝達する。電力が、変圧器646の静止部分650から変圧器646の回転部分648まで送出されると、電力は、AC電力をDC電力に整流する、スピニング要素632上のダイオード整流器等の電源回路に送出可能である。整流器は、スピニング要素632上のプリント回路基板656、657に結合可能である。AC電力が、DC電力に変換された後に、DC電力を使用して、変換器ならびにプリント回路基板656、657上に含まれる他の電子構成要素658、659に電力供給可能である。また、平面フレックス回路が、上述のように,巻線の複数組の1つ以上の代わりに、使用されてもよいことを理解されるであろう。

0051

上述のように、プローブは、変換器の動作を促進および/または補完するために、ある電子構成要素および回路網の利用が有効であり得る。示されるように、1つ以上のプリント回路基板656、657は、スピニング要素632に結合可能である。プリント回路基板656、657は、そこに結合される、658および659等の任意の好適な数の電子構成要素を有することが可能である。任意の好適な数および種類の電子構成要素658、659を有する、任意の好適な数のプリント回路基板656、657が、スピニング要素632上で利用可能であることを理解されるであろう。スピニング要素632上の電子構成要素658、659は、信号が回転/静止境界を横断して通信される前に、信号処理をプローブ600のスピニング側で行うことを可能にする。

0052

本実施形態では、無線通信機構を使用して、超音波信号を伝送する。無線周波数または赤外線を利用する無線機構を含むが、それらに限定されない、任意の好適な無線通信機構が使用されてもよい。示されるように、無線通信機構は、送信機および/または受信機構成要素682ならびに684を含む。送信機および/または受信機構成要素682は、スピニング要素632上のプリント回路基板657等、任意の好適な場所に取着可能である。同様に、送信機および/または受信機構成要素684も、インターフェースモジュール614内の主要プリント回路基板640を含む任意の好適な場所に設置可能である。

0053

したがって、信号は、変圧器、光結合器、無線通信機構、発電機、および/またはブラシ/接点を含むが、それらに限定されない任意の好適な機構を介して、回転および静止機械構成要素を横断して搬送可能であることを理解されるであろう。ある実施形態では、変圧器、光結合器、および/または無線通信機構を利用して、超音波信号等の信号を搬送可能である。ある実施形態では、変圧器、発電機、および/またはブラシ/接点を利用して、変換器に電力を伝達可能である。

0054

さらに、スピニング要素は、好適な数および種類のアクティブな電子構成要素ならびに回路網を伴う1つ以上のプリント回路基板を有し、したがって、スピニング要素をアクティブなスピニング要素にすることが可能である。アクティブなスピニング要素と併用可能な電子構成要素の実施例として、電源回路(発電機、整流器、調整器高圧逓昇コンバータ等)、送信機(三極送信機を含む)、時間利得制御TGC増幅器振幅および/または位相検出器、ADCコンバータ、光学送受信機エンコーダ回路無線通信構成要素マイクロコントローラ、および任意の他の好適な構成要素を含むが、それらに限定されない。加えて、スピニング要素は、伝送トリガを内部で発生させることが可能であり、したがって、スピニング要素を横断してタイミング信号を通信する必要性を排除することが可能なように、エンコーダおよびタイミン論理を含むことが可能である。本明細書に説明される実施形態を通して、広帯域幅周波数アジリティ、低リングダウン集束ビーム(動的集束ビームを含む)、および高調波能力を含む、優れた画質が可能となる。

0055

上述のように、単一変換器またはアレイとして、PMUTおよびCMUT変換器を含むが、それらに限定されない、任意の好適な高度変換器技術が使用されてもよい。実施例として、PMUT変換器は、圧電ポリマーポリフッ化ビニリデンPVDF)等)を微小シリコン基板上に蒸着することによって、形成可能である。シリコン基板は、増幅器および保護回路を含み、PVDF変換器からの信号を緩衝可能である。電気ケーブル静電容量は、高インピーダンスPVDF変換器からの信号を減衰させ得るために、PVDF要素に直接隣接する増幅器を含むことが重要となり得る。増幅器は、典型的には、DC電力、伝送入力、および増幅器出力接続を必要とする。PVDF変換器は、集束変換器であって、優れた分解能を提供可能である。

0056

上述のように、本明細書に説明されるようなアクティブなスピニング要素を有することは、回転式IVUSプローブ上の高度変換器技術の利用を可能にする。加えて、アクティブなスピニング要素を有することは、プローブのある高度動作を促進可能である。アクティブなスピナを利用するプローブの帯域幅の向上によって、プローブは、複数の異なる周波数において、情報を取得することが可能となる。限定ではなく、例として、プローブを利用して20MHzおよび40MHz等の2つの多様な周波数で得られた超音波情報を取得可能である。任意の好適な周波数および任意の好適な周波数の質が使用されてもよいことを理解されるであろう。

0057

概して、より低い周波数の情報は、血液の後方散乱係数の強力な周波数依存のため、組織対血液の分類方法を容易にする。より高い周波数の情報は、概して、血液スペックルと組織との間の低い分化度を犠牲にして、より優れた分解能を提供するが、内腔境界を識別することを困難にし得る。したがって、情報が、より低い周波数およびより高い周波数で取得されるならば、アルゴリズムを利用して、2つのデータセットインタリーブおよび表示することにより、時間および空間において密接に整列させられる周波数が異なる情報が取得可能である。結果として、血液と組織との間の明確な分化および血液境界の正確な描写を伴う、高分解能超音波画像が生成可能である。

0058

単一フレームの画像を構成する典型的な512のA−ラインは、交互する高および低周波数A−ラインとして散在可能である。実施例として、20MHz画像は、血液を黒色、組織を灰色として示すことが可能である一方、40MHz画像は、血液および組織を灰色として示すことが可能であるが、仮に可能であっても、相互にほとんど区別不可能である。提供されたアルゴリズムを介して、20MHzにおいて黒色であって、40MHzにおいて灰色であるのは血液であり、両方の周波数において灰色であるのは組織であり、両方の周波数において黒色であるのは、透明な流体であることが認識可能である。アクティブなスピニング要素によって促進される、PMUT等の高度変換器技の広帯域能力は、可能性として、パルス反転A−ライン対を含む、2つ以上の異なる中心周波数の厳密にインタリーブされたA−ラインを可能にし、次いで、組み合わせられ、組織対血液のためのロバスト分類方式を提供する、高調波ならびに基礎的情報を生成する。

0059

二重周波数血液分類方式は、運動アルゴリズム(ChromaFlo、Q−Flow等)、時間アルゴリズム、高調波信号処理等の他の血液スペックル低減アルゴリズムによってさらに増強可能である。任意の好適なアルゴリズムが使用可能であることが理解されるであろう。

0060

血管内超音波法に加え、他の種類の超音波カテーテルも、本明細書に提供される教示を使用して作製可能である。限定ではなく、例として、他の好適な種類のカテーテルは、非血管内腔内超音波カテーテル、心内エコーカテーテル、腹腔鏡、および間質カテーテルを含む。加えて、プローブは、冠状動脈頸動脈、神経、末梢、または静脈を含むが、それらに限定されない、任意の好適な生体構造内で使用されてもよい。

0061

本明細書の値の範囲の列挙は、本明細書に別途示されない限り、範囲内にある各別個の値を個々に参照する便宜的方法としての役割を果たすことを単に意図するものであって、各別個の値は、本明細書で個々に引用されるかのように、本明細書に組み込まれる。

0062

図中の同一参照番号および/または同一図示特徴は、同一特徴を表し得ることを理解されるであろう。任意の実施形態における同一参照番号および/または同一図示特徴の議論は、任意の他の実施形態に適用可能であってもよいことを理解されるであろう。

0063

本明細書に引用される刊行物、特許出願、および特許を含む、任意の参考文献は、各参考文献が、参照することによって組み込まれていることが個別にかつ具体的に示され、全体として本明細書に記載されるかのように参照することによって、本明細書に組み込まれる(その中に含有される任意の参考文献を含む)。

0064

本明細書において、高度超音波変換器技術を組み込む回転式IVUSプローブの例示的実施形態が説明される。開示される実施形態の変形例は、上述の例示的実施例に照らして、当業者には明白となるであろう。当業者は、必要に応じてそのような変形例を採用し、代替の実施形態において具現化される、そのような変形例は、開示される発明の範囲内であると想定される。したがって、本発明は、本明細書に説明される実施例に限定されることを意図しない。故に、本発明は、適用される法律許す範囲で、本明細書に添付の請求項に列挙される主題のあらゆる修正および均等物を含む。さらに、そのあらゆる可能性のある変形例における上述の要素の任意の組み合わせも、別途本明細書において示されるか、またはそれに関連して明示的に否定されない限り、本発明に包含される。

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