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技術 マッサージ具

出願人 株式会社プレシャス
発明者 櫻井良和
出願日 2014年10月7日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-217728
公開日 2016年5月12日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-073600
状態 特許登録済
技術分野 打撃またはバイブレーションマッサージ
主要キーワード 当発明者 バイブレータ装置 合成樹脂成型 振動枠 艶消し加工 略漏斗状 回転結合 浮動状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月12日)のものです。
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図面 (11)

課題

強い振動を発生して身体にバイブレーションを効果的に伝えることが出来るようなマッサージ具にしたい。またバイブレーションは振動発生部から身体接触部を介して身体に伝達されるものであるから、様々な接触感ユーザーに与え得るようなマッサージ具を提供したい。

解決手段

電動モータ3とこの電動モータ3のシャフト30に偏心状態で取り付けられた32とから成るマッサージ具であって、錘32はシャフト30から延長されて電動モータ3の外周部35を周回し得るように設けられており、このマッサージ具の筐体1の全体は包み込み得るような形状を呈しており、この筐体1の全体を掌で包み込んだ時に、身体に接触させる側に、筐体1に対して着脱自在の振動伝達部2を有するものとした。

概要

背景

特開2003−70859の「バイブレータ内蔵肘掛け椅子型マッサージ機」は株式会社マルタカの出願になるものであり、着座部の両側に一対の肘掛けを有し、背もたれに身体の背中側をマッサージするマッサージ機構が内蔵されていると共に、肘掛けの内部に前腕部をマッサージするバイブレータ機構が内蔵されている。そのマッサージ機構であるが、図3および図4で表されているように、モータ19の回転軸19Aには、扇形回転錘23が固定されており、モータ19に肘掛け16の外部から電線24を介して給電されると、モータ軸19Aとともに回転錘23が回転するが、この回転錘23は、その重心がモータ軸19Aの軸心から偏心している位置にあるため、ゴムブッシュ22によって肘掛け16に対して浮動状態で支持されている振動枠20が振動し、肘掛け16の上面に露出している振動枠20の上に前腕部を載せると、その振動によって前腕部にマッサージ効果が得られる、と言うものである。

特開2011−56455の「バイブレータ装置及び携帯端末装置」は、日本電気株式会社の出願になるものであり、電動モータが発する振動を携帯端末装置のバイブレータに応用したものであり、図1および図2で表されているように、筐体に複数の振動周波数で振動を与えられるバイブレータ装置及びそれを備えた携帯端末装置を提供すべく、次のように構成されたものである。すなわちバイブレータ装置10は第1の回転体20と第2の回転体30とを備える。第1の回転体20は、第1シャフト21と第1のウエイト22とを有する。第1シャフト21は、筐体に支持され回転駆動される。第1のウエイト22は第1シャフト21に偏心して回転結合される。第2の回転体30は、第2シャフト31と第2のウエイト32とを有する。第2シャフト31は第1の回転体20に、所定の減速比または増速比で回転結合される。第2のウエイト32は第2シャフト31に偏心して回転結合される。

概要

強い振動を発生して身体にバイブレーションを効果的に伝えることが出来るようなマッサージ具にしたい。またバイブレーションは振動発生部から身体接触部を介して身体に伝達されるものであるから、様々な接触感ユーザーに与え得るようなマッサージ具を提供したい。電動モータ3とこの電動モータ3のシャフト30に偏心状態で取り付けられた32とから成るマッサージ具であって、錘32はシャフト30から延長されて電動モータ3の外周部35を周回し得るように設けられており、このマッサージ具の筐体1の全体は包み込み得るような形状を呈しており、この筐体1の全体を掌で包み込んだ時に、身体に接触させる側に、筐体1に対して着脱自在の振動伝達部2を有するものとした。

目的

一方特開2011−56455の「バイブレータ装置及び携帯端末装置」は上記同様の構成と問題点とを有するが、このものは携帯端末装置への着信等を通知するバイブレーションを発することが目的である

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電動モータとこの電動モータのシャフト偏心状態で取り付けられたとから成るマッサージ具であって、前記錘は前記シャフトから延設された前記電動モータの外周部を周回する部位を有しており、このマッサージ具の筐体の全体は包み込み得るような形状を呈しており、この筐体の全体を掌で包み込んだ時に身体に接触させる側に、前記筐体に対して着脱自在の振動伝達部を有することを特徴とする、マッサージ具。

請求項2

前記振動伝達部が略吸盤状に開いた形状を呈する、請求項1に記載のマッサージ具。

請求項3

前記筐体の全体を掌で包み込んだ際に指が掛かりやすいような凹部が形成されている、請求項1または請求項2に記載のマッサージ具。

請求項4

前記凹部が前記筐体の周囲の少なくとも一部に形成されている、請求項3に記載のマッサージ具。

請求項5

前記凹部が前記筐体の全周に亘って形成されている、請求項3に記載のマッサージ具。

請求項6

前記筐体の少なくとも一部に滑り止めが施されて成る、請求項1または請求項2に記載のマッサージ具。

技術分野

0001

この発明は、強い振動を発生するもしっかりと手で支えることが出来て、身体に効果的にバイブレーションを与え得ると共に、身体接触部に様々な異なる感触を与えることが出来るようなマッサージ具に関する。

背景技術

0002

特開2003−70859の「バイブレータ内蔵肘掛け椅子型マッサージ機」は株式会社マルタカの出願になるものであり、着座部の両側に一対の肘掛けを有し、背もたれに身体の背中側をマッサージするマッサージ機構が内蔵されていると共に、肘掛けの内部に前腕部をマッサージするバイブレータ機構が内蔵されている。そのマッサージ機構であるが、図3および図4で表されているように、モータ19の回転軸19Aには、扇形回転錘23が固定されており、モータ19に肘掛け16の外部から電線24を介して給電されると、モータ軸19Aとともに回転錘23が回転するが、この回転錘23は、その重心がモータ軸19Aの軸心から偏心している位置にあるため、ゴムブッシュ22によって肘掛け16に対して浮動状態で支持されている振動枠20が振動し、肘掛け16の上面に露出している振動枠20の上に前腕部を載せると、その振動によって前腕部にマッサージ効果が得られる、と言うものである。

0003

特開2011−56455の「バイブレータ装置及び携帯端末装置」は、日本電気株式会社の出願になるものであり、電動モータが発する振動を携帯端末装置のバイブレータに応用したものであり、図1および図2で表されているように、筐体に複数の振動周波数で振動を与えられるバイブレータ装置及びそれを備えた携帯端末装置を提供すべく、次のように構成されたものである。すなわちバイブレータ装置10は第1の回転体20と第2の回転体30とを備える。第1の回転体20は、第1シャフト21と第1のウエイト22とを有する。第1シャフト21は、筐体に支持され回転駆動される。第1のウエイト22は第1シャフト21に偏心して回転結合される。第2の回転体30は、第2シャフト31と第2のウエイト32とを有する。第2シャフト31は第1の回転体20に、所定の減速比または増速比で回転結合される。第2のウエイト32は第2シャフト31に偏心して回転結合される。

先行技術

0004

特開2003−70859号公報特開2011−56455号公報

発明が解決しようとする課題

0005

これ等に代表されるような従来のマッサージ具は、電動モータの回転力を振動に変えて身体の凝りをほぐすことが出来るように構成されたものであるが、特開2003−70859の「バイブレータ内蔵肘掛け付椅子型マッサージ機」で使用されているバイブレータ機構は、モータ19の回転軸19Aに扇形の回転錘23が固定されているものであって、回転錘23はモータ19の直径よりも小さく、あまり強い振動を発生することが出来ないと言う問題がある。

0006

一方特開2011−56455の「バイブレータ装置及び携帯端末装置」は上記同様の構成と問題点とを有するが、このものは携帯端末装置への着信等を通知するバイブレーションを発することが目的であるから、元々それほど強い振動は必要ではなく、あまり強い振動を発生することが出来ないこの種バイブレータ装置で十分なのである。やはりバイブレータ装置10の第1の回転体20も第2の回転体30も、モータ11の直径より小さいことが特徴である。

0007

しかしながら当発明者は、第一の課題として、強い振動を発生して身体に効果的にバイブレーションを与えることが出来るようなマッサージ具を提供したいものと考えた。また第二の課題として、バイブレーションは振動発生部から身体接触部を介して身体に伝達されるものであり、そこに接触感が生ずるものであるから、様々な接触感を与え得るように構成しておき、ユーザーが好みの接触感を自由に選択出来るようなマッサージ具を提供したいものと考えた。

0008

そこでこの発明は、上述したような第一の課題または第二の課題を個々に解決することを、または第一の課題および第二の課題を共に解決することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題は、電動モータとこの電動モータのシャフトに偏心状態で取り付けられたとから成るマッサージ具であって、前記錘は前記シャフトから延設された前記電動モータの外周部を周回する部位を有しており、このマッサージ具の筐体の全体は包み込み得るような形状を呈しており、この筐体の全体を掌で包み込んだ時に身体に接触させる側に、前記筐体に対して着脱自在の振動伝達部を有することを特徴とする、マッサージ具とすることによって達成される。なお電源スイッチ部や電動モータの振動制御部は、上記筐体に設けるようにしても、筐体とは別にリモコン付属させて、これに電源スイッチ部や電動モータの振動制御部を設けるようにしても良い。また電源部には乾電池を用いるようにしても良いが、家庭用電源や、ここから充電する二次電池蓄電池)を用いるようにしても良い。

0010

この発明の振動発生部の特徴は、電動モータのシャフトに錘が偏心状態で取り付けられているのであるが、錘の部分を電動モータの外側を周回し得るような位置に設けたので、錘は従来のようにシャフトの近傍で回転するのではなく、電動モータの外側をグラインドするように回転することになった。グラインド(grind)とは辞書によれば、<うすなど>の柄を持って回すことであると言うが、そのようなイメージの回転である。

0011

一方、この種機構の振動発生部に例えば柄部を設けたものとすると、振動発生部が大きく振れて柄部を持つ手が安定せず、極めて持ちづらいと言う欠点があることが分かった。すなわち柄部を持つ手が安定しない限り、大きな振動を発生してもそれが身体に効果的に伝わらず十分なマッサージ効果を上げることが出来ないと言うことである。そこで、このような大きな振動を行う振動発生部に柄を設けるのではなく、このマッサージ具の筐体の全体を、掌で包み込み得るような形状のものにした。この構成によって、恰も鷲掴みのごとく、筐体を掌で包み込むように掴んで身体所望箇所に押し当てるようにすれば、筐体がぶれることがないばかりか、ぶれない分の振動のエネルギーを身体に加えることが出来、十分なマッサージ効果を上げることが出来るようになったのである。

0012

また上記振動のエネルギーは、振動伝達部を介して身体に伝達されるものであるが、この振動伝達部を筐体に対して着脱自在であるように設けたので、複数種類の振動伝達部を用意しておけば必要に応じて取り替えて使用することが出来る。振動伝達部は例えば素材的には天然ゴム合成樹脂、木材、金属、陶器などを自由であり、身体に接触する部位の形状は円形であったり方形であったり、後述するように身体に接触する部位が略平面状であればその面の凹凸のあるなしや、凹凸がある場合にはその形状などは任意に設計して良く、その各々が身体接触部位に対して異なる接触感を与え得る。なおこの部位が略吸盤状に開いた形状である場合に付いては次に述べる。このように着脱自在な振動伝達部の提供によって、ユーザーが好みの接触感を自由に選択することが出来るようになる。

0013

上述したようにこのような優れたマッサージ具を、前記筐体の全体を掌で包み込んだ時に身体に接触させる側が、略吸盤状に開いた形状を呈するように構成すると良い。身体に押し当てる部位は略平面状でその全面が身体に接触するものであって良いわけであるが(この部位は凸面状や凹凸状などとすることが出来るが)、そうではなくて、略吸盤状に開いた形状を呈してその周囲が身体に接触する(略漏斗状朝顔の花のように開いている側の口が身体に接触すると言っても良いが)ようにすると、また別の有効な作用を生ずることが分かった。

0014

すなわち、上記開いた形状の周囲が身体に接触すると、その中程の部分では皮膚が盛り上がって上記開いた形状の中に入りこむ様子が見られる。するとこれが筐体のぶれを抑制する方向に作用するので、マッサージ効果がより高まるのである。なお上記開いた形状の部位の素材によっては、ここが吸盤のような吸着作用を現ずる場合がある。

0015

さて、上述したマッサージ具に於いて、前記筐体の全体を掌で包み込んだ際に指が掛かりやすいような凹部が形成されているものとした。筐体の全体を掌で包み込むように掴んで身体所望箇所に押し当てるようにすることで、またこの際に母指球親指付け根の膨らみ)や指先を上記凹部に入り込むように握ることで、しっかりと筐体をグリップすることが出来、筐体がぶれることがないばかりか、ぶれない分の振動のエネルギーを身体に加えることが可能となり、十分なマッサージ効果を上げることが出来るのである。

0016

この凹部に関して、前記凹部が、前記筐体の周囲の少なくとも一部に形成されているものとして良い。これは筐体を掌で包み込むように掴んで身体所望箇所に押し当てる際に、凹部がある部位に注意してここに指先などを入れるようにすれば、しっかりと握りこむことが出来る。

0017

また上記凹部に関して、前記凹部が、前記筐体の全周に亘って形成されているものとしても良い。この構成によって、筐体を掌で包み込むように掴んで握る際に、凹部の位置を気にすることなくどのように掴んだとしても、より良いグリップ感が得られるようになる効果を奏する。

0018

次に、上述したマッサージ具に於いて、前記筐体の少なくとも一部に滑り止めが施されて成るものとすることが出来る。例えば前記凹部や、前記凹部を含むその他の部位や、ほぼ全体が滑り難い素材で構成されていれば、筐体をしかりと掌で包み込んでずれたりする心配が少なくなる。あるいは濡れた手で握っても滑りにくくなる。全体が滑り難い素材の一例としてシリコーン樹脂を上げる。また一般的な合成樹脂素材になる筐体であったとしても、例えば艶消し加工エンボス加工を施すことで滑りにくくすることが可能である。このあたりのことは自由に工夫して良い。

発明の効果

0019

この発明のマッサージ具によれば、錘がシャフトから延設された電動モータの外周部を周回する部位を有しており、このマッサージ具の筐体の全体は掌で包み込み得るような形状を呈するようにしたので、錘はグラインドするように回転して強い振動を発生するし、筐体を鷲掴みし得るように構成したので、筐体がぶれることがないばかりか、ぶれない分の振動のエネルギーを身体に加えることが出来、身体に効果的にバイブレーションを与えることが出来るようになっている。また筐体の全体を掌で包み込んだ時に身体に接触させる側に、前記筐体に対して着脱自在の振動伝達部を有するようにしたので、様々な接触感を与え得る複数種の振動伝達部から、ユーザーが好みの接触感を自由に選択出来るようになっている。

図面の簡単な説明

0020

実施例1の側面視による説明図である。使用状態の説明図である。 底面視による説明図である。 底面視による説明図である。偏心状の錘32を有する電動モータ3の説明図である。 電動モータ2周りブロック図にて表した説明図である。 実施例2のコントローラ5の説明図である。 実施例3の側面視による説明図である。 斜面視による説明図である。 実施例4の側面視による説明図である。

0021

図1乃至図6によりこの実施例のマッサージ具を説明する。身体に接触させる側である所の、下側に、略吸盤状に開いた形状で開口部20が形成された振動伝達部2は、その上側に設けた着脱部21によって、筐体1の下側に設けた着脱部12に着脱自在で組み付けられるようになっている。筐体1の着脱部12には山越えである嵌合突起13と、振動伝達部2の嵌合突起22が嵌合する嵌合溝14とが設けられている。図1は筐体1に振動伝達部2を取り付けた状態を、図2は筐体1から振動伝達部2を取り外した状態を表している。振動伝達部2を取り付けた状態ではその全体は帽子のような形状を呈している。その筐体1は天部10と側部11とから成る。従って掌でこの筐体1をその天部10から包み込むようにすると、指の腹がしっかりと側部11をグリップすることが出来、略吸盤状に開いた形状の振動伝達部2の開口部20の側を身体に接触させることが出来るのである。

0022

この筐体1は合成樹脂素材の中空状に成型されたものであり、全体は多少いびつであるにはあるが略半球形状であると言って良いものである。内部には振動発生部である所の、錘32を有する電動モータ3がモータケース31に収められて取り付けられている。この錘32は、図3で表すように電動モータ3の外周部35の周りを回る周回部34と、この周回部34を電動モータ3のシャフト30に取り付けるための橋絡部33とから構成されている。橋絡部33も周回部34も錘であるが、この錘32は従来のようにただシャフト30の近傍で回転するのではない。重量のある橋絡部33と周回部34とが回転し、特に周回部34は電動モータ3の外周部35の外側を回転し、錘3は全体として上述のようにグラインドするように回転するため、大きな振動が重量感を伴って得られるのである。

0023

そこで筐体1を掌で包み込むように掴むと筐体1をしっかりとグリップすることが出来るわけであるが、錘3がグラインドすることで強い振動を発して身体に効果的にバイブレーションを与えることが出来るのであるが、上述のような鷲掴み的な持ち方をすることによって、筐体1をその振動伝達部2から身体所望箇所に押し当てた際に、筐体1がぶれることがないばかりか、ぶれない分の振動のエネルギーを身体に加えることが出来るようになったのは、極めて大きな成果である。なお図示はしないが、筐体1の少なくとも一部に滑り止めを備えるようにしても良い。掌全体や、母指球の当りや、指先に対して滑り止めが利くように構成するのである。これによってより良い滑り止めの効果が得られる。あるいは濡れた手で握っても滑りにくくなる。この滑り止めの実施の仕方としては、筐体1のほぼ全体を滑り難い素材の一例としてのシリコーン樹脂で被覆したり、一般的な合成樹脂素材になる筐体であったとしても、例えば艶消し加工やエンボス加工を施すのである。

0024

電動モータ3は、図6のブロック図によって模式的に表した通りモータ制御部5に接続されており、このモータ制御部5は外部の電源アダプタ50に接続されている。図1ではモータ制御部5を図示していないが、家庭用電源からの電力を電源アダプタ50で直流に変換してから電動モータ3に印加するように構成されている。また電動モータ3の回転の強弱等の回転制御はモータ制御部5が担っている。電源スイッチや制御スイッチは図示していない。なお更に充電のための二次電池を備えるようにしても良い。あるいは電源アダプタ50を用いず、すなわち電動モータ3を駆動するための電力を家庭用電源から取るのではなく、筐体1内に乾電池を備えるようにしても良い。

0025

ところで、図2で表したように振動伝達部2は筐体1に対して、着脱部12,21から着脱自在に構成されている。振動伝達部2は身体に接触させる側に略吸盤状に開いた形状で開口部20が形成されている。この略吸盤状に開いた開口部20の周囲が身体に接触して、その中程の部分では皮膚が盛り上がり開口部20の中に入りこむ様子が見られたり、場合によってはここが吸盤のような吸着作用を現ずる。このような振動伝達部2は一例ではあるが別種の振動伝達部4と交換することが出来る。

0026

図4で表した振動伝達部4は合成樹脂製になるものであり、振動伝達部2と同じような筐体1に対する嵌合手段、を有しているが(図示せず)、身体に接触させる側である所の下側に、緩やかに膨らみのある底面部40が設けられており(上記振動伝達部2ではこの部位は開いていたが、振動伝達部4ではこの部位は閉じられている)、この底面部40の表面には吸盤41が回転対称の位置に幾つも取り付けられているのが特徴である。しかして各々の吸盤41は身体接触部、この場合は皮膚に対してであるが、より強い吸着作用を現わすことになる。

0027

図7はこの実施例のコントローラ51を表したものである。上述の実施例1では筐体1内にモータ制御部5を設けていたが、これをコントローラ51側に移したのがこの実施例2である。

0028

すなわちこのコントローラ51は、マッサージ具の筐体1に接続するための電線57とコンセントに接続するための電線58とを備え、また電線58の先方には図示しない電源プラグを備えている。符号52は電源ボタンであり、電源ボタン52は一度押すとONであり二度目に押すとOFFとなる言わばトグル式である。ON時にはLEDの電源ライト55が点灯する。アップボタン54とダウンボタン53との間には、バイブレーションの強さの段階を示すLEDのインジケータ56が設けられている。振動はアップボタン54を押すごとに強くなり、逆にダウンボタン53を押すごとに弱くなるように設計されている。すなわちこのような各種制御を行うモータ制御部をコントローラ51は内蔵している分けである。なお電源ボタン52、ダウンボタン53、アップボタン54には、この実施例ではメンブレンスイッチを用いている。電源ボタン52は電源ON/OFFのトグル式であるが、これにリズム振動切り替えるための機能を付与するようにしても良い。するとリズム振動の種類ごとにダウンボタン53とアップボタン54とを作用させ得る。

0029

図8によりこの実施例のマッサージ具を説明する。身体に接触させる側である所の下側に、略吸盤状に開いた形状で開口部70が形成された振動伝達部7は、その上側に設けた着脱部71により、筐体6の下側に設けた着脱部63に着脱自在で組み付けられるようになっている。図8は掌で包み込み得るような略半球形状の筐体6に振動伝達部7を取り付けた状態を表している。振動伝達部7を取り付けた状態ではその全体は帽子のような形状を呈している。

0030

振動伝達部7を取り付けた状態の筐体6には、振動伝達部7の上方に、すなわち着脱部63の上方の側部61の一部に、指が掛かりやすいような凹部62が形成されている。この側部61より上方は帽子のような天部60となっている。従って、掌でこの筐体6をその天部60から鷲掴みにすると、指の腹は側部61に接触するが、指の一部は凹部62に掛かるため、掌とこの指先とでしっかりと筐体6をグリップすることが出来るのである。このように筐体6を手で掴むと、略吸盤状に開いた形状の振動伝達部7の開口部70の側が身体に接触する側となる。

0031

筐体6は合成樹脂成型により中空状に成形されたものであり、内部に振動発生部である所の錘32を有する電動モータ3が取り付けられている。この錘32は、図5で表わしたものを使用している。従って錘32は全体として上述のようにグラインドするように回転するため、大きな振動が重量感を伴って得られる。

0032

そこで図9で表すように、筐体6を掌で包み込むように掴むと筐体6をしっかりとグリップすることが出来るわけであるが、更に指先を凹部62に当てると都合くしっくりとしたグリップ感が得られる。上述したように錘32がグラインドすることで強い振動を発して、振動伝達部7を介して身体に効果的にバイブレーションを与えることが出来るのであるが、この実施例3の凹部62を活用した、しっかりとした持ち方をすることによって、振動伝達部7をを身体所望箇所に押し当てた際に、筐体7がぶれることがないばかりか、ぶれない分の振動のエネルギーを身体に加えることが出来るようになったのは極めて大きな成果である。このようなマッサージ具は従来は存在しないものであった。なお図示はしないが、上述のような凹部を筐体の全周に亘って設けるようにした例を上げることが出来る。この構成によって、筐体を鷲掴みする際に、凹部の位置を気にすることなくどのように掴んだとしても、より良いグリップ感が得られるようになる効果を奏する。

0033

図10を用いてこの実施例のマッサージ具を説明する。合成樹脂成型に成る中空の筐体8には、身体に接触させる向きである所の、下側に、開口部83が設けられており、この開口部83に、振動伝達部9である所の吸盤90が、その嵌合部91によって着脱自在に嵌合されている。この吸盤90による振動伝達部9を取り付けた状態の筐体8の側部81には、上記開口部83の上方に指を掛かりやすくするための凹部82が形成されている。この側部81より上方は帽子のような天部80となっている。なお筐体8の内部には振動発生部である所の錘32を有する電動モータ3が取り付けられている。この錘32は図5で表わしたものを使用している。

0034

このように筐体8を手で掴むと、振動伝達部9である吸盤90が身体に接触することになる。すると吸盤90は吸着作用を現じ、皮膚が盛り上がって吸盤90の中に入りこむ様子が見られる。このようにして皮膚に吸着し皮膚を固定した振動伝達部9を通して、電動モータ3と錘32とで発生する強い振動のエネルギーが、上述の凹部62に母指球や指先を入れるしっかりとした握り方によって、筐体8がぶれることなく身体接触部に伝達されて、高いマッサージ効果を上げることが出来るのである。このようなマッサージ具は従来は存在しないものであった。

0035

なお振動伝達部9である吸盤90は容易に交換することが可能である。大中小の大きさが異なるもの、円形や略方形など形状が異なるもの、感触が異なるもの、機能が異なるものなどの内から、ユーザーに好適なものを選択してもらうようにすれば良い。

実施例

0036

この他、この発明のマッサージ具に防水性を付与するなどの工夫をすると良い。風呂場での使用にはより好都合である。グリップ感をさらに高めるべく、手のに渡すバンドを設けるようにしても良い。また筐体の天部や底部や全体を光らせるイルミネーション用のライトを配するようにすると、興趣を催させるに十分なものとなる。また素材に付いて、筐体は光り輝くステンレス製であり振動伝達部はシリコーン製であるなど、異なる素材を組み合わせるようにして良い。また筐体の手で包み込み得るような形状の一例として略半球状を上げたが、方形角丸のような形状や、花のような形状で花弁の間に指用の溝が付いたような形状など、自由に設計して良い。これ等もまたこの発明の権利範囲である。

0037

この発明のマッサージ具の用途は多岐に亘り、医療用ペット用などとして構成することが可能である。

0038

1筐体10天部
11側部 12着脱部
13嵌合突起14嵌合溝
2振動伝達部 20開口部
21着脱部 22嵌合突起
3電動モータ30シャフト
31モータケース32錘
33橋絡部 34周回部
35外周部
4 振動伝達部 40底面部
41吸盤
5モータ制御部 50電源アダプタ
51コントローラ52電源ボタン
53ダウンボタン54アップボタン
55電源ライト56インジケータ
57電線58電線
6 筐体 60天部
61側部 62凹部
63着脱部
7 振動伝達部 70開口部
71着脱部
8 筐体 80天部
81側部 82凹部
83開口部
9 振動伝達部 90吸盤
91嵌合部

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