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技術 電動式ミル・ミキサー

出願人 株式会社泉精器製作所岩谷産業株式会社
発明者 小澤徹也召田寛隆岡本務福士拡憲
出願日 2014年10月2日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2014-203903
公開日 2016年5月12日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2016-073335
状態 特許登録済
技術分野 食品調製器具
主要キーワード オイルレスメタル 容器台 二色成形品 内側カバー ジョイント部分 正面断面 収容容器内 シャフトシール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月12日)のものです。
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図面 (7)

課題

動作時における騒音の発生を抑制することにより静音化が可能な電動式ミルミキサーを提供する。

解決手段

本発明に係る電動式ミル・ミキサー1は、モーター18を収容する本体ケース10と、本体ケース10に着脱可能に保持される容器蓋12と、容器蓋12に液密に着脱可能に保持される収容容器14と、容器蓋12を貫通して上端が収容容器14内に突出して保持されると共にモーター18により回転駆動される回転軸16と、回転軸16の上端に設けられるカッター刃21とを備え、モーター18の出力軸19の上端に第1ジョイント30が設けられ、回転軸16の下端に第1ジョイント30に着脱可能に嵌合される第2ジョイント40が設けられており、第1ジョイント30および第2ジョイント40において、一方のジョイントは樹脂材料を用いて形成され且つ表面にゴム材料を用いた被膜が形成されており、他方のジョイントはゴム材料を用いて形成されている。

概要

背景

従来技術の例として、特許文献1において収容容器内に収容された被加工材に対して粉砕等の加工を行う電動式ミルミキサーが開示されている。

概要

動作時における騒音の発生を抑制することにより静音化が可能な電動式ミル・ミキサーを提供する。本発明に係る電動式ミル・ミキサー1は、モーター18を収容する本体ケース10と、本体ケース10に着脱可能に保持される容器蓋12と、容器蓋12に液密に着脱可能に保持される収容容器14と、容器蓋12を貫通して上端が収容容器14内に突出して保持されると共にモーター18により回転駆動される回転軸16と、回転軸16の上端に設けられるカッター刃21とを備え、モーター18の出力軸19の上端に第1ジョイント30が設けられ、回転軸16の下端に第1ジョイント30に着脱可能に嵌合される第2ジョイント40が設けられており、第1ジョイント30および第2ジョイント40において、一方のジョイントは樹脂材料を用いて形成され且つ表面にゴム材料を用いた被膜が形成されており、他方のジョイントはゴム材料を用いて形成されている。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされ、動作時における騒音の発生を抑制することにより静音化が可能な電動式ミル・ミキサーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

モーターを収容する本体ケースと、前記本体ケースに着脱可能に保持される容器蓋と、前記容器蓋に液密に着脱可能に保持される収容容器と、前記容器蓋を貫通して上端が前記収容容器内に突出するように保持されると共に前記モーターにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の上端に設けられるカッター刃と、を備える電動式ミルミキサーであって、前記モーターの出力軸の上端に第1ジョイントが設けられ、前記回転軸の下端に、前記第1ジョイントに着脱可能に嵌合される第2ジョイントが設けられており、前記第1ジョイントおよび前記第2ジョイントにおいて、一方のジョイントは、樹脂材料を用いて形成され且つ表面にゴム材料を用いた被膜が形成されており、他方のジョイントはゴム材料を用いて形成されていることを特徴とする電動式ミル・ミキサー。

請求項2

前記第1ジョイントおよび前記第2ジョイントにおける前記他方のジョイントは、円盤状のベース部と前記ベース部の一面に立設される嵌合フィンとを有し、前記ベース部の外周に金属リングが外嵌されていることを特徴とする請求項1記載の電動式ミル・ミキサー。

請求項3

前記第1ジョイントおよび前記第2ジョイントにおける前記一方のジョイントは、前記嵌合フィンが嵌合される嵌合溝を有し、前記嵌合フィンおよび前記嵌合溝は、相互に嵌合された状態で前記回転軸が回転駆動された際に、前記嵌合フィンの径方向の外面が前記嵌合溝の径方向の内面と当接する形状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の電動式ミル・ミキサー。

請求項4

前記回転軸は、軸方向に移動可能に前記容器蓋によって保持されており、前記嵌合フィンが前記嵌合溝に嵌合された際に、前記カッター刃を前記回転軸に固定する固定部および前記第2ジョイントを前記回転軸に固定する固定部のいずれもが前記容器蓋と当接しない位置となるように移動および位置決めされることを特徴とする請求項3記載の電動式ミル・ミキサー。

請求項5

カップ状に形成され、前記収容容器に被せるように配設されて前記本体ケースに設けられた電源スイッチを下端部もしくはその近傍部で押動する外側カバーをさらに備え、前記外側カバーは、下端部が前記第1ジョイントと前記第2ジョイントとの嵌合位置よりも下方位置となる形状に形成されており、前記本体ケースは、上部に筒状に立設された内側カバーを有し、前記内側カバーは、上端部が前記第1ジョイントと前記第2ジョイントとの嵌合位置よりも上方位置となる形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動式ミル・ミキサー。

請求項6

前記外側カバーは、前記電源スイッチを押動する際に押し下げられた状態で開口縁が前記本体ケースと隙間無く密着する形状に形成されていることを特徴とする請求項5記載の電動式ミル・ミキサー。

請求項7

前記第1ジョイントおよび前記第2ジョイントにおける前記他方のジョイントに用いられるゴム材料は、エチレン−プロピレンゴムであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動式ミル・ミキサー。

技術分野

0001

本発明は、電動式ミルミキサーに関し、さらに詳細には、モーターによりカッター刃回転駆動させて収容容器内被加工材粉砕する、挽く、細かく切る、混ぜ合わせる等(以下、「粉砕等」という)の加工を行う電動式ミル・ミキサーに関する。例えば、電動式ミル・ミキサーは、乾燥食品粉末状に加工する場合等において好適に用いられる。

背景技術

0002

従来技術の例として、特許文献1において収容容器内に収容された被加工材に対して粉砕等の加工を行う電動式ミル・ミキサーが開示されている。

先行技術

0003

特開平09−065988号公報

発明が解決しようとする課題

0004

電動式ミル・ミキサーには様々な構成のものがあるが、特許文献1に例示されるように、モーターを本体ケースに収容し、この本体ケースに上方から着脱する容器蓋(あるいは容器台)に回転軸を保持し、この回転軸の上端を容器蓋に被されるガラス製の容器(被加工材の収容容器)内に突出させ、この突出端にカッター刃を固定し、回転軸の下端本体ケース内に突出させて、モーターの回転駆動力ジョイントを介して伝達する構成が一般的である。

0005

上記に例示される電動式ミル・ミキサーにおいては、モーターを備えると共に、モーターの回転駆動力をジョイントおよび回転軸を介してカッター刃に伝達する構成である。そのため、モーターの駆動音、ジョイントの嵌合部分で生じる断続的な接触や振動による打音(打刻音)や振動音、回転軸の摺動音、カッター刃の回転軸への固定部と容器蓋との連続的な接触による摺動音等の騒音が発生し得るため、それらの騒音を如何に低減するかが課題となる。

0006

本発明は、上記事情に鑑みてなされ、動作時における騒音の発生を抑制することにより静音化が可能な電動式ミル・ミキサーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。

0008

開示の電動式ミル・ミキサーは、モーターを収容する本体ケースと、前記本体ケースに着脱可能に保持される容器蓋と、前記容器蓋に液密に着脱可能に保持される収容容器と、前記容器蓋を貫通して上端が前記収容容器内に突出するように保持されると共に前記モーターにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の上端に設けられるカッター刃と、を備える電動式ミル・ミキサーであって、前記モーターの出力軸の上端に第1ジョイントが設けられ、前記回転軸の下端に、前記第1ジョイントに着脱可能に嵌合される第2ジョイントが設けられており、前記第1ジョイントおよび前記第2ジョイントにおいて、一方のジョイントは、樹脂材料を用いて形成され且つ表面にゴム材料を用いた被膜が形成されており、他方のジョイントはゴム材料を用いて形成されていることを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、動作時において、特に、ジョイント部分から発生する騒音を低減することができる。したがって、静音化が可能な電動式ミル・ミキサーが実現できる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施形態に係る電動式ミル・ミキサーの例を示す概略図である。
図1に示す電動式ミル・ミキサーの例を示す概略図である。
図1に示す電動式ミル・ミキサーのカッター組の例を示す概略図である。
図1に示す電動式ミル・ミキサーの第2ジョイントの例を示す概略図である。
図1に示す電動式ミル・ミキサーの第1ジョイントの例を示す概略図である。
図1に示す電動式ミル・ミキサーの外側カバーの例を示す概略図である。

実施例

0011

以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、電動式ミル・ミキサー1の例を示す概略図(分解斜視図)である。また、図2は、電動式ミル・ミキサー1の例を示す概略図(正面断面図)である。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。

0012

本実施形態に係る電動式ミル・ミキサー1は、図1図2に示すように、モーター18を収容する本体ケース10と、本体ケース10に着脱可能に保持される容器蓋12と、容器蓋12に液密に着脱可能に保持される収容容器14と、容器蓋12を貫通して保持されると共に上端が収容容器14内に突出してモーター18により回転駆動される回転軸16と、回転軸16の上端に設けられるカッター刃21と備えて構成されている。なお、本装置の上下方向を図2紙面上下方向に対応させて説明を行う。

0013

収容容器14はガラス等を用いてカップ状に形成されており、食材等の被加工材を収容する容器である。収容容器14の開口縁の外周(あるいは、内周でもよい)にはネジ部14aが形成されており、当該ネジ部14aに対応するように容器蓋12に形成されたネジ部12aと螺合可能となっている。

0014

容器蓋12は、収容容器14を液密に着脱可能に保持し、その状態で本体ケース10に対して着脱(嵌合)を可能としている。一例として、容器蓋12と本体ケース10との着脱(嵌合)は、ネジによる螺合ではなく、軸方向に挿抜する圧入固定構造としている。なお、容器蓋12の外周には本体ケース10の上部に設けた3つの縦溝10aに係合する3つの縦長の突起12bが形成されており、突起12bと縦溝10aとが係合することにより、容器蓋12の回転が規制される。

0015

また、詳細は後述するが、回転軸16は回転可能なように、且つ、軸方向に所定量の移動が可能なように容器蓋12によって保持されている。

0016

ここで、モーター18の出力軸19の上端には、第1ジョイント30が設けられており、回転軸16の下端には、第1ジョイント30に着脱可能に嵌合される第2ジョイント40が設けられている。これにより、収容容器14が装着された容器蓋12が、本体ケース10上部の所定位置に装着されることによって、第1ジョイント30と第2ジョイント40とが回転の軸を一致させて嵌合されて、第1ジョイント30と第2ジョイント40との間で回転駆動力の伝達が可能となる。

0017

この構成により、収容容器14内に食材等の被加工材を収容し、モーター18の回転駆動力を出力軸19、第1ジョイント30、第2ジョイント40、および回転軸16を介して収容容器14内に突出するカッター刃21に伝達し、当該カッター刃21を回転駆動することによって、収容容器14内に収容した被加工材の粉砕等の加工が可能となる。

0018

なお、モーター18は、いずれもゴム材料を用いて形成される上パッキン24と下パッキン26とによって挟み込まれるようにして本体ケース10に保持されている。この構成によれば、上パッキン24および下パッキン26によって、駆動時におけるモーター18の振動が本体ケース10に伝達することを抑制(低減)できる。したがって、本装置の使用時(動作時)において、振動の低減が可能になると共に、振動に起因して生じる騒音の低減が可能になる。

0019

ここで、図3を用いて、本実施形態に係るカッター組20の構成について説明する。なお、図3(a)はカッター組20の斜視図であり、図3(b)はカッター組20の分解斜視図である。当該図3(a)、図3(b)に示すように、カッター組20は、上カッター21Aと下カッター21Bとを有するカッター刃21を備え、且つ、上カッター21Aと下カッターと21Bを固定すると共に回転軸16に固定(連結)する固定部22を備えて構成されている。

0020

本実施形態においては、一例として、上カッター21Aはいわゆるミキサー用として切断処理を主たる目的とするものであり、上カッター21Aの外周辺の所定位置には刃部が形成された構成を備えている。一方、下カッター21Bはいわゆるミル用として粉砕処理を主たる目的とするものであり、下カッター21Bの外周辺には刃部が形成されていない構成を備えている。ただし、カッター刃21の構成は上記に限定されるものではなく、様々な構成を採用し得る。

0021

また、本実施形態に係る第2ジョイント40は、図4に示すように、円盤状のベース部40Aと当該ベース部40Aの一面に立設される複数の嵌合フィン40Bとを有している。ここで、図4(a)は第2ジョイント40の斜視図であり、図4(b)は第2ジョイント40の正面断面図である。この第2ジョイント40はゴム材料を用いて形成されており、回転軸16との固定に用いられる金属製の固定部41がインサート成形されている。なお、第2ジョイント40のゴム材料の例として、強度および弾性の両面において好適なEPDM、EPM等のエチレン−プロピレンゴム等が用いられる。ただし、これらの材料に限定されるものではない。

0022

一方、本実施形態に係る第1ジョイント30は、図5に示すように、上記の第2ジョイント40の各嵌合フィン40Bがそれぞれ嵌合される複数の嵌合溝30Aを有すると共に、各嵌合フィン40Bがそれぞれ周方向において当接し、当該嵌合フィン40Bに対して回転駆動力を伝達する突部30Bを有している。ここで、図5(a)は第1ジョイント30の平面図であり、図5(b)は図5(a)のA−A線断面図であり、図5(c)は図5(a)のB−B線断面図である。この第1ジョイント30は樹脂材料を用いて形成され且つ少なくとも嵌合フィン40Bとの嵌合領域を含む表面にゴム材料を用いた被膜32が形成されたいわゆる二色成形品である。また、出力軸19との固定に用いられる金属製の固定部31がインサート成形されている。なお、第1ジョイント30の樹脂材料の例としてポリアミドポリアセタール等が用いられ、第1ジョイント30のゴム材料の例として、EPDM、EPM等のエチレン−プロピレンゴム、あるいはシリコーンゴム等が用いられる。ただし、これらの材料に限定されるものではない。

0023

一般的な電動式ミル・ミキサーにおいては回転軸16すなわちカッター刃21の回転数は20000[rpm]にも及ぶ。そのため、特に、ゴム材料(EPDM、EPM等)を用いて形成される第2ジョイント40は、動作時すなわち回転時に遠心力が作用して径方向の外方に向かって変形することが本願発明者らの研究によって明らかとなった。より詳しくは、ベース部40Aが径方向に大きく、軸方向に薄くなるように変形する。また、嵌合フィン40Bの先端が径方向の中心から外方に向かって開くように変形する。

0024

さらに、動作時(回転時)に第2ジョイント40が変形すると、第1ジョイント30との嵌合部分における嵌合状態、より具体的には、第2ジョイント40の嵌合フィン40Bと第1ジョイント30の嵌合溝30Aとの当接状態が変化し、設計上は相互に密着する形状であっても、変形によって、相互の間に隙間が生じてしまうこととなる。このような変形が生じることにより、ジョイントの嵌合部分すなわち嵌合フィン40Bと嵌合溝30Aとの当接部分において、断続的な接触や振動が発生し、それらに起因する打音(打刻音)や振動音等の騒音が発生することが明らかとなった。

0025

これらの問題に対して、本実施形態においては、第2ジョイント40のベース部40Aの外周に金属リング42が外嵌される構成を備えている(図4参照)。これによれば、第2ジョイント40の動作時すなわち回転駆動時において、当該第2ジョイント40に遠心力が作用した場合であっても、金属リング42が外嵌されていることによって、ベース部40Aが径方向に大きくなるように変形することが防止できると共に軸方向に薄くなるように変形することが防止できる。ひいては、ベース部40Aに立設される嵌合フィン40Bの変形も防止することができる。

0026

さらに、前記嵌合フィン40Bおよび前記嵌合溝30Aは、相互に嵌合された状態で前記回転軸16が回転駆動された際に、遠心力で嵌合フィン40Bが径方向の外方へ変形して当該嵌合フィン40Bの径方向の外面が嵌合溝30Aの径方向の内面30aと当接する形状に形成されている。これによって、非動作時回転停止時)は、嵌合フィン40Bが嵌合溝30Aに容易に嵌合可能となり、動作時(回転時)は、嵌合フィン40Bが径方向の外方へ変形しても、径方向の内面30aと当接したところで変形が抑止されて、それ以上外方に向かって開くように変形することが防止できる。

0027

以上の構成によって、第1ジョイント30と第2ジョイント40との嵌合部分において、特に第2ジョイント40の変形に起因して生じる騒音の発生を防止することが可能となる。

0028

一方、第1ジョイント30に関しても、二色成形によって樹脂材料の表面にゴム材料を用いた被膜32が設けられており、第2ジョイント40と当接する部分が相対的に硬い樹脂材料ではなく、相対的に軟らかいゴム材料によって形成された構成を備えている。この構成によって、ジョイントの嵌合部分すなわち嵌合フィン40Bと嵌合溝30Aとの当接部分において、断続的な接触や振動が生じた場合にも、発生する騒音を低減することが可能となる。なお、第1ジョイント30における被膜32はゴム材料を用いて形成されているが、相対的に非常に薄いため、第2ジョイント40のような回転時の変形という問題は生じない。

0029

ところで、回転軸16はオイルレスメタル50を用いて容器蓋12に回転可能に保持される構成である。また、回転軸16は上端にカッター刃21が設けられ、下端に第2ジョイント40が設けられる構成である。したがって、回転軸16の回転を可能とするために、軸方向に所定量の移動が可能なように容器蓋12によって保持されている。当該移動量はカッター刃21の固定部の固定位置と第2ジョイント40の固定部の固定位置によって規定される。なお、オイルレスメタル50を上下に挟む配置でシャフトシール52、52が設けられ、液密性が保持されている。

0030

この構成によれば、第2ジョイント40と第1ジョイント30とが嵌合された際、すなわち第2ジョイント40の嵌合フィン40Bと第1ジョイント30の嵌合溝30Aとが嵌合されて相互に当接した際に、軸方向には移動しないように配設された第1ジョイント30によって、第2ジョイント40が上方に押動される作用が生じる。

0031

このとき、カッター刃21を回転軸16に固定する固定部22および第2ジョイント40を回転軸16に固定する固定部41のいずれもが容器蓋12と当接しない位置となるように移動および位置決めされる構成としている。これにより、動作時すなわちカッター刃21の回転駆動時に、カッター刃21の固定部22と容器蓋12との当接が防止できるため、当接状態で回転駆動された場合に生じる摺動音を防止することが可能となる。同様に、第2ジョイント40の固定部41と容器蓋12との当接が防止できるため、当接状態で回転駆動された場合に生じる摺動音を防止することが可能となる。

0032

次に、本体ケース10と、本体ケース10に着脱可能に被冠される外側カバー28について説明する。

0033

外側カバー28の正面図を図6(a)に示し、断面図を図6(b)に示す。本実施形態に係る外側カバー28は、内部の視認が可能なように一部(あるいは、全体であってもよい)に透明な樹脂材料を用いてカップ状に形成されて、収容容器14に被せるように配設される。また、開口部を有する下端部もしくはその近傍部において、本体ケース10に設けられた電源スイッチ11を押動する爪28aが設けられている。

0034

一方、本体ケース10の上部には、外側カバー28の各爪28aにそれぞれ対応する位置に、複数の電源スイッチ11が設けられている(図1参照)。当該電源スイッチ11は復帰バネ(不図示)によって上方への復帰習性が付されている。したがって、外側カバー28を復帰バネに抗して手で押し下げれば、爪28aによってスイッチが押動されて、電源がオンとなり、モーター18が始動する。外側カバー28を押し下げるのを止めれば、外側カバー28が上方に復帰して、爪28aによるスイッチの押動が解除されて、電源がオフとなり、モーター18が停止する。なお、本実施形態においては、爪28aを外側カバー28の複数個所(ここでは三箇所)に相互に均等間隔で配置している。同様に、対応する電源スイッチ11を本体ケース10の複数個所(ここでは三箇所)に相互に均等間隔で配置している。

0035

また、本体ケース10の上部には、筒状の内側カバー10Aが立設されている。すなわち、外側カバー28は、本体ケース10の内側カバー10Aの外側に被冠される構成となる。

0036

本実施形態においては、外側カバー28は、下端部28bが第1ジョイント30と第2ジョイント40との嵌合位置よりも下方位置となる形状に形成されている。さらに、内側カバー10Aは、上端部10bが第1ジョイント30と第2ジョイント40との嵌合位置よりも上方位置となる形状に形成されている。

0037

この構成によれば、内側カバー10Aがジョイント部分を軸方向上方位置まで覆い、外側カバー28がジョイント部分を軸方向下方位置まで覆う構成となる。すなわち、ジョイント部分に対して、径方向に二重に、且つ、軸方向に長く取り囲む防音壁が形成されることとなるため、動作時においてジョイント部分から騒音が発生した場合であっても、当該騒音の遮音性を高めることができ、静音化を実現することが可能となる。

0038

さらに、外側カバー28は、電源スイッチ11を押動する際に押し下げられた状態で下端部の開口縁が本体ケース10(ここでは、内側カバー10Aの下端部近傍部分)と隙間無く密着する形状に形成されている。この構成によれば、外側カバー28の開口縁が本体ケース10と隙間無く密着するため、動作時においてジョイント部分から騒音が発生した場合であっても、当該騒音の遮音性をより一層、高めることができ、静音化を実現することが可能となる。

0039

なお、前述の通り、本実施形態においては、爪28aおよび電源スイッチ11に関して、それぞれが相互に均等間隔で複数配置された構成を備えているため、外側カバー28を押し下げた際に、外側カバー28が傾くことなく押し下げることが可能となる。したがって、外側カバー28の開口縁と本体ケース10とを隙間無く密着させることが可能となり、遮音性をより一層、高めることが可能となる。

0040

また、本実施形態においては、外側カバー28と当接する本体ケース10の上部(ここでは内側カバー10A)の表面に二色成形によるゴム材料の被膜を設けている。あるいは、本体ケース10と当接する外側カバー28の開口縁を二色成形によるゴム材料の被膜を設けてもよい。上記のいずれか、もしくは両方の構成によって、外側カバー28の開口縁と本体ケース10とが当接する際の密着性密閉性)を高めることができるため、動作時においてジョイント部分から騒音が発生した場合であっても、当該騒音の遮音性をより一層、高めることができ、静音化を実現することが可能となる。

0041

以上、説明した通り、本発明に係る電動式ミル・ミキサー1によれば、動作時すなわちカッター刃21を回転駆動させて被加工材の粉砕等の加工を行う際に、特に、ジョイント(ここでは、第2ジョイント40)の変形を防止することができるため、当該変形に起因して発生する騒音を低減することできる。また、第1ジョイント30と第2ジョイント40とのジョイント部分から騒音が発生した場合であっても、騒音が外部へ漏れることを防止でき、遮音性を高めることができる。したがって、静音化が可能な電動式ミル・ミキサーが実現できる。

0042

なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。

0043

例えば、他の実施形態として、上記の第1ジョイントと第2ジョイントとを入れ換える構成としてもよい。すなわち、モーターの出力軸の上端に上記の第2ジョイントと同様のジョイントを設け、回転軸の下端に上記の第1ジョイントと同様のジョイントを設ける構成としてもよい(不図示)。

0044

1電動式ミル・ミキサー
10 本体ケース
12容器蓋
14収容容器
16回転軸
18モーター
19出力軸
20カッター組
21カッター刃
21A 上カッター
21B 下カッター
22 固定部
24 上パッキン
26 下パッキン
28外側カバー
30 第1ジョイント
30A 嵌合溝
30B 突部
31 固定部
32被膜
40 第2ジョイント
40Aベース部
40B 嵌合フィン
41 固定部

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