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技術 通信端末および通信処理システム

出願人 本田技研工業株式会社ソフトバンク株式会社
発明者 宇津木年典嶋田貴通西原和弘赤堀洋鴻池大介小沢元
出願日 2014年9月29日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2014-199227
公開日 2016年5月9日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2016-072771
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム 交通制御システム 電話機の機能
主要キーワード 指定事象 指定順位 伝達対象 車内機器 外部局 優先利用 指定距離 キャビンスペース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月9日)のものです。
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図面 (6)

課題

車両等の移動体と外部との情報通信または情報伝達確実性の向上を図りうる通信端末等を提供する。

解決手段

本発明の通信処理システムおよびこれを構成する通信端末1によれば、第1通信機能による通信優先されるべき状況であるにもかかわらず、他の通信機能の利用が原因で当該第1通信機能による通信が失敗する可能性が低減される。また、第2通信機能による通信が優先されるべき状況であるにもかかわらず、他の通信機能の利用が原因で当該第2通信機能による通信が失敗する可能性が低減される。

概要

背景

工事規制区間の手前における交通渋滞状況案しながら、当該工事規制に関する情報を道路に設置された電子看板により車両運転者に対して通知する技術が提案されている(特許文献1参照)。車両が逆走等、交通規則違反した形態で走行している場合、当該走行が事故または災害発生などの不可避事由による場合には、違反走行である旨のプローブ情報の送信を省略する技術が提案されている(特許文献2参照)。

概要

車両等の移動体と外部との情報通信または情報伝達確実性の向上をりうる通信端末等を提供する。 本発明の通信処理システムおよびこれを構成する通信端末1によれば、第1通信機能による通信優先されるべき状況であるにもかかわらず、他の通信機能の利用が原因で当該第1通信機能による通信が失敗する可能性が低減される。また、第2通信機能による通信が優先されるべき状況であるにもかかわらず、他の通信機能の利用が原因で当該第2通信機能による通信が失敗する可能性が低減される。

目的

本発明は、車両等の移動体と外部との情報通信または情報伝達の確実性の向上を図りうる通信端末等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

動体に搭載され、他の通信端末とのアクセスポイントを経由しない直接的な無線通信機能としての第1通信機能およびアクセスポイントを経由する間接的な無線通信機能としての第2通信機能を含む複数の通信機能を有する通信端末であって、前記移動体を基準として同一道路または対向道路における交通に影響する指定事象の発生を検知した際、前記第1通信機能を用いる第1通信制御処理、および、前記第2通信機能を用いる第2通信制御処理を選択的に実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項2

請求項1記載の通信端末において、前記指定事象の発生箇所に存在する情報発信源から、前記第1通信機能を用いて当該指定事象に関する直接通知情報を受信したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記指定事象に関する間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理、および、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するための前記第2通信制御処理を選択的に実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項3

請求項2記載の通信端末において、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信したことを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項4

請求項3記載の通信端末において、前記直接通知情報を未受信の状態で前記第1通信機能により他の情報端末から前記間接通知情報を受信した後、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信したことを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項5

請求項4記載の通信端末において、前記直接通知情報を未受信の状態で前記第1通信機能により他の情報端末から前記間接通知情報を受信した後、前記移動体と前記間接通知情報に基づいて定まる前記指定事象の発生箇所との距離が指定距離以下であることを要件として、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項6

請求項3〜5のうちいずれか1つに記載の通信端末において、前記第1通信機能により前記情報発信源と通信することによって前記直接通知情報を受信した順位または前記指定事象の発生から前記直接通知情報の受信までの経過期間を認識し、当該順位が第1指定順位以内であることまたは当該経過期間が第1指定期間以下であることを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項7

請求項6記載の通信端末において、前記順位が前記第1指定順位より低い一方で第2指定順位以内であることまたは前記経過期間が前記第1指定期間を超えている一方で第2指定期間以下であることを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行し、前記第1通信制御処理の実行を省略するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項8

請求項2〜7のうちいずれか1つに記載の通信端末において、前記第2通信機能により前記センターサーバから前記間接通知情報を受信したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理を停止するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項9

請求項2〜8のうちいずれか1つに記載の通信端末において、前記第1通信機能による前記間接通知情報の送信回数基準値に達したこと、または、前記直接通知情報の受信から基準期間が経過したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理を停止するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項10

請求項2〜9のうちいずれか1つに記載の通信端末において、前記移動体が前記指定事象を発生させたことを検知したことを要件として、前記情報発信源として前記直接通知情報を他の情報端末に対して送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項11

請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の通信端末において、前記指定事象の発生を検知した際、前記移動体に搭載されている出力装置に前記指定事象に関する情報を出力させるように構成されていることを特徴とする通信端末。

請求項12

請求項1〜11のうちいずれか1つに記載の通信端末と、前記第2通信機能により前記通信端末と相互通信可能なセンターサーバとにより構成されている通信処理システム

技術分野

0001

本発明は、車両等の移動体に搭載される複数の通信機能を有する通信端末に関する。

背景技術

0002

工事規制区間の手前における交通渋滞状況案しながら、当該工事規制に関する情報を道路に設置された電子看板により車両運転者に対して通知する技術が提案されている(特許文献1参照)。車両が逆走等、交通規則違反した形態で走行している場合、当該走行が事故または災害発生などの不可避事由による場合には、違反走行である旨のプローブ情報の送信を省略する技術が提案されている(特許文献2参照)。

先行技術

0003

特開2013−050840号公報
特開2014−010560号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、車両に搭載されている通信端末が複数の異なる形態の通信機能を有する場合、当該複数の通信機能が同時に利用される際にそのうち少なくとも1つの通信機能の低下を招来する可能性がある。このため、車両により走行中に認識された交通渋滞等に関する情報が、当該少なくとも1つの通信機能にしたがった通信対象であるためにこの車両の外部にある他の通信端末に対して送信または伝達されないような事態が生じる。

0005

そこで、本発明は、車両等の移動体と外部との情報通信または情報伝達確実性の向上を図りうる通信端末等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、移動体に搭載され、他の通信端末とのアクセスポイントを経由しない直接的な無線通信機能としての第1通信機能およびアクセスポイントを経由する間接的な無線通信機能としての第2通信機能を含む複数の通信機能を有する通信端末に関する。

0007

本発明の通信端末は、前記移動体を基準として同一道路または対向道路における交通に影響する指定事象の発生を認識した際、前記第1通信機能を用いる第1通信制御処理、および、前記第2通信機能を用いる第2通信制御処理を選択的に実行するように構成されていることを特徴とする。

0008

当該構成の通信端末によれば、第1通信機能による通信優先されるべき状況で他の通信機能の利用による当該第1通信機能の低下、ひいては当該通信が失敗する可能性が低減される。同様に、第2通信機能による通信が優先されるべき状況で他の通信機能の利用による当該第2通信機能の低下、ひいては当該通信が失敗する可能性が低減される。よって、移動体から他の移動体などの外部機器への指定事象に関する情報の伝達の確実性向上が図られる。

0009

なお、本発明の構成要素が情報を「認識する」とは、当該情報を受信またはセンサを通じて検知すること、記憶装置またはデータベースから当該情報を読み出すまたは検索すること、受信、検知または検索等された基礎情報に対して所定の演算処理を実行することにより目的とする当該情報を導出することなど、当該情報を取得するためのあらゆる動作または演算処理を包含する概念である。

0010

本発明の一態様としての通信端末は、前記指定事象の発生箇所に存在する情報発信源から、前記第1通信機能を用いて当該指定事象に関する直接通知情報を受信したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記指定事象に関する間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理、および、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するための前記第2通信制御処理を選択的に実行するように構成されている。

0011

当該構成の通信端末によれば、他の通信端末およびセンターサーバとの間で指定事象に関する情報通信の確実性の向上が図られ、ひいては指定事象に関する情報の他の移動体への伝達および周知の迅速化が図られる。

0012

本発明の一態様としての通信端末は、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信したことを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されている。

0013

当該構成の通信端末によれば、移動体からセンターサーバおよびアクセスポイントを経由した他の移動体への指定事象に関する情報(間接通知情報)の広範な伝達が図られた上で、移動体からアクセスポイントを経由せずにその近傍にある他の移動体への指定事象に関する情報の局所的な伝達が図られる。これにより、指定事象に関する情報の他の移動体への伝達および周知の迅速化が図られうる。

0014

本発明の一態様としての通信端末は、前記直接通知情報を未受信の状態で前記第1通信機能により他の情報端末から前記間接通知情報を受信した後、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信したことを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されている。

0015

当該構成の通信端末によれば、間接通知情報および直接通知情報の両方が受信され、当該情報に関する指定事象の発生蓋然性がより高まった状態で、移動体から指定事象に関する情報の伝達が開始される。このため、前記のように当該情報の他の移動体への伝達の迅速に加えて、当該伝達対象である情報の信頼性および確度の向上が図られる。

0016

本発明の一態様としての通信端末は、前記直接通知情報を未受信の状態で前記第1通信機能により他の情報端末から前記間接通知情報を受信した後、前記移動体と前記間接通知情報に基づいて定まる前記指定事象の発生箇所との距離が指定距離以下であることを要件として、前記情報発信源から前記直接通知情報を受信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されている。

0017

当該構成の通信端末によれば、移動体が情報発信源の近傍を通過する際に、当該情報発信源との通信の確実が図られる。このため、前記のように他の通信端末およびセンターサーバとの間で事象に関する情報通信の確実性の向上が図られ、ひいては指定事象に関する情報の他の移動体への伝達および周知の迅速が図られる。

0018

本発明の一態様としての通信端末は、前記第1通信機能により前記情報発信源と通信することによって前記直接通知情報を受信した順位または前記指定事象の発生から前記直接通知情報の受信までの経過期間を認識し、当該順位が第1指定順位以内であることまたは当該経過期間が第1指定期間以下であることを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行した上で、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されている。

0019

当該構成の通信端末によれば、指定事象に関する情報の新鮮度が高く、その周知の必要性がなおも高い状態で、移動体から他の移動体への当該情報伝達の迅速化および確実性の向上が図られる。

0020

本発明の一態様としての通信端末は、前記順位が前記第1指定順位より低い一方で第2指定順位以内であることまたは前記経過期間が前記第1指定期間を超えている一方で第2指定期間以下であることを要件として、前記第2通信機能によりセンターサーバに対して前記間接通知情報または前記移動体の移動状況を送信するために前記第2通信制御処理を実行し、前記第1通信制御処理の実行を省略するように構成されている。

0021

本発明の一態様としての通信端末は、前記第2通信機能により前記センターサーバから前記間接通知情報を受信したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理を停止するように構成されている。

0022

本発明の一態様としての通信端末は、前記第1通信機能による前記間接通知情報の送信回数基準値に達したこと、または、前記直接通知情報の受信から基準期間が経過したことを要件として、前記第1通信機能により他の通信端末に対して前記間接通知情報を送信するための前記第1通信制御処理を停止するように構成されている。

0023

当該構成の通信端末によれば、指定事象の発生からある程度の時間が経過して当該指定事象に関する情報の新鮮度が低下してその周知の必要性が低い状態で、第1通信機能の優先利用によって第2通信機能を用いた情報伝達が阻害されるような事態が回避される。

0024

本発明の一態様としての通信端末は、前記移動体が前記指定事象を発生させたことを認識したことを要件として、前記情報発信源として前記直接通知情報を他の情報端末に対して送信するために前記第1通信制御処理を実行するように構成されている。

0025

当該構成の通信端末によれば、情報発信源としての移動体の近傍を他の移動体が通過する際に、当該他の移動体との通信の確実が図られる。このため、前記のように他の通信端末およびセンターサーバとの間で事象に関する情報通信の確実性の向上が図られ、ひいては指定事象に関する情報の他の移動体への伝達および周知の迅速が図られる。

0026

本発明の一態様としての通信端末は、前記指定事象の発生を認識した際、前記移動体に搭載されている出力装置に前記指定事象に関する情報を出力させるように構成されている。

0027

本発明の通信処理システムは、前記のいずれかの通信端末と、前記第2通信機能により前記通信端末と相互通信可能なセンターサーバとにより構成されている。

図面の簡単な説明

0028

本発明の一実施形態としての通信処理システムの構成説明図。
本発明の通信処理システムの機能説明図。
本発明の通信処理システムの機能説明図(第1実施形態)。
本発明の通信処理システムの機能説明図(第2実施形態)。
本発明の通信処理の結果としての出力画像に関する説明図。

実施例

0029

(構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての通信処理システムは、ネットワークを介して相互通信可能な複数の通信端末1およびセンターサーバ2により構成されている。

0030

通信端末1は、車両X(移動体)に搭載され、通信制御装置10と、第1通信モジュール11と、第2通信モジュール12と、第3通信モジュール13と、を備えている。通信制御装置10、第1通信モジュール11、第2通信モジュール12および第3通信モジュール13は同一の筐体収納されている。

0031

第1通信モジュール11は、通信端末1と車両Xの近傍または周囲に存在する他の通信端末とのアクセスポイントを経由しない直接的な無線通信機能である「第1通信機能」を実現する。これにより、通信端末1は、たとえば車−車間WiFiネットワーク(WiFiは登録商標)経由で他の通信端末1と相互通信することができる。第2通信モジュール12は、通信端末1と車両Xの外部に存在する他の通信端末とのアクセスポイントおよびインターネット等のネットワークを経由する間接的な無線通信機能である「第2通信機能」を実現する。アクセスポイントは固定的に設置されている基地局(固定局)により構成されていてもよく、車両Xなどの移動体に搭載されている基地局(移動局)により構成されていてもよい。これにより、通信端末1は、たとえば携帯電話通信ネットワークまたはWiFiスポットもしくは無線LANのアクセスポイントと、インターネットとを経由してセンターサーバ2と相互通信することができる。第2通信モジュール2は、携帯電話通信ネットワークの通信規格適合する通信モジュールと、WiFiまたは無線LANの通信規格に適合する通信モジュールとにより構成されていてもよい。

0032

第3通信モジュール13は、通信端末1と車両Xのキャビンスペース(および必要に応じてラゲッジスペース)に存在するスマホ等の第2車載機器102とのアクセスポイントを経由しない直接的な無線通信機能である「第3通信機能」を実現する。これにより、通信端末1は、たとえば車内WiFiネットワーク経由で第2車載機器102と相互通信することができる。通信端末1は、ナビゲーション装置等の第1車載機器101とのCANなどの車内ネットワークを通じた有線通信機能を有する。

0033

通信制御装置10は、コンピュータ(一または複数のプロセッサにより構成される演算処理装置および記憶装置を備えている。)により構成され、第1通信機能を用いる「第1通信制御処理」および第2通信機能を用いる「第2通信制御処理」を含む情報演算処理を実行するように構成されている。

0034

本発明の構成要素が情報演算処理を実行するように構成されているとは、当該制御装置の構成要素である演算処理装置が記憶装置(メモリ)からアプリおよび必要な情報を読み取り、当該アプリにしたがって当該情報演算処理を実行するように設計またはプログラムされていることを意味する。

0035

(機能)
第1車載機器101としてのナビ装置により、プローブ情報の送信タイミングであるか否かが判定される(図2STEP02)。たとえば、プローブ情報の前回送信時から指定期間Tが経過したか否かが判定される。

0036

プローブ情報の送信タイミングであると判定された場合(図2/STEP02‥YES)、通信端末1により第2通信機能を用いてプローブ情報がセンターサーバ2に対して送信される(図2/STEP04)。プローブ情報には、指定期間Tにおいて測定された車両Xの位置の時系列のほか、ブレーキ装置アクセル装置等の第1車載機器101の動作状況などが含まれている。

0037

通信端末1により第2通信機能を用いてセンターサーバ2から交通情報が定期的に受信される(図2/STEP06)。交通情報には、プローブ情報から計算されるまたは道路に設置された固定局からの収集情報に基づいて道路交通情報センターなどの外部局から提供される各リンクにおける交通コスト移動所要時間)が含まれている。交通情報には、そのほか、後述するように指定事象の内容および指定事象が発生したリンク(識別子または経緯度座標群)が含まれうる。プローブ情報の送信タイミングではないと判定された場合(図2/STEP02‥NO)も、同様に通信端末1により第2通信機能を用いてセンターサーバ2から交通情報が定期的に受信される(図2/STEP06)。

0038

第1車載機器101としてのナビ装置により、ユーザにより目的位置が設定されたか否かが判定される(図2/STEP08)。第2車載機器102「としてのスマホが操作されることにより入力された目的位置が、通信端末1の第3通信機能および車内ネットワーク経由の通信機能によって、第1車載機器101としてのナビ装置に送信されてもよい。目的位置が設定されていないと判定された場合(図2/STEP08‥NO)、プローブ情報の送信タイミング判定以降の処理が繰り返される(図2/STEP02参照)。ユーザにより目的位置が設定されたと判定された場合(図2/STEP08‥YES)、ナビ装置により車両Xの現在位置から当該目的位置まで車両Xを案内するためのルートがマップ情報および交通情報を用いて探索され、当該ナビ装置のディスプレイにおいてマップ上に探索ルート重畳表示される(図2/STEP10)。交通情報が勘案されることで、たとえば指定事象が発生しているリンクまたは交通コストが高いリンクを迂回するようなルートが探索されうる。

0039

なお、センターサーバ2によってルートが探索されてもよい。この場合、目的位置およびこれが設定された時点における車両Xの測定位置(または出発位置)が第1車載機器101としてのナビ装置から通信端末1に対して送信され、かつ、通信端末1により第2通信機能を用いてセンターサーバ2に対して送信される。センターサーバ2により目的位置までのルートがサーバマップ情報を用いて探索され、通信端末1により第2通信機能を用いて当該探索ルートを構成するリンクの少なくとも一部を表わすリンク識別子がセンターサーバ2から受信される。通信端末1によりリンク識別子がナビ装置に対して送信され、ナビ装置が当該リンク識別子により識別されるリンクを含むように探索ルートを再現し、この再現結果をディスプレイに表示する。

0040

第1車載機器101としてのECU(電子制御ユニット)により、自車両Xが故障、事故または乗員の体調不良等の原因によって停止した等の指定事象の有無が判定される(図2/STEP12)。第1車載機器101としての各種センサ出力信号に基づき、エアバッグ等の車両の構成要素の稼働状況、故障または異常の有無が認識されうる。第2車載機器102としてのスマホ等の携帯通信端末に対して車両X0の乗員によって入力された体調不良または接触事故発生などの事由が、通信端末1により第3通信機能が用いられて受信されることで停車原因が判定されうる。たとえば、第1車載機器101としてのナビゲーション装置等、測位機能を有する機器のほか、速度計など車速計測機能を有する機器により、車両X0が停車しているか否かが判定されうる。

0041

自車両Xに指定事象があると判定された場合(図2/STEP12‥YES)、通信端末1により第1通信機能を用いて「直接通知情報」がその周囲にある他車両Xに搭載されている通信端末1に対して送信される(図2/STEP14)。

0042

自車両Xに指定事象がないと判定された場合(図2/STEP12‥NO)、通信端末1により第1通信機能を用いて「直接通知情報」が受信されたか否かが判定される(図2/STEP16)。直接通知情報が受信されたと判定された場合(図2/STEP16‥YES)、通信端末1により第2通信機能を用いて「間接通知情報」がセンターサーバ2に対して送信される(図2/STEP18)。さらに、通信端末1により第1通信機能を用いて「間接通知情報」がその周囲にある他車両Xに搭載されている通信端末1に対して送信される(図2/STEP20)。

0043

その後、または直接通知情報が受信されていないと判定された場合(図2/STEP16‥NO)、通信端末1により第1または第2通信機能を用いて「間接通知情報」が受信されたか否かが判定される(図2/STEP22)。通信端末1により「間接通知情報」が受信されていないと判定された場合(図2/STEP22‥NO)、プローブ情報の送信タイミング判定以降の処理が繰り返される(図2/STEP02参照)。通信端末1により「間接通知情報」が受信されたと判定された場合(図2/STEP22‥YES)、当該間接通知情報により表わされる指定事象の内容が車内ネットワークを通じてナビ装置1に送信されてディスプレイに表示される(図2/STEP24)。

0044

以後、車両XのACCスイッチがOFFになる等、通信端末1に対する電力供給が停止されるまで、上述の処理が繰り返される。

0045

(第1実施形態)
図3(a)に示されているように、一の道路において2つの車線のうち一の車線に車両X0が故障、事故または乗員の体調不良等の原因によって停止した場合における前記構成の通信処理システムの機能について説明する。

0046

この場合、車両X0に搭載されている通信端末1が第1通信機能を用いて、車両X0の周囲に存在する他車両に搭載されている通信端末1に対して「直接通知情報」を送信する(図3(a)/STEP100(図2/STEP14参照))。車両X0に搭載されている通信端末1は、第1通信機能を用いて「直接通知情報」を継続的に送信する。なお、直接通知情報のサーバ2への送信のため、車両X0に搭載されている通信端末1が「第2通信制御処理」を実行してもよい。

0047

直接通知情報は、車両X0が路上で停止しているという指定事象に関する情報であり、当該指定事象の内容および発生箇所(経緯度)が含まれている。車両X0に搭載されている通信端末1は、指定事象の発生個所に存在する情報発信源に相当する。

0048

これにより、たとえば車両X0の対向道路を走行している車両X1がこの車両X0とすれ違う際、当該車両X1に搭載されている通信端末1が第1通信機能を用いて当該直接通知情報を受信する(図3(a)/STEP111(図2/STEP16参照))。

0049

車両X1に搭載されている通信端末1が「第2通信制御処理」を実行する。この際、車両X1が第1通信機能によって他の車両との気象情報またはPOI情報などの交換をしている場合、第2通信機能が用いられる。これにより、第2通信機能が用いられて、直接通知情報がそのまま、または、車両X1が停止車両X0の対向道路を走行している等の付加情報とともに「間接通知情報」として車両X1から適当なアクセスポイント経由でセンターサーバ2に対して送信される(図3(b)/STEP112(図2/STEP18およびSTEP04参照))。センターサーバ2は、間接通知情報に含まれている経緯度により表わされる道路地点において指定事象(車両X0の路上停止)が発生していることを示す道路交通情報を生成する。

0050

その後、車両X1に搭載されている通信端末1が「第1通信制御処理」を実行する。この際、車両X1から第2通信機能によってセンターサーバ2に対してプローブ情報が送信されるまたは他人のスマホ等の情報端末に対して画像情報または音声情報等が送信される場合、第1通信機能が用いられ、当該情報の送信が停止される。これにより、第1通信機能が用いられて「間接通知情報」が車両X1からその周囲に存在する他車両に搭載されている通信端末1に対して送信される(図3(c)/STEP113(図2/STEP20参照))。これにより、たとえば車両X1の対向道路を走行している車両X2(停止車両X0の後続車両)がこの車両X1とすれ違う際、当該車両X2に搭載されている通信端末1が第1通信機能を用いて当該間接通知情報を受信する(図3(c)/STEP121(図2/STEP22参照))。

0051

これに応じて、車両X2に搭載されている通信端末1が、第1車内機器101としてのナビゲーション装置に対して間接通知情報を送信し、ナビゲーション装置を構成するディスプレイに間接通知情報に含まれている地点において指定事象が発生している旨のメッセージを出力させる(図3(c)/STEP122(図2/STEP24参照))。なお、車両X2に搭載されている通信端末1が、第2車載機器102としてのスマホに対して間接通知情報を送信し、スマホを構成するディスプレイに当該メッセージを出力させてもよい。たとえば、図5に示されているように、ディスプレイにはマップ(鳥瞰マップ)とともに「100m先停車あり右車線に寄れ」というメッセージが表示される。

0052

さらに、各車両Xに搭載されている通信端末1が、第2通信機能を用いてセンターサーバ2から「道路交通情報」を受信する。これにより、たとえば車両X2の後続車両X2’に搭載されている通信端末1が、第2通信機能を用いてセンターサーバ2からアクセスポイント経由で「道路交通情報」を受信する(図3(c)/STEP123(図2/STEP06参照))。

0053

これに応じて、車両X2’に搭載されている通信端末1が、第1車載機器101または第2車載機器102に対して間接通知情報を送信し、当該装置を構成するディスプレイに道路交通情報に応じたメッセージを出力させる(図3(c)/STEP124)。

0054

その後、適当なタイミングで第1通信制御処理が停止されることにより、通信端末1は第2通信機能を用いて、車両XのGPS位置の時系列など、当該車両Xが走行している道路の交通状況推定可能なプローブ情報をセンターサーバ2に対して送信することができる(図2/STEP04参照)。

0055

(第2実施形態)
第1実施形態と同様の状況において、車両X0に搭載されている通信端末1は、第1通信機能を用いて「直接通知情報」を車両X0の周辺に存在する他車両に搭載されている通信端末1に対して送信する(図4(a)/STEP200(図2/STEP14参照))。

0056

これにより、たとえば車両X2が車両X0の停止車線とは別の車線を走行して車両X0を追い越す際、当該車両X2に搭載されている通信端末1が第1通信機能を用いて当該直接通知情報を受信する(図4(a)/STEP221(図2/STEP16参照))。

0057

これに応じて、車両X2に搭載されている通信端末1が「第2通信制御処理」を実行する。これにより、第2通信機能が用いられて、直接通知情報がそのまま、または、車両X2が停止車両X0と同一道路を走行している等の付加情報とともに「間接通知情報」として車両X2からアクセスポイント経由でセンターサーバ2に対して送信される(図4(b)/STEP222(図2/STEP18およびSTEP04参照))。センターサーバ2は、間接通知情報に含まれている経緯度により表わされる道路地点において指定事象(車両X0の路上停止)が発生していることを示す道路交通情報を生成する。

0058

その後、車両X2に搭載されている通信端末1が「第1通信制御処理」を実行する。これにより、第1通信機能が用いられて「間接通知情報」が車両X2からその周囲に存在する他車両に搭載されている通信端末1に対して送信される(図4(c)/STEP223(図2/STEP20参照))。これにより、たとえば車両X2の対向道路を走行している車両X1がこの車両X2とすれ違う際、当該車両X1に搭載されている通信端末1が第1通信機能を用いて当該間接通知情報を受信する(図4(c)/STEP211(図2/STEP22参照))。

0059

これに応じて、車両X2に搭載されている通信端末1が、第1車載機器101または第2車載機器102に対して間接通知情報を送信し、当該装置を構成するディスプレイに間接通知情報に含まれている地点において指定事象が発生している旨のメッセージを出力させる(図4(c)/STEP212(図2/STEP24参照)、図5参照)。

0060

さらに、各車両Xに搭載されている通信端末1が、第2通信機能を用いてセンターサーバ2からアクセスポイント経由で「道路交通情報」を受信する。これにより、たとえば車両X1の後続車両X1’に搭載されている通信端末1が、第2通信機能を用いてセンターサーバ2から「道路交通情報」を受信する(図4(c)/STEP213(図2/STEP06参照))。

0061

これに応じて、車両X1’に搭載されている通信端末1が、第1車載機器101または第2車載機器102に対して間接通知情報を送信し、当該装置を構成するディスプレイに道路交通情報に応じたメッセージを出力させる(図4(c)/STEP214)。

0062

その後、適当なタイミングで第1通信制御処理が停止されることにより、通信端末1は第2通信機能を用いて、車両XのGPS位置の時系列など、当該車両Xが走行している道路の交通状況を推定可能なプローブ情報をセンターサーバ2に対して送信することができる。

0063

作用効果
本発明の通信処理システムおよびこれを構成する通信端末1によれば、「第1通信制御処理」の実行により、第1通信機能による通信が優先されるべき状況で他の通信機能の利用による当該第1通信機能の低下、ひいては当該通信が失敗する可能性が低減される(図3(c)/STEP113および図4(c)/STEP223参照)。また、「第2通信制御処理」の実行により、第2通信機能による通信が優先されるべき状況で他の通信機能の利用による当該第2通信機能の低下、ひいては当該通信が失敗する可能性が低減される(図3(b)/STEP112および図4(b)/STEP222参照)。よって、移動体X1(X2)から他の移動体X2,X2’(X1,X1’)などの外部機器への指定事象に関する情報の伝達の迅速および確実性の向上が図られる。

0064

(本発明の他の実施形態)
前記実施形態では、直接通知情報の送信主体である情報発信源が停止車両X0に搭載されている通信端末1であった(図3(a)/STEP100および図4(a)/STEP200参照)。他の実施形態として、情報発信源がスマホ等の携帯情報端末または道路上または道路横に設置された看板ロードコーンもしくはポールなどの交通標識により構成されていてもよい。

0065

前記実施形態では、車両X0が故障等の原因で路上に停止していることが指定事象として例示されたが、同一道路を構成する複数車線の一部が工事中であること、または土砂崩れなどの自然災害などのため走行禁止になっていること、など、道路交通に影響を与えるようなあらゆる事象が指定事象に含まれる。

0066

前記実施形態では第2通信制御処理の実行後に第1通信制御処理が実行されたが(図3(b)/STEP112→図3(c)/STEP113、図4(b)/STEP222→図4(c)/STEP223参照)、他の実施形態としてこれとは逆に第1通信制御処理の実行後に第2通信制御処理が実行されてもよい。

0067

第1実施形態において、車両X1に搭載されている通信端末1が、直接通知情報を未受信の状態で第1通信機能を用いて間接通知情報を受信した後、第1通信機能を用いて直接通知情報を受信したことを要件として、第2通信制御処理を実行するように構成されていてもよい(図4(c)/STEP211→図3(a)/STEP111→図3(b)/STEP112参照)。第2実施形態において、車両X2に搭載されている通信端末1が、直接通知情報を未受信の状態で第1通信機能を用いて間接通知情報を受信した後、第1通信機能を用いて直接通知情報を受信したことを要件として、第2通信制御処理を実行するように構成されていてもよい(図3(c)/STEP121→図4(a)/STEP221→図4(b)/STEP222参照)。

0068

当該実施形態の通信端末1によれば、間接通知情報および直接通知情報の両方が受信され、当該情報に関する指定事象の発生蓋然性がより高まった状態で、車両X1(X2)から指定事象に関する情報の伝達が開始される。このため、前記のように当該情報の他の車両X2,X2’(X1,X1’)への伝達の迅速化に加えて、当該伝達対象である情報の信頼性および確度の向上が図られる。

0069

第1実施形態において、車両X1に搭載されている通信端末1が、第1通信機能を用いて間接通知情報を受信した後(図4(c)/STEP211参照)、当該間接通知情報から特定される指定事象発生箇所(または車両X0)と車両X1との距離が指定距離以下であることを要件として「第1通信制御処理」を実行することにより第1通信機能を用いて直接通知情報を受信するように構成されていてもよい。第2実施形態において、車両X2に搭載されている通信端末1が、第1通信機能を用いて間接通知情報を受信した後(図3(c)/STEP122参照)、当該間接通知情報から特定される指定事象発生箇所と車両X2との距離が指定距離以下であることを要件として「第1通信制御処理」を実行することにより第1通信機能を用いて直接通知情報を受信するように構成されていてもよい。

0070

当該実施形態の通信端末1によれば、移動体が情報発信源の近傍を通過する際に、当該情報発信源との通信の確実が図られる。このため、前記のように他の通信端末1およびセンターサーバ2との間で事象に関する情報通信の確実性の向上が図られ、ひいては指定事象に関する情報の他の移動体への伝達および周知の迅速化が図られる。

0071

通信端末1が、第1通信機能により情報発信源(車両X0に搭載されている他の通信端末1)と通信することによって直接通知情報を受信した順位または指定事象の発生から前記直接通知情報の受信までの経過期間を認識するように構成されていてもよい(図3(a)/STEP111および図4(a)/STEP221参照)。通信端末1が、さらに当該順位が第1指定順位(たとえば第10位)以内であるか否かまたは当該経過期間が第1指定期間(たとえば30分間)以下であるか否かを判定し、当該判定結果が肯定的であることを要件として、第2通信制御処理および第1通信制御処理を順に実行するように構成されていてもよい(図3(b)/STEP112→図3(c)/STEP113および図4(b)/STEP222→図4(c)/STEP223)。

0072

第1指定順位または第1指定期間は、各車両Xからセンターサーバ2に対して送信されるプローブ情報に基づき、各道路の交通量の多少または走行コスト(走行時間)の高低に応じてセンターサーバ2により定常的に設定された上で、各車両Xに対して最新設定結果が配信されてもよい。第1指定順位および第1指定期間は、車両Xが情報発信源(車両X0)とすれ違う場合または対向道路を走行している場合(図3(a)/車両X1)および情報発信源(車両X0)を追い越す場合または同一道路を走行している場合(図4(a)/車両X2)の別に応じて、差別化されて設定されてもよい。

0073

当該実施形態の通信端末1によれば、指定事象に関する情報の新鮮度が高く、その周知の必要性がなおも高い状態で、車両X1(X2)から他の車両X2,X2’(X1,X1’)への当該情報伝達の迅速および確実性の向上が図られる(図3(c)および図4(c)参照)。

0074

通信端末1が、前記順位が第1指定順位より低い一方で第2指定順位(たとえば第20位)以内であることまたは前記経過期間が第1指定期間を超えている一方で第2指定期間(たとえば3時間)以下であるか否かを判定し、当該判定結果が肯定的であることを要件として、第2通信機能によりセンターサーバ2に対して間接通知情報(または車両Xの走行状況を表わすプローブ情報)を送信するために第2通信制御処理を実行し、第1通信制御処理の実行を省略するように構成されていてもよい。

0075

第2指定順位または第2指定期間は、各車両Xからセンターサーバ2に対して送信されるプローブ情報に基づき、各道路の交通量の多少または走行コスト(走行時間)の高低に応じてセンターサーバ2により定常的に設定された上で、各車両Xに対して最新の設定結果が配信されてもよい。第2指定順位および第2指定期間は、車両Xが情報発信源(車両X0)とすれ違う場合または対向道路を走行している場合(図3(a)/車両X1)および情報発信源(車両X0)を追い越す場合または同一道路を走行している場合(図4(a)/車両X2)の別に応じて、差別化されて設定されてもよい。

0076

当該実施形態の通信端末1によれば、指定事象の発生からある程度の時間が経過して当該指定事象に関する情報の新鮮度が低下してその周知の必要性が低い状態で、第1通信機能の優先利用によって第2通信機能を用いた情報伝達が阻害されるような事態が回避される。

0077

同様の観点から、通信端末1が、第2通信機能によりセンターサーバ2から間接通知情報を受信したことを要件として(図3(c)/STEP123および図4(c)/STEP213参照)、第1通信機能により他の通信端末1に対して間接通知情報を送信するための第1通信制御処理を停止するように構成されていてもよい。また、通信端末1が、第1通信機能による間接通知情報の送信回数が基準値に達したこと、または、直接通知情報の受信から基準期間が経過したことを要件として、第1通信機能により他の通信端末1に対して間接通知情報を送信するための第1通信制御処理を停止するように構成されていてもよい。

0078

センターサーバ2が、停止車両X0から直接通知情報を受信したすれ違い車両X1および車両X0から直接通知情報を受信した追い越し車両X2のそれぞれから間接通知情報を受信したことを要件として(図3(b)/STEP112および図4(b)/STEP222参照)、各車両Xに対して道路交通情報を配信するように構成されていてもよい(図3(c) /STEP123および図4(c)/STEP213参照)。これにより、間接通知情報に基づいて作成される指定事象の内容および発生地点に関する道路交通情報の確度または信頼性の向上が図られる。

0079

センターサーバ2が、停止車両X0から直接通知情報を受信した車両Xから間接通知情報を指定回数以上にわたって受信したことを要件として(図3(b)/STEP112および図4(b)/STEP222参照)、各車両Xに対して道路交通情報を配信するように構成されていてもよい(図3(c)/STEP123および図4(c)/STEP213参照)。これにより、間接通知情報に基づいて作成される指定事象の内容および発生地点に関する道路交通情報の確度または信頼性の向上が図られる。

0080

1‥通信端末、2‥センターサーバ、11‥第1通信モジュール、12‥第2通信モジュール、13‥第3通信モジュール、X‥車両(移動体)。

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