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技術 ネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 坪井正徳
出願日 2014年10月2日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-203716
公開日 2016年5月9日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-071816
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 計算機間の情報転送 ストアードプログラム ファクシミリ一般
主要キーワード 警告指示 系列識別 テスト通信 USBデバイス内 メニュー表 許可ポリシー カスタマイズ化 出力可
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

画像形成装置ファームウェアアップデートしようとする場合の画像形成装置側での警告表示を、管理システム側から柔軟に制御し、誤ったアップデートの実行を抑える。

解決手段

コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101からの要求に応じ、適用可能ファームウェア情報を特定しS902、画像形成装置101の出力能力と警告許可ポリシーテーブルの参照結果とから、警告許可/不許可を判断しS903、適用可能ファームウェア情報と警告許可情報とを含む応答を送信するS904。画像形成装置101は、前記要求を行ってS901、応答を受信し、ファームウェアを適用する際、警告許可情報が警告許可を示す場合、警告表示パターンテーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断しS906、表示するS907。

概要

背景

ファームウェアを搭載した画像形成装置において、新規機能の追加やプログラム修正のためにファームウェアのアップデートを行う場合がある。
ファームウェアの種類には、一般ファームに加え、商談ファーム、個別ファーム等が存在する。一般ファームとは、一般のユーザが画像形成装置で使用するファームウェアである。商談ファームとは、特定の商談用にカスタマイズされたファームウェアである。個別ファームとは、個別のスポットの要求に対応した個別にリリースされるファームウェアである。

従来は、一般ファームのリリースが主であったが、カスタマイズ化への要望が増えてきていることにより、商談ファーム、個別ファームのリリースが増加してきている。そのため、異なる種別のファームウェア同士(商談ファームから一般ファーム)を誤ってアップデートしてしまう可能性がある。

特許文献1では、ファームウェアアップデートのファームウェア選択時に確認画面を表示する技術が提案されている。

概要

画像形成装置のファームウェアをアップデートしようとする場合の画像形成装置側での警告表示を、管理システム側から柔軟に制御し、誤ったアップデートの実行を抑える。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101からの要求に応じ、適用可能ファームウェア情報を特定しS902、画像形成装置101の出力能力と警告許可ポリシーテーブルの参照結果とから、警告許可/不許可を判断しS903、適用可能ファームウェア情報と警告許可情報とを含む応答を送信するS904。画像形成装置101は、前記要求を行ってS901、応答を受信し、ファームウェアを適用する際、警告許可情報が警告許可を示す場合、警告表示パターンテーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断しS906、表示するS907。

目的

本発明の目的は、画像形成装置のファームウェアをアップデートしようとした場合の画像形成装置側での警告表示を、管理システム側から柔軟に制御し、誤ったアップデートの実行などを抑えることができる仕組みを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを管理する管理システムとを含むネットワークシステムであって、前記管理システムは、前記画像形成装置の設置環境と動作モードとに従う適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断するための第1管理テーブルを管理する第1管理手段と、前記画像形成装置からの適用可能なファームウェア情報の要求を受信する第1受信手段と、前記要求に含まれる前記画像形成装置に適用済みのファームウェア情報から、前記画像形成装置に適用可能なファームウェア情報を特定する特定手段と、前記要求に含まれる前記画像形成装置の出力能力と、前記第1管理テーブルの参照結果とから、当該画像形成装置での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断する第1判断手段と、前記要求に対して、前記特定されたファームウェア情報と、前記第1判断手段による判断結果である出力の可否の何れかを示す情報とを含む応答を送信する応答手段と、を有し、前記画像形成装置は、ファームウェアの種別に応じて、出力すべきメッセージを判断するための第2管理テーブルを管理する管理手段と、前記要求を行う要求手段と、前記応答を受信する第2受信手段と、ファームウェアを適用する際に、前記応答に出力可を示す情報が含まれていた場合に、前記第2管理テーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段で判断されたメッセージの表示を制御する制御手段と、を有する、ことを特徴とするネットワークシステム。

請求項2

前記画像形成装置は、前記管理システム以外から適用するファームウェアを取得する場合、前記要求手段は、前記管理システムに対して、適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否に基づく情報を要求し、前記第1受信手段は、該要求を受信し、前記応答手段は、該要求に対して、前記第1判断手段による判断結果である出力の可否に基づく情報を応答として送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。

請求項3

前記第2管理テーブルは、前記画像形成装置に適用済みのファームウェアの種別と、前記画像形成装置に適用する予定のファームウェアの種別とに応じて、出力すべきメッセージを判断するための情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークシステム。

請求項4

前記第2判断手段は、前記画像形成装置に適用済みのファームウェアの種別と前記画像形成装置に適用する予定のファームウェアの種別とが異なる場合には、その旨を警告するメッセージを出力すべきと判断することを特徴とする請求項3に記載のネットワークシステム。

請求項5

前記第2判断手段は、前記適用済みのファームウェアの種別と前記適用する予定のファームウェアの種別とが同一の場合には、メッセージを出力しない、又は、確認を促すメッセージを出力すべきと判断することを特徴とする請求項2又は3に記載のネットワークシステム。

請求項6

前記管理システムは、前記ファームウェアの種別に応じて、出力すべきメッセージを判断するための第3管理テーブルを管理する第3管理手段と、前記第1判断手段の判断結果が出力可を示す場合に、前記第3管理テーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断する第3判断手段と、を有し、前記応答手段は、前記要求に対して、前記特定されたファームウェア情報と、前記第3判断手段による判断結果である出力すべきメッセージを示す情報とを含む応答を送信し、前記制御手段は、ファームウェアを適用する際に、前記応答に出力すべきメッセージを示す情報が含まれていた場合に、該出力すべきメッセージの表示を制御することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。

請求項7

前記画像形成装置は、前記管理システム以外から適用するファームウェアを取得する場合、前記要求手段は、前記管理システムに対して、適用ファームウェアに係るメッセージの出力に関する情報を要求し、前記第1受信手段は、該要求を受信し、前記応答手段は、該要求に対して、前記第3判断手段による判断結果である出力すべきメッセージを示す情報を応答として送信することを特徴とする請求項6に記載のネットワークシステム。

請求項8

前記画像形成装置の設置環境は、前記画像形成装置を設置する国を特定する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のネットワークシステム。

請求項9

前記画像形成装置の動作モードは、サービスマン向けの動作モード、エンドユーザ向けの動作モードを少なくとも含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のネットワークシステム。

請求項10

画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを管理する管理システムとを含むネットワークシステムの制御方法であって、前記管理システムが実行する、前記画像形成装置からの適用可能なファームウェア情報の要求を受信する第1受信ステップと、前記要求に含まれる前記画像形成装置に適用済みのファームウェア情報から、前記画像形成装置に適用可能なファームウェア情報を特定する特定ステップと、前記要求に含まれる前記画像形成装置の出力能力と、前記画像形成装置の設置環境と動作モードとに従う適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断するための第1管理テーブルの参照結果とから、当該画像形成装置での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断する第1判断ステップと、前記要求に対して、前記特定されたファームウェア情報と、前記第1判断ステップでの判断結果である出力の可否の何れかを示す情報とを含む応答を送信する応答ステップと、を有し、前記画像形成装置が実行する、前記要求を行う要求ステップと、前記応答を受信する第2受信ステップと、ファームウェアを適用する際に、前記応答に出力可を示す情報が含まれていた場合に、ファームウェアの種別に応じて出力すべきメッセージを判断するための第2管理テーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断する第2判断ステップと、前記第2判断ステップで判断されたメッセージの表示を制御する制御ステップと、を有する、ことを特徴とするネットワークシステムの制御方法。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置と、画像形成装置のファームウェアを管理する管理システムとを含むネットワークシステム、及び、ネットワークシステムの制御方法に関する。

背景技術

0002

ファームウェアを搭載した画像形成装置において、新規機能の追加やプログラム修正のためにファームウェアのアップデートを行う場合がある。
ファームウェアの種類には、一般ファームに加え、商談ファーム、個別ファーム等が存在する。一般ファームとは、一般のユーザが画像形成装置で使用するファームウェアである。商談ファームとは、特定の商談用にカスタマイズされたファームウェアである。個別ファームとは、個別のスポットの要求に対応した個別にリリースされるファームウェアである。

0003

従来は、一般ファームのリリースが主であったが、カスタマイズ化への要望が増えてきていることにより、商談ファーム、個別ファームのリリースが増加してきている。そのため、異なる種別のファームウェア同士(商談ファームから一般ファーム)を誤ってアップデートしてしまう可能性がある。

0004

特許文献1では、ファームウェアアップデートのファームウェア選択時に確認画面を表示する技術が提案されている。

先行技術

0005

特開2003−91427号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、特許文献1の技術では、バージョンが上がるケースかつ特別仕様が設定されているケースのみ警告表示を行うため、バージョンが同じケースやバージョンが下がるケースについては何ら考慮されていない。また、特許文献1の技術では、画像形成装置を設置する国の事情など画像形成装置の設置環境や画像形成装置の動作モードに合わせて警告表示の許可・不許可をリモートから柔軟に切り替えることができない。

0007

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置のファームウェアをアップデートしようとした場合の画像形成装置側での警告表示を、管理システム側から柔軟に制御し、誤ったアップデートの実行などを抑えることができる仕組みを提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを管理する管理システムとを含むネットワークシステムであって、前記管理システムは、前記画像形成装置の設置環境と動作モードとに従う適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断するための第1管理テーブルを管理する第1管理手段と、前記画像形成装置からの適用可能なファームウェア情報の要求を受信する第1受信手段と、前記要求に含まれる前記画像形成装置に適用済みのファームウェア情報から、前記画像形成装置に適用可能なファームウェア情報を特定する特定手段と、前記要求に含まれる前記画像形成装置の出力能力と、前記第1管理テーブルの参照結果とから、当該画像形成装置での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断する第1判断手段と、前記要求に対して、前記特定されたファームウェア情報と、前記第1判断手段による判断結果である出力の可否の何れかを示す情報とを含む応答を送信する応答手段と、を有し、前記画像形成装置は、ファームウェアの種別に応じて、出力すべきメッセージを判断するための第2管理テーブルを管理する管理手段と、前記要求を行う要求手段と、前記応答を受信する第2受信手段と、ファームウェアを適用する際に、前記応答に出力可を示す情報が含まれていた場合に、前記第2管理テーブルの参照結果から、出力すべきメッセージを判断する第2判断手段と、前記第2判断手段で判断されたメッセージの表示を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、画像形成装置のファームウェアをアップデートしようとした場合の画像形成装置側での警告表示を、管理システム側から柔軟に制御し、誤ったアップデートの実行などを抑えることができる。

図面の簡単な説明

0010

本実施例のネットワークシステムの構成図
画像形成装置のハードウェア構成
コンテンツ配信サーバのハードウェア構成図
画像形成装置のソフトウェア構成
コンテンツ配信サーバのソフトウェア構成図
コンテンツ配信サーバに保持管理する警告許可ポリシーテーブル
画像形成装置に保持管理する警告表示パターンテーブル
画像形成装置に保持するファームウェアの属性情報を管理するファイル
実施例1における処理のシーケンス
コンテンツ配信サーバで警告許可/不許可を判断するフローチャート
画像形成装置におけるUI画面例
画像形成装置におけるUI画面例
画像形成装置における警告表示のUI画面例
画像形成装置における警告表示のUI画面例
実施例2における処理のシーケンス図
実施例3における処理のシーケンス図
実施例3における処理の他のシーケンス図

0011

以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。

0012

図1は、本発明の一実施例を示すネットワークシステムの構成を例示する図である。
図1において、101はMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置であり、一台でプリンタスキャナコピーFAXなどの機能を兼ね備える。画像形成装置101は、画像形成装置に割り当てられた固有個体番号を有する。

0013

102は、画像形成装置101のファームウェアを管理する管理システムとしてのコンテンツ配信サーバである。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101にファームウェアを配信するために使用される。コンテンツ配信サーバ102は、複数の情報処理装置により構成されていてもよい。

0014

103はインターネットイントラネットなどのネットワークである。画像形成装置101は、ネットワーク103を介してコンテンツ配信サーバ102と通信可能である。なお、図1には示していないが、ネットワーク103には、複数の画像形成装置が接続されているものとする。

0015

図2は、画像形成装置101を構成するハードウェア構成を示す図である。
201は、CPU(Central Processing Unit)であり、各種プログラムを実行し、様々な機能を実現するユニットである。202は、ROM(Read Only Memory)であり、各種プログラムを記憶するユニットである。

0016

203は、RAM(Random Access Memory)である。CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、各種データを一時記憶するためのメモリである。CPU201は、ROM202やHDD204等に記憶されているプログラムを必要に応じてRAM203にロードして実行する。このRAM203は、記憶した内容を電源off後も保持可能なFRAM(登録商標)およびSRAM、電源off後に記憶内容消去されるDRAMなどにより構成される。

0017

204はHDD(Hard Disk Drive)であり、各種プログラムを記憶するユニットである。HDD204は、RAM203のデータをHDD204に保存することもできる。

0018

操作部205は、画像形成装置101を操作するためのユニットである。表示部206は、画像形成装置のUIを表示するためのユニットである。表示部206は、サービスモードと呼ぶサービスマン向けのメニューと、ユーザモードと呼ぶエンドユーザ向けのメニューの表示を行う。

0019

印刷部207は、バス210を介して各ユニットとデータを送受信することが可能である。なお、印刷部207は、ラスタイメージを始めとする各種イメージデータを記録媒体に印刷、または外部装置へ送信することが可能なユニットである。スキャナ部208は、原稿台の上に置かれた原稿読み取り、イメージデータを生成するユニットである。ネットワーク部209は、ネットワーク103を介して他の装置と通信するためのユニットである。ネットワーク部209は、ネットワーク103を介したコンテンツ配信サーバ102との接続を可能にする。なお、以上の各ユニットは、バス210を介してデータの送受信を行うことが可能である。

0020

図3は、コンテンツ配信サーバ102のハードウェア構成を例示する図である。
図3において、301〜306、308は、前述した201〜206、210と同様であるため説明を省略する。ネットワーク部307は、ネットワーク103を介して他の装置と通信するためのユニットである。ネットワーク部307は、ネットワーク103を介した画像形成装置101との接続を可能にする。なお、上述したように、コンテンツ配信サーバ102は、複数の情報処理装置により構成されていてもよい。

0021

図4は、画像形成装置101のソフトウェア構成を例示する図である。なお、図4に示す各構成部を実現するプログラムはHDD204又はROM202に記憶されている。そして、それらのプログラムをCPU201が必要に応じてRAM203にロードし実行することで、図4に示す各構成部が実現される。

0022

図4において、401は画面制御部であり、ファームウェアアップデートを行うメニュー表示の制御を行う。402は情報処理部であり、一時的な情報の保存や演算等を行う。403はDB処理部であり、コンテンツ配信サーバ102に送信する情報の管理を行う。なお、DB処理部403が管理する情報は、例えば、画像形成装置101のHDD204に格納される。404は配信アップデート部であり、コンテンツ配信サーバ102からファームウェアを取得するための機能を提供する。

0023

図5は、コンテンツ配信サーバ102のソフトウェア構成を例示する図である。なお、図5に示す各構成部を実現するプログラムはHDD304又はROM302に記憶されている。そして、それらのプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで、図5に示す各構成部が実現される。

0024

図5において、501は画面制御部であり、コンテンツ配信サーバ102のメニュー表示の制御を行う。502は情報処理部であり、一時的な情報の保存や演算等を行う。503はDB処理部であり、コンテンツ配信サーバ102に保持しているDB情報データベース情報)の参照や登録を行う。なお、DB処理部503が管理する情報は、例えば、コンテンツ配信サーバ102のHDD304に格納される。

0025

図6は、コンテンツ配信サーバ102がHDD304に保持管理する警告表示警告許可ポリシーテーブル600を例示する図である。
警告許可ポリシーテーブル600は、画像形成装置101がファームウェアアップデート実行時、例えば現在のファームウェアとアップデート予定のファームウェアの種類が異なる場合などに、表示部306に警告画面を表示するのを許可するか許可しないかを設定するための管理テーブルである。

0026

図6に示すように、警告許可ポリシーテーブル600は、国601、サービスモードで警告許可602、ユーザモードで警告許可603等の項目を有する。警告許可ポリシーテーブル600は、国(601)ごとに、サービスモードで警告許可(602)するのか、ユーザモードで警告許可(603)をそれぞれ設定する。即ち、警告許可ポリシーテーブル600は、国(601)等の画像形成装置101の設置環境と、サービスモードやユーザモード等の動作モードとに従う適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断するための情報を保持する管理テーブルである。この警告許可ポリシーテーブル600は、コンテンツ配信サーバ102の管理者等により設定され、予めコンテンツ配信サーバ102のHDD304に格納されているものとする。

0027

図7は、画像形成装置101がHDD204に保持管理する警告表示パターンテーブル700を例示する図である。
図7に示すように、警告表示パターンテーブル700は、インストール済みファームウェア種別701、インストール予定ファームウェア種別702等の項目を有する。警告表示パターンテーブル700は、インストール済みファームウェアの種別(701)に対して、インストール予定のファームウェア種別(702)それぞれに対して表示するメッセージを管理する管理テーブルである。

0028

例えば、警告表示パターンテーブル700中に例示する「Msg.1」は、後述する図13のような「注意!ファームウェアの種類が違います。」のメッセージ(適用済みのファームウェアの種別と適用する予定のファームウェアの種別とが異なる旨を警告するメッセージ)を表示することを示す。また、「Msg.2」は、後述する図14のような「確認!同じ種類のファームウェアです。」のメッセージ(確認を促すメッセージ)を表示することを示す。なお、「×」は、メッセージを表示しないことを示す。

0029

インストール予定ファームウェア種別702において、一般ファーム703は、一般のユーザが画像形成装置で使用するファームウェアである。個別ファーム704は、個別のスポットの要求に対応した個別にリリースされるファームウェアである。商談ファーム705は、特定の商談用にカスタマイズされたファームウェアである。

0030

インストール済みファームウェア種別701は、後述する図8(a)のFamily属性802の値を基に、配信アップデート部404により特定される。インストール予定ファームウェア種別702は、コンテンツ配信サーバ102より受信するFamily属性の値を基に、配信アップデート部404により特定される。

0031

例を挙げると、図7に示す警告表示パターンテーブル700の例では、インストール済みファームウェア種別701が一般ファーム703であり、インストール予定ファームウェア種別702が一般ファーム703の場合は、「×」となっており、警告表示しないことを示している。また、インストール済みファームウェア種別701が個別ファーム704であり、インストール予定ファームウェア種別が一般ファーム703の場合には、Msg.1を表示、つまり「注意!ファームウェアの種類が違います。」を表示することを示している。

0032

また、インストール済みファームウェア種別701が商談ファーム705であり、インストール予定ファームウェア種別702が商談ファーム705である場合には、メッセージを表示しない場合とMsg.1を表示する場合があることを示している。具体的には、同一商談のファームウェア同士の場合はメッセージを表示せず、異なる商談のファームウェア同士の場合はMsg.1を表示する。なお、同一商談か異なる商談かどうかは、後述する図8(a)のFamily属性802から判断する。
即ち、警告表示パターンテーブル700は、ファームウェアの種別に応じて、出力すべきメッセージを判断するための情報を保持する管理テーブルである。なお、警告表示パターンテーブル700は、予めHDD204に格納されているものとする。

0033

図8は、画像形成装置101がHDD204に保持する画像形成装置101のファームウェアの属性情報を管理するファイルを例示する図である。このファイル(例えばテキストファイル)には、画像形成装置101に適用済みのファームウェア情報が記載されており、ファームウェアの更新に応じて更新されるものとする。

0034

図8(a)は、ファームウェアの属性情報を管理するファイルのフォーマットを示す。
ファームウェアバージョンは、firmversion属性801として、4桁で表現する。また、ファームウェアの種別は、Family属性802として、5桁で表現する。Family属性802の上2桁の「AA」は系列識別子であり、一般ファーム703の場合は「NL」、個別ファーム704の場合は「SP」、商談ファーム705の場合は「MA」を記載する。Family属性802の下3桁の「nnn」はユーザ識別子であり、商談ファーム705である場合は、「001」から連番発番する。このユーザ識別子が同一であれば、同系列の商談ファーム(同一商談のファームウェア)であることを示す。一方、このユーザ識別子が異なれば、異系列の商談ファーム(異なる商談のファームウェア)であることを示す。なお、商談ファーム705以外の場合は、Family属性802の下3桁を「000」の固定で記載する。

0035

画像形成装置101の警告表示能力は、WarningAbility属性803として表現する。画像形成装置101がユーザモードのみで警告表示能力がある場合は、WarningAbility属性803に「UserMode」と記載する。画像形成装置101がサービスモードのみで警告表示能力がある場合は、WarningAbility属性803に「ServiceMode」と記載する。なお、画像形成装置101がユーザモード及びサービスモードいずれも警告表示能力がある場合は、WarningAbility属性803に「UserMode,ServiceMode」のようにカンマ区切りで記載する。国情報は、Country属性804として、2桁で表現する。

0036

図8(b)〜図8(f)は、ファームウェアの属性情報を管理するファイルの具体例を示す。
図8(b)は、ファームバージョンが「10.00」で、ファームウェアの種別が「一般ファーム」であり、警告表示能力を「ユーザモード」に備え、国情報が「JP」であることを示した一例である。
図8(c)は、ファームバージョンが「10.00」で、ファームウェアの種別が「個別ファーム」であり、警告表示能力を「ユーザモード」と「サービスモード」の両方に備え、国情報が「JP」であることを示した一例である。

0037

図8(d)は、ファームバージョンが「10.00」で、ファームウェアの種別が「商談ファーム」であり、警告表示能力を「サービスモード」に備え、国情報が「US」であることを示した一例である。
図8(e)は、ファームバージョンが「11.00」で、ファームウェアの種別が図8(d)と同系列の「商談ファーム」であり、警告表示能力を「サービスモード」に備え、国情報が「US」であることを示した一例である。
図8(f)は、ファームバージョンが「11.00」で、ファームウェアの種別が図8(d),(e)と異系列の「商談ファーム」であり、警告表示能力を「サービスモード」に備え、国情報が「US」であることを示した一例である。

0038

以下、図9図14を参照して、画像形成装置101が警告画面表示を行うための、画像形成装置101とコンテンツ配信サーバ102のシーケンスについて説明する。
図9は、実施例1の画像形成装置101が警告画面表示を行うための、画像形成装置101とコンテンツ配信サーバ102のシーケンスを示す図である。なお、図9に示す画像形成装置101の処理は、HDD204又はROM202に記憶されるプログラムをCPU201が必要に応じてRAM203にロードし実行することで実現される。また、図9に示すコンテンツ配信サーバ102の処理は、HDD304又はROM302に記憶されるプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで実現される。
図11図14は、画像形成装置101の操作部205に表示するユーザインタフェース(UI)画面の一例を示す図である。

0039

まず、画像形成装置101の操作部205に表示される図11のUI画面1100において、適用可能ファームウェアの確認ボタン1101が押下されると、画像形成装置101は、この操作を検知し、S901のステップを実行する。なお、図11のUI画面1100は、ユーザが画像形成装置101の操作部205で所定の操作を行うことにより表示されるものとする。

0040

S901では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、適用可能ファームウェア一覧の取得要求と警告許可情報の取得要求を送信する。なお、適用可能ファームウェア一覧の取得要求は、画像形成装置101に適用可能なファームウェア情報を要求するためのものである。また、警告許可情報の取得要求は、適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否に基づく情報を要求するためのものである。なお、これらの要求の際、画像形成装置101がコンテンツ配信サーバ102に送信する情報は、firmversion801の値、WarningAbility803の値、Country804の値、現在実行しているオペレータ区分(サービスモード/ユーザモード)である。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101から送信された適用可能ファームウェア一覧の取得要求と警告許可情報の取得要求を受信する。

0041

S902において、コンテンツ配信サーバ102は、上記S901で受信したfirmversion801の値(画像形成装置101に適用済みのファームウェアのバージョン情報)を基に、適用可能ファームウェアの検索を行い、画像形成装置101に適用可能なファームウェア情報を特定する。

0042

次に、S903において、コンテンツ配信サーバ102は、上記S901で受信したWarningAbility803の値(画像形成装置101に適用済みのファームウェアにおける画像形成装置101の出力能力)、Country804の値、及び、現在実行しているオペレータ区分(サービスモード/ユーザモード等の動作モード)を用い、警告許可ポリシーテーブル600に従って警告の許可・不許可の判断を行う。即ち、コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を判断する。詳細は図10に示す。

0043

ここで、図10を参照して、上記S903に示した警告許可/不許可を判断する処理について説明する。
図10は、図9のS903においてコンテンツ配信サーバ102が警告許可/不許可を判断する処理を例示するフローチャートである。このフローチャートで示す処理は、コンテンツ配信サーバ102のHDD304又はROM302に記憶されるプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで実現される。

0044

S1001において、コンテンツ配信サーバ102のCPU301は、警告許可/不許可を判断する処理を開始する。まず、S1002において、CPU301は、図9のS901で画像形成装置101から受信したCountry804の値により画像形成装置101の国情報を特定する。
次に、S1003において、CPU301は、図9のS901で画像形成装置101から受信したオペレータ区分によりモード(サービスモード/ユーザモード)を特定する。

0045

次に、S1004において、CPU301は、上記S1003で特定したモードにおいて警告表示能力があるかどうかを、図9のS901で画像形成装置101から受信したWarningAbility803の値を基に判断する。

0046

例えば、オペレータ区分によるモードが「サービスモード」でWarningAbility803が「ServiceMode」又は「UerMode,ServiceMode」の場合は警告表示能力があると判断する。また、オペレータ区分によるモードが「ユーザモード」でWarningAbility803が「UerMode」又は「UerMode,ServiceMode」の場合も警告表示能力があると判断する。しかし、オペレータ区分によるモードが「サービスモード」でWarningAbility803が「UerMode」の場合は警告表示能力がないと判断する。また、オペレータ区分によるモードが「ユーザモード」でWarningAbility803が「ServiceMode」の場合も警告表示能力がないと判断する。

0047

そして、警告表示能力がないと判断した場合(S1004でNoの場合)、CPU301は、S1006において、警告不許可のフラグを返し、S1008において処理を終了する。

0048

一方、警告表示能力があると判断した場合(S1004でYesの場合)、CPU301は、S1005において、図6の警告許可ポリシーテーブル600を参照し、警告を許可しているかを判断する。図6に示した例では、国情報が「JP」の場合、オペレータ区分によるモードが「サービスモード」の場合には警告を許可していると判断し、オペレータ区分によるモードが「ユーザモード」の場合には警告を許可していないと判断する。

0049

そして、警告を許可していると判断した場合(S1005でYesの場合)、CPU301は、S1007において、警告許可のフラグを返し、S1008において処理を終了する。
一方、警告を許可していないと判断した場合(S1005でNoの場合)、CPU301は、S1006において、警告不許可のフラグを返し、S1008において、処理を終了する。

0050

以下、図9のシーケンス図の説明に戻る。
S904において、コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101に対して適用可能ファームウェアの一覧と警告許可情報を、上記S901で受信した要求に対する応答として送信する。なお、上記適用可能ファームウェアの一覧は、上記S902で特定されたファームウェアの一覧である。また、上記警告許可情報は、上記S903の警告の許可・不許可の判断結果(警告許可のフラグ、又は、警告不許可のフラグ)に基づく、画像形成装置101での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を示す情報である。そして、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102から送信される適用可能ファームウェアの一覧と警告許可情報を受信する。

0051

次に、S905において、画像形成装置101の画面制御部40は、上記S904で受信した適用可能ファームウェアの一覧に基づいて、図12に示すようなUI画面1200を操作部205に表示し、ユーザからのファームウェアの選択を受け付ける。ユーザが1201に表示されている適用可能ファームウェアの一つを選択してOKボタンを押下すると、画像形成装置101は、S906に処理を進める。

0052

S906では、画像形成装置101は、上記S904で受信した警告許可情報と図7の警告表示パターンテーブル700を基に、警告の表示・非表示の判断を行う。詳細には、画像形成装置101は、前記警告許可情報が出力可を示す情報である場合、図7の警告表示パターンテーブル700の参照結果から、出力すべきメッセージを判断する。

0053

ここで、図7の警告表示パターンテーブル700の参照結果から出力すべきメッセージを判断する処理について具体的に説明する。
例えば、インストール済みファームウェアが「個別ファーム」、且つ、上記S905で選択されたファームウェアが「一般ファームウェア」の場合、Msg.1、例えば図13に示すようなメッセージを表示することを判断する。また、インストール済みファームウェアが「個別ファーム」、且つ、上記S905で選択されたファームウェアも「個別ファームウェア」の場合、Msg.2、例えば図14に示すようなメッセージを表示することを判断する。

0054

なお、前記警告許可情報が出力不可を示す情報である場合には、画像形成装置101は、上記S906で警告非表示と判断し、S907に処理を進める。

0055

次に、S907において、画像形成装置101は、上記S906での判断に基づいて、警告表示・非表示を行う。上記S906の判断が警告表示の場合(出力すべきメッセージを示す場合)は、画像形成装置101の画面制御部40は、上記S906で表示すると判断されたメッセージ(例えば図13のようなUI画面1300や図14のようなUI画面1400)の操作部205への表示を制御する。そして該警告表示のUI画面でOKボタンが押下されると、画像形成装置101は、S908に処理を進める。一方、該警告表示のUI画面で「キャンセル」ボタンが押下されると、画像形成装置101はそのまま本シーケンスの処理を終了する。
一方、上記S906の判断が警告非表示の場合は、画像形成装置101の画面制御部40は、警告を表示することなく、S908に処理を進める。

0056

S908では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、上記S905で選択されたファームウェアのダウンロード要求を行い、S909において、ファームウェアのダウンロードを行う。コンテンツ配信サーバ102は、ファームウェアを画像形成装置101に送信する。
そして、S910において、画像形成装置101は、上記S909でダウンロードしたファームウェアにより、画像形成装置101のファームウェアのアップデートを行う。

0057

以上示したような処理により、画像形成装置101側の警告表示の許可・不許可を、画像形成装置101の設置環境や動作モード等に応じて、コンテンツ配信サーバ102側で柔軟に変更することが可能となる。

0058

画像形成装置101がファームウェアアップデートを行う際、ファームウェアをコンテンツ配信サーバ102等のネットワーク経由で取得するのではなく、USBデバイス等のローカル環境から取得するケース(コンテンツ配信サーバ102が構成する管理システム以外からファームウェアを取得するケース)が考えられる。そのような場合には、コンテンツ配信サーバ102にアクセスしないため、実施例1の構成のみでは、図6で設定するようなコンテンツ配信サーバ102側で設定した警告表示ポリシーに従った動きができない。実施例2では、USBデバイスなどのローカル環境からファームウェアを取得する際に、図6の警告表示ポリシーのみコンテンツ配信サーバ102に確認する構成を説明する。

0059

以下、図15を用いて、画像形成装置101においてファームウェアをローカル環境で取得するケースにおいて、コンテンツ配信サーバ102との通信が可能な場合には、コンテンツ配信サーバ102に登録されている警告表示のポリシーに従って警告表示するシーケンスについて説明する。

0060

図15は、実施例2において画像形成装置101が警告画面表示を行うための、画像形成装置101とコンテンツ配信サーバ102のシーケンスを示す図である。なお、図15に示す画像形成装置101の処理は、HDD204又はROM202に記憶されるプログラムをCPU201が必要に応じてRAM203にロードし実行することで実現される。また、図15に示すコンテンツ配信サーバ102の処理は、HDD304又はROM302に記憶されるプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで実現される。

0061

S1501において、ユーザによる操作部205からのUSBデバイス内のファームウェアの選択操作を検知すると、画像形成装置101は、S1502に処理を進める。
S1502では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対してテスト通信を行う。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101からのテスト通信を受信すると、画像形成装置101に対してOKを返す。

0062

S1503において、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102からOKが返ってくれば、S1504に処理を進める。
S1504では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、警告許可情報の取得要求を行う。該S1504では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、WarningAbility803の値、Country804の値、現在実行しているオペレータ区分(サービスモード/ユーザモード)を送信する。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101から送信された警告許可情報の取得要求を受信する。

0063

S1505において、コンテンツ配信サーバ102は、図9のS903と同様に、警告許可/不許可の判断を行う。
そして、S1506において、コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101に対して警告許可情報を、上記S1504で受信した要求に対する応答として送信する。なお、上記警告許可情報は、上記S1505の警告の許可・不許可の判断結果(警告許可のフラグ、又は、警告不許可のフラグ)に基づく、画像形成装置101での適用ファームウェアに係るメッセージの出力の可否を示す情報である。そして、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102から送信される警告許可情報を受信する。

0064

次に、S1507において、画像形成装置101は、図9のS906と同様に、警告指示・不指示の判断を行う。そして、S1508において、画像形成装置101は、図9のS907と同様に、警告表示/非表示を行う。
次に、S1509において、画像形成装置101は、上記S1501で選択されたファームウェアを、USBデバイスから取得する。そして、S1510において、画像形成装置101は、上記S1509で取得したファームウェアファームウェアにより、画像形成装置101のファームウェアのアップデートを行う。

0065

なお、コンテンツ配信サーバ102からテスト通信の応答としてOKが返ってこなかった場合(テスト通信に失敗した場合)、画像形成装置101は、上記S1507において警告可と判断するようにしてもよいし、警告不可と判断するようにしてもよい。

0066

以上示したような処理により、ネットワーク通信を伴わないファームウェアアップデート時にも、即ち、コンテンツ配信サーバ102以外から適用するファームウェアを取得する場合であっても、コンテンツ配信サーバ102と通信可能な場合には、画像形成装置101がコンテンツ配信サーバ102側のポリシーに従って、警告表示・非表示を行うことが可能となる。

0067

上記実施例1、2では、画像形成装置101で図7の警告表示パターンテーブル700を保持する構成について説明した。しかし、図7の警告表示パターンテーブル700をコンテンツ配信サーバ102側に保持し、柔軟に変更したい場合も考えられる。実施例3では、図7の警告表示パターンテーブル700をコンテンツ配信サーバ102側にも保持する構成について説明する。即ち、実施例3では、図7の警告表示パターンテーブル700は、コンテンツ配信サーバ102のHDD304でも保持管理されている。ただし、警告表示パターンテーブル700の値は、画像形成装置101側とコンテンツ配信サーバ102側とでそれぞれ設定可能である。

0068

以下、図16を用いて、警告表示パターンテーブル700をコンテンツ配信サーバ102側にも保持管理した場合のシーケンスについて説明する。
図16は、実施例3において画像形成装置101が警告画面表示を行うための、画像形成装置101とコンテンツ配信サーバ102のシーケンスを示す図である。なお、図16に示す画像形成装置101の処理は、HDD204又はROM202に記憶されるプログラムをCPU201が必要に応じてRAM203にロードし実行することで実現される。また、図16に示すコンテンツ配信サーバ102の処理は、HDD304又はROM302に記憶されるプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで実現される。

0069

実施例3の画像形成装置101は、画像形成装置101がコンテンツ配信サーバ102に通信可能な場合は、コンテンツ配信サーバ102側で保持している警告許可ポリシーテーブル600、及び、警告指示パターンテーブル700に従って、メッセージ表示を制御する。

0070

S1601において、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、適用可能ファームウェア一覧取得要求と警告指示情報取得要求を行う。S1601では、図9のS901で送信するfirmversion801の値、WarningAbility803の値、Country804の値、現在実行しているオペレータ区分(サービスモード/ユーザモード)に加え、Family802の値も送信する。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101から送信された適用可能ファームウェア一覧の取得要求と警告指示情報の取得要求を受信する。

0071

S1602において、コンテンツ配信サーバ102は、図9のS902と同様に、上記S1601で受信したfirmversion801の値を基に適用可能ファームウェアの検索を行い、画像形成装置101に適用可能なファームウェア情報を特定する。

0072

次に、S1603において、コンテンツ配信サーバ102は、図9のS903と同様に、上記S1601で受信したCountry804、オペレータ区分、WarningAbility803、図6のテーブルによって警告許可・不許可の判断を行う。

0073

次に、S1604において、コンテンツ配信サーバ102は、上記S1603での判断結果と、警告表示パターンテーブル700を基に警告指示・不指示を判断する。詳細には、画像形成装置101は、上記S1603で警告許可と判断し場合、上記S1601で受信したFamily802の値と、上記S1602で検索した適用可能ファームウェアのFamilyの値を比較し、警告表示パターンテーブル700を基に警告指示・不指示を判断する。一方、上記S1603で警告許可と判断した場合、画像形成装置101は、警告非表示と判断する。

0074

次に、S1605において、コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101に対して適用可能ファームウェアの一覧と、上記S1604の判断結果を示す警告指示情報を、上記S1601で受信した要求に対する応答として送信する。そして、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102から送信される適用可能ファームウェアの一覧と警告指示情報を受信する。

0075

次に、S1606において、画像形成装置101は、図9のS905と同様に、上記S1605で受信した適用可能ファームウェアの一覧に基づいて、ユーザからのファームウェアの選択を受け付ける。ユーザがファームウェアを選択すると、画像形成装置101は、S1607に処理を進める。

0076

S1607では、画像形成装置101は、上記S1605で受信した警告指示情報に基づいて、警告表示・非表示を行う。警告指示情報が警告表示の場合(出力すべきメッセージを示す場合)は、画像形成装置101の画面制御部40は、警告指示情報が示すメッセージ(例えば図13のようなUI画面1300や図14のようなUI画面1400)の操作部205への表示を制御する。そして該警告表示のUI画面でOKボタンが押下されると、画像形成装置101は、S1608に処理を進める。一方、該警告表示のUI画面で「キャンセル」ボタンが押下されると、画像形成装置101はそのまま本シーケンスの処理を終了する。
一方、警告指示情報が警告非表示の場合は、画像形成装置101の画面制御部40は、警告を表示することなく、S1608に処理を進める。

0077

S1608では、画像形成装置101は、図9のS908と同様に、ファームウェアのダウンロード要求を行い、S1609において、ファームウェアのダウンロードを行う。コンテンツ配信サーバ102は、ファームウェアを画像形成装置101に送信する。
そして、S1610において、画像形成装置101は、上記S1609でダウンロードしたファームウェアにより、画像形成装置101のファームウェアのアップデートを行う。

0078

次に、図17を用いて、警告表示パターンテーブル700をコンテンツ配信サーバ102側に保持管理する構成において、USBデバイスなどのローカル環境からファームウェアを取得する場合について説明する。

0079

図17は、実施例3において画像形成装置101が警告画面表示を行うための、画像形成装置101とコンテンツ配信サーバ102の他のシーケンスを示す図である。なお、図17に示す画像形成装置101の処理は、HDD204又はROM202に記憶されるプログラムをCPU201が必要に応じてRAM203にロードし実行することで実現される。また、図17に示すコンテンツ配信サーバ102の処理は、HDD304又はROM302に記憶されるプログラムをCPU301が必要に応じてRAM303にロードし実行することで実現される。

0080

S1701において、画像形成装置101は、図15のS1501と同様に、ユーザによる操作部205からのUSBデバイス内のファームウェアの選択操作を検知すると、S1702に処理を進める。
S1702では、画像形成装置101は、図15のS1502と同様に、コンテンツ配信サーバ102に対してテスト通信を行う。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101からのテスト通信を受信すると、画像形成装置101に対してOKを返す。

0081

上記S1702のテスト通信に成功した場合(コンテンツ配信サーバ102からOKの応答があった場合)、画像形成装置101は、S1704に処理を進める。
S1704では、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102に対して、図16のS1601と同様に、警告指示情報の取得要求を行う。該S1704で画像形成装置101がコンテンツ配信サーバ102に送信する情報は、図16のS1601で送信するWarningAbility803の値、Country804の値、現在実行しているオペレータ区分(サービスモード/ユーザモード)、Family802の値に加え、上記S1701で選択された適用ファームウェアのFamilyの値も送信する。コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101から送信された警告指示情報の取得要求を受信する。

0082

S1705において、コンテンツ配信サーバ102は、図9のS903と同様に、上記S1704で受信したCountry804、オペレータ区分、WarningAbility803、図6のテーブルによって警告許可・不許可の判断を行う。

0083

次に、S1706において、コンテンツ配信サーバ102は、図16のS1604と同様に、上記S1705での判断結果と、警告表示パターンテーブル700を基に警告指示・不指示を判断する。

0084

次に、S1707において、コンテンツ配信サーバ102は、画像形成装置101に対して上記S1706の判断結果を示す警告指示情報を、上記S1704で受信した要求に対する応答として送信する。そして、画像形成装置101は、コンテンツ配信サーバ102から送信される警告指示情報を受信し、S1710に処理を進める。

0085

なお、コンテンツ配信サーバ102からテスト通信の応答としてOKが返ってこなかった場合(テスト通信に失敗した場合(S1707でNG))、画像形成装置101は、S1709に処理を進める。
S1709では、画像形成装置101は、警告可と判断し、図15のS1508と同様に、警告指示/不指示の判断を行い、S1710に処理を進める。

0086

S1710では、画像形成装置101は、上記テスト通信がOKだった場合もNGだった場合も、図15のS1607と同様に、警告表示/非表示を行う。
次に、S1711において、画像形成装置101は、図15のS1509と同様に、上記S1701で選択されたファームウェアを、USBデバイスから取得する。そして、S1712において、画像形成装置101は、図15のS1510と同様に、上記S1711で取得したファームウェアファームウェアにより、画像形成装置101のファームウェアのアップデートを行う。

0087

以上、図16図17に示した処理により、画像形成装置101側の警告表示の許可・不許可と警告表示を行うパターンをコンテンツ配信サーバ102側で柔軟に変更することが可能となる。

0088

以上示したように、各実施例のネットワークシステムは、ファームウェアアップデート時に画像形成装置101からコンテンツ配信サーバ102に問い合わせを行い、コンテンツ配信サーバ102上で事前に設定された警告表示・非表示のポリシー情報に基づく警告表示を制御するための情報を取得し、その情報に従って画像形成装置101で警告表示・非表示を制御するように構成する。このような構成により、画像形成装置101のファームウェアをアップデートしようとした場合に、リモートからの設定によって警告表示の可否を判断し、警告表示を表示することが可能となる。即ち、画像形成装置101のファームウェアの更新をネットワークを介してリモートで行うためのシステムにおける、ファームウェアの誤インストールの防止や、各国販売会社の事情に合わせた画像形成装置101側の警告などの表示設定をリモートから柔軟に制御することを可能にする。

0089

なお、上記各実施例では、画像形成装置のファームウェア等のプログラムを更新する実施例について説明したが、ファームウェア等のプログラムを更新する装置は、画像形成装置に限定されるものではなく、パーソナルコンピュータスマートフォンネットワーク家電等の各種の情報処理装置であってもよい。また、更新するプログラムは、オペレーティングシステムに対応するプログラムであっても、アプリケーションプログラムであってもよい。即ち、本発明は、各種情報処理装置のプログラムの更新をネットワークを介してリモートで行うためのシステムについても適用可能であり、プログラムを誤インストールの防止や、各国販社の事情に合わせた情報処理装置側の警告などの表示設定をリモートから柔軟に制御することができる。

0090

なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

実施例

0091

(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

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