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技術 広告評価システム、広告評価方法

出願人 株式会社日立システムズ
発明者 横山美奈
出願日 2014年9月29日 (6年1ヶ月経過) 出願番号 2014-198445
公開日 2016年5月9日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-071501
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 照明広告以外の広告
主要キーワード 社名ロゴ 各設置場所 トラッキング量 情報集計処理 コンコース トラッキングデータ スタート時刻 周辺データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年5月9日)のものです。
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図面 (14)

課題

視聴者に対する広告効果を評価することが可能な広告表示システム広告表示方法を提供する。

解決手段

広告を表示する表示部と、表示部上の視聴者の視点を検知する検知部と、検知された視点に基づいて、表示部に表示されている広告が視聴された範囲を視聴者ごとに求めるトラッキング部と、前記視聴された範囲を集計し、前記広告がどの程度視聴されたかを判定することにより前記広告を評価する集計部と、を備える。

概要

背景

デジタルサイネージに代表される電子広告画面等の媒体に表示する技術の進展に伴って、その効果を測定する技術が開発されている。例えば、特許文献1では、ディスプレイ閲覧した人数のほか、ディスプレイの前にいる人数を計測し、デジタルサイネージの視認率を精度よく測定している。

また、特許文献2では、広告効果測定装置2が、ビデオカメラ4から送信された映像に含まれるフレーム解析し、ディスプレイ3aの前にいる人物や、ディスプレイ3aで再生されている広告映像を閲覧した人物の顔を検出し、デジタルサイネージ3の閲覧時間を測定している。

概要

視聴者に対する広告効果を評価することが可能な広告表示システム広告表示方法を提供する。広告を表示する表示部と、表示部上の視聴者の視点を検知する検知部と、検知された視点に基づいて、表示部に表示されている広告が視聴された範囲を視聴者ごとに求めるトラッキング部と、前記視聴された範囲を集計し、前記広告がどの程度視聴されたかを判定することにより前記広告を評価する集計部と、を備える。

目的

本発明は、視聴者に対する広告効果を評価することが可能な広告表示システム、広告表示方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

広告を表示する表示部と、前記表示部上の視聴者視点を検知する検知部と、検知された前記視点に基づいて、前記表示部に表示されている広告が視聴された範囲を視聴者ごとに求めるトラッキング部と、前記視聴された範囲を集計し、前記広告がどの程度視聴されたかを判定することにより前記広告を評価する集計部と、を備えることを特徴とする広告評価システム

請求項2

前記集計部は、前記画像上の前記視聴者の表情と前記トラッキング部による前記視聴された範囲とに基づいて、前記視聴者に影響を与えたタイミングを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の広告評価システム。

請求項3

前記表示部に表示された画像から前記視聴者の性別および年代を認識する認識部と、前記認識部による認識結果に基づいて、前記視聴者の性別および年代に応じた広告を、前記表示部に表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の広告評価システム。

請求項4

前記認識部は、前記画像とあらかじめ定められた前記視聴者の外見パターンとに基づいて前記視聴者の国籍を判定し、前記表示制御部は、前記国籍に対応する言語で前記広告を前記表示部に表示する、ことを特徴とする請求項3に記載の広告評価システム。

請求項5

前記視聴者が所持する端末無線通信する無線通信部をさらに備え、前記トラッキング部は、前記視聴された範囲を表示部の識別情報と前記端末の識別情報に対応付けデータベースに記録し、前記表示部の識別情報によって識別される表示部とは別の表示部が前記端末から前記端末の識別情報を受信した場合に、前記データベースに記録されている前記視聴された範囲以降の範囲の広告を前記別の表示部に表示する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の広告評価システム。

請求項6

前記トラッキング部は、前記端末または電子媒体に記録された前記視聴者の移動情報と、前記データベースとに基づいて、広告の視聴から一定時間を経過するまでにその商品購入されたか否かを判定し、広告の視聴から一定時間を経過するまでにその商品が購入されたと判定した場合、その視聴者が広告を視聴したことによりその商品が購入されたと判断する、ことを特徴とする請求項5に記載の広告評価システム。

請求項7

前記トラッキング部は、前記表示部に表示する広告の商品の売上金額または販売数量増減に応じて前記表示部に表示する広告を切り替える、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の広告評価システム。

請求項8

広告を表示する表示部上の視聴者の視点を検知する検知ステップと、検知された前記視点に基づいて、前記表示部に表示されている広告が視聴された範囲を視聴者ごとに求めるトラッキングステップと、前記視聴された範囲を集計し、前記広告がどの程度視聴されたかを判定することにより前記広告を評価する集計ステップと、を含むことを特徴とする広告評価方法

技術分野

0001

本発明は、画面等の媒体広告を表示する広告評価システム広告評価方法に関する。

背景技術

0002

デジタルサイネージに代表される電子広告を画面等の媒体に表示する技術の進展に伴って、その効果を測定する技術が開発されている。例えば、特許文献1では、ディスプレイ閲覧した人数のほか、ディスプレイの前にいる人数を計測し、デジタルサイネージの視認率を精度よく測定している。

0003

また、特許文献2では、広告効果測定装置2が、ビデオカメラ4から送信された映像に含まれるフレーム解析し、ディスプレイ3aの前にいる人物や、ディスプレイ3aで再生されている広告映像を閲覧した人物の顔を検出し、デジタルサイネージ3の閲覧時間を測定している。

先行技術

0004

特開2011−210238号公報
特開2011−070629号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記従来技術では、デジタルサイネージを閲覧している人の数を把握することはできる。しかしながら、例えば、広告の視聴者に対する訴えかけがどの程度届いているのか、視聴者がどの程度興味を持って視聴したのか等、視聴者に対する広告効果を評価することができないという問題があった。

0006

本発明は、視聴者に対する広告効果を評価することが可能な広告表示システム広告表示方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる広告評価システムは、広告を表示する表示部と、前記表示部上の視聴者の視点を検知する検知部と、検知された前記視点に基づいて、前記表示部に表示されている広告が視聴された範囲を視聴者ごとに求めるトラッキング部と、 前記視聴された範囲を集計し、前記広告がどの程度視聴されたかを判定することにより前記広告を評価する集計部と、を備えることを特徴とする広告評価システムとして構成される。

0008

また、本発明は、上記広告評価システムで行われる広告評価方法としても把握される。

発明の効果

0009

本発明によれば、視聴者に対する広告効果を評価することが可能となる。

図面の簡単な説明

0010

本実施の形態における広告表示システムの構成例を示す図である。
表示部が表示する電子広告のイメージの一例を示す図である。
記憶部が記憶する各種データの例を示す図である。
コンテンツデータベースの例を示す図である。
表示コンテンツ対応テーブルの例を示す図である。
言語切替データベースの例を示す図である。
トラッキングデータベースの例を示す図である。
表示状況データベースの例を示す図である。
表情データベースの例を示す図である。
情報収集処理処理手順を示すフローチャートである。
情報集計処理の処理手順を示すフローチャートである。
集計部による集計結果の一例を示す図である。
集計部による集計結果の一例を示す図である。

実施例

0011

以下に添付図面を参照して、本発明にかかる広告評価システム、広告評価方法の実施の形態を詳細に説明する。

0012

図1は、本実施の形態における広告表示システム1000の構成例を示す図である。後述するように、広告表示システム1000は、広告を画面等の媒体に表示する機能とともに、表示した広告効果を評価する機能を有している。図1に示すように、広告表示システム1000は、表示装置100と、サーバ200とがネットワーク300を介して接続されている。なお、ネットワーク300は、インターネット等の一般的な通信回線網である。また、図1では、1台の表示装置100がネットワーク300に接続されているが、実際には、1または複数の表示装置100がネットワーク300に接続されている。また、以下では具体的な記載は省略しているが、表示装置100やサーバ200の各機能は、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置がROM(Read Only Memory)等のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。まず、表示装置100について説明する。

0013

表示装置100は、一般的な電子看板(デジタルサイネージ(Digital Signage))であり、表示部101と、撮像部102と、検知部103と、サーバ通信部104と、端末通信部105とを有して構成されている。表示装置100に表示されたデジタルサイネージを視聴者Pが視聴する。

0014

表示部101は、広告主からの依頼により作成された電子広告を表示するディスプレイである。撮像部102は、電子広告の視聴者を撮像するカメラである。検知部103は、電子広告の視聴者の視線赤外線により検知するセンサである。サーバ通信部104は、撮像部102が撮像した画像をリアルタイムにサーバ200に送信するほか、表示装置100とサーバ200との間の各種情報を通信する。端末通信部105は、表示装置100と視聴者が所持する携帯端末との間の各種情報を通信する。

0015

図2は、表示部101が表示する電子広告のイメージの一例を示す図である。図2に示すように、表示部101に表示される電子広告は、広告を表示するエリアR1〜R4を有し、その中央部R2には、本文広告を表示するためのエリアR21、R22が設けられている。これらのエリアに表示される広告(会社ロゴ、本文広告、画像等)が視聴者により視聴される。続いて、サーバ200について説明する。

0016

サーバ200は、一般的なコンピュータから構成され、記憶部201と、認識部202と、トラッキング部203と、表示制御部204と、集計部205と、通信部206とを有して構成されている。

0017

記憶部201は、本システムで用いられる各種データを記憶する一般的な記憶装置である。図3は、記憶部201が記憶する各種データの例を示す図である。図3に示すように、記憶部201は、コンテンツデータベース2011と、言語切替データベース2012と、トラッキングデータベース2013と、表示状況データベース2014と、表情データベース12015とを記憶している。

0018

図4は、コンテンツデータベース2011の例を示す図である。コンテンツデータベース2011は、表示装置が表示するコンテンツを記憶するデータベースである。図4に示すように、コンテンツデータベース2011は、コンテンツを識別するための連番と、コンテンツを構成する広告を識別するための枝番と、コンテンツを表示する期間と、コンテンツに含まれる広告の表示位置と、その広告の種別と、その広告の表示量と、その広告の表示時間と、広告対象となる商品サービス(以下、商品等)とが対応付けて記憶されている。

0019

図4では、例えば、連番「0001」で識別されるコンテンツは、商品Aについて、枝番01の本文広告および枝番02の会社名ロゴ広告を含み、本文広告の表示量(文字数)は100文字、会社名ロゴ広告は30×30cmの大きさであることを示している。また、本文広告の表示位置は、表示部の中央部(図2に示したR2)であり、会社名ロゴ広告は表示部の左下部(図2に示したR4)であることを示している。さらに、商品Aについてのこれらの広告は、2014年7月1日〜2014年7月31日の1か月間、表示装置100に表示され、1回あたりの表示時間は5分であることを示している。これらのコンテンツデータベース2011の各項目の内容は、表示装置100に表示する言語ごとに、あらかじめ記憶されている。

0020

なお、記憶部201は、上述したコンテンツデータベース2011とともに、図5に示すような表示部に表示する商品と、視聴者の年代性別とを関連付けた表示コンテンツ対応テーブルを記憶しておき、撮像部102によって撮像された画像から視聴者の年齢や性別を判別し、後述する表示制御部204が、その結果と上述したテーブルとを参照して、表示すべき商品やその商品の広告を表示部に表示してもよい。この場合、視聴者の年齢や性別に応じた商品やその広告を表示することができ、各年齢や性別の視聴者に相応しい商品やその広告を提供することができる。

0021

図6は、言語切替データベース2012の例を示す図である。言語切替データベース2012は、本文広告や会社名ロゴ広告等を含むコンテンツの表示言語切り替えるためのデータベースである。図6に示すように、言語切替データベース2012は、表示言語を識別するための連番と、表示言語と、表示言語により広告を表示するための条件となる視聴者の外見パターン(顔、体格、皮膚の各パターン)とが対応付けて記憶されている。

0022

図6では、例えば、L0001によって識別される日本語で広告を表示する条件として、顔パターン(例えば、彫の深さや輪郭、目の大きさ等)がα1、体格パターン(例えば、身長肩幅、胴と脚のバランス等)がβ1、皮膚パターン(例えば、顔や腕の皮膚の色等)がγ1であることを示している。これらの条件に合致したと判定された場合、表示部に表示される広告は日本語となる。これらの各項目の内容は、あらかじめ記憶されている。

0023

なお、これらの各条件を満たす国が複数ある場合には、表示言語の候補を表示部に表示し、視聴者に選択させてもよい。

0024

図7は、トラッキングデータベース2013の例を示す図である。トラッキングデータベース2013は、視聴者の視点が表示部に表示されている広告をトラッキングした結果を記憶するデータベースである。図7に示すように、トラッキングデータベース2013は、トラッキングしている視聴者の視点を識別するための連番と、そのトラッキングにより視聴される広告を識別するための枝番と、トラッキングの開始(スタート時刻と、トラッキングの終了(エンド)時刻と、トラッキングしている広告の番号と、表示されている広告がどの程度の範囲で視聴されているかを示す視聴割合とが、表示装置ごとに対応付けて記憶されている。図7では示していないが、実際には、いつ時点でどの位置に視点があるのかを示す詳細データ(時刻とトラッキングされている画像上の視点の位置とを対応付けたデータ)が記憶されている。なお、以下では、広告が視聴されている程度を割合で示しているが、行数などの量や時間によってその程度を定めてもよい。

0025

図7では、例えば、コンテンツ番号C0001−01によって識別される広告が視聴された時間は、2014年7月1日18時00分から2014年7月1日18時02分までの間であり、全体の80%(例えば、図4に示した本文広告のうちの80文字)が視聴されたことを示している。また、コンテンツ番号C0001−02によって識別される広告が視聴された時間は、2014年7月1日18時02分から2014年7月1日18時03分までの間であり、全体の100%(例えば、図4に示した会社ロゴの画像)が視聴されたことを示している。トラッキングデータベース2013は、表示装置(図7では、表示装置X0001)ごとに、上述した各項目の内容を記憶している。これらの内容は、後述するトラッキング部203により記録される。

0026

図8は、表示状況データベース2014の例を示す図である。表示状況データベース2014は、広告の表示状況を記憶するデータベースである。図8に示すように、表示状況データベース2014は、表示装置を識別するための連番と、表示装置の設置場所と、設置場所の位置情報と、表示装置が表示している広告を識別するための表示広告と、上述したトラッキングの開始(スタート)時刻と、トラッキングの終了(エンド)時刻と、視聴割合とが対応付けて記憶されている。

0027

図8では、例えば、X0001によって識別される表示装置は、品川コンコースのある位置(1番目)に設置され、その位置はP1であることを示している。また、その表示装置は、C00001−01によって識別される広告を表示し、上述したスタート時刻からエンド時刻までの間、その広告がトラッキングされ、視聴割合が80%であったことを示している。スタート時刻、エンド時刻、視聴割合は、図7に示したものと同様であり、後述するトラッキング部203により記録される。これら以外の項目の内容は、あらかじめ記憶されている。

0028

図9は、表情データベース2015の例を示す図である。表情データベース2015は、視聴者の表情から広告への関心度を判定するためのデータベースである。図9に示すように、表情データベース2015は、トラッキングしている視聴者の視点を識別するための連番と、トラッキングしている視聴者の属性(性別、年齢、身長、体格)と、視聴者の笑顔度と、広告への関心度と、笑顔度や関心度によって示される値が生じたタイミングとが対応付けて記憶されている。

0029

図9では、例えば、T0001によって識別されるトラッキングは、女性で30台、身長160cm台、中程度の体格の視聴者によるものであり、広告が視聴された範囲のなかでタイミングがAであるときに、笑顔度がやや大きくなり、関心度が大きくなったことを示している。また、T0002によって識別されるトラッキングは、男性で40才台、身長180cm台、細い体格の視聴者によるものであり、広告の視聴タイミングがAであるときに、笑顔度は普通であり、関心度がやや大きくなったことを示している。

0030

視聴者の属性については、例えば、表示装置100の撮像部102が撮像した画像を、サーバ200の認識部202が解析することにより判断することができる。また、笑顔度は、例えば、認識部202が上述した画像を解析し、視聴者の口角がどの程度上がっているかにより判断することができる。すなわち、口角が上がっているほど、視聴者が笑顔であると判定することができる。さらに、関心度は、例えば、トラッキング部203が、視聴者の目の瞳孔の大きさや瞬き回数の多さがどの程度であるかを判断することにより、視聴者がその広告にどの程度興味を持っているか判断することができる。すなわち、瞳孔が大きいほど、瞬きの回数が多いほど、その視聴者が興味や関心を持って広告を視聴していると判断することができる。続いて、図1戻り、認識部202以降の各部について説明する。

0031

認識部202は、表示装置100から受信された画像を解析して視聴者を検知し、視聴者の属性を認識する。視聴者の解析については従来から知られている様々な技術を適用することができる。トラッキング部203は、表示装置100から受信された画像と検知部103が検知した視聴者の画像上の視点とを解析し、画像上における視聴者の視点を追跡する。表示制御部204は、表示装置100に広告を表示したり、広告の表示言語を切り替える。集計部205は、視聴者の視線をトラッキングした結果を集計する。通信部206は、撮像部102が撮像した画像をリアルタイムに受信するほか、サーバ200と表示装置100との間の各種情報を通信する。表示装置100およびサーバ200の各部が行う具体的な処理についてはフローチャートを用いて後述する。

0032

図10は、本システムが表示装置100に表示された広告効果を評価するための情報を収集する処理(情報収集処理)の処理手順を示すフローチャートである。

0033

図10に示すように、情報収集処理では、表示装置100の撮像部101が撮像する画像の中から検知部102が視聴者を検知し、画像とともにその結果(例えば、画像上の視点の位置)をサーバ200に送信し、認識部202が、画像中の視聴者の視点を検知し、認識する(S1001)。

0034

認識部202は、例えば、検知、認識した画像上の画素値と、図6に示した言語切替データベース2012に記憶されている視聴者の外見パターンとを比較して視聴者の国籍、表示言語を判定する(S1002)。

0035

表示制御部204は、認識部202によって判定された言語で記憶されたコンテンツをコンテンツデータベースの中から呼び出して表示装置100の表示部101に表示する(S1003)。

0036

トラッキング部203は、視聴者の視点ごとに、認識部202が認識した画像上における視聴者の視点を繰り返し読み取り、トラッキングの結果をトラッキングデータベース2013に記録する(S1004、S1005、S1006)。例えば、トラッキング部203は、認識部202が認識した視聴者の視点を識別するために、図7に示した連番および枝番を特定したうえで、その視点による広告のトラッキングのスタート時刻の記録を開始する。そして、トラッキング部203は、繰り返し認識部202が認識した画像上における視聴者の視点を読み取り、図4に示したコンテンツデータベース2011が記憶する広告ごとに、トラッキングを開始してから現在までのトラッキング量とコンテンツデータベース2011の表示量とを比較して視聴割合を求め、その結果をトラッキングデータベース2013に記録する。

0037

さらに、トラッキング部203は、認識部202が認識した画像を解析し、トラッキングしている視聴者の笑顔度や関心度を判定し、その結果を表示状況データベース2014にその結果を記録する(S1007、S1008)。例えば、トラッキング部203は、上述した画像を解析し、視聴者の口角の上がり具合、視聴者の目の瞳孔の大きさや瞬きの回数の多さから、笑顔度や関心度を求め、視聴者の属性の一部である性別、年齢、身長、体格とともに、表示状況データベース2014にその結果を記録する。このとき、トラッキング部203は、これらの情報とともに、笑顔度や関心度を生じさせたタイミングを表示状況データベース2014に記録する。

0038

そして、認識部202は、画像中の視聴者の視点を検知、認識できなくなったか否かを判定し(S1009)、画像中の視聴者の視点を検知、認識できなくなったと判定した場合(S1009;Yes)、処理を終了する。すなわち、画像中の視聴者の視点を検知、認識できなくなるまで、上記処理を繰り返す。ステップS1009の処理が終了すると、図10に示した情報収集処理が終了する。

0039

図11は、上述した情報収集処理により収集された情報を集計する処理(情報集計処理)の処理手順を示すフローチャートである。なお、トラッキングデータベース2013や表示状況データベース2014は、上述した情報収集処理において、随時更新されているため、本処理は、システムの管理者等により、任意のタイミングで実行可能である。

0040

図11に示すように、情報集計処理では、集計部205は、トラッキングデータベース2013を参照し、広告の種別ごとにトラッキング数を集計する(S1101)。例えば、図7では、集計部205は、広告番号「C0001−01」の広告については1件、広告番号「C0001−02」の広告については2件とカウントし、その数を集計する。このように集計されたトラッキング数は、例えば、集計部205が図12左に示すようなグラフを作成して表示部に表示することにより、広告ごとのトラッキング数を視覚的に把握することができ、どの広告がよく視聴されているのかを把握することができる。

0041

さらに、集計部205は、トラッキングデータベース2013を参照し、広告の種別ごとに視聴割合を集計する(S1102)。例えば、図7では、集計部205は、広告番号「C0001−01」で識別される本文広告の80%が視聴されているが、他にも同じ広告番号「C0001−01」で識別される本文広告の視聴割合を読み取る。このように読み取られた視聴割合は、例えば、集計部205が図12右に示すようなグラフを作成して表示部に表示することにより、その広告がどこまで視聴されたかを視覚的に把握することができ、どの広告が最後まで視聴されているのかを把握することができる。図12右に示す例では、「C0001−01」で識別される本文広告の80%まで視聴した人が最多であることを示している。したがって、本文広告のうち、残りの20%の部分は、何らかの理由(例えば、文字が多すぎて最後まで速やかに読めない、興味のない内容である等)により、視聴される割合が低いことがわかる。

0042

そして、集計部205は、トラッキングデータベース2013の連番および枝番をキーにしてコンテンツデータベース2011、トラッキングデータベース2013および表示状況データベース2014にアクセスし、各設置場所に設置された表示装置100ごとに、広告の視聴回数を集計する(S1103)。例えば、集計部205は、広告番号「C0001−01」および「C0001−02」により識別される商品Aについての広告(本文広告、会社ロゴ広告)のトラッキング数を、店舗ごとに集計し、図13に示すような店舗集計一覧表を作成して表示部に表示する。図13では、月ごとに集計結果を記憶しておき、対前月比を求めることにより、その広告が視聴される推移を把握することができる。

0043

このほか、集計部205は、図9に示した表情データベース2015を参照し、トラッキングされたときの視聴者の表情や関心度を年齢や性別ごとに、どの広告が視聴者を笑顔にしたか、視聴者に関心をもって視聴されたかを集計してもよい。例えば、集計部205は、関心度や笑顔度が「大」となった数の多い順に、年齢別や性別ごとに順位づけしたり、さらにはどのタイミングで関心度や笑顔度が「大」となったのかを判定する。そして、集計部205は、視聴者をそのようにさせた広告の中の言葉や画像を特定し、視聴さをそのような状態にさせた言葉や画像の数を集計してもよい。このような集計を行うことで、どのようなタイミングでどのような言葉や画像が視聴者に影響を与えたのかを評価することができる。もちろん、視聴者が無表情無関心となった場合も同様に判断し、集計することができる。

0044

このように、本システムでは、上述した情報収集処理、情報集計処理を実行することにより、視聴される広告の回数、視聴者がどの広告をどの程度の関心をもって視聴したのか、さらにはどのタイミングで興味をもったのか等、視聴者に対する広告効果を細かく評価することができる。

0045

なお、上記実施の形態において、トラッキング部203は、トラッキングデータベース2013を参照し、ある時刻近辺でトラッキングが繰り返されているか否かを判定し、トラッキングが繰り返されていると判定した場合、表示制御部204は、その部分に表示されている広告が見づらい表示である、または特に興味をもって視聴されていると判断し、ある倍率でその部分の広告を拡大表示してもよい。例えば、トラッキング部203は、エンド時刻が一定時間変化せず、かつ視聴割合も一定時間変化しない場合、あるいはスタート時刻からエンド時刻までのある時間帯で、トラッキングされている画像上の視点の位置が変わらない場合に、上記判断により、その部分の広告を拡大表示する。このとき、トラッキングが繰り返されている回数が多いほど拡大率を上げることとしてもよい。

0046

また、図8に示したように、本システムでは、設置場所ごとに、表示装置100による広告の表示状況を記録している。したがって、例えば、視聴者が所持する携帯端末と、ある表示装置100(例えば、品川駅コンコース1に設置された表示装置100)の端末通信部105との間で、ビーコンBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)により無線通信し、トラッキング部203が、トラッキングデータベース2013、表示状況データベース2014に記録する際に、その携帯端末の端末IDを連番および枝番に対応付けて記録し、別の表示装置100(例えば、品川駅コンコース2に設置された表示装置100)のトラッキング部203が、その端末ID、連番および枝番をキーにしてトラッキングデータベース2013、表示状況データベース2014を参照し、その携帯端末を所持している視聴者がどの広告を視聴したのか、さらにはその広告の視聴割合を読み取り、その続きの広告を表示部に表示してもよい。

0047

図7、8に示す例では、ある視聴者がトラッキング記録を示すレコード(連番および枝番「T0001−01」)の広告番号「C0001−01」により識別される本文広告は、現時点で80%が視聴されているため、他の表示装置が上述した方法によりこの視聴者の携帯端末を検知した場合には、その携帯端末の端末IDに対応付けて記録されている連番および枝番をキーとして、その視聴者が視聴している広告番号を特定し、特定された広告番号の広告の続きである本文広告の残り20%の部分を表示部に表示する。このように、視聴中の広告の続きを、ある表示装置100から別の表示装置100に表示することにより、視聴者は場所を移動しながら継続して同じ広告を視聴することができる。また、広告主は、異なる表示装置100に継続して表示される広告により、視聴者を表示装置100が設置されている場所に誘導することができる。

0048

なお、上述した例では、視聴者の視聴割合を求めて広告を表示することとしたが、トラッキング部203が、それまでの広告の表示時間(例えば、30秒のうちの10秒)を計時する等して、広告が視聴された経過時間や残り時間を判定することによって、広告の続き(例えば、30秒のうちの残りの20秒)を他の表示装置100に表示させてもよい。

0049

また、上述した例では、表示装置100がコンテンツを表示する際に、視聴者の外見パターンによりコンテンツの表示言語を定めることとした。しかし、表示装置100が設置される地域によって特定の国籍の視聴者が多いことがあらかじめ分かっており、視聴者を解析して複数の表示言語に該当した場合には、視聴者の多い国籍の言語でコンテンツを表示してもよい。さらに、その地域でのマーケティング情報に応じて、表示装置100に表示するコンテンツを随時切り替えることも可能である。

0050

例えば、表示装置100が設置されている地域のスーパーマーケットが複数の商品の広告(例えば、商品A、商品Bの広告)を表示する場合、そのスーパーマーケットの売上金額が高いまたは販売数量が多い商品の広告を表示装置100に表示させ、毎月これらの値の増減により表示する広告を切り替えてもよい。また、売上金額が高いまたは販売数量が多い商品の広告時間を長くしてもよい。

0051

さらに、視聴者の携帯端末やIC定期券等の電子媒体に記録された移動情報(例えば、端末IDや電子媒体IDと、東京−品川間の乗降記録と、その日時を対応付けた情報)がデータベースに蓄積されている場合には、集計部305は、トラッキングデータベース2013、表示状況データベース2014、その移動情報を参照し、視聴から一定時間を経過するまでにその商品が購入された場合には、その視聴者が広告を視聴したことによりその商品が購入されたと判断することとしてもよい。

0052

例えば、集計部205は、上記移動情報に含まれる端末IDや電子媒体IDをキーにして、その端末IDや電子媒体IDと、購入された商品と、その購入場所と、購入日時とが記録されたデータベースを参照し、その端末IDや電子媒体IDを所持する視聴者が、移動情報として記録されている乗降日時から、その商品の購入日時までにどの程度の期間が経過後にその商品を購入したかを判定する。このデータベースは、駅の売店コンビニエンスストア等で、携帯端末や電子媒体に記録されている電子マネーにより商品が購入されたときの情報を記憶しており、例えば、乗降日時から購入日時までの期間が1日である場合には、集計部205は、その商品の広告を視聴したことにより、その商品が購入されたと判断することができる。

0053

さらに、その期間内に、その商品の広告が表示された表示装置100から一定の範囲内(例えば、表示装置100が設置された駅と同じ駅にある売店)で購入された場合には、広告を視聴したことによりその商品が購入された可能性が高いと判断してもよい。

0054

このように、本システムによれば、単に広告効果を評価するだけでなく、視聴者の移動情報や商品の購入履歴等の周辺データを利用することにより、視聴者と広告との関係を多面的に分析するための材料とすることができる。

0055

1000広告表示システム
100表示装置
101 表示部
102撮像部
103 検知部
104サーバ通信部
105端末通信部
200 サーバ
201 記憶部
2011コンテンツデータベース
2012言語切替データベース
2013トラッキングデータベース
2014表示状況データベース
2015表情データベース
202 認識部
203トラッキング部
204表示制御部
205集計部
206 通信部
300ネットワーク。

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