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技術 ハンドル組立体

出願人 シマノコンポネンツマレーシアエスディーエヌ.ビーエッチディー.
発明者 ゴーミャンチンリーウェンインローフィーユン
出願日 2014年9月26日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-196347
公開日 2016年5月9日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2016-067206
状態 特許登録済
技術分野 魚釣り(3)釣用リール
主要キーワード 本ハンドル アウトサート成型 ハンドルアーム アウトサート ハンドル把手 ハンドル組立体 ステンレス合金 ロータ駆動機構
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

ハンドル軸に装着する部分の強度を向上できるハンドル組立体を、提供する。

解決手段

ハンドル組立体1は、釣用リールのハンドル軸10に装着される。ハンドル組立体1は、ハンドルアーム20と、ハンドル把手5とを、備える。ハンドルアーム20は、ハンドル軸10に装着される。ハンドル把手5は、ハンドルアーム20に装着される。ここで、ハンドルアーム20は、金属製のアーム本体21と、樹脂部31とを、有する。金属製のアーム本体21は、ハンドル軸10に装着される装着部25、及び装着部25に一体に形成されるアーム部22を、含む。樹脂部31は、アーム部22の少なくとも一部及び装着部25を覆う。

概要

背景

従来技術として、釣用リールハンドル軸に装着されるハンドル組立体が、開示されている(特許文献1を参照)。このハンドル組立体は、ハンドルアームと、ハンドルアームに装着されるハンドル把手とを、有している。ハンドルアームは、アーム本体と、金属製の補強部材箱形体)とを、有している。アーム本体は、軽量な合成樹脂から構成されている。アーム本体の中央部には、その剛性を確保するために、金属製の補強部材が埋め込まれている。また、アーム本体の一端部には、ハンドル把手が装着されている。アーム本体の他端部は、ハンドル軸に装着されている。

概要

ハンドル軸に装着する部分の強度を向上できるハンドル組立体を、提供する。ハンドル組立体1は、釣用リールのハンドル軸10に装着される。ハンドル組立体1は、ハンドルアーム20と、ハンドル把手5とを、備える。ハンドルアーム20は、ハンドル軸10に装着される。ハンドル把手5は、ハンドルアーム20に装着される。ここで、ハンドルアーム20は、金属製のアーム本体21と、樹脂部31とを、有する。金属製のアーム本体21は、ハンドル軸10に装着される装着部25、及び装着部25に一体に形成されるアーム部22を、含む。樹脂部31は、アーム部22の少なくとも一部及び装着部25を覆う。A

目的

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ハンドル軸に装着する部分の強度を向上できるハンドル組立体を、提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

釣用リールハンドル軸に装着されるハンドル組立体であって、前記ハンドル軸に装着されるハンドルアームと、前記ハンドルアームに装着されるハンドル把手と、を備え、前記ハンドルアームは、前記ハンドル軸に装着される装着部及び前記装着部に一体に形成されるアーム部を含む金属製のアーム本体と、前記アーム部の少なくとも一部及び前記装着部を覆う樹脂部と、を有する、ハンドル組立体。

請求項2

前記装着部は、第1装着部と、前記第1装着部と間隔を隔てて配置される第2装着部とを、有し、前記ハンドル軸は、前記第1装着部と前記第2装着部との間に配置され、前記第1装着部及び前記第2装着部に装着され、前記樹脂部は、前記第1装着部及び前記第2装着部の外側に一体成型される、請求項1に記載のハンドル組立体。

請求項3

前記樹脂部は、前記アーム部の少なくとも一部及び前記装着部を覆うように、前記アーム本体に対して、アウトサート成型される、請求項1又は2に記載のハンドル組立体。

請求項4

前記アーム部は、前記樹脂部に覆われる被覆部と、前記被覆部を除いた露出部とを、有する、請求項1から3のいずれか1項に記載のハンドル組立体。

請求項5

前記樹脂部と前記露出部とが面一になるように、前記樹脂部は前記被覆部に一体成型される、請求項4に記載のハンドル組立体。

請求項6

前記ハンドル軸は第1孔部を有し、前記装着部は、前記第1孔部に連通する第2孔部を、有し、前記樹脂部は、前記第2孔部に連通する第3孔部を、有し、前記第3孔部から前記第1及び第2孔部へと、軸部材挿通することによって、前記装着部は、前記ハンドル軸に揺動可能に装着される、請求項1から5のいずれか1項に記載のハンドル組立体。

技術分野

0001

本発明は、ハンドル組立体、特に、釣用リールハンドル軸に装着されるハンドル組立体に関する。

背景技術

0002

従来技術として、釣用リールのハンドル軸に装着されるハンドル組立体が、開示されている(特許文献1を参照)。このハンドル組立体は、ハンドルアームと、ハンドルアームに装着されるハンドル把手とを、有している。ハンドルアームは、アーム本体と、金属製の補強部材箱形体)とを、有している。アーム本体は、軽量な合成樹脂から構成されている。アーム本体の中央部には、その剛性を確保するために、金属製の補強部材が埋め込まれている。また、アーム本体の一端部には、ハンドル把手が装着されている。アーム本体の他端部は、ハンドル軸に装着されている。

先行技術

0003

実公昭52−008716号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来のハンドル組立体では、アーム本体が、軽量な合成樹脂から構成されている。また、軽量な合成樹脂製のアーム本体は、その他端部(装着部)において、ハンドル軸に装着されている。すなわち、アーム本体の装着部は、軽量な合成樹脂製であるので、アーム本体の装着部をハンドル軸に装着した場合、アーム本体の装着部の強度を十分に確保できないおそれがある。

0005

本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ハンドル軸に装着する部分の強度を向上できるハンドル組立体を、提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

発明1に係るハンドル組立体は、釣用リールのハンドル軸に装着される。ハンドル組立体は、ハンドルアームと、ハンドル把手とを、備える。ハンドルアームは、ハンドル軸に装着される。ハンドル把手は、ハンドルアームに装着される。ここで、ハンドルアームは、金属製のアーム本体と、樹脂部とを、有する。金属製のアーム本体は、ハンドル軸に装着される装着部、及び装着部に一体に形成されるアーム部を、含む。樹脂部は、アーム部の少なくとも一部及び装着部を覆う。

0007

本ハンドル組立体では、ハンドルアームが、金属製のアーム本体と、樹脂部とを、有している。金属製のアーム本体は、装着部において、ハンドル軸に装着される。すなわち、本ハンドル組立体では、アーム本体の装着部が金属製であるので、ハンドルアームとハンドル軸との接合強度を向上することができる。また、樹脂部が、アーム本体のアーム部の少なくとも一部、及びアーム本体の装着部を、覆っているので、ハンドルアームとハンドル軸との接合強度をさらに向上することができる。さらに、ハンドルアームの強度及び剛性を確保する上で必要最小限の部分だけを、金属製のアーム本体として形成し、その他の部分を、樹脂部として形成することによって、軽量化も同時に図ることができる。

0008

発明2に係るハンドル組立体では、発明1に記載のハンドル組立体において、アーム本体の装着部が、第1装着部と、第1装着部と間隔を隔てて配置される第2装着部とを、有する。ハンドル軸は、第1装着部と第2装着部との間に配置される。ハンドル軸は、第1装着部及び第2装着部に装着される。樹脂部は、第1装着部及び第2装着部の外側に一体成型される。

0009

この場合、ハンドル軸が、アーム本体における第1装着部と第2装着部との間において、第1装着部と第2装着部とに装着される。このため、ハンドルアームがハンドル軸まわりに回転する場合に、第1装着部及び第2装着部の両者が互いに離反する方向に、力が作用する。しかしながら、本ハンドル組立体では、樹脂部が、第1装着部及び第2装着部の外側に一体成型されているので、この樹脂部によって、第1装着部及び第2装着部の離反方向への変形を防止することができる。

0010

発明3に係るハンドル組立体では、発明1又は2に記載のハンドル組立体において、樹脂部が、アーム部の少なくとも一部及び装着部を覆うように、アーム本体に対してアウトサート成型される。

0011

この場合、金属製のアーム本体の形状が同じであっても、アウトサート金型を変更することによって、外観の異なるハンドルアームを容易に形成することができる。また、金属製のアーム本体の寸法が同じである場合、様々な外観を有するハンドルアームを、同じタイプの釣用リールのハンドル軸に、装着することができる。

0012

発明4に係るハンドル組立体では、発明1から3のいずれか1項に記載のハンドル組立体において、アーム部が、樹脂部に覆われる被覆部と、被覆部を除いた露出部とを、有する。

0013

この場合、アーム本体において、アーム部の被覆部は、樹脂部に覆われる部分である。また、アーム部の露出部は、被覆部を除いた部分、すなわち外部に露出した部分である。このように、アーム部を部分的に樹脂部で覆うことによって、アーム部の強度及び剛性の確保と軽量化とを、同時に図ることができる。

0014

発明5に係るハンドル組立体では、発明4に記載のハンドル組立体において、樹脂部と露出部とが面一になるように、樹脂部が被覆部に一体成型される。

0015

この場合、アーム本体において、アーム部の樹脂部と露出部とが面一に形成されている。これにより、樹脂部と露出部との間の境界には段差が形成されないので、ハンドルアームの外観を向上することができ、ハンドルアームの表面に釣り糸が絡みつくのを防ぐことができる。

0016

発明6に係るハンドル組立体では、発明1から5のいずれか1項に記載のハンドル組立体において、ハンドル軸が、第1孔部を有する。装着部は、第1孔部に連通する第2孔部を、有する。樹脂部は、第2孔部に連通する第3孔部を、有する。第3孔部から第1及び第2孔部へと、軸部材挿通することによって、装着部は、ハンドル軸に揺動可能に装着される。

0017

この場合、軸部材を、ハンドル軸の第1孔部、装着部の第2孔部、及び樹脂部の第3孔部に挿通することによって、装着部が、ハンドル軸に揺動自在に装着される。これにより、装着部が樹脂部によって覆われていたとしても、装着部をハンドル軸に揺動可能に装着することができる。また、軸部材の両端部が樹脂部の第3孔部の内部に位置するように、軸部材の長さを設定することによって、軸部材は、樹脂部の外側に露出することなく、装着部をハンドル軸に装着することができる。すなわち、ハンドルアームの外観を向上することができる。

発明の効果

0018

本発明によれば、ハンドル軸に装着する部分の強度を向上できるハンドル組立体を、提供できる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の一実施形態によるスピニングリールの側面図。
ハンドルアームの外観斜視図。
図2の切断線II-IIにおける断面図。
ハンドルアームにおけるアーム本体の外観斜視図。
図2の切断線IV-IVおける断面図。

実施例

0020

図1において、本発明の一実施形態によるスピニングリール100では、釣り糸が前方(図1左方)に繰り出し可能である。

0021

スピニングリール100は、ハンドル組立体1と、ハンドル組立体1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4と、を備えている。

0022

ハンドル組立体1は、ロータ3を回転させ、且つスプール4を前後移動させる。ハンドル組立体1の詳細については、後述する。

0023

ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。ここで、ハンドル組立体1の回転がロータ駆動機構(図示しない)を介してロータ3に伝達されることによって、ロータ3は回転する。なお、ロータ駆動機構は、ハンドル組立体1が連結されるハンドル軸10を介して、駆動される。

0024

スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るためのものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。ここで、ハンドル組立体1の回転がオシレーティング機構(図示しない)を介してスプール4に伝達されることによって、スプール4は前後に往復移動する。なお、オシレーティング機構は、ハンドル組立体1が連結されるハンドル軸10を介して、駆動される。

0025

ハンドル組立体1は、図1に示すリール本体2の左側と右側のいずれにも装着可能である。ここで、左右は、スピニングリール100を後方から見たときの左右である。また、上下は、図1における上下である。

0026

図1から図4に示すように、ハンドル組立体1は、ハンドル軸10に装着される。ハンドル軸10は、ロータ駆動機構及びオシレーティング機構を駆動するための駆動軸(図示しない)に、一体回転可能に装着されている。ハンドル軸10は、駆動軸に係合することによって、駆動軸を回転させる。一方で、ハンドル軸10と駆動軸との係合は解除可能である。この係合の解除は、例えば、ハンドル組立体1が折り畳まれる場合や、ハンドル組立体1がリール本体2から取り外される場合に、行われる。なお、ハンドル軸10と駆動軸との係合には、例えば、螺合係合や非円形係合等が用いられる。
ハンドル軸10は、ハンドル装着用の第1孔部10aを有している(図4を参照)。この第1孔部10aを介して、ハンドル組立体1はハンドル軸10に装着される。

0027

図1に示すように、ハンドル組立体1は、ハンドル把手5と、ハンドルアーム20とを、備える。ハンドル把手5は、ハンドルアーム20に装着される。具体的には、ハンドル把手5は、ハンドルアーム20に回転自在に装着される。

0028

図4に示すように、ハンドルアーム20は、ハンドル軸10に装着される。具体的には、ハンドルアーム20は、ハンドル軸10と一体回転可能に装着される。なお、ハンドルアーム20をハンドル軸10と一体回転可能に装着する形態については、後述する。

0029

図2A図2B、及び図3に示すように、ハンドルアーム20は、金属製のアーム本体21と、樹脂部31とを、有している。なお、図2Aでは、樹脂部31をアーム本体21と区別するために、樹脂部31にはハッチングを施している。また、図2Aでは、ハンドル軸10は省略している。

0030

金属製のアーム本体21は、例えば、ステンレス合金又はアルミニウム合金から、構成されている。図3に示すように、金属製のアーム本体21は、アーム部22と、装着部25とを、有している。アーム部22は、一方向に延びる部分である。アーム部22の断面は、実質的にC字形状に形成されている。

0031

アーム部22は、露出部23と、被覆部24とを、有している。露出部23は、被覆部24を除く部分である。露出部23は、一方向に長い板状の第1本体部23aと、ハンドル把手5から離れる方向に第1本体部23aの外周部から延びる一対の第1側部23bとを、有している。露出部23の一端部、例えば露出部23の第1本体部23aの一端部には、把手用の孔部23cが形成されている。この把手用の孔部23cには固定部材(図示しない)が挿通され、この固定部材によってハンドル把手5が露出部23の一端部に回転自在に装着される。

0032

被覆部24は、樹脂部31に覆われる部分である。被覆部24は、露出部23の他端部に一体に形成されている。詳細には、被覆部24の一端部が、露出部23の他端部に一体に形成されている。被覆部24は、一方向に長い板状の第2本体部24aと、ハンドル把手5から離れる方向に第2本体部24aの外周部から延びる一対の第2側部24bとを、有している。第2本体部24aは、第1本体部23aと一体に形成されている。第2側部24bは、第1側部23b及び第2本体部24aと一体に形成されている。

0033

被覆部24は、樹脂部31を一体成型するための少なくとも1つの成型用の孔部24cを、さらに有している。詳細には、第2本体部24aには、複数(例えば2個)の成型用の孔部24cが、設けられている。第2本体部24aでは、2個の成型用の孔部24cが、第2本体部24aが延びる方向に所定の間隔を隔てて、配置されている。また、第2側部24bにも、複数(例えば2個)の成型用の孔部24cが設けられている。第2側部24bでは、2個の成型用の孔部24cが、互いに対向するように配置されている。なお、図3の第2側部24bには、1個の成型用の孔部24cだけが図示されている。

0034

被覆部24の一端部では、被覆部24が延びる方向と直交する方向の幅、例えば被覆部24の第2本体部24aの幅D1(被覆部24の一対の側部の間隔)が、露出部23の他端部から離反するにつれて、徐々に小さくなっている。また、被覆部24の一端部では、露出部23を形成する面、例えば露出部23の第1本体部23aの外面を基準として、被覆部24の外面が、露出部23における第1本体部23aの他端部から離れる方向に、徐々に傾斜している。

0035

被覆部24の一端部と被覆部24の他端部との間では、被覆部24が延びる方向と直交する方向の幅が、露出部23の他端側の幅より小さくなっている。具体的には、被覆部24の一端部と被覆部24の他端部との間では、被覆部24の第2本体部24aの幅D2が、露出部23の他端側における第1本体部23aの幅D1(被覆部24の第2本体部24aの幅)より小さくなっている。被覆部24の他端部には、装着部25が一体に形成されている。

0036

図3及び図4に示すように、装着部25は、ハンドル軸10に装着される部分である。装着部25は、第1装着部25aと、第2装着部25bとを、有している。第1装着部25aと第2装着部25bとは、互いに間隔を隔てて配置される。

0037

第1装着部25aは、被覆部24の他端部に一体に形成されている。具体的には、第1装着部25aは、被覆部24の他端部から外方に突出するように、一対の第2側部24bの一方に、一体に形成されている。第1装着部25aは、板状に形成されている。第2装着部25bは、被覆部24の他端部に一体に形成されている。具体的には、第2装着部25bは、被覆部24の他端部から外方に突出するように、一対の第2側部24bの他方に、一体に形成されている。第2装着部25bは、板状に形成されている。

0038

第1装着部25aと第2装着部25bとの間には、ハンドル軸10が配置される。ハンドル軸10は、第1装着部25a及び第2装着部25bに装着される。

0039

具体的には、第1装着部25a及び第2装着部25bそれぞれは、ハンドル軸装着用の第2孔部25cを、有している。言い換えると、一対のハンドル軸装着用の第2孔部25cが、第1装着部25a及び第2装着部25bに、各別に設けられている。より具体的には、一対のハンドル軸装着用の第2孔部25cは、互いに対向するように、第1装着部25a及び第2装着部25bに各別に設けられている。ここで、第2孔部25cの孔径は、ハンドル軸10の第1孔部10aの孔径より大きい。

0040

装着部25(第1装着部25a及び第2装着部25b)の一対のハンドル軸装着用の第2孔部25cと、上述したハンドル軸10の第1孔部10aとを介して、ハンドル組立体1は、ハンドル軸10に装着される。ハンドル組立体1をハンドル軸10に装着する形態については、後述する。

0041

図2A図2B、及び図3に示すように、樹脂部31は、アーム部22の少なくとも一部と、装着部25とを、覆う。ここでは、樹脂部31は、合成樹脂から構成されている。例えば、合成樹脂には、ポリアミドナイロン)が含まれる。より具体的には、合成樹脂には、ガラス繊維及び/又は炭素繊維等によって強化されたポリアミド(ナイロン)が含まれる。

0042

例えば、樹脂部31は、アーム部22における被覆部24と、装着部25とを、覆う(図3を参照)。詳細には、樹脂部31は、被覆部24と、第1装着部25a及び第2装着部25bと、第1装着部25a及び第2装着部25bの間とを、覆う。

0043

樹脂部31は、被覆部24と装着部25とに一体成型される。具体的には、樹脂部31は、被覆部24と、第1装着部25a及び第2装着部25bとに、一体成型される。また、樹脂部31と露出部23とが面一になるように、樹脂部31が被覆部24と装着部25とに一体成型される。

0044

詳細には、樹脂部31は、被覆部24と、第1装着部25a及び第2装着部25b(第1装着部25a及び第2装着部25bの間を含む)とを、覆うように、アーム本体21に対してアウトサート成型される。

0045

例えば、樹脂部31は、被覆部24(第2本体部24a及び第2側部24b)の成型用の孔部24cを介して、被覆部24に係止される(図3を参照)。より具体的には、図2A及び図2Bに示すように、樹脂部31は、カバー部32と、係止部33とを、有している。カバー部32は、被覆部24の外側と、第1装着部25a及び第2装着部25b(第1装着部25a及び第2装着部25bの間を含む)の外側とを、覆う部分である。

0046

係止部33は、軸部33aと、軸部33aに一体に形成される鍔部33bとを、有している。軸部33aは、カバー部32に一体に形成される。軸部33aは、被覆部24(第2本体部24a及び第2側部24b)の成型用の孔部24cに、配置される。鍔部33bは、被覆部24(第2本体部24a及び第2側部24b)においてカバー部32とは反対側、すなわち被覆部24の裏側に、当接する。これにより、鍔部33bは、軸部33aを介して、カバー部32を被覆部24に係止する。このようにして、カバー部32が係止部33によって被覆部24に係止される。

0047

この状態において、樹脂部31と露出部23とが面一になるように、樹脂部31は、被覆部24の外側と、第1装着部25a及び第2装着部25b(第1装着部25a及び第2装着部25bの間を含む)の外側とを、覆っている。樹脂部31及び露出部23を面一に形成する構成(樹脂部31と露出部23との間に段差を生じさせない構成)は、上述したように、被覆部24の一端部の幅及び被覆部24の一端部の傾斜によって、実現されている。

0048

図2A及び図4に示すように、樹脂部31は、一対のハンドル軸装着用の第3孔部31aを、さらに有している。一対のハンドル軸装着用の第3孔部31aは、装着部25におけるハンドル軸装着用の第2孔部25cに連通するように、樹脂部31に設けられている。なお、第3孔部31aの孔径は、ハンドル軸10の第1孔部10aの孔径より大きい。また、第3孔部31aの孔径は、装着部25の第2孔部25cの孔径より大きい。

0049

以下では、図4を参照して、上記のような構成を有するハンドル組立体1を、ハンドル軸10に装着する形態について、説明する。

0050

まず、ハンドル軸10が、アーム本体21の第1装着部25aと第2装着部25bとの間に、配置される。詳細には、ハンドル軸10の第1孔部10aと、第1装着部25a及び第2装着部25bの第2孔部25cと、樹脂部31の第3孔部31aとが、同心となるように、ハンドル軸10が、第1装着部25aと第2装着部25bとの間に配置される。次に、軸部材40が、第1から第3孔部31aに挿通され、第1孔部10aに固定される。具体的には、軸部材40の両端部が、第2孔部25c及び第3孔部31aの内部に配置された状態で、軸部材40の中央部が、ハンドル軸10の第1孔部10aに圧入される。このようにして、ハンドル組立体1は、ハンドル軸10に装着される。

0051

ここで、軸部材40の両端部は、アーム本体21における装着部25の第2孔部25cの内部に、配置されているので、アーム本体21が回転すると、軸部材40を介して、ハンドル軸10が回転する。すなわち、ハンドル組立体1は、ハンドル軸10の軸芯を中心として、ハンドル軸10と一体回転可能にハンドル軸10に装着される。これにより、ハンドル軸10が駆動軸に係合し駆動軸を駆動可能である状態で、ハンドル組立体1がハンドル軸10とともに回転すると、駆動軸を介して、ロータ駆動機構及びオシレーティング機構が駆動する。

0052

また、上述したように、装着部25の第2孔部25cの孔径は、ハンドル軸10の第1孔部10aの孔径より大きいので、軸部材40がハンドル軸10の第1孔部10aに固定されると、装着部25は、軸部材40のまわりに揺動可能である。すなわち、ハンドル組立体1は、軸部材40の軸芯を中心として、ハンドル軸10に対して揺動可能に装着される。これにより、ハンドル軸10と駆動軸との係合が解除された状態で、ハンドル組立体1を軸部材40まわりに揺動させると、ハンドル組立体1が折り畳まれる。

0053

<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。

0054

(A)ハンドル組立体1は、釣用リールのハンドル軸10に装着される。ハンドル組立体1は、ハンドルアーム20と、ハンドル把手5とを、備える。ハンドルアーム20は、ハンドル軸10に装着される。ハンドル把手5は、ハンドルアーム20に装着される。ここで、ハンドルアーム20は、金属製のアーム本体21と、樹脂部31とを、有する。金属製のアーム本体21は、ハンドル軸10に装着される装着部25、及び装着部25に一体に形成されるアーム部22を、含む。樹脂部31は、アーム部22の少なくとも一部(被覆部24)及び装着部25を覆う。

0055

本ハンドル組立体1では、ハンドルアーム20が、金属製のアーム本体21と、樹脂部31とを、有している。金属製のアーム本体21は、装着部25において、ハンドル軸10に装着される。すなわち、本ハンドル組立体1では、アーム本体21の装着部25が金属製であるので、ハンドルアーム20とハンドル軸10との接合強度を向上することができる。また、樹脂部31が、アーム本体21のアーム部22の少なくとも一部、及びアーム本体21の装着部25を、覆っているので、ハンドルアーム20とハンドル軸10との接合強度をさらに向上することができる。さらに、ハンドルアーム20の強度及び剛性を確保する上で必要最小限の部分だけを、金属製のアーム本体21として形成し、その他の部分を、樹脂部31として形成することによって、軽量化も同時に図ることができる。

0056

(B)ハンドル組立体1では、アーム本体21の装着部25が、第1装着部25aと、第1装着部25aと間隔を隔てて配置される第2装着部25bとを、有する。ハンドル軸10は、第1装着部25aと第2装着部25bとの間に配置される。ハンドル軸10は、第1装着部25a及び第2装着部25bに装着される。樹脂部31は、第1装着部25a及び第2装着部25bの外側に一体成型される。

0057

この場合、ハンドル軸10が、アーム本体21における第1装着部25aと第2装着部25bとの間において、第1装着部25aと第2装着部25bとに装着される。このため、ハンドルアーム20がハンドル軸10まわりに回転する場合に、第1装着部25a及び第2装着部25bの両者が互いに離反する方向に力が作用する。しかしながら、本ハンドル組立体1では、樹脂部31が、第1装着部25a及び第2装着部25bの外側に一体成型されているので、この樹脂部31によって、第1装着部25a及び第2装着部25bの離反方向への変形を防止することができる。

0058

(C)ハンドル組立体1では、樹脂部31が、アーム部22の少なくとも一部及び装着部25を覆うように、アーム本体21に対してアウトサート成型される。

0059

この場合、金属製のアーム本体21の形状が同じであっても、アウトサートの金型を変更することによって、外観の異なるハンドルアーム20を容易に形成することができる。また、金属製のアーム本体21の寸法が同じである場合、様々な外観を有するハンドルアーム20を、同じタイプの釣用リールのハンドル軸10に、装着することができる。

0060

(D)ハンドル組立体1では、アーム部22が、樹脂部31に覆われる被覆部24と、被覆部24を除いた露出部23とを、有する。

0061

この場合、アーム本体21において、アーム部22の被覆部24は、樹脂部31に覆われる部分である。また、アーム部22の露出部23は、被覆部24を除いた部分、すなわち外部に露出した部分である。このように、アーム部22を部分的に樹脂部31で覆うことによって、アーム部22の強度及び剛性の確保と軽量化とを、同時に図ることができる。

0062

(E)ハンドル組立体1では、樹脂部31と露出部23とが面一になるように、樹脂部31が被覆部24に一体成型される。

0063

この場合、アーム本体21において、アーム部22の樹脂部31と露出部23とが面一に形成されている。これにより、樹脂部31と露出部23との間の境界には段差が形成されないので、ハンドルアーム20の外観を向上し、ハンドルアーム20の表面に釣り糸が絡みつくのを防止することができる。

0064

(F)ハンドル組立体1では、ハンドル軸10が、第1孔部10aを有する。装着部25は、第1孔部10aに連通する第2孔部25cを、有する。樹脂部31は、第2孔部25cに連通する第3孔部31aを、有する。第3孔部31aから第1及び第2孔部25cへと、軸部材40を挿通することによって、装着部25は、ハンドル軸10に揺動自在に装着される。

0065

この場合、軸部材40を、ハンドル軸10の第1孔部10a、装着部25の第2孔部25c、及び樹脂部31の第3孔部31aに挿通することによって、装着部25が、ハンドル軸10に揺動自在に装着される。これにより、装着部25が樹脂部31によって覆われていたとしても、装着部25をハンドル軸10に揺動可能に装着することができる。また、軸部材40の両端部が樹脂部31の第3孔部31aの内部に位置するように、軸部材40の長さを設定することによって、軸部材40は、樹脂部31の外側に露出することなく、装着部25をハンドル軸10に装着することができる。すなわち、ハンドルアーム20の外観を向上することができる。

0066

<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。

0067

(a)前記実施形態では、アーム部22における被覆部24の一端部において、被覆部24の第2本体部24aの幅(被覆部24の一対の側部)、及び被覆部24の外面が、傾斜するように、形成される場合の例を示した。この構成によって、樹脂部31が被覆部24と装着部25とを覆っても、樹脂部31と露出部23との間には、段差が生じないように面一に形成される。これに代えて、被覆部24の一端部と露出部23の他端部との間に段差が形成されるように、アーム部22を構成してもよい。このように構成しても、この段差を埋めるように、樹脂部31を被覆部24と装着部とに一体成型することによって、樹脂部31と露出部23との間には、段差が生じないように面一に形成することができる。

0068

(b)前記実施形態では、樹脂部31が被覆部24に係止される場合の例を示したが、樹脂部31は、被覆部24だけでなく、装着部25に係止されるようにしてもよい。例えば、第1装着部25a及び第2装着部25bの間の空間に、樹脂部31を侵入させることによって、樹脂部31を装着部により確実に係止させることができる。

0069

(c)前記実施形態では、係止部33が鍔部33bを有する場合の例を示した。これに代えて、係止部33が軸部33aだけを有し、この軸部33aによって樹脂部31を被覆部24に係止させてもよい。

0070

(d)前記実施形態では、二つの第2孔部25cの両側に、二つの第3孔部31aを各別に配置する場合の例を示したが、第2孔部25cの一方側にのみ一つの第3孔部31aを配置するようにしてもよい。

0071

(e)前記実施形態では、装着部25を構成する第1装着部25a及び第2装着部25bそれぞれを独立して、アーム部22から突出させる場合の例を示したが、装着部25の断面をコの字状に形成することによって、装着部25をアーム部22から一体的に突出させてもよい。この場合、コの字断面を有する装着部25において、互いに対向する壁部が、第1装着部25a及び第2装着部25bに対応する。このように装着部25を構成することによって、第1装着部25aと第2装着部25bの離反方向への変形をより確実に防止することができる。

0072

1ハンドル組立体
5ハンドル把手
10ハンドル軸
10a 第1孔部
20ハンドルアーム
21 金属製のアーム本体
22 アーム部
23露出部
24被覆部
25装着部
25a 第1装着部
25b 第2装着部
25c 第2孔部
31樹脂部
31a 第3孔部

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