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技術 レンコンの栽培方法

出願人 住友化学株式会社
発明者 前田美穂
出願日 2014年9月24日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-193403
公開日 2016年4月28日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-064999
状態 特許登録済
技術分野 肥料 捕獲、駆除 農薬・動植物の保存
主要キーワード 粉砕要素 鉱さい 耕うん イリデンシアナミド 粉状肥料 オキサジアジナン 重過リン酸石灰 皿型造粒機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

効率的なレンコン栽培方法を提供すること。

解決手段

(a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料植え溝施用する工程、及び(b)当該植え溝に種レンコン植え付ける工程を有することを特徴とするレンコンの栽培方法。

概要

背景

レンコン栽培において問題となる多くの害虫のうち、その被害の甚大さから、防除が重要視される害虫としてカメムシ目害虫を挙げることができる。カメムシ目害虫の中でも特にクワクビレアブラムシ等のアブラムシは、4月から5月にかけて立葉が形成される時期に畦畔から圃場入り込んでレンコンに寄生し、そこで増殖を繰り返して5月から6月に大発生する。そして、収量に最も影響を与える根茎肥大期にあるレンコンが害虫被害を受け、しばしば減収になる。レンコン栽培における殺虫剤施用は、5月上旬から6月上旬までの害虫の発生時期に2回程度、水和剤または粒剤湛水散布を行うのが一般的であり、特定の粒剤については、植え付け時の植え溝土壌混和も行われている。一方、肥料については、種レンコンの植え付け前の全面施用が一般的に行われている。植え付け後は、必要に応じて追肥を行う。このように、従来のレンコン栽培においては、農薬と肥料とは別々に施用する必要があり、これらの作業は多くの労力を要するため、相当な負担となっていた。
農作業の省力化の手段としては、例えば、農薬含有肥料の使用が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。

概要

効率的なレンコンの栽培方法を提供すること。(a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料を植え溝に施用する工程、及び(b)当該植え溝に種レンコンを植え付ける工程を有することを特徴とするレンコンの栽培方法。なし

目的

本発明は、効率的なレンコンの栽培方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

(a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料植え溝施用する工程、及び(b)当該植え溝に種レンコン植え付ける工程を有することを特徴とするレンコン栽培方法

請求項2

前記粒状肥料は、ネオニコチノイド殺虫活性化合物が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなる農薬含有粒状肥料である請求項1に記載の栽培方法。

請求項3

前記ネオニコチノイド殺虫活性化合物がクロチアニジンである請求項1または2に記載の栽培方法。

請求項4

(a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料を植え溝に施用する工程、及び(b)当該植え溝に種レンコンを植え付ける工程を有することを特徴とするレンコンに発生するカメムシ目害虫防除方法

請求項5

前記カメムシ目害虫がカメムシ目アブラムシ科に属する昆虫である請求項4に記載の防除方法。

技術分野

0001

本発明は、レンコン栽培方法に関する。

背景技術

0002

レンコンの栽培において問題となる多くの害虫のうち、その被害の甚大さから、防除が重要視される害虫としてカメムシ目害虫を挙げることができる。カメムシ目害虫の中でも特にクワクビレアブラムシ等のアブラムシは、4月から5月にかけて立葉が形成される時期に畦畔から圃場入り込んでレンコンに寄生し、そこで増殖を繰り返して5月から6月に大発生する。そして、収量に最も影響を与える根茎肥大期にあるレンコンが害虫被害を受け、しばしば減収になる。レンコン栽培における殺虫剤施用は、5月上旬から6月上旬までの害虫の発生時期に2回程度、水和剤または粒剤湛水散布を行うのが一般的であり、特定の粒剤については、植え付け時の植え溝土壌混和も行われている。一方、肥料については、種レンコンの植え付け前の全面施用が一般的に行われている。植え付け後は、必要に応じて追肥を行う。このように、従来のレンコン栽培においては、農薬と肥料とは別々に施用する必要があり、これらの作業は多くの労力を要するため、相当な負担となっていた。
農作業の省力化の手段としては、例えば、農薬含有肥料の使用が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0003

国際公開第2014/098203号

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、効率的なレンコンの栽培方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料を植え溝に施用し、当該植え溝に種レンコンを植え付けることによって、カメムシ目害虫に対する防除効果が向上し、レンコンが良好に生育することを見出した。
すなわち本発明は、次の通りである。
[1] (a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料を植え溝に施用する工程、及び
(b)当該植え溝に種レンコンを植え付ける工程
を有することを特徴とするレンコンの栽培方法。
[2] 前記粒状肥料は、ネオニコチノイド殺虫活性化合物が粒状肥料に含浸または粒状肥料の表面に付着されてなる農薬含有粒状肥料である[1]に記載の栽培方法。
[3] 前記ネオニコチノイド殺虫活性化合物がクロチアニジンである[1]または[2]に記載の栽培方法。
[4] (a)湛水前の水田において、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料を植え溝に施用する工程、及び
(b)当該植え溝に種レンコンを植え付ける工程
を有することを特徴とするレンコンに発生するカメムシ目害虫の防除方法
[5] 前記カメムシ目害虫がカメムシ目アブラムシ科に属する昆虫である[4]に記載の防除方法。

発明の効果

0006

本発明により、効率的なレンコンの栽培方法を提供することができる。

0007

本発明において、レンコンとはハスの根茎を指し、肥大したものが食用とされている。ハスとしては、ハス科ハス属ハス(Nelumbo nucifera)及びハス科ハス属キバナハス(Nelumbo lutea)が挙げられる。これらのうち、ハス科ハス属ハスの根茎を肥大させてレンコンを得る方法として好適である。また、本発明において、種レンコンとは先端に生長点を有するハスの根茎を指し、植え付け用レンコンとして一般に知られている。

0008

本発明のレンコンの栽培方法(以下、本発明栽培方法と記す)においては、ネオニコチノイド殺虫活性化合物を含有する粒状肥料(以下、本農薬含有粒状肥料と記す)を使用する。本農薬含有粒状肥料は、ネオニコチノイド殺虫活性化合物が肥料に混ぜ込まれ造粒されてなる農薬含有粒状肥料、または、ネオニコチノイド殺虫活性化合物が粒状肥料に含浸もしくは粒状肥料の表面に付着されてなる農薬含有粒状肥料であり、本発明においては後者の使用が好ましい。また、ネオニコチノイド殺虫活性化合物が粒状肥料の表面に付着されてなる農薬含有粒状肥料の使用がさらに好ましい。かかる農薬含有粒状肥料は、国際公開第2014/098203号に記載の方法に準じて製造することができる。

0009

本農薬含有粒状肥料に含有されるネオニコチノイド殺虫化合物としては、クロチアニジン[(E)−1−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトログアニジン](以下、化合物Aと記す)、(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−エチル−N’−メチル−2−ニトビニリデンジアミン(以下、化合物Bと記す)、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン(以下、化合物Cと記す)、3−(2−クロロ−1,3−チアゾール−5−イルメチル)−5−メチル−1,3,5−オキサジアジナン−4−イリデン(ニトロ)アミン(以下、化合物Dと記す)、(E)−N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−N’−シアノ−N−メチルアセトアニジン(以下、化合物Eと記す)、(RS)−1−メチル−2−ニトロ−3−(テトラヒドロ−3−フリルメチル)グアニジン、及び3−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−1,3−チアゾリジン−2−イリデンシアナミド等が挙げられる。本農薬含有粒状肥料に対するネオニコチノイド殺虫活性化合物の含有量は、通常0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜2重量%の範囲である。

0010

本農薬含有粒状肥料に含有される肥料成分としては、窒素リンカリウム珪酸マグネシウムカルシウムマンガンホウ素、及び鉄等のレンコンの生育に必要な元素を挙げることができる。特に窒素(N)、リン(P)及びカリウム(K)が適しており、これらから選ばれる一種以上、特にこれら全てを含有することが好ましい。本農薬含有粒状肥料におけるN、P2O5及びK2Oの三成分の含有量の比としては、5−5−7(N−P2O5−K2Oの重量比率を意味する。以下同じ)、及び12−12−16等の1型上り型、5−5−5、及び14−14−14等の2型平型、6−6−5、及び8−8−5等の3型下がり型、4−7−9、6−8−11、及び11−16−22等の4型上り型、4−7−7、及び10−20−20等の5型上り平型、4−7−4、及び6−9−6等の6型山型、6−4−5、及び14−10−13等の7型谷型、6−5−5、及び18−11−11等の8型下がり平型、7−6−5、及び14−12−9等の9型下がり型、3−20−0、及び18−35−0等の10型NP型、16−0−12、及び18−0−16等の11型NK型、並びに0−3−14、及び0−15−15等の12型PK型等を挙げることができる。粒状肥料の原料としては、尿素硝酸アンモニウム硝酸苦土アンモニウム塩化アンモニウム硫酸アンモニウムリン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硝酸ソーダ硝酸カルシウム硝酸カリウム石灰窒素ホルムアルデヒド加工尿素肥料(UF)、アセトアルデヒド加工尿素肥料(CDU)、イソブチルアルデヒド加工尿素肥料(IBDU)、及びグアニール尿素(GU)等の窒素質肥料、過リン酸石灰重過リン酸石灰、苦土過リン酸、リン酸アンモニウム、苦土リン酸、硫リン安、リン硝安カリウム、及び塩リン安等のリン酸質肥料塩化カリウム硫酸カリウム硫酸カリソーダ、硫酸カリ苦土、重炭酸カリウムリン酸カリウム、及び硝酸カリウム等のカリウム質肥料、珪酸カルシウム等の珪酸質肥料硫酸マグネシウム、及び塩化マグネシウム等のマグネシウム質肥料、生石灰消石灰、及び炭酸カルシウム等のカルシウム質肥料、硫酸マンガン、硫酸苦土マンガン、及び鉱さいマンガン等のマンガン質肥料、ホウ酸、及びホウ酸塩等のホウ素質肥料、並びに鉄鋼スラグ等の含鉄肥料等の肥料取締法に定められる普通肥料複合肥料を含む)を挙げることができる。本農薬含有粒状肥料に対する肥料成分の含有量は、通常75〜99.99重量%、好ましくは95〜99.99重量%の範囲である。

0011

本発明における粒状肥料とは、前記原料が造粒されてなる粒状肥料、または、前記原料が担体に保持されてなる粒状肥料である。担体としては、カオリナイト等のカオリン鉱物モンモリロナイトスメクタイトタルクロウ石、シリカ含水珪酸カルシウム、炭酸カルシウム、ゼオライト、及び酸性白土等の鉱物質担体セルロース籾殻澱粉、及び大豆粉等の植物質担体、並びに乳糖蔗糖デキストリン食塩、及びトリポリリン酸ナトリウム等の水溶性担体が挙げられ、これらの担体は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。

0012

本発明栽培方法においては、(a)湛水前の水田において、本農薬含有粒状肥料を植え溝に施用する工程(以下、工程aと記す)に次いで、(b)当該植え溝に種レンコンを植え付ける工程(以下、工程bと記す)を実施する。
本発明栽培方法の詳細を以下に記す。まず、土壌堆肥等を施用して耕うんを行う等の通常のレンコン栽培における準備を実施した後、工程aを実施する。工程aにおける湛水前の水田は、湛水後に落水した状態の水田であってもよい。工程aにおいては、種レンコンの植え付け位置に溝を形成し、当該溝に本農薬含有粒状肥料をすじ状に施用する。形成する溝の深さは、通常5〜30cm、好ましくは10〜25cmの範囲である。本農薬含有粒状肥料の施用は、人の手により行うか、施肥機を使用して行う。本農薬含有粒状肥料の施用量は、本農薬含有粒状肥料の重量で、通常100〜10000g/a、好ましくは2000〜6000g/a、より好ましくは3000〜4500g/aの範囲であり、ネオニコチノイド殺虫化合物の施用量として、通常0.01〜1000g/a、好ましくは0.1〜10g/a、より好ましくは1〜5g/a、より一層好ましくは2〜3g/aの範囲となるように施用する。肥料成分については、地域毎の慣行施肥基準に従い、必要に応じて本農薬含有粒状肥料と共に市販の肥料を施用する。

0013

工程aを実施した後、工程bを実施する。工程bにおいては、工程aにおいて本農薬含有粒状肥料を施用した溝に種レンコンを植え付け、覆土する。種レンコンを植え付ける深さは、通常5〜25cm、好ましくは10〜20cmの範囲である。また、種レンコンを植え付ける際の株間は通常20〜100cm、条間は通常2.5〜4.5mの範囲である。工程bを実施した後は、湛水し、慣行の方法に準じて圃場の栽培管理を実施する。そして、通常の収穫時期に則り収穫を行う。

0014

本発明栽培方法において、工程a及び工程bは通常の植え付け時期に則り実施する。通常、工程a及び工程bを同日に実施し、工程aを実施した直後に工程bを実施する態様が好適である。

0015

また、工程a及び工程bを実施することにより、レンコンに発生するカメムシ目害虫を防除することができる。ここで、本発明の防除方法により防除可能なカメムシ目害虫としては、カメムシ目アブラムシ科 Rhopalosiphum属クワイクビレアブラムシ(Rhopalosiphum nymphaeae)、Aphis属ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、Myzus属モモアカアブラムシ(Myzus persicae)等が挙げられ、Rhopalosiphum属の防除方法として好適である。

0016

工程a及び工程bを実施することにより、農薬と肥料とを別々に施用するよりもカメムシ目害虫に対する防除効果が向上すると共にレンコンが良好に生育するという効果が発揮される。

0017

本発明栽培方法により、植え付け前の全面施肥を省略することが可能になる。そして、従来は、種レンコンを植え付けた後、5月〜6月にかけて発生するカメムシ目害虫を防除するため、水田全面に農薬散布を2回程度実施する必要があったところ、本発明栽培方法の場合、害虫の発生が減少する7月まで防除効果が持続するため、従来実施してきた水田全面への農薬散布を省略することが可能になる。

0018

以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。

0019

製造例1
粒径約1〜4mmの粒状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%)93.3重量部を粉砕要素のない混合機中に投入し、ポリビニルアルコール2重量%水溶液スプレーする。スプレー後、化合物B 1重量%を含有する水和剤6.7重量部を混合機中に投入し、20分間混合する。この顆粒を60℃で20分間乾燥し、農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得る。

0020

製造例2
化合物C 0.067重量部及び粉状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%)99.933重量部を混合機中に投入し、20分間混合する。この化合物Cを0.067重量%含有する粉状肥料を、皿型造粒機を用いて転動させながら、水をスプレーして粒状に造粒する。この顆粒を60℃で20分間乾燥し、農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得る。

0021

製造例3
化合物D 0.067重量部及び粉状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%)99.933重量部を混合機中に投入し、20分間混合する。この化合物Dを0.067重量%含有する粉状肥料を、皿型造粒機を用いて転動させながら、水をスプレーして粒状に造粒する。この顆粒を60℃で20分間乾燥し、農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得る。

0022

製造例4
化合物E 0.067重量部及び粉状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%)99.933重量部を混合機中に投入し、20分間混合する。この化合物Eを0.067重量%含有する粉状肥料を、皿型造粒機を用いて転動させながら、水をスプレーして粒状に造粒する。この顆粒を60℃で20分間乾燥し、農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得る。

0023

製造例5
化合物A 1重量部をアセトン99重量部に溶解して、有効成分量が1重量%である溶液を得る。次いで、該溶液6.7重量部を粒径約1〜4mmの粒状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%)100重量部に添加し、粉砕要素のない混合機中によって十分に混合した後、一昼夜風乾することによって農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得る。

0024

製造例6
化合物A 70.0重量部及び勝光山クレーS(ロウ石、株式会社勝光山鉱業所製)30.0重量部を混合し、遠心粉砕機を用いて粉砕することにより、化合物Aを含有する粉状農薬(以下、粉状農薬Aと記す。)を得た。
次に、粉状農薬A 34.73g及びコーティングオイル石油系炭化水素、JX日鉱日石エネルギー株式会社製)519.93gを、混合機を用いて混合することにより、化合物A懸濁液を得た。
次に、ドラムミキサー(UD−5、山重工株式会社製)の容器に粒状肥料(N−P2O5−K2O=11%−16%−22%、SR化成162、住友化学株式会社製)35.0kgを入れ、14rpmで転動させながら、化合物A懸濁液554.66gを常温で添加し、60分間混合した。その後、特花SPクレー(ロウ石、株式会社勝光山鉱業所製)431.92gを常温で添加し、10分間混合することにより、農薬含有粒状肥料(農薬有効成分含有量は0.067重量%)を得た。

実施例

0025

試験例1
1/250aポットに土壌を入れ、当該土壌に溝を形成した後、当該溝に製造例6で得られた農薬含有粒状肥料を、施用量が表1に記載の通りになるようにすじ状に施用した。農薬含有粒状肥料を施用した溝にレンコン(品種:支那白花)の種レンコンを植え付け、覆土した。植え付けは3月28日に実施した。植え付けを実施した後は、湛水し、通常の方法に準じて栽培管理を実施した。浮き葉や立ち葉が現れた植え付け後63日目に、まず各ポットにクワイクビレアブラムシを50頭ずつ放虫し、その後1週間おきに10頭ずつ計3回放虫した。これを処理区とする。
一方、農薬含有粒状肥料に代えて、下記の表1における処理区1と同じ施肥量になるように化成肥料を施用したこと以外は処理区1及び2と同様にレンコンを栽培し、放虫した。これを無処理区とする。
その後、表1に記載の日数経過後のクワイクビレアブラムシの成虫及び幼虫数をそれぞれの試験区において調査した。試験は1区3ポットで行った。寄生したアブラムシの3ポットの合計数を表1に示す。
[表1]

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