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技術 外科用ステープラ

出願人 コヴィディエンリミテッドパートナーシップ
発明者 ポールアンソニージョンソンダニエルロバートモーガンエドワーズ
出願日 2016年1月27日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-013024
公開日 2016年4月28日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2016-064310
状態 拒絶査定
技術分野 手術用機器
主要キーワード 配置具 調節アセンブリ 旋回要素 ロック用ピン チューブ状部分 カム要素 接触エリア 内側カム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月28日)のものです。
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図面 (20)

課題

異なる組織の厚さに適応するようにステープルの適用の調節が可能な外科用ファスナ適用装置を提供すること。

解決手段

外科用ファスナ適用装置は、複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、ファスナがカートリッジから前進する場合にファスナを受け取るアンビルを有するアンビル部であってカートリッジ部とアンビル部との間に組織をクランプするアンビル部と、ファスナを発射するためにカートリッジ部内でスライド可能なカム部材であって、アンビル部からの第1の距離を規定する第1の位置を有し、アンビル部からの第2の距離を規定する第2の位置へ移動可能であり、第2の距離は第1の距離とは異なるカム部材と、動作可能にカム部材に関連付けられているカム調節部材であってアンビル部とカートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答してカム部材を第1の位置から第2の位置へ移動させるカム調節部材とを備える。

概要

背景

様々な手術における使用に特化した幾多の公知の型の外科用ステープル器具がある。このような外科用デバイスにおいて、組織は先ず、向かい合うあご構造の間に握られ、またはクランプされ、次に外科用ファスナによって接合される。ファスナは典型的には外科用ステープルの形態にある。これらのステープルは一般的に、組織を貫通するのに適合したペアの脚を含み、それらの脚が延伸するところのバックスパンによって繋がれる。使用に際しては、ステープルは「B」の形状に形成される。二部品のファスナもまた知られており、それはバックスパンによって繋がれるの生えた脚を含み、バックスパンは、通例はアンビル内に置かれる別個保持器ピース内へ係合およびロックされる。幾つかのデバイスでは、ファスナによって接合された組織を切断するためにナイフが提供される。

これらのデバイスにおいて、あご構造の一方はステープルカートリッジを搭載し、ステープルカートリッジは、反対側のあご構造上にあるアンビル窪みの対応する列と整列した、1つ以上の横方向に離されたステープルの列を有する。組織は、個々のステープルがスロットを通してカートリッジから排出され、クランプされた組織を通して押され得るように、初めに掴まれ、またはクランプされる。ステープルはドライバ長手方向の動きによって排出され、クランプされた組織を通して押され、アンビルのステープル形成用窪みに押し付けて形成される。ステープルは直線状の、または直線状でない列に配置され得る。

外科用ステープル器具を利用する、離断組織における、および/または吻合手術における共通の課題は、吻合強度と達成可能な止血の程度とのバランスである。アンビルとステープルカートリッジとの間に一定のギャップ(一様の距離)を有する外科用ステープル器具において、異なるサイズのステープルを含むことが知られている。

これらの外科手術における共通の関心は、止血、つまり対象の組織の流血が止められる割合である。傷口に与える圧力の大きさを増すことにより、血液の流出は制限され得、ひいては止血を達成するのに必要な時間を減少させることが一般的に知られている。この目的のために、従来の外科用ファスナ適用装置は一般的に、僅かな出血をも止める目的で周囲の組織を圧迫し、カットした組織を接合するために、カットラインの辺りに2列以上のファスナを適用する。各ファスナは一般的に、止血を実効あらしめるために十分な圧迫力を組織に与えるが、あまりに大きな圧力が与えられると、カットラインの周囲の組織への血流を不必要に低減する結果となり得る。従って、このような方法での組織の接合は、より高いレベル壊死、より低い治癒率、および/またはより長い回復期になる結果となり得る。その一方で、十分な圧力が与えられない場合は、適切な止血が達成されないかもしれない。

概要

異なる組織の厚さに適応するようにステープルの適用の調節が可能な外科用ファスナ適用装置を提供すること。外科用ファスナ適用装置は、複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、ファスナがカートリッジから前進する場合にファスナを受け取るアンビルを有するアンビル部であってカートリッジ部とアンビル部との間に組織をクランプするアンビル部と、ファスナを発射するためにカートリッジ部内でスライド可能なカム部材であって、アンビル部からの第1の距離を規定する第1の位置を有し、アンビル部からの第2の距離を規定する第2の位置へ移動可能であり、第2の距離は第1の距離とは異なるカム部材と、動作可能にカム部材に関連付けられているカム調節部材であってアンビル部とカートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答してカム部材を第1の位置から第2の位置へ移動させるカム調節部材とを備える。

目的

従って、異なる組織の厚さに適応するようにステープルの適用の調節が可能な外科用
スナ留め装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

図面に記載された発明。

技術分野

0001

本出願は、2010年11月5日出願の米国仮特許出願第61/258,246号の優先権を主張し、該仮特許出願の全体内容が本明細書において参照により援用される。

0002

(技術分野)
本開示は、外科用ステープルデバイスに関する。より詳細には、本開示は、調節可能なステープル発射機構を有する外科用ステープル留めデバイスに関する。

背景技術

0003

様々な手術における使用に特化した幾多の公知の型の外科用ステープル器具がある。このような外科用デバイスにおいて、組織は先ず、向かい合うあご構造の間に握られ、またはクランプされ、次に外科用ファスナによって接合される。ファスナは典型的には外科用ステープルの形態にある。これらのステープルは一般的に、組織を貫通するのに適合したペアの脚を含み、それらの脚が延伸するところのバックスパンによって繋がれる。使用に際しては、ステープルは「B」の形状に形成される。二部品のファスナもまた知られており、それはバックスパンによって繋がれるの生えた脚を含み、バックスパンは、通例はアンビル内に置かれる別個保持器ピース内へ係合およびロックされる。幾つかのデバイスでは、ファスナによって接合された組織を切断するためにナイフが提供される。

0004

これらのデバイスにおいて、あご構造の一方はステープルカートリッジを搭載し、ステープルカートリッジは、反対側のあご構造上にあるアンビル窪みの対応する列と整列した、1つ以上の横方向に離されたステープルの列を有する。組織は、個々のステープルがスロットを通してカートリッジから排出され、クランプされた組織を通して押され得るように、初めに掴まれ、またはクランプされる。ステープルはドライバ長手方向の動きによって排出され、クランプされた組織を通して押され、アンビルのステープル形成用窪みに押し付けて形成される。ステープルは直線状の、または直線状でない列に配置され得る。

0005

外科用ステープル器具を利用する、離断組織における、および/または吻合手術における共通の課題は、吻合強度と達成可能な止血の程度とのバランスである。アンビルとステープルカートリッジとの間に一定のギャップ(一様の距離)を有する外科用ステープル器具において、異なるサイズのステープルを含むことが知られている。

0006

これらの外科手術における共通の関心は、止血、つまり対象の組織の流血が止められる割合である。傷口に与える圧力の大きさを増すことにより、血液の流出は制限され得、ひいては止血を達成するのに必要な時間を減少させることが一般的に知られている。この目的のために、従来の外科用ファスナ適用装置は一般的に、僅かな出血をも止める目的で周囲の組織を圧迫し、カットした組織を接合するために、カットラインの辺りに2列以上のファスナを適用する。各ファスナは一般的に、止血を実効あらしめるために十分な圧迫力を組織に与えるが、あまりに大きな圧力が与えられると、カットラインの周囲の組織への血流を不必要に低減する結果となり得る。従って、このような方法での組織の接合は、より高いレベル壊死、より低い治癒率、および/またはより長い回復期になる結果となり得る。その一方で、十分な圧力が与えられない場合は、適切な止血が達成されないかもしれない。

発明が解決しようとする課題

0007

従って、異なる組織の厚さに適応するようにステープルの適用の調節が可能な外科用
スナ留め装置を提供することは好都合であろう。

課題を解決するための手段

0008

本開示は、組織の厚さに依存して異なるレベルに調節可能なカム作用部材に関する。一局面において、本開示は、複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、ファスナがカートリッジから前進する場合にファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部とを含む、外科用ファスナ適用装置を提供する。カートリッジ部と該アンビル部とはそれらの間に組織をクランプする。カム部材はファスナを発射するためにカートリッジ部内でスライド可能であり、アンビル部からの第1の距離を規定する第1の位置を有し、アンビル部からの第2の異なる距離を規定する第2の位置へ移動可能である。動作可能にカム部材に関連付けられているカム調節部材は、アンビル部とカートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答して、カム部材を第1の位置から第2の位置へ移動させる。

0009

別の局面において、複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部であって、組織接触表面を有するカートリッジ部と、ファスナがカートリッジから前進する場合にファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部とを含む、外科用ファスナ適用装置が提供される。カートリッジ部とアンビル部とはそれらの間に組織をクランプする。カム部材は、カートリッジの組織接触表面からの第1の距離を規定する第1の位置と、組織接触表面からの第2の異なる距離を規定する第2の位置を規定する第2の位置との間で移動可能である。カム部材は、アンビル部とカートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答して、第1の位置から第2の位置へ自動的に移動可能である。

0010

以上により、本発明は、以下を提供する。

0011

項目1)
外科用ファスナ適用装置であって、
複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、
該ファスナが該カートリッジから前進する場合に該ファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部であって、該カートリッジ部と該アンビル部とは、該カートリッジ部と該アンビル部との間に組織をクランプする、アンビル部と、
該ファスナを発射するために該カートリッジ部内でスライド可能なカム部材であって、該カム部材は、該アンビル部からの第1の距離を規定する第1の位置を有し、該アンビル部からの第2の距離を規定する第2の位置へ移動可能であり、該第2の距離は該第1の距離とは異なる、カム部材と、
動作可能に該カム部材に関連付けられているカム調節部材であって、該カム調節部材は、該アンビル部と該カートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答して、該カム部材を該第1の位置から該第2の位置へ移動させる、カム調節部材と
を備えている、外科用ファスナ適用装置。

0012

(項目2)
上記カム調節部材は、上記アンビル部に向けてばね付勢され、
該カム調節部材は、組織によって該カム調節部材に与えられる力に応答して、該ばね付勢に勝って該アンビル部から離れるように強制される、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置

0013

(項目3)
第1の旋回部材および第2の旋回部材をさらに備え、
該第1の旋回部材および該第2の旋回部材は、上記カム部材と上記カム調節部材との間に挿入されている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0014

(項目4)
上記アンビル部に向けてばね付勢されている第2のカム調節部材をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0015

(項目5)
上記ステープルカートリッジは、複数のステープルおよび複数のステープルスロットを含み、
該ステープルは、上記アンビルのアンビルポケットに押し付けて形成するように該ステープルスロットを通して前進可能であり、
該ステープルカートリッジは、該スロット内において該ステープルと係合可能な複数のプッシャーをさらに備え、
該プッシャーは、該ステープルスロットの開口部から固定された距離で位置し、
該プッシャーは、上記カム部材によって該カム部材の動きの方向に対して実質的に横切る方向に移動可能である、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0016

(項目6)
上記カム部材は、組織の厚さおよび該カム部材の位置に依存して、異なる接触エリアで上記ステープルプッシャーと接触する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0017

(項目7)
上記カム部材は、上記ステープルプッシャーに対して複数の半径方向の位置のうちの1つに該カム部材を保持するための複数の突出部を有する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0018

(項目8)
上記カム調節部材は拡幅された組織接触表面を有する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0019

(項目9)
上記カム調節部材と係合可能であって旋回可能な要素をさらに備え、
該旋回可能な要素は、該カム調節部材の半径方向の動きに応答して旋回可能である、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0020

(項目10)
上記旋回要素と動作可能に関連付けられた旋回アームをさらに備え、
該旋回アームは、上記カートリッジの組織接触表面から離れる方向に上記カム部材に力を与える、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0021

(項目11)
外科用ファスナ適用装置であって、
複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部であって、組織接触表面を有するカートリッジ部と、
該ファスナが該カートリッジから前進する場合に該ファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部であって、該カートリッジ部と該アンビル部とは、該カートリッジ部と該アンビル部との間に組織をクランプする、アンビル部と、
カム部材であって、該カム部材は、該カートリッジの該組織接触表面からの第1の距離を規定する第1の位置と、該組織接触表面からの第2の異なる距離を規定する第2の位置
を規定する第2の位置との間で移動可能であり、該カム作用部材は、該アンビル部と該カートリッジ部との間に位置する組織の厚さに応答して該第1の位置から該第2の位置へ自動的に移動可能である、カム部材と
を備えている、外科用ファスナ適用装置。

0022

(項目12)
上記カム部材は、上記ファスナを発射するために、プッシャーと接触するために長手方向にスライド可能である、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0023

(項目13)
上記カム部材を上記第2の位置に固定させるための少なくとも1つのロック用構造をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0024

(項目14)
上記カム部材の位置を調節するために半径方向に移動可能な細長いカム調節部材をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0025

(項目15)
第2のカム調節部材をさらに備え、
上記カートリッジ部は、複数のステープルプッシャーを含み、
上記カム部材は、斜めの表面を含み、
該斜めの表面は、該カム部材が上記第1の位置にある場合は該ステープルプッシャーの第1の領域に接触し、該カム部材が上記第2の位置にある場合は該ステープルプッシャーの第2の領域に接触するような構成および寸法にされている、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0026

本発明は、さらに以下を提供する。

0027

(項目1A)
外科用ファスナ適用装置であって、
複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、
該ファスナが該カートリッジから前進する場合に該ファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部であって、該カートリッジ部と該アンビル部とは、該カートリッジ部と該アンビル部との間に組織をクランプする、アンビル部と、
該ファスナを発射するために該カートリッジ部内でスライド可能なカム部材であって、該カム部材は、該アンビル部からの第1の距離を規定する第1の位置を有し、該アンビル部からの第2の距離を規定する第2の位置へ移動可能であり、該第2の距離は該第1の距離とは異なる、カム部材と、
動作可能に該カム部材に関連付けられているカム調節部材であって、該カム調節部材は、該アンビル部と該カートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答して、該カム部材を該第1の位置から該第2の位置へ移動させる、カム調節部材と
を備えている、外科用ファスナ適用装置。

0028

(項目2A)
上記カム調節部材は上記アンビル部に向けてばね付勢されている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0029

(項目3A)
上記カム調節部材は、組織によって該カム調節部材に与えられる力に応答して、上記ば
ね付勢に勝って上記アンビル部から離れるように強制される、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ。

0030

(項目4A)
第1の旋回部材および第2の旋回部材をさらに備え、
該第1の旋回部材および該第2の旋回部材は、上記カム部材と上記カム調節部材との間に挿入されている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0031

(項目5A)
上記アンビル部に向けてばね付勢されている第2のカム調節部材をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0032

(項目6A)
上記ステープルカートリッジは、複数のステープルおよび複数のステープルスロットを含み、
該ステープルは、上記アンビルのアンビルポケットに押し付けて形成するように該ステープルスロットを通して前進可能であり、
該ステープルカートリッジは、該スロット内において該ステープルと係合可能な複数のプッシャーをさらに備え、
該プッシャーは、該ステープルスロットの開口部から固定された距離で位置している、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0033

(項目7A)
上記カム部材は、組織の厚さおよび該カム部材の位置に依存して、異なる接触エリアで上記ステープルプッシャーと接触する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用装置。

0034

(項目8A)
上記カム部材は、上記ステープルプッシャーに対して複数の半径方向の位置のうちの1つに該カム部材を保持するための複数の突出部を有する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0035

(項目9A)
上記カム調節部材は拡幅された組織接触表面を有する、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0036

(項目10A)
上記カム調節部材と係合可能であって旋回可能な要素をさらに備え、
該旋回可能な要素は、該カム調節部材の半径方向の動きに応答して旋回可能である、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0037

(項目11A)
上記旋回要素と動作可能に関連付けられた旋回アームをさらに備え、
該旋回アームは、上記カートリッジの組織接触表面から離れる方向に上記カム部材に力を与える、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0038

(項目12A)
上記プッシャーは、上記カム部材によって該カム部材の動きの方向に対して実質的に横切る方向に移動可能である、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用
装置。

0039

(項目13A)
外科用ファスナ適用装置であって、
複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部であって、組織接触表面を有するカートリッジ部と、
該ファスナが該カートリッジから前進する場合に該ファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部であって、該カートリッジ部と該アンビル部とは、該カートリッジ部と該アンビル部との間に組織をクランプする、アンビル部と、
カム部材であって、該カム部材は、該カートリッジの該組織接触表面からの第1の距離を規定する第1の位置と、該組織接触表面からの第2の異なる距離を規定する第2の位置を規定する第2の位置との間で移動可能であり、該カム作用部材は、該アンビル部と該カートリッジ部との間に位置する組織の厚さに応答して該第1の位置から該第2の位置へ自動的に移動可能である、カム部材と
を備えている、外科用ファスナ適用装置。

0040

(項目14A)
上記カム部材は、上記ファスナを発射するために、プッシャーと接触するために長手方向にスライド可能である、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0041

(項目15A)
上記カム部材を上記第2の位置に固定させるための少なくとも1つのロック用構造をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0042

(項目16A)
上記カム部材の位置を調節するために半径方向に移動可能な細長いカム調節部材をさらに備えている、上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0043

(項目17A)
第2のカム調節部材をさらに備え、
上記カートリッジ部は、複数のステープルプッシャーを含み、
上記カム部材は、斜めの表面を含み、
該斜めの表面は、該カム部材が上記第1の位置にある場合は該ステープルプッシャーの第1の領域に接触し、該カム部材が上記第2の位置にある場合は該ステープルプッシャーの第2の領域に接触するような構成および寸法にされている、
上記項目のうちのいずれか1項に記載の外科用ファスナ適用装置。

0044

摘要
外科用ファスナ適用装置であって、複数のファスナを含むカートリッジを有するカートリッジ部と、ファスナがカートリッジから前進する場合にファスナを受け取るためのアンビルを有するアンビル部とを含む、外科用ファスナ適用装置。カートリッジとアンビル部とはそれらの間に組織をクランプする。カム部材はファスナを発射するためにカートリッジ部内でスライド可能であり、アンビルからの第1の距離を規定する第1の位置から、アンビルからの第2の異なる距離を規定する第2の位置まで、移動可能である。カム調節部材は動作可能にカム部材に関連付けられ、アンビルとカートリッジ部との間にクランプされる組織の厚さに応答して、カム部材を第1の位置から第2の位置へ移動させる。

図面の簡単な説明

0045

本開示の様々な実施形態が図面の参照と共に本明細書の以下に記載される。
図1は、本開示のファスナ発射機構を有する外科用ステープラの一実施形態の斜視図である。
図2は、発射機構の部分を含む、本開示のカートリッジアセンブリの分解図である。
図3は、図2のカム部材およびカム調節アセンブリの拡大図である。
図4は、カートリッジアセンブリの部分の横断面図であり、より薄い組織へのステープルの適用のために第1の位置にあるカム部材を示す。
図5は、カートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの横断面図であり、図4の位置にあるカム部材と、ステープルの発射の前に組織をクランプしているカートリッジおよびアンビルとを示す。
図6は、部分断面図によるカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの部分の図であり、図4の位置、およびステープルプッシャーと接触前の発射前の位置にあるカム部材を図示する。
図7は、図5と同様の断面図であり、体組織を通してアンビルアセンブリのアンビルポケットと接触に至る、ステープルの前進を示す。
図8は、図6と同様の図であり、ステープルを前進させてアンビルに押し付けて変形させるためのステープルプッシャーと接触に至る、カム部材の前進を示す。
図9は、より薄い組織切片周りに形成されたステープルを図示し、図4図8のカム部材の位置に対応する。
図10は、図7と同様のカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの横断面図であり、より厚い組織へのステープルの適用のために第2の位置にあるカム部材を示す。
図11は、部分断面図によるカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの部分の図であり、図10の位置にあるカム部材を図示し、ステープルを前進させてアンビルに押し付けて変形させるためのステープルプッシャーと接触に至るカム部材の前進を示す。
図12は、より厚い組織切片の周りに形成されたステープルを図示し、図10および図11のカム部材の位置に対応する。
図13は、図10と同様のカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの横断面図であり、さらに厚い組織へのステープルの適用のために第3の位置にあるカム部材を示す。
図14は、部分断面図によるカートリッジアセンブリおよびアンビルアセンブリの部分の図であり、図13の位置にあるカム部材を図示し、ステープルを前進させてアンビルに押し付けて変形させるためのステープルプッシャーと接触に至るカム部材の前進を示す。
図15は、より厚い組織切片の周りに形成されたステープルを図示し、図13および図14のカム部材の位置に対応する。
図16は、本開示の代替の実施形態での、カム部材およびカム調節アセンブリの分解図である。
図17は、図16の実施形態のカートリッジアセンブリの部分の横断面図であり、より薄い組織へのステープルの適用のために第1の位置にあるカム部材を示す。
図18は、図17と同様の図であり、より厚い組織へのステープルの適用のための別の位置にあるカム部材を示す。
図19は、本開示のファスナ発射機構を有する別の外科用ステープラの斜視図である。

実施例

0046

(実施形態の詳細な説明)
本明細書により開示されるステープラの実施形態は、図面への参照と共にここで詳細に記載され、同一の番号は各図面中の同一あるいは対応する要素を指し示す。通例のように
、「近位の」の用語は、例えば外科医または内科医などの、使用者または手術者により近い部分または部品を指す一方、「遠位の」の用語は、使用者からより遠く離れた部分または部品を指す。

0047

図1は、本開示のカムバー/プッシャーの配置を組み入れ得る、外科用ステープラの一種を図示する。外科用ステープラ10は、カートリッジの片側部分12、アンビルの片側部分14、および部分12と14とのクランプ動作を容易にするためのハンドル15と16とを有する。カートリッジの片側部分12は、カートリッジ32を受け取るためのチャネル47(図2)を有し、チャネル47は、複数のステープル60と、スロット52を通してカートリッジ32からステープル60を前進させるための複数のステープルプッシャー36とを含む。

0048

ステープル発射機構は、手動発射レバー28(図1)の遠位前進により前進されるカムバーアセンブリを含む。カムバーアセンブリは、ステープラの長手方向の軸に対して実質的に横切る方向、およびカム作用部材の動きの方向に対して実質的に横切る方向にプッシャー36を前進させるために、カートリッジ32内で長手方向の前進用にスライド可能である。カム部材によるプッシャー36の係合は、組織を通して、アンビルの片側部分14のアンビル窪み(ポケット)22(図5)と接触するようにステープル60を前進させる。図2の図示された実施形態において、ステープル60の列の間のナイフ刃51を有するナイフバー50を誘導するナイフスロット58の両側に形成された、ジグザグの線状の2つのステープルスロット52の列がある。異なる数の列が提供され得、ナイフは随意で提供されないこともあり得る。単一のステープル60は各スロット52に位置する。ステープルプッシャー36は、好ましくは単一のステープルプッシャー36がスロット52内に保持されるステープル60の下に位置するように、各スロット52と整列される。プッシャー36は、随意で、2つのオフセット配向されたプッシャーペアのグループにおいて互いに取り付けられ得る。ステープラのより詳細は、2006年11月28日に発行された米国特許第7,140,527号および2006年1月6日に発行された米国特許第7,055,730号で開示され、これらの出願のそれぞれの全体内容は本明細書において参照により援用される。

0049

図2および図3を参照すると、本開示のカム部材の配置がここで記載される。カム部材支持部、またはそり38は、ペアの外側カム作用要素39aおよびペアの内側カム作用要素39bを含む。上位ペアの突出したリブまたは歯56a(図3ではその片方のみ示される)は、支持部38の両側に位置する。下位ペアのリブまたは歯56b(図3ではその片方のみ示される)は、支持部38の両側に位置する。外側カム作用要素39aおよび内側カム作用要素39bは、好ましくは示されるように軸方向にジグザグにされ、すなわち内側カム作用要素39bは外側カム作用要素39aの僅かに遠位に位置する。

0050

カム調節部材34および35はそれぞれ、カートリッジ32内のスロット54a、54bを通して延伸し、それぞれ、ばね36a、36bおよび37a、37bによって上方へ(カートリッジ32の組織接触表面33の方へ)付勢される。カム調節部材35は、近位の端において、ピボットアーム48と係合可能な突出したタブ35aを有する。カム調節部材34は、近位の端において、ピボットアーム42と係合可能な突出したタブ34aを有する。カム調節部材35の反対側の表面(図2の配向で見ると上位面)は、T字形を形成する延伸された平面を有する組織接触表面35bを有する。同様に、カム調節部材34の反対側の表面は、T字形を形成する組織接触表面34bを有する。表面34b、35bは、アンビル部14とカートリッジ部12とがそれらの間に組織をクランプするために近づけられた場合、組織に接触して組織を圧迫するようになる。

0051

組織の厚さに依存して、カム調節部材34、35はそれらがスロット54a、54bか
ら突き出る距離を調節する。このことは、例えば図5図10および図13を比較することにより理解され得る。組織が図5に示されるように比較的薄い場合、カム調節部材34、35は、カートリッジ32の組織接触表面33を超えて距離Xを突き出す図10のように、カートリッジ部12とアンビル部14との間にクランプされる、より厚い組織に直面する場合、カム調節部材34、35は、より短い距離Yをカートリッジ32の組織接触表面33から突き出す。図13では、T表面34b、35bが組織接触表面33上に位置するくらいに、カム調節部材34、35がスロット54a、54bからかろうじて突き出るような、さらに厚い組織に直面されている。当然ながら、アンビル20とカートリッジ32との間により厚い組織が直面されてクランプされると、クランプされる組織は、カム調節部材34、35のT表面34b、35b上に、カートリッジ32の方への内向きの(または図5図10および図13の配向で見ると下向きの)力を及ぼす。このような下向きの力は、詳細が後述されるように、ピボットアーム42、41および48、40を旋回させ、カム要素39a、39bのプッシャー接触位置を変化させる。当然ながら、上向きおよび下向きの用語は、図中に示されるステープラ/部品の配向を参照し、ステープラ/部品の配向が変化すれば、上向きおよび下向きの参照も同じく変化すると解される。

0052

図3図4および図5を参照すると、ピボットアーム42は、カム作用要素34のタブ34aの下位面と接触する外側領域42aを有する。通常位置において、カム調節要素34はそれ自身の上方の位置にあり、ばね36a、36bの付勢力に起因して、表面34はカートリッジ32の組織接触表面33から最も遠くにある。第1のピボットアーム42は、内側領域41bでそり38に取り付けられるか、あるいは隣接する、第2のピボットアーム41と係合する。タブ34の表面42aがピボットアーム42の内側領域42aを下向きに押す場合、ピボットアーム42はピン42cの周りで旋回する(図5で見ると反時計回り)。このような旋回動作は、内側領域42dを第2のピボットアーム41の外側領域41dと係合させ、内側領域41bがそり38の方向へ(図5の配向で見ると下向きに)押されるように、アーム41をピン41cの周りで旋回させる(図5で見ると時計回り)。内側領域41bのこのような動作は、そり38を組織接触表面33から離れる方向に(図4および図5で見ると下向きに)押す。これは、そり38がステープルプッシャー36と接触するために進む面を変化させる。そり48のリブ56a、56bは、カートリッジ32の内壁に形成された上位の保持用またはロック用凹部49a、49bから押し出され、そり38の異なる「レベル」で異なる(下位の)保持用凹部と係合するように移動される。

0053

同様に、図3および図5を参照すると、第1のピボットアーム48は、カム調節部材35のタブ35aの表面と接触した外側領域48aを有する。通常位置において、カム調節部材35はそれ自身の上方の位置にあり、ばね37a、37bの付勢力に起因して、組織係合表面35bはカートリッジ32の組織接触表面33から最も遠くにある。第1のピボットアーム48は、内側領域40bでそり38に取り付けられるか、あるいは隣接する、第2のピボットアーム40と係合する。外側領域48aがタブ34aによって下向きに押される場合、内側領域48cが第2のピボットアーム40の外側領域40dと係合するように、第1のピボットアーム48はピン48cの周りで旋回させられる(図5で見ると時計回り)。これは、アーム40をピン40cの周りで旋回させ(図5で見ると反時計回り)、内側領域40bにそり38への下向きの力を与え、それによってそり38を組織接触表面33から離れる方向に(図5で見ると下向きに)押す。これは、ピボットアーム41、42と連携して、そり38がステープルプッシャー36と接触するために進む面を変化させる。リブ56a、56bは、カートリッジ32の内壁に形成された保持用またはロック用凹部46a、46bおよび49a、49bから押し出され、例えば凹部46c、46dおよび49c、49dなどの異なる(下位の)ロック用凹部と係合するように移動される。この異なる位置は図10に示される。

0054

図13では、カム調節部材34、35上のより厚い組織の力に起因して、第1のピボットアーム48、41はもっと旋回しており、それぞれ第2のピボットアーム41、40をもっと旋回させ、そり38上にさらなる力を与え、それによってリブ56a、56bがカートリッジ32の下位の凹部46e、46fおよび49e、49fと係合することで図10におけるよりもそり38を組織接触表面33からもっと遠くに押す。当然ながら、そり38が組織接触表面33により近い場合、(より薄い組織について)カム作用要素39a、39bはステープルプッシャー36により近く、その前進はステープルをそれぞれのスロット52からもっと押し出し、アンビルと係合させる。これは、図6図8および図9に示され、ステープル60が、例えばより締まったB字形のような、より小さい組織包エリアを形成している。より厚い組織に起因してそり38がステープルプッシャー36からより遠い場合、そり38の変化させられた位置(レベル)に起因して、カム作用要素39a、39bはステープルプッシャー36からより遠くなり、そうすると斜めのカム作用表面は異なる(下位の)領域でプッシャー36と接触する。これにより、図11および図12に示されるように、ステープル60はより大きい組織包囲空間を有して形成する。さらに厚い組織に直面した場合、カム作用要素39a、39bはステープルプッシャー36からさらに遠い距離に位置してなお下位の領域でプッシャーと接触し、そうするとステープル60はより厚い組織に適応するためにさらに大きい組織包囲エリアを形成する。これは図14および図15に図示されている。別の言い方をすれば、カム作用要素39a、39bの斜めのカム作用表面55a、55bは、カートリッジ32のプッシャー36に対するそり38の位置(レベル)に依存して、ステープルプッシャー36の異なるカーブの接触領域と接触する。

0055

図16図18は、そりおよびカム作用要素の面を調節するための、本開示の代替の実施形態を図示する。この実施形態においては、組織の厚さに応答してそりの「レベル」を調節するためにリンク機構が提供される。より明確には、そり138は、斜めのカム作用表面155aを有するペアの外側カム作用要素139aおよび斜めのカム作用表面155bを有するペアの内側カム作用要素139bを有し、図1図15の実施形態について上述されたのと同様の方法で、カートリッジからステープルを前進させるステープルプッシャーとの係合のために構成されている。リンク機構は、ロッカーアーム162と、円弧状領域161を有するピボットアーム160と、コネクタ165とを含む。ロッカー162は、コネクタ165内の開口部165aをも通して延伸するロック用ピン164を受け取るための横孔162aを有する。コネクタ165のカーブした外側の表面165bは、ピボットアーム160の円弧状領域161内に設置される。ロッカー162のカーブ端162bは、カム調節要素134のタブ134aの開口部134c内に受容される。

0056

同様に、ピボットアーム170は円弧状領域171を有する。ロッカー172は、コネクタ175内の開口部175aをも通して延伸するロック用ピン174を受け取るための横孔172aを有する。コネクタ175のカーブした外側の表面175bは、ピボットアーム170の円弧状領域171内に設置される。ロッカー172のカーブ端172bは、カム調節部材134と同等の第2のカム調節部材のタブの開口部(図示なし)内に受容される。

0057

そり138は、図2のそり38のリブ56a、56bと構造および機能において同等のリブまたは歯156a、156bを両側に有し、そり38について上述されたのと同様の方法でそりをそれ自身の半径方向の位置に保持するために、カートリッジ内のロック用凹部と係合する。使用に際しては、そり138は組織の厚さに基づいて自動的に調節可能である。これは、より厚い組織に直面した場合に、カム調節部材がカートリッジの組織接触表面から押しのけられるように生じる(カム調節部材34、35について上述されたのと同様の方法で)。カートリッジの組織接触表面から押しのけられる場合、カム調節部材はロッカー162(およびロッカー172)に内向きの力(図16図18の配向では下向
きに)を与え、それを図18に見られるように旋回させる。図17および図18は、リンク機構(ロッカー162、ピボットアーム160など)のうちの1つの動きを示すことに留意し、他方のリンク機構のロッカー172、ピボットアーム170およびコネクタ175も同様の方法で動作すると理解される。ロッカー162のこの旋回はコネクタ165を上向きに押し、ピボットアーム160の端167を上向きに押すことにより、ピボットアーム160が支持ピン174の周りで時計回りに回り、内側の端169(そり138に取り付けられた、あるいは隣接する)はそり138に下向きの力を与える。簡潔に言えば、そり138の両極端の位置のみが示され、図17は、より薄い組織用にカートリッジの組織接触表面に最も近く、そり138がそれ自身の最上位の位置にあることを示し、図18は、より厚い組織用に調節されるようにカートリッジの組織接触表面から最も遠く、そり138がそれ自身の最下位の位置にあることを示す。ばね170、コネクタ175、およびロッカー172は、そり18の位置を調節するのと同様の方法で作動し、そり138に取り付けられた、または隣接する、ピボットアーム170の端179(図16)によってそりの第2の領域に力を与えることに留意する。

0058

図を参照すると理解し得るように、そり38、138の場所または「レベル」における違い、つまり、異なる面上の位置により、器具が異なる厚さの組織に自動的に調節されることを可能にする。すなわち、組織の厚さ自体がカム調節部材の位置を指令し、ひいてはそり38、138の位置を制御する。ステープルプッシャーと接触するカム作用部材39a、39b、139a、139bの斜めのカム作用表面の位置が変化することに起因して、そり38、138の位置は、ひいてはステープル60の配置具合に影響を与える。従って、ステープルの配置具合は組織の厚さによって自動的に決定される。

0059

3つの別個のそりの位置が図示されているが、異なる数の位置も考えられ、無限の数のそりの面の変更を含むと理解されるべきである。

0060

本開示のカム作用要素についての調節可能な面はまた、他のステープラにおいても使用され得、他の直線状ステープラおよび内視鏡直線状ステープラを含むが、これに限定されないと理解されるべきである。このカム配置は、例えば図19の内視鏡外科用ステープラ200において使用され得、この内視鏡外科用ステープラ200は、細長いチューブ状部分212、チューブ状部分212の遠位の端に旋回するように装着されるアンビルアセンブリ214、およびカートリッジアセンブリ220を有する。アンビル214とカートリッジアセンブリ220とは、それらの間に組織をクランプするために接近するように動かされる。ハンドル230は、その全体内容が参照により援用される米国特許第5,762,256号および第5,865,361号で開示された方法で、アンビルをクランプしてステープルを発射するために握り締められる。

0061

アンビルによって形成されるステープルを発射するようなファスナ適用装置について記載されているが、本開示のカム作用要素はまた、二部品のファスナを発射するようなファスナ適用装置においても使用され得る。

0062

上述の記載は多くの細目を含むが、これらの細目は、本開示の範囲への限定としてではなく、単にその様々な実施形態の例示として解釈されるべきである。それゆえ、上述の記載は、限定的としてではなく、単に様々な実施形態の例証として解釈されるべきである。本分野の知見者は、本開示の意図および範囲内において他の改変想起するであろう。

0063

10外科用ステープラ
12カートリッジ部
14アンビル部
15、16ハンドル
20アンビル
22 アンビル窪み(ポケット)
28手動発射レバー
32 カートリッジ
33組織接触表面
34、35カム調節部材
34a、35aタブ
34b、35b 組織接触表面
36ステープルプッシャー
36a、36b、37a、37b ばね
38、138そり
39a、139a外側カム作用要素
39b、139b内側カム作用要素
40、41 第2のピボットアーム
42、48 第1のピボットアーム
40c、41c、42c、48cピン
47チャネル
50ナイフバー
51ナイフ刃
52ステープルスロット
54a、54b カム調節部材用スロット
56a、56bリブ
58ナイフスロット
60ステープル
160、170 ピボットアーム
162、172ロッカーアーム
164、174ロック用ピン
165、175コネクタ
200内視鏡外科用ステープラ
212チューブ状部分
214アンビルアセンブリ
220カートリッジアセンブリ
230 ハンドル

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