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技術 内カバー、給気構造及びハンドリング具

出願人 フルタ電機株式会社
発明者 古田成広石垣洋二
出願日 2015年3月16日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2015-052066
公開日 2016年4月28日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2016-063806
状態 特許登録済
技術分野 温室 ダクトの構成
主要キーワード 給気構造 分離リング スプリング特性 空気循環システム 滑落防止 吹き下ろし けた分割 薄肉円筒
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月28日)のものです。
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図面 (12)

課題

ダクトブレ防止をすることができる内カバー給気構造及びハンドリング具を提供する。

解決手段

内カバー30は、ハウス2内の上方の空気を下方、又は適所に送るハウス用ダクト10の内周面11に設けられ、かつ内周面11を移動可能とした内カバー30で、内カバー30は、筒状に形成され、かつ、長さが略80mm〜略600mmの範囲内にあり、内カバー30の移動可能な範囲は、ダクト10の吹出口13から、ダクト10の吸込口12とするとともに、内カバー30の外壁面31、又は端部には、防滑手段として、リング体サンドペーパー、又は接着部を備える構成とした。これにより、ダクト10のブレ防止が図れるとともに、ダクト10の強度が向上する。

概要

背景

ハウス内においては、ダクト吹出口(給気口)より、所定の方向に、的確かつスムーズに送風することで、ハウス内の空気の均一化を図りつつ、生育・成果品質等の均一化が図れる。この目的達成には、ダクトの吹出口から吹出される(ハウス内に給気される)空気の安定した流れが要求される。そのためには、例えば、ダクトの吹出口の強度維持、及び形状(環状)確保と、このダクトのブレを無くすこと(ブレ防止)及び/又は、ダクトの形状確保が必要である。本出願人は、ブレ防止、及び/又は、形状確保のために、耐性環体を使用していたが、さらに、市場要望と、利便性とを確保すること、又は内カバー軟質性を活用すること、等の実用面の改良を考えた。

特許文献1及び特許文献2に記載のダクトは、送風機から受けた空気を、ダクトの端部に形成された吹出口から給気している。しかし、この特許文献1、2は、図示の如く、ダクトを吊下(垂下)する構造を採用していないことから、ハウス内の上下方向の空気循環システムとは云えない。空気循環システムとしての意味合いは、同じとしても、本発明が目的とする、上下方向の空気循環システムとは異なる。また、本発明が意図するダクトのブレ防止解消と、ダクトの吹出口から給気される空気の流れの不安定解消とは、全く異なる。

概要

ダクトのブレ防止をすることができる内カバー、給気構造及びハンドリング具を提供する。内カバー30は、ハウス2内の上方の空気を下方、又は適所に送るハウス用ダクト10の内周面11に設けられ、かつ内周面11を移動可能とした内カバー30で、内カバー30は、筒状に形成され、かつ、長さが略80mm〜略600mmの範囲内にあり、内カバー30の移動可能な範囲は、ダクト10の吹出口13から、ダクト10の吸込口12とするとともに、内カバー30の外壁面31、又は端部には、防滑手段として、リング体サンドペーパー、又は接着部を備える構成とした。これにより、ダクト10のブレ防止がれるとともに、ダクト10の強度が向上する。

目的

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ダクトのブレ防止を図る内カバー、給気構造及びハンドリング具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ハウス内の上方の空気を下方、又は適所に送るハウス用ダクト内周面に設けられ、かつこの内周面を移動可能とした内カバーは、筒状に形成され、かつ、長さが略80mm以上略600mm以下の範囲内にあり、当該内カバーの移動可能な範囲は、前記ダクトの吹出口から、このダクトの吸込口とするとともに、この内カバーの周面、又は端部には、防滑手段として、リング環サンドペーパー、又は接着部を備える構成としたことを特徴とする内カバー。

請求項2

前記リング環は、切欠き部で切離し加工されるとともに、スプリング特性を備えていることを特徴とする請求項1に記載の内カバー。

請求項3

前記ダクトと、同質硬さか、又は硬い素材から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内カバー。

請求項4

ハウス内の天井の空気を吹き下ろす送風機と、前記送風機によって送り込まれた空気を下方、又は適所に送るダクトと、このダクトの内周面に設けられる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の内カバーと、を備えることを特徴とする給気構造

請求項5

前記ダクトは、前記内周面に貫通孔を有し、前記内カバーは、この内カバーの移動可能な範囲内の所定位置取付けられることによって、前記貫通孔を塞ぐことを特徴とする請求項4に記載の給気構造。

請求項6

前記ダクトの前記内周面には、このダクトの長さ方向に沿って、等間隔に印字プリントされており、前記内カバーは、前記印字に対応する任意の位置に取付けることを特徴とする請求項4又は5に記載の給気構造。

請求項7

請求項1又は2に記載の内カバーのハンドリング具であって、前記リング環を取付ける手段は、切欠き部の両端部を近接して支持し、この支持を開放する挟持部を備える構成としたことを特徴とするハンドリング具。

請求項8

請求項1に記載の内カバーのハンドリング具であって、前記サンドペーパー又は前記接着部を備えた内カバーでは、この内カバーを支持する挟持部を備える構成としたことを特徴とするハンドリング具。

技術分野

0001

本発明は、内カバー給気構造及びハンドリング具に関する。

背景技術

0002

ハウス内においては、ダクト吹出口(給気口)より、所定の方向に、的確かつスムーズに送風することで、ハウス内の空気の均一化を図りつつ、生育・成果品質等の均一化が図れる。この目的達成には、ダクトの吹出口から吹出される(ハウス内に給気される)空気の安定した流れが要求される。そのためには、例えば、ダクトの吹出口の強度維持、及び形状(環状)確保と、このダクトのブレを無くすこと(ブレ防止)及び/又は、ダクトの形状確保が必要である。本出願人は、ブレ防止、及び/又は、形状確保のために、耐性環体を使用していたが、さらに、市場要望と、利便性とを確保すること、又は内カバーの軟質性を活用すること、等の実用面の改良を考えた。

0003

特許文献1及び特許文献2に記載のダクトは、送風機から受けた空気を、ダクトの端部に形成された吹出口から給気している。しかし、この特許文献1、2は、図示の如く、ダクトを吊下(垂下)する構造を採用していないことから、ハウス内の上下方向の空気循環システムとは云えない。空気循環システムとしての意味合いは、同じとしても、本発明が目的とする、上下方向の空気循環システムとは異なる。また、本発明が意図するダクトのブレ防止解消と、ダクトの吹出口から給気される空気の流れの不安定解消とは、全く異なる。

先行技術

0004

特開平5−284860号公報
登録実用新案第3179938号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ダクトのブレ防止を図る内カバー、給気構造及びハンドリング具を提供する。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る内カバーは、
ハウス内の上方の空気を下方、又は適所に送るハウス用ダクトの内周面に設けられ、かつ内周面を移動可能とした内カバーは、筒状に形成され、かつ、長さが略80mm以上略600mm以下の範囲内にあり、内カバーの移動可能な範囲は、ダクトの吹出口から、ダクトの吸込口とするとともに、内カバーの周面、又は端部には、防滑手段として、リング環サンドペーパー、又は接着部を備える構成としたことを特徴とする。

0007

リング環は、切欠き部で切離し加工されるとともに、スプリング特性を備えていることを特徴とする。

0008

ダクトと、同質硬さか、又は硬い素材から形成されていることを特徴とする。

0009

本発明の第2の観点に係る給気構造は、
ハウス内の天井の空気を吹き下ろす送風機と、
送風機によって送り込まれた空気を下方、又は適所に送るダクトと、
ダクトの内周面に設けられる本発明の第1の観点に係る内カバーと、を備えることを特徴とする。

0010

給気構造のダクトは、内周面に貫通孔を有し、
内カバーは、内カバーの移動可能な範囲内の所定位置取付けられることによって、貫通孔を塞ぐことを特徴とする。

0011

給気構造のダクトの内周面には、ダクトの長さ方向に沿って、等間隔に印字プリントされており、
内カバーは、印字に対応する任意の位置に取付けることを特徴とする。

0012

本発明の第3の観点に係るハンドリング具は、
本発明の第1の観点に係る内カバーのハンドリング具であって、リング環を取付ける手段は、切欠き部の両端部を近接して支持し、支持を開放する挟持部を備える構成を特徴とする。

0013

本発明の第4の観点に係るハンドリング具は、
本発明の第1の観点に係る内カバーのハンドリング具であって、
サンドペーパー、接着部を備えた内カバーでは、内カバーを支持する挟持部を備える構成を特徴とする。

発明の効果

0014

本発明の内カバー、この内カバーを備える給気構造、及び内カバーのハンドリング具は、ダクトの内周面に設けられることによって、ダクトのブレ防止と、ダクトの耐久性の向上とが図れる特徴と、当該ダクトの可撓性を維持できる実益がある。

図面の簡単な説明

0015

本発明の実施の形態1に係る給気構造の一部欠截の斜視図である。
(a)は、ダクトに内カバーが取付けられる様子を示す正面図である。(b)は、ダクトに内カバーが取付けられた様子を示す正面図である。(c)は、内カバーがダクトを移動した様子を示す正面図である。
本発明の実施の形態2に係る給気構造の一部欠截の斜視図である。
(a)は、ダクトに内カバーが取付けられる様子を示す正面図である。(b)は、ダクトに内カバーが取付けられた様子を示す正面図である。(c)は、内カバーがダクトを移動した様子を示す正面図である。
本発明の実施の形態3に係る給気構造の一部欠截の斜視図である。
(a)は、ダクトに内カバーが取付けられる様子を示す正面図である。(b)は、ダクトに内カバーが取付けられた様子を示す正面図である。(c)は、内カバーがダクトを移動した様子を示す正面図である。
本発明の変形例に係る給気構造の一部欠截の斜視図である。
(a)は、本発明の実施の形態4に係るダクトに内カバーが取付けられる様子を示す正面図である。(b)は、ダクトに内カバーが取付けられた様子を示す正面図である。(c)は、内カバーがダクトを移動した様子を示す正面図である。
(a)は、本発明の基本的な構造であり、環状分離リングを備えた内カバーとダクトの一部を、分解して示した斜視図である。(b)は、前記(a)の内カバーがダクト内に取付けられた様子を示す正面図である。
(a)は、本発明の内カバーのその他の構造で、内カバーの外周面に防滑用のサンドペーパー(防滑手段)を付設した一例を示した斜視図である。(b)は、内カバーの外周面に接着部(防滑手段)を付設した一例を示した斜視図である。(c)は、内カバーの外周面にゴムリングの防滑手段を付設した一例を示した斜視図である。
本発明のハンドリング具の一例を示した模式図であり、(a)は、内カバーを操作する状態の図である。(b)は、操作終了後の状態を示した図である。

実施例

0016

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

0017

図1に示すように、ハウス2は、従来と同様に、例えば、躯体2cと梁(図示しない)、及びビニールフイルムガラス等の保護材補強材(図示しない)、並びにワイヤ、その他資材等で構成されている。ハウス2を構成する躯体2c、又は天井2b等には、ワイヤ2d、及び/又は、支持部材2eにより、後述する給気構造1のケーシング40、及びダクト10が吊下げられる(ダクト10は、天井2bから下方に向かって延びており、かつハウス2に、一本又は複数本吊下される)。

0018

作物3は、栽培方式の一例で栽培されているトマトである。例えば、作物3は、脚を有する棚2aの上で栽培されている。また、図示しないが、ハンギングガター方式による棚栽培、土耕栽培等の栽培方式も有り得る。

0019

給気構造1は、例えば、ハウス2内の空気が滞留している状況とか、暖房機稼働している状況下等において、天井2b、又はその近傍等の空気温度(温度とする)に対して、培地、又はその近傍等の温度が低い状況で、前記滞留解消と、天井2b近傍の空気を、下方向に吹き下ろし、培地近傍の温度の上昇を図るために使用される。そして、作物3の生長点に対して、新鮮暖気を供給するとともに、作物3の周辺に空気の流れを確保する。この給気構造1は、例えば、ケーシング40と、ケーシング40に吊下したダクト10と、ケーシング40内に設けた送風機20、及び/又は、ダクト10に挿嵌される内カバー(ダクト内カバー)30と、で構成する。ケーシング40は、天井2b、躯体2c、又は、屋根部のいずれかの下部(ハウス2の上部で、空気が滞留する領域)に位置するワイヤ2d、及び/又は、支持部材2eに取付けられている。前記ダクト10に内カバーを挿嵌するが、内周面11に落下しないように支持される。構成は、図9図10において、好ましい、かつ実施に供し得る構造を提案する。

0020

ダクト10は、軟質等のプラスチックから形成された、円筒形状である。ダクト10の内径diは、略242mm、厚みt1は、略0.05mmである。長さは、略2950mmである。ダクト10の重量は、略198gである。ダクト10の吸込口12(上方)は、例えば、ケーシング40の下側に取付けられている。ダクト10の吹出口13は、地表面GLから、例えば150mm離れた場所に位置する。ダクト10は、ハウス2において、空気(主として、澱み空気)、又は暖気等の空気(暖気とする)が滞留する領域、例えば、天井2bの暖気を、その下方、又は途中の適所(後述する貫通孔14)に送る。

0021

内カバー30は、軟質等のプラスチックから形成されている。内カバー30は、円筒形状であって、内カバー30の長さは、例えば、略100mm、厚みt2は、略0.05mmである。内カバー30は、ダクト10に摺動自在に挿嵌される。内カバー30を、挿嵌した状態では、内カバー30の外壁面31と、ダクト10の内周面11とは、後述する防滑手段50(滑落防止手段)で支持される。即ち、内カバー30がダクト10から落下しない構造とする。

0022

内カバー30がダクト10に取付けられていない場合、薄肉円筒の式(1)に示すように、ダクト10に対して、円周方向の応力σt1が発生する。応力σt1は、ダクトの内径di及びダクトに作用する内圧Pの大きさに比例して大きくなる。応力σt1は、ダクトの厚みt1の大きさに反比例して小さくなる。

0023

0024

内カバー30がダクト10に取付けられると、薄肉円筒の式(2)に示すように、ダクト10に対して、円周方向の応力σt2が発生する。

0025

0026

尚、式(1)、(2)における各記号の単位は、下記の通りである。
σt1、σt2:円周方向の応力(N/mm2)
di:ダク卜の内径(mm)
P:ダク卜に作用する内圧(MPa)
t1:ダクトの厚み(mm)
t2:内カバーの厚み(mm)

0027

式(1)と式(2)とを比較すると、内カバー30の厚みt2が加わったことによって、応力σt2は、応力σt1よりも小さくなっている。このように、ダクト10に内カバー30が取付けられることによって、ダクト10に加わる円周方向の応力が減少するため、ダクト10のブレ防止が図れる。尚、本発明の実施形態では、内カバー30による送風空気抵抗の影響もある。しかし、影響は、僅少であることに鑑み、計算式においては、無視して差し支えない。

0028

防滑手段50は、内カバー30をダクト10の内周面11に、支持する方法の一例であり、図9(a)、(b)と図10(a)、(b)、(c)に示されている。内カバー30をダクト10の内周面11に取り付けるための道具として、例えば、図11に示すハンドリング具52が用いられる。ハンドリング具52は、先端に内カバー30を挟持するための挟持部52aと、後端に挟持部52aの開閉を操作するためのハンドル52bとを有する。

0029

例えば、図9(a)、(b)に示した防滑手段50は、内カバー30aの上方(一例で有り、上方以外の箇所とか、複数箇所等も有る。以下同じ)に設けた分割リング体51と、リング体51で支持される分割式内カバー30aの構造である。例えば、ハンドリング具52を利用して、リング体51、及び/又は、内カバー30aを収縮し、ダクト10の内周面11に挿入する(差し入れる)。その後、ハンドリング具52を操作して、リング体51に対する規制を開放すると、リング体51、及び/又は内カバー30aが、例えば、自然に復元して、ダクト10の所望する箇所で、静止摩擦力で支持される構造である。

0030

尚、図10(a)の実施例は、内カバー30bの上方に設けたサンドペーパー53の防滑手段50である。例えば、ハンドリング具52を利用して、内カバー30bを支持、かつ収縮し、ダクト10の内周面11に挿入する。その後、ハンドリング具52を操作して、内カバー30bに対する規制を開放すると、内カバー30bの復元され、サンドペーパー53と、内周面11との静止摩擦力を利用して、ダクト10の所望する箇所で支持される構造である。

0031

また、図10(b)の実施例は、内カバー30cの上方に設けた接着部54(接着シート等)の防滑手段50である。例えば、ハンドリング具52を利用して、内カバー30cを支持、かつ収縮し、ダクト10の内周面11に挿入する。その後、ハンドリング具52を操作して、内カバー30cに対する規制を開放すると、内カバー30cが、前述と同様に復元され、接着部54と内周面11との接着を利用して、ダクト10の所望する箇所で支持される構造である。

0032

さらに、図10(c)の実施例は、内カバー30dの上方に設けた可撓性のゴムリング55の防滑手段50である。例えば、ハンドリング具52を利用して、内カバー30dを支持、かつ収縮し、ダクト10の内周面11に挿入する。その後、ハンドリング具52を操作して、内カバー30dに対する規制を開放すると、内カバー30dが、前述と同様に復元され、ゴムリング55と内周面11との接着を利用して、ダクト10の所望する箇所で支持される構造である。尚、図示しないが、内カバー30b〜内カバー30dは、分割式の構造も可能である。

0033

以下、各実施の形態を説明する。

0034

図1図2(a)〜(c)に示した、実施の形態1では、内カバー30に設けた防滑手段50により、ダクト10に取付けられる。外壁面31に設けた防滑手段50と、内周面11との間に静止摩擦力等が発生し、内カバー30がダクト10に支持される。各図において、内カバー30を、ダクト10の内周面11に取付ける例を、説明かつ図示したが、この例に限定されない。この例では、図2(c)に示すように、内カバー30を吹出口13から上方に所定の距離D移動させることも可能であり、移動位置等における、例えば、ダクト10の強度を確保できる。さらに、ダクト10をまくり上げることで、下方に作業スペースを確保できる。また、移動位置等における、例えば、ダクト10にかかる応力を内カバー30が受けることによって、ブレ防止が図れる。尚、内カバー30の長さは、例えば、略80mm以上略600mm以下の範囲内にあることが好ましい。より好ましくは、略100mm以上略400mm以下の範囲内にあることが好ましい。前記の如く、内カバー30の長さが略80mm以上〜略600mm以下の範囲内に決定する構成であり、ダクト10のブレ防止が図れるとともに、ダクト10の強度が向上する。また、ダクト10への取付けが簡便になるため、内カバー30の実用性が高められる。図示しないが、ダクト10及び内カバー30の材料を最適化すれば、ダクト10のブレ防止を、確実に達成でき、かつ実効性担保される。このように内カバー30がダクト10に取付けられ、ダクト10の形状が安定する。従って、内カバー30の上方の空気は、吹出口13に至り(空気の流れが確保されるので)、作物3に効率的に給気できる。

0035

図3図4(a)〜(c)に示した、実施の形態2では、給気構造1A(吹出口13付近の地表面GLの状態、又は、圃場の空間等の位置の変更)について、図3及び図4(a)、(b)、(c)を用いて説明する。実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用い、説明を省略する(以下、同じ)。実施の形態2に係るダクト10Aは、内周面11に貫通孔14を形成する点で、実施の形態1に係るダクト10と相違している。後述するダクト10A〜ダクト10Cは、ダクト10の代替品である。ダクト10Aの内周面11には、図3に示すように、吹出口13の上方の(所定の距離D1離れた)位置及び/又は、その周辺に複数の貫通孔14を形成し、貫通孔14からも給気が行われる。これにより、棚2aの上で栽培されている作物3の生長を促すことができる。そして、内カバー30は、図4(a)、(b)、(c)に示すように、吹出口13から上方に所定の距離D1離れた位置に移動させることも可能である。また、内カバー30を貫通孔14に移動すれば、貫通孔14を塞ぎ、給気停止が図れる。このように、内カバー30の移動を、給気を調整するための手段として利用することができる。

0036

図5図6(a)〜(c)に示した、実施の形態3では、給気構造1Bについて説明する。尚、実施の形態1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用い、説明を省略する。実施の形態3に係るダクト10Bは、内周面11に印字15がプリントされている点で、実施の形態1に係るダクト10と相違している。ダクト10Bの内周面11には、図5に示すように、複数の印字15が上下方向に沿って、例えば、3cm毎にプリントされている。印字15は、ダクト10Bの製品名又は商標名(ロゴ等)を書したものである。印字15を、ダクト10Bの製品名又は商標名のアピールに利用することができる。印字15の代わりに、点、線、記号、文字等を使用することもできる。内カバー30は、図6(a)、(b)、(c)に示すように、吹出口13から上方に移動させることも可能である。このため、内カバー30を吹出口13から上方に移動させる際、印字15の位置を目安に移動させることができる。印字15等によって、内カバー30が吹出口13から移動した距離を視認できる。

0037

以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって限定されるものではない。例えば、以下のように変形して実施することもできる。

0038

作物3は、図1、3、5に示した、棚栽培等に限定されず、その他として、例えば、図7に示すように、土耕栽培も有り得る。

0039

実施の形態3に係るダクト10Bには、ダクト10Bの製品名等の印字15がプリントされていた。しかしながら、実施の形態4では、図8(a)、(b)、(c)に示すように、等間隔、又は適宜間隔目盛り16を設けたダクト10Cであってもよい。

0040

内カバー30は、詳細には説明しないが(図示しないが)、難燃性軟質プラスチックで形成することで、火災時に有益と考えられる。尚、ダクト10も同様である。また、内カバー30は、硬質プラスチック等で、例えば、ダクト10の硬質プラスチックに対して、硬い材料から形成されていてもよい。ダクト10のブレ防止に有効である。

0041

上述の実施の形態では、単独の内カバー30がダクト10Aに取付けられた例を示したが、複数の内カバー30が取付けられていてもよい。ダクト10Aのブレ防止と、貫通孔14の閉塞とに有益と考えられる。

0042

内カバー30とダクト10とを接着テープ添着するか、又は接着材で取付けることによって、内カバー30のダクト10から剥離防止を図ってもよい。

0043

本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。

0044

1、1A,1B給気構造
2ハウス
2a棚
2b天井
2c躯体
2dワイヤ
2e支持部材
3作物
10、10A、10B、10Cダクト
11内周面
12吸込口
13吹出口
14貫通孔
15印字
16目盛り
20送風機
30、30a〜30g内カバー(ダクト内カバー)
31外壁面
40ケーシング
50 防滑手段
51リング体
52ハンドリング具
52a 挟持部
52bハンドル
53サンドペーパー
54接着部
55ゴムリング
D、D1所定距離
GL地表面
σt1、σt2応力
di内径
t1、t2 厚み
P 内圧

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