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技術 音声出力装置、音声出力プログラムおよび音声出力方法

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 吉田航平
出願日 2014年9月22日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-192456
公開日 2016年4月25日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-062062
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具
主要キーワード 発声練習 タブレットパソコン 再出力処理 ネイティブスピーカー 音声出力プログラム 履歴記憶ステップ 録音信号 各辞書データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月25日)のものです。
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図面 (6)

課題

従来に比べて発声練習学習効率を向上させる。

解決手段

電子辞書1は、ディスプレイ2と、スピーカー7と、複数の単語の各模範音声を予め記憶した単語音データ群56と、ユーザ音声録音可能なマイク8及びRAM60と、CPU40とを備える。CPU40は、スピーカー7による模範音声の出力処理、RAM60に録音されたユーザ音声の出力処理、及びマイク8とRAM60によるユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴学習履歴データ58に記憶させるとともに、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が学習履歴データ58に記憶されている単語に含まれている頻度識別可能にディスプレイ2に表示させる。

概要

背景

従来、電子辞書などの音声出力装置として、例えばユーザが単語等の音声再生を指示すると、指示された単語等をネイティブスピーカー模範音声出力可能なものが知られている。

また、ユーザ(学習者)の音声を録音し、ネイティブスピーカーの模範音声と聞き比べたり、互いの波形を比較したりしながら発声練習を行うことができるものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

従来に比べて発声練習の学習効率を向上させる。電子辞書1は、ディスプレイ2と、スピーカー7と、複数の単語の各模範音声を予め記憶した単語音データ群56と、ユーザ音声を録音可能なマイク8及びRAM60と、CPU40とを備える。CPU40は、スピーカー7による模範音声の出力処理、RAM60に録音されたユーザ音声の出力処理、及びマイク8とRAM60によるユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴学習履歴データ58に記憶させるとともに、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が学習履歴データ58に記憶されている単語に含まれている頻度識別可能にディスプレイ2に表示させる。

目的

本発明の主な目的は、従来に比べて発声練習の学習効率を向上させることができる音声出力装置、音声出力プログラムおよび音声出力方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

表示手段と、音声出力手段と、複数の単語の各模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、ユーザ音声録音する録音手段と、前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記録音手段に録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段によるユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶手段と、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする音声出力装置

請求項2

請求項1に記載の音声出力装置において、前記履歴記憶手段は、前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理と、前記録音手段によるユーザ音声の録音処理と、前記音声出力手段による前記模範音声の再出力処理と、前記音声出力手段による前記録音手段に録音されたユーザ音声の出力処理とが、一の単語について連続して行われた場合に、この連続した処理が行われた旨の付加情報を当該一の単語に対応付けて記憶することを特徴とする音声出力装置。

請求項3

請求項1又は2に記載の音声出力装置において、前記表示制御手段は、前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号を含んだ単語が前記履歴記憶手段に記憶されている数を前記頻度として識別可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする音声出力装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれか一項に記載の音声出力装置において、前記表示制御手段は、前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする音声出力装置。

請求項5

請求項4に記載の音声出力装置において、前記表示制御手段は、前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度を色で識別可能に、色分けして前記表示手段に表示させることを特徴とする音声出力装置。

請求項6

請求項1〜5のいずれか一項に記載の音声出力装置において、ユーザが前記表示手段に表示された前記綴り又は前記発音記号から1つを選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された前記綴り又は前記発音記号を含む単語について、前記音声出力手段による当該単語の前記模範音声の出力処理と、前記録音手段によるユーザ音声の録音処理と、前記音声出力手段による前記模範音声の再出力処理と、当該録音されたユーザ音声の出力処理と、を連続して行うように前記音声出力手段及び前記録音手段を制御する制御手段と、を更に備えることを特徴とする音声出力装置。

請求項7

表示手段と、音声出力手段と、複数の単語の模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、ユーザ音声を録音する録音手段とを備えるコンピュータに、前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記音声出力手段による前記録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段による前記ユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶機能と、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶機能により記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御機能と、を実現させることを特徴とする音声出力プログラム

請求項8

表示手段と、音声出力手段と、複数の単語の模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、ユーザ音声を録音する録音手段とを備えるコンピュータを用いた音声出力方法であって、前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記音声出力手段による前記録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段による前記ユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶ステップと、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶ステップにより記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴とする音声出力方法。

技術分野

0001

本発明は、音声出力装置音声出力プログラムおよび音声出力方法に関する。

背景技術

0002

従来、電子辞書などの音声出力装置として、例えばユーザが単語等の音声再生を指示すると、指示された単語等をネイティブスピーカー模範音声出力可能なものが知られている。

0003

また、ユーザ(学習者)の音声を録音し、ネイティブスピーカーの模範音声と聞き比べたり、互いの波形を比較したりしながら発声練習を行うことができるものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2003−162291号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の音声出力装置では、ユーザ音声と模範音声との比較はできるものの、ユーザが選択した1つの単語やテキストについて実行されただけでこの比較が終了してしまう。その結果、ユーザは自己の学習傾向を把握できず、例えば苦手とする発音の認識などがしづらいため、学習効率が高いとは言い難かった。
そこで、本発明の主な目的は、従来に比べて発声練習の学習効率を向上させることができる音声出力装置、音声出力プログラムおよび音声出力方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上記課題を解決するため、本発明は、音声出力装置であって、
表示手段と、
音声出力手段と、
複数の単語の各模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、
ユーザ音声を録音する録音手段と、
前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記録音手段に録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段によるユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、従来に比べて発声練習の学習効率を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0008

電子辞書の概略構成を示す平面図である。
電子辞書の制御回路を概略的に示すブロック図である。
音声出力処理の流れを示すフローチャートである。
電子辞書の動作例を説明するための図である。
電子辞書の動作例を説明するための図である。

実施例

0009

以下、図面を参照しながら、本発明にかかる音声出力装置を電子辞書に適用した場合の実施形態の一例について説明する。

0010

外観構成
始めに、本実施形態における電子辞書1の外観構成について説明する。
図1は、電子辞書1の概略構成を示す平面図である。
この図に示すとおり、電子辞書1は、主にディスプレイ2、キー群6、スピーカー7、マイク8などを備えている。

0011

ディスプレイ2は、ユーザによるキー群6の操作に応じた文字や符号など、各種データを表示する部分である。
ディスプレイ2は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)などによって構成されている。
ディスプレイ2は、タッチパネル22(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力などの操作を受け付け可能となっている。

0012

キー群6は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。
キー群6は、文字キー6a、カーソルキー6b、訳/決定キー6cなどを有している。

0013

文字キー6aは、ユーザによる文字の入力などに使用されるキーである。
カーソルキー6bは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動などに使用されるキーであり、上下左右の方向を指定可能となっている。
訳/決定キー6cは、検索の実行や見出し語の決定などに使用されるキーである。

0014

スピーカー7は、ユーザによるキー群6の操作に応じた音声を出力する部分である。
マイク8は、外部から音声を取り込む部分である。

0015

[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構成について説明する。
図2は、電子辞書1の制御回路を概略的に示すブロック図である。
この図に示すとおり、電子辞書1は、主に表示部10、入力部20、音声入出力部30、CPU(Central Processing Unit)40、フラッシュROM(Read Only Memory)50、RAM(Random Access Memory)60などを備え、各部がバス80で相互にデータ通信可能に接続されている。

0016

表示部10は、ディスプレイ2を有している。
表示部10は、CPU40から入力される表示信号に基づき、各種情報をディスプレイ2に表示するようになっている。

0017

入力部20は、キー群6およびタッチパネル22を有している。
入力部20は、押下されたキーやタッチパネル22の位置に対応する信号をCPU40に出力するようになっている。

0018

音声入出力部30は、スピーカー7及びマイク8を有している。
音声入出力部30は、CPU40から入力される音声出力信号に基づいてスピーカー7に音声出力を行わせたり、CPU40から入力される録音信号に基づいてマイク8にユーザが発声した音声の録音を行わせたりするようになっている。

0019

CPU40は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送などを行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。
具体的には、CPU40は、入力部20から入力される操作信号などに応じてフラッシュROM50に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU40は、処理結果をRAM60に保存するとともに、当該処理結果を表示部10に適宜出力させる。

0020

フラッシュROM50は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。
本実施形態では、フラッシュROM50は、音声出力プログラム52、辞書データベース群54、単語音データ群56、学習履歴データ58などを記憶している。

0021

音声出力プログラム52は、後述の音声出力処理(図3参照)をCPU40に実行させるためのプログラムである。

0022

辞書データベース群54は、複数の辞書データベース55を有している。
本実施形態では、辞書データベース群54は、「英和辞典」の辞書データベース55aや「国語辞典」の辞書データベース55bなどを有している。
これら辞書データベース55には、単語(見出し語)とその単語の意味内容を含む説明情報とが対応付けされて複数格納されている。

0023

単語音声データ群56は、各種単語の模範音声が予め記憶されたものであり、各辞書データベース55における見出し語の各単語の模範音声データ57を有している。
本実施形態では、単語音声データ群56は、「英和辞典」の辞書データベース55aに対応する英単語の模範音声データ57aを有している。
なお、この単語音声データ群56は、同一の単語について複数の模範音声データ57を有していても良い。

0024

学習履歴データ58は、ユーザによる単語の発声練習の履歴を蓄積記憶する。具体的に、学習履歴データ58は、後述する模範音声の出力処理、ユーザ音声の録音処理、及び録音されたユーザ音声の出力処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を蓄積記憶する。
また、学習履歴データ58は、当該少なくとも何れかの処理が行われた単語(すなわち、ユーザが発声練習を行った単語)の数を、この単語に含まれる綴り(又は発音記号)毎に集計しつつ蓄積記憶する。

0025

RAM60は、CPU40が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行にかかるデータなどを一時的に保持するメモリである。

0026

[動作]
続いて、音声出力処理を実行する際の電子辞書1の動作について説明する。
図3は、音声出力処理の流れを示すフローチャートである。

0027

音声出力処理は、CPU40がフラッシュROM50の音声出力プログラム52を読み出して実行する処理である。この音声出力処理は、本実施形態では、ユーザが所定の操作により「聞き比べ学習モード」を選択することで実行される。

0028

音声出力処理が実行されると、図3に示すとおり、まずCPU40は、フラッシュROM50から学習履歴データ58を読み出して、ユーザ(学習者)による過去の単語の発声練習の履歴が表示された学習履歴リストを、ディスプレイ2に表示させる(ステップS1)。
具体的に、この学習履歴リストは、綴り(又は発音記号)毎に、当該綴り(又は発音記号)を含んだ単語が学習履歴データ58に記憶されている数を識別可能に表示したものである。
但し、学習履歴リストは、綴り(又は発音記号)毎に、当該綴り(又は発音記号)が学習履歴データ58に記憶されている単語に含まれている頻度を、識別可能に表示したものであればよい。
なお、学習履歴リストは、当該頻度を綴り(又は発音記号)毎に容易に識別可能なように、当該頻度が一覧表示されていたり、色分けされていたりすることが好ましい。

0029

次に、CPU40は、ユーザによる学習履歴リスト中のいずれか1つの綴り(又は発音記号)の選択操作を受け付けて(ステップS2)、この選択された綴り(又は発音記号)を含む単語を1つ表示させる(ステップS3)。
このとき、学習対象として表示される1つの単語(以下、「学習単語」という。)は、選択された綴り(又は発音記号)を含む複数の単語からランダム選出されることとしてもよいし、例えば辞書データベース55に予め登録された順番に沿って選出されることとしてもよい。また、これらのランダムな選出と登録順に沿った選出とを、ユーザが切り替えられるようになっていてもよい。
またこのとき、CPU40は、学習単語の説明情報を辞書データベース55から読み出して、当該学習単語とともにディスプレイ2に表示させる。

0030

次に、CPU40は、学習単語の模範音声を、フラッシュROM50の単語音声データ群56から読み出して、ユーザのお手本としてスピーカー7から出力(再生)させる(ステップS4)。

0031

次に、CPU40は、ユーザによる学習単語の音声をマイク8から取り込んでRAM60に保存(録音)する(ステップS5)。

0032

次に、CPU40は、ステップS4で出力した学習単語の模範音声を再び出力した後(ステップS6)、ステップS5で録音したユーザ音声をRAM60から読み出してスピーカー7から出力させる(ステップS7)。

0033

ここで、CPU40は、ステップS4での模範音声の出力処理と、ステップS5でのユーザ音声の録音処理と、ステップS6での模範音声の再出力処理と、ステップS7でのユーザ音声の出力処理とが、一の単語について連続して行われた場合に、この連続した処理が行われた旨の付加情報を当該一の単語に対応付けて学習履歴データ58に記憶させる。

0034

ステップS7での音声出力の後、CPU40は、以降の処理をユーザに選択させる処理選択エリアをディスプレイ2に表示させる。本実施形態では、この処理選択エリアにより、音声をもう一度聞くか、発声をやり直すか、次の単語の学習に移るか、或いは学習を終了するかをユーザが選択できるようになっている。

0035

次に、CPU40は、処理選択エリアに対するユーザ操作により「音声をもう一度聞く」処理が選択されるか否かを判定し(ステップS8)、当該処理が選択されたと判定した場合には(ステップS8;Yes)、上述のステップS6へ移行する。

0036

また、ステップS8において、「音声をもう一度聞く」処理が選択されないと判定した場合には(ステップS8;No)、CPU40は、処理選択エリアに対するユーザ操作により「発声のやり直し」処理が選択されるか否かを判定し(ステップS9)、当該処理が選択されたと判定した場合には(ステップS9;Yes)、上述のステップS4へ移行する。

0037

また、ステップS9において、「発声のやり直し」処理が選択されないと判定した場合には(ステップS9;No)、CPU40は、処理選択エリアに対するユーザ操作により「次の単語への移行」処理が選択されるか否かを判定する(ステップS10)。
そして、当該処理が選択されたと判定した場合には(ステップS10;Yes)、CPU40は、現状の学習単語の次の単語を、ステップS2で選択された綴り(又は発音記号)を含む複数の単語のなかから上述のステップS3と同様に選出してその説明情報とともに表示させた後(ステップS11)、上述のステップS4へ移行する。

0038

また、ステップS10において、「次の単語への移行」処理が選択されないと判定した場合には(ステップS10;No)、CPU40は、処理選択エリアに対するユーザ操作により「学習の終了」処理が選択されるか否かを判定し(ステップS12)、当該処理が選択されないと判定した場合には(ステップS12;No)、他の処理へ移行する。

0039

そして、ステップS12において、ユーザにより「学習の終了」処理が選択されたと判定した場合には(ステップS12;Yes)、CPU40は、音声出力処理を終了する。

0040

[動作例]
続いて、上述した電子辞書1の動作について、具体例を示して説明する。
図4及び図5は、音声出力処理を実行する際の電子辞書1の動作例を説明するための図である。

0041

まずユーザが所定の操作により「聞き比べ学習モード」を選択すると、図4(a)に示すとおり、ユーザによる過去の単語の発声練習の履歴が一覧表示された学習履歴リストLが、ディスプレイ2に表示される(ステップS1)。
本動作例の学習履歴リストLでは、ユーザにより発声練習された単語の数が、当該単語に含まれる綴り毎に4段階(30語未満、30語〜59語、60語〜99語、100語以上)に色分けされて表示される。

0042

次に、ユーザが学習履歴リストLのなかから綴り「R」を選択する操作を行うと(ステップS2)、図4(b)に示すとおり、この綴り「R」を含む複数の単語から単語「learn」が学習単語として選出され、その説明情報ととともにディスプレイ2に表示される(ステップS3)。

0043

次に、単語「learn」の模範音声がお手本としてスピーカー7から再生された後(ステップS4)、図4(c)に示すとおり、ユーザによる単語「learn」の音声がマイク8から取り込まれて録音される(ステップS5)。

0044

次に、図4(d)に示すとおり、単語「learn」の模範音声がスピーカー7から再生された後(ステップS6)、図5(a)に示すとおり、録音されたユーザ音声がスピーカー7から再生される(ステップS7)。これにより、ユーザは、自己の音声と模範音声とを聞き比べることができる。
これらの音声が再生され終わると、図5(b)に示すとおり、ディスプレイ2の処理選択エリア21内に、「やり直し」ボタンB1、「もう一度聞く」ボタンB2、「次の語へ」ボタンB3及び「終了」ボタンB3が表示される。

0045

次に、ユーザが「もう一度聞く」ボタンB2を選択する操作を行うと(ステップS8;Yes)、再び単語「learn」の模範音声とユーザ音声がスピーカー7から再生される(ステップS6,S7)。

0046

また、ユーザが「やり直し」ボタンB1を選択する操作を行うと(ステップS8;No、S9;Yes)、単語「learn」の模範音声が再生された後(ステップS4)、ユーザ音声の再録音が行われる(ステップS5)。そして、単語「learn」の模範音声がスピーカー7から再生された後(ステップS6)、新たに録音し直されたユーザ音声がスピーカー7から再生される(ステップS7)。

0047

また、ユーザが「次の語へ」ボタンB3を選択する操作を行うと(ステップS8;No、S9;No、S10;Yes)、図5(c)に示すとおり、現状の学習単語「learn」の次の単語「memorize」が、その説明情報とともにディスプレイ2に表示される。そして、前の単語「learn」のときと同様にして、模範音声の再生、ユーザ音声の録音、模範音声の再生、録音したユーザ音声の再生が順次行われる(ステップS4〜S7)。

0048

また、ユーザが「終了」ボタンB4を選択する操作を行うと(ステップS8;No、S9;No、S10;No、S11;Yes)、「聞き比べ学習モード」が終了し、すなわち音声出力処理が終了する。

0049

以上の実施形態によれば、図3のステップS1,S2などに示したように、模範音声の出力処理、ユーザ音声の録音処理、及び録音されたユーザ音声の出力処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴が学習履歴データ58に記憶される。そして、綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が学習履歴データ58に記憶されている単語に含まれている頻度が、識別可能にディスプレイ2に表示される。
これにより、ユーザは、綴り又は発音記号毎の発声練習の偏りといった自己の学習傾向を認識することができ、ひいては、従来に比べて発声練習の学習効率を向上させることができる。
さらに、この頻度は学習履歴リストLとして一覧表示されるので、ユーザは学習履歴リストLを見るだけで自己の学習傾向を容易に認識することができる。
さらに、この頻度は学習履歴リストL内で色分けして表示されるので、ユーザは学習履歴リストLを一目見るだけで自己の学習傾向をより容易に認識することができる。

0050

また、図3のステップS4〜S11などに示したように、ユーザが選択した綴り又は発音記号をそれぞれ含む複数の単語(例えば、「learn」と「memorize」)について、模範音声とユーザ音声とが、単語毎に交互に出力されつつ、当該複数の単語で連続してスピーカー7から出力される。
これにより、ユーザは、例えば日本人が苦手としている綴り「R」や「TH」の発音など、特定の発音を含む複数の単語を繰り返し聞き比べすることができる。したがって、ユーザが選択した1つの単語だけの聞き比べしかできなかった従来に比べ、発声練習の学習効率を向上させることができる。

0051

なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。

0052

たとえば、本発明にかかる音声出力装置を電子辞書1に適用した例を説明したが、本発明が適用可能なものはこのような製品に限定されず、タブレットパソコン(またはスマートフォン)や、デスクトップパソコンノートパソコン携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。
本発明にかかる音声出力プログラムも、電子辞書1を含むこれら電子機器に対して着脱可能なメモリカード、CDなどに記憶されることとしてもよい。

0053

以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
〔付記〕
[請求項1]
表示手段と、
音声出力手段と、
複数の単語の各模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、
ユーザ音声を録音する録音手段と、
前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記録音手段に録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段によるユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする音声出力装置。
[請求項2]
請求項1に記載の音声出力装置において、
前記履歴記憶手段は、前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理と、前記録音手段によるユーザ音声の録音処理と、前記音声出力手段による前記模範音声の再出力処理と、前記音声出力手段による前記録音手段に録音されたユーザ音声の出力処理とが、一の単語について連続して行われた場合に、この連続した処理が行われた旨の付加情報を当該一の単語に対応付けて記憶することを特徴とする音声出力装置。
[請求項3]
請求項1又は2に記載の音声出力装置において、
前記表示制御手段は、
前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号を含んだ単語が前記履歴記憶手段に記憶されている数を前記頻度として識別可能に前記表示手段に表示させることを特徴とする音声出力装置。
[請求項4]
請求項1〜3のいずれか一項に記載の音声出力装置において、
前記表示制御手段は、前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする音声出力装置。
[請求項5]
請求項4に記載の音声出力装置において、
前記表示制御手段は、前記綴り又は前記発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶手段に記憶されている単語に含まれている頻度を色で識別可能に、色分けして前記表示手段に表示させることを特徴とする音声出力装置。
[請求項6]
請求項1〜5のいずれか一項に記載の音声出力装置において、
ユーザが前記表示手段に表示された前記綴り又は前記発音記号から1つを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された前記綴り又は前記発音記号を含む単語について、前記音声出力手段による当該単語の前記模範音声の出力処理と、前記録音手段によるユーザ音声の録音処理と、前記音声出力手段による前記模範音声の再出力処理と、当該録音されたユーザ音声の出力処理と、を連続して行うように前記音声出力手段及び前記録音手段を制御する制御手段と、
を更に備えることを特徴とする音声出力装置。
[請求項7]
表示手段と、音声出力手段と、複数の単語の模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、ユーザ音声を録音する録音手段とを備えるコンピュータに、
前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記音声出力手段による前記録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段による前記ユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶機能と、
綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶機能により記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする音声出力プログラム。
[請求項8]
表示手段と、音声出力手段と、複数の単語の模範音声を予め記憶した模範音声記憶手段と、ユーザ音声を録音する録音手段とを備えるコンピュータを用いた音声出力方法であって、
前記音声出力手段による前記模範音声の出力処理、前記音声出力手段による前記録音されたユーザ音声の出力処理、及び前記録音手段による前記ユーザ音声の録音処理のうち、少なくとも何れかの処理が行われた単語の履歴を記憶する履歴記憶ステップと、
綴り又は発音記号毎に、当該綴り又は発音記号が前記履歴記憶ステップにより記憶されている単語に含まれている頻度を識別可能に、前記表示手段に表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする音声出力方法。

0054

1電子辞書
2ディスプレイ
7スピーカー
8マイク
50フラッシュROM
52音声出力プログラム
57模範音声データ
58学習履歴データ
60 RAM
L学習履歴リスト

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