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技術 表示装置

出願人 株式会社ジャパンディスプレイ
発明者 安住康平小松英敏太田仁水橋比呂志
出願日 2014年9月18日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2014-189705
公開日 2016年4月25日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-061934
状態 特許登録済
技術分野 液晶表示装置の制御 液晶6(駆動) 陰極線管以外の表示装置の制御 位置入力装置
主要キーワード 定数テーブル 推移波形 Pチャンネル ノイズ強度 音響ノイズ 周期波形 タッチ駆動 負荷増加
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

マルチブランキング駆動においてノイズを抑制することのできる表示装置を提供する。

解決手段

マトリクス状に配された複数の表示素子PXと、前記表示素子の配列する行に沿って配置された複数の走査線Gと、前記表示素子の配列する列に沿って配置された複数の信号線Sと、前記信号線と前記走査線にそれぞれ画像信号駆動信号とを順次供給して前記表示素子を表示駆動する制御部34とを有し、前記制御部は、表示駆動する表示期間と表示駆動を行わない表示休止期間とを繰り返して1フレーム画像を表示し、1フレーム画像を表示する際、長さの異なる少なくとも2種の前記表示期間を用いる表示装置である。

概要

背景

近年、薄型、軽量、低消費電力の特徴を活かして、液晶表示装置に代表される平面表示装置需要が急速に伸びている。中でも、オン画素オフ画素とを電気的に分離し、かつオン画素への映像信号を保持する機能を有する画素スイッチを各画素に設けたアクティブマトリクス型表示装置は、携帯情報機器を始め、種々のディスプレイに利用されている。

特許文献1には、表示装置表示素子画素信号複数行毎にかつブランク期間を設けて供給するマルチブランキング駆動と共に、当該表示走査を行う表示動作期間とは異なる上記ブランク期間において、タッチ検出駆動信号タッチ検出素子に供給するタッチ検出機能付表示装置が開示されている。

概要

マルチVブランキング駆動においてノイズを抑制することのできる表示装置を提供する。マトリクス状に配された複数の表示素子PXと、前記表示素子の配列する行に沿って配置された複数の走査線Gと、前記表示素子の配列する列に沿って配置された複数の信号線Sと、前記信号線と前記走査線にそれぞれ画像信号と駆動信号とを順次供給して前記表示素子を表示駆動する制御部34とを有し、前記制御部は、表示駆動する表示期間と表示駆動を行わない表示休止期間とを繰り返して1フレーム画像を表示し、1フレーム画像を表示する際、長さの異なる少なくとも2種の前記表示期間を用いる表示装置である。

目的

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、マルチVブランキング駆動においてノイズを抑制することのできる表示装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

マトリクス状に配された複数の表示素子と、前記表示素子の配列する行に沿って配置された複数の走査線と、前記表示素子の配列する列に沿って配置された複数の信号線と、前記信号線と前記走査線にそれぞれ画像信号駆動信号とを順次供給して前記表示素子を表示駆動する制御部とを有し、前記制御部は、表示駆動する表示期間と表示駆動を行わない表示休止期間とを繰り返して1フレーム画像を表示し、1フレーム画像を表示する際、長さの異なる少なくとも2種の前記表示期間を用いる表示装置

請求項2

1フレーム画像を表示する際、前記制御部が用いる前記表示休止期間の長さは1種類である請求項1に記載の表示装置。

請求項3

前記表示期間の長さは、当該表示期間に含まれる表示ライン数を用いて指定可能になされる請求項2に記載の表示装置。

請求項4

1フレーム画像を表示する際、少なくとも2種の前記表示期間をどのように時系列で配置するかに関する情報は、レジスタを介して授受するようになされ、前記制御部は、前記レジスタを参照して表示駆動を制御する請求項1に記載の表示装置。

請求項5

少なくとも2種の前記表示期間をどのように時系列で配置するかに関する情報は、複数組設けられ、前記制御部は、選択された1組の前記配置に関する情報を用いて前記表示駆動を制御する請求項4に記載の表示装置。

請求項6

1フレーム画像を表示する際、時系列で配置された複数の前記表示期間の長さは、順次増加、又は順次減少する請求項4に記載の表示装置。

請求項7

前記表示装置は、複数の周波数から選択された周波数で駆動可能になされ、前記表示期間及び表示休止期間の長さは、前記選択された周波数に応じて変化する請求項1に記載の表示装置。

請求項8

前記表示装置は、信号のS/N比が高いほど高い周波数を選択するようになされる請求項7に記載の表示装置。

請求項9

前記表示装置は、前記表示休止期間において外部近接物体を検知するためのタッチ駆動動作と検出動作とを実行するタッチ検出部を備える請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の表示装置。

請求項10

前記タッチ検出部は、インセルタイプタッチセンサとして前記表示装置に設けられる請求項9に記載の表示装置。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、表示装置に関する。

背景技術

0002

近年、薄型、軽量、低消費電力の特徴を活かして、液晶表示装置に代表される平面表示装置需要が急速に伸びている。中でも、オン画素オフ画素とを電気的に分離し、かつオン画素への映像信号を保持する機能を有する画素スイッチを各画素に設けたアクティブマトリクス型表示装置は、携帯情報機器を始め、種々のディスプレイに利用されている。

0003

特許文献1には、表示装置の表示素子画素信号複数行毎にかつブランク期間を設けて供給するマルチブランキング駆動と共に、当該表示走査を行う表示動作期間とは異なる上記ブランク期間において、タッチ検出駆動信号タッチ検出素子に供給するタッチ検出機能付表示装置が開示されている。

先行技術

0004

特開2012−48295号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述のマルチVブランキング駆動においても、他の駆動方式と同様に駆動によって生ずるノイズの影響を抑制することが求められる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、マルチVブランキング駆動においてノイズを抑制することのできる表示装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

一実施形態に係る表示装置は、マトリクス状に配された複数の表示素子と、前記表示素子の配列する行に沿って配置された複数の走査線と、前記表示素子の配列する列に沿って配置された複数の信号線と、前記信号線と前記走査線にそれぞれ画像信号と駆動信号とを順次供給して前記表示素子を表示駆動する制御部とを有し、前記制御部は、表示駆動する表示期間と表示駆動を行わない表示休止期間とを繰り返して1フレーム画像を表示し、1フレーム画像を表示する際、長さの異なる少なくとも2種の前記表示期間を用いる。

図面の簡単な説明

0007

第1の実施の形態の表示装置における表示装置の概略の構成を示す図である。
第1の実施の形態の表示装置の駆動方法を説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置に先立って検討した表示装置DSPに発生するノイズを説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置におけるノイズを低減する方法について説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置に発生するノイズを示す図である。
第1の実施の形態の表示装置におけるノイズを低減する他の方法について説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置におけるノイズを低減する更に他の方法について説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置のミューチャ検出方式タッチセンサの代表的な基本構成を示す図である。
第1の実施の形態の表示装置のセンサの概略の構成例を示す図である。
第1の実施の形態の表示装置のミューチャル検出方式の駆動方法を説明するための図である。
第1の実施の形態の表示装置のディスプレイドライバの構成を示すブロック図である。

実施例

0008

以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。

0009

[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の表示装置DSPにおける表示装置の概略の構成を示す図である。なお、本実施の形態において、表示装置は液晶表示装置である。

0010

表示装置は、表示パネルNLと、表示パネルPNLを背面側から照明するバックライトBLTと、を備えている。そして表示パネルPNLには、マトリクス状に配置された表示画素PXを含む表示部が設けられている。

0011

図1に示すように、表示部においては、複数の表示画素PXが配列する行に沿って延びる走査線G(G1、G2…)と、複数の表示画素PXが配列する列に沿って延びる信号線S(S1、S2…)と、走査線Gと信号線Sが交差する位置近傍に配置された画素スイッチSWとが備えられている。

0012

画素スイッチSWは薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を備えている。画素スイッチSWのゲート電極は対応する走査線Gと電気的に接続されている。画素スイッチSWのソース電極は対応する信号線Sと電気的に接続されている。画素スイッチSWのドレイン電極は対応する画素電極PEと電気的に接続されている。

0013

また、複数の表示画素PXを駆動する駆動手段として、ゲートドライバGD(左側GD−Lおよび右側GD−R)とソースドライバSDとが設けられている。複数の走査線GはゲートドライバGDの出力端子と電気的に接続されている。複数の信号線SはソースドライバSDの出力端子と電気的に接続されている。

0014

ゲートドライバGDとソースドライバSDとは、表示部の周囲の領域(額縁)に配置されている。ゲートドライバGDは複数の走査線Gにオン電圧を順次印加して、選択された走査線Gに電気的に接続された画素スイッチSWのゲート電極にオン電圧を供給する。ゲート電極にオン電圧が供給された画素スイッチSWの、ソース電極−ドレイン電極間導通する。ソースドライバSDは、複数の信号線Sのそれぞれに対応する画素信号を供給する。信号線Sに供給された画素信号は、ソース電極−ドレイン電極間が導通した画素スイッチSWを介して対応する画素電極PEに印加される。

0015

ゲートドライバGDとソースドライバSDとは、表示パネルPNLの外部に配置された制御回路CTRにより動作を制御される。また制御回路CTRは、後述する共通電極COMEに共通電圧Vcomを供給している。さらに制御回路CTRは、バックライトBLTの動作を制御する。尚、共通電極Vcomを駆動する駆動回路をソースドライバあるいはゲートドライバに内蔵するか専用の共通電極駆動ドライバにて共通電極Vcomを駆動してもよい。

0016

図2は、第1の実施の形態の表示装置DSPの駆動方法を説明するための図である。

0017

図2(1)には、表示画素PXの駆動単位DRnを示している。駆動単位DR1、・・・、DRNはそれぞれ連続する複数の表示画素行で構成されている。第1の実施の形態の表示装置DSPでは、駆動単位DR1〜DRnの各々に逐次映像表示動作が実行される。

0018

図2(2)には駆動方式を示している。本駆動方式では、1フレーム期間が複数のユニットで構成されている。1ユニット内は、映像を表示する期間と休止期間(ブランク期間)とに分割される。即ち、分割された映像表示期間と分割された休止期間とが交互に繰り返されて1フレーム期間が構成される。そして、RGBの3色を選択する信号(SELR/G/B)に対応して色毎の表示信号(SIGn)を出力する動作を複数の表示行について実行した後、休止期間において表示動作を休止する。そして、1駆動単位DRn内の複数の表示行について上述の動作を順次繰り返して実行する。なお、休止期間においては、当該表示装置DSPが備える表示機能以外の機能に対応した動作を実行することができる。例えば、表示装置DSPがタッチ検出機能を備えているときは、休止期間においてタッチ位置検出のための駆動動作を実行することができる。この動作については後で詳しく説明する。

0019

図3は、第1の実施の形態の表示装置DSPに先立って検討した表示装置DSPに発生するノイズを説明するための図である。

0020

図3(1)は、表示装置DSPで使用されるローレベル電源電圧(VGL)の推移を示す図である。表示期間において、走査線Gにオン電圧(ここでは、ローレベルの電圧)が印加されると対応する画素スイッチSWのソース電極−ドレイン電極間が導通する。なお、画素スイッチSWはPチャンネルトランジスタである。走査線Gにローレベルの電圧が印加されることによる負荷増加によってVGL電源電圧は低下する。即ち、VGL電源電圧はゼロに近づく方向(図3(1)では上方向)に変化する。1ユニットの表示期間中は、ローレベル電圧が複数の走査線Gに順次切り替えて印加されるため、切り替えによる電源電圧の変動を伴いながらVGL電源電圧のレベル低下状態を維持する。

0021

一方、表示動作の停止中、即ち休止期間中では走査線Gにローレベルの電圧が印加されないため、VGL電源電圧は元の状態に復帰する。即ち、VGL電源電圧はゼロから遠ざかる方向(図3(1)では下方向)に変化する。従って、VGL電源電圧波形は、表示期間(160μs)と休止期間(150μs)とが交互に繰り返される、1周期が310μs(=160+150)の周期波形となる。

0022

図3(2)は、図3(1)に示す電源電圧(VGL)の推移波形周波数解析して得られる周波数分布波形を示す模式図である。VGL電源電圧波形の1周期(310μs)に対応する基本周波数である約3.2KHz(=106/310)とその高調波とが高い強度をもつことが表されている。ここで、図3(2)に示す基本周波数とその高調波とはいずれも可聴領域にある。従って、第1の実施の形態の表示装置DSPの駆動方法を用いた場合、電源電圧の変動による音響ノイズの発生が考えられる。

0023

図4は、第1の実施の形態の表示装置DSPにおけるノイズを低減する方法について説明するための図である。

0024

上述のノイズは、電源電圧が周期的に変動することによって発生した。そこで、電源電圧の変動の周波数分散化させて周期性を低下させることによってノイズを低減する。即ち、図4(1)に示すように、表示期間Dnの時間長を可変とする。なお、本実施の形態では、休止期間の時間長は固定である。

0025

図4(2)に周波数を分散化させるための表示期間Dnの設定例を示す。1つの表示期間Dにおける表示ライン数は、固定方式では16ラインであった。ここで、1ラインの表示に10μsを要する。即ち、固定方式では1つの表示期間は160μsである。これに対して図4(2)に示す可変方式では、最初の表示期間D1における表示ライン数を4とし、表示期間Dが1増加するごとに、表示ライン数を1増加させている。そして、最後の表示期間D26で表示ライン数を28とした後は、続く表示期間D27における表示ライン数を4とし、表示期間Dが1増加するごとに、表示ライン数を1増加させている。なお、本実施の形態では1フレーム内に表示期間と休止期間とが設けられている。

0026

図5は、第1の実施の形態の表示装置DSPに発生するノイズを示す図である。
図5(1)には、表示ライン数を固定して駆動したときに発生するノイズの周波数分布を示している。図5(2)には、上述のように表示ライン数を可変としたときに発生するノイズの周波数分布を示している。

0027

固定方式では、図5(1)に示すように基本周波数が約50mVの強度で顕著に観測されたが、可変方式では、図5(2)に示すように顕著な周波数は観測されず一番高い周波数の強度も十数mVと1/3以下の低い値になっている。この結果から、可変方式によれば、電源電圧の変動によるノイズ、例えば音響ノイズの発生を抑制することが可能となる。

0028

なお、表示ライン数を可変とする実施例としては、図4(2)に示す例に限られず、周期性を抑制するように同一の値が繰り返さないように設定することができる。表示期間Dにおけるライン数を、3,3,5,5,7,7、・・・と奇数初期値として2期間毎に2増加させても良く、5,5,5,8,8,8、・・・と3期間毎に3増加させても良い。また単調に増加させるのではなく、単調に減少させても良く、増加と減少を適宜の周期で繰り返させても良い。

0029

上述の表示期間の時間長を可変とする駆動方法は、レジスタを用いて容易に実現することができる。例えば、(1)最初の表示期間の表示ライン数、(2)増加(減少)する表示期間の単位、(3)増加(減少)する表示ライン数、の3つのレジスタを備え、このレジスタ設定に従って表示を制御することで表示ライン数を単調に増加(減少)させることができる。このレジスタを使用する態様については後述する。

0030

続いて、第1の実施の形態の表示装置DSPにおけるノイズを低減する他の方法について説明する。

0031

図4に示すように、第1の実施の形態の表示装置DSPでは、表示期間と休止期間とが交互に繰り返される。例えば、表示期間(160μs)→休止期間(150μs)→表示期間(160μs)→休止期間(150μs)→・・・と交互に繰り返される。このような期間の周期性を制限する方法として、例えば連続する2つの表示期間の時間を合計時間は同じとして配分を変更することができる。合計時間320μs=100μs+220μsであるため、奇数番目の表示期間の時間を100μsとし、偶数番目の表示期間の時間を220μsとする。これはまた、奇数番目の表示期間の表示ライン数を10とし、偶数番目の表示期間の表示ライン数を22とすることにも相当する。

0032

図6は、第1の実施の形態の表示装置DSPにおけるノイズを低減する他の方法について説明するための図である。

0033

図6(1)は、表示期間と休止期間の時間推移を示す図である。表示期間(100μs)→休止期間(150μs)→表示期間(220μs)→休止期間(150μs)が基本周期として繰り返される。これは巨視的にみれば、620μs(=100μs+150μs+220μs+150μs)を周期とする繰り返し信号である。

0034

図6(2)は、図6(1)に示す電源電圧(VGL)の推移波形を周波数解析して得られる周波数分布波形を示す図である。波形の1周期(620μs)に対応する基本周波数である約1.6KHz(=106/620)とその高調波とが高い強度をもつことが表されている。但し、図3に示すノイズ強度よりも低い値となっており、ノイズ低減効果のあることが認められる。

0035

図7は、第1の実施の形態の表示装置DSPにおけるノイズを低減する更に他の方法について説明するための図である。

0036

図7(1)は、表示期間と休止期間の時間推移を示す図である。前半は、表示期間(220μs)→休止期間(150μs)が繰り返され、後半は、表示期間(100μs)→休止期間(150μs)が繰り返される。これは巨視的にみれば、370μs(=220μs+150μs)を周期とする繰り返し信号と、250μs(=100μs+150μs)を周期とする繰り返し信号が合成された信号である。

0037

図7(2)は、図7(1)に示す電源電圧(VGL)の推移波形を周波数解析して得られる周波数分布波形を示す図である。前半の波形の1周期(370μs)に対応する基本周波数である約2.7KHz(=106/370)とその高調波、後半の波形の1周期(250μs)に対応する基本周波数である約4.0KHz(=106/250)とその高調波が観測されるが、いずれも図3に示すノイズ強度よりも低い値となっており、ノイズ低減効果のあることが認められる。

0038

なお、表示期間の時間は上述の220μs、100μsに限定されず、合計時間320μs=Aμs+Bμsとなる2つの表示期間(Aμs及びBμs)を選択することができる。また、2つの表示期間で構成することに限定されず、3つ以上の表示期間を組み合わせても良い。

0039

続いて、上述の表示装置にタッチセンサを組み込んだ形態について説明する。なお、本願の「タッチ」は、指などがタッチパネルに接触したことを検知する意味の他、指などがタッチパネルに近接したことを検知する意味も含む用語として用いられる。

0040

図8は、第1の実施の形態の表示装置DSPのミューチャル検出方式のタッチセンサの代表的な基本構成を示す図である。共通電極COMEと検知電極DETEとが利用される。共通電極COMEは、複数のストライプ状共通電極Come1,Come2,Come3・・・・を含む。この複数のストライプ状共通電極Come1,Come2,Come3・・・・が走査(駆動)方向(Y方向またはX方向)に配列されている。

0041

一方、検知電極DETEは、複数のストライプ状検知電極Dete1,Dete2,Dete3,・・・・(ストライプ状共通電極よりも細い)を含む。この複数のストライプ状検知電極Dete1,Dete2,Dete3,・・・・は、ストライプ状共通電極Come1,Come2,Come3・・・・と直交する方向(X方向またはY方向)に配列されている。

0042

共通電極COMEと検知電極DETEは、間隔を置いて配置される。このために、複数のストライプ状共通電極Come1,Come2,Come3・・・・と、複数のストライプ状検知電極Dete1,Dete2,Dete3,・・・・との間には、基本的に容量Ccが存在する。

0043

複数のストライプ状共通電極Come1,Come2,Come3・・・・は所定の周期で駆動パルスSVCOMにより走査される。今、ユーザの指がストライプ状検知電極Dete2に近接して存在するものとする。すると、ストライプ状共通電極Come2に駆動パルスTSVCOMが供給されたときに、ストライプ状検知電極Dete2からは、他のストライプ状検知電極から得られるパルスよりも振幅レベルの低いパルスが得られる。これは、指により容量Cxが生じ、これが容量Ccに加えられるからである。ミューチャル検出では、この検出レベルの低いパルスを、ポジションDETP検出パルスとして取り扱うことができる。

0044

上記の容量Cxは、ユーザの指が検知電極DETEに近い場合と、遠い場合とで異なる。このために検出パルスのレベルもユーザの指が検知電極DETEに近い場合と、遠い場合とで異なる。よって、タッチパネルの平面に対する指の近接度を検出パルスのレベルで判断することができる。勿論、駆動パルスTSVCOMによる電極駆動イミングと、検出パルスの出力タイミングにより、タッチパネルの平面上の指の2次元上の位置を検出することができる。

0045

図9は、第1の実施の形態の表示装置DSPのセンサの概略の構成例を示す図である。第1の実施の形態の表示装置DSPでは、タッチドライバTPICとディスプレイドライバDDIとが協働することにより、共通電極COMEには駆動パルスTSVCOMが入力され、検知電極DETEから検出パルスが得られる。ディスプレイドライバDDIは駆動パルスTSVCOMを出力し、タッチドライバTPICは、駆動パルスTSVCOMを入力した共通電極COMEの位置と、検出パルスの波形とから指の接触位置を把握する。ここで、タッチ位置の算出は、不図示の外部装置が行うように構成することができる。

0046

図10は、第1の実施の形態の表示装置DSPのミューチャル検出方式の駆動方法を説明するための図である。

0047

図10(1)には、共通電極COMEの駆動単位Txを示している。駆動単位Tx1、・・・TxNはそれぞれ1つ以上のストライプ状共通電極Comeで構成されている。本表示装置DSPでは、映像表示に使用される共通電極COMEがタッチ位置検知用の電極としても共用されているため、映像表示動作とタッチ位置検知動作とをタイムシェアリングにより駆動する。

0048

図10(2)の映像表示期間においては、図2で説明した動作が実行される。タッチ位置検出期間図2の休止期間に対応する期間)においては、駆動単位Tx(複数のストライプ状共通電極Come)に駆動パルスTSVCOMを入力するミューチャル検出動作を実行する。そして、分割された複数の駆動単位(DR1、・・・、DRN)と複数の駆動単位Tx(Tx1、・・・、TxN)について表示動作とタッチ位置検出動作を順次繰り返して実行する。なお、複数の駆動単位Dxの行と複数の駆動単位Txの行は、同一位置になるように表示とタッチ駆動とを同期して制御しても良く、表示とタッチ駆動とをそれぞれ独立して制御するように構成しても良い。

0049

図11は、第1の実施の形態の表示装置DSPのディスプレイドライバDDIの構成を示すブロック図である。ディスプレイドライバDDIは、タイミングコントローラ31、レベルシフタ32、アナログフロントエンド33、及び制御部34を備えている。

0050

タッチドライバTPICは定数テーブルを指定する定数テーブル選択信号をディスプレイドライバDDIに出力する。この定数テーブル選択信号は、タッチドライバTPICが動作中において動的にタッチ動作を切り替える際に出力される。制御部34は、指定された定数テーブルに記載されたデータを内部のレジスタに設定する。タイミングコントローラ31は、表示タイミングを制御する駆動信号及びタッチ駆動を制御する信号をレジスタに設定された値に従って出力する。

0051

即ち、タイミングコントローラ31は、タッチドライバTPICに同期信号を出力する。タイミングコントローラ31は、レベルシフタ32を介して転送回路制御信号パネルPNLに出力する。また、タイミングコントローラ31は、表示タイミングを制御する信号を出力する。アナログフロントエンド33は、この制御信号に従って映像信号をパネルPNLに出力する。

0052

また、外乱ノイズ除去のための周波数変更(Frequency shift)制御を実行することができる。例えば、タッチドライバTPICが検知したタッチ信号のS/Nが低いときは、タッチドライバTPICは、ディプレイドライバDDIに対してタッチ駆動信号の周波数を小さい値に変更するように要求信号(TSFRG)を出力する。ディスプレイドライバDDIは、駆動信号の周波数を変更した後、タッチドライバTPICに対して応答信号(TSFST)を返信する。これ以降、ディスプレイドライバDDIはシフト(変更)された周波数で表示動作を実行する。またタッチドライバTPICとディルプレイドライバDDIとの間では、シフト(変更)された周波数によりタッチ駆動が制御される。この制御動作により、例えば、駆動周波数は60Hzと120Hzの切替が動的に実行される。

0053

なお、制御部34は、上述のタッチドライバTPICからの定数テーブル選択信号によらず、自らの判断で定数テーブルを動的に切り替えて、切り替えた定数テーブルに記載されたデータを内部のレジスタに設定することもできる。従って、タッチ機能が設けられていない場合であっても、定数テーブルを動的に切り替えることが可能である。

0054

ここで、定数テーブルは複数組が設けられている。この複数組の定数テーブルに記載されたデータを内部のレジスタに設定することにより、例えば、図4図6図7に示す機能を実現するための、表示期間の長さ(ライン数)、表示期間の順番などを指定することができる。

0055

なお、本発明は、実施の形態に記載のパネル構造に限定されず、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe−Field Switching)モードなどの横電界方式液晶、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モードなどの縦電界方式の液晶を使用したパネルについても適用することができる。

0056

また、実施の形態では、タッチ検出機能付き表示装置として、いわゆるインセルタイプの表示装置を例としたが、表示装置の表示面上にタッチパネルを形成した、いわゆるオンセルタイプの表示装置についても適用することができる。また、ミューチュアル検出方式以外にも、例えば駆動単位Txを駆動するとともにTxの振幅変動を検出するセルフ検出方式についても適用することができる。

0057

本発明の実施の形態として上述した表示装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。

0058

本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、上述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除もしくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。

0059

また、本実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。

0060

上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。

0061

DSP…表示装置、PNL…表示パネル、BLT…バックライト、PX…表示画素、G…走査線、S…信号線、CTR…制御回路、COME…共通電極、Vcom…共通電圧、Dn…表示期間、DETE…検知電極、TPIC…タッチドライバ、DDI…ディスプレイドライバ、34…制御部

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