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技術 音声学習装置および制御プログラム

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 山本敦
出願日 2014年9月16日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2014-188131
公開日 2016年4月25日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-061855
状態 特許登録済
技術分野 電気的に作動する教習具 音声の分析・合成
主要キーワード カウントアップ数 出典元 機能選択アイコン 明暗反転 音声学習 音声変化 波形分析 検索アイコン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月25日)のものです。
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図面 (16)

課題

単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供し、ユーザが効率的に音声学習できるようになる機能を提供することを可能にする音声学習装置を提供する。

解決手段

音声学習装置10であって、例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶エリア12cと、例文テキスト記憶エリア12cに記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶エリア12dと、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる音声学習処理制御プログラム12aと、音声出力された単語を登録する単語登録エリア12eと、登録された単語で構成された音声付例文を例文音声記憶エリア12dから抽出して、登録する音声付例文登録エリア12fとを備え、音声学習処理制御プログラム12aは、登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを例文音声記憶エリア12dから読み出して音声出力する。

概要

背景

最近の電子辞書の中には、例えば、特許文献1のように、特定の例文音声を出力する機能を備えているものや、特許文献2のように、例文中の単語を検索して、当該例文の音声出力と訳の表示とを行って単語音声の学習に供する機能を備えているものがあり、単なる辞書としてのみならず、音声学習装置としての利用がなされているものもある。

概要

単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供し、ユーザが効率的に音声学習できるようになる機能を提供することを可能にする音声学習装置を提供する。音声学習装置10であって、例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶エリア12cと、例文テキスト記憶エリア12cに記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶エリア12dと、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる音声学習処理制御プログラム12aと、音声出力された単語を登録する単語登録エリア12eと、登録された単語で構成された音声付例文を例文音声記憶エリア12dから抽出して、登録する音声付例文登録エリア12fとを備え、音声学習処理制御プログラム12aは、登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを例文音声記憶エリア12dから読み出して音声出力する。

目的

しかしながら、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶手段と、前記例文テキスト記憶手段に記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶手段と、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる単語音声出力手段と、前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を登録する単語登録手段と、前記単語登録手段に登録された単語で構成された音声付例文を前記例文音声記憶手段から抽出して、抽出された音声付例文を登録する音声付例文登録手段と、前記音声付例文登録手段によって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを前記例文音声記憶手段から読み出して音声出力する例文音声出力手段と、を備える音声学習装置

請求項2

前記単語登録手段に単語が登録されたことに応じて、前記音声付例文登録手段に登録された音声付例文を一覧表示させる第1の例文表示手段、をさらに備える請求項1に記載の音声学習装置。

請求項3

前記単語登録手段に登録された単語を一覧表示させる単語表示手段と、前記単語表示手段によって一覧表示された単語のうち、ユーザ指定によって選択された単語で構成される音声付例文を、前記例文音声記憶手段から抽出して一覧表示させる第2の例文表示手段と、をさらに備える請求項1または2に記載の音声学習装置。

請求項4

前記単語音声出力手段によって出力された音声に対して、前記例文音声出力手段によって出力された音声が変化する単語が存在する場合、対応する音声付例文を、当該単語が他の単語に対して識別可能な状態で表示させる第3の例文表示手段、をさらに備える請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の音声学習装置。

請求項5

前記単語登録手段には、予め登録された単語が存在する、請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の音声学習装置。

請求項6

単語の音声データと、複数の単語で構成された例文テキストと、前記例文テキストに音声データが対応付けられた音声付例文とを格納した外部サーバと、必要なデータの授受を行うことによって、音声データを出力する音声学習装置であって、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを、前記外部サーバから取得して、音声出力させる単語音声出力手段と、前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を、前記外部サーバへ登録する単語登録手段と、前記外部サーバに登録された単語で構成された音声付例文を、前記外部サーバから抽出して、抽出された音声付例文を、前記外部サーバへ登録する音声付例文登録手段と、前記外部サーバに登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを、前記外部サーバから読み出して音声出力する例文音声出力手段と、を備える音声学習装置。

請求項7

電子機器コンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶手段と、前記例文テキスト記憶手段に記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶手段と、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる単語音声出力手段と、前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を登録する単語登録手段と、前記単語登録手段に登録された単語で構成された音声付例文を前記例文音声記憶手段から抽出して、抽出された音声付例文を登録する音声付例文登録手段と、前記音声付例文登録手段によって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを前記例文音声記憶手段から読み出して音声出力する例文音声出力手段と、として機能させるためのプログラム。

請求項8

単語の音声データと、複数の単語で構成された例文テキストと、前記例文テキストに音声データが対応付けられた音声付例文とを格納した外部サーバと、必要なデータの授受を行うことによって、音声データを出力する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを、前記外部サーバから取得して、音声出力させる単語音声出力手段と、前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を、前記外部サーバへ登録する単語登録手段と、前記外部サーバに登録された単語で構成された音声付例文を、前記外部サーバから抽出して、抽出された音声付例文を、前記外部サーバへ登録する音声付例文登録手段と、前記外部サーバに登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを、前記外部サーバから読み出して音声出力する例文音声出力手段と、として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、音声学習装置およびその制御プログラムに関し、さらに詳しくは、ユーザが効率的に音声学習するための機能を備えた音声学習装置およびその制御プログラムに関する。

背景技術

0002

最近の電子辞書の中には、例えば、特許文献1のように、特定の例文音声を出力する機能を備えているものや、特許文献2のように、例文中の単語を検索して、当該例文の音声出力と訳の表示とを行って単語音声の学習に供する機能を備えているものがあり、単なる辞書としてのみならず、音声学習装置としての利用がなされているものもある。

先行技術

0003

特開2013−37251号公報
特開2006−268501号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、このような従来の音声学習装置では、以下のような問題がある。

0005

すなわち、前述したように、従来の音声学習装置は、単語の音声を出力することも、当該単語を含む例文の音声を出力することもできる。しかしながら、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供することはできない。

0006

そのため、ユーザは、従来の音声学習装置から音声出力される例文に含まれる単語の音声学習をする場合、その例文に含まれる個々の単語毎に、音声を出力するように、音声学習装置を操作する必要がある。

0007

したがって、ユーザが、新しい単語の音声と、その単語を含む例文の音声との両方を学習したいと思っても、従来の音声学習装置では、単語の音声と、その単語を含む例文の音声との連携機能を有していないので、ユーザは、その例文に含まれる個々の単語毎に、音声を出力するように、音声学習装置を操作しなければならないという煩わしさのために、効率良く学習することができないという問題がある。

0008

本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供することができ、もって、ユーザが効率的に音声学習できるようになる機能を提供することを可能にする音声学習装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明に係る音声学習装置は、例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶手段と、前記例文テキスト記憶手段に記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶手段と、ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる単語音声出力手段と、前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を登録する単語登録手段と、前記単語登録手段に登録された単語で構成された音声付例文を前記例文音声記憶手段から抽出して、抽出された音声付例文を登録する音声付例文登録手段と、前記音声付例文登録手段によって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを前記例文音声記憶手段から読み出して音声出力する例文音声出力手段と、を備える。

発明の効果

0010

本発明によれば、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携して提供することができ、もって、ユーザが効率的に音声学習できるようになる機能を提供することが可能な音声学習装置およびその制御プログラムを実現することができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の電子回路の構成を示すブロック図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10を電子辞書装置10Dにより実施した場合の外観構成を示す正面図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10をタブレット端末10Tにより実施した場合の外観構成を示す正面図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の処理(その1)を示すフローチャート
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の処理(その2)を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の処理(その3)を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の処理(その4)を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の処理(その5)を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その1)を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その2)を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その3)を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その4)を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その5)を示す図。
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の表示画面の例(その6)を示す図。
本発明の第2の実施形態に係る音声学習装置10の構成例を示す概念図。

実施例

0012

以下、図面により本発明の各実施形態について説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置について説明する。

0013

図1は、本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。

0014

この音声学習装置10は、特に外国語の音声学習に好適な装置であって、互いに通信バス19を介して接続されたCPU11、メモリ12、記録媒体読取部14、キー入力部15、メイン画面16、サブ画面17、スピーカ18a、およびマイク18b等を備えてなる。

0015

CPU11は、メモリ12内に予め記憶された音声学習処理制御プログラム12a、あるいはROMカードなどの外部の記録媒体13から記録媒体読取部14を介してメモリ12に読み込まれた音声学習処理制御プログラム12a、あるいはインターネット上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)からダウンロードされてメモリ12に読み込まれた音声学習処理制御プログラム12aに応じて、音声学習装置10の動作を制御する。

0016

音声学習処理制御プログラム12aはまた、音声学習装置10に外部接続されたインターネット上の各Webサーバ、ユーザPC(Personal Computer)等とデータ通信するための通信プログラム等をも含んでいる。そして、キー入力部15からのユーザ操作に応じた入力信号タッチパネル式カラー表示機能を有するメイン画面16やサブ画面17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは外部接続されるインターネット上のWebサーバとの通信信号、あるいは記録媒体読取部14を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROM等の記録媒体13との接続通信信号に応じて起動される。

0017

メモリ12はさらに、辞書データベース12b、例文テキスト記憶エリア12c、例文音声記憶エリア12d、単語登録エリア12e、音声付例文登録エリア12f、およびユーザ音声登録エリア12gを備えている。

0018

辞書データベース12bには、例えば英語や中国語のように、学習対象とする外国語の辞書(英和辞書和英辞書英英辞書中日辞書、日中辞典、中国語会話集、中中辞典等)や会話集が記憶されている。辞書は、品詞、語源、スペル活用形発音記号類似語、単語音声データ、意味、用法、例文、例文音声データ等といった一般的な辞書情報を単語毎に格納している。会話集は、旅行ビジネス、生活、料理などのシチュエーション毎に例文、意味、読み等の情報を格納している。なお、辞書や会話集は、単数に限られるものではなく、辞書データベース12bは、例えば、複数の英和辞書のように、同じ種類の辞書を複数記憶しても良い。

0019

例文テキスト記憶エリア12cは、音声学習処理制御プログラム12aによる制御にしたがい、辞書データベース12bに記憶されている辞書や会話集から、例文テキストを抽出し、出典元名称(例えば、ジーニア英和大辞典、ビジネ○英会話集、等)とともに記憶するための記憶エリアである。

0020

例文音声記憶エリア12dは、音声学習処理制御プログラム12aによる制御にしたがい、例文テキスト記憶エリア12cに記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応付けて記憶するための記憶エリアである。

0021

単語登録エリア12eは、音声学習処理制御プログラム12aによる制御にしたがい、スピーカ18aから音声出力された単語を登録するための登録エリアである。なお、単語登録エリア12eには、予め登録された単語も存在する。予め登録される単語は、練習するまでもない基礎的な単語であって、例えば、英語であれば、“I”、“to”、“the”等が相当する。

0022

音声付例文登録エリア12fは、音声学習処理制御プログラム12aによる制御にしたがい、単語登録エリア12eに登録された単語で構成された音声付例文を例文音声記憶エリア12dから抽出して、抽出された音声付例文を登録するための登録エリアである。音声付例文登録エリア12fによって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データは、ユーザ操作にしたがう音声学習処理制御プログラム12aによる制御により、例文音声記憶エリア12dから読み出され、スピーカ18aから音声出力される。

0023

ユーザ音声登録エリア12gは、マイク18bによって得られた、ユーザによって発声された音声データを、記憶するための記憶エリアである。

0024

例文テキスト記憶エリア12c、例文音声記憶エリア12d、単語登録エリア12e、および音声付例文登録エリア12fは、言語毎に備えることが望ましい。

0025

本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10に適用される音声学習処理制御プログラム12aは、従来の電子辞書や音声学習装置によってなされる動作に加えて、特に、これら辞書データベース12b、例文テキスト記憶エリア12c、例文音声記憶エリア12d、単語登録エリア12e、および音声付例文登録エリア12fを用いて以下のような動作を制御する。

0026

新たな例文テキストを例文テキスト記憶エリア12cに記憶させる。

0027

例文テキスト記憶エリア12cに記憶された各例文テキストを、音声付例文として音声データを対応づけて例文音声記憶エリア12dに記憶させる。

0028

キー入力部15を用いてユーザ操作によって指定された単語の音声データを、スピーカ18aから音声出力させる。

0029

スピーカ18aによって音声出力された単語を単語登録エリア12eに登録する。

0030

単語登録エリア12eに登録された単語で構成された音声付例文を、例文音声記憶エリア12dから抽出し、抽出された音声付例文を音声付例文登録エリア12fに登録する。

0031

音声付例文登録エリア12fに登録された音声付例文のうち、ユーザ操作によって指定された音声データを、例文音声記憶エリア12dから読み出して、スピーカ18aから音声出力させる。

0032

キー入力部15を用いたユーザ操作によって指定されることによりスピーカ18aから音声出力された単語を、単語登録エリア12eに登録する。

0033

単語登録エリア12eに単語が登録されることに応じて、音声付例文登録エリア12fに登録された音声付例文を、メイン画面16またはサブ画面17から一覧表示させる。

0034

単語登録エリア12eに登録された単語を、メイン画面16またはサブ画面17から一覧表示させる。

0035

メイン画面16またはサブ画面17に一覧表示された単語のうち、ユーザ指定によって選択された単語で構成される音声付例文を、例文音声記憶エリア12dから抽出し、メイン画面16またはサブ画面17から一覧表示させる。

0036

音声付例文がメイン画面16またはサブ画面17から一覧表示される場合、音声が変化する単語が存在する音声付例文に対しては、当該単語が他の単語に対して識別可能な状態で、メイン画面16またはサブ画面17から表示させる。

0037

なお、音声学習処理制御プログラム12aは、これらに加えて、従来の電子辞書や音声学習装置によってなされる動作も制御するが、本明細書では、これら従来技術による動作の詳細は省略する。

0038

図2は、本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10を電子辞書装置10Dにより実現した場合の外観構成を示す正面図である。

0039

図2における電子辞書装置10Dの場合、開閉される装置本体の下段側にCPU11、メモリ12、記録媒体読取部14が内蔵されると共に、キー入力部15、サブ画面17、スピーカ18a、マイク18bが設けられ、上段側にメイン画面16が設けられる。

0040

キー入力部15にはさらに、文字入力キー15a、各種の辞書指定キー15b、[訳/決定]キー15c、[戻る/リスト]キー15d等が備えられる。

0041

図2における電子辞書装置10Dのメイン画面16は、ユーザによって辞書指定キー15bから英和辞書(例えば、ジーニア○英和大辞典)が指定され、さらにキー入力部15から、検索語として“apply”が入力された場合に、辞書データベース12bに記憶されている英和辞書(例えば、ジーニア○英和大辞典)データから取得された、この検索語の説明情報d1(例えば、品詞、語源、スペル、活用形、発音記号、類似語、意味、用法、例文等)が表示された例を示している。

0042

メイン画面16の最左側には、縦一列に種々の機能選択アイコンIが表示されている。図2の例では、これら機能選択アイコンIの例として、「聞く」アイコンI1、「聞き比べ」アイコンI2、「読み上げ」アイコンI3、および「例文」アイコンI4が示されているが、さらに任意のアイコンを追加して設けることも可能になっている。これらアイコンI1〜I4のうちの何れかが、ユーザによって、指またはタッチペン等によりタッチされると、音声学習処理制御プログラム12aが動作することによって、所定の処理が実行されるようになっている。

0043

図3は、本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10をタブレット端末10Tにより実現した場合の外観構成を示す正面図である。

0044

図3におけるタブレット端末10Tの場合、CPU11、メモリ12、記録媒体読取部14は端末本体に内蔵され、また、メイン画面16に必要に応じて表示される各種のアイコンやソフトキーボードがキー入力部15として機能することによって、図2に示す電子辞書装置10Dと同等の機能を実現することができる。

0045

本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10は、図2に示すような電子辞書専用の携帯機器(電子辞書装置10D)や、図3に示すような辞書機能を備えたタブレット端末10Tで実現されるのに限らず、携帯電話電子ブック携帯ゲーム機等のいわゆる電子機器でも実現することができる。

0046

次に、音声学習処理制御プログラム12aが動作することによってなされる種々の処理の一例を、図4乃至8に示すフローチャートと、図9乃至14に示す表示画面例とを用いて説明する。

0047

図4のフローチャートに示すように、本発明の第1の実施形態に係る音声学習装置10を用いて辞書検索する場合(S1:Yes)、ユーザが、辞書指定キー15bから、例えば、英和辞書(例えば、ジーニア○英和大辞典)を指定し、さらにキー入力部15から、検索語として“apply”を入力する(S2)。

0048

すると、辞書データベース12bに記憶されている、指定された辞書(例えば、ジーニア○英和大辞典)から、検索語(“apply”)が検索され、検索語に対する説明情報d1(例えば、品詞、語源、スペル、活用形、発音記号、類似語、意味、用法、例文等)がメイン画面16から表示される(S3)。

0049

さらにユーザが、この検索語の音声学習することを希望する場合(S4:Yes)には、ユーザは、「聞く」アイコンI1または「聞き比べ」アイコンI2を、指またはタッチペン等によってタッチする(S5またはS7)。一方、音声学習することを所望しない場合(S4:No)には、例えば、本実施形態に係る音声学習装置10を、通常の電子辞書として用いるような他の処理(詳細は説明せず)に移行する。

0050

ユーザが「聞く」アイコンI1をタッチした場合(S5:Yes)、「聞く」アイコンI1が明暗反転等により表示される(図示せず)ことによって、アクティブになったことが示されるとともに、指定された辞書から、検索語に対応する音声データ(「アプライ」)が抽出され、抽出された音声データが、スピーカ18aから出力される(S6)。これによって、ユーザは、検索語の音声データを聞くことにより、検索語の音声学習をすることができる。そして、音声データの出力が終了すると、「聞く」アイコンI1の明暗反転等が元に戻り非アクティブに戻ったことが示され、ステップS11に進む。

0051

一方、図9に示すように、ユーザが指またはタッチペン20等によって、「聞く」アイコンI1ではなく(S5:No)、「聞き比べ」アイコンI2をタッチする(S7:Yes)と、「聞き比べ」アイコンI2が、明暗反転等により表示されることによって、アクティブになったことが示されるとともに、指定されている辞書から、検索語“apply”に対応する音声データ(「アプライ」)が抽出され、抽出された音声データが、スピーカ18aから出力される(S8)。

0052

さらに、説明情報d1の下側に、音声出力案内情報d2が表示され、ユーザは、音声を録音するように促される。この音声出力案内情報d2にしたがって、ユーザが、マイク18bに向かって、音声(「アプライ」)を発声すると、発声された音声データが、ユーザ音声登録エリア12gに登録される(S9)。そして、登録された音声データが、スピーカ18aから出力される(S10)。これによって、ユーザは、辞書が有する正しい音声データと、自分が発声した音声データとを聞き比べることができる。このようにして聞き比べが終了すると、「聞き比べ」アイコンI2の明暗反転等が元に戻り、非アクティブに戻ったことが示され、ステップS11に進む。

0053

なお、ステップS7において、聞き比べしない場合(S7:No)には、「読み上げ」アイコンI3を指定することによって、説明情報d1をスピーカ18aから読み上げさせたり、「例文」アイコンI4を指定することによって、例文の音声データをスピーカ18aから出力させるような、他の処理(詳細は説明せず)に移行する。

0054

ステップS11において、音声学習を終了する(S11:Yes)のであれば、処理はステップS20に進み、そうでない場合(S11:No)には、ステップS5に戻る。

0055

図5のフローチャートに示すステップS20では、ステップS1において検索された検索語が、単語登録エリア12eに既に登録済みであるか否かが判定される。これは、ステップS1において検索された検索語が、単語登録エリア12eに登録されている単語と照合されることによってなされる。そして、登録済みではない場合(S20:Yes)には、ステップS1において検索された検索語が、単語登録エリア12eに登録され(S21)、ステップS22に進む。一方、登録済みである場合(S20:No)には、ステップS1に戻る。

0056

ステップS22では、単語登録エリア12eに登録されている単語を含む音声付例文が、例文音声記憶エリア12dに記憶されているすべての音声付例文が順次照合される。この照合処理によって、単語登録エリア12eに登録された単語のみで構成された音声付例文が、例文音声記憶エリア12dから抽出される(S23:Yes)。そして、抽出された音声付例文が、音声付例文登録エリア12fに存在しない場合(S24:Yes)には、ステップS23において抽出された音声付例文が、音声付例文登録エリア12fに登録され、カウントアップされる(S25)。

0057

そして、例文音声記憶エリア12dに記憶されているすべての音声付例文の照合が完了し、例文音声記憶エリア12dに、もはや照合されるべき音声付例文が無くなった場合(S26:Yes)には、メイン画面16上に、ステップS25でなされたカウントアップ数が表示され(S27)、ステップS1に戻る。照合されるべき音声付例文がまだ存在する場合(S26:No)には、ステップS22に戻る。

0058

図10は、ステップS27において、メイン画面16上に、カウントアップ数表示エリアd3,d4が、出典元毎に表示された例を示す図である。この例では、ステップS27において、例文音声記憶エリア12dから音声付例文登録エリア12fに、英会話集に由来する3件の音声付例文と、辞書に由来する6件の音声付例文とが登録されたことが、カウントアップ数表示エリアd3およびカウントアップ数表示エリアd4によってそれぞれ示される。

0059

一方、ステップS22でなされた照合の結果、単語登録エリア12eに登録された単語のみで構成された音声付例文が抽出されなかった場合(S23:No)や、ステップS23において音声付例文が抽出されたものの、抽出された音声付例文が、既に音声付例文登録エリア12fに登録されている場合(S24:No)には、ステップS1に戻る。

0060

本実施形態に係る音声学習装置10によれば、前述したように、単語登録エリア12eに登録された単語のみで構成された音声付例文を抽出することができる。したがって、ユーザは、自分が学習した単語のみが使われている音声付例文、すなわち、より学習必要性の高い音声付例文のみを効率良く蓄積することが可能となる。

0061

一方、ステップS1で辞書検索しない場合(S1:No)には、ユーザは、登録音声例文一覧処理(S31〜S39)を行うか否かを選択することができる。

0062

登録音声例文一覧処理(S31〜S39)の一例を、図6のフローチャートと、図11の表示画面例とを用いて説明する。

0063

ステップS31において登録音声例文一覧処理が選択される(S31:Yes)と、ステップS25において音声付例文登録エリア12fに登録された音声付例文が、図11に例示されているように、メイン画面16に確保された例文表示エリアd7から一覧表示される(S32)。また、機能選択アイコンIとして、「聞く」アイコンI1に加えて、表示画面をスクロールするための「↑」アイコンI5および「↓」アイコンI6が表示される。

0064

例文表示エリアd7ではさらに、各音声付例文において、直近に学習された単語である“apply”が識別されて明示される。また、各音声付例文の出典元(例えば、ジーニア○英和大辞典、ビジネ○英会話集)を示す略称が、メイン画面16に確保された出典元表示欄d5から表示される(S33)。

0065

さらには、例文表示エリアd7から一覧表示された音声付例文のうち、変化形単語と音声変化単語が含まれる音声付例文については、対応する変化形を示すアイコンが、メイン画面16に確保された変化形等表示欄d6から表示される(S34)。図11の変化形等表示欄d6に表示されるアイコンのうち、[変]は、変化形が使用されていること(例えば、“apply”の場合、“applying”や“applied”のように、原形ではないこと)を意味し、[連]は、例文を音声出力する場合に、音がつながる単語があることを意味し、[消]は、例文を音声出力する場合に、音が消える単語があることを意味し、[変]は、例文を音声出力する場合に、音が変化する単語があることを意味する。このような変化形単語や音声変化単語の認識は、波形分析等のような公知技術によってなされるので、ここでは、その詳細な説明は省略する。

0066

例文表示エリアd7では、一覧表示された音声付例文のうち、先頭の音声付例文(図11の場合、“Why don’t you apply?”)が対象とされ(S35)、メイン画面16の下部側に確保されたプレビュー・エリアd8から、意味、例文、読み等が表示される(S36)。なお、プレビュー・エリアd8に表示された音声付例文に、音声変化単語が含まれている場合には、該当部分に下線が付されて表示される。図11では、プレビュー・エリアd8に表示された音声付例文である“Why don’t you apply?”のうち、音声変化単語が含まれている“don’t you”に下線が付されている例を示している。

0067

この状態で、「聞く」アイコンI1がタッチされると、プレビュー・エリアd8に表示されている音声付例文の音声データが、スピーカ18aから出力される(S37:Yes→S38)。

0068

このように、「聞く」アイコンI1がタッチされ、例文の音声がスピーカ18aから出力された場合(S37:Yes→S38)であっても、あるいは、「聞く」アイコンI1がタッチされない場合(S37:No)であっても、いずれにせよ、その後の処理は、ステップS39に進む。

0069

ステップS39では、例文表示エリアd7に表示された音声付例文のうち、別の音声付例文を選択するか否かの選択がなされる。別の音声付例文を選択する場合(S39:Yes)には、図11に示すように、例文表示エリアd7に一覧表示された音声付例文のうち、何れかの音声付例文を指またはタッチペン20等でタッチすることによって、別の音声付例文が指定され、ステップS36に戻る。なお、図11では、例文表示エリアd7において、[A]乃至[K]に示す11個の音声付例文しか表示されていないが、これは一度に例文表示エリアd7から音声付例文が11個表示されている単なる例であり、この数に制限されるものではない。なお、例文表示エリアd7に一度に表示しきれない音声付例文がある場合には、「↑」アイコンI5や「↓」アイコンI6をタッチし、画面をスクロールすることによって、所望の音声付例文を例文表示エリアd7から表示できるようになっている。

0070

一方、これ以上別の音声付例文を選択せず、登録音声例文一覧処理を終了する場合(S39:No)には、図2に示された[戻る/リスト]キー15dを押圧し、辞書検索処理S1に戻ることによって、登録音声例文一覧処理S31を終了する(S40)。

0071

一方、ステップS31において登録音声例文一覧処理が選択されない(S31:No)場合には、ユーザは、学習単語一覧処理(S41〜S49)を行うか否かを選択することができる。

0072

本実施形態に係る音声学習装置によれば、前述したように、ユーザは、例文の音声学習をする場合、登録された音声付例文の中から、音声出力したい音声付例文を自在に選択することができる。

0073

次に、学習単語一覧処理(S41〜S49)の一例を、図7および図8のフローチャートと、図12乃至14の表示画面例とを用いて説明する。

0074

ステップS41において学習単語一覧処理が選択される(S41:Yes)と、図12に例示されているように、単語登録エリア12eに登録されている単語が、メイン画面16に確保された登録単語表示エリアd9から一覧表示される(S42)。

0075

単語登録表示エリアd9にはさらに出典元表示欄d9aが確保されており、この出典元表示欄d9aにおいて、各単語毎に、出典元を示す略称(例えば、ジーニア○英和大辞典を示す「G大英和」)が表示される。

0076

単語登録表示エリアd9にはさらにチェック欄d9bが確保されている。図7および図8のフローチャートに示すような学習単語一覧処理では、単語登録エリア12eに登録されている単語のうち、任意の数の単語がユーザによって選択され、選択対象としてチェックオンされた単語のみから構成される音声付例文を検索する処理がなされる。チェック欄d9bは、この処理のために必要なものであって、単語登録表示エリアd9に表示された単語のうち、ユーザが、選択対象としてチェック・オンした単語を明示するための欄である。デフォルト状態では、図12に示すように、単語登録エリア12eに登録されているすべての単語について、チェック欄d9bに「レ」点が付されており、単語登録エリア12eに登録されているすべての単語がチェック・オンされ、選択対象となっていることが明示されている。

0077

また、メイン画面16には、音声付例文表示エリアd10も確保されており、チェック欄d9bに「レ」点が付されている単語のみから構成される音声付例文が表示されている。

0078

これに対して、ユーザは、何れかの単語のチェックを解除することができる。具体的には、単語登録表示エリアd9に表示された単語のうち、ユーザが、指またはタッチペン20等を用いてタッチし、当該単語をアクティブにした状態で、さらに「チェック」アイコンI7をタッチすることにより、当該単語がチェック・オフされ、当該単語のチェック欄d9bの「レ」点が外されることによってそれが明示される。

0079

なお、一旦チェック・オフされ、チェック欄d9bの「レ」点が外された単語であっても、ユーザが、指またはタッチペン20等を用いてタッチし、当該単語をアクティブにした状態で、「チェック」アイコンI7をタッチすることにより、チェック・オンすることができ、チェック欄d9bに「レ」点が付される。

0080

なお、メイン画面16には、機能選択アイコンIとして、「チェック」アイコンI7、「↑」アイコンI5、および「↓」アイコンI6も確保されている。したがって、図12において、登録単語表示エリアd9に表示されている単語が[A]乃至[M]の13個であるのは、単なる例であり、この数に制限されるものではない。なお、登録単語表示エリアd9に一度に表示しきれない単語がある場合には、「↑」アイコンI5や「↓」アイコンI6をタッチし、画面をスクロールすることによって、別の単語を表示し、表示された単語に対しても同様に、前述したチェック・オン/オフ操作をすることができる。また、音声付例文表示エリアd10に表示される音声付例文に対しても、「↑」アイコンI5や「↓」アイコンI6をタッチし、画面をスクロールすることによって、別の音声付例文を表示できるようになっている。

0081

このようなチェック・オン/オフ操作がなされた場合(S43:Yes)には、ステップS44に進み、チェック変更処理がなされた後、ステップS42に戻る。このチェック変更処理は、図8のフローチャートを用いて後述する。

0082

一方、チェック・オン/オフ操作がなされなかった場合(S43:No)には、音声付例文表示エリアd10に表示された音声付例文のうちの何れかが、ユーザによって、指またはタッチペン20等でタッチされることによって、指定される(S45)。

0083

このようにして音声付例文が選択されると、図13の表示画面例に示すように、メイン画面16にプレビュー表示エリアd11が確保され、この音声付例文に加えて、その訳文、読み、関連文、用法等が表示される(S46)。なお、この音声付例文に、音声変化単語が含まれている場合には、該当部分に下線が付される。また、機能選択アイコンIとして、各種のエディタ機能を実現するためのアイコン(例えば、ノート・アイコンI10、検索アイコンI11、マーカ・アイコンI12、付箋アイコンI13)や単語登録エリア12eに登録された単語を呼び出すための単語帳アイコンI14等が適宜設けられる。

0084

プレビュー表示エリアd11には、ステップS45において“Please consider it.”という音声付例文が指定され、それに応じて、プレビュー表示エリアd11に、その訳文(よろしくお願いいたします)、読み(プリーカンスィダーイト)、関連文(I hope we can give you good news.)、用法等が表示され、さらに、音声付訳文(Please consider it.)における音声変化単語(consider it)に下線が付されて表示された例を示している。

0085

プレビュー表示エリアd11には、音声出力アイコンI9も設けられている。ステップS46において表示された音声付例文の音声出力をユーザが所望する場合(S47:Yes)、ユーザは、指またはタッチペン20等によって、音声出力アイコンI9をタッチする。これによって、プレビュー表示エリアd11に表示されている音声付例文の音声データが、スピーカ18aから出力され(S48)、その後、ステップS49に進む。

0086

一方、ステップS46において表示された音声付例文の音声出力をユーザが所望しない場合(S47:No)には、ステップS49にダイレクトに進む。

0087

ステップS49では、学習単語一覧処理を継続するか否かの決定がなされる。この処理を終了する場合(S49:Yes)には、ステップS1に戻り、継続する場合(S49:No)には、ステップS45に戻る。

0088

一方、ステップS41において、学習単語一覧処理を所望しない場合(S41:No)、あるいは、ステップS45において、何れの例文もユーザによって指定されない場合(S45:No)には、例えば、本実施形態に係る音声学習装置10を、通常の電子辞書として用いるような他の処理(詳細は説明せず)に移行する。

0089

次に、ステップS44においてなされるチェック変更処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。

0090

まず、音声付例文登録エリア12fに登録されているすべての音声付例文が対象とされ(S44a)、次に、ステップS43においてチェック・オフされた単語が存在するのであれば(S44b:Yes)、チェック・オフされた単語を含む音声付例文が、音声付例文表示エリアd10から表示されなくなる(S44c)。

0091

ステップS44b〜S44cの処理は、単語1つずつなされる。したがって、ステップS43においてチェック・オフ操作がなされた単語が複数あるのであれば、これらすべての単語に対して、ステップS44b〜S44cの処理が繰り返されるように、ステップS44dにおいて、ステップS44b〜S44cの処理がすべての単語に対してなされたかが判定される。

0092

そして、ステップS43においてチェック・オフされたすべての単語について、ステップS44b〜S44cの処理がなされたと判定されると(S44d:Yes→S44e)、図7に示すステップS44の処理に戻る。

0093

図14は、このようなチェック変更処理がなされた後の、メイン画面16の表示例である。ステップS43において、例えば“brake”と“why”という単語に対してチェック・オフ操作がなされた結果、図14では、“brake”と“why”とのチェック欄d9bの「レ」点が外されている。また、これに応じて、ステップS44cにおいて、“brake”と“why”とが含まれる音声付例文が非表示とされた結果、音声付例文表示エリアd10には、図12に示される例から、“brake”または“why”を含む音声付例文以外の音声付例文のみが残されている。

0094

このように、本実施形態に係る音声学習装置10を用いることによって、ユーザは、単語のチェック・オン/オフ操作をすることにより、音声出力したい音声付例文を自在に選択することができる。

0095

以上説明したように、本実施形態に係る音声学習装置10は、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを連携してユーザに提供することができる。これによって、ユーザは、単語の音声と、その単語を含む例文の音声とを効率的に学習することが可能となる。

0096

なお、本実施形態に係る音声学習装置10による各処理の手法およびデータベース、すなわち、図4図8のフローチャートに示す処理(その1〜その5)等の各手法、および辞書データベース12bは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスクフロッピディスクハードディスク等)、光ディスクCD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部の記録媒体13に格納して配布することができる。そして、メイン画面16あるいはそれに加えてサブ画面17を備えた電子機器のコンピュータは、この外部の記録媒体13に記憶されたプログラムをメモリ12に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、本実施形態において図4図8のフローチャートを用いて説明した処理を実現することができる。

0097

また、これら各処理を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク上を伝送させることができ、このプログラムデータを、通信ネットワークに接続されたメイン画面16あるいはそれに加えてサブ画面17を備えた電子機器のコンピュータに通信によって取り込むことで、前述した各処理を実現することもできる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施形態に係る音声学習装置について説明する。

0098

なお、本実施形態の説明では、第1の実施形態と異なる構成のみを説明し、重複説明を避ける。よって、以下の記載では、第1の実施形態と同一要素については、同一符号を用いる。

0099

第1の実施形態では、音声学習装置10を、電子辞書装置10D、タブレット端末10T、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等のいわゆる単体の電子機器にて実現する場合として説明した。

0100

これに対し、第2の実施形態に係る音声学習装置30は、図15に示されるように、インターネットのような通信ネットワーク32を介して接続された端末34と外部サーバ36とから構成される。

0101

なお、このようなネットワーク構成は、イーサネット(登録商標)等のLAN、あるいは公衆回線専用回線を介して複数のLANが接続されるWAN等からなる。LANの場合には、必要に応じてルータを介した多数のサブネットから構成される。また、WANの場合には、公衆回線に接続するためのファイアウォール等を適宜備えているが、ここではその図示及び詳細説明を省略する。

0102

端末34は、互いに通信バス19を介して接続されたCPU11、記録媒体読取部14、キー入力部15、メイン画面16、サブ画面17、スピーカ18a、マイク18b、および通信部38等を備えてなる。すなわち端末34は、丁度、図1に示される音声学習装置10からメモリ12を削除し、代わりに、インターネット等の通信ネットワーク32と通信するための通信部38を備えた構成となっている。

0103

このような端末34は、例えば、パソコン、タブレット端末、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等のいわゆる単体の電子機器によって実現されうる。

0104

一方、外部サーバ36は、図1に示されるメモリ12を備えている。

0105

そして、端末34が、通信部38によって、通信ネットワーク32を介して、外部サーバ36にアクセスし、外部サーバ36に備えられたメモリ12に格納された音声学習処理制御プログラム12aを起動し、音声学習処理制御プログラム12aによる制御に応じて辞書データベース12bや、種々の記憶(登録)エリア12c〜gとの書込読出動作を行うことによって、第1の実施形態に係る音声学習装置10と同等の機能を、端末34のユーザに提供する。

0106

このような構成によれば、ユーザは、専用の装置を購入することもなく、ユーザの使い慣れている通信端末で、第1の実施形態に係る音声学習装置10の効果を得ることができるので、ユーザの利便性を高めることができる。また、外部サーバ36に音声学習処理制御プログラム12aや辞書データベース12bを備えることによって、音声学習処理制御プログラム12aの更新バージョンアップ)や、新たな辞書の導入があった場合であっても、ユーザは、端末を買い替えることも、新たなアプリケーションや辞書をインストールすることもなく、直ちにその恩恵を享受することができる。

0107

本願発明は、これら各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、いくつかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。

0108

例えば、図示していないが、第2の実施形態において、メモリ12に含まれる一部を、外部サーバ36ではなく、適宜、端末34に設けるようにしても良い。例えば、外部サーバ36のメモリ12には、音声学習処理制御プログラム12aと辞書データベース12bのみを備え、その他の記憶(登録)エリア12c〜gは、端末34のメモリ(図示せず)に備えるようにすることも、本願発明の一部であると解される。

0109

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶手段と、
前記例文テキスト記憶手段に記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶手段と、
ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる単語音声出力手段と、
前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を登録する単語登録手段と、
前記単語登録手段に登録された単語で構成された音声付例文を前記例文音声記憶手段から抽出して、抽出された音声付例文を登録する音声付例文登録手段と、
前記音声付例文登録手段によって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを前記例文音声記憶手段から読み出して音声出力する例文音声出力手段と、
を備える音声学習装置。
[発明2]
前記単語登録手段に単語が登録されたことに応じて、前記音声付例文登録手段に登録された音声付例文を一覧表示させる第1の例文表示手段、をさらに備える発明1に記載の音声学習装置。
[発明3]
前記単語登録手段に登録された単語を一覧表示させる単語表示手段と、
前記単語表示手段によって一覧表示された単語のうち、ユーザ指定によって選択された単語で構成される音声付例文を、前記例文音声記憶手段から抽出して一覧表示させる第2の例文表示手段と、
をさらに備える発明1または2に記載の音声学習装置。
[発明4]
前記単語音声出力手段によって出力された音声に対して、前記例文音声出力手段によって出力された音声が変化する単語が存在する場合、対応する音声付例文を、当該単語が他の単語に対して識別可能な状態で表示させる第3の例文表示手段、をさらに備える発明1乃至3のうちの何れか1項に記載の音声学習装置。
[発明5]
前記単語登録手段には、予め登録された単語が存在する、発明1乃至4のうちの何れか1項に記載の音声学習装置。
[発明6]
単語の音声データと、複数の単語で構成された例文テキストと、前記例文テキストに音声データが対応付けられた音声付例文とを格納した外部サーバと、必要なデータの授受を行うことによって、音声データを出力する音声学習装置であって、
ユーザ操作によって指定された単語の音声データを、前記外部サーバから取得して、音声出力させる単語音声出力手段と、
前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を、前記外部サーバへ登録する単語登録手段と、
前記外部サーバに登録された単語で構成された音声付例文を、前記外部サーバから抽出して、抽出された音声付例文を、前記外部サーバへ登録する音声付例文登録手段と、
前記外部サーバに登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを、前記外部サーバから読み出して音声出力する例文音声出力手段と、
を備える音声学習装置。
[発明7]
電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
例文テキストを複数記憶する例文テキスト記憶手段と、
前記例文テキスト記憶手段に記憶された各例文テキストを音声付例文として音声データを対応づけて記憶する例文音声記憶手段と、
ユーザ操作によって指定された単語の音声データを音声出力させる単語音声出力手段と、
前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を登録する単語登録手段と、
前記単語登録手段に登録された単語で構成された音声付例文を前記例文音声記憶手段から抽出して、抽出された音声付例文を登録する音声付例文登録手段と、
前記音声付例文登録手段によって登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを前記例文音声記憶手段から読み出して音声出力する例文音声出力手段と、
として機能させるためのプログラム。
[発明8]
単語の音声データと、複数の単語で構成された例文テキストと、前記例文テキストに音声データが対応付けられた音声付例文とを格納した外部サーバと、必要なデータの授受を行うことによって、音声データを出力する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
ユーザ操作によって指定された単語の音声データを、前記外部サーバから取得して、音声出力させる単語音声出力手段と、
前記単語音声出力手段によって音声出力された単語を、前記外部サーバへ登録する単語登録手段と、
前記外部サーバに登録された単語で構成された音声付例文を、前記外部サーバから抽出して、抽出された音声付例文を、前記外部サーバへ登録する音声付例文登録手段と、
前記外部サーバに登録された音声付例文のうちの何れかの音声データを、前記外部サーバから読み出して音声出力する例文音声出力手段と、
として機能させるためのプログラム。

0110

10 …音声学習装置
10D …電子辞書装置
10T …タブレット端末
12 …メモリ
12a …音声学習処理制御プログラム
12b …辞書データベース
12c …例文テキスト記憶エリア
12d …例文音声記憶エリア
12e …単語登録エリア
12f …音声付例文登録エリア
12g …ユーザ音声登録エリア
13 …記録媒体
14 …記録媒体読取部
15 …キー入力部
15a …文字入力キー
15b …辞書指定キー
15c …[訳/決定]キー
15d …[戻る/リスト]キー
16 …メイン画面
17 …サブ画面
18a …スピーカ
18b …マイク
19 …通信バス
20 …タッチペン
30 …音声学習装置
32 …通信ネットワーク
34 …端末
36 …外部サーバ
38 …通信部

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