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図面 (12)

課題

従来技術の欠点を少なくとも緩和するコンパクト電気スイッチを提供する。

解決手段

特に、電気モータを有する手動電気工具又は電気器具のための電気スイッチは、プランジャによって、外部から切り換え可能である。前記電気モータの回転方向を設定する切換装置が設けられ、前記切換装置は、例えば、外側に配置されるタペットによって作動可能である。前記スイッチは、非常にコンパクトに構成されているので、この種のスイッチの封止が簡素化される。

概要

背景

一般に、電気ドリルコードレスドライバハンマドリルフードミキサ等のような手動電気工具及び電気器具のためのこの種の電気スイッチは、外部から作動される作動部材によって切り換え可能な電気回路に加えて、モータの回転速度又はトルクの制御及び調整を含む。一般に、この目的のために、回転式又はスライド式電位差計が用いられる。このような回転速度制御に加えて、例えば機械的な切換装置を介して、回転方向を設定することも望まれる。このためには、多数の接触システムを必要とするので、スイッチの複雑な構造を招いてしまう。コンパクトな電気スイッチは、特許文献1によって知られている。この場合、電気部品回路基板の両側に配置され、このことは従来技術によって知られている。しかしながら、回転方向を切り換えるために、回路基板全体ハウジング内で枢動しなければならないことが欠点である。これによって、特に封止システムに更なる難題が課される。

概要

従来技術の欠点を少なくとも緩和するコンパクトな電気スイッチを提供する。特に、電気モータを有する手動の電気工具又は電気器具のための電気スイッチは、プランジャによって、外部から切り換え可能である。前記電気モータの回転方向を設定する切換装置が設けられ、前記切換装置は、例えば、外側に配置されるタペットによって作動可能である。前記スイッチは、非常にコンパクトに構成されているので、この種のスイッチの封止が簡素化される。

目的

本発明は、その一態様において、電気モータを有する手動電気装置のための電気スイッチを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電気モータを有する手動電気装置のための電気スイッチであって、スイッチハウジングと、前記スイッチハウジング内に配置される少なくとも1つの接点を有する接触システムと、前記スイッチハウジングから突出し、作動部材に連結されるプランジャであって、その移動によって、前記接触システムの前記各接点の少なくとも1つをオフ位置からオン位置切り換えることができるプランジャと、前記スイッチハウジング内に固定され、一方の側に電位差計回路状の接触面を有する回路基板と、を備え、前記スイッチハウジング内の前記プランジャはスライダを備え、前記スライダは、そのスライダの前記回路基板に対向する側に、摺接部を有し、前記電気モータの回転速度又はトルクは、前記各摺接部と前記回路基板の前記各接触面との相互作用によって、調整可能であり、前記各接触面及び前記接触システムの前記少なくとも1つの接点は、回路基板の上面に配置され、前記スライダは、前記回路基板に対して平行な平面内において、前記各接触面の向きに沿って移動可能であり、前記接触システムの前記各接点の作動方向も、同様に、前記回路基板に対して平行な平面内であることを特徴とする電気スイッチ。

請求項2

前記スライダは、直線状の向きの前記各接触面に沿った直線的な移動が可能、又は、円形状の向きの各接触面に沿った回転移動による移動が可能であり、前記プランジャは、前記スライダと共に直線的に移動可能であり、前記プランジャに設けられる突起によって、前記オフ位置の前記接触システムの切り換えを防止することを特徴とする、請求項1に記載の電気スイッチ。

請求項3

更に、前記電気モータの回転方向転換する切換装置を備え、前記回路基板の下面に導電路が設けられ、前記各導電路は前記切換装置と相互に作用して、前記電気モータを選択可能な回転方向に作動させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電気スイッチ。

請求項4

前記切換装置は位置エンコーダを含み、前記位置エンコーダは、変位移動又は回転移動によって、時計方向及び反時計方向の回転を切り換えるように調整可能であることを特徴とする、請求項3に記載の電気スイッチ。

請求項5

前記切換装置は、外部から操作可能な位置エンコーダと、前記スイッチハウジング内部において前記回路基板に対して平行に移動可能に配置されるスイッチレバーとを備え、前記スイッチレバーは、一方の側で、前記位置エンコーダに連結され、他方の側で、支持アームによって、前記回路基板に取り付けられ、前記支持アームは、前記スイッチレバーの枢軸を形成することを特徴とする、請求項3に記載の電気スイッチ。

請求項6

前記スイッチレバーの前記回路基板に対向する側に、2つの接触舌片が設けられ、前記2つの接触舌片は、前記スイッチレバーの枢動位置に応じて、選択的に、前記回路基板の前記下面に設けられる前記各導電路に接触して、前記電気モータを時計方向に回転させたり、又は、前記各導電路に接触して、前記電気モータを反時計方向に回転させることを特徴とする、請求項5に記載の電気スイッチ。

請求項7

前記スイッチレバーは、短尺アーム及び長尺アームを有する二腕レバーであり、前記スイッチレバーは、前記短尺レバーアームの自由端で、前記支持アームに連結され、前記長尺レバーアームの自由端で、前記位置エンコーダに連結されることを特徴とする、請求項5又は6に記載の電気スイッチ。

請求項8

前記スイッチハウジングは、上部シェル及び底部シェルを備え、これらのシェルは、組み立てた状態のとき、前記スイッチハウジングの側壁に、前記プランジャのための共通の開口部を画成することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電気スイッチ。

請求項9

前記2つのシェルは、締付け連結を介して、互いに連結されることを特徴とする、請求項8に記載の電気スイッチ。

請求項10

前記スイッチハウジングの前記2つのシェルの間に、一体の周方向封止部が設けられ、前記封止部は、前記スイッチハウジングの前記開口部の領域内において、リング状に形成されることを特徴とする、請求項8又は9に記載の電気スイッチ。

請求項11

前記底部シェルは、前記切換装置の前記位置エンコーダ及びケーブル連結部のための凹部を有し、前記位置エンコーダ及び前記ケーブル連結部の両者には、それぞれ、封止部が設けられることを特徴とする、請求項8、9又は10に記載の電気スイッチ。

請求項12

前記凹部の環状溝封止リングが挿入され、前記ケーブル連結部に多層封止パケットが挿入されることを特徴とする、請求項8乃至11のいずれか一項に記載の電気スイッチ。

請求項13

前記位置エンコーダは円板状に構成され、前記円板は、前記スイッチハウジングの凹部に回転可能に取り付けられ、前記円板の外側に、回転作動のためのタペットが設けられ、前記円板は、トルクを伝達するように、内側が前記スイッチレバーに連結されることを特徴とする、請求項8乃至12のいずれか一項に記載の電気スイッチ。

請求項14

前記円板の前記内側と前記スイッチレバーとの間に触覚部材が設けられ、前記触覚部材は、前記スイッチハウジングの前記凹部の周縁輪郭と相互に作用することを特徴とする、請求項13に記載の電気スイッチ。

請求項15

前記スイッチハウジング内に取り付けられる戻しばねは、前記プランジャと係合し、前記戻しばねのばね力は、前記オフ位置の方向に作用することを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の電気スイッチ。

請求項16

前記接触システムの前記少なくとも1つの接点は、固定接点及び切換接点を備え、前記固定接点は、前記回路基板に固定されるピンであり、前記切換接点は、前記回路基板に固定されるピンを備えるが、併せて、関連するねじりばねを有し、前記オン位置にある場合、前記ねじりばねのばね力により、前記ばねは、ばねアームで、前記固定接点に側面接触し、前記オフ位置にある場合、前記プランジャの前記突起によって、前記ねじりばねの前記アームを、前記固定接点から離れた所に保持し、接触を防止することを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の電気スイッチ。

技術分野

0001

本発明は、電気スイッチに関し、特に、手動電気手工具及び電気器具のためのスイッチに関する。

背景技術

0002

一般に、電気ドリルコードレスドライバハンマドリルフードミキサ等のような手動の電気工具及び電気器具のためのこの種の電気スイッチは、外部から作動される作動部材によって切り換え可能な電気回路に加えて、モータの回転速度又はトルクの制御及び調整を含む。一般に、この目的のために、回転式又はスライド式電位差計が用いられる。このような回転速度制御に加えて、例えば機械的な切換装置を介して、回転方向を設定することも望まれる。このためには、多数の接触システムを必要とするので、スイッチの複雑な構造を招いてしまう。コンパクトな電気スイッチは、特許文献1によって知られている。この場合、電気部品回路基板の両側に配置され、このことは従来技術によって知られている。しかしながら、回転方向を切り換えるために、回路基板全体ハウジング内で枢動しなければならないことが欠点である。これによって、特に封止システムに更なる難題が課される。

先行技術

0003

独国特許出願 DE 10 2009 009 965 A1

発明が解決しようとする課題

0004

したがって、上記欠点を少なくとも緩和するコンパクトな電気スイッチが望まれる。

課題を解決するための手段

0005

したがって、本発明は、その一態様において、電気モータを有する手動電気装置のための電気スイッチを提供するものであり、このスイッチは、スイッチハウジングと、前記スイッチハウジング内に配置される少なくとも1つの接点を有する接触システムと、前記スイッチハウジングから突出し、作動部材に連結されるプランジャであって、その移動によって、前記接触システムの前記各接点の少なくとも1つをオフ位置からオン位置に切り換えることができるプランジャと、前記スイッチハウジング内に固定され、一方の側に電位差計回路状の接触面を有する回路基板とを備え、前記スイッチハウジング内の前記プランジャはスライダを備え、前記スライダは、そのスライダの前記回路基板に対向する側に、摺接部を有し、前記電気モータの回転速度又はトルクは、前記各摺接部と前記回路基板の前記各接触面との相互作用によって、調整可能であり、前記各接触面及び前記接触システムの前記少なくとも1つの接点は、回路基板の上面に配置され、前記スライダは、前記回路基板に対して平行な平面内において、前記各接触面の向きに沿って移動可能であり、前記接触システムの前記各接点の作動方向も、同様に、前記回路基板に対して平行な平面内である。

0006

前記スライダは、直線状の向きの前記各接触面に沿った直線的な移動が可能、又は、円形状の向きの各接触面に沿った回転移動による移動が可能であり、前記プランジャは、前記スライダと共に直線的に移動可能であり、前記プランジャに設けられる突起によって、前記オフ位置の前記接触システムの切り換えを防止することが好ましい。

0007

前記スイッチは、前記電気モータの回転方向を転換する切換装置を備え、前記回路基板の下面に導電路が設けられ、前記各導電路は前記切換装置と相互に作用して、前記電気モータを選択可能な回転方向に作動させることが好ましい。

0008

前記切換装置は位置エンコーダを含み、前記位置エンコーダは、変位移動又は回転移動によって、時計方向及び反時計方向の回転を切り換えるように調整可能であることが好ましい。

0009

代替例として、前記切換装置は、外部から操作可能な位置エンコーダと、前記スイッチハウジング内部において前記回路基板に対して平行に移動可能に配置されるスイッチレバーとを備え、前記スイッチレバーは、一方の側で、前記位置エンコーダに連結され、他方の側で、支持アームによって、前記回路基板に取り付けられ、前記支持アームは、前記スイッチレバーの枢軸を形成する。

0010

前記スイッチレバーの前記回路基板に対向する側に、2つの接触舌片が設けられ、前記2つの接触舌片は、前記スイッチレバーの枢動位置に応じて、選択的に、前記回路基板の前記下面に設けられる前記各導電路に接触して、前記電気モータを時計方向に回転させたり、又は、前記各導電路に接触して、前記電気モータを反時計方向に回転させることが好ましい。

0011

前記スイッチレバーは、短尺アーム及び長尺アームを有する二腕レバーであり、前記スイッチレバーは、前記短尺レバーアームの自由端で、前記支持アームに連結され、前記長尺レバーアームの自由端で、前記位置エンコーダに連結されることが好ましい。

0012

前記スイッチハウジングは、上部シェル及び底部シェルを備え、これらのシェルは、組み立てた状態のとき、前記スイッチハウジングの側壁に、前記プランジャのための共通の開口部を画成することが好ましい。

0013

前記2つのシェルは、締付け連結を介して、互いに連結されることが好ましい。

0014

前記スイッチハウジングの前記2つのシェルの間に、一体の周方向封止部が設けられ、前記封止部は、前記スイッチハウジングの前記開口部の領域内において、リング状に形成されることが好ましい。

0015

前記底部シェルは、前記切換装置の前記位置エンコーダ及びケーブル連結部のための凹部を有し、前記位置エンコーダ及び前記ケーブル連結部の両者には、それぞれ、封止部が設けられることが好ましい。

0016

前記凹部の環状溝封止リングが挿入され、前記ケーブル連結部に多層封止パケットが挿入されることが好ましい。

0017

前記位置エンコーダは円板状に構成され、前記円板は、前記スイッチハウジングの凹部に回転可能に取り付けられ、前記円板の外側に、回転作動のためのタペットが設けられ、前記円板は、トルクを伝達するように、内側が前記スイッチレバーに連結されることが好ましい。

0018

前記円板の前記内側と前記スイッチレバーとの間に触覚部材が設けられ、前記触覚部材は、前記スイッチハウジングの前記凹部の周縁輪郭と相互に作用することが好ましい。

0019

前記スイッチハウジング内に取り付けられる戻しばねは、前記プランジャと係合し、前記戻しばねのばね力は、前記オフ位置の方向に作用することが好ましい。

0020

前記接触システムの前記少なくとも1つの接点は、固定接点及び切換接点を備え、前記固定接点は、前記回路基板に固定されるピンであり、前記切換接点は、前記回路基板に固定されるピンを備えるが、併せて、関連するねじりばねを有し、前記オン位置にある場合、前記ねじりばねのばね力により、前記ばねは、ばねアームで、前記固定接点に側面接触し、前記オフ位置にある場合、前記プランジャの前記突起によって、前記ねじりばねの前記アームを、前記固定接点から離れた所に保持し、接触を防止することが好ましい。

図面の簡単な説明

0021

本発明の好ましい実施形態による電気スイッチの斜視図である。
上部シェルを取り外した状態で別の面から見た図1のスイッチの斜視図である。
スイッチの部分分解図である。
スイッチの回路基板を示す図である。
図4の回路基板の上面図である。
別の面から見た回路基板の斜視図である。
図4の回路基板の下面の図である。
モータの反時計方向の回転の状態にあるスイッチの切換装置を示す図である。
モータの時計方向の回転の状態にあるスイッチの切換装置を示す図である。
オン位置にある図1のスイッチの一部の斜視図である。
スイッチがオフ位置にある状態の、図10と同様の図である。

0022

ここで、本発明の理解の助けとして、好ましい実施形態の作用について説明する。電気スイッチは、電気装置、特に、電気モータを有する手動の電気工具及び電気器具に用いられるものである。この種のスイッチは、通常、トリガスイッチと呼ばれ、スイッチハウジングを有する。このスイッチハウジングからプランジャが突出し、プランジャは、電気装置の手動操作のための作動部材に連結される。作動部材の作動によって、プランジャを移動させて、すなわち、電気装置をオフにする開始位置から、電気装置をオンにするオン位置に移動させて、このプランジャの移動によって、スイッチハウジング内に配置される接触システムの少なくとも1つの接点を切り換える。回路基板は、スイッチハウジング内に固定されて配置され、前述の接触システムの2つの接点に加えて、更に、電位差計回路状の接触面を有する。本発明では、各接触面及び接触システムの2つの接点は、回路基板の一方の側、例えば上面に配置される。電位差計回路状に形成される接触面は、プランジャに連結されるスライダの下側に設けられる摺接部と相互に作用して、摺接部を有するスライダは、プランジャの移動によって変位する。スライダを移動させることによって、スイッチに連結される電気モータの回転速度又はトルクを調整することができる。プランジャ及びこれに連結されるスライダの移動は、回路基板に対して平行な平面内における、直線状の向きの各接触面に沿った直線的な移動が可能である。但し、各接触面が回路基板上に円形状に配置される場合、回転移動も可能である。プランジャを移動させることによって、接触システムの開閉も行われるが、この場合も、各接点の作動方向は、プランジャの移動と同様に、回路基板に対して平行な平面内である。

0023

更に、電気スイッチは、好ましくは、電気モータの回転方向を転換する、すなわち、時計方向から反時計方向に転換する切換装置を備える。この目的のため、回路基板に、対応する導電路が設けられる。切換装置は、この場合、回路基板の他方の側、例えば、対応する導電路が設けられる下面と相互に作用する。

0024

本発明の一実施形態では、プランジャを作動させることによって、プランジャをそのオフ位置からオン位置に移動させ、この手段によって、スイッチハウジング内に配置される接触システムの切換接点と固定接点との間に接点が確立される。プランジャがオフ位置にあるとき、プランジャに設けられる突起によって、接触システムの接続を防止する。この種の一実施形態では、接触システムは、固定接点として回路基板に固定されるピンと、切換接点として、同様に回路基板に固定されるが、この場合、関連するねじりばねを有するピンとから構成される。オフ位置にあるとき、プランジャの突起によって、切換接点のねじりばねの自由アームが固定接点に接触するのを防止する。プランジャの突起によって、切換接点のねじりばねのアームを、固定接点から離れた所に保持する。これに対して、オン位置にあるとき、プランジャの好ましくは直線的な移動により、その突起も切換接点から離れるように移動し、ねじりばねのアームは、解除され、ねじりばねのばね力により固定接点の方向に移動し、固定接点に好ましくは側面接触することができる。ねじりばねのアームは、この場合、回路基板に対して平行な平面内で移動する。

0025

更に、プランジャのスライダに設けられる摺接部が、電位差計回路状に構成される回路基板の接触面と相互に作用するので、プランジャの移動によって電気モータの回転速度又はトルクの調整も行われ、例えば、接触面上の摺接部の調整移動の変化により抵抗が変化するので、この手段によって電気モータの回転速度を調整することができる。したがって、プランジャは、一方で、電気モータの切り換えのための接触を行い、同時に、回転速度の調整を行う。これは、突起及びスライダを有するプランジャの特別な構成と、接触システムの各接点の配置と、回路基板の一方の側、例えば上面に、電位差計回路状に設けられる接触面とによって可能になる。

0026

回路基板の他方の側は、切換装置に接触する。また、この切換装置は、外部から操作可能なアクチュエータを有し、電気モータの時計方向又は反時計方向の回転を設定する。この設定は、アクチュエータの直線的な摺動又は回転移動によって行うことができる。アクチュエータは、好ましくは、外部から操作可能であり、回転移動によって調整可能であり、スイッチハウジング内に配置されるシフトレバーに連結される位置エンコーダである。位置エンコーダは、ハウジングの凹部に取り付けられる。好ましい実施形態では、位置エンコーダの外側部は円板状に構成され、この円板は、スイッチハウジングの円形の凹部に回転可能に取り付けられ、円板の外側に、回転作動のためのタペットが設けられ、このタペットは、例えば、手動電気装置の回転方向スイッチと相互に作用する。位置エンコーダの円板の回転作動時、スイッチハウジングの内部に設けられるシフトレバーにトルクが伝達され、スイッチレバーは、一方の側で、位置エンコーダに連結され、他方の側で、回路基板に固定される支持アームに連結され、この支持アームを介して回路基板に取り付けられる。これによって、この支持アームは、シフトレバーの枢軸を形成する。シフトレバーは、回路基板に対して平行な向きであり、この平面内において、少なくとも2つの位置に枢動することによって、移動することができる。シフトレバーの枢動位置に応じて、シフトレバーに配置される接触舌片は、電気モータを時計方向に回転させるため、回路基板のいずれかの回路経路に接触したり、或いは、接触舌片は、電気モータを反時計方向に回転させるため、回路経路の接点ブリッジを確立する。

0027

特に好ましい実施形態では、位置エンコーダは、また、触覚部材を備える。この触覚部材は、スイッチハウジングの凹部の周縁の輪郭と相互に作用し、この輪郭は、シフトレバーのそれぞれ異なる位置に対応する留め位置を有する。

0028

回路基板の両側がスイッチのそれぞれ異なる機能のために利用可能であり、回路基板がハウジング内に固定して配置されるので、上記の電気スイッチは非常にコンパクトに設計される。これによって、この種の電気スイッチの封止が簡素化される。本発明の一実施形態では、スイッチハウジングは、より容易な組立のため、2つのシェル、すなわち、上部シェル及び下部シェルから構成される。これらのシェルは、好ましくは、締付け連結を介して、互いに連結される。両シェルは、組み立てた状態のとき、側壁にプランジャのための共通の開口部を画成する。スイッチハウジングを封止するため、スイッチハウジングのシェルの間に、一体の周方向の封止部が設けられ、この封止部は、プランジャのための開口部の領域内において、リング状に形成される。スイッチハウジングの更に別の開口部も、同様に、簡易な方法で封止することができるので、例えば、円板状の位置エンコーダのための凹部に環状溝を設けることができ、この溝に封止リングが挿入される。スイッチハウジング内の必要なケーブル連結部のため、すなわち、電気モータにつながる電気ケーブルのため、例えば、多層封止パケットを用いることができる。

0029

本発明によるスイッチは、特に、ブラシレス直流BLDC)モータやブラシレス交流(BLAC)モータなどの電気的に整流されたモータを用いる電気装置と共に使用するために、用いられる。

0030

ここで、添付図面の図を参照して、単なる例示として本発明の好ましい実施例を説明する。図において、複数の図に現れる同一の構造体、要素又は部品は、一般に、それらが現れる全ての図において同じ符号で表記される。図内に示される構成部品及び構造部の寸法は、一般に、便宜のため及び提示の明確さのために選択されたものであり、必ずしも縮尺通りではない。

0031

各図面は、本発明による電気スイッチ1の好ましい実施例を示し、電気スイッチ1は、電気モータを有する手動の電気工具及び電気器具、例えば、電気ドリル、コードレスドライバ、ハンマドリル、フードミキサ等に用いることができる。この目的のため、この電気スイッチ1は、工具のハウジングに組み込まれ、プランジャ13は、連結部2を介して、例えば、手動操作可能な作動部材に連結される。ケーブル連結部17において、スイッチ1から、対応する電気ケーブル(図示せず)が、電気モータに接続するため延出している。電気スイッチ1のスイッチハウジング10内に設置される切換装置40は、タペット47を介して外部から切り換え可能であり、電気モータの回転方向を設定し、例えば、電気工具の対応するシフトレバーと一緒に機能する。シフトレバーは、外部から切り換え可能である。電気モータの回転方向が異なる必要がない手動電気装置の場合、切換装置40を省いてもよい。

0032

図1に示す電気スイッチ1のスイッチハウジング10は、2つのシェル、すなわち、第1のシェルすなわち上部シェル11と、第2のシェルすなわち底部シェル12とを備える。これは、図2及び図3から分かり、ここで、電気スイッチ1は、2つの側から示され、それぞれの場合において、スイッチハウジング10を開けた状態である。スイッチ1の良好な封止は、これらの図から分かる。したがって、一体の周方向の封止部50が、シェル11及び12の間に設けられ、シェル11及び12の端縁に配置され、開口部19の領域内にリング51を備える。開口部19は、2つのシェル11及び12によって形成される。開口部19は、図1に示すように、スイッチ1のスイッチハウジング10から突出するプランジャ13のために設けられる。スイッチハウジング10の内部において、プランジャ13はスライダ15に連結され、スライダ15は、この場合、直線的な動きによって、スイッチハウジング10内に固定して配置される回路基板30の上方を移動可能に配置される。プランジャ13は、作動部材によって作動することができ、この作動部材は、スイッチハウジング10内へと変位する。このようなプランジャ13の移動によって、プランジャ13に連結されるスライダ15は変位し、この移動時に、回路基板30の上面31の接触面33,34の摺接部16と相互に作用する。摺接部16は、図4及び図5からより良く理解することができ、ここで、回路基板30は、一方で、斜視図で、ハウジングが無い状態が示され、他方で、回路基板30の上面31の図として示される。摺接部16は、スライダ15の回路基板に対向する側に設けられる(図4及び図5に図示せず)。接触端16a,16bは、回路基板30の上面31の接触面33,34に接触する。摺接部16の可撓性のあるU字形状に基づいて、十分な接触圧が確保される。プランジャ13の移動時、スライダ15は、回路基板30に沿って、すなわち、電位差計回路状に構成される接触面33,34に沿って変位する。抵抗、ひいてはスイッチ1に連結される電気モータの回転速度又はトルクは、摺接部16の変位経路と共に変化する。

0033

また、接触システム20が、回路基板30の上面31の接触面33,34に隣接して設けられる。これは、図4に見られるように、ピン状に構成され、回路基板30に固定される固定接点21と、切換接点22とを備える。切換接点22は、同様に、回路基板30に固締されるピンと、ねじりばね23とを備える。例えば、電気モータの回転方向が、位置エンコーダ45によって設定され、プランジャ13が、作動部材を介して、図11に示すオフ位置から、図10に示す、すなわち、スイッチハウジング10内に変位したオン位置に移動した場合、この移動によって、プランジャ13に設けられる突起14も変位する。この突起14は、図11に示すようにオフ位置にある場合、切換接点22のねじりばね23のアーム24の端部に当接し、前記アームを固定接点21から離れた所に保持する。ここで、プランジャ13の変位によって、突起14もアーム24から離れるように移動すると、前記アームは、ねじりばね23のばね力により、固定接点21を側方から押圧することができ、この手段によって、電気モータはオンになる。ねじりばね23のアーム24の移動、ひいては接触システム20を開閉する作動方向は、回路基板30に対して平行且つ上方の平面内である。プランジャ13は、この例のこの場合、ばねで押さえられる。作動部材(図示せず)によってプランジャ13に圧力がかからない場合は、直ちに、戻しばね60が作用して、プランジャ13がオフ位置に自動的に戻る。

0034

反対側では、回路基板30の下面32、すなわち、回路基板30に設けられる導電路35,36は、切換装置40のスイッチレバー42と作動連結している。このスイッチレバー42は、図6に見られるように、回路基板30に対して平行な平面内に延在する。このシフトレバー42は、この平行な平面内において、回路基板30の下側で、支持アーム41によって形成される枢軸を中心として枢動することができる。支持アーム41は、回路基板30に連結され、スイッチレバー42を支持する。スイッチレバー42の下側に、接触舌片43,44が設けられ、これらは、電気モータを反時計方向に回転させるための導電路35の接点ブリッジ、或いは、電気モータを時計方向に回転させるための導電路36の接点ブリッジのいずれかに相当する。回転方向を転換するためには、スイッチレバー42を枢動させる。この目的のため、スイッチレバー42は、図8及び図9により良く見られるように、切換装置40の位置エンコーダ45に連結される。この実施例では、スイッチレバー42は、二腕レバーとして構成される。短尺レバーアーム42aは、その自由端で、支持アーム41に取り付けられ、スイッチレバー42の長尺アーム42bの自由端は、位置エンコーダ45に連結される。この場合、スイッチレバー42は、連結部材49(図9参照)を介して、位置エンコーダ45の触覚部材48に連結される。位置エンコーダ45の円板46は、スイッチハウジングの外側に位置し、前記円板は、図3から分かるように、スイッチハウジング10の凹部18内の触覚部材48と共に取り付けられる。タペット47は、円板46の外側に設けられ、このタペットは、電気装置のハウジングから直接突出するか、又は、好ましくは、外部から調整可能な転換レバーに連結される。電気モータの回転方向を切り換えるため、すなわち、電気モータの時計方向又は反時計方向の回転を設定するため、このタペット47を移動させる。円板46は、凹部18内の触覚部材48と共に、回転移動を実行する。この手段によって、触覚部材48は、凹部18の周縁輪郭18aと相互に作用する。触覚部材48は、この場合、円板46と共に回転するように固定されて連結され、例えば、対応する形状の凹部、例えば方形の凹部が、円板46の下面に存在し、この凹部に、触覚部材48の対応する形状の頭部が係合する。特に図9から分かるように、ばねで取り付けられた玉が、触覚部材48の少なくとも一方の側で、触覚部材から側方に突出し、凹部18の周縁輪郭18aと係合する。例えば、タペット47を移動させると、この手段によって、円板46は回転移動を実行し、触覚部材48もまた、回転するように固定された連結により移動し、ばねで押さえられ側方に突出する玉は、所定の回転経路の後に周縁輪郭18aの対応する凹部に再び入るまで、触覚部材48内に押し込められる。凹部18の周縁輪郭18aは、特に、スイッチレバー42の2つの切換位置にあるときのみ、そうであるように構成される。触覚部材48は、好ましくは、2つの互いに対向する側に、それぞれ、触覚部材48から側方に突出する玉を有し、これらの玉は、共通のばねによって外方に押圧される。これにより、触覚効果が増大する。スイッチレバー42のそれぞれ異なる2つの切換位置、すなわち、位置エンコーダ45のそれぞれ異なる2つの位置を、図8及び図9に示す。位置エンコーダ45の潜在的な移動方向を矢印で示す。

0035

スイッチハウジング10内の位置エンコーダ45への接近路は、封止リング52によって封止され、封止リング52は、好ましくは、凹部18の環状溝に配置される。ケーブル連結部17は、スイッチハウジング10内、すなわち、スイッチハウジング10の底部シェル12内に、位置エンコーダ45に隣接して設けられ、このケーブル連結部は、全てのケーブル(図示せず)をまとめて、スイッチハウジング10から導出する。封止のため、図3に示す封止パケット53が設けられ、封止パケット53は、複数の封止層でケーブルを取り囲む。

0036

本出願の説明及び請求項において、動詞「備える(comprise)」、「含む(include)」、「含む(contain)」及び「有する(have)」、並びにその変形形態は、説明する要素又は特徴の存在を規定するために包括的な意味で使用され、追加の要素又は特徴の存在を排除するものではない。

0037

明確にするために別個の実施形態に関連して説明されている本発明の特定の特徴は、1つの実施形態において組み合わせて提供してもよいものと理解される。逆に、簡潔にするために1つの実施形態に関連して説明されている本発明の種々の特徴を、個別に又はそれらを適当に組み合わせて提供してもよい。

実施例

0038

上記の実施形態は単なる例示であり、請求項に定義する本発明の範囲から逸脱することなく、他の様々な修正が可能であることは、当業者にとって明らかである。

0039

1電気スイッチ
2 連結部
10スイッチハウジング
11 上部シェル
12底部シェル
13プランジャ
14突起
15スライダ
16摺接部
16a,16b接触端
17ケーブル連結部
18 凹部
18a周縁輪郭
19 開口部
20接触システム
21固定接点
22切換接点
23ねじりばね
24アーム
30回路基板
31 上面
32 下面
33,34 接触面
35,36導電路
40切換装置
41支持アーム
42スイッチレバー
42a短尺レバーアーム
42b長尺アーム
43,44接触舌片
45位置エンコーダ
46円板
47タペット
48触覚部材
49連結部材
50封止部
51リング
52封止リング
53 封止パケット
60 戻しばね

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