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技術 建造物の点検装置

出願人 大和ハウス工業株式会社株式会社イング
発明者 鈴木清隆永木孝幸高田潤祐竹井祥人
出願日 2014年9月5日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-180717
公開日 2016年4月21日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-057061
状態 特許登録済
技術分野 既存建築物への作業 光学的手段による材料の調査の特殊な応用
主要キーワード 上下伸縮 押圧具 点検装置 打撃音 検装置 空圧式 入れ子構造 圧縮エアー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

コンクリートやその目地部の状態を点検することは、従来行われているが、高いビルの上方部、橋梁の裏の部分等では、人間が直接見ることや触ることは不可能である。よって、最近では、遠隔操作が可能なカメラを用いて、検査すべき場所の近くにカメラを位置させてその画像で点検している。しかしながら、カメラからの画像だけでは、目地部等の状態は分からないことが判明した。

解決手段

伸縮可能な基軸の先端部に発信装置付のカメラを設け、手元側に操作パネル及びモニターを設けたものであって、該先端部近傍自由回転可能なローラーを持った押圧具を設けたもの。

概要

背景

天災、特に地震経年劣化によって、建造物外壁自体、外壁間の目地材等にクラック剥離等の損傷が発生する。この損傷は、それ自体外観が悪いだけでなく、雨漏り等の被害の原因ともなる。これを防止するため、上記損傷が発生すれば適切に補修することが肝要である。

そのため、以前から壁面自体及び目地部の点検が行われている。その方法は、目視検査ハンマーでの打撃音検査である。即ち、ひびが入っているかどうかを目で見て判断する、また、壁面がタイル貼りの場合は、ハンマー音で浮き等を判断するのである。

しかしながら、高いビルの上方部、橋梁の裏の部分等では、人間が直接見ることや触ることは不可能である。よって、最近では、遠隔操作が可能なカメラを用いて、検査すべき場所の近くにカメラを位置させて、手元でその画像を見ながら調べる方法が考案され実施もされている(特許文献1)。

概要

コンクリートやその目地部の状態を点検することは、従来行われているが、高いビルの上方部、橋梁の裏の部分等では、人間が直接見ることや触ることは不可能である。よって、最近では、遠隔操作が可能なカメラを用いて、検査すべき場所の近くにカメラを位置させてその画像で点検している。しかしながら、カメラからの画像だけでは、目地部等の状態は分からないことが判明した。伸縮可能な基軸の先端部に発信装置付のカメラを設け、手元側に操作パネル及びモニターを設けたものであって、該先端部近傍自由回転可能なローラーを持った押圧具を設けたもの。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

伸縮可能な基軸に、撮影手段、該撮影手段からの映像を表示する表示手段及び操作部を設けたものであって、該撮影手段近傍に、又は該撮影手段近傍に移動可能なように押圧具が設けられ、且つ該押圧具は自由回転可能なローラーを有することを特徴とする建造物点検装置

請求項2

該撮影手段及び該押圧具は、一体となって基軸上を移動するものである請求項1記載の建造物の点検装置。

技術分野

0001

本発明は、建造物点検装置に関するものである。

背景技術

0002

天災、特に地震経年劣化によって、建造物の外壁自体、外壁間の目地材等にクラック剥離等の損傷が発生する。この損傷は、それ自体外観が悪いだけでなく、雨漏り等の被害の原因ともなる。これを防止するため、上記損傷が発生すれば適切に補修することが肝要である。

0003

そのため、以前から壁面自体及び目地部の点検が行われている。その方法は、目視検査ハンマーでの打撃音検査である。即ち、ひびが入っているかどうかを目で見て判断する、また、壁面がタイル貼りの場合は、ハンマー音で浮き等を判断するのである。

0004

しかしながら、高いビルの上方部、橋梁の裏の部分等では、人間が直接見ることや触ることは不可能である。よって、最近では、遠隔操作が可能なカメラを用いて、検査すべき場所の近くにカメラを位置させて、手元でその画像を見ながら調べる方法が考案され実施もされている(特許文献1)。

先行技術

0005

特開2005−30961号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、カメラからの画像だけでは、実際の目地部の状態は分からないことが判明した。即ち、見た目ではまったく異常がないと判断されても、実際に手で触ってみると、目地部が浮いて、剥離することがある。また、手で押すと凹むこともある。
結局、カメラの画像だけでは十分な検査ができないのである。

課題を解決するための手段

0007

以上のような現状に鑑み、本発明者は、鋭意研究の結果本発明建造物の点検装置を完成したものであり、その特徴とするところは、伸縮可能な基軸に、撮影手段、該撮影手段からの映像を表示する表示手段及び操作部を設けたものであって、該撮影手段近傍に、又は該撮影手段近傍に移動可能なように押圧具が設けられ、且つ該押圧具は自由回転可能なローラーを有する点にある。

0008

ここで、建造物とは人工的に作られたものであり、ビル、橋梁、高速道路電柱その他どのようなものでもよい。また、点検する部分は、壁、柱その他どのような部分でもよいが、ブロックやパネル、タイルの継ぎ目である目地部がより好適である。

0009

基軸とは、伸縮可能な棒やパイプであり、人間の手の届かない場所に撮影手段を近接させるためのものである。伸縮の方法は、構造的には入れ子式(カメラの脚のような構造)であって、その入れ子の各部をモーター圧縮エアーで上下する方式でも、単に手で引き上げる方式、ハンドルを回すことによって上下する方式等でよい。

0010

この基軸の長さは、最も伸ばしたときの長さが2〜10mが好適であり、3〜6mがより好適である。

0011

撮影手段は、映したものが後述する表示手段に発信できるものであればどのようなものでもよいが、一般的にはカメラである。発信方法無線が普通であるが、有線でも可能である。撮影手段の取り付け位置は、前記基軸のどの部分でもよいが、先端部(最上部や)が好ましい。

0012

撮影手段は、操作部からその撮影方向が上下、左右に変えられ、望遠ワイドもできるようにするのが好ましい。

0013

ここで表示手段とは、撮影手段からの映像を表示できるものであればどのようなものでもよいが、一般的にはモニターである。操作部は、少なくとも前記撮影手段を移動させることができればよいが、種々のデーターの入力、表示手段の制御等ができるものが好ましい。また、基軸の伸縮や押圧具の移動を操作部で制御できてもよい。この表示手段と、操作部は基軸に固定されていても、分離して別体になっているものでもよい。また、着脱可能にしてもよい。

0014

表示手段及び操作部は、それぞれが一体となったタブレット等の携帯端末でもよいし、パソコンのように表示手段と操作部が別体になっているものでもよい。また、操作部は基軸を動かすものと、撮影手段を動かすものが別々でもよい。

0015

本発明でいう押圧具は、先端部に自由回転可能であるローラーが取り付けられているものである。この押圧具は、基軸の伸縮と協働して上下動可能であるが、この押圧具自体が基軸上を移動可能であってもよい。また、目地の溝の深さに対応するため、これも基軸とは別個に基軸に対して前後動可能してもよい。これらの動きは、操作部から操作できるようにする。

0016

この押圧具の遠隔操作は、ワイヤ方式、電気式無線方式油圧式空圧式どのような方法でもよい。ワイヤ方式は直接ワイヤで接続し、釣りのリールのようにワイヤを巻いて操作するものである。2本のワイヤを用いて前進後退等反対の動きを行っても、1本で回転方向によって前進後進を行ってもよい。電気式や無線式の場合にはモーターを使用するのがよい。

0017

押圧具の先端部には、ローラーが設けられている。これは回転できるもので小さな車輪のようなものである。大きさは自由であるが、直径としては、2〜10cm程度が好適である。厚みも自由であるが、2〜20mmが好適である。

0018

上記撮影手段及び押圧具の取付位置は自由であるが、基軸の先端付近が望ましい。撮影手段と押圧具は、一体として移動できるものが好ましい。操作が簡単になるためである。この場合、両者の位置関係は、撮影手段が少なくとも押圧具のローラー先端部が撮影可能な位置にあることが必要である。

0019

しかし、撮影手段と押圧具は、それぞれ独立して移動できるものであってもよい。その場合にも、撮影手段が少なくとも押圧具のローラー先端部が撮影可能な位置に移動できる必要がある。

0020

本発明の基軸の下方には、安定がいいように脚を設けるのがよい。また、移動を容易にするため、ストッパーの付いたキャスター(車輪)を設けてもよい。また、足場が悪く、置けないような場合には、点検する者のベルトに固定して移動できるようにしても、肩かけベルトに固定するタイプでもよい。

0021

本発明の使用方法の1例を説明すると、基軸を延長して高い所に撮影手段を移動し、表示手段をチェックしながら、検査する場所を撮影手段で撮影するだけでなく、その部分にローラーを接当し、またローラーを回転させて、その場所の変化の状態(凹んだり、剥離したりする)も撮影して確認する。

0022

本発明点検装置は、通常の点検に必要な撮影装置、表示手段や操作部以外には、押圧具だけであり、その他特別な装置や道具が不要であるため、非常に安価に製造できる。

発明の効果

0023

本発明には、次のような大きな利点がある。
(1) 単に撮影するだけでなく、ローラーで押してその表面の状態を点検できるため。
(2) ローラーで押すため、目視だけではわからない剥離の状態が確認できる。
(3)高所でも簡単に点検ができ、危険性がない。
(4)装置自体は安価である。

図面の簡単な説明

0024

本発明点検装置の1例を示す側面図である。
本発明点検装置の使用例を示す斜視図である。
本発明点検装置のローラーの部分斜視図である。

0025

以下好適な実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。

0026

図1は、本発明点検装置1の1例を示す側面図である。基軸2は入れ子構造で伸縮自在である。また、この例では、最上部に滑車がありカメラ3と押圧具4は滑車からのワイヤによって上下動可能である。押圧具4のすぐ下にカメラ3が設けられており、ローラー6の先端部が撮影できる。勿論、カメラ3は独自で方向が変えられるものでもよい。ローラー6も上下、左右に方向が変えられ、かつ建造物5を押圧するため前後にも移動可能なのがよい。

0027

基軸2は、ハンドル7で簡単に上下伸縮できる。勿論、これもモーター等で別駆動にしてもよい。基軸2の最下部には脚8が設けられている。この例ではキャスターはついていない。

0028

基軸2には、操作部9(この例ではパソコン)が設けられ、前のモニター10を見ながら操作できる。この操作部9も高さ調整可能で、かつ基軸2から取りはずすこともできる。

0029

図2は、本発明装置の他の例を用いて、実際に建造物の目地部をローラーで押圧しているところである。この例では、カメラ3はローラー6の上方に位置している。

実施例

0030

図3は、ローラー6が、目地部11を押圧しているところを示す。この先端部をカメラ(図示略)が撮影している。正面から見るだけでは、剥離状態が判断し難いが、ローラー6で押圧しつつ、少し斜めからカメラで見ることによって、剥離状況膨れぐあい等が容易に判断できる。

0031

1点検装置
2基軸
3カメラ
4押圧具
5建造物
6ローラー
7ハンドル
8 脚
9 操作部
10モニター
11目地部

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