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技術 内視鏡装置

出願人 オリンパス株式会社
発明者 木許誠一郎
出願日 2014年9月9日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2014-182903
公開日 2016年4月21日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-054878
状態 特許登録済
技術分野 内視鏡 孔内観察装置 閉回路テレビジョンシステム
主要キーワード 受信アンテナユニット 各構成部位 体外表面 受信強度情報 カプセル形状 安定期 高フレームレート化 表示用画像信号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月21日)のものです。
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図面 (4)

課題

通常のクロックよりも高速のクロックを用いた動作を行う場合であっても消費電力の増大を抑制することができる内視鏡装置を提供すること。

解決手段

本発明にかかるカプセル型内視鏡2は、照明部22と、被写体を撮像する撮像部21と、撮像部21が撮像した撮像信号を処理する信号処理部24と、信号処理部24が処理した撮像信号を無線送信する送信部25と、低速クロックを生成する低速クロック生成部27と、高速クロックを、低速クロックに対応させて、間欠的に生成する高速クロック生成部28と、高速クロックが生成されている間は、少なくとも撮像部21を高速クロックを用いて制御する動作制御部23と、を備える。

概要

背景

従来、内視鏡の分野において、患者等の被検体消化管内に導入可能な大きさに形成されたカプセル型筐体の内部に撮像機能および無線通信機能を備えたカプセル型内視鏡が登場している。カプセル型内視鏡は、被検体の口から飲み込まれた後、蠕動運動等によって消化管内を移動する。カプセル型内視鏡は、被検体の消化管内部に導入されてから被検体外部に排出されるまでの期間、この被検体の臓器内部の画像(以下、体内画像という場合がある)を順次取得し、取得した体内画像を被検体外部の受信装置に順次無線送信する(例えば、特許文献1参照)。

カプセル型内視鏡によって撮像された各体内画像は、受信装置を介して画像表示装置に取り込まれる。画像表示装置は、取り込んだ各体内画像をディスプレイ静止画表示または動画表示する。医師または看護師等のユーザは、画像表示装置に表示された被検体の各体内画像を観察し、各体内画像の観察を通して被検体の臓器内部を検査する。

概要

通常のクロックよりも高速のクロックを用いた動作を行う場合であっても消費電力の増大を抑制することができる内視鏡装置を提供すること。本発明にかかるカプセル型内視鏡2は、照明部22と、被写体を撮像する撮像部21と、撮像部21が撮像した撮像信号を処理する信号処理部24と、信号処理部24が処理した撮像信号を無線送信する送信部25と、低速クロックを生成する低速クロック生成部27と、高速クロックを、低速クロックに対応させて、間欠的に生成する高速クロック生成部28と、高速クロックが生成されている間は、少なくとも撮像部21を高速クロックを用いて制御する動作制御部23と、を備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通常のクロックよりも高速のクロックを用いた動作を行う場合であっても消費電力の増大を抑制することができる内視鏡装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

照明光を発する照明部と、前記照明光で照明された被写体を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した撮像信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部が処理した撮像信号を無線送信する送信部と、第1のクロックを生成する第1のクロック生成部と、前記第1のクロックよりも周波数が高い第2のクロックを、前記第1のクロックに対応させて、間欠的に生成する第2のクロック生成部と、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて、少なくとも前記撮像部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする内視鏡装置

請求項2

前記制御部は、前記第1のクロックを基準クロックとして前記第2のクロックを用いた制御を開始することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。

請求項3

前記第2のクロック生成部は、前記第1のクロックから前記第2のクロックを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。

請求項4

前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記信号処理部を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の内視鏡装置。

請求項5

前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記照明部を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の内視鏡装置。

請求項6

前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記送信部を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の内視鏡装置。

請求項7

前記第2のクロック生成部は、周期的に前記第2のクロックを生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の内視鏡装置。

請求項8

前記第2のクロック生成部は、予め設定された期間に前記第2のクロックを生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の内視鏡装置。

技術分野

0001

本発明は、被検体内に導入されて該被検体内の画像を撮像する内視鏡装置に関する。

背景技術

0002

従来、内視鏡の分野において、患者等の被検体消化管内に導入可能な大きさに形成されたカプセル型筐体の内部に撮像機能および無線通信機能を備えたカプセル型内視鏡が登場している。カプセル型内視鏡は、被検体の口から飲み込まれた後、蠕動運動等によって消化管内を移動する。カプセル型内視鏡は、被検体の消化管内部に導入されてから被検体外部に排出されるまでの期間、この被検体の臓器内部の画像(以下、体内画像という場合がある)を順次取得し、取得した体内画像を被検体外部の受信装置に順次無線送信する(例えば、特許文献1参照)。

0003

カプセル型内視鏡によって撮像された各体内画像は、受信装置を介して画像表示装置に取り込まれる。画像表示装置は、取り込んだ各体内画像をディスプレイ静止画表示または動画表示する。医師または看護師等のユーザは、画像表示装置に表示された被検体の各体内画像を観察し、各体内画像の観察を通して被検体の臓器内部を検査する。

先行技術

0004

米国特許第6709387号明細書

発明が解決しようとする課題

0005

カプセル型内視鏡では、動作時間を長くする、あるいは、電池を小型化するために、電気回路消費電力を抑える取り組みがなされている。また、カプセル型内視鏡に対しては、高フレームレートでの撮影も要求されている。ここで、カプセル型内視鏡が、高フレームレートで撮影するためには、通常のクロックよりも高速のクロックでの動作が必要となる。しかしながら、この高速のクロックを生成するためには、さらに電力が必要となるため、カプセル型内視鏡の消費電力の増大に繋がってしまうという問題があった。

0006

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通常のクロックよりも高速のクロックを用いた動作を行う場合であっても消費電力の増大を抑制することができる内視鏡装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる内視鏡装置は、照明光を発する照明部と、前記照明光で照明された被写体を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した撮像信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部が処理した撮像信号を無線送信する送信部と、第1のクロックを生成する第1のクロック生成部と、前記第1のクロックよりも周波数が高い第2のクロックを、前記第1のクロックに対応させて、間欠的に生成する第2のクロック生成部と、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて、少なくとも前記撮像部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。

0008

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記制御部は、前記第1のクロックを基準クロックとして前記第2のクロックを用いた制御を開始することを特徴とする。

0009

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記第2のクロック生成部は、前記第1のクロックから前記第2のクロックを生成することを特徴とする。

0010

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記信号処理部を制御することを特徴とする。

0011

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記照明部を制御することを特徴とする。

0012

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記制御部は、前記第2のクロックが生成されている間は、前記第2のクロックを用いて前記送信部を制御することを特徴とする。

0013

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記第2のクロック生成部は、周期的に前記第2のクロックを生成することを特徴とする。

0014

また、本発明にかかる内視鏡装置は、前記第2のクロック生成部は、予め設定された期間に前記第2のクロックを生成することを特徴とする。

発明の効果

0015

本発明にかかる内視鏡装置によれば、第1のクロックを生成する第1のクロック生成部と、第1のクロックよりも周波数が高い第2のクロックを、第1のクロックに対応させて、間欠的に生成する第2のクロック生成部と、第2のクロックが生成された場合には、少なくとも撮像部を第2のクロックを用いて制御する制御部と、を備え、第2のクロックを用いた撮像部の制御を間欠的に行っているため、第1のクロックよりも周波数が高い第2のクロックを用いた高フレームレートでの撮像動作を可能としながら、消費電力の増大も抑制することができる。

図面の簡単な説明

0016

図1は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システム概略構成を示す模式図である。
図2は、図1に示すカプセル型内視鏡、受信装置および処理装置の構成を示すブロック図である。
図3は、図2に示すカプセル型内視鏡において生成される低速クロックおよび高速クロックタイミングチャートである。

実施例

0017

以下の説明では、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)として、医療用のカプセル型内視鏡システムについて説明する。また、この実施の形態により、この発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。

0018

(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システムの概略構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態にかかるカプセル型内視鏡システム1は、被検体H内に導入されて該被検体H内を撮像することにより撮像信号を取得し、無線信号重畳して送信するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から送信された無線信号を、被検体Hに装着された複数の受信アンテナ3a〜3hを備えた受信アンテナユニット3を介して受信する受信装置4と、カプセル型内視鏡2が撮像した撮像信号を、クレードル7を介して、受信装置4から取り込み、該撮像信号を用いて被検体H内の画像を作成する処理装置5と、を備える。処理装置5によって作成された被検体H内の画像は、例えば、処理装置5に接続する表示装置6から表示出力される。

0019

図2は、図1に示すカプセル型内視鏡2、受信装置4および処理装置5の構成を示すブロック図である。カプセル型内視鏡2は、被検体Hが嚥下可能な大きさのカプセル形状の筐体に撮像素子等の各種部品を内蔵した装置である。カプセル型内視鏡2は、被検体H内を撮像する撮像部21と、被検体H内を照明する照明部22と、動作制御部23と、メモリ23aと、信号処理部24と、送信部25と、アンテナ26と、低速クロック生成部(第1のクロック生成部)27と、高速クロック生成部(第2のクロック生成部)28と、電源29aと、電源制御部29bと、電源回路29cと、を備える。

0020

撮像部21は、例えば、受光面に結像された光学像から被検体H内を表す撮像信号を生成して出力するCCD撮像素子CMOS撮像素子などの撮像素子と、該撮像素子の受光面側に配設された対物レンズ等の光学系とを含む。撮像素子は、被検体Hからの光を受光する複数のR,G,B画素マトリックス状に配列され、各画素が受光した光に対して光電変換を行うことにより、撮像信号を生成する。

0021

照明部22は、例えば、白色光放射する白色LED(Light Emitting Diode)を有する。ここで、白色LEDの発光方式には、青色LED及び補色である黄色の蛍光体を用いる方式(以下、擬似白色方式という)、紫色(又は近紫外)LED及び赤色・緑色・青色の3種の蛍光体を用いる方式、並びに、赤色・緑色・青色でそれぞれ発光する3種のLEDを組み合わせる方式とが知られている。

0022

動作制御部23は、カプセル型内視鏡2の各構成部位動作処理の制御を行う。

0023

メモリ23aは、動作制御部23が各種動作を実行するための動作パラメータまたは制御プログラムを記憶する。また、メモリ23aは、後述する信号処理部24において信号処理が施された撮像信号等を一時的に記憶してもよい。

0024

信号処理部24は、撮像部21から出力された撮像信号を処理する。信号処理部24は、撮像部21から出力された撮像信号に対してA/D変換や所定の信号処理を施し、デジタル形式の撮像信号を取得する。信号処理部24は、送信時のデータ量を減らすために、圧縮処理を行ってもよい。

0025

送信部25は、信号処理部24が処理した撮像信号を関連情報とともに無線信号に重畳して、アンテナ26から外部に無線送信する。関連情報には、カプセル型内視鏡2の個体を識別するために割り当てられた識別情報(例えばシリアル番号)等が含まれる。

0026

低速クロック生成部27は、所定の周波数を有する低速クロック(第1のクロック)を生成する。低速クロック生成部27は、カプセル型内視鏡2の電源がオンされてからは、常時、低速クロックを生成する。低速クロック生成部27は、生成した低速クロックを、動作制御部23および高速クロック生成部28に出力する。動作制御部23は、低速クロックを基準クロックとして、後述する高速クロックを用いた制御を開始する。

0027

高速クロック生成部28は、低速クロックよりも周波数が高い高速クロック(第2のクロック)を、低速クロックに対応させて、間欠的に生成する。高速クロック生成部28は、例えばPLL回路によって構成され、低速クロック生成部27によって入力された低速クロックから高速クロックを生成する。高速クロックは、低速クロックの周波数に整数比例するように設定すると構成が簡易となる。その場合、例えば、低速クロックの4倍、あるいは、8倍の周波数を有する。また、高速クロックは、低速クロックの分数比を持つように設計することも可能である。高速クロック生成部28は、生成した高速クロックを動作制御部23に出力する。高速クロック生成部28は、動作制御部23によって、高速クロックの生成および生成の停止が制御される。動作制御部23は、高速クロックが生成されている間は、高速クロックを用いて、少なくとも撮像部21を制御する。高速クロックは、PLL回路等によって低速クロックから生成されるため、高速クロックに基づく動作は、低速クロックのタイミングと対応したタイミングでの動作となる。

0028

電源29a、電源制御部29bおよび電源回路29cは、カプセル型内視鏡2の各構成部に電力を供給する電源部として機能する。電源29aは、ボタン電池等からなるバッテリである。電源制御部29bは、電源29aのオンオフ状態切り替える電源スイッチを含み、電源スイッチがオンとなった後、カプセル型内視鏡2内の各部に電力を供給するように制御する。電源回路29cは、電源29aから電圧降圧、昇圧等して、カプセル型内視鏡2の内部回路に電力を供給する。なお、電源スイッチは、例えば外部の磁力によってオンオフ状態が切り替えられるリードスイッチからなり、カプセル型内視鏡2の使用前(被検体Hが嚥下する前)に、該カプセル型内視鏡2に外部から磁力を印加することによりオン状態に切り替えられる。

0029

このようなカプセル型内視鏡2は、被検体Hに嚥下された後、臓器の蠕動運動等によって被検体Hの消化管内を移動しつつ、生体部位食道小腸、及び大腸等)を順次撮像する。そして、この撮像動作により取得された撮像信号及び関連情報を受信装置4に順次無線送信する。

0030

受信装置4は、受信部41と、受信信号処理部42と、制御部43と、メモリ44と、データ送受信部45と、操作部46と、表示部47と、これらの各部に電力を供給する電源部48とを備える。

0031

受信部41は、カプセル型内視鏡2から無線送信された撮像信号および関連情報を、複数(図2においては8個)の受信アンテナ3a〜3hを有する受信アンテナユニット3を介して受信する。各受信アンテナ3a〜3hは、例えばループアンテナ又はダイポールアンテナを用いて実現され、被検体Hの体外表面上の所定位置に配置される。

0032

受信信号処理部42は、受信部41が受信した撮像信号に所定の信号処理を施す。制御部43は、受信装置4の各構成部を制御する。メモリ44は、受信信号処理部42において信号処理が施された撮像信号およびその関連情報を記憶する。

0033

データ送受信部45は、USB、又は有線LAN、無線LAN等の通信回線接続可能なインタフェースである。データ送受信部45は、処理装置5と通信可能な状態で接続された際に、メモリ44に記憶された撮像信号および関連情報を処理装置5に送信する。

0034

操作部46は、ユーザが当該受信装置4に対して各種設定情報指示情報を入力する際に用いられる入力デバイスである。

0035

表示部47は、カプセル型内視鏡2から受信した画像データに基づく体内画像等を表示する。

0036

このような受信装置4は、カプセル型内視鏡2により撮像が行われている間(例えば、カプセル型内視鏡2が被検体Hに嚥下された後、消化管内を通過して排出されるまでの間)、被検体Hに装着されて携帯される。受信装置4は、この間、受信アンテナユニット3を介して受信した撮像信号に、各受信アンテナ3a〜3hにおける受信強度情報受信時刻情報等の関連情報をさらに付加し、これらの撮像信号および関連情報をメモリ44に記憶させる。

0037

カプセル型内視鏡2による撮像の終了後、受信装置4は被検体Hから取り外され、処理装置5と接続されたクレードル7(図1参照)にセットされる。これにより、受信装置4は、処理装置5と通信可能な状態で接続され、メモリ44に記憶された撮像信号および関連情報を処理装置5に転送ダウンロード)する。

0038

処理装置5は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置6を備えたワークステーションを用いて構成される。処理装置5は、データ送受信部51と、画像処理部52と、表示制御部53と、処理装置5の各部を統括して制御する制御部54と、入力部55と、記憶部56と、を備える。

0039

データ送受信部51は、USB、又は有線LANや無線LAN等の通信回線と接続可能なインタフェースであり、USBポート及びLANポートを含んでいる。データ送受信部51は、USBポートに接続されるクレードル7を介して受信装置4と接続され、受信装置4との間でデータの送受信を行う。

0040

画像処理部52は、制御部54の制御のもと、データ送受信部51から入力された撮像信号や記憶部56に記憶された撮像信号に所定の画像処理を施す。画像処理部52は、オプティカルブラック減算処理デモザイキングゲイン調整処理、撮像信号の同時化処理ガンマ補正処理エッジ強調処理等を含む信号処理を行う。

0041

表示制御部53は、画像処理部52が処理した撮像信号から、表示装置6に表示させるための表示用画像信号を生成する。

0042

制御部54は、CPU等のハードウェアによって実現され、後述する記憶部56に記憶された各種プログラムを読み込むことにより、後述する入力部55を介して入力された信号や、データ送受信部51から入力された撮像信号等に基づいて、処理装置5を構成する各部への指示やデータの転送等を行い、処理装置5全体の動作を統括的に制御する。

0043

入力部55は、例えばキーボードマウスタッチパネル、各種スイッチ等の入力デバイスによって実現される。入力部55は、ユーザの操作に応じた情報や命令の入力を受け付ける。

0044

記憶部56は、フラッシュメモリ、RAM、ROM等の半導体メモリや、HDD、MO、CD−R、DVD−R等の記録媒体及び該記録媒体を駆動する駆動装置等によって実現される。記憶部56は、処理装置5を動作させて種々の機能を実行させるためのプログラム、該プログラムの実行中に使用される各種情報、並びに、受信装置4を介して取得した撮像信号および関連情報等を記憶する。

0045

図3は、カプセル型内視鏡2において生成される低速クロックおよび高速クロックのタイミングチャートである。図3(1)は、低速クロックのタイミングチャートであり、図3(2)は、高速クロックのタイミングチャートである。

0046

低速クロック生成部27は、カプセル型内視鏡2の電源が入った後、動作を開始し、低速クロックを連続して生成して、動作制御部23に出力する。低速クロック生成部27は、常時動作しており、図3(1)に示すように、低速クロックを継続して生成し、生成した低速クロックを動作制御部23および高速クロック生成部28に出力する。動作制御部23は、この低速クロックを基準クロックとして用い、照明、撮像、無線送信の動作を行うフレーム単位でのタイミングについては、低速クロックを用いて制御する。

0047

高速クロック生成部28は、動作制御部23の制御のもと、高速クロックを周期的に生成し、動作制御部23は、高速クロックを用いた制御を周期的に行う。図3(2)の例では、動作制御部23は、時間taから時間tbまでの期間Ha、および、時間tcから時間tdまでの期間Haにおいて、高速クロックを用いた制御を行う。動作制御部23は、高速クロックで実際の制御を開始する時間ta,tcよりも前のタイミングで高速クロック生成部28を起動し、所定のクロック安定期間Sを経過した後の安定した高速クロックを使用できるようにする。安定期間Sの間に高速クロック生成部28によって生成されるものは、クロックとして機能しないためである。動作制御部23は、高速クロックが安定した後、高速クロックを用いて各部を制御する。この場合、動作制御部23は、高速クロックでの制御を行う各期間Haの開始タイミングおよび終了タイミングについては、低速クロックを基に決めているため、高速クロックが生成されていない間も、各主要タイミングに対する時間カウントができ、一定周期での高速クロック制御が可能となる。

0048

動作制御部23は、高速クロックが生成されている間、すなわち、期間Haでは、少なくとも撮像部21に対して、高速クロックを用いて制御し、高速での撮像処理を可能とする。さらに、動作制御部23は、高速クロックが生成されている期間Haは、信号処理部24に対しても高速クロックを用いた制御を行ってもよい。また、動作制御部23は、高速クロックが生成されている期間Haは、照明部22に対しても高速クロックを用いた制御を行ってもよい。また、動作制御部23は、高速クロックが生成されている期間Haは、送信部25に対しても高速クロックを用いた制御を行ってもよい。

0049

このように、カプセル型内視鏡2では、動作制御部23が、高速クロックが生成されている期間Haにおいて、撮像部21、照明部22、信号処理部24、送信部25の各部を高速クロックで制御することによって、撮像信号の生成および送信を行う一連の処理の高フレームレート化が可能になる。ここで、期間Haは、例えば、1回の照明、撮像、信号処理および送信処理が行なわれる1フレーム期間である。この場合には、動作制御部23は、1フレーム期間内の照明、露光読み出し、信号処理および無線送信の全ての動作タイミングを高速クロックを用いて制御する。これに対し、動作制御部23は、1フレーム期間内における照明、信号処理、無線送信の動作タイミングについては低速クロックを用いて制御し、撮像部21における露光動作および各画素からの撮像信号の読み出し動作を高速クロックを用いて制御することもできる。また、期間Haは、複数のフレーム期間であってもよい。すなわち、動作制御部23は、連続する複数のフレーム期間にわたって、高速クロック生成部28を動作させてもよい。この場合には、動作制御部23は、期間Haにおけるフレーム間隔を、低速クロックをカウントして算出してもよく、また、高速クロックをカウントして算出してもよい。

0050

そして、動作制御部23は、期間Laでは、低速クロックを用いた低消費電力状態でカプセル型内視鏡2の各部を制御する。動作制御部23は、期間Laにおいても、低速クロックを基に、撮像部21、照明部22、信号処理部24、送信部25に対して、撮像信号の生成および送信に関する一連の処理を実行させることもできる。この場合には、カプセル型内視鏡2では、低フレームレート(例えば、2フレーム/秒)での撮像信号の取得および送信を継続することができる。

0051

このように、実施の形態にかかるカプセル型内視鏡2では、高速クロック生成部28に間欠的に高速クロックを生成させているため、高速クロック生成部28を常時動作させる場合と比較すると消費電力の低減を図ることができる。また、カプセル型内視鏡2では、高速クロックの生成が停止している場合も、低速クロックは停止せずに動作しているため、この低速クロックを用いて主要動作のタイミングを適切にカウントすることができる。また、カプセル型内視鏡2では、低速クロックから高速クロックを生成しており、低速クロックと高速クロックとが対応付けられているため、高速クロックと低速クロックとを切り替えて制御を行う場合も、動作タイミングがずれることもなく、間欠的に生成される高速クロックを用いた場合も適切な撮像動作が可能となる。

0052

なお、カプセル型内視鏡2では、高速クロック生成部28は、予め決められた期間に高速クロックを生成してもよい。例えば、画像を高フレームレートで撮像したい臓器にカプセル型内視鏡2が位置すると推定できる期間を予め設定して、メモリ23aに記憶させておき、動作制御部23は、このメモリ23aに記憶された期間、高速クロック生成部28に高速クロックを生成させて、該高速クロックを用いた制御を行う。また、カプセル型内視鏡2では、この高速クロックを用いて動作制御部23が制御を行う期間を、外部装置からの制御信号によって変更できるようにしてもよい。例えば、外部装置(処理装置5)は、カプセル型内視鏡2によって送信された一連の体内画像をもとに、カプセル型内視鏡2の動きモニタリングし、カプセル型内視鏡2の動きが速くなった場合には、高速クロックを用いた制御を指示する制御信号を、カプセル型内視鏡2に無線送信する。

0053

また、カプセル型内視鏡2では、低速クロック発振回路とは独立した高速クロック発振回路を設けて、高速クロックを生成してもよい。

0054

1カプセル型内視鏡システム
2 カプセル型内視鏡
3受信アンテナユニット
3a〜3h受信アンテナ
4受信装置
5処理装置
6表示装置
7クレードル
21撮像部
22照明部
23動作制御部
23a,44メモリ
24信号処理部
25 送信部
26アンテナ
27低速クロック生成部
28高速クロック生成部
29a電源
29b電源制御部
29c電源回路
41 受信部
42受信信号処理部
43,54 制御部
45,51データ送受信部
46 操作部
47 表示部
48 電源部
52画像処理部
53表示制御部
55 入力部
56 記憶部
H 被検体

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