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技術 帳票処理装置、帳票処理システム及びプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 小林拓海
出願日 2014年9月4日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2014-179969
公開日 2016年4月14日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-053876
状態 特許登録済
技術分野 文字認識
主要キーワード フィールド操作 作業プロセス 帳票データ処理 多機能携帯電話機 フィールド座標 制約条件情報 台帳データ 一次元コード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

帳票記入欄記入された内容が記入欄に予め設定された制約条件を満たしていない場合に、再記入用の記入欄を設けた再記入用の帳票を生成することができる帳票処理装置帳票処理システム及びプログラムを提供する。

解決手段

帳票処理装置は、帳票データ印刷され、記入欄に記入された帳票を読み取って得られた帳票画像から記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、上記認識結果が記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を含む再記入用帳票データを生成して印刷手段に印刷させる生成手段と、印刷手段により印刷され、再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から付加情報を検出された場合に、帳票画像から再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段とを備える。

概要

背景

近年、帳票用テンプレート等の印刷フォームにデータを差し込んで印刷出力する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

特許文献1には、印刷フォームに定義されたフィールドの配置を柔軟に変更することができるようにするため、データが差し込まれる複数のフィールド領域が定義されている印刷フォームに基づいて印刷データを生成し、印刷装置に出力する印刷データ生成装置であって、前記複数のフィールド領域のうち、少なくとも1つのフィールド領域の配置の変更に関する条件の設定を受け付け配置変更条件受付手段と、前記配置変更条件受付手段により受け付けられた条件に従って、前記印刷フォームに定義されているフィールド領域の配置を変更する配置変更手段と、前記配置変更手段によりフィールド領域の配置が変更された印刷フォームに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段とを有する印刷データ生成装置が記載されている。

概要

帳票記入欄記入された内容が記入欄に予め設定された制約条件を満たしていない場合に、再記入用の記入欄を設けた再記入用の帳票を生成することができる帳票処理装置帳票処理システム及びプログラムを提供する。帳票処理装置は、帳票データが印刷され、記入欄に記入された帳票を読み取って得られた帳票画像から記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、上記認識結果が記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を含む再記入用帳票データを生成して印刷手段に印刷させる生成手段と、印刷手段により印刷され、再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から付加情報を検出された場合に、帳票画像から再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段とを備える。

目的

本発明の目的は、帳票の記入欄に記入された内容が記入欄に予め設定された制約条件を満たしていない場合に、記入欄を設けた再記入用の帳票を生成することができる帳票処理装置、帳票処理システム及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

記入欄が設けられた帳票データ印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を含む再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、前記帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段と、を備えた帳票処理装置

請求項2

前記生成手段は、前記再記入用の記入欄を前記帳票画像の前記制約条件を満たしていない前記記入欄が存在するページ余白に付加し、前記付加情報を前記帳票画像の先頭ページの余白に付加する、請求項1に記載の帳票処理装置。

請求項3

前記生成手段は、前記帳票画像とは別に新たに追加したページに前記再記入用の記入欄、前記制約条件を満たしていない記入欄、及び前記制約条件を満たしていない記入欄の周辺の画像を付加し、前記付加情報を前記帳票画像の先頭ページの余白、又は前記新たに追加したページに付加する、請求項1に記載の帳票処理装置。

請求項4

前記生成手段は、前記再記入用の記入欄及び前記再記入用の記入欄に対応する前記記入欄を互いに同じ態様であって、他の記入欄と異なる態様で前記帳票画像、又は前記新たに追加したページに付加する、請求項1から3のいずれか1項に記載の帳票処理装置。

請求項5

記帳票データに含まれる複数の前記記入欄の各項目のうち、互いに関連する複数の前記項目をグループ化することを予め設定する設定手段を備え、前記生成手段は、グループ内のいずれかの項目に対応する記入欄の内容に対する前記第1の認識手段による前記認識結果が前記制約条件を満たしていない場合、前記グループ内の制約条件を満たしている記入欄の内容に基づいて選択枝による再記入用の記入欄及び選択枝を有していない再記入用の記入欄を生成して付加し、前記第2の認識手段は、前記選択枝による再記入用の記入欄及び前記選択枝を有していない再記入用の記入欄に記入された内容を予め設定された優先順位に従って認識する、請求項2又は3に記載の帳票処理装置。

請求項6

帳票を印刷する印刷手段と、記入欄が設けられた帳票データを印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を前記帳票画像に付加した再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、前記帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段と、を備えた帳票処理システム

請求項7

コンピュータを、記入欄が設けられた帳票データを印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を前記帳票画像に付加した再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、当該帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、帳票処理装置帳票処理システム及びプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、帳票用テンプレート等の印刷フォームにデータを差し込んで印刷出力する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

0003

特許文献1には、印刷フォームに定義されたフィールドの配置を柔軟に変更することができるようにするため、データが差し込まれる複数のフィールド領域が定義されている印刷フォームに基づいて印刷データを生成し、印刷装置に出力する印刷データ生成装置であって、前記複数のフィールド領域のうち、少なくとも1つのフィールド領域の配置の変更に関する条件の設定を受け付け配置変更条件受付手段と、前記配置変更条件受付手段により受け付けられた条件に従って、前記印刷フォームに定義されているフィールド領域の配置を変更する配置変更手段と、前記配置変更手段によりフィールド領域の配置が変更された印刷フォームに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段とを有する印刷データ生成装置が記載されている。

先行技術

0004

特開2008−3957号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、帳票記入欄記入された内容が記入欄に予め設定された制約条件を満たしていない場合に、記入欄を設けた再記入用の帳票を生成することができる帳票処理装置、帳票処理システム及びプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

[1]記入欄が設けられた帳票データを印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、
前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、
前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を含む再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、
前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、前記帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段と、
を備えた帳票処理装置。
[2]前記生成手段は、前記再記入用の記入欄を前記帳票画像の前記制約条件を満たしていない前記記入欄が存在するページ余白に付加し、前記付加情報を前記帳票画像の先頭ページの余白に付加する、前記[1]に記載の帳票処理装置。
[3]前記生成手段は、前記帳票画像とは別に新たに追加したページに前記再記入用の記入欄、前記制約条件を満たしていない記入欄、及び前記制約条件を満たしていない記入欄の周辺の画像を付加し、前記付加情報を前記帳票画像の先頭ページの余白、又は前記新たに追加したページに付加する、前記[1]に記載の帳票処理装置。
[4]前記生成手段は、前記再記入用の記入欄及び前記再記入用の記入欄に対応する前記記入欄を互いに同じ態様であって、他の記入欄と異なる態様で前記帳票画像、又は前記新たに追加したページに付加する、前記[1]から[3]のいずれかに記載の帳票処理装置。
[5]前記帳票データに含まれる複数の前記記入欄の各項目のうち、互いに関連する複数の前記項目をグループ化することを予め設定する設定手段を備え、
前記生成手段は、グループ内のいずれかの項目に対応する記入欄の内容に対する前記第1の認識手段による前記認識結果が前記制約条件を満たしていない場合、前記グループ内の制約条件を満たしている記入欄の内容に基づいて選択枝による再記入用の記入欄及び選択枝を有していない再記入用の記入欄を生成して付加し、
前記第2の認識手段は、前記選択枝による再記入用の記入欄及び前記選択枝を有していない再記入用の記入欄に記入された内容を予め設定された優先順位に従って認識する、前記[2]又は[3]に記載の帳票処理装置。
[6]帳票を印刷する印刷手段と、
記入欄が設けられた帳票データを印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、
前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、
前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を前記帳票画像に付加した再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、
前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、前記帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段と、
を備えた帳票処理システム。
[7]コンピュータを、
記入欄が設けられた帳票データを印刷するよう印刷手段に指示する指示手段と、
前記指示手段の指示により印刷され、前記記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記記入欄に記入された内容を認識する第1の認識手段と、
前記第1の認識手段による認識結果が前記記入欄に予め設定された制約条件を満たさない場合に、再記入用の記入欄、及び再記入用の帳票を示す付加情報を前記帳票画像に付加した再記入用帳票データを生成して前記印刷手段に印刷させる生成手段と、
前記印刷手段により印刷され、前記再記入用の記入欄に記入された帳票を光学的に読み取って得られた帳票画像から前記付加情報を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記付加情報が検出された場合に、当該帳票画像から前記再記入用の記入欄に記入された内容を認識する第2の認識手段として機能させるためのプログラム。

発明の効果

0007

請求項1、6、7に係る発明によれば、帳票の記入欄に記入された内容が記入欄に予め設定された制約条件を満たしていない場合に、再記入用の記入欄を設けた再記入用の帳票を生成することができる。
請求項2に係る発明によれば、再記入用の記入欄や付加情報を付加するためにページを増やす必要がなく、資源を節約することができる。
請求項3に係る発明によれば、不備の箇所を説明した説明書を作成する手間を削減することが可能になる。
請求項4に係る発明によれば、制約条件を満たしている記入欄と満たしていない記入欄とをそれぞれの態様に基づいて識別することができる。
請求項5に係る発明によれば、無駄な読取り処理が省ける。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本発明の第1の実施の形態に係る帳票処理システムを示すブロック図である。
図2(a)は、帳票テンプレートの画像データの一例を示す図、図2(b)は、台帳データのテーブルの一例を示す図、図2(c)は、リンク情報のテーブルの一例を示す図、図2(d)は、帳票テンプレートのフィールドと台帳データの項目との関係付けを示す図である。
図3(a)は、リンク情報を表すコードの一例を示す図、図3(b)は、再記入用リンク情報を表すコードの一例を示す図である。
図4は、制約条件情報のテーブルを示す図である。
図5は、再記入用リンク情報のテーブルの一例を示す図である。
図6は、図5に示す仮受理ID「1」に対応する再記入用帳票データの一例を示す図である。
図7は、帳票処理システムを用いた業務フローの一例を示す図である。
図8は、帳票を印刷する処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、帳票を読取り処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る再記入用帳票の一例を示す図である。
図11(a)は、リンク情報を表すコードの一例を示す図、図11(b)は、再記入用リンク情報を表すコードの一例を示す図である。
図12は、本発明の第2の実施の形態に係る再記入用帳票の一例を示す図である。
図13(a)は、リンク情報を表すコードの一例を示す図、図13(b)は、再記入用リンク情報を表すコードの一例を示す図である。

実施例

0009

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。

0010

[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る帳票処理システムを示すブロック図である。この帳票処理システム1は、帳票のプリント(印刷)及びスキャン読取り)等を行う画像形成装置10と、印刷時と読取り時の設定を一括して行うとともに画像形成装置10から帳票を印刷出力させる第1の端末装置20と、印刷出力された帳票又は再記入用帳票を対象者配布して返却された帳票又は再記入用帳票について画像形成装置10にスキャンさせて得られた画像データ(帳票画像)から対象者による記入情報を抽出して台帳データ420の追加、訂正等を行う第2の端末装置30と、台帳データ420等の各種のデータを格納するファイルサーバ装置40とを備え、それぞれがネットワーク5によって互いに接続されている。

0011

なお、画像形成装置10は、印刷手段の一例であり、ファイルサーバ装置40の記憶部400は、記憶手段の一例である。第1及び第2の端末装置20、30は、それぞれ帳票処理装置の一例であり、第1及び第2の端末装置20、30が1台の端末装置で実現されている場合には、その1台の端末装置が帳票処理装置の一例である。また、帳票処理システム1は、複数の画像形成装置10を有するものでもよい。

0012

第1及び第2の端末装置20、30は、例えば、パーソナルコンピュータ携帯情報端末装置(PDA)、携帯電話機多機能携帯電話機スマートフォン)等により構成することができる。

0013

ネットワーク5は、有線通信電気ケーブル光ケーブル等)、及び無線通信電波赤外線等)等によりデータの送受信を行うLAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット等の通信網である。

0014

(画像形成装置)
画像形成装置10は、少なくともプリンタ機能及びスキャン機能を有し、本装置10の各部を制御する、例えばCPU(Central Processing Unit)等により実現される制御部11と、第1及び第2の端末装置20、30等から出力された印刷ジョブに基づいて帳票を印刷する印刷部12と、帳票をスキャンして帳票画像を生成する読取部13と、ネットワーク5に接続されて第1及び第2の端末装置20、30等と通信する通信部14とを備える。

0015

上記の画像形成装置10として、例えば、コピー複写)、プリント、スキャン、ファクシミリ等の複数の機能を統合した複合機を用いることができる。なお、画像形成装置10は、単一のユニットのみならず、各機能に対応した複数のユニットからなるものでもよい。例えば、画像形成装置10に代えて、プリント機能を有するプリンタ及びスキャン機能を有するスキャナにより実現してもよい。

0016

(ファイルサーバ装置)
ファイルサーバ装置40は、図示しない制御部及び通信部と、記憶部400とを備える。

0017

記憶部400は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、帳票テンプレート410、台帳データ420、リンク情報430、再記入用リンク情報431、制約条件情報440、帳票データ450、再記入用帳票データ460等の各種のデータが記憶される。

0018

台帳データ420は、帳票を配布する対象者の氏名、住所等の対象者に関するデータである。帳票テンプレート410は、複数種の帳票に対応したテンプレートが用意されている。リンク情報430は、帳票テンプレート410のフィールドと台帳データ420の項目とを関係付けるための情報である。制約条件情報440は、帳票テンプレート410のフィールドに記入される文字の制約条件を含む。帳票データ450は、帳票テンプレート410の差込みが設定されたフィールドに対象者に関するデータが差し込まれたデータである。再記入用帳票データ460は、再記入用フィールド及び付加情報を含むデータである。記憶部400の記憶内容の詳細については、図面を参照して後述する。ここで、フィールドは、記入欄の一例である。

0019

(第1の端末装置)
第1の端末装置20は、例えば液晶ディスプレイ等で実現される表示部21と、例えばキーボードマウス等で実現される入力部22と、ネットワーク5に接続される通信部23と、第1の端末装置20の各部を制御する制御部24と、各種の情報を記憶する記憶部25とを備える。

0020

制御部24は、CPU等によって構成され、プログラム250を実行することにより、設定手段242、作成手段243、指示手段244等として機能する。なお、制御部34の各手段242〜244は、全部又は一部がASIC(Application Specific IntegratedCircuit)等のハードウエアによって実現されてもよい。

0021

記憶部25は、ROM、RAM、ハードディスク等から構成され、後述する図8のフローチャートに対応するようなプログラム250等を記憶する。

0022

設定手段242は、帳票テンプレート410のフィールドと台帳データ420の項目とを関連付ける関連付け手段を有し、フィールドが「差込み」及び「読取り」のいずれを対象とするかを設定し、それらをフィールド操作種別としてフィールド番号に対応してファイルサーバ装置40の記憶部400に格納する。また、設定手段242は、フィールドに差し込まれる文字に関する情報を設定し、この情報を記憶部400に格納する。

0023

作成手段243は、フィールド操作種別に基づいて、「差込み」を対象として設定されたフィールドに対象者に関するデータを差し込んで帳票データ450を作成し、帳票データ450から画像形成装置10が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)による印刷データを作成する。

0024

指示手段244は、作成手段243によって作成された印刷データを帳票として印刷するよう画像形成装置10に指示する。

0025

(第2の端末装置)
第2の端末装置30は、第1の端末装置20と同様に、例えば液晶ディスプレイ等で実現される表示部31と、例えばキーボード、マウス等で実現される入力部32と、ネットワーク5に接続される通信部33と、第2の端末装置30の各部を制御する制御部34と、各種の情報を記憶する記憶部35とを備える。

0026

制御部34は、CPU等によって構成され、プログラム350を実行することにより、検出手段340、認識手段341、判断手段342、生成手段343、更新手段344等として機能する。なお、制御部34の各手段340〜344は、全部又は一部がASIC等のハードウエアによって実現されてもよい。また、制御部34のCPUは、第1の端末装置20の設定手段242、作成手段243又は指示手段244としても機能してもよい。認識手段341は、第1及び第2の認識手段の一例である。

0027

記憶部35は、ROM、RAM、ハードディスク等から構成され、後述する図9のフローチャートに対応するようなプログラム350等を記憶する。

0028

検出手段340は、印刷された帳票を画像形成装置10の読取部13が光学的に読み取って得られた帳票画像から付加情報を検出する。付加情報は、再記入用帳票を初回の帳票と識別するものをいう。初回の帳票に識別情報が付加されていてもいなくてもよい。

0029

認識手段341は、検出手段340により付加情報が検出された場合に、帳票画像の「読取り」のフィールド操作種別が設定されたフィールドへの記入情報を、OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)処理を行って認識する。

0030

判断手段342は、認識手段341による認識結果がフィールドに予め設定された制約条件を満たすか否かを判断し、その判断結果を生成手段343に出力する。

0031

記入者が記入した帳票に誤記入や記入漏れなどの不備があった場合、記入者に誤りの内容を伝達し、修正してもらう必要がある。記入者が再送付された帳票を修正する際、二重線などを修正箇所記述して修正内容追記することとなるが、追記するための十分なスペースがない場合がある。この場合、記入者は少ないスペースに修正内容を記述する必要があり不便である。また、文字を無理に記述することによりOCR処理の精度が低下することが考えられる。さらに、記入者によって修正された帳票に対して一度目と同様のプロセスを実施することとなるが、既に確認済みの項目に対しても再度OCR処理及び処理結果の確認作業を行う必要があるため、確認者側の作業プロセスに無駄が生じる。

0032

そこで、本実施の形態では、生成手段343が、判断手段342により認識結果が制約条件を満たさないと判断された場合に、再記入用フィールド、及び再記入用帳票を再記入用でない他の帳票と識別する付加情報を帳票画像に付加した再記入用帳票データ460を生成している。また、生成手段343は、その再記入用帳票データ460からPDLで記述された印刷データを作成し、その印刷データを画像形成装置10に送信して印刷させた再記入用帳票を対象者に送付して再記入用フィールドに再記入させるようにしている。ここで、再記入用フィールドは、再記入用の記入欄の一例である。

0033

付加情報としては、例えば、QRコード登録商標)等の二次元コードバーコード等の一次元コード等の光学的に読み取り可能な機械可読符号を用いることができる。なお、付加情報を数字列等の文字列で表してもよい。付加情報を帳票画像に付加することにより、対象者からの初回の提出と修正のための再提出とを判別し易くなる。また、対象者により修正して再提出された2回目以降の再記入用帳票の読取り対象のフィールドを再記入用フィールドに限定することで、無駄なOCR処理を回避することができる。

0034

具体的には、生成手段343は、付加情報を帳票画像の先頭ページの余白に付加し、再記入用フィールドを帳票画像の制約条件を満たしていないフィールドが存在するページの余白に付加する。付加情報及び再記入用フィールドを付加する領域は、確認者が第2の端末装置30を操作して設定してもよく、生成手段343が帳票の空きスペースを探して設定してもよい。生成手段343が再記入用フィールドの位置を設定する場合、フィールドに設定されている制約条件(文字数等)を参照して必要なサイズを決定してもよく、元のフィールドと同じサイズでもよい。帳票が1ページで構成されている場合、再記入用フィールドを付加するページは、付加情報が付加された先頭ページと同じページとなる。

0035

また、生成手段343は、再記入用フィール及び再記入用フィールドに対応するフィールドを同じ態様であって、他のフィールドと異なる態様で帳票画像に付加する。態様は、枠の線の色や枠の線の種類等でもよく、線分で再記入用フィールドとフィールドとを結んでもよい。

0036

更新手段344は、判断手段342がフィールドが制約条件を満たすと判断した場合、認識手段341が認識した結果で、ファイルサーバ装置40の記憶部400が記憶する台帳データ420の項目の内容を更新する。

0037

(ファイルサーバ装置の記憶部の記憶内容)
次に、ファイルサーバ装置40の記憶部400の記憶内容について、図面を参照して説明する。

0038

図2(a)は、帳票テンプレート410の画像データの一例を示す図、図2(b)は、台帳データ420のテーブルの一例を示す図、図2(c)は、リンク情報430のテーブルの一例を示す図、図2(d)は、帳票テンプレート410のフィールド411と台帳データ420の項目との関係付けを示す図である。

0039

(帳票テンプレート)
帳票テンプレート410は、児童手当請求書住民票請求書、保険料控除申告書等の複数種の帳票に対応したテンプレートが用意されている。帳票テンプレート410は、対象者によって変化しない文書イメージ等の固定データと、対象者に応じて文字等の可変データが差し込まれる差込み対象のフィールドと、対象者が文字を記入する読取り対象のフィールドとを含んで構成されている。なお、帳票テンプレート410は、差込み及び読取対象のフィールドを含む場合もある。帳票テンプレート410は、帳票の種類毎に一次元コード、二次元コード、文字列等の識別情報を付与して識別できるようにしてもよい。

0040

フィールドには、フィールド番号が付与されている。フィールドは、本実施の形態では、矩形状の枠の内側を文字が記入される領域としているが、これに限られない。例えば、直線の上側の矩形領域を文字が記入される領域としてもよい。フィールドの数は、1つでもよい。フィールドは、固定データ又は差し込まれるデータとして複数の選択枝を含んだものでもよい。フィールドに記入される内容は、通常は文字であるが、○等の記号、図形等を含んでもよい。フィールドへの記入は、手書きでもプリンタ等による印字でもよい。

0041

帳票テンプレート410は、図2(a)に示すような児童手当請求書等の帳票に対応する画像データであり、例えば、印刷された帳票をスキャンして得られた帳票画像、又は帳票の電子ファイルから、例えばXPS(XML Paper Specification)形式ファイルにより形成される。帳票テンプレート410には、1又は2以上のフィールド411が設定される。図2(a)に示す場合は、「受給者氏名」、「住所」、「職業または勤務先」それぞれのフィールド411が設定され、「受給者氏名」のフィールド411には、フィールド番号「1」が付与され、「職業または勤務先」のフィールド411には、フィールド番号「7」が付与されている。

0042

(台帳データ)
台帳データ420は、図2(b)に示すように、年齢、氏名、電話番号、生年月日、住所、配偶者の有無等の項目に対応して、対象者に関するデータを格納するテーブルである。

0043

(リンク情報)
リンク情報430は、図2(c)に示すように、帳票テンプレート410のフィールド411と台帳データ420の項目とを関係付けるための関係情報(フィールド番号、フィールド座標情報、項目名)、フィールドの属性情報の一例としてのフィールド操作種別、制約条件情報440に含まれる制約条件をフィールドに紐付けるための制約条件識別子の各情報を含む。ここで、フィールド座標情報は、記入欄の位置情報の一例であり、フィールドが矩形の場合は、矩形の角4ヵ所の座標からなる。リンク情報430は、例えばXML(Extensible Markup Language)で記述されたファイルであり、図3(a)のように記述される。

0044

(制約条件情報)
図4は、制約条件情報440のテーブルを示す図である。この制約条件情報440は、フィールド411と制約条件とを紐付けるための制約条件識別子、項目名、帳票100のフィールド411に記入された文字等のデータの種類、及びフィールド411に記入可能な文字数の最大値項目情報が格納される。制約条件情報440は、帳票テンプレート410のフィールド411に記入される文字(可変データ)の制約条件を含む。制約条件は、本実施の形態では、文字等のデータの種類(数字、数字以外の文字等)、及びフィールド411に記入可能な文字数の最大値であるが、これらに限られない。例えば、制約条件にフォントや文字サイズ等が含まれていてもよい。データの種類及び文字数の最大値は、制約条件の一例である。

0045

(再記入用リンク情報)
図5は、再記入用リンク情報431のテーブルの一例を示す図である。再記入用リンク情報431は、仮受理IDと制約条件を満たしていない項目とを関係付けるものである。図5に示す場合は、仮受理ID「1」については、制約条件を満たしていない項目が2つ存在し、一つ目は、項目名「合計金額」、項目ID「3」、座標「yyyyy」、二つ目は、項目名「保険の種類」、項目ID「20」、座標「bbbbb」であることを示している。また、仮受理ID「8」については、制約条件を満たしていない項目は、項目名「合計金額」、項目ID「3」、座標「zzzzz」であることを示している。また、仮受理ID「20」については、制約条件を満たしていない項目は、項目名「保険の受取人」、項目ID「10」、座標「sssss」であることを示している。

0046

例えば、仮受理ID「1」の再記入用リンク情報431は、図3(b)に示すように、図3(a)に示すリンク情報430の項目ID「3」の座標情報(xxxxx)及び項目ID「20」の座標情報(aaaaa)が、それぞれ(yyyyy)、(bbbbb)に変更されて生成される。再記入用リンク情報431は、例えばXMLで記述されたファイルであり、図3(b)のように記述される。

0047

(再記入用帳票データ)
図6は、図5に示す仮受理ID「1」に対応する再記入用帳票データの一例を示す図である。同図に示す再記入用帳票データ460は、対象者によってフィールド411a〜411cに文字が記入されているが、フィールド411a、411bに記入された文字が制約条件を満たさない場合を示している。再記入用帳票データ460には、元の帳票100のフィールド411a〜411cに文字が記入され、読み取られた帳票101の帳票画像に、新たに再記入用フィールド461a、462b及び付加情報463が付加されている。付加情報463には、仮受理ID「1」が二次元コードとして記録されている。フィールド411aは、項目ID「3」、項目名「合計金額」に対応し、フィールド411bは、項目ID「20」、項目名「保険の種類」に対応する。フィールド411aと再記入用フィールド461a、及びフィールド411bと再記入用フィールド461bは、互いに同じ表示態様であって、他のフィールド411cと異なる表示態様になっている。同図に示す場合は、フィールド411aと再記入用フィールド461aは、枠462aが実線による二重線で表されている。フィールド411bと再記入用フィールド461bは、枠462bが実線と破線による二重線で表されている。

0048

(帳票処理システムの動作)
図7は、帳票処理システム1を用いた業務フローの一例を示す図である。以下、この業務フローの順に帳票処理システム1の動作の一例を説明する。以下の動作説明では、設定者が第1の端末装置20を操作し、設定者と異なる確認者が第2の端末装置30を操作するものとして説明する。

0049

(1)帳票の印刷
図8は、帳票を印刷する処理の一例を示すフローチャートである。

0050

設定者が第1の端末装置20の入力部22を操作して帳票テンプレート410を選択し、選択した帳票テンプレート410に対応する帳票100を印刷指示する操作を行うと、第1の端末装置20の作成手段243は、ファイルサーバ装置40の記憶部400から対応する帳票テンプレート410、台帳データ420及びリンク情報430をネットワーク5及び通信部23を介して第1の端末装置20の記憶部25内に読み込む(S101)。

0051

次に、作成手段243は、帳票テンプレート410が有する全てのフィールド411について処理が完了したか否かを判断する(S102)。以下、第1の端末装置20は、帳票テンプレート410が有するフィールド411毎、すなわちフィールド番号順に処理する。

0052

次に、作成手段243は、全てのフィールド411について処理が完了していないと判断した場合(S102:No)、フィールド411に「差込み」が設定されているか否かを判断する(S103)。

0053

作成手段243は、フィールド411に「差込み」が設定されていると判断した場合(S103:Yes)、リンク情報430から当該フィールド411に対応するフィールド座標情報を取得し(S104)、台帳データ420から当該フィールド411の項目に対応する対象者に関するデータ、例えば、氏名のデータを取得する(S105)。作成手段243は、フィールド座標情報に基づいて、台帳データ420から取得した対象者に関するデータをフィールド411に差し込む(S106)。

0054

次に、作成手段243は、ステップS102において、帳票テンプレート410の全てのフィールド411について処理が完了したと判断すると(S102:Yes)、帳票テンプレート410のフィールド411に対象者に関するデータが差し込まれた帳票データ450を作成し、さらに帳票データ450をPDLで記述された印刷データに変換し、この印刷データを含む印刷ジョブを画像形成装置10に送信する(S107)。画像形成装置10は、送信された印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて帳票100を印刷する。作成手段243は、帳票100の帳票データ450をファイルサーバ装置40の記憶部400に格納する。なお、帳票データ450の代わりに印刷データを記憶部400に格納してもよい。

0055

印刷された帳票100は、設定者等によって封筒封入されて対象者に郵便等により配布される。対象者は、配布された帳票100を確認し、必要に応じて帳票100の記載の修正、又は必要な事項の記入を行い、確認した帳票101を発送元に郵便等により返却する。必要な事項の記入は、「読取り」が設定されたフィールド411に対して行われる。

0056

(2)帳票の読取り
図9は、帳票の読取り処理の一例を示すフローチャートである。

0057

確認者は、対象者から返却された帳票101のスキャンを画像形成装置10に指示する操作を行うと、画像形成装置10の読取部13は、帳票101を読み取って帳票画像を生成し、この帳票画像を通信部14及びネットワーク5を介して第2の端末装置30に送信する(S201)。第2の端末装置30の制御部34は、画像形成装置10から送信された帳票101の帳票画像を記憶部35に記憶する。

0058

次に、確認者が第2の端末装置30の入力部32を操作し、返却された帳票101に対応する帳票テンプレート410、台帳データ420、リンク情報430及び制約条件情報440をファイルサーバ装置40の記憶部400からネットワーク5及び通信部23を介して第2の端末装置30の記憶部35内に読み込む。

0059

次に、検出手段340は、帳票画像に付加情報463が含まれているか否かを判断し(S202)、含まれていないと判断すると(S202:No)、帳票テンプレート410が有する全てのフィールド411について処理が完了したか否かを判断する(S203)。以下、第2の端末装置30は、帳票テンプレート410のフィールド411毎、すなわちフィールド番号順に処理する。

0060

次に、認識手段341は、フィールド411に「読取り」が設定されているか否かを判断し(S204)、フィールド411に「読取り」が設定されていれば(S204:Yes)、当該フィールド411に割り当てられているフィールド番号に対応するフィールド座標情報をリンク情報430から取得する。

0061

次に、認識手段341は、当該フィールド411内の画像データをOCR処理を行って文字データとして認識する(S206)。

0062

次に、判断手段342は、フィールド番号に基づいて、リンク情報430に格納されている制約条件識別子に対応する制約条件を制約条件情報440から取得する(S207)。

0063

次に、判断手段342は、認識手段341の認識結果が制約条件を満たすか否かを判断する(S208)。例えば、判断手段342は、データの種類が「数値」に設定されているフィールドから認識手段341によって数値以外の「文字列」の文字データが認識された場合、この文字データは制約条件を満たさないと判断する。また、判断手段342は、認識手段341によって認識された文字データの文字数が最大値を超えている場合、この文字データは制約条件を満たさないと判断する。

0064

次に、判断手段342は、全てのフィールド411の処理が終了すると(S203:Yes)、制約条件を満たさないフィールド411が存在しているか否かを判断する(S209)、制約条件を満たさないフィールド411が存在しないと判断すると(S209:No)、更新手段344は、認識手段341が認識した結果でフィールド411に対応する台帳データ420の項目の内容を更新する(S210)。

0065

この更新処理では、例えば、判断手段342は、対象者に発送する前の帳票100の帳票データ450、対象者から返却された帳票101の帳票データ450、及び認識手段341が認識した文字データを表示部31に表示する。確認者は、表示部31に表示されたデータを確認し、台帳データ420の追加又は訂正が必要であると判断し、承認者承認を受ると、追加又は訂正した内容をファイルサーバ装置40の台帳データ420に反映させるように入力部32を操作して指示する。更新手段344は、確認者が追加又は訂正した内容をファイルサーバ装置40に送信し、フィールド411に対応する台帳データ420の項目の内容を更新する。

0066

上記ステップS209において、判断手段342は、制約条件を満たさないフィールド411が存在すると判断した場合(S209:Yes)、生成手段343は、仮受理IDを発行し(S221)、再記入用フィールド461を設定し、記憶部35に保存する(S222)。生成手段343は、再記入用帳票データ460を生成する(S223)。生成手段343は、再記入用帳票データ460を印刷データに変換し、この印刷データを含む印刷ジョブを画像形成装置10に送信する(S224)。画像形成装置10は、送信された印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて再記入用帳票110を印刷する。生成手段343は、再記入用帳票データ460をファイルサーバ装置40の記憶部400に格納する。

0067

印刷された再記入用帳票110は、設定者等によって封筒に封入されて対象者に郵便等により配布される。対象者は、配布された再記入用帳票110の再記入用フィールド461に必要な事項の記入を行い、その再記入用帳票111を郵便等により発送元に返却する。

0068

(3)再記入用帳票の読取り
確認者は、対象者から返却された再記入用帳票111のスキャンを画像形成装置10に指示する操作を行うと、画像形成装置10の読取部13は、再記入用帳票111を読み取って帳票画像を生成し、この帳票画像を通信部14及びネットワーク5を介して第2の端末装置30に送信する(S201)。第2の端末装置30の制御部34は、画像形成装置10から送信された再記入用帳票111の帳票画像を記憶部35に記憶する。

0069

検出手段340は、帳票画像から付加情報463を検出すると(S202:Yes)、認識手段341は、再記入用フィールド座標情報を取得する(S231)。次に、認識手段341は、OCR処理を行って当該再記入用フィールド内の画像データを文字データとして認識する(S232)。更新手段344は、認識手段341が認識した結果で、ファイルサーバ装置40の記憶部400が記憶する台帳データ420の項目の内容を更新する(S210)。

0070

[第2の実施の形態]
図10及び図11は、本発明の第2の実施の形態に係る帳票処理システムを説明するための図であって、図10は再記入用帳票の一例を示す図、図11(a)はリンク情報の一例を示す図、図11(b)は再記入用リンク情報の一例を示す図である。

0071

第1の実施の形態では、生成手段343は、付加情報を帳票画像の先頭ページの余白に付加し、再記入用フィールド461を帳票画像の制約条件を満たしていないフィールド411が存在するページの余白に付加したが、当該ページに余白が存在しない場合がある。そこで、本実施の形態の生成手段343は、再記入用フィールド461を付加するページを新たに追加したものである。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。

0072

本実施の形態の生成手段343は、帳票画像とは別に新たに追加したページに再記入用フィールド、制約条件を満たしていないフィールド、及び制約条件を満たしていないフィールドの周辺の画像を付加し、付加情報を再記入用帳票111の先頭ページの余白、又は新たに追加したページに付加する。

0073

具体的には、生成手段343は、図10に示すように、例えば、再記入用帳票111の1ページ目に記入が漏れたフィールド411(「××生命」に対応する保険期間)が存在し、その記入漏れがあったフィールド411が存在するページ(1ページ目)とは別に新たにページ(例えば、2ページ目)を追加し、そのページ(2ページ目)に「誤り内容」として「必須項目に記入がありません。」を記載し、「下記記入欄にご記入願います。」のように記入を促すコメントを記載し、記入欄として再記入用フィールド461を設ける。

0074

また、図10に示す場合は、対象者が再記入する項目を明確に認識できるようにするため、制約条件を満たしていないフィールドの周辺の画像も再記入用帳票111に含めている。

0075

再記入用リンク情報431は、例えば、図11(a)に示すリンク情報430のフィールド座標情報(aaaaa)が図11(b)に示すように(xxxxx)に変更されて形成される。「ID3」は、記入が漏れたフィールド411及びそれに対応する再記入用フィールド461の項目IDである。フィールド座標情報(aaaaa)は、記入が漏れたフィールド411の位置情報である。再記入用のフィールド座標情報(xxxxx)は、再記入用フィールド461の位置情報である。

0076

第2の実施の形態によれば、空き領域が十分に存在するため、制約条件を満たしていないフィールド411に対応する再記入用フィールド461を再記入用帳票111に含めることで、不備の箇所を説明した説明書を作成する手間を削減することが可能になる。

0077

なお、エラーの内容(誤記、記入漏れ等)に応じたエラーメッセージを第2の端末装置30の記憶部35に予め登録しておき、生成手段343がエラーの内容を検出し、そのエラーの内容に応じたエラーメッセージを記憶部35から読み出して再記入用帳票111に記載してもよい。

0078

[第3の実施の形態]
図12及び図13は、本発明の第2の実施の形態に係る帳票処理システムを説明するための図であって、図12は再記入用帳票の一例を示す図、図13(a)はリンク情報の一例を示す図、図13(b)は再記入用リンク情報の一例を示す図である。

0079

第1の実施の形態では、生成手段343は、付加情報を帳票画像の先頭ページの余白に付加し、再記入用フィールド461を帳票画像の制約条件を満たしていないフィールド411が存在するページの余白に付加したが、当該ページに余白が存在しない場合がある。そこで、本実施の形態の生成手段343は、再記入用フィールド461を付加するページを新たに追加し、フィールド操作種別を変更したものである。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。

0080

第1の端末装置20の設定手段242は、設定者の表示部21の表示画面に対する操作により、帳票データに含まれる複数の記入欄の各項目のうち、互いに関連する複数の項目をグループ化することを予め設定し、そのグループ化の情報をリンク情報430に含ませる。

0081

本実施の形態の生成手段343は、帳票画像とは別に新たに追加したページに再記入用フィールド、制約条件を満たしていないフィールド、及び制約条件を満たしていないフィールドの周辺の画像を付加し、付加情報を再記入用帳票111の先頭ページの余白、又は新たに追加したページに付加する。

0082

また、生成手段343は、グループ内のいずれかの項目に対応するフィールドの内容に対する認識手段341による認識結果が制約条件を満たしていない場合、グループ内の制約条件を満たしているフィールドの内容に基づいて選択枝による再記入用フィールド及び選択枝を有していない再記入用フィールドを生成して付加する。

0083

具体的には、生成手段343は、例えば、再記入用帳票111の1ページ目に記入が漏れたフィールド411(「××生命」に対応する保険期間)が存在し、その記入漏れがあったフィールド411が存在するページ(1ページ目)とは別に新たにページ(例えば、2ページ目)を追加し、そのページ(2ページ目)に「誤り内容」として「必須項目に記入がありません。」を記載し、「下記のいずれかを選択して下さい。」のように選択を促すコメントを記載し、選択の欄として再記入用フィールド461を設け、さらに自由記入欄を設ける。同図に示す再記入用フィールド461は、対象者の記入作業の簡便さを考慮して、「差込みかつ読取り」を設定している。再記入用フィールド461は、「30年」又は「終身」を選択するための領域461c、461dと、任意の保険期間を記入可能な領域461eとを備える。

0084

再記入用リンク情報431は、例えば、図13(a)に示すリンク情報430のフィールド座標情報(aaaaa)の代わりに、図13(b)に示すように「30年」の領域461cの座標情報(xxxxx)、「終身」の領域461dの座標情報(yyyyy)が設けられ、領域461eの座標情報(zzzzz)が設定される。また、領域461eは、領域461c、461dよりも優先順位が低い順位(2位)にしている。したがって、対象者が領域461dの「終身」を選択し、領域461eに「30年」と記載しても「終身」が優先される。

0085

認識手段341は、選択枝による再記入用フィールド及び選択枝を有していない再記入用フィールドに記入された内容を予め設定された優先順位に従って認識する。

0086

第3の実施の形態によれば、設定者の第1の端末装置20における操作により、予め帳票の関連する複数の項目をグループ化しておき、グループのいずれかの項目に不備があった場合には、グループ内の不備のなかった項目から抽出された値を選択肢として対象者に提示することで、対象者の利便性が向上する。この場合は、不備のあった項目に対して読取り領域が複数存在することになるため、帳票データ処理の際の優先順位を設定し、優先順位の高い領域順に読取り処理を行い、記入又は選択を検出次第該当する領域のデータを修正された内容として認識する。これにより、無駄な読取り処理が省ける。

0087

[変形例]
なお、本発明の実施の形態は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々に変形、実施が可能である。

0088

また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことが可能であり、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することもできる。

0089

1…帳票処理システム、5…ネットワーク、10…画像形成装置、11…制御部、
12…印刷部、13…読取部、14…通信部、20…第1の端末装置、21…表示部、
22…入力部、23…通信部、24…制御部、25…記憶部、30…第2の端末装置、
31…表示部、32…入力部、33…通信部、34…制御部、35…記憶部、
40…ファイルサーバ装置、100、101…帳票、110、111…再記入用帳票、
242…設定手段、243…作成手段、244…指示手段、250…プログラム、
340…検出手段、341…認識手段、342…判断手段、343…生成手段、
344…更新手段、350…プログラム、400…記憶部、410…帳票テンプレート、
420…台帳データ、411、411a〜411c…フィールド、430…リンク情報、
431…再記入用リンク情報、440…制約条件情報、450…帳票データ、
460…再記入用帳票データ、461a、461b…再記入用フィールド、
461c〜461e…領域、462a、462b…枠、463…付加情報

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