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技術 ストレージ装置、ファームウェアの更新方法、およびファームウェアの更新プログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 室山智彦松村忠矢須紀之曽谷基紀
出願日 2014年9月3日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2014-179643
公開日 2016年4月14日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2016-053855
状態 特許登録済
技術分野 ストアードプログラム 入出力制御 外部記憶装置との入出力
主要キーワード 活性交換 プログラム交換 パス群 状態情報通知 割当て状況 推奨度 パス状態 更新ファームウェア
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月14日)のものです。
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図面 (14)

課題

ファーム活性交換における操作を簡略化する。

解決手段

ストレージ装置は、第1制御装置と、第2制御装置と、第1送受信部と、第2送受信部と、管理制御部とを備える。第1制御装置および第2制御装置は、1または複数の論理記憶装置アクセス制御を行なう。第1送受信部は、第1制御装置に含まれ、上位装置と第1パスを介して接続される。第2送受信部は、第2制御装置に含まれ、上位装置と第2パスを介して接続される。管理制御部は、第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェア更新するとき、第1パスと第2パスがマルチパス環境であり、第2パスよりも第1パスの推奨度が同等以上に設定されている場合、第2パスよりも第1パスの推奨度を低く設定する。そして、管理制御部は、第1パスにデータが流れていないとき、第1送受信部に第1ファームウェアを更新させる制御を行なう。

概要

背景

複数のモジュールを含み、ホストと接続されるストレージ装置がある。各モジュールは、プロセッサを含み、それぞれが独立したファームウェアを実行することにより動作する。各モジュールには、現在実行されているファームウェアを記憶する稼動面の記憶領域と、更新用のファームウェアを記憶する非稼動面の記憶領域とが割り当てられている。ストレージ装置は、例えば、CA、CPU、IOC、およびEXPなどのモジュールを含んでいる。CAとは、Channel Adapterの略である。CPUとは、Central Processing Unitの略である。IOCとは、input/output controllerの略である。EXPとは、Expanderの略である。以下の説明では、ファームウェアのことを、単にファームとも言う。現在実行されているファームのことは、現ファームとも言う。更新用のファームのことは、新ファームとも言う。

管理者は、各モジュールのファームを更新するとき、ファームを更新するモジュールに割り当てられた非稼動面の記憶領域に、更新後にモジュールを動作させる新ファームを記憶させる。そして、管理者は、非稼動面の記憶領域に新ファームを記憶させたモジュールをリブートさせる。ストレージ装置では、リブート時に、稼動面の記憶領域と非稼動面の記憶領域とを切替えてモジュールを起動させる処理が実行される。これにより、ストレージ装置では、リブート後に新ファームでモジュールを動作させる。以下の説明では、リブート後に新たなファームでモジュールを動作させる処理のことを、モジュールのファームを更新する制御とも言う。

また、ストレージ装置では、ストレージシステムを停止することなく、ストレージ装置に含まれる各モジュールのファームを更新するため、例えば、CA内部でデータを一時的に記憶し、IAを高速リブートする処理などが行なわれている。以下の説明では、ストレージシステムを停止することなく、ストレージ装置で用いられる各モジュールのファームを更新することを、活性交換とも言う。

関連する他の技術として、ソフトウェア更新装置は、モジュールの負荷予測値時刻対応付け負荷推移データを記憶する負荷記憶手段と、前記モジュールを制御するソフトウェアに対する更新データとを含む。また、ソフトウェア更新装置は、ソフトウェアに更新データを適用するための所要時間を、対応付けて記憶するパッチ記憶手段を含む。さらに、ソフトウェア更新装置は、パッチ記憶手段から読み出した所要時間以上継続して、負荷の合計値閾値を下回る時間帯を、負荷推移データから抽出し、抽出した時間帯にソフトウェアの更新の実行予定を割り当てるアップデート見積もり手段を含む。そして、ソフトウェア更新装置は、実行予定に基づき、ソフトウェアの更新の対象となるモジュールにサービスの提供を停止させ、ソフトウェアの更新を実行するアップデート実行する技術が知られている。

また、ホストコンピュータの第1パスアダプタと第2パスアダプタとが、それぞれ第1接続パスと第2接続パスとを介してストレージ装置の第1クラスタと第2クラスタの入出力ポートに接続される。ホストコンピュータには、交替パスソフトが設けられると共に、接続パスの接続先を示すデータベースが設けられる。ストレージ装置では、入出力ポートが多数のハードディスクドライブ装置群に接続される。このストレージ装置には、内部管理装置と、各入出力ポートの接続先を示すデータベースとが設けられる。さらに、管理サーバ装置は、LANを介してホストコンピュータとストレージ装置に接続され、この管理サーバ装置にプログラム交換プログラム交換に供するマイクロプログラムが設けられる。そして、コンピュータ装置から、プログラムの起動の指示等を行なう技術が知られている。

さらに、ホスト装置と、ホスト装置との複数の接続パスに対応する複数のファームウェアを備えるストレージ装置とを有するストレージシステムがある。ホスト装置は、ストレージ装置との接続パスの正常、異常の状態情報通知する状態情報通知手段を有する。ストレージ装置は、ホスト装置から接続パスに対応する状態情報通知を受信する受信手段と、受信した状態情報通知から取得した状態情報を格納する管理テーブルと、更新ファームウェアおよびファームウェアの交換要求を受信する要求受信手段とを有する。さらに、ストレージ装置は、交換要求を受信すると管理テーブルに基づいて接続パスがすべて正常の場合には接続パスに対応するファームウェアを順次、活性交換する交換手段とを有する技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3)。

概要

ファームの活性交換における操作を簡略化する。ストレージ装置は、第1制御装置と、第2制御装置と、第1送受信部と、第2送受信部と、管理制御部とを備える。第1制御装置および第2制御装置は、1または複数の論理記憶装置アクセス制御を行なう。第1送受信部は、第1制御装置に含まれ、上位装置と第1パスを介して接続される。第2送受信部は、第2制御装置に含まれ、上位装置と第2パスを介して接続される。管理制御部は、第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェアを更新するとき、第1パスと第2パスがマルチパス環境であり、第2パスよりも第1パスの推奨度が同等以上に設定されている場合、第2パスよりも第1パスの推奨度を低く設定する。そして、管理制御部は、第1パスにデータが流れていないとき、第1送受信部に第1ファームウェアを更新させる制御を行なう。

目的

本発明は、一側面として、ファームの活性交換における操作を簡略化する技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

推奨度に基づいてパスを選択するパス選択機能を有する上位装置との間で複数のパスを介して接続されるストレージ装置であって、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置アクセス制御を行なう第1制御装置と、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう第2制御装置と、前記第1制御装置に含まれ、前記上位装置と第1パスを介して接続される第1送受信部と、前記第2制御装置に含まれ、前記上位装置と第2パスを介して接続される第2送受信部と、前記第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェア更新するとき、前記第1送受信部と前記第2送受信部とが同じ論理記憶装置に対するアクセス受け付け可能であって、前記第1パスの推奨度が前記第2パスの推奨度以上に設定されている場合、前記第1パスの推奨度を前記第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定し、前記第1パスにデータが流れていないとき、前記第1送受信部に前記第1ファームウェアを更新させる制御を行なう管理制御部と、を備えることを特徴とするストレージ装置。

請求項2

前記第1送受信部は、前記第1ファームウェアを更新するとき、前記パスの状態が変更されたことを示す変更通知を前記上位装置に送信し、前記上位装置から前記変更通知に応じて送信されるパスの状態の取得要求を受信すると、変更後の前記第1パスの推奨度を前記上位装置に送信し、前記第2送受信部は、前記第1ファームウェアを更新するとき、前記変更通知を前記上位装置に送信し、前記上位装置から前記取得要求を受信すると、変更後の前記第2パスの推奨度を前記上位装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。

請求項3

前記第1送受信部、および前記第2送受信部は、前記パスの推奨度が変更されると、前記上位装置からデータを受信したとき、前記変更通知を前記上位装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載のストレージ装置。

請求項4

前記ストレージ装置は、さらに、前記第1送受信部からアクセス可能な論理記憶装置に関する割当情報と、前記第2送受信部からアクセス可能な論理記憶装置に関する割当情報を記憶する記憶部を備え、前記管理制御部は、前記割当情報に基づいて、前記第1送受信部と前記第2送受信部とが同じ論理記憶装置に対するアクセスを受け付け可能であるかを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のストレージ装置。

請求項5

前記第1制御装置は、さらに、前記上位装置と第3パスを介して接続される第3送受信部を備え、前記第2制御装置は、さらに、前記上位装置と第4パスを介して接続される第4送受信部を備え、前記管理制御部は、前記第1ファームウェアを更新するとき、前記1または複数の論理記憶装置に対するアクセスについて、前記第1送受信部および前記第3送受信部のいずれか1以上と、かつ前記第2送受信部および前記第4送受信部のいずれか1以上とに割り当てられ、前記第1パスおよび前記第3パスの推奨度が前記第2パスおよび第4パスの推奨度以上に設定されている場合、前記第1パスおよび前記第3パスの推奨度を前記第2パスおよび第4パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する制御をすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のストレージ装置。

請求項6

前記管理制御部は、さらに、前記第1送受信部が前記第1ファームウェアを更新したあと、前記第2パスの推奨度を前記第1パスの推奨度よりも低い推奨度に設定し、前記第2パスにデータが流れていないとき、前記第2送受信部に前記第2ファームウェアを更新させる制御をすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のストレージ装置。

請求項7

推奨度に基づいてパスを選択するパス選択機能を有する上位装置との間で複数のパスを介して接続されるストレージ装置のコンピュータによって実行されるファームウェアの更新方法であって、前記コンピュータは、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう第1制御装置に含まれ、前記上位装置と第1パスを介して接続される第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェアを更新するとき、前記第1送受信部と、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう第2制御装置に含まれ、前記上位装置と第2パスを介して接続される第2送受信部が同じ論理記憶装置に対するアクセスを受け付け可能であって、前記第1パスの推奨度が前記第2パスの推奨度以上に設定されている場合、前記第1パスの推奨度を前記第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定し、前記第1パスにデータが流れていないとき、前記第1送受信部に前記第1ファームウェアを更新させる制御を行なうことを実行するファームウェアの更新方法。

請求項8

推奨度に基づいてパスを選択するパス選択機能を有する上位装置との間で複数のパスを介して接続されるストレージ装置のコンピュータによって実行されるファームウェアの更新プログラムであって、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう第1制御装置に含まれ、前記上位装置と第1パスを介して接続される第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェアを更新するとき、前記第1送受信部と、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう第2制御装置に含まれ、前記上位装置と第2パスを介して接続される第2送受信部が同じ論理記憶装置に対するアクセスを受け付け可能であって、前記第1パスの推奨度が前記第2パスの推奨度以上に設定されている場合、前記第1パスの推奨度を前記第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定し、前記第1パスにデータが流れていないとき、前記第1送受信部に前記第1ファームウェアを更新させる制御を行なう処理をコンピュータに実行させることを特徴とするファームウェアの更新プログラム。

技術分野

0001

本発明はストレージ装置ファームウェア更新する技術に関する。

背景技術

0002

複数のモジュールを含み、ホストと接続されるストレージ装置がある。各モジュールは、プロセッサを含み、それぞれが独立したファームウェアを実行することにより動作する。各モジュールには、現在実行されているファームウェアを記憶する稼動面の記憶領域と、更新用のファームウェアを記憶する非稼動面の記憶領域とが割り当てられている。ストレージ装置は、例えば、CA、CPU、IOC、およびEXPなどのモジュールを含んでいる。CAとは、Channel Adapterの略である。CPUとは、Central Processing Unitの略である。IOCとは、input/output controllerの略である。EXPとは、Expanderの略である。以下の説明では、ファームウェアのことを、単にファームとも言う。現在実行されているファームのことは、現ファームとも言う。更新用のファームのことは、新ファームとも言う。

0003

管理者は、各モジュールのファームを更新するとき、ファームを更新するモジュールに割り当てられた非稼動面の記憶領域に、更新後にモジュールを動作させる新ファームを記憶させる。そして、管理者は、非稼動面の記憶領域に新ファームを記憶させたモジュールをリブートさせる。ストレージ装置では、リブート時に、稼動面の記憶領域と非稼動面の記憶領域とを切替えてモジュールを起動させる処理が実行される。これにより、ストレージ装置では、リブート後に新ファームでモジュールを動作させる。以下の説明では、リブート後に新たなファームでモジュールを動作させる処理のことを、モジュールのファームを更新する制御とも言う。

0004

また、ストレージ装置では、ストレージシステムを停止することなく、ストレージ装置に含まれる各モジュールのファームを更新するため、例えば、CA内部でデータを一時的に記憶し、IAを高速リブートする処理などが行なわれている。以下の説明では、ストレージシステムを停止することなく、ストレージ装置で用いられる各モジュールのファームを更新することを、活性交換とも言う。

0005

関連する他の技術として、ソフトウェア更新装置は、モジュールの負荷予測値時刻対応付け負荷推移データを記憶する負荷記憶手段と、前記モジュールを制御するソフトウェアに対する更新データとを含む。また、ソフトウェア更新装置は、ソフトウェアに更新データを適用するための所要時間を、対応付けて記憶するパッチ記憶手段を含む。さらに、ソフトウェア更新装置は、パッチ記憶手段から読み出した所要時間以上継続して、負荷の合計値閾値を下回る時間帯を、負荷推移データから抽出し、抽出した時間帯にソフトウェアの更新の実行予定を割り当てるアップデート見積もり手段を含む。そして、ソフトウェア更新装置は、実行予定に基づき、ソフトウェアの更新の対象となるモジュールにサービスの提供を停止させ、ソフトウェアの更新を実行するアップデート実行する技術が知られている。

0006

また、ホストコンピュータの第1パスアダプタと第2パスアダプタとが、それぞれ第1接続パスと第2接続パスとを介してストレージ装置の第1クラスタと第2クラスタの入出力ポートに接続される。ホストコンピュータには、交替パスソフトが設けられると共に、接続パスの接続先を示すデータベースが設けられる。ストレージ装置では、入出力ポートが多数のハードディスクドライブ装置群に接続される。このストレージ装置には、内部管理装置と、各入出力ポートの接続先を示すデータベースとが設けられる。さらに、管理サーバ装置は、LANを介してホストコンピュータとストレージ装置に接続され、この管理サーバ装置にプログラム交換プログラム交換に供するマイクロプログラムが設けられる。そして、コンピュータ装置から、プログラムの起動の指示等を行なう技術が知られている。

0007

さらに、ホスト装置と、ホスト装置との複数の接続パスに対応する複数のファームウェアを備えるストレージ装置とを有するストレージシステムがある。ホスト装置は、ストレージ装置との接続パスの正常、異常の状態情報通知する状態情報通知手段を有する。ストレージ装置は、ホスト装置から接続パスに対応する状態情報通知を受信する受信手段と、受信した状態情報通知から取得した状態情報を格納する管理テーブルと、更新ファームウェアおよびファームウェアの交換要求を受信する要求受信手段とを有する。さらに、ストレージ装置は、交換要求を受信すると管理テーブルに基づいて接続パスがすべて正常の場合には接続パスに対応するファームウェアを順次、活性交換する交換手段とを有する技術が知られている(例えば、特許文献1〜特許文献3)。

先行技術

0008

特開2012−194892号公報
特開2005−242574号公報
特開2008−186296号公報

発明が解決しようとする課題

0009

前述した更新技術を用いたストレージ装置では、マルチパス環境のとき、CAのファームを活性交換できるが、管理者がデータを転送するパスを切替えて各CAのファームをリブートするので、ファームの活性交換における操作が煩雑になることがある。

0010

本発明は、一側面として、ファームの活性交換における操作を簡略化する技術を提供する。

課題を解決するための手段

0011

本明細書で開示するストレージ装置のひとつに、第1制御装置と、第2制御装置と、第1送受信部と、第2送受信部と、管理制御部とを備えるストレージ装置がある。第1制御装置は、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置アクセス制御を行なう。第2制御装置は、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう。第1送受信部は、第1制御装置に含まれ、上位装置と第1パスを介して接続される。第2送受信部は、第2制御装置に含まれ、上位装置と第2パスを介して接続される。管理制御部は、第1送受信部の制御に用いられる第1ファームウェアを更新するとき、同じ論理記憶装置に対するアクセス受け付け可能であるマルチパス環境で第1送受信部と第2送受信部とが上位装置に接続されているか否かを判定する。管理制御部は、第1送受信部と第2送受信部とがマルチパス環境であるとき、第1パスの推奨度が第2パスの推奨度以上に設定されている場合、第1パスの推奨度を第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。そして、管理制御部は、第1パスにデータが流れていないとき、第1送受信部に第1ファームウェアを更新させる制御を行なう。

発明の効果

0012

ファームの活性交換における操作を簡略化することができる。

図面の簡単な説明

0013

ストレージ装置の一実施例を示す機能ブロック図である。
推奨度の一例を示す図である。
記憶部に記憶されている情報を示す図(その1)である。
割当情報の一例を示す図である。
状態情報の一例を示す図である。
記憶部に記憶されている情報を示す図(その2)である。
活性交換処理を示すフローチャート(その1)である。
活性交換処理を示すフローチャート(その2)である。
CAファームが自動活性交換できるか否かを判定する処理を示すフローチャート(その1)である。
ホストがTPGSプロトコルサポートしているか否かを判定する処理を示すシーケンス図である。
データを送受信するパスを片寄せする処理を示すシーケンス図である。
ストレージ装置の一実施例を示すブロック図である。
コンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。

実施例

0014

[実施形態]
実施形態のストレージ装置について説明する。

0015

図1は、ストレージ装置の一実施例を示す機能ブロック図である。図1を参照して、ストレージ装置1の有する機能について説明する。以下の説明では、送受信部(CA)のファームウェアを更新するものとして説明する。また、各送受信部のファームウェアを記憶する記憶領域には、稼動面と非稼動面とがあり、それぞれ現ファームと新ファームとが管理者により格納されているものとする。

0016

ストレージ装置1は、後述する推奨度に基づいてパスを選択するパス選択機能を有するホスト4(上位装置)との間で、複数のパスを介して通信接続される。また、ストレージ装置1は、管理装置6と通信接続される。ホスト4、および管理装置6は、例えば、後述するコンピュータ装置である。

0017

ストレージ装置1は、例えば、スイッチ5を介してホスト4、および管理装置6と通信接続される。そして、ホスト4とスイッチ5とは、例えば、HBA41〜44を介して接続される。HBAとは、Host Bus Adapterの略である。スイッチ5は、例えば、FCスイッチである。FCとは、Fibre Channelの略である。なお、ストレージ装置1は、ホスト4と直接通信接続されても良い。

0018

また、ストレージ装置1は、CE2と、DE31〜33と、を含む。そして、CE2と、DE31〜33に含まれる各ディスクとは、例えば、図示しないCE2に含まれるDAを介して通信接続される。CEとは、Controller Enclosureの略である。DEとは、Device Enclosureの略である。DAとは、Device Adapterの略である。

0019

CE2は、制御装置7、8を含む。
制御装置7、8は、予め設定された制御対象の1または複数の論理記憶装置のアクセス制御を行なう。制御装置7(第1制御装置)と制御装置8(第2制御装置)とは、同様の機能を有する。以下の説明では、制御装置7の機能について説明し、制御装置8が有する制御装置7と同様の機能について説明を省略する。

0020

制御装置7は、例えば、送受信部71、72と、制御部73と、記憶部74とを含む。送受信部71(第1送受信部)と送受信部72(第3送受信部)とは、同様の機能を有する。以下の説明では、送受信部71の機能について説明し、送受信部72が有する送受信部71と同様の機能について説明を省略する。

0021

送受信部71は、通信制御部711(第1制御部)と、保持部712とを有する。そして、送受信部71は、スイッチ5と通信接続され、スイッチ5を介してホスト4との間で第1パスを介してデータを送受信する。なお、送受信部71は、ホスト4のHBA41〜44に直接接続され、ホスト4と直接データを送受信しても良い。また、送受信部71、送受信部72、制御装置8の送受信部81(第2送受信部)、および送受信部82(第4送受信部)は、ホスト4と通信接続されても良いし、図示しない他のホストと通信接続されても良い。そして、送受信部72、81、82は、それぞれ第3パス、第2パス、および第4パスを介してホストと接続される。以下の説明では、送受信部71、72、81、82は、ホスト4と接続されているものとして説明する。

0022

また、制御部73は、例えば、管理制御部731を含む。そして、管理制御部731は、制御装置7、8に含まれる各モジュールと接続され、データの送受信をする。

0023

記憶部74は、第1格納部741と、第2格納部742と、第3格納部743とを含む。制御装置8の記憶部84は、制御装置7の記憶部74の機能から第2格納部742と、第3格納部743とに対応する機能(記憶領域)を省略したものである。上記の構成は、一例であり、記憶部84に第2格納部742と第3格納部743に対応する機能(記憶領域)を含んでも良い。

0024

通信制御部711は、データの送受信を制御するためのファームウェアにしたがって、送受信部71の動作を制御する。以下の説明では、データの送受信を制御するためのファームのことをCAファームとも言う。

0025

通信制御部711は、ファームウェアを更新するとき、管理制御部731からの指示にしたがって、送受信部71との間でデータを送受信する第1パスの状態が変更されたことを示す変更通知をホスト4に送信する。変更通知とは、例えば、後述するAASCである。

0026

そして、通信制御部711は、ホスト4がパスの状態によりデータの送受信を制御する機能を有している場合、ホスト4から変更通知に応じて送信されるパスの状態の取得要求を受信する。以下の説明では、ホスト4がパスの状態によりデータの送受信を制御する機能のことを、パス選択機能とも言う。また、パスの状態には、推奨度を含むものとする。そして、ホスト4は、例えば、パス選択機能を用いて、推奨度に基づいてデータを送受信するパスを選択する。取得要求とは、例えば、後述するRTPGである。

0027

通信制御部711は、保持部712に保持されているパスの推奨度が変更されたあと、ホスト4から通信要求を受信すると、変更通知をホスト4に送信する。これにより、ホスト4は、各送受信部の推奨度が変更されたとき、各送受信部の推奨度を取得し、推奨度の高いパスを用いてデータの送受信をする。すなわち、ストレージ装置1は、各保持部に保持するパスの状態を設定することにより、ホスト4とデータを送受信するパスを選択することができる。ホスト4からの通信要求とは、例えば、後述するI/O request(データ)である。

0028

管理制御部731は、送受信部71が変更通知に応じてホスト4から取得要求を受信したとき、ホスト4がパス選択機能を有すると判定する。ホスト4がパス選択機能を有するとは、例えば、推奨度の高いパスを用いて、ストレージ装置1とデータを送受信する機能をホスト4が有することを示す。したがって、管理制御部731は、ホスト4がパス選択機能を有しているとき、第1パス〜第4パスに設定した推奨度を通知することにより、各パスに設定された推奨度に応じて、データの送受信に用いるパスをホスト4に選択させることができる、と判定する。

0029

また、送受信部71、72、81、82がそれぞれ別々のホストに接続されている場合、各通信制御部711、721、811、821は、ホストからの通信要求に応じて、それぞれホストに変更通知を送信しても良い。そして、管理制御部731は、各送受信部が接続されたホストから変更通知に応じて取得要求を受信したとき、各ホストがパス選択機能を有すると判定する。そして、管理制御部731は、各ホストに第1パス〜第4パスに設定した推奨度を通知することにより、各パスに設定された推奨度に応じて、データの送受信に用いるパスをホストに選択させることができる、と判定する。

0030

パス選択機能は、例えば、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートすることで、ホスト4に搭載される。TPGSとは、Target Port Group Supportの略である。以下の説明において、ストレージ装置1とホスト4とは、一例として、パス選択機能を実行するとき、TPGSプロトコルを用いるものとして説明する。ただし、パス選択機能は、TPGSプロトコル以外でも、同様の動作を実現する他のプロトコルを用いて実現しても良い。

0031

ホスト4は、パス選択機能を有するとき、推奨度の高いパスを用いてデータを送受信する。推奨度とは、例えば、ストレージ装置1とホスト4とがTPGSプロトコルをサポートしているとき、図2に示すテーブル201ように設定される。

0032

図2に示すテーブル201のAccess Stateは、ストレージ装置1とホスト4とを接続するパスの状態を示している。ホスト4は、例えば、送受信部71との間でデータを送受信する第1パスの状態がActive/optimizedであるとき、第1パスの状態を性能が発揮できる推奨パス(推奨度の高いパス)であると判定する。また、ホスト4は、例えば、第1パスの状態がActive/non-optimizedであるとき、第1パスの状態を推奨しないパス(推奨度の低いパス)と判定する。

0033

保持部712は、管理制御部731からの指示により、送受信部71に接続された第1パスの状態を保持する。これにより、通信制御部711は、ホスト4からパスの状態を要求する取得要求を受信すると、保持部712に保持されている第1パスの状態をホスト4に送信する。第1パスの状態には、第1パスの推奨度を含む。

0034

送受信部72、81、82が有する保持部722、812、822は、それぞれ管理制御部731からの指示により、送受信部72、81、82に接続された第3パス、第2パス、および第4パスの状態を保持する。そして、通信制御部721、811、821は、それぞれホスト4からパスの状態を要求する取得要求を受信すると、それぞれ保持部722、812、822に保持されている第3パス、第2パス、および第4パスの状態をホスト4に送信する。第3パス、第2パス、および第4パスの状態には、それぞれ第3パス、第2パス、および第4パスの推奨度を含む。

0035

ホスト4は、マルチパス環境において、第1パス〜第4パスの状態として推奨度を取得すると、推奨度の高いパスを用いてデータを送受信する。ホスト4は、例えば、第1パスと第2パスとの間でマルチパスを構成しているとき、第1パスの推奨度が第2パスの推奨度よりも低い場合、第2パスを用いてデータを送受信する。

0036

さらに、保持部712、722、812、822は、管理制御部731からの指示により、送受信部71、72、81、82に割り当てられた、DE31〜33に含まれるディスクで構成される論理記憶装置を示す識別情報を保持する。そして、各通信制御部は、ホスト4との通信接続が開始されたとき、それぞれが含まれる送受信部に割り当てられた論理記憶装置の識別情報をホスト4に通知する。これにより、ストレージ装置1は、各送受信部への論理記憶装置の割当て状況をホスト4に通知する。論理記憶装置の識別情報とは、例えば、論理ユニット番号(LUN)である。LUNとは、Logical Unit Numberの略である。

0037

管理制御部731は、送受信部71の制御に用いられるファームウェアを更新するとき、送受信部71と、送受信部81、82のいずれか1以上とが、同じ論理記憶装置に対するアクセスを受け付け可能であるか否かを判定する。さらに、管理制御部731は、送受信部72と、送受信部81、82のいずれか1以上とが、同じ論理記憶装置に対するアクセスを受け付け可能であるか否かを判定する。以下の説明において、送受信部71と送受信部81とが同じ論理記憶装置にアクセス可能であるものとする。また、送受信部72と送受信部82とが同じ論理記憶装置にアクセス可能であるものとする。そして、送受信部71のファームウェアの活性交換について説明するが、ストレージ装置1は、送受信部72、81、82のファームウェアについても、同様の方法により活性交換を実行しても良い。

0038

管理制御部731は、例えば、送受信部71および送受信部81と、送受信部72および送受信部82とに同じ論理記憶装置が割り当てられているとき、ストレージ装置1とホスト4とがマルチパス環境で接続されていると判定する。以下の説明において、マルチパスとは、ストレージ装置1に構築された各論理記憶装置とホスト4とが、別々の制御装置を介して、2つ以上のパスで通信接続されていることを示す。また、ストレージ装置1と接続されるホストが複数ある場合には、ストレージ装置1の各論理記憶装置と、各論理記憶装置に接続されたホストとが、別々の制御装置を介して2つ以上のパスで通信接続されていることを示す。

0039

また、管理制御部731は、送受信部71、72、81、82の動作を制御するファームウェアを更新するとき、ストレージ装置1とホスト4とがマルチパス環境で接続されている場合、以下の処理を実行する。

0040

管理制御部731は、送受信部71のファームウェアを更新するとき、送受信部71に設定された第1パスと送受信部81に設定された第2パスとを用いて、ストレージ装置1とホスト4とがマルチパス環境で接続されていると判定する。そして、管理制御部731は、第1パスの推奨度を、第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。

0041

さらに、管理制御部731は、送受信部71のファームウェアを更新するとき、送受信部72に設定された第3パスと送受信部82に設定された第4パスとを用いて、ストレージ装置1とホスト4とがマルチパス環境で接続されていると判定する。そして、管理制御部731は、第3パスの推奨度を、第4パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。

0042

管理制御部731は、例えば、第1パスの推奨度に第2パスの推奨度以上の推奨度が設定されている場合、第1パスの推奨度を、第2パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。また、管理制御部731は、例えば、第1パスの推奨度が第2パスの推奨度よりも低く設定されている場合、第1パスの推奨度と、第2パスの推奨度とをそのまま維持しても良い。

0043

管理制御部731は、例えば、第3パスの推奨度に第4パスの推奨度以上の推奨度が設定されている場合、第3パスの推奨度を、第4パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。また、管理制御部731は、例えば、第3パスの推奨度が第4パスの推奨度よりも低く設定されている場合、第3パスの推奨度と、第4パスの推奨度とをそのまま維持しても良い。

0044

このとき、管理制御部731は、例えば、送受信部71、72の保持部712、722にActive/non-optimizedを保持させる。さらに、管理制御部731は、送受信部81、82の保持部812、822にActive/optimizedを保持させる。

0045

そして、管理制御部731は、各通信制御部からホスト4に各送受信部の推奨度が通知され、ホスト4が推奨度の高いパスを選択してデータを送信することにより、ホスト4と制御装置7とを接続するパスにデータが流れなくなったか否かを判定する。管理制御部731は、管理制御部731は、ホスト4と制御装置7とを接続するパスにデータが流れなくなったとき、制御装置7に含まれる送受信部71のファームウェアを更新する制御をする。これにより、ストレージ装置1は、ホスト4とのオンライン状態を維持したまま、制御装置7に含まれる送受信部71のファームウェアを活性交換することができる。なお、管理制御装置731は、このとき、送受信部72のファームウェアを更新しても良い。これにより、ストレージ装置1は、ホスト4とのオンライン状態を維持したまま、送受信部72のファームウェアを活性交換することができる。

0046

さらに、管理制御部731は、送受信部71のファームウェアの活性交換が完了すると、送受信部81に設定された第2パスの推奨度を、制御装置7に含まれる送受信部71設定された第1パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。また、管理制御部731は、送受信部82に設定された第4パスの推奨度を、制御装置7に含まれる送受信部72に設定された第3パスの推奨度よりも低い推奨度に設定する。このとき、管理制御部731は、例えば、送受信部71、72の保持部712、722にActive/optimizedを保持させる。さらに、管理制御部731は、送受信部81、82の保持部812、822にActive/non-optimizedを保持させる。

0047

そして、管理制御部731は、各通信制御部からホスト4に各送受信部の推奨度が通知され、ホスト4が推奨度の高いパスを選択してデータを送信することにより、ホスト4と制御装置8とを接続するパスにデータが流れなくなったか否かを判定する。そして、管理制御部731は、管理制御部731は、ホスト4と制御装置8とを接続するパスにデータが流れなくなったとき、制御装置8に含まれる送受信部81のファームウェアを更新する制御をする。これにより、ストレージ装置1は、ホスト4とのオンライン状態を維持したまま、制御装置8に含まれる送受信部81のファームウェアを活性交換することができる。なお、管理制御装置731は、このとき、送受信部82のファームウェアを更新しても良い。これにより、ストレージ装置1は、ホスト4とのオンライン状態を維持したまま、送受信部82のファームウェアを活性交換することができる。

0048

図3は、記憶部に記憶されている情報を示す図である。
図3を参照して、記憶部74に記憶された情報について説明する。

0049

記憶部74は、第1格納部741と、第2格納部742と、第3格納部743とを有する。

0050

第1格納部741は、例えば、制御装置7に含まれる各送受信部と同じ数だけあり、それぞれが稼動面と非稼動面を有する。そして、稼動面には、管理装置6を介して管理者により現ファーム751が格納される。非稼動面には、管理装置6を介して管理者により新ファーム761が格納される。なお、記憶部74は、例えば、制御装置7に含まれる各送受信部に同じファームウェアを適用するとき、各送受信部で共有する一つの第1格納部741を記憶しても良い。

0051

現ファーム751は、例えば、管理制御部731の指示により、現在送受信部の保持部に展開され、送受信部を制御する通信制御部を動作させる。新ファーム761は、例えば、ファームウェアを更新する制御において、管理制御部731の指示により、リブート時に現ファーム751と入れ替えて保持部に展開され、更新後に送受信部を制御する通信制御部を動作させる。

0052

第2格納部742は、例えば、CE2に含まれる各送受信部に割り当てられた、アクセス可能な論理記憶装置に関する割当情報が、管理者により管理装置6を介して記憶される。ストレージ装置1は、例えば、送受信部71、72、81、82に対応する割当情報771、773、772、774を、記憶部74に記憶する。

0053

各割当情報には、対応する送受信部に割り当てられた論理記憶装置の識別情報が格納される。管理制御部731は、割当情報を参照し、ストレージ装置1の各論理記憶装置の識別情報を検索する。管理制御部731は、各論理記憶装置の識別情報が、制御装置7に含まれる1以上の送受信部に割り当てられ、かつ制御装置8に含まれる1以上の送受信部に割り当てられているとき、ストレージ装置1とホスト4とがマルチパス環境で接続されていると判定する。このように、マルチパス環境では、論理記憶装置とホスト4間のパスがそれぞれ2つ用意されているので、制御装置7、8のいずれか一つの電源を落としても、他方の制御装置を用いて論理記憶装置とホスト4間の通信接続を維持することができる。したがって、管理制御部731は、ファームウェアの更新をするとき、制御装置7と制御装置8とを交互にリブートすることにより、ファームウェアの活性交換をすることができる。

0054

図4は、割当情報の一例を示す図である。
レコード0x04には、送受信部71の識別情報を示すCAMIDと、送受信部71が有するポートの識別情報を示すCA Port Noとが格納される。

0055

そして、レコード0x20〜0x41Cには、送受信部71に割り当てられた論理記憶装置を示すVolume Noが格納される。

0056

図3を参照して説明する。
第3格納部743には、状態情報781が格納される。状態情報781は、例えば、図5に示すように、送受信部に含まれる各ポートに接続されるパスついて格納されている。図5の状態情報781は、一例として、ストレージ装置1に含まれる各送受信部がそれぞれ2つのポートを有しているときの情報を示している。CAMID0001は、例えば、送受信部71を示す。CA MID0002は、例えば、送受信部72を示す。CA MID0003は、例えば、送受信部81を示す。CA MID0004は、例えば、送受信部82を示す。

0057

そして、図5(a)の状態情報781は、ストレージ装置1が有する全てのポートに接続されたパスが推奨度の高いパスに設定されている状態を示す。このとき、ストレージ装置1とホスト4とは、ストレージ装置1が有する全てのポートに接続されたパスを用いてデータを送受信する。図5(a)の状態情報781は、例えば、管理制御部731によって、ストレージ装置1とホスト4とがデータを送受信するときに設定される状態である。

0058

図5(b)の状態情報781は、制御装置7が有する全てのポートに接続されたパスが推奨度の高いパスに設定され、制御装置8が有する全てのポートに接続されたパスが推奨度の低いパスに設定されている状態を示す。このとき、ストレージ装置1とホスト4とは、制御装置7が有する全てのポートに接続されたパスを用いてデータを送受信する。図5(b)の状態情報781は、例えば、管理制御部731によって、ファームウェアの活性交換時に、データを送受信するパスを、制御装置7に接続されたパスへ片寄せするときに設定される状態である。パスの片寄せとは、制御装置7に接続されたパス群、および制御装置8に接続されたパス群のいずれか一つを用いて、ストレージ装置1とホスト4とのデータの送受信を行なうことを言う。

0059

図5(c)の状態情報781は、制御装置7が有する全てのポートに接続されたパスが推奨度の低いパスに設定され、制御装置8が有する全てのポートに接続されたパスが推奨度の高いパスに設定されている状態を示す。このとき、ストレージ装置1とホスト4とは、制御装置8が有する全てのポートに接続されたパスを用いてデータを送受信する。図5(b)の状態情報781は、例えば、管理制御部731によって、ファームウェアの活性交換時に、データを送受信するパスを、制御装置8に接続されたパスへ片寄せするときに設定される状態である。

0060

図6は、記憶部に記憶されている情報を示す図(その2)である。
図6を参照して、記憶部84に記憶された情報について説明する。

0061

記憶部84は、第2格納部841を有する。
第2格納部841は、例えば、制御装置8に含まれる各送受信部と同じ数だけあり、それぞれが稼動面と非稼動面を有する。そして、稼動面には、管理装置6を介して管理者により現ファーム851が格納される。非稼動面には、管理装置6を介して管理者により新ファーム861が格納される。なお、記憶部84は、例えば、制御装置8に含まれる各送受信部に同じファームウェアを適用するとき、各送受信部で共有する一つの第2格納部841を記憶しても良い。

0062

現ファーム851は、例えば、管理制御部731の指示により、現在送受信部の保持部に展開され、送受信部を制御する通信制御部を動作させる。新ファーム861は、例えば、ファームウェアを更新する制御において、管理制御部731の指示により、リブート時に現ファーム851と入れ替えて保持部に展開され、更新後に送受信部を制御する通信制御部を動作させる。

0063

図7図8は、活性交換処理を示すフローチャートである。
以下の説明では、図1に示すストレージ装置1を参照して説明する。また、パス選択機能がTPGSプロトコルを用いて実行されるものとする。すなわち、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしていないとき、ホスト4は、推奨度の高いパスを用いてデータを送受信する機能がないものとする。このとき、管理制御部731がパス状態を変更するだけでは、パスの片寄せをすることができない。したがって、管理制御部731は、マルチパス環境であってもCAファームの自動活性交換ができないと判定する。

0064

管理者の操作により、管理装置6からCAファームが入力され、非稼動面に新ファームが書き込まれ、CAファームの活性交換の指示を受信すると、管理制御部731は、CAファームが自動活性交換できるか否かを判定する(S101)。

0065

図9は、CAファームが自動活性交換できるか否かを判定する処理を示すフローチャートである。

0066

図9を参照して、CAファームが自動活性交換できるか否かを判定する処理を説明する。

0067

管理制御部731は、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしているか否かを判定する(S301)。

0068

図10は、ホストがTPGSプロトコルをサポートしているか否かを判定する処理を示すシーケンス図である。

0069

図10を参照して、ホストがTPGSプロトコルをサポートしているか否かを判定する処理を説明する。

0070

管理制御部731は、CAドライバを介して各通信制御部にRTPG(取得要求)の受信待ちを設定する(S401)。これにより、各通信制御部は、ホスト4からRTPGを受信することが可能となる。そして、各通信制御部は、RTPGの受信待ちが設定されたことを管理制御部に通知する。CAドライバとは、管理制御部731が通信制御部を制御するためのドライバである。RTPGとは、REPORT TARGET PORT GROUPSの略である。

0071

管理制御部731は、各通信制御部でRTPGの受信待ちが設定されると、AASC(変更通知)の発行依頼を、CAドライバを介して各通信制御部に送信する(S402)。AASC(変更通知)とは、ASYMMETRICACCESS STATCHANGEの略である。

0072

各通信制御部は、管理制御部731からAASCの発行依頼を受信すると、AASCを発行し、送受信部が有する各ポートに接続されたそれぞれのパスを介して、AASCをホスト4に向かって通知する(S403)。そして、ホスト4は、AASCが通知されたことを、通信制御部と、CAドライバとを介して、管理制御部731に通知する。

0073

さらに、ホスト4は、TPGSプロトコルをサポートしているとき、RTPG(取得要求)を各通信制御部に送信する(S404)。各通信制御部は、RTPGを受信すると、同じ送受信部に含まれる保持部に保持されているパスの状態をホスト4に送信する(図示なし)。これにより、ホスト4は、推奨度を含む第1パス〜第4パスの状態を知ることができる。

0074

管理制御部731は、S402でAASC発行依頼を送信したあと、各通信制御部がRTPGを受信したが否かを定期的に問い合わせる(S405)。

0075

各通信制御部は、ホスト4からRTPGを受信した後、管理制御部731からRTPGを受信したが否かの問い合わせを受けると、RTPGを受信したことを示す情報を管理制御部731に送信する(S406)。

0076

管理制御部731は、各通信制御部からRTPGを受信したことを示す情報を受信すると、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしていると判定する。また、管理制御部731は、S402でAASC発行依頼を送信したあと、一定時間各通信制御部からRTPGを受信したことを示す情報を受信しないとき、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしていないと判定する。

0077

管理制御部731が各通信制御部からRTPGを受信したことを示す情報を受信するのは、ストレージ装置1が含む送受信部が、別々のホストに接続されているとき、接続先の全てのホストがTPGSプロトコルをサポートしているか否かを判定するためである。管理制御部731は、ストレージ装置1に接続された全てのホストがTPGSプロトコルをサポートしているとき、ストレージ装置1内のパスの片寄せができると判定する。

0078

図9を参照して説明する。
管理制御部731は、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしていないと判定したとき(S301にてNo)、S101にてNoと判定し、S106の処理を実行する。

0079

管理制御部731は、ホスト4がTPGSプロトコルをサポートしていると判定したとき(S301にてYes)、ストレージ装置1に含まれる全ての送受信部の割当情報を検索する(S302)。

0080

管理制御部731は、全ての論理記憶装置がホスト4とマルチパス環境で接続されているか否かを判定する(S303)。

0081

管理制御部731は、各論理記憶装置の識別情報が、制御装置7に含まれる1以上の送受信部、または制御装置8に含まれる1以上の送受信部に割り当てられているとき、マルチパス環境で接続されていないと判定する(S303にてNo)。そして、管理制御部731は、S101にてNoと判定し、S106の処理を実行する。

0082

管理制御部731は、各論理記憶装置の識別情報が、制御装置7に含まれる1以上の送受信部に割り当てられ、かつ制御装置8に含まれる1以上の送受信部に割り当てられているとき、マルチパス環境で接続されていると判定する(S303にてYES)。そして、管理制御部731は、S102の処理を実行する。

0083

図7を参照して説明する。
S101において、管理制御部731は、CAファームが自動活性交換できないと判定したとき(S101にてNo)、CAファームの切り替え予約をする(S106)。

0084

そして、管理制御部731は、制御装置のリブートが可能となるまで待機する(S107にてNo)。

0085

管理制御部731は、制御装置のリブートが可能となると(S107にてYes)、制御装置に含まれる送受信部のCAファームを新ファームに切替えて、制御装置をリブートする(S108)。これにより、管理制御部731は、各制御装置がリブート可能となったときに、制御装置に含まれる送受信部のCAファームを更新することができる。リブート可能となったときとは、例えば、管理者により、制御装置の再起動が実行されたときなどである。

0086

S101において、管理制御部731は、CAファームが自動活性交換できると判定したとき(S101にてYes)、データを送受信するパスを片寄せする(S102)。

0087

図11は、データを送受信するパスを片寄せする処理を示すシーケンス図である。
図11を参照して、データを送受信するパスを片寄せする処理を説明する。

0088

管理制御部731は、CAドライバを介して各通信制御部にRTPG(取得要求)の受信待ちを設定する(S501)。これにより、各通信制御部は、ホスト4からRTPGを受信することが可能となる。そして、各通信制御部は、RTPGの受信待ちが設定されたことを管理制御部に通知する。

0089

管理制御部731は、CAドライバを介して、パス状態の変更依頼を各通信制御部に送信する(S502)。このとき、管理制御部731は、例えば、図5(c)に示すように、制御装置7に接続されたパスの推奨度を、制御装置8に接続されたパスの推奨度よりも低く設定する。そして、管理制御部731は、設定した推奨度を各通信制御部に送信する。

0090

各通信制御部は、パス状態の変更依頼を受信すると、同じ送受信部に属する保持部に管理制御部731から受信した推奨度を保持させる(S503)。そして、各通信制御部は、CAドライバを介して管理制御部731にパス状態を変更したことを通知する。

0091

各通信制御部は、ホスト4からI/O要求(I/O request)を受信すると(S504)、ホスト4にI/O要求を受信したことを通知する。そして、各通信制御部は、AASC(変更通知)を発行し、送受信部が有する各ポートに接続されたそれぞれのパスを介して、AASCをホスト4に送信する(S505)。ホスト4は、AASCを受信すると、AASCを受信したことを各通信制御部に通知する(図示なし)。

0092

ホスト4は、AASCを受信すると、AASCを受信したことを各通信制御部に通知する。そして、ホスト4は、各通信制御部の状態に変化があったと判定し、RTPGを各通信制御部に送信することで、各通信制御部の状態を問い合わせる(S506)。

0093

各通信制御部は、RTPGを受信すると、RTPGを受信したことをホスト4に通知する。そして、各通信制御部は、同じ送受信部に含まれる保持部に保持されたパスの状態をホスト4に送信する(S507)。これにより、ホスト4は、各通信制御部からパスの状態を受信することにより、第1パス〜第4パスの状態を知ることができる。そして、ホスト4は、パスの状態を受信すると、各通信制御部にパスの状態を受信したことを通知する。

0094

管理制御部731は、S502でパス状態の変更依頼を送信したあと、各通信制御部がRTPGを受信したが否かを定期的に問い合わせる(S508)。

0095

各通信制御部は、ホスト4からRTPGを受信した後、管理制御部731からRTPGを受信したが否かの問い合わせを受けると、RTPGを受信したことを示す情報を管理制御部731に送信する(S509)。以下のS510、S511は、図7のS103、S104に対応する。

0096

管理制御部731は、各通信制御部からRTPGを受信したことを示す情報を受信すると、ホスト4がパスの状態を認識したと判定し、データの送受信状態を各通信制御部に問い合わせる(S510)。

0097

管理制御部731は、低い推奨度を設定したパスに接続された送受信部に含まれる通信制御部から、所定時間以内にホスト4とのデータの送受信が停止されたことを受信すると(S511)、データの片寄せ処理が完了したと判定する。

0098

図7を参照して説明する。
管理制御部731は、S102でデータを送受信するパスを片寄せする処理を実行したあと、ホスト4と各通信制御部とのデータの送受信が停止したか否かを判定する(S103)。管理制御部731は、ホスト4と各通信制御部とのデータの送受信が停止しないとき、所定時間が経過したか否かを判定する(S104)。

0099

管理制御部731は、所定時間が経過していないとき(S104にてNo)、S103の処理を実行する。管理制御部731は、所定時間が経過したとき(S104にてYes)、データの片寄せが完了しなかったと判定し、S106の処理を実行する。

0100

S103において、管理制御部731は、ホスト4と各通信制御部とのデータの送受信が停止したとき(S103にてYes)、ホスト4からのデータの受信が停止された制御装置をリブートする。管理制御部731は、リブート時に、制御装置に含まれる送受信部のCAファームを現ファームから新ファームに切替える。

0101

管理制御部731は、例えば、制御装置7に含まれる送受信部のCAファームを更新したあと、さらに、制御装置8に含まれる送受信部のCAファームを更新するとき、S102〜S105の処理を繰り返し実行しても良い。このとき、管理制御部731は、例えば、制御装置7に接続されたパスの推奨度を制御装置8に接続されたパスの推奨度よりも低く設定する。そして、管理制御部731は、ホスト4と制御装置7とのデータの送受信が停止したとき、制御装置7をリブートすることでCAファームを活性交換しても良い。続いて、管理制御部731は、例えば、制御装置8に接続されたパスの推奨度を制御装置7に接続されたパスの推奨度よりも低く設定する。そして、管理制御部731は、ホスト4と制御装置8とのデータの送受信が停止したとき、制御装置8をリブートすることでCAファームを活性交換しても良い。

0102

図8を参照して説明する。
管理制御部731は、CAファームを活性交換したあと、ホスト4とデータを送受信するパスの設定を元に戻す(S201)。このとき、管理制御部731は、例えば、図5(a)に示すように、制御装置7、8に接続されたパスの推奨度を高く設定しても良い。そして、管理制御部731は、設定した推奨度を各通信制御部に送信する。各通信制御部は、推奨度を受信し、保持部に受信した推奨度を保持させる。そして、各通信制御部は、保持部に保持されたパスの推奨度が変更されると、ホスト4にAASCを送信し、ホスト4に推奨度を通知する一連の処理を実行する。

0103

管理制御部731は、ホスト4とのデータの送受信が停止されていた制御装置で、ホスト4とのデータの送受信が開始したか否かを判定する(S202)。

0104

管理制御部731は、ホスト4とのデータの送受信が開始したとき(S202にてYes)、活性交換処理を終了する。

0105

管理制御部731は、ホスト4とのデータの送受信が開始しないとき(S202にてNo)、所定時間が経過したか否かを判定する(S203)。管理制御部731は、所定時間が経過していないとき(S203にてNo)、S202の処理を実行する。

0106

管理制御部731は、所定時間が経過したとき、ストレージ装置1とホスト4との通信状態を、活性交換前の状態に戻すことができないと判定し、管理装置6にエラーを通知する(S204)。そして、管理制御部731は、活性交換処理を終了する。

0107

図12は、ストレージ装置の一実施例を示すブロック図である。
図12を参照して、ストレージ装置1の構成について説明する。

0108

ストレージ装置1は、CE2とDE31〜DE33を備えている。CE2は、CM700とCM800とを備える。CMとは、Control Moduleの略である。CM700は、例えば、図1において、制御装置7として機能する。また、CM800は、例えば、図1において、制御装置8として機能する。

0109

CM700は、CA701と、CA702と、制御回路703と、記憶装置704と、IOC705と、EXP706と、DA707、708とを備える。CM800は、CA801と、CA802と、制御回路803と、記憶装置804と、IOC805と、EXP806と、DA807、808とを備える。そして、各構成要素は、図示しないバスにより接続されている。CA701、702、801、802は、例えば、図1において、それぞれ送受信部71、72、81、82として機能する。以下の説明では、制御装置700について説明し、制御装置700と同様の構成を有する制御装置800の説明を省略する。

0110

CA701は、制御回路713と記憶装置714とを含む。CA702は、CA701と同様の構成を有するので、CA702の説明を省略する。

0111

制御回路713は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびPLD(Programmable Logic Device)などのプロセッサである。制御回路713は、例えば、図1において、通信制御部711として機能する。

0112

記憶装置714は、各種データを記憶する。そして、記憶装置714は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリである。記憶装置714は、例えば、図1において、保持部712として機能する。

0113

記憶装置714のRAMには、例えば、制御回路713を、通信制御部711として機能させるCAファームが制御回路703によって書き込まれる。そして、ストレージ装置1は、RAMに書き込まれたCAファームを制御回路713で実行することにより、CA701によるデータの送受信処理を実行する。

0114

制御回路703は、ストレージ装置1全体の制御をする。そして、制御回路703は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGAおよびPLDなどのプロセッサである。制御回路703は、例えば、図1において、制御部73として機能する。

0115

記憶装置704は、各種データを記憶する。そして、記憶装置704は、例えば、ROMおよびRAMなどのメモリや、HDなどで構成される。記憶装置704は、例えば、図1において、記憶部74として機能する。

0116

また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御回路703のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。

0117

記憶装置704は、例えば、制御回路703を、制御部73として機能させるファームウェアの更新プログラムを記憶する。

0118

CAファームを更新するとき、ストレージ装置1は、記憶装置704に記憶されたファームウェアの更新プログラムをRAMに読み出す。ストレージ装置1は、RAMに読み出されたファームウェアの更新プログラムを制御回路703で実行することにより、活性交換処理、自動活性交換可否判定処理、およびパスの片寄せ処理の1以上を含む更新処理を実行する。

0119

なお、ファームウェアの更新プログラムは、制御回路703が図示しない通信インターフェイスを介してアクセス可能であれば、ネットワーク上のサーバが有する記憶装置に記憶されていても良い。

0120

IOC705は、例えば、EXP706およびDA707、708を介して実行される、ストレージ装置1と、DE31〜DE33に含まれる各ディスクとの間のデータの送受信を制御する。

0121

図13は、コンピュータ装置の一実施例を示すブロック図である。
図13を参照して、コンピュータ装置の構成について説明する。コンピュータ装置900は、図1に示す、ホスト4、および管理装置6の構成例である。

0122

図13において、コンピュータ装置900は、制御回路901と、記憶装置902と、読書装置903と、記録媒体904と、通信インターフェイス905(通信I/F)と、入出力インターフェイス906(入出力I/F)と、表示装置907とを備えている。また、各構成要素は、バス908により接続されている。

0123

制御回路901は、コンピュータ装置900全体の制御をする。そして、制御回路901は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGAおよびPLDなどのプロセッサである。

0124

記憶装置902は、各種データを記憶する。そして、記憶装置902は、例えば、ROMおよびRAMなどのメモリや、HDなどで構成される。

0125

また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御回路901のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。

0126

読書装置903は、制御回路901に制御され、着脱可能な記録媒体904のデータのリードライトを行なう。そして、読書装置903は、例えば、FDD(Floppy Disk Drive)、CDD(Compact Disc Drive)、DVDD(Digital Versatile Disk Drive)、BDD(Blu−ray(登録商標) Disk Drive)およびUSB(Universal Serial Bus)などである。

0127

記録媒体904は、各種データを保存する。記録媒体904は、例えば、ファームウェアの更新プログラムを記憶する。

0128

そして、記録媒体904は、読書装置903を介してバス908に接続され、制御回路901が読書装置903を制御することにより、データのリード/ライトが行なわれる。また、記録媒体904は、例えば、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray Disk:登録商標)、およびフラッシュメモリなどである。

0129

通信インターフェイス905は、スイッチ5を介してコンピュータ装置900とストレージ装置1とを通信可能に接続する。

0130

コンピュータ装置900が管理装置6として機能するとき、コンピュータ装置900は、ユーザからの指示にしたがって、記録媒体904から読み出したファームウェアの更新プログラムを制御装置700に送信しても良い。そして、制御回路703は、ファームウェアの更新プログラムをコンピュータ装置900から受信すると、記憶装置704にファームウェアの更新プログラムを記憶させても良い。

0131

入出力インターフェイス906は、例えば、キーボードマウス、およびタッチパネルなどと接続され、接続された装置から各種情報を示す信号が入力されると、バス908を介して入力された信号を制御回路901に出力する。また、入出力インターフェイス906は、制御回路901から出力された各種情報を示す信号がバス908を介して入力されると、接続された各種装置にその信号を出力する。

0132

コンピュータ装置900が管理装置6として機能するとき、入出力インターフェイス906は、例えば、ユーザにより入力される、CA701、702、801、802に対する論理記憶装置の割当情報の入力を受け付けても良い。コンピュータ装置900は、入力された割当情報を制御装置700に送信しても良い。そして、制御回路703は、割当情報をコンピュータ装置900から受信すると、記憶装置704に割当情報を記憶しても良い。

0133

表示装置907は、例えば、入出力インターフェイス906に接続され、各種情報を表示する。

0134

以上のように、実施形態のストレージ装置1は、マルチパス環境において、CAファームを更新する制御装置に接続されたパスの状態を推奨しないパスとすることにより、CAファームを更新する制御装置のデータの送受信を停止する。これにより、ストレージ装置1は、管理者に頼ることなく、CAファームを更新する制御装置のデータの送受信を停止できるので、ファームの活性交換における操作を簡略化することができる。

0135

実施形態のストレージ装置1は、例えば、AASC(変更通知)をホストに送信したことに応じて、ホストからRTPG(取得要求)を受信したとき、接続されたホストTPGSプロトコルをサポートしている(パス選択機能を有する)と判定する。これにより、ストレージ装置1は、ホストがTPGSプロトコルをサポートしていないとき、データの送受信を制御するためにパスの状態を変更するなどの冗長な処理の実行を抑制することができる。

0136

実施形態のストレージ装置1は、パスの状態を変更したとき、ホストからI/O request(通信要求)を受信すると、ホストにパスの状態を送信する。これにより、ストレージ装置1は、パスの状態を設定することにより、ホストとデータを送受信するパスを選択することができる。

0137

実施形態のストレージ装置1は、ストレージ装置1に構築された各論理記憶装置の識別情報が、2つ以上の制御装置に含まれるCAに、それぞれ割り当てられているとき、ストレージ装置1とホストとがマルチパス環境で接続されていると判定する。これにより、ストレージ装置1は、マルチパス環境でないときに、CAファームの活性交換処理を実行するなどの冗長な処理の実行を抑制することができる。さらに、ストレージ装置1は、マルチパス環境でないときに、CAファームの活性交換処理を実行することによるエラーの発生を防止することができる。

0138

なお、本実施形態は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。

0139

1ストレージ装置
2 CE
31〜33 DE
4 ホスト
5 スイッチ
6管理装置
7、8制御装置
71、72、81、82送受信部
73、83 制御部
74、84 記憶部

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