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技術 すき鋏およびその製造方法

出願人 株式会社マテックマツザキ
発明者 松崎邦彦
出願日 2014年9月2日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2014-178360
公開日 2016年4月14日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-052341
状態 未査定
技術分野 仕上研磨、刃砥ぎ、特定研削機構による研削 はさみ、ニッパ
主要キーワード 幅方向一端縁 平面長方形 平面方形状 ワイヤーカット 切削形成 幅方向一端 グラインダ 切れ味
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

すき先端縁鋭利切削し、すき鋏の切れ味をよくすること。

解決手段

第2刃3の櫛歯5の一端に第1端部6を形成し、その第1端部6に隣接して第2端部7及び第3端部8をそれぞれ基部2側に後退して配置する。

概要

背景

美容または理容に用いられるすきは、刃先が直線状に形成された第1刃と、刃先が基部から状に形成された第2刃とが互いに枢着部で軸支されたものである。櫛状に形成された第2刃の櫛部分は、従来、特許文献1に記載のように、ワイヤーカット放電加工)により形成されていた。
また、下記特許文献2に示す如く、ワイヤーカットした後にその表面を機械加工し、その先端部をV字状に砥石により切削する発明も提案されていた。

概要

すき鋏の先端縁鋭利に切削し、すき鋏の切れ味をよくすること。 第2刃3の櫛歯5の一端に第1端部6を形成し、その第1端部6に隣接して第2端部7及び第3端部8をそれぞれ基部2側に後退して配置する。

目的

本発明はすき鋏の櫛状の先端縁を鋭利に形成するとともに、カッティングにともなう髪の毛を刃片に平行に配置して、切れ味のよいすき鋏を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

歯先縁が直線状に形成された第1刃(1)と、歯先が基部(2)から状に形成された第2刃(3)とが、互いに枢着部(4)で軸支されたすきにおいて、隙間を空けて、基部(2)から突出した各櫛歯(5)の先端部に、平面略方形突設された第1端部(6)と、その第1端部(6)に隣接して、その第1端部(6)の先端より基部(2)側に後退し、第1端部(6)の厚み分、先端側に傾斜して横断面が次第に薄くなるように、且つその先端縁が第1端部(6)の縁に平行で鋭利切削された第2端部(7)と、を有することを特徴とするすき鋏。

請求項2

請求項1に記載のすき鋏において、第2端部(7)に隣接し、その第2端部(7)の先端より基部(2)側に後退し、前記第1端部(6)の厚み分、前記第2端部(7)と同様に、先端側に傾斜して且つ鋭利に切削された第3端部(8)を有するすき鋏。

請求項3

請求項2に記載のすき鋏において、第2端部(7)および第3端部(8)の横断面が、一端から他端まで僅かに弧状に形成されたすき鋏。

請求項4

請求項2または請求項3に記載のすき鋏を製造する方法において、第2刃(3)は、基部(2)から細長平面長方形ワイヤーカットで各櫛歯(5)を形成する第1工程と、その櫛歯(5)の先端部の幅方向一端に前記第1端部(6)を残して、その第1端部(6)に隣接して第2端部(7)を薄い円板状の砥石またはグラインダにより切削形成する第2工程と、その第2端部(7)に隣接して第3端部(8)を円板状の薄い砥石またはグラインダにより切削形成する第3工程と、を有するすき鋏の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、状の先端に切れ味のよい刃を付けた、すきおよびその製造方法に関する。

背景技術

0002

美容または理容に用いられるすき鋏は、刃先が直線状に形成された第1刃と、刃先が基部から櫛状に形成された第2刃とが互いに枢着部で軸支されたものである。櫛状に形成された第2刃の櫛部分は、従来、特許文献1に記載のように、ワイヤーカット放電加工)により形成されていた。
また、下記特許文献2に示す如く、ワイヤーカットした後にその表面を機械加工し、その先端部をV字状に砥石により切削する発明も提案されていた。

先行技術

0003

特開2008−178467号公報
特開2008−29687号公報

発明が解決しようとする課題

0004

櫛刃をワイヤーカットのみでその櫛部分及び先端部分を形成した場合、カットの際に髪を引っ張ったり、傷めたりするおそれがある。
また、先端部を砥石でV字状に形成した場合には、髪の毛がそのV字内に楔状押込められて、ある程度の束となってカッティングされる。そのためやはり、そのカッティングにともない髪の毛を引っ張ったり、傷めたりするおそれがある。
そこで、本発明はすき鋏の櫛状の先端縁鋭利に形成するとともに、カッティングにともなう髪の毛を刃片に平行に配置して、切れ味のよいすき鋏を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に記載の本発明は、歯先縁が直線状に形成された第1刃(1)と、歯先が基部(2)から櫛状に形成された第2刃(3)とが、互いに枢着部(4)で軸支されたすき鋏において、
隙間を空けて、基部(2)から突出した各櫛歯(5)の先端部に、平面略方形突設された第1端部(6)と、
その第1端部(6)に隣接して、その第1端部(6)の先端より基部(2)側に後退し、第1端部(6)の厚み分、先端側に傾斜して横断面が次第に薄くなるように、且つその先端縁が第1端部(6)の縁に平行で鋭利に切削された第2端部(7)と、を有することを特徴とするすき鋏である。

0006

請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のすき鋏において、
第2端部(7)に隣接し、その第2端部(7)の先端より基部(2)側に後退し、前記第1端部(6)の厚み分、前記第2端部(7)と同様に、先端側に傾斜して且つ鋭利に切削された第3端部(8)を有するすき鋏である。

0007

請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載のすき鋏において、
第2端部(7)および第3端部(8)の横断面が、一端から他端まで僅かに弧状に形成されたすき鋏である。

0008

請求項4に記載の本発明は、請求項2または請求項3に記載のすき鋏を製造する方法において、
第2刃(3)は、基部(2)から細長平面長方形にワイヤーカットで各櫛歯(5)を形成する第1工程と、その櫛歯(5)の先端部の幅方向一端に前記第1端部(6)を残して、その第1端部(6)に隣接して第2端部(7)を薄い円板状の砥石またはグラインダにより切削形成する第2工程と、その第2端部(7)に隣接して第3端部(8)を円板状の薄い砥石またはグラインダにより切削形成する第3工程と、を有するすき鋏の製造方法である。

発明の効果

0009

請求項1に記載の発明のすき鋏は、第1端部6に隣接して、その第1端部6の先端より基部2側に後退し、先端側に傾斜して横断面が次第に薄くなるように、その先端縁が第1端部6の縁に平行で且つ鋭利に切削された第2端部7が設けられたものである。
従って、厚みの厚い、第1端部により櫛歯5の強度を保持し、それに平行で且つ先端まで傾斜して、切削された第2端部7により切れのよい刃が形成されて、髪すきが鋭く行われる。このとき髪はその一部のみが第1端部6の側面に沿って円滑に案内され、第2端部7に導かれる。

0010

請求項2に記載の発明のすき鋏は、第2端部7に隣接し、その第2端部7の先端より基部2側に後退し、前記第1端部6の厚み分、先端側に傾斜して且つ鋭利に切削された第3端部8を有する。これにより、髪はその一部のみが第1端部6の側面に沿って円滑に案内され、第2端部7と、第3端部8とに分散して導かれ、それら各端部で順に鋭利に切断される。

0011

請求項3に記載の発明のすき鋏は、第2端部7および第3端部8の各横断面が、その一端から他端まで僅かに弧状に形成されたものである。
この発明によれば、それぞれの先端縁がより鋭利な弧状で夫になり、さらに切れ味のよい鋏になる。

0012

請求項4に記載のすき鋏の製造方法は、第2刃3を、基部2から細長い平面長方形にワイヤーカットで各櫛歯5に形成する第1工程と、その櫛歯5の先端部の幅方向一端に前記第1端部6を残して、その第1端部6に隣接して第2端部7を薄い円板状の砥石またはグラインダにより切削形成する第2工程と、その第2端部7に隣接して第3端部8を円板状の薄い砥石またはグラインダにより切削形成する第3工程と、を有するものである。
このように、第1工程で全体形状を整え、第2、第3工程で鋭利な刃を砥石またはグラインダで切削することにより、比較的短時間で、精度よく鋭利な刃縁を容易に形成できる。

図面の簡単な説明

0013

本発明のすき鋏の第2刃3の要部斜視図。
同要部平面図であって、図6のII部拡大図。
図2のIII-III矢視断面図。
図2のIV-IV矢視断面図。
同要部平面図。
同すき鋏の全体の平面図。
同すき鋏の全体の底面図。

実施例

0014

次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
このすき鋏は、図6および図7に示す如く、刃先が直線状に形成された第1刃1と、刃先が基部2から櫛状に形成された第2刃3とが、互いに枢着部4で軸支されたものである。そして、各刃の端部には指環10が配置されている。
次に、本発明の特徴である、第2刃3の各櫛歯5は、図1図5の如く、形成されている。
即ち、各櫛歯5は、図1に示す如く、その中間部より先端側に第1端部6と第2端部7と第3端部8とを有する。その櫛歯5は、はじめにワイヤーカットにより全体が図5点線の如く、形成される。なお、そのときの各櫛歯5の側面形状は図3の外周部分と同一である。

0015

即ち、各櫛歯5は基部2から細長い平面方形状にワイヤーカットで形成される。次いで、櫛歯5の先端部の幅方向一端に第1端部6を残して、その一端部に隣接して第2端部7を薄い円盤状の砥石又はグラインダにより切削形成される。このとき、第1端部6の側面も切削される。
その切削された先端縁は、第1端部6の先端より基部2側に後退し、第1端部6の厚み分先端側に傾斜して、横断面が次第に薄くなるように、且つその先端縁が第1端部6の縁に略平行で鋭利に切削される。

0016

次いで、第2端部7に隣接し、且つその第2端部7よりも基部2側に僅かに後退し、第1端部6の厚み分先端側に傾斜して、横断面が次第に薄くなるように、且つその先端縁が第1端部6の縁に略平行で鋭利に切削された第3端部8を形成する。その側面は、図3の如く、形成されている。また、その第2端部7、第3端部8の横断面は、図4の如く、僅かに湾曲している。そして、図5に示す如く、第2端部7の幅方向一端縁と第3端部8の幅方向一端縁とが平面上で接続される。
なお、第2刃3の櫛歯5の切削前の側面形状は、基部2からその先端側に次第に薄く形成され、第1端部6の先端縁は、ほぼ直角に形成されるとともに、その底面は、極めて僅かに弓形に凹に形成されている。

0017

(作用)
このようなすき鋏で、髪の毛を梳く時、その一部は各櫛歯5間に保持され、他の部分が第1端部6の側面に案内されて第2端部7の先端縁と第3端部8の先端縁に導かれる。そして、第2刃3を第1刃1に(図6)重ね合わせて、それらの間隔を狭めると、まず第2端部7上の髪から切断され、ついで第3端部8の髪の毛を切断する。この時、各髪の毛は第2端部7及び第3端部8の先端縁にほぼ平行に並び、それによって各髪の毛が鋭利に切断される。
このように、各髪の毛の切断は第2端部7の先端縁から、第3端部8の先端縁へと、順に移動する。その移動により、髪の毛を少しずつ段階的に切断することにより、切れ味がよりよいすき鋏となる。

0018

1 第1刃
2 基部
3 第2刃
4枢着部
5櫛歯
6 第1端部
7 第2端部
8 第3端部
9切削部
10 指環

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