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技術 保守可能なプラスチック製スクリューグロメット及び関連した方法

出願人 ニューフレイリミテッドライアビリティカンパニー
発明者 ティエンティーディエプオデイアメルジャミール
出願日 2015年8月28日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-168706
公開日 2016年4月11日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-050676
状態 特許登録済
技術分野 ジベル ボルト・ナット・座金
主要キーワード ヒンジ端 発泡体部材 中央長手方向軸 接合パネル 保守容易性 保持角度 スクリューグロメット 伸張位置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月11日)のものです。
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図面 (6)

課題

保守可能なプラスチックスクリューグロメット及び関連した方法を提供すること。

解決手段

保持ウィングは、ヒンジ線に沿って2つの脚部の各々の外面にヒンジ結合することができる。保持ウィングは、脚部の遠位端の方向を向いた前縁と、脚部の遠位端から離れる方向を向いた後縁とを含むことができ、ヒンジ線と共に実質的に三角形の形状を定めることができる。スクリューがスクリュー通路内に存在しない場合、自動車部品の1つの対する後縁の係合は、基部を通して印加される保守用除去力を、ウィング上に内方に向けるように働いて、ウィングを内方に撓ませ、部品のいずれにも損傷を与えることなく、又は、別の内方に向かう力をウィングに直接印加する必要なしに、孔からスクリューグロメットを除去することを可能にすることができる。関連した方法も提供される。

概要

背景

この項は、必ずしも従来技術ではない本開示に関連している背景情報を提供する。

ピングロメットファスナは、自動車業界において一般的に用いられている。ピン・グロメットファスナの使用では、一般的に、グロメットを接合部品の孔内に挿入する必要がある。この種のグロメットは、グロメットの両側から延びる保持ウィングを含むものとすることができる。そうした保持ウィングは、一般的には、水平方向のヒンジ端部から離れるように下向きに傾斜し、ウィングの反対側に係合面又は停止部を形成している。接合部品の孔内にグロメットを挿入する際には、該ウィングは、ヒンジに沿って内方に撓まされ、孔内で解放されて外方に撓み、停止部が孔の外周部に係合するようになる。このようにして、グロメットが接合部品に対して適切に位置決めされ、保持される状態になり、その後、グロメット内スクリューを挿入することによって、グロメットの脚部が横方向に伸張されるようにすることができる。

概要

保守可能なプラスチックスクリューグロメット及び関連した方法を提供すること。 保持ウィングは、ヒンジ線に沿って2つの脚部の各々の外面にヒンジ結合することができる。保持ウィングは、脚部の遠位端の方向を向いた前縁と、脚部の遠位端から離れる方向を向いた後縁とを含むことができ、ヒンジ線と共に実質的に三角形の形状を定めることができる。スクリューがスクリュー通路内に存在しない場合、自動車部品の1つの対する後縁の係合は、基部を通して印加される保守用除去力を、ウィング上に内方に向けるように働いて、ウィングを内方に撓ませ、部品のいずれにも損傷を与えることなく、又は、別の内方に向かう力をウィングに直接印加する必要なしに、孔からスクリューグロメットを除去することを可能にすることができる。関連した方法も提供される。

目的

この項は、必ずしも従来技術ではない本開示に関連している背景情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

自動車部品接合するための保守可能なプラスチックスクリューグロメットであって、基部と、前記基部から上向きに延び、脚部の間に中央長手方向軸を定めるスクリュー通路を定める一対の脚部と、ヒンジ線に沿って前記脚部の各々の外面にヒンジ結合された保持ウィングと、を備え、前記保持ウィングは前記外面から外方に延び、前記ヒンジ線は、前記中央長手方向軸に対して平行に又は前記中央長手方向軸から約45度より小さいヒンジ線角度で延び、前記保持ウィングは、前記脚部の遠位端の方向を向いた前縁と、前記脚部の遠位端から離れる方向を向いた後縁とを有し、前記スクリューグロメットが前記自動車部品の第1のものの孔内に挿入され、スクリューが前記スクリュー通路内に存在しない場合、前記自動車部品の前記第1のものに対する前記後縁の係合が、前記基部を通して前記スクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分を前記ウィング上に内方に向けるように働いて、前記ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、前記グロメット及び前記自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、かつ、前記ウィングに対するいかなる別の内方に向かう力も必要とすることなく、前記孔から前記スクリューグロメットを除去することを可能にすることを特徴とする、保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項2

前記ヒンジ線、前記前縁、及び前記後縁は、実質的に三角形の形状を定めることを特徴とする、請求項1に記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項3

前記実質的に三角形の形状は、前記ヒンジ線と前記前縁との間に縁部を形成する切頭部分を含むことを特徴とする、請求項2に記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項4

前記実質的に三角形の形状の側に形成される前記後縁は、前記孔内に挿入されたとき、隣接する自動車部品の面に対して異なる角度で延びる近位部分及び遠位部分を有する複合保持面を定めることを特徴とする、請求項2〜請求項3のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項5

前記後縁は保持面を定め、前記スクリューグロメットが前記自動車部品の第1のものの孔内に挿入されると、前記保持面の少なくとも一部分は、前記自動車部品の前記第1のものの隣接する面に対するある保持角度でその長さに沿って延び、前記保持角度は、前記自動車部品の前記第1のものに対する前記保持面の係合が、前記基部を通して前記スクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分を前記ウィング上に内方に向けるように働いて、前記ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、前記グロメット及び前記自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、かつ、別の内方に向かう力を前記ウィングに印加することなく、前記孔から前記スクリューグロメットを除去することを可能にするものであることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項6

前記スクリューグロメットが前記孔内に挿入され、スクリューが前記スクリュー通路内に挿入されると、前記脚部は外方に移動し、前記グロメット及び前記自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく又は前記別の内方に向かう力を前記ウィングに印加することなく前記孔から前記スクリューグロメットを除去することが防止されることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項7

前記保持ウィングがヒンジ結合される前記脚部の各々の前記外面は、陥凹領域に対して横方向外方に突出する、端部部分間に定められた横方向内方の陥凹領域内にあることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項8

前記スクリューグロメットは、前記自動車部品の1つと共に、単一部品として一体成形されることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項9

前記基部は、自動車部品係合面を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項10

前記後縁は、近位部分及び遠位部分を有する複合保持面を定め、前記近位部分及び前記遠位部分の一方は、その長さに沿って延びる前記保持角度を有する前記保持面の部分を含み、前記近位部分の前記隣接する面に対する角度は、随意的に、約3度から約10度までの間であり、前記遠位部分の前記隣接する面に対する角度は、随意的に、約12度から約33度までの間であることを特徴とする、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項11

前記保持ウィングは、前記外面に対するあるウィング角度で、伸張位置において外方に延び、前記ウィング角度は、随意的に、約5度から35度までの間であり、前記前縁は、随意的に約30度から約60度までの間である前記長手方向軸に対する角度で延びることを特徴とする、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメット。

請求項12

保守可能なプラスチック製スクリューグロメットが第1の自動車部品の孔に挿入された後、前記孔から前記グロメットを除去する方法であって、前記保守可能なプラスチック製スクリューグロメットの基部から延びる一対の脚部の間に定められたスクリュー通路からスクリューを除去するステップと、保守用除去力を前記スクリューグロメットに印加し、前記第1の自動車部品が、ヒンジ線に沿って前記脚部の各々の外面にヒンジ結合され、そこから外方に延びる実質的に三角形状の保持ウィングの前記脚部の前記遠位端から離れる方向を向いた後縁と係合するようにするステップであって、前記第1の自動車部品に対する前記後縁の係合は、前記基部を通して前記スクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分を前記ウィング上に内方に向けるように働いて、前記ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、前記グロメット及び前記自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、前記孔から前記スクリューグロメットを除去することを可能にするものである、ステップと、前記保持ウィングを超えて前記孔から前記グロメットを除去し続け、前記脚部の前記遠位端の方向を向いた前縁に沿って前記第1の自動車部品と係合させるステップであって、前記前縁、前記ヒンジ線、及び前記後縁は、前記保持ウィングの前記実質的に三角形の形状を定める、ステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項13

前記保守用除去力を前記スクリューグロメットに印加するステップは、前記スクリューグロメットを第2の自動車部品の一体成形された単一部品として組み込む第2の自動車部品に前記保守用除去力を印加するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットを除去する方法。

請求項14

複数の前記プラスチック製スクリューグロメットを除去するステップを含み、前記保守用除去力を前記複数のスクリューグロメットに印加するステップは、前記複数のスクリューグロメットを第2の自動車部品の一体成形された単一部品として組み込む第2の自動車部品に前記保守用除去力を印加するステップを含むことを特徴とする、請求項12〜請求項13のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットを除去する方法。

請求項15

前記保守用除去力を前記スクリューグロメットに印加し、前記第1の自動車部品が後縁と係合するようにするステップは、前記第1の自動車部品が、前記孔内に挿入されたときに、隣接する自動車部品の面に対して異なる角度で延びる近位部分及び遠位部分を含む、前記脚部の前記遠位端から離れる方向に向いた前記後縁の複合保持面と係合するようにするステップを含むことを特徴とする、請求項12〜請求項14のいずれかに記載の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットを除去する方法。

技術分野

0001

本開示は、構成部品を、自動車パネルなどの接合部品に接続し固定するためのプラスチックスクリューグロメットに関し、より具体的には、横方向に伸張する脚部に加えて、横方向に延びる保持ウィングを有するプラスチック製スクリューグロメットに関する。
(関連出願の相互参照
本出願は、2014年8月28日に出願された米国特許仮出願第62/042,879号に基づく利益を主張する。上記の出願の開示全体は、引用により本明細書に組み入れられる。

背景技術

0002

この項は、必ずしも従来技術ではない本開示に関連している背景情報を提供する。

0003

ピングロメットファスナは、自動車業界において一般的に用いられている。ピン・グロメットファスナの使用では、一般的に、グロメットを接合部品の孔内に挿入する必要がある。この種のグロメットは、グロメットの両側から延びる保持ウィングを含むものとすることができる。そうした保持ウィングは、一般的には、水平方向のヒンジ端部から離れるように下向きに傾斜し、ウィングの反対側に係合面又は停止部を形成している。接合部品の孔内にグロメットを挿入する際には、該ウィングは、ヒンジに沿って内方に撓まされ、孔内で解放されて外方に撓み、停止部が孔の外周部に係合するようになる。このようにして、グロメットが接合部品に対して適切に位置決めされ、保持される状態になり、その後、グロメット内スクリューを挿入することによって、グロメットの脚部が横方向に伸張されるようにすることができる。

発明が解決しようとする課題

0004

保持ウィングは、ひとたびグロメットが挿入されると、部品に損傷を与えずにグロメットを除去することを、不可能ではないにしても、困難にするものであるため、そうしたスクリューグロメットにとって、保守容易性が問題になることがある。スクリューがグロメットから除去されて脚部が非伸張状態又は位置に戻ることが可能になった後でも、ウィングの停止部は接合部品に対してロックされたままである。従って、保守のためにグロメットを除去しようと試みると、グロメット、接合部品、又は両方に損傷を与えることがある。グロメットが、接合部品に接合される単一の部品として一体成形されている場合、グロメットに対する損傷は、特に問題となり得る。従って、保守において、接合部品、グロメット支持部品、又は両方を交換する必要があることがある。

課題を解決するための手段

0005

本項は、本開示の一般的な概要を提供するものであり、その完全な範囲について、又は全ての特徴について理解できる程度の開示を与えるものではない。

0006

本開示の1つの態様によると、自動車部品を接合するための保守可能なプラスチック製スクリューグロメットは、基部と、基部から上向きに延び、脚部の間にスクリュー通路を定める一対の脚部とを備えることができる。スクリュー通路は、中央長手方向軸を定めることができる。保持ウィングは、ヒンジ線に沿って脚部の各々の外面にヒンジ結合することができる。各保持ウィングは、外面から外方に延びることができる。ヒンジ線は、中央長手方向軸に対して平行に、又は、中央長手方向軸から約45度より小さいヒンジ線角度で延びることができる。保持ウィングは、保持面を定める後縁を有することができる。スクリューグロメットが自動車部品の第1のものの孔内に挿入されると、保持面の少なくとも一部分は、自動車部品の第1のものの隣接する面に対してある保持角度で、その長さに沿って延びることができる。スクリューグロメットが孔内に挿入され、スクリューがスクリュー通路内に存在しない場合、保持角度は、自動車部品の第1のものに対する保持面の係合が、スクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分をウィング上に内方に向けるように働いて、ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、グロメット及び自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、かつ、別の内方に向かう力をウィングに印加することを必要とすることなく、孔からスクリューグロメットを除去することを可能にするものである。

0007

本開示の別の態様によると、自動車部品を接合するための保守可能なプラスチック製スクリューグロメットは、基部と、基部から上向きに延び、脚部の間にスクリュー通路を定める一対の脚部とを備えることができる。スクリュー通路は、中央長手方向軸を定めることができる。保持ウィングは、ヒンジ線に沿って脚部の各々の外面にヒンジ結合することができる。保持ウィングは、外面から外方に延びることができる。保持ウィングは、脚部の遠位端の方向を向いた前縁と、脚部の遠位端から離れる方向を向いた後縁とを含むことができる。ヒンジ線、前縁、及び後縁は、実質的に三角形の形状を定めることができる。スクリューグロメットが自動車部品の第1のものの孔内に挿入され、スクリューがスクリュー通路内に存在しない場合、自動車部品の第1のものに対する後縁の係合は、基部を通してスクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分をウィング上に内方に向けるように働いて、ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、グロメット及び自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、かつ、別の内方に向かうどのような力もウィングに直接印加する必要なしに、孔からスクリューグロメットを除去することを可能にする。

0008

本開示のさらに別の態様によると、保守可能なプラスチック製スクリューグロメットが第1の自動車部品の孔内に挿入された後、孔からグロメットを除去する方法も提供される。この方法は、保守可能なプラスチック製スクリューグロメットの基部から延びる一対の脚部の間に定められたスクリュー通路からスクリューを除去するステップを含むことができる。保守用除去力をスクリューグロメットに印加し、第1の自動車部品が、ヒンジ線に沿って脚部の各々の外面にヒンジ結合され、そこから外方に延びる実質的に三角形状の保持ウィングの脚部の遠位端から離れる方向を向いた後縁と係合するようにすることができる。第1の自動車部品に対する後縁の係合が、基部を通してスクリューグロメットに印加される保守用除去力の一部分をウィング上に内方に向けるように働いて、ウィングを収縮位置へ内方に撓ませ、グロメット及び自動車部品のいずれにも損傷を与えることなく、孔からスクリューグロメットを除去することを可能にする。保持ウィングを超えて孔からグロメットを除去し続け、脚部の遠位端の方向を向いた前縁に沿って第1の自動車部品と係合させることができ、前縁、ヒンジ線、及び後縁は、実質的に三角形の形状を定めることができる。

0009

さらなる適用領域は、本明細書において与えられる説明から明らかになるであろう。この概要における説明及び特定の例は、例証目的であることのみを意図し、本開示の範囲を限定することを意図していない。

0010

本明細書において説明される図面は、全ての可能な実施例を示すものではなく、選択された実施形態の例証目的のためのものにすぎず、本開示の範囲を限定することを意図するものではない。

図面の簡単な説明

0011

本開示による例示的な保守可能なプラスチック製スクリューグロメット及び接合部品の分解斜視図である。
図1の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットの側面図である。
図2の線3−3に沿って取った断面図である。
図1の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットの平面図である。
図1の保守可能なプラスチック製スクリューグロメットを通る中央面Cに対して直角に取られた中央断面図である。

実施例

0012

図面の幾つかの図を通して、対応する参照符号は対応する部品を示す。

0013

以下において、添付図面を参照して、例示的な実施形態をさらに十分に説明する。

0014

図1乃至図5を参照すると、スクリューグロメット20が、一般に、基部22と、一対の脚部24と、脚部24の各々からヒンジ式に延びる保持ウィング26とを含むことができる。基部22は、接合部品30が載る係合面28を含むことができ、係合面28は、接合面「P」を定めることができる(図2における接合部品30の下面に対応する)。脚部24は基部22から延び、基部22及び脚部24は、脚部24の間にスクリュー通路32を定める。スクリュー通路32は、長手方向軸「A」を有することができる。長手方向軸「A」は接合面「P」に対して実質的に直角とすることができる。

0015

別個の部品として示されるが、基部22、従ってプラスチック製スクリューグロメット20の全体を、接合部品30に接合される単一部品プラスチック部品として一体成形することができる。場合によっては、プラスチック部品は、これと一体成形された複数のプラスチック製スクリューグロメット20を有することができ、各スクリューグロメット20は、接合部品30の対応する孔31内に挿入されるようになっている。基部22はまた、係合面28の下方に陥凹面29を含むこともできる。これは、スクリューグロメット20の陥凹面29と接合部品30の隣接する面との間に、概ね陥凹面29の形状に対応する形状をもつことができる発泡体部材又は弾性部材50を設けることを可能にする。場合によっては、ウィング26は、グロメット製造業者からユーザへの輸送中、スクリューグロメット20上に発泡体部材50を保持することができる。

0016

各々の脚部24は、中央の横方向の陥凹領域34を含むことができる。換言すれば、各々の脚部24は、陥凹領域34に対して横方向外方に突出する端部部分36の間に定められた、横方向内方に陥凹した領域34を含む。各々の脚部24の保持ウィング26は、陥凹領域34において脚部24にヒンジ結合することができる。このことは、ウィング26が、陥凹領域34がない場合に提供できるものよりかなり大きいサイズ及び形状を有することを可能にし得る。従って、必要な保持力を与えながら、以下で説明されるように、保守のためにグロメット20を除去するのを可能にすることもできる。示される例では2つのウィング26が示されるが、より多い又はより少ないウィング26を設けることができる。換言すれば、場合によっては、少なくとも1つ又は少なくとも2つのウィング26が望ましい場合がある。さらに、複数のウィング26が設けられる場合、各ウィングが同じ構成を有する必要はない。換言すれば、厚さ、角度等は、ウィングによって異なり得る。

0017

保持ウィング26は、概ね三角形の形状を有することができ、さらに直角三角形のような形状を有することもできる。保持ウィングの概ね三角形の形状の最上端図2における向きで)の最上端で先端を切り取り図2点線48で示される別の小さい上向き面を付加することができる。各保持ウィング26は、ヒンジ線又は縁部38に沿って、対応する脚部24にヒンジ結合することができる。ヒンジ線38は、スクリュー通路32の長手方向軸「A」に対して実質的に平行な方向、又は接合面「P」に対して実質的に直角の方向、又は両方の方向に延びることができる。場合によっては、ヒンジ線38は、長手方向軸「A」から約45度より小さい角度の方向に延びることができる。同様に、ヒンジ線38は、接合面「P」から約45度より大きい角度の方向に延びることもできる。

0018

場合によっては、ヒンジ結合部を含むウィング26は、0.5mmより大きい又はこれと等しい厚さを有することができる。場合によっては、ウィング26は、陥凹領域34の壁に対して又は中央面「C」に対して、場合によっては約2度から約46度までの間とすることができる角度で延びることができ、場合によっては、この角度は、約5度から約35度までの間とすることができ、場合によっては約10度から約20度までの間とすることができ、場合によっては約16度とすることができる。

0019

場合によっては、ウィング26の全幅「W」は、約2mmから約10mmまでの間とすることができ、場合によっては、この全幅「W」は、約2mmから約8mmまでの間とすることができ、場合によっては約3mmから約7mmまでの間とすることができ、場合によっては約5mmである。

0020

各ウィング26は、挿入の際、前縁40と後縁42とを有する。前縁40は、長手方向軸「A」に対して又はヒンジ線38に対して、場合によっては約14度から約74度までの間とすることができる角度で延びることができ、場合によっては、この角度は、約30度から約60度までの間とすることができ、場合によっては約40度から約50度までの間とすることができ、場合によっては約44度とすることができる。

0021

ウィング26の前縁40は、その長さに沿って傾斜した又は面取りした外縁を有することができる。面取り部又は傾斜部は、場合によっては、約5度から約70度までの間とすることができ、場合によっては、この角度は、約15度から約55度までの間とすることができ、場合によっては約25度から約45度までの間とすることができ、場合によっては約35度とすることができる。

0022

後縁42は、複合保持面44及び46を定めることができる。後縁42又は保持面42の近位部分44は、接合面「P」又は接合部品30の隣接する面に対して、場合によっては、約0度から約15度までの間とすることができる角度で延びることができ、場合によっては、この角度は、約3度から約10度までの間とすることができ、場合によっては約5度とすることができる。従って、近位部分44などの複合保持面44及び46は、説明したような角度を含むことができる。

0023

保持面42の遠位部分46は、接合面「P」又は接合部品30の隣接する面に対して、場合によっては約12度から約33度までの間とすることができる角度で延びることができ、場合によっては、この角度は、約17度から約28度までの間とすることができ、場合によっては約23度とすることができる。従って、遠位部分などの複合保持面44及び46は、説明したような角度を含むことができる。遠位部分46の遠位端は、図に示されるようにアールを付けることができる。

0024

本明細書で用いられる場合、「保守用除去力」とは、グロメット20又は接合部品30を損傷することなく、(スクリュー52を除去した後に)グロメット20を接合部品30から除去するのに必要な分離力を意味する。保守用除去力は、分離力として、グロメット20と接合部品30との間に(一般に線Aに沿って)印加される。本明細書で論じられるように、ウィング26の構成のため、この保守用分離除去力は、ウィング26に作用する横方向内方に向かう力に部分的に変換され、ウィング26を収縮位置に向かって移動させる。従って、グロメット20又は接合部品30に損傷を与えることなく、かつ、グロメット20が接合部品30に組み付けられている際にアクセスできないことが多いウィング26に横方向内方に向かう力を別に印加する必要なしに、接合部品30の孔31からグロメット20を除去することができる。

0025

保守可能なスクリューグロメット20を製造し使用する関連した方法は、上記の議論から明らかになるはずである。例えば、保守可能なスクリューグロメット20を製造する方法は、保守可能なプラスチック製スクリューグロメット20を、本明細書で説明された特徴、サイズ、角度等のいずれかの組み合わせで提供することを含むことができる。さらに、発泡体部材又は弾性部材50を保守可能なプラスチック製スクリューグロメット20の脚部24の周りに組み付け、ユーザへの輸送中、ウィング26により保持することができる。

0026

ユーザは、保守可能なプラスチック製スクリューグロメット20を接合部品30の対応する孔31内に挿入することができる。接合部品30の孔31の縁部は、ウィング26の前縁40に沿って係合し、ウィング26が、横方向内方に(図5に矢印「O」で示される方向とは反対に)、対応する凹部34の壁に隣接する撓み位置又は収縮位置に向かって移動するようにできる。接合部品30の上面(図2における向きのような)がウィング26の後縁42を超えて移動すると、ウィング26は横方向外方に延びた位置に戻る。この横方向外方に延びた位置において、ウィング26の後縁42は、接合部品30の上面(図2における向きのような)に係合し、接合部品30の下面(図2における向きのような)が係合面28と係合した状態で、グロメット20を接合部品30の対応する孔31内に保持することができる。この状態において、本明細書で論じられるように、スクリューグロメット20が損傷することなく除去することができるので、スクリューグロメット20は、接合部品30に解放可能に結合される。

0027

次にスクリュー52をスクリュー通路32内に挿入し、脚部24が、横方向外方に(図5に矢印「O」で示されるように)延びるようにすることができる。脚部24のこの横方向外方に延びた位置では、接合パネル30、スクリューグロメット20、又は両方に損傷を与えることなく、保守可能なプラスチック製スクリューグロメット20を接合パネル30から除去することはできない。換言すれば、この状態において、グロメット20は、接合部品又はパネル30に解放できないように又は完全に結合されている。上述のように、このことは、対応する複数の協働する孔31を介して接合部品30に接合される単一部品のプラスチック部品として互いに一体成形された複数のスクリューグロメット20に対して行うことができる。

0028

後でスクリューグロメット20を接合部品30から除去することが望まれる場合には、スクリュー52をスクリュー通路32から除去し、脚部24が、その元の非伸張位置に向かって横方向内方に移動するのを可能にできる。従って、グロメットは、接合部品30に解放可能に結合された状態に戻る。この横方向内方の位置において、脚部24は、グロメット20又は接合部品30に損傷を与えることなく、接合部品30の孔31から保守可能なプラスチック製スクリューグロメット20を除去するのを妨げない。

0029

ウィング26の後面に、グロメット20を接合部品30から分離するための保守用除去力が印加されると(実質的に軸「A」に沿って)、ウィング26をその収縮位置に向かって横方向内方に撓ませ、グロメット20又は接合パネル30に損傷を与えることなく、かつ、ウィング26に別にアクセスする又は他の何らかの力をかける必要なしに、グロメット20を接合部品30から除去するのを可能にする構成を設けることができる。例えば、引き抜き力又は保守用除去力がグロメット20の基部22に印加されたとき(スクリュー52が除去されたとき)、後縁42の角度は、引き抜き力又は保守用除去力の一部分をウィング26上に内方に向けるように働いて、ウィング26を内方に移動させ、グロメット20の除去及び再利用を可能にするように、プラスチック製スクリューグロメット20のウィング26の後縁42を傾斜させることができる。場合によっては、ウィング26は、本明細書で説明される角度を有する後縁42の近位部分44及び遠位部分46のいずれか1つ又はその組み合わせを含む後縁42を含むことができる。場合によっては、ウィング26の遠位部分46のアールが付けられた遠位端を設けることもできる。従って、グロメット20、具体的には、1つ又はそれ以上のグロメット20を含む単一の部品として一体成形された構成部品、又は接合部品30が、損傷しかつ交換が必要になる可能性なしに、保守を遂行することができる。

0030

本明細書に用いられる用語は、特定の例示的な実施形態だけを説明するためのものであり、限定することを意図したものではない。本明細書に用いられる場合、単数形を表す不定詞は、文脈により明らかに特段の定めがない限り、複数形も含むことが意図され得る。「備える」、「備えている」、「含んでいる」及び「有している」という用語は、包括的なものであり、従って、記載された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成部品の存在を特定するが、1つ又はそれ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部品、及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除するものではない。本明細書に説明される方法のステップ、プロセス、及び動作は、実行の順序が具体的に特定されていない限り、必ずしも、説明された又は示された特定の順序での実行を必要とすると解釈すべきではない。付加的な又は代替的なステップを用い得ることも理解すべきである。

0031

要素又は層が、別の要素又は層「上にある」、これに「係合される」、「接続される」、又は「結合される」と記述されるとき、その要素又は層が、直接他の要素又は層上にあり、これに係合され、接続され、若しくは結合されてもよく、又は、介在する要素又は層が存在してもよい。対照的に、要素が別の要素又は層の「直接上に」、「直接係合される」、「直接接続される」、「直接結合される」と記述されるとき、介在する要素又は層が存在することはできない。要素間の関係を説明するために用いられる他の語も、同様に解釈すべきである(例えば、「の間に」に対する「の直接間に」、「隣接して」に対する「直接隣接して」等)。本明細書に用いられる場合の「及び/又は」という用語は、関連した列挙項目のうちの1つ又はそれ以上の、あらゆる組み合わせを含む。

0032

説明を容易にするために、空間的に相対的な用語、例えば、図に示される別の要素又は特徴に対する或る要素又は特徴の関係を説明するために、「内側」、「外側」、「下」、「下方」、「下部」、「上方」、「上部」等といった空間的に相対的な用語を用いることがある。空間的に相対的な用語は、図に示される向きに加えて、使用中又は動作中の装置の異なる向きも含むように意図される場合がある。例えば、図の装置が逆にされた場合、他の要素又は特徴部の「下方」又は「下」にあるものとして説明された要素は、他の要素又は特徴部の「上方」に配向されることになる。従って、「下方」という例示的な用語は、上方及び下方の両方の向きを含むことがある。装置を別な方法で配向することもでき(90度回転させ、或いは他の向きにする)、本明細書で用いられる空間的に相対的な記述は、その場に応じて解釈される。

0033

実施形態の上記の説明は、図示及び説明のために与えられている。これは、網羅的であること又は本開示を限定することを意図するものではない。具体的に示され又は説明されていない場合でも、特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、一般に、その特定の実施形態に限定されるものではなく、適用可能な場合には、他の実施形態の特徴のいずれかの組み合わせと組み合わせてもよい。特定の実施形態の個々の要素又は特徴は、様々な方法で変化し得る。こうした変形は、本開示からの逸脱とみなすべきではなく、全てのこうした変更は、本開示の範囲内に含まれることが意図される。

0034

20:スクリューグロメット
22:基部
24:脚部
26:保持ウィング
28:係合面
29:陥凹面
30:接合部品
31:孔
32:スクリュー通路
34:陥凹領域
36:端部部分
38:ヒンジ線
40:前縁
42:後縁
44、46:保持面
48:点線
50:発泡体部材
52:スクリュー

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