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技術 チェアリフトの乗客確認装置

出願人 日本ケーブル株式会社
発明者 石倉芳人
出願日 2014年8月29日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-174743
公開日 2016年4月11日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2016-049819
状態 特許登録済
技術分野 高架鉄道・ロープ鉄道
主要キーワード 原動装置 パルス発信器 チェアリフト ゴンドラリフト 定員数 原動滑車 人体検出センサ 停留場
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

線路中において乗客搭乗した搬器の有無を確認することのできるチェアリフトの乗客確認装置を提供する。

解決手段

停留場において搬器18に搭乗する乗客22を検知する乗客検出器27と、索条14の移動量を検出する索条移動量検出器28と、乗客22が搭乗した搬器18の線路中における存否を表示する表示器30と、乗客検出器27及び前記索条移動量検出器28からの信号により表示器30を制御する制御器29とを備えた。

概要

背景

循環式索道であるチェアリフトゴンドラリフトは、空中に張架した無端状の索条椅子型や箱形搬器懸垂し、索条を循環移動させることにより搬器に搭乗した乗客輸送する設備である。このチェアリフトやゴンドラリフトは、索条により搬器を懸垂及び牽引して運行を行うことから、特に傾斜地での人員輸送に適しており、多くはスキー場山岳地域の傾斜地での輸送に利用されている。

これらチェアリフトやゴンドラリフトには、停電時などにより通常の原動装置で運行を行うことができない場合に備えて、内燃機関等により索条を駆動するようにした予備原動装置を一般的に備えているが、例えば脱索等のように索条自体を移動させることができない場合には、乗客を搬器から地上へ降下させて救助を行うようになる。この場合に、線路中に停止した搬器のうち、どの搬器に乗客が搭乗しているのかを確認する必要があり、特に箱形の搬器を運行するゴンドラリフトにおいては、乗客を正確に把握することが容易でないため、これを容易にする技術が従来提案されている。

例えば、特許文献1では、搬器内の座席に乗客を検知するセンサーを備え、このセンサーからの信号により搬器の外面に備えたライトを点滅させて、乗客の有無を容易に把握できるようにしている。また、特許文献2では、搬器内に人体検出センサを備え、この信号を運転室又は監視室無線などにより送出することにより、乗客が乗車した搬器の線路中における位置を確認できるようにしている。

上記の技術は、乗客の救助を行う場面において、搬器内の乗客の存否を把握する技術であるが、これとは違う場面、すなわち運行を終了する場面においても線路中に乗客が搭乗した搬器がいないかどうかを確認する必要がある。一般的には、チェアリフトやゴンドラリフトの運行終了時には、乗車場側の係員から乗客が乗車した最終搬器の番号を降車側の係員へ連絡し、この搬器が降車側へ到着したことを降車側の係員が確認して運行を終了する。

概要

線路中において乗客が搭乗した搬器の有無を確認することのできるチェアリフトの乗客確認装置を提供する。停留場において搬器18に搭乗する乗客22を検知する乗客検出器27と、索条14の移動量を検出する索条移動量検出器28と、乗客22が搭乗した搬器18の線路中における存否を表示する表示器30と、乗客検出器27及び前記索条移動量検出器28からの信号により表示器30を制御する制御器29とを備えた。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、線路中において乗客が搭乗した搬器の有無を確認することのできるチェアリフトの乗客確認装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

停留場において搬器搭乗する乗客を検知する乗客検出器と、索条の移動量を検出する索条移動量検出器と、乗客が搭乗した搬器の線路中における存否を表示する表示器と、前記乗客検出器及び前記索条移動量検出器からの信号により前記表示器を制御する制御器と、を備えることを特徴とするチェアリフトの乗客確認装置

技術分野

0001

本発明は、椅子式の搬器索条懸垂して乗客輸送を行うチェアリフトに関し、詳しくは、線路中の乗客を確認できるチェアリフトの乗客確認装置に関する。

背景技術

0002

循環式索道であるチェアリフトやゴンドラリフトは、空中に張架した無端状の索条に椅子型や箱形の搬器を懸垂し、索条を循環移動させることにより搬器に搭乗した乗客を輸送する設備である。このチェアリフトやゴンドラリフトは、索条により搬器を懸垂及び牽引して運行を行うことから、特に傾斜地での人員輸送に適しており、多くはスキー場山岳地域の傾斜地での輸送に利用されている。

0003

これらチェアリフトやゴンドラリフトには、停電時などにより通常の原動装置で運行を行うことができない場合に備えて、内燃機関等により索条を駆動するようにした予備原動装置を一般的に備えているが、例えば脱索等のように索条自体を移動させることができない場合には、乗客を搬器から地上へ降下させて救助を行うようになる。この場合に、線路中に停止した搬器のうち、どの搬器に乗客が搭乗しているのかを確認する必要があり、特に箱形の搬器を運行するゴンドラリフトにおいては、乗客を正確に把握することが容易でないため、これを容易にする技術が従来提案されている。

0004

例えば、特許文献1では、搬器内の座席に乗客を検知するセンサーを備え、このセンサーからの信号により搬器の外面に備えたライトを点滅させて、乗客の有無を容易に把握できるようにしている。また、特許文献2では、搬器内に人体検出センサを備え、この信号を運転室又は監視室無線などにより送出することにより、乗客が乗車した搬器の線路中における位置を確認できるようにしている。

0005

上記の技術は、乗客の救助を行う場面において、搬器内の乗客の存否を把握する技術であるが、これとは違う場面、すなわち運行を終了する場面においても線路中に乗客が搭乗した搬器がいないかどうかを確認する必要がある。一般的には、チェアリフトやゴンドラリフトの運行終了時には、乗車場側の係員から乗客が乗車した最終搬器の番号を降車側の係員へ連絡し、この搬器が降車側へ到着したことを降車側の係員が確認して運行を終了する。

先行技術

0006

特開2009−122863号公報
特開2007−326442号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、このような場合に乗車場側の係員が連絡を忘失したり、降車場の係員が最終搬器の番号を間違えたなどの場合には、乗客が搭乗した搬器が線路中に取り残されたまま運行が終了してしまう事態が想定される。ゴンドラリフトについては、上記の従来技術を採用することによりこのような事態を回避することができるが、チェアリフトについては、搬器にバッテリー等の電源を搭載していないので、上記従来技術を採用することができず目視によって確認するしかなく、線路の形態によっては地形起伏樹木によって搬器が隠れて確認できないことも考えられる。

0008

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、線路中において乗客が搭乗した搬器の有無を確認することのできるチェアリフトの乗客確認装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明は、停留場において搬器に搭乗する乗客を検知する乗客検出器と、索条の移動量を検出する索条移動量検出器と、乗客が搭乗した搬器の線路中における存否を表示する表示器と、前記乗客検出器及び前記索条移動量検出器からの信号により前記表示器を制御する制御器と、を備えることを特徴としている。

発明の効果

0010

本発明によれば、電源を搭載していないチェアリフトの搬器であっても、線路中に乗客を搭載した搬器があるかどうかを表示器で確認することができる。

図面の簡単な説明

0011

チェアリフトの全体を表す模式図
停留場の平面図
表示器を示す説明図

実施例

0012

以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、チェアリフトの全体を表す模式図である。低所側停留場10と高所側停留場11には、それぞれ折返し滑車12と原動滑車13とを回転自在に備え、これらの滑車12、13間に索条14を無端状に張架している。線路中には地形に応じて支柱15を立設し、索条14を移動可能に支持している。高所側停留場11の原動滑車13は、減速機16及び電動機17等からなる原動装置に連結されており、これを駆動することにより原動滑車13が回転して索条14が線路に沿って循環移動する。索条14には、椅子式の搬器18が所定の間隔で取り付けられており、低所側停留場10から高所側停留場11へ人員の輸送を行う。

0013

図2は、低所側停留場10の平面図である。図において、矢印20方向へ向けて低所側停留場10へ進入した搬器18は、回転する折返し滑車12を周回して折返し、乗車位置21を通過して低所側停留場10から出発する。搬器18に搭乗する乗客22は、乗車位置21よりも後方に設定された待機位置23で一旦待機する。この待機位置23には、乗客22が乗車位置21へ進行するタイミングを整えるためのゲート装置24が設置されている。

0014

ゲート装置24は、搬器18の定員数同数区画区分するように支柱25を立設し、この支柱25に回動自在に扉26を備えたものである。扉26は、搬器18が待機位置23付近を移動しているときには閉じて乗客22の進行を阻止し、搬器18が待機位置23付近を通過した後に開いて乗客22の進行を許可する。乗客22は、扉26が開くと乗車位置21まで進行し、後方から移動してくる搬器18に腰掛けて低所側停留場10から出発する。

0015

ゲート装置24の近傍には、乗客検出器27を備えている。乗客検出器27は、乗客22の通過を検知して電気信号を発するものであって、例えば、支柱25の対向する位置に発光器受光器を備え、乗客22が光束を遮ることにより信号を発する光電スイッチや、又は、地面に設置されて乗客22の重量により信号を発する荷重センサ等でが用いられる。一方、折返し滑車12の近傍には、索条移動量検出器28を備えている。索条移動量検出器28は、例えば索条14を巻き掛けた折返し滑車12の回転に応じてパルス信号を発するパルス発信器であり、このパルス数計数することにより索条14の移動量を算出することができる。

0016

上記の乗客検出器27の信号と索条移動量検出器28の信号は、制御器29に入力されるとともに、高所側停留場11に表示器30を備えて制御器29によりこれを制御する。図3に示すように表示器30は、索道線路中において搬器18の位置を表示するようにしたものであって、例えば、索道線路全長スケールダウンするとともに、これに合わせて任意の間隔でLEDを配置し、前記制御器29の制御により索条14の移動量に同調してLEDの点滅を行うようにしたものである。この表示器30は、CRT液晶画面等を用いて搬器18の線路中での位置をアニメーション的に表示するようにしてもよい。

0017

上記の構成により、次のように動作を行う。ゲート装置24の扉26が開いて乗客22が進行すると、乗客検出器27がこれを検知して信号を制御器29へ発信する。制御器29は、表示器30において搬器18の出発位置に相当するLEDを点灯させるとともに、索条移動量検出器28からの信号によりパルスの計数を開始する。この後、制御器29はパルスの計数を継続し、搬器18の移動にともなって対応する表示器30のLEDの点灯を順次移動させて表示する。制御器29において搬器18が他方の停留場まで移動するパルス数が計数されると、この制御器29に記憶されていた搬器18の情報は消去されるとともに、対応するLEDは消灯する。このように順次乗客22を検出する毎に表示器30のLEDを点灯させることにより、運行を停止した場合に線路中に乗客22が搭乗した搬器18があるのかどうかを確認することができる。

0018

なお、上記の制御器29及び表示器30には、無停電電源装置を接続するように構成してもよい。これにより、停電により運行が停止した場合であっても、表示器30により搬器18の確認を行うことができる。また、上記の実施形態では、表示器30に複数のLEDを点滅させる形態で説明を行ったが、これに替え単数ランプを点滅させるよう構成してもよい。この場合には、制御器29において線路中に乗客22が搭乗した搬器18が存在するときにはランプを点灯させ、線路中に乗客22が搭乗した搬器18が一台も存在しないときにランプを消灯するようにする。このようにすれば乗客22が搭乗した搬器18の線路中での位置は確認できないものの、乗客22が搭乗した搬器18の存否は確認できる。

0019

10 低所側停留場
11高所側停留場
12 折返し滑車
13原動滑車
14索条
15支柱
16減速機
17電動機
18搬器
20 矢印
21乗車位置
22乗客
23待機位置
24ゲート装置
25 支柱
26 扉
27乗客検出器
28索条移動量検出器
29制御器
30 表示器

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