図面 (/)

技術 空気調和機

出願人 株式会社相愛
発明者 松岡晃
出願日 2014年8月28日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-173385
公開日 2016年4月7日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-048144
状態 未査定
技術分野 ヒータ又は燃焼ガスによる直接的な空気加熱 空調制御装置
主要キーワード 断熱加工 ダクト内温度 所定数値 低出力モード 燃焼材 枝ダクト 風量調節装置 木質燃料
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

風量調節装置稼働直後において、所定以上の送風温度の空気を送風機によって複数の被空調室分配する空気調和機を提供する。

解決手段

木質燃料燃焼させて発生する空気を送風機によりダクト及び枝ダクトを介して複数の被空調室に分配して送風する送風装置と、前記被空調室の温度と設定温度との温度差に基づいてダンパ開度を変動させ、前記枝ダクトを通過する送風量を調節する風量調節装置と、前記ダクト又は前記枝ダクト内の送風温度が所定温度以上であることを検知することで前記風量調節装置を稼動させるとともに、前記ダンパ開度の合計値から総和風量を算出し、前記送風機を制御する制御装置とを備えることを特徴とする空気調和機。

概要

背景

従来より、送風機によって温風又は冷風を複数の被空調室分配する空気調和機が公知である。

例えば、熱交換器熱交換された空気を送風機によりダクト及び複数の枝ダクトを介して複数の被空調室に分配して送風する集中送風装置と、被空調室に必要とされる送風量を個別要求風量として複数の被空調室のそれぞれについて設定する風量設定手段と、複数の枝ダクトを通る空気の送風量を設定された個別要求風量に基づいて調節する複数の風量調節装置と、複数の被空調室の室温を設定する複数の室温設定手段と、複数の被空調室の室温を検出する複数の室温検出手段とを備え、風量設定手段は、1以上の被空調室の空調運転開始時に、空調運転を行う被空調室の個別要求風量を初期値に設定する初期値設定手段と、設定温度に対する能力不足を判定する判定手段と、判定手段による結果に基づいて補正する補正手段を備える空気調和機が公知である(特許文献1参照)。

概要

風量調節装置の稼働直後において、所定以上の送風温度の空気を送風機によって複数の被空調室に分配する空気調和機を提供する。木質燃料燃焼させて発生する空気を送風機によりダクト及び枝ダクトを介して複数の被空調室に分配して送風する送風装置と、前記被空調室の温度と設定温度との温度差に基づいてダンパ開度を変動させ、前記枝ダクトを通過する送風量を調節する風量調節装置と、前記ダクト又は前記枝ダクト内の送風温度が所定温度以上であることを検知することで前記風量調節装置を稼動させるとともに、前記ダンパ開度の合計値から総和風量を算出し、前記送風機を制御する制御装置とを備えることを特徴とする空気調和機。

目的

本発明はこのような問題点を解決するものであって、風量調節装置の稼働直後において、所定以上の送風温度の空気を送風機によって複数の被空調室に分配する空気調和機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

木質燃料燃焼させて発生する空気を送風機によりダクト及び枝ダクトを介して複数の被空調室分配して送風する送風装置と、前記被空調室の温度と設定温度との温度差に基づいてダンパ開度を変動させ、前記枝ダクトを通過する送風量を調節する風量調節装置と、前記ダクト又は前記枝ダクト内の送風温度所定温度以上であることを検知することで前記風量調節装置を稼動させるとともに、前記ダンパ開度の合計値から総和風量を算出し、前記送風機を制御する制御装置と、を備えることを特徴とする空気調和機

請求項2

前記制御装置は、前記ダンパ開度の合計値が所定数値以下の低出力モード時に、前記木質燃料の燃焼を抑制する抑制手段を備える請求項1に記載の空気調和機。

請求項3

前記制御装置は、前記ダンパ開度の合計値が所定数値以下の低出力モード時に、前記被空調室から分離して設けられる被供給室における風量調節装置のダンパ開度を変動させる請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。

請求項4

前記被空調室は、鶏舎又は豚舎とされる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機。

技術分野

0001

本発明は、ダクトを介して複数の被空調室温風分配供給する空気調和機に関するものである。

背景技術

0002

従来より、送風機によって温風又は冷風を複数の被空調室に分配する空気調和機が公知である。

0003

例えば、熱交換器熱交換された空気を送風機によりダクト及び複数の枝ダクトを介して複数の被空調室に分配して送風する集中送風装置と、被空調室に必要とされる送風量を個別要求風量として複数の被空調室のそれぞれについて設定する風量設定手段と、複数の枝ダクトを通る空気の送風量を設定された個別要求風量に基づいて調節する複数の風量調節装置と、複数の被空調室の室温を設定する複数の室温設定手段と、複数の被空調室の室温を検出する複数の室温検出手段とを備え、風量設定手段は、1以上の被空調室の空調運転開始時に、空調運転を行う被空調室の個別要求風量を初期値に設定する初期値設定手段と、設定温度に対する能力不足を判定する判定手段と、判定手段による結果に基づいて補正する補正手段を備える空気調和機が公知である(特許文献1参照)。

先行技術

0004

特許第5452541号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1の構造では、それぞれの被空調室の冷暖房能力の過不足に応じてそれぞれの被空調室に適切な送風量を分配することができるものであるが、風量調節装置の稼働直後において、それぞれの被空調室に適切な送風温度で分配されるものではなく、空気調和機の立ち上がり時等に、設定温度との温度差が大きい温風又は冷風が分配される虞があった。

0006

そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、風量調節装置の稼働直後において、所定以上の送風温度の空気を送風機によって複数の被空調室に分配する空気調和機を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の空気調和機は、木質燃料燃焼させて発生する空気を送風機によりダクト及び枝ダクトを介して複数の被空調室に分配して送風する送風装置と、前記被空調室の温度と設定温度との温度差に基づいてダンパ開度を変動させ、前記枝ダクトを通過する送風量を調節する風量調節装置と、前記ダクト又は前記枝ダクト内の送風温度が所定温度以上であることを検知することで前記風量調節装置を稼動させるとともに、前記ダンパ開度の合計値から総和風量を算出し、前記送風機を制御する制御装置とを備えることを特徴とするものである。

0008

また、本発明の請求項2に記載の空気調和機は、請求項1に記載の空気調和機において、前記制御装置は、前記ダンパ開度の合計値が所定数値以下の低出力モード時に、前記木質燃料の燃焼を抑制する抑制手段を備えるものである。

0009

また、本発明の請求項3に記載の空気調和機は、請求項1又は請求項2に記載の空気調和機において、前記制御装置は、前記ダンパ開度の合計値が所定数値以下の低出力モード時に、前記被空調室から分離して設けられる被供給室における風量調節装置のダンパ開度を変動させるものである。

0010

また、本発明の請求項4に記載の空気調和機は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機において、前記被空調室は、鶏舎又は豚舎とされるものである。

発明の効果

0011

本発明の空気調和機では、風量調節装置の稼働直後において、所定以上の送風温度の空気を送風機によって複数の被空調室に分配することができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施例における空気調和機の構成概略図である。
本発明の実施例における空気調和機の運転モードを示すフローチャート図である。

0013

以下、本発明の実施の形態における空気調和機を図面に基づいて説明する。図1は、空気調和機を示す構成概略図である。図2は、空気調和機の運転モードを示すフローチャート図である。また、以下の実施例では、空気調和機に関する被空調室を養鶏場の鶏舎又は養場の豚舎とした例について説明する。

0014

本発明の実施例に係る空気調和機1は、図1に示すように、主に、燃焼装置10にて発生する温風を被空調室7、8、9に分配して送風する送風装置と、送風量を調節する風量調節装置14、15、16と、送風装置の送風機2を制御する制御装置とを備えて構成される。

0015

送風装置は、送風機2、ダクト3、枝ダクト4、5、6を備えてなる。当該送風機2には、熱交換器11を介して燃焼装置10が配されており、送風機2は燃焼装置10からの温風を前方のダクト3内へと送風するものである。また、ダクト3には複数の枝ダクト4、5、6が設けられ、送風機2によって送風される温風が枝ダクト4、5、6を通って、枝ダクト4、5、6に接続される被空調室7、8、9へと送られる。更に、ダクト3には、被空調室7、8、9とは別途に温風を送風することができる被供給室12が配管13を介して設けられる。

0016

本実施例においては、送風機2の前方に向かって延びるダクト3を長手方向に3つに略等分して配される枝ダクト4、5、6を介して3つの被空調室7、8、9に送風可能とされ、ダクト3から別途1つの配管13を介して1つの被供給室12に送風可能とされるものであるが、これに限られるものでない。また、送風機2の後方に設置される熱交換器11を介して燃焼装置10が設置されるものであるが、これに限られるものでない。

0017

燃焼装置10は、木質チップペレット等の木質燃料を燃焼材として温風を発生させるものである。例えば、バーナー燃焼によって処理し、温風を発生させるものであるが、燃焼法については特に制限されるものではない。また、燃焼装置10には、所定量の木質燃料を供給するための供給手段が設けられる。また、熱効率の低下を防止するために、ダクト3、枝ダクト4、5、6、配管13の内壁面外壁面断熱加工を施すことが望ましい。

0018

風量調節装置14、15、16は、それぞれの被空調室7、8、9に個別に設定される送風量を後述の温度差信号に基づいて調節するものである。当該風量調節装置14、15、16は、それぞれの枝ダクト4、5、6に設置されており、モータ(図示しない)によって駆動させることでダンパ14a、15a、16aの開閉角度(以下、「開度」という。)を変動させて送風量を調節する。同様にして、配管13に風量調節装置17が設置されており、ダンパ17aによって被供給室12への送風量を調節する。

0019

また、それぞれの被空調室7、8、9、被供給室12には、室温設定手段18、19、20、21が壁面等に設置されており、作業者の操作に応じて、それぞれの被空調室7、8、9、被供給室12の室温が設定される。

0020

更に、それぞれの被空調室7、8、9、被供給室12には、室温検出手段22、23、24、25が壁面等に設置されており、所定時間毎にそれぞれの被空調室7、8、9、被供給室12の室温が検出される。当該室温検出手段22、23、24、25には、温湿度計等が採用される。

0021

また、燃焼装置10には、木質燃料を燃焼する炉内の温度を検出する炉内温度検出手段26が壁面等に設置される。当該炉内温度検出手段26には、高温に対応可能な温度計等が採用される。一方、ダクト3には、送風機2によって送られる温風の温度を検出するダクト内温度検出手段27が壁面等に設置される。当該ダクト内温度検出手段27には、温湿度計等が採用される。

0022

本実施例においては、ダクト内温度検出手段27は、送風機2における前方位置のダクト3内に設置され、送風機2から送風される直後の温風温度を検出するものであるが、これに限られるものではない。例えば、風量調節装置14、15、16に至るまでの枝ダクト4、5、6内に設置することもできる。すなわち、ダクト内温度検出手段27によって、風量調節装置14、15、16を通過するまでの温風温度を検出するものである。

0023

これらの送風機2、燃焼装置10、それぞれの風量調節装置14、15、16、17、室温設定手段18、19、20、21、室温検出手段22、23、24、25、炉内温度検出手段26、ダクト内温度検出手段27は、制御装置(図示しない)により制御されている。具体的には、以下のようにして制御される。

0024

制御装置は、それぞれの被空調室7、8、9における室温設定手段18、19、20にて設定された室温と、室温検出手段22、23、24にて検出された室温との温度差をそれぞれ算出し、それぞれの被空調室7、8、9における温度差信号を取得する。

0025

そして、それぞれの温度差信号に基づいて、それぞれのダンパ14a、15a、16aの開度を設定する。より詳細には、例えば、温度差が−2度以上(被空調室7、8、9の室温が設定温度より2度以上低い場合)であれば、ダンパ14a、15a、16aの開度を100%とし、温度差が+1度以上(被空調室7、8、9の室温が設定温度より1度以上高い場合)であれば、ダンパ14a、15a、16aの開度を0とする等、所定温度差毎にダンパ14a、15a、16aの開度が設定されている。

0026

そして、それぞれの風量調節装置14、15、16におけるダンパ14a、15a、16aの開度の合計値を算出するとともに、これに基づき、送風機2の総和風量を算出して、それぞれの被空調室7、8、9に送風する。より詳細には、例えば、被空調室7、8、9におけるダンパ14a、15a、16aの最大開度をそれぞれ90度とし、最大開度の合計値を270度としたとき、ダンパ14a、15a、16aの開度の合計値に応じて、210度以上であれば、総和風量を最大とする設定とし、50度未満であれば、総和風量を0とする等、所定合計値毎に総和風量が設定されており、これに基づき、送風機2の風量を設定する。本実施例においては、送風機2の総和風量は、ダンパ14a、15a、16aの開度の合計値に応じて、風量が異なる3つの通常モードと、通常モードより風量の小さい低出力モードとが設けられる。

0027

また、制御装置は、所定時間毎に、それぞれの被空調室7、8、9における室温設定手段18、19、20にて設定された室温と、室温検出手段22、23、24にて検出された室温とに基づいて、被空調室7、8、9に送風される送風能力能力過多であるのか、能力不足であるのかを判定する判定手段を備える。そして、判定手段の結果に基づいて、それぞれの風量調節装置14、15、16のダンパ14a、15a、16aの開度を再度設定する補正手段を備える。

0028

より詳細には、判定手段は、燃焼装置10からの温風が送風されるそれぞれの被空調室7、8、9において、室温検出手段22、23、24にて検出された室温が室温設定手段18、19、20にて設定された室温より高い場合に能力過多であると判定する。また、室温検出手段22、23、24にて検出された室温が室温設定手段18、19、20にて設定された室温より低い場合に能力不足であると判定する。

0029

補正手段は、判定手段により能力過多であると判定された被空調室7、8、9に対して、設定されたダンパ14a、15a、16aの開度を減少させるように補正する。また、判定手段により能力不足であると判定された被空調室7、8、9に対して、設定されたダンパ14a、15a、16aの開度を増加させるように補正する。そして、補正されたダンパ14a、15a、16aの開度の合計値に基づいて、送風機2の総和風量を再度設定する。

0030

一方、制御装置は、低出力モード時において、被供給室12における室温設定手段21にて設定された室温と、室温検出手段25にて検出された室温との温度差をそれぞれ算出し、被供給室12における温度差信号を取得する。

0031

そして、被供給室12の温度差信号に基づいて、ダンパ17aの開度を設定する。ダンパ17aの開度の設定については、ダンパ14a、15a、16aの設定と同様である。そして、後述のとおり、風量調節装置17におけるダンパ17aの開度に基づき、送風機2の総和風量を算出して、被供給室12に送風する。

0032

このようにして構成される空気調和機1の作動について、以下に説明する。空気調和機1の運転が開始されると、制御装置によって被空調室7、8、9の外気温を測定する。そして、例えば、外気温15度以上であれば、運転待機モードとされ、15度未満であれば、運転準備モードとされる。すなわち、運転待機モードであれば、燃焼装置10が停止した状態とされる。

0033

また、運転準備モードにおいては、風量調節装置14、15、16におけるダンパ14a、15a、16aの開度は0とされており、風量調節装置14、15、16によって被空調室7、8、9に連通する全ての枝ダクト4、5、6が閉鎖されている。また、同様にして、風量調節装置17によって、被供給室12に連通する配管13も閉鎖されている。

0034

そして、運転準備モードにて、制御装置が風量調節装置14、15、16、17におけるダンパ14a、15a、16a、17aの開度の情報を受け取ると、燃焼装置10が作動するとともに、送風機2が作動し、運転モードとされる。

0035

図2に示すように、運転モードでは、まず、所定量の木質燃料が投入される(ステップS1)。木質燃料が燃焼され、炉内温度検出手段26によって検出される燃焼装置10の炉内温度が設定値以上であることを制御装置が検知することで、次にダクト内温度検出手段27によってダクト3内の温度を検出する(ステップS2のYes)。当該投入は、燃焼装置10の炉内温度が設定値以上であると検知されるまで実行される(ステップS2のNo)。また、燃焼装置10の炉内温度が設定値以上になると、所定時間毎に木質燃料が投入されるよう制御される。本実施例においては、炉内温度の設定値は200度〜300度程度とされる。

0036

そして、燃焼装置10にて発生する温風がダクト3内に送風されることでダクト3内が暖められ、ダクト内温度検出手段27によって検出されるダクト3内の温度が設定値以上であることを制御装置が検知することで、それぞれの被空調室7、8、9の温度差信号を算出する(ステップS3のYes)。一方で、ダクト3内の温度が設定値以上であると検知されるまで実行される(ステップS3のNo)。本実施例においては、ダクト3内温度の設定値は40度程度とされる。

0037

そして、温度差信号の算出においては、それぞれの被空調室7、8、9における室温設定手段18、19、20にて設定された室温と、室温検出手段22、23、24にて検出された室温との温度差を制御装置にてそれぞれ算出する(ステップS4)。そして、それぞれの温度差信号に応じて、それぞれの風量調節装置14、15、16におけるダンパ14a、15a、16aの開度を設定する(ステップS5)。

0038

次に、設定されたダンパ14a、15a、16aの開度に基づいて、当該開度の合計値を算出して、これに対応する送風機2の総和風量を算出するためのモード判定を制御装置にて行う(ステップS6)。そして、モード判定にて、通常モードと判定されると(ステップS6の通常モード)、当該開度の合計値に対応する送風機2の総和風量を設定する(ステップS7)。これにより、それぞれの被空調室7、8、9のダンパ14a、15a、16aの開度が設定されるとともに、送風機2の風量が設定され、それぞれの被空調室7、8、9に温風が送風される。すなわち、ダクト3内の温度が設定値以上となるまでは、被空調室7、8、9内には送風されることがなく、温度管理が重要視される養鶏又は養豚に適したものとなる。

0039

そして、モード判定にて、通常モードと判定される際には、ステップS4へと戻り、所定時間毎等にステップS4からステップS7を繰り返し行い、判定手段、補正手段によって、それぞれの被空調室7、8、9への風量を調節しながら当該室内の温度管理を行う。

0040

一方、モード判定にて、低出力モードと判定されると(ステップS6の低出力モード)、被供給室12における室温設定手段21にて設定された室温と、室温検出手段25にて検出された室温との温度差を制御装置にてそれぞれ算出し、温度差信号に応じて、配管13に設置される風量調節装置17のダンパ17aの開度を設定する(ステップS8)。そして、これに基づいて、送風機2の総和風量が設定され(ステップS9)、被供給室12に温風が送風される。すなわち、低出力モードと判定されるまでは、風量調節装置17のダンパ17aの開度を0とする状態が維持されるよう、制御装置により制御されている。

0041

また、制御装置は、低出力モード時に、木質燃料の燃焼を抑制する抑制手段を備えてなる。すなわち、低出力モードでは、燃焼装置10における温風の発生が抑制される。具体的には、例えば、通常モードと比較して、制御装置にて木質燃料の供給量を減少させる、又は燃焼装置10に供給される風量を調節して燃焼を抑制させる等して、温風の発生を抑制する。これにより、燃焼装置10を停止させることなく、ランニングコストを低減させた状態で、効率よく温風を利用することができる。なお、通常モードにおいては、温風の発生が抑制されることはない。

0042

そして、燃焼装置10内における木質燃料の燃焼が抑制されることによって、炉内温度が低下し、炉内温度検出手段26によって検出される燃焼装置10の炉内温度が設定値以下であることを制御装置が検知する際には(ステップS10のNo)、ステップS1へと戻り、各ステップを繰り返し行う。なお、炉内温度の設定値は、ステップS2の設定値と同様である。

0043

一方、燃焼装置10の炉内温度が設定値以上であることを制御装置が検知する際には(ステップS10のYes)、空気調和機1の運転モードの継続判定を行い、運転を継続する際には(ステップS11のYes)、ステップS4へと戻り、各ステップを繰り返し行う。また、空気調和機1の運転モードの継続判定を行い、運転を停止する際には(ステップS11のNo)、空気調和機1の運転モードが終了される。

0044

以上、説明した本発明に係る空気調和機1によれば、燃焼装置10からダクト3内に送風される温風によって暖められるダクト3内の温度が設定値以上となった場合に、それぞれの風量調節装置14、15、16が作動するよう制御されているので、空気調和機1の立ち上がり時に、設定温度との温度差が大きい空気が送風されることがなく、温度管理が重要視される養鶏用又は養豚用の空気調和機に適したものとなり、特に生まれたばかりの用の鶏舎、子豚用の豚舎に適したものとなる。

0045

上述した実施例において、燃焼装置10が作動する運転モード時に送風機2が作動するものであったが、これに限られるものではない。例えば、ダクト内温度検出手段27によって検出されるダクト3内の温度が設定値以上であることを制御装置が検知することで、送風機2が作動するよう制御することもできる。

0046

また、上記実施例において、低出力モード時に配管13に設置される風量調節装置17のダンパ17aの開度を設定するものであったが、これに限られるものではない。例えば、通常モード時に風量調節装置17におけるダンパ17aの開度を調節して、モード設定に伴った風量を送風することもできる。

0047

また、上記実施例において、空気調和機に関する被空調室7、8、9を養鶏場の鶏舎又は養豚場の豚舎とするものであったが、これに限られるものではない。例えば、乳児介護施設等の乳児、高齢者向け一室に使用することもできる。すなわち、設定温度との温度差が大きい空気が急激に送られるのを好まず、温度管理が必要とされる適宜場所に使用されるものである。

実施例

0048

また、上述した実施例において、一部構成を省略することができるし、一部抽出した構成とすることができるのは勿論である。

0049

1空気調和機
2送風機
3ダクト
4、5、6枝ダクト
7、8、9被空調室
10燃焼装置
11熱交換器
12被供給室
13配管
14、15、16、17風量調節装置
14a、15a、16a、17aダンパ
18、19、20、21室温設定手段
22、23、24、25 室温検出手段
26炉内温度検出手段
27ダクト内温度検出手段

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • シャープ株式会社の「 空気調和機」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】簡易な方法でパラレルフロー型の熱交換器における蒸発温度または凝縮温度を推定することのできる空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機10は、室内熱交換器101を備えた室内ユニット100および... 詳細

  • 株式会社ハーマンの「 換気装置」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】例えば高齢の使用者が、換気装置を所定の態様で操作した場合に、使用者と離れて暮らす家族が、使用者の上記操作を確認することにより使用者の安否を確認することができ、しかも、換気の必要がない場合に換気... 詳細

  • 株式会社富士通ゼネラルの「 空気調和機」が 公開されました。( 2020/08/31)

    【課題】圧縮機の信頼性を向上させる空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機1は、冷媒が、暖房運転時に、圧縮機21、室内熱交換器31、上流側膨張弁24、下流側膨張弁28、室外熱交換器23の順に流れる... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ