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技術 電源装置および負荷制御システム

出願人 東芝ライテック株式会社
発明者 右田幸司
出願日 2014年8月25日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2014-170110
公開日 2016年4月4日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-046124
状態 未査定
技術分野 開閉回路装置 継電器回路
主要キーワード 開閉用扉 主ブレーカ 電源盤 ラッチリレー オン制御信号 両接点間 調光盤 各電源ユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

リレー故障を検出可能であるとともに、リレーが故障しても負荷電源を供給可能な電源装置およびこの電源装置を具備する負荷制御システムを提供する。

解決手段

電源装置2は、入力部10および出力部11の間に設けられ、入力部10および出力部11の電気接続開閉するリレー6と、リレー6に並列的に接続され、オン操作によりリレー6の両端間短絡する手動操作が可能な開閉手段7と、リレー6の開閉を制御する外部信号、入力部10に入力する入力電圧および出力部11から出力する出力電圧を入力し、外部信号に応じてリレー6を開閉し、入力電圧および出力電圧からリレー6の開閉状態を検出する制御部8と、を具備している。

概要

背景

舞台スタジオ等の演出照明には、多数の照明負荷が設けられている。照明負荷は、例えば調光盤に設けられた電源装置により、点灯消灯および調光されている。すなわち、照明負荷が電球の場合には、調光盤に調光器が設けられており、この調光器は、調光卓などの調光操作装置から送信された調光信号に応じて、照明負荷を点灯、消灯または調光させている(例えば特許文献1参照。)。

近年、照明負荷は、長寿命省電力、低発熱量色光の容易化などの利点を有するLED(発光ダイオード)が用いられている。このLEDを搭載する照明器具は、調光信号を受信する調光器およびLEDを点灯する点灯装置を内蔵している。そして、調光盤には、調光操作装置から送信された調光信号を各照明器具分配するスプリッタおよび各照明器具の点灯装置への電源の供給をオンオフする電源装置が配設されている(例えば特許文献2参照。)。電源装置は、リレーを有して構成され、このリレーを調光信号に応じてオンオフ制御することにより、照明器具側へ電源をオンオフしている。

概要

リレーの故障を検出可能であるとともに、リレーが故障しても負荷に電源を供給可能な電源装置およびこの電源装置を具備する負荷制御システムを提供する。 電源装置2は、入力部10および出力部11の間に設けられ、入力部10および出力部11の電気接続開閉するリレー6と、リレー6に並列的に接続され、オン操作によりリレー6の両端間短絡する手動操作が可能な開閉手段7と、リレー6の開閉を制御する外部信号、入力部10に入力する入力電圧および出力部11から出力する出力電圧を入力し、外部信号に応じてリレー6を開閉し、入力電圧および出力電圧からリレー6の開閉状態を検出する制御部8と、を具備している。

目的

本実施形態は、リレーの故障を検出可能であるとともに、リレーが故障しても負荷に電源を供給可能な電源装置およびこの電源装置を具備する負荷制御システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

入力部および出力部の間に設けられ、前記入力部および前記出力部の電気接続開閉するリレーと;このリレーに並列的に接続され、オン操作により前記リレーの両端間短絡する手動操作が可能な開閉手段と;前記リレーの開閉を制御する外部信号、前記入力部に入力する入力電圧および前記出力部から出力する出力電圧を入力し、前記外部信号に応じて前記リレーを開閉し、前記入力電圧および前記出力電圧から前記リレーの開閉状態を検出する制御部と;を具備していることを特徴とする電源装置

請求項2

前記開閉手段は、少なくとも2極を有してなり、この2極のうちの一方の極の両端子間が前記リレーと並列的となるように接続され、2極のうちの他方の極の両端子が前記制御部に接続され、前記制御部は、前記他方の極の両端子間の開閉に応じて前記開閉手段のオンオフ操作を検出することを特徴とする請求項1記載の電源装置。

請求項3

前記制御部は、前記開閉手段のオンオフ操作に応じた監視信号を出力することを特徴とする請求項2記載の電源装置。

請求項4

前記制御部は、前記出力部の出力電圧が前記外部信号に応じた前記リレーの開閉によるものでないと判断するときには、異常信号を出力することを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の電源装置。

請求項5

前記リレーは、ラッチリレーであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の電源装置。

請求項6

前記開閉手段は、ブレーカであることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一記載の電源装置。

請求項7

請求項1ないし6いずれか一記載の電源装置と;この電源装置の前記制御部に外部信号を送信する操作装置と;前記電源装置の前記出力部に接続される負荷と;を具備していることを特徴とする負荷制御システム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、負荷への電源の供給をオンオフする電源装置および負荷制御システムに関する。

背景技術

0002

舞台スタジオ等の演出照明には、多数の照明負荷が設けられている。照明負荷は、例えば調光盤に設けられた電源装置により、点灯消灯および調光されている。すなわち、照明負荷が電球の場合には、調光盤に調光器が設けられており、この調光器は、調光卓などの調光操作装置から送信された調光信号に応じて、照明負荷を点灯、消灯または調光させている(例えば特許文献1参照。)。

0003

近年、照明負荷は、長寿命省電力、低発熱量色光の容易化などの利点を有するLED(発光ダイオード)が用いられている。このLEDを搭載する照明器具は、調光信号を受信する調光器およびLEDを点灯する点灯装置を内蔵している。そして、調光盤には、調光操作装置から送信された調光信号を各照明器具分配するスプリッタおよび各照明器具の点灯装置への電源の供給をオンオフする電源装置が配設されている(例えば特許文献2参照。)。電源装置は、リレーを有して構成され、このリレーを調光信号に応じてオンオフ制御することにより、照明器具側へ電源をオンオフしている。

先行技術

0004

特開2009−110912号公報(第3頁、第1図)
特開2013−51139号公報(第4−6頁、第1図)

発明が解決しようとする課題

0005

電源装置は、リレーが故障し、リレーの両端間開放状態になると、照明器具に電源供給をすることができないという問題がある。また、調光操作装置のシステムダウン伝送線断線等により、電源装置に適正な調光信号が入力されなくなると、リレーがオンオフ制御されなくなり、スタジオ等の演出照明に支障を来すおそれがある。

0006

本実施形態は、リレーの故障を検出可能であるとともに、リレーが故障しても負荷に電源を供給可能な電源装置およびこの電源装置を具備する負荷制御システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本実施形態の電源装置は、リレー、開閉手段および制御部を有して構成される。リレーは、電源装置の入力部および出力部の間に設けられて、入力部および出力部の電気接続を開閉する。開閉手段は、手動操作が可能なものであり、リレーに並列的に接続されて、オン操作によりリレーの両端間を短絡する。

0008

制御部は、リレーの開閉を制御する外部信号、入力部に入力する入力電圧および出力部から出力する出力電圧を入力する。そして、制御部は、外部信号に応じてリレーを開閉するとともに、入力電圧および出力電圧からリレーの開閉状態を検出するように形成される。

発明の効果

0009

本実施形態の電源装置によれば、入力部の入力電圧および外部信号に応じた出力部の出力電圧からリレーの開閉状態を検出することにより、リレーの故障の有無を判断することができ、リレーのオンオフが外部から制御不能となったときには、開閉手段を手動でオン操作することにより、出力部からの電源供給を復帰させることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の第1の実施形態を示す負荷制御システムのブロック図である。
同上、電源装置の一系統概略回路図である。
同上、電源装置であり、(a)は内部を示す概略上面図、(b)は概略正面図である。
同上、電源盤の内部を示す概略正面図である。
本発明の第2の実施形態を示す電源装置の一系統の概略回路図である。

実施例

0011

以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。

0012

本実施形態の負荷制御システム1は、図1に示すように、電源装置2、操作装置3および負荷4を有して構成される。電源装置2は、主ブレーカ5を介して交流電源Vsに接続され、交流電源Vsの負荷4への供給をオンオフするものである。操作装置3は、交流電源Vsが負荷4に供給され、または交流電源Vsの負荷4への供給が遮断されるように電源装置2を制御するものである。負荷4は、交流電源Vsを入力することにより、動作して、所定の機能を出力するものである。交流電源Vsは、商用交流電源自家発電用交流電源など、特に問わない。

0013

負荷制御システム1は、一例として、照明制御システムとして運用することが可能である。この場合、操作装置3は、調光信号を送信する例えば調光操作卓であり、負荷4は、例えば、光源としての不図示のLEDおよびこのLEDを調光点灯する不図示の点灯装置を搭載する照明器具である。調光操作卓から送信される調光信号は、外部信号であり、電源装置2に対して交流電源Vsの負荷4への供給をオンオフさせるオンオフ制御信号と、照明器具の点灯装置に対してLEDの光出力可変する調光制御信号とを包含する。点灯装置は、調光器の機能を有する。調光信号は、電源装置2に送信されるとともに、各照明器具の点灯装置に不図示の伝送線を介して送信されている。

0014

そして、本実施形態の電源装置2は、リレー6、開閉手段としてのブレーカ7、制御部としての制御回路8、分岐ブレーカ9、入力部10および出力部11を有して形成されている。リレー6、ブレーカ7および分岐ブレーカ9は、それぞれ汎用品を用いている。これらは、分岐ブレーカ9を前段側とし、リレー6およびブレーカ7を後段側として、入力部10および出力部11の間に設けられている。

0015

入力部10は、主ブレーカ5と分岐ブレーカ9との電路を分配し、端子コネクタなどの電気接続手段に形成される。また、出力部11は、リレー6と負荷4との電気接続部であり、入力部10と同様に端子やコネクタなどの電気接続手段に形成される。ここでは、入力部10および出力部11は、それぞれ端子とする。そして、入力部10および出力部11の間に分岐ブレーカ9およびリレー6が直列接続されている。ブレーカ7は、リレー6に並列的に接続されている。

0016

そして、本実施形態では、例えば1個の入力部10および3個の出力部11が1組となり、この1組の入力部10および各出力部11と、入力部10および各出力部11の間にそれぞれ設けられる分岐ブレーカ9、リレー6およびブレーカ7と、1個の制御回路8とを有して1個の電源ユニット12を形成している。電源ユニット12は、3系統で負荷4が接続される。なお、電源ユニット12において、入力部10は1個である必要はなく、出力部11に対応した数量であってもよい。

0017

電源ユニット12は、図3(a)に示すように、略直方体の箱状に形成された枠体13内にリレー6、ブレーカ7、制御回路8および分岐ブレーカ9を配設している。制御回路8は、平板状の基板電子部品等を実装して形成されている。ブレーカ7および分岐ブレーカ9は、図3(b)に示すように、それらのハンドル7a,9aが枠体13の前面13a側に露出するように設けられている。また、枠体13の前面13a側には、3個の出力部11が露出するように設けられている。出力部11は、一対の出力端子11a,11bからなっている。

0018

図3(a)に示すように、枠体13の背面13b側には、入力部10および制御用コネクタ14が配設されている。入力部10は、一対の入力端子10a,10bからなっている。制御用コネクタ14は、制御回路8に電気接続されており、操作装置3に電気接続される。また、枠体13の両側面13c,13c側には、図3(b)に示すように、それぞれ取付孔15,15を有する平板状の取付片16が設けられている。

0019

そして、電源ユニット12は、図4に示すように、開閉用扉17,17が設けられた電源盤(調光盤)18内に多数個が配設されている。電源盤18は、大型の箱状に形成されている。多数個の電源ユニット12は、その長手方向を電源盤18の水平方向にして、電源盤18の上下方向に並設されている。電源ユニット12は、その取付片16の取付孔15,15を通したねじを電源盤18内の不図示の取付枠ねじ込むことにより取り付けられている。

0020

図1において、電源装置2は、各電源ユニット12の各リレー6が当該電源ユニット12の制御回路8によりオンオフ制御される。制御回路8は、不図示のマイコン等を有してなり、図3に示す制御用コネクタ14を介して伝送線19により操作装置3との間で送受信する。

0021

分岐ブレーカ9は、図2に示すように、2極を有して成り、その入力側が入力部10としての入力端子10a,10bに接続されている。入力端子10aは、分岐ブレーカ9およびリレー6を介して出力部11としての出力端子11aに接続され、入力端子10bは、分岐ブレーカ9を介して出力部11としての出力端子11bに接続されている。

0022

リレー6は、例えば1極の開閉用の接点を有するものであり、当該接点が入力端子10aおよび出力端子11aの電源ライン上に設けられている。また、リレー6は、そのリレーコイル6aの両端が制御回路8に接続されている。リレーコイル6aは、本実施形態では、セット用コイルリセット用コイルからなっている。すなわち、リレー6は、ラッチリレーであり、セット用コイルが制御回路8から一定時間に亘って通電されると、前記接点が閉成し、リセット用コイルが制御回路8から一定時間に亘って通電されると、前記接点が開成する。

0023

制御回路8は、操作装置3から送信された外部信号(オンオフ制御信号)がオン制御信号であると、セット用コイルを一定時間に亘って通電し、外部信号がオフ制御信号であると、リセット用コイルを一定時間に亘って通電する。こうして、リレー6は、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bの間において、分岐ブレーカ9の出力側に設けられ、分岐ブレーカ9がオン操作されているときに、制御回路8の制御により、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bの電気接続を開閉(オンオフ)する。

0024

そして、リレー6と並列的に開閉手段としてブレーカ7が接続されている。すなわち、ブレーカ7は、リレー6の両端間に接続され、オン操作によりリレー6の両接点間を短絡し、オフ操作によりリレー6の両接点間を開放する。ブレーカ7は、リレー6の故障のときや負荷4へ電力供給を制御回路8の制御に係わらず継続して行うときにオン操作される。なお、開閉手段は、ブレーカ7に限らず、手動操作が可能なスイッチであってもよい。

0025

制御回路8は、伝送線19により操作装置3に接続され、操作装置3からリレー6の開閉を制御する外部信号(オンオフ制御信号)を入力する。そして、外部信号がオン制御信号であると、リレー6のセット用コイルに一定時間通電してリレー6を閉成させ、外部信号がオフ制御信号であると、リレー6のリセット用コイルに一定時間通電してリレー6を開成させるように制御する。

0026

また、制御回路8は、入力電圧検出部VIに接続され、入力端子10a,10bに入力する入力電圧(交流電源Vsの交流電圧)を検出し、出力電圧検出部VOに接続され、出力端子11a,11bから出力する出力電圧(交流電源Vsの交流電圧)を検出する。

0027

そして、制御回路8は、操作装置3の外部信号に応じてリレー6の開閉を制御するとともに、検出した入力電圧および出力電圧からリレー6の開閉状態を検出する。すなわち、制御回路8は、それぞれ検出した入力電圧および出力電圧において、出力電圧が入力電圧と略同等であると、リレー6が閉成されている状態であると判断し、出力電圧が電圧であると、リレー6が開成されている状態であると判断する。

0028

そして、制御回路8は、出力電圧が外部信号に応じたリレー6の開閉によるものでないと判断するときには、伝送線19を介して操作装置3に異常信号を出力する。すなわち、外部信号がオン制御信号のときに、リレー6を閉成するように制御したにも係わらず出力電圧が零電圧であると、異常信号を出力する。また、外部信号がオフ制御信号のときに、リレー6を開成するように制御したにも係わらず出力電圧が略入力電圧であると、異常信号を出力する。前者の場合は、リレーコイル6aの断線やリレー6の故障によるリレー6の両接点間の開放が挙げられる。また、後者の場合は、リレー6の故障によるリレー6の両端間(両接点間)の短絡が挙げられる。

0029

そして、制御回路8は、図1に示すように、外部信号(オンオフ制御信号)に応じて電源ユニット12の3系統のリレー6の開閉を制御し、各系統の入力電圧および出力電圧を検出するように構成されている。

0030

次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。

0031

電源装置2は、電源ユニット12毎に、入力端子10a,10bが主ブレーカ5に接続され、出力端子11a,11bが負荷4に接続される。そして、主ブレーカ5をオン投入)すると、交流電源Vsが各電源ユニット12の入力端子10a,10bに入力する。

0032

各電源ユニット12の制御回路8は、分岐ブレーカ9がオン(投入)されていると制御動作を開始する。制御回路8は、電源ユニット12の3系統において、入力電圧検出部VIから入力端子10a,10bに入力する入力電圧を検出し、出力電圧検出部VOから出力端子11a,11bから出力する出力電圧を検出する。さらに、制御回路8は、操作装置3から送信された外部信号(オンオフ制御信号)を入力する。なお、リレー6に並列的に接続されたブレーカ7は、通常、オフされている。

0033

制御回路8は、リレー6に対して、外部信号に応じた制御を行う。すなわち、外部信号がオン制御信号のときには、リレー6のセット用コイルに一定時間に亘って電流を供給してリレー6を閉成させ、外部信号がオフ制御信号のときには、リレー6のリセット用コイルに一定時間に亘って電流を供給してリレー6を開成させる。リレー6は、ラッチリレーであるので、セット用コイルが一旦通電されると、閉成が機械的に保持され、リセット用コイルが一旦通電されると、開成が機械的に保持される。

0034

そして、制御回路8は、出力端子11a,11bから出力される出力電圧が有電圧(零電圧以上)であるか否かを判断する。すなわち、リレー6が閉成すると、入力端子10a,10bに入力した入力電圧(交流電源Vsの交流電圧)が出力端子11a,11bに発生することになり、リレー6が開成すると、出力端子11a,11bに電圧が発生しなくなる。出力端子11a,11bに発生した交流電圧は、負荷4に入力される。これにより、負荷4は、所定の動作をする。

0035

制御回路8は、外部信号がオン制御信号であるときに、出力端子11a,11bに交流電圧が発生しているときには、上述の制御を繰り返し、出力端子11a,11bに交流電圧が発生していないときには、伝送線19に異常信号を出力した後に、上述の制御を繰り返す。出力端子11a,11bに交流電圧が発生していない状態は、リレー6を閉成するように制御したにも係わらずリレー6が閉成していない状態を示しており、リレー6の故障やリレーコイル6aへの断線などが想定される。

0036

また、制御回路8は、外部信号がオフ制御信号であるときに、出力端子11a,11bが無電圧であるときには、上述の制御を繰り返し、出力端子11a,11bに交流電圧が発生しているときには、伝送線19に異常信号を出力した後に、上述の制御を繰り返す。出力端子11a,11bに交流電圧が発生している状態は、リレー6を開成するように制御したにも係わらずリレー6が開成していない状態を示しており、リレー6の両端間(両接点間)の短絡によるリレー6の故障が想定される。

0037

このように、制御回路8は、出力端子11a,
11bの出力電圧が外部信号(オンオフ制御信号)に応じたリレー6の開閉によるものでないと判断するときには、伝送線19に異常信号を出力する。異常信号は、伝送線19を介して操作装置3に入力される。操作装置3は、表示部に異常状態を表示する。これにより、操作装置3の操作者にリレー6の異常が報知されて、リレー6の交換が迅速に行える。

0038

そして、ブレーカ7がオフ状態のときであって、出力端子11a,11bから出力電圧が出力されないときには、ブレーカ7をオン操作することにより、操作装置3からの外部信号の入力に係わらず、入力端子10a,10bに入力する交流電源Vsの交流電圧が出力端子11a,11bから負荷4に供給されるようになる。

0039

また、ブレーカ7がオフ状態のときに、操作装置3からオン制御信号を送信しているときであって、操作装置3の表示部に異常状態が表示されているときには、ブレーカ7をオン操作する。そして、操作装置3の表示部に異常状態が表示されなくなり、制御回路8から異常信号が出力されないことを確認することにより、リレー6は、その両端間が開放している故障であると確認できる。すなわち、ブレーカ7がオンすることにより、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bがブレーカ7を介して電気接続され、出力端子11a,11bに略入力電圧の出力電圧が発生する。

0040

また、操作装置3からオフ制御信号を送信しているとき、ブレーカ7がオフであり、操作装置3の表示部に異常状態が表示されていて、制御回路8から異常信号が出力されていることを確認することにより、リレー6は、その両端間が短絡している故障であると確認できる。すなわち、ブレーカ7がオフし、リレー6が開成するように制御されているにも係わらず、出力端子11a,11bの出力電圧が有電圧であるのは、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bがリレー6を介して電気接続されているものである。

0041

こうして、操作装置3の表示部に異常状態が表示されているときに、ブレーカ7のオンオフ操作によって、リレー6の故障が開放または短絡のどちらによるものか確認できる。

0042

そして、例えばスタジオ等で用いられる負荷制御システム1としての照明制御システムでは、一部または全ての電源ユニット12において、負荷4であるLED照明器具常時点灯することがある。この場合は、当該電源ユニット12のブレーカ7をオンにするのが好適である。これにより、操作装置3での誤操作誤動作、操作装置3のシステムダウン等によって操作装置3から調光信号(外部信号)が送信されなくなり、または当該送信が中断しても、LED照明器具の消灯が回避されるようになる。

0043

本実施形態の電源装置2によれば、制御回路8は、入力端子10a,10bの入力電圧および出力端子11a,11bの出力電圧を入力し、外部信号に応じてリレー6を開閉し、出力電圧からリレー6の開閉状態を検出するので、外部信号に応じた出力電圧によってリレー6の故障の有無を判断することができるとともに、リレー6が故障となってリレー6のオンオフが外部から制御不能となったときには、リレー6に並列的に接続されたブレーカ7をオン操作することにより、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bを電気接続して出力端子11a,11bから出力電圧を出力できるという効果を有する。

0044

また、制御回路8は、出力端子11a,11bの出力電圧が外部信号に応じたリレー6の開閉によるものでないと判断するときには、異常信号を出力するので、当該異常信号を用いてリレー6の故障を容易に報知できるという効果を有する。

0045

また、リレー6は、ラッチリレーであるので、制御回路8は、リレー6を開閉するときにリレーコイル6aを常時通電する必要がなく、これにより、電源装置2の省電力を図ることができるという効果を有する。

0046

また、リレー6に並列的に接続される開閉手段は、ブレーカ7であるので、小型で電気容量を大きくすることができ、電流を流す状態で入り切りできるという効果を有する。

0047

そして、本実施形態の負荷制御システム1は、電源装置2が外部信号に応じてリレー6を開閉し、出力電圧からリレー6の開閉状態を検出するので、リレー6の故障の有無を判断できるとともに、ブレーカ7をオン操作することによって操作装置3からの外部信号に係わらず負荷4に電源を供給できるという効果を有する。

0048

次に、本発明の第2の実施形態について説明する。

0049

本実施形態の電源装置21は、図5に示すように、リレー6に並列的に開閉手段としてのブレーカ22が接続されている。すなわち、電源装置21は、図1図4において、ブレーカ7がブレーカ22に置換された以外、電源装置2と同様に構成されている。

0050

図5において、ブレーカ22は、2極を有するものである。そして、2極のうちの一方の極の両端子22a,22bは、両端子22a,22b間がリレー6の両端間(両接点間)と並列的となるように、リレー6の両端に接続されている。また、2極のうちの他方の極の両端子22c,22dは、制御部としての制御回路8に接続されている。

0051

ブレーカ22は、オン操作されることにより、一方の極の両端子22a,22bおよび他方の極の両端子22c,22dがそれぞれ同時に閉成する。また、ブレーカ22は、オフ操作されることにより、一方の極の両端子22a,22bおよび他方の極の両端子22c,22dがそれぞれ同時に開成する。そして、ブレーカ22の両端子22a,22bが閉成することにより、リレー6の両端間(両接点間)が短絡され、入力端子10a,10bおよび出力端子11a,11bは、リレー6が開成状態であっても、電気接続される。

0052

また、制御回路8には、ブレーカ22の両端子22c,22dが閉成することにより、両端子22c,22d間の短絡が入力され、両端子22c,22dが開成することにより、両端子22c,22d間の開放が入力される。すなわち、制御回路8には、両端子22c,22dの閉成により、ブレーカ22のオン操作が入力され、両端子22c,22dの開成により、ブレーカ22のオフ操作が入力される。こうして、制御回路8は、両端子22c,22d間の開閉(開放および短絡)に応じて、ブレーカ22のオンオフ操作を検出するように形成されている。

0053

そして、制御回路8は、ブレーカ22のオンオフ操作に応じた監視信号を伝送線19により操作装置3に出力するように形成されている。操作装置3は、監視信号に応じて、表示部にブレーカ22のオンオフ操作を表示する。これにより、操作装置3の操作者にブレーカ22のオン状態またはオフ状態が報知される。

0054

次に、本発明の第2の実施形態の作用について述べる。なお、第1の実施形態と異なる作用についてのみ説明する。

0055

制御回路8は、ブレーカ22の両端子22c,22d間の開閉の状態、すなわちブレーカ22のオンオフ操作の状態を入力(検出)し、ブレーカ22の両端子22c,22d間の開閉(オンオフ)を判断する。

0056

そして、制御回路8は、外部信号のオン制御信号を入力しているときに、出力端子11a,11bに出力電圧が発生していなく、かつブレーカ22の両端子22c,22d間が開放(オフ)であると異常信号を出力する。すなわち、外部信号に応じてリレー6を閉成するように制御したにも係わらず、出力端子11a,11bに略入力電圧の有電圧が発生せず、かつブレーカ22がオフされている状態は、リレー6の開閉動作が機能していなく、リレー6の両端間(両接点間)が開放している状態である。したがって、制御回路8は、リレー6が故障しているとし、異常信号を出力する。

0057

また、制御回路8は、外部信号のオフ制御信号を入力しているときに、出力端子11a,11bに出力電圧が発生し、かつブレーカ22の両端子22c,22d間が開放であると異常信号を出力する。すなわち、外部信号に応じてリレー6を開成するように制御したにも係わらず、出力端子11a,11bに有電圧の出力電圧が発生し、かつブレーカ22がオフされている状態は、リレー6の開閉動作が機能していなく、リレー6の両端間(両接点間)が短絡している状態である。したがって、制御回路8は、リレー6が故障しているとし、異常信号を出力する。

0058

制御回路8から出力された異常信号は、伝送線19を介して操作装置3に入力される。操作装置3は、異常信号に応じて、表示部に異常を表示する。これにより、操作装置3の操作者にリレー6の故障が報知される。ここで、制御回路8は、外部信号がオン制御信号であるときの異常信号の出力と、外部信号がオフ制御信号であるときの異常信号の出力とを異ならせることにより、操作装置3は、表示部に異なる表示をさせることができる。操作者は、異なる表示により、リレー6の開放の故障またはリレー6の短絡の故障を確認できる。また、制御回路8から同一の異常信号が出力されて操作装置3で同一の表示がされても、操作者は、異常の表示と、外部信号のオン制御信号またはオフ制御信号の送信とにより、リレー6の故障の判別が行える。すなわち、オン制御信号の送信時に異常の表示があると、リレー6の開放の故障であると判断でき、オフ制御信号の送信時に異常の表示があると、リレー6の短絡の故障と判断できる。

0059

本実施形態の電源装置22によれば、制御回路8は、出力端子11a,11bの出力電圧からリレー6の開閉状態を検出し、リレー6に並列的に接続されるブレーカ22の両端子間の開閉に応じてブレーカ22のオンオフ操作の状態を検出するので、外部信号に応じた出力電圧によってリレー6の故障を自動的に判断できるとともに、リレー6の故障を判別できるという効果を有する。

0060

また、制御回路8は、ブレーカ22のオンオフ操作に応じた監視信号を出力するので、操作装置3などにおいて監視信号による表示を行うことにより、ブレーカ22のオン操作またはオフ操作を確認することができるという効果を有する。

0061

なお、本実施形態において、ブレーカ22は、3極以上であってもよく、この場合には、2極を用いればよいものである。また、開閉手段は、ブレーカ22でなく、手動操作が可能な2極以上のスイッチであってもよい。

0062

また、本発明の上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0063

1…負荷制御システム、 2,21…電源装置、 3…操作装置、 4…負荷、 6…リレー、 7,22…開閉手段としてのブレーカ、 8…制御部としての制御回路、 10…入力部、 11…出力部

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