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技術 トルクチューブドア

出願人 ザ・ボーイング・カンパニー
発明者 ブリアザード,マーク
出願日 2015年8月5日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2015-154704
公開日 2016年4月4日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2016-043921
状態 特許登録済
技術分野 飛行船・気球・飛行機
主要キーワード 設置ブラケット 中央構造 旋回構造 トルク部材 フラップ位置 密封表面 内側支 揚力特性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月4日)のものです。
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図面 (11)

課題

フラップの動作を受け入れるための開口部を、飛行における巡航部分の間に閉じる方法を提供する。

解決手段

設置ドア52が、胴体44内の開口部50を覆っている。トルクチューブ78は、開口部を通って、かつ胴体44の内装の中へ延伸する。開口部50の下側部分82は、密封部材54を含む。密封部材54は、開口部50の周縁部のみの周りで延伸し得る。シール54は、ドア52と合致するために弾力性を有する表面を提供する。例えば、弾性変形が可能な中空構造を含み得る。シール54は、シールを胴体に取り付けるための保持部を含み得る。

概要

背景

トルクチューブ部材は、フラップを格納された若しくは中立的な位置から展開された位置へと移動させるために、航空機において使用され得る。そのようなトルクチューブ部材は、胴体フェアリングを貫通し得る。フラップの動作を受け入れるために、飛行における巡航部分の間に閉じられなければならない開口部が、胴体において形成され得る。

概要

フラップの動作を受け入れるための開口部を、飛行における巡航部分の間に閉じる方法を提供する。設置ドア52が、胴体44内の開口部50を覆っている。トルクチューブ78は、開口部を通って、かつ胴体44の内装の中へ延伸する。開口部50の下側部分82は、密封部材54を含む。密封部材54は、開口部50の周縁部のみの周りで延伸し得る。シール54は、ドア52と合致するために弾力性を有する表面を提供する。例えば、弾性変形が可能な中空構造を含み得る。シール54は、シールを胴体に取り付けるための保持部を含み得る。

目的

本開示は、トルクチューブドア及び関連方法のステップを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

トルク部材(78)を受け入れるように構成された開口部(50)を含む胴体(44)、前記胴体に接続された(42)であって、前記胴体に隣接するフラップ(46)を含む、翼、及び前記フラップが第1の位置にある場合に、前記開口部を覆うように前記フラップに結合され、かつ前記フラップと共に移動可能なドア(52)を備える、航空機(40)。

請求項2

前記開口部の端部に沿って配置された密封部材(54)を更に備える、請求項1に記載の航空機。

請求項3

前記ドア(52)は、中央本体部(60)及び周縁フランジ部(62)を含み、前記フランジ部は、前記フラップ(46)が前記第1の位置にある場合に、密封部材(54)と共にシールを形成するように構成される、請求項1又は2に記載の航空機。

請求項4

前記トルク部材(78)は、前記フラップ(46)に結合される、請求項1から3のいずれか一項に記載の航空機。

請求項5

前記ドア(52)は、前記フラップ(46)のインボード端部(70)に取り付けられる、請求項1から4のいずれか一項に記載の航空機。

請求項6

前記胴体(44)内の前記開口部(50)は、円弧状の形を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の航空機。

請求項7

前記ドア(52)は、前記フラップ(46)が第2の位置にある場合に、前記開口部(50)の少なくとも一部を露出させるように更に構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の航空機。

請求項8

前記第1の位置はフラップアップ位置であり、かつ前記第2の位置はフラップダウン位置である、請求項7に記載の航空機。

請求項9

航空機の胴体内の開口部を選択的に覆うための方法(100)であって、翼フラップ(46)が第1の位置にある場合に、前記翼フラップに結合された被覆部材(52)を使用して前記翼フラップに隣接する胴体内のトルクチューブ開口部(50)を覆うこと(102)、及び前記翼フラップを第2の位置に再位置決めすることによって、前記胴体内の前記開口部を少なくとも部分的に露出させるために、前記被覆部材を移動させること(106)を含む、方法(100)。

請求項10

前記被覆部材(52)は、前記翼フラップ(46)のインボード端部(70)に取り付けられる、請求項9に記載の方法(100)。

技術分野

0001

本開示は、民間航空機に関する。より具体的には、開示される実施形態は、胴体内トルクチューブ開口部を選択的に覆うためのシステム及び方法に関する。

背景技術

0002

トルクチューブ部材は、フラップを格納された若しくは中立的な位置から展開された位置へと移動させるために、航空機において使用され得る。そのようなトルクチューブ部材は、胴体フェアリングを貫通し得る。フラップの動作を受け入れるために、飛行における巡航部分の間に閉じられなければならない開口部が、胴体において形成され得る。

0003

本開示は、トルクチューブドア及び関連方法のステップを提供する。幾つかの実施形態において、航空機のトルクチューブ開口部を覆うためのアセンブリは、トルク部材を受け入れるように構成された開口部を有する胴体、胴体に接続された翼であって、胴体に隣接するフラップを含む、翼、及びフラップが第1の位置にある場合にドアが開口部を覆うようにフラップに結合され、かつフラップと共に移動可能なドアを含み得る。

0004

幾つかの実施形態において、航空機の翼フラップは、インボード(すなわち、胴体に近い)端部を有する翼フラップ本体、翼フラップ本体に結合されたトルク部材、及び翼フラップ本体のインボード端部に取り付けられたドアを含み得、ここで、ドアの一部は翼フラップ本体を超えて横に延伸する。

0005

幾つかの実施形態において、航空機の胴体内の開口部を選択的に覆うための方法は、翼フラップが第1の位置にある場合に、翼フラップに結合された被覆部材を使用して翼フラップに隣接する胴体内のトルクチューブ開口部を覆うこと、及び翼フラップを第2の位置に再位置決めすることによって、胴体内の開口部を少なくとも部分的に露出させるために、被覆部材を移動させることを含み得る。

0006

特徴、機能、及び利点は、本開示の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解され得る、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。

図面の簡単な説明

0007

例示的な民間航空機の斜視図である。
翼の下から見られ、かつインボードフラップのトルクチューブのための胴体内の開口部を示している、例示的な航空機の翼及び胴体の部分側面図である。
トルクチューブの胴体開口部を覆うための例示的なドアの等角図である。
図4は、異なる適切な位置から見られた、図3のドアの等角図である。
例示的なフラップの近接端上に設置された、図3のドアを示す等角図である。
トルクチューブの胴体開口部を実質的に密封する図5のドア及びフラップを示している、例示的な胴体の内側から見た等角図である。
第1の位置にあるフラップに結合された例示的なトルクチューブドアの翼下図を示している。
第2の位置にあるフラップに結合された例示的なトルクチューブドアの翼下図を示している。
トルクチューブ開口部のシール及び胴体に関する4つのそれぞれの位置における例示的なトルクチューブドアの断面図である。
胴体内のトルクチューブ開口部を選択的に覆うための例示的な方法において実行されるステップを示す流れ図である。

実施例

0008

概要
トルクチューブドアの様々な態様及び実施形態が、以下に説明され、かつ関連する図面において示される。特段の規定がなければ、トルクチューブドア及び/又はその様々な構成要素は、構造体、構成要素、機能、及び/又は本明細書において説明され、図示され、及び/又は組み込まれる変形例を含み得るが、そうである必要はない。更に、本教示に関連して本明細書において説明され、図示され、及び/又は組み込まれる、構造体、構成要素、機能、及び/又は変形例は、他のトルクチューブドア又は航空機システムに含まれ得るが、そうである必要はない。様々な実施形態の以下の説明は、単に例示的な性質を有するものであり、かつ開示、その用途、又は使用を限定することを企図しない。付加的に、以下で説明されるように、実施形態によって提供される利点は、例示的な性質を有するものであり、かつ全ての実施形態が同じ利点又は同じ程度の利点を提供するわけではない。

0009

概して、民間航空機の各々のインボード翼フラップは、2つの駆動又は作動フラップ支持部を含む。幾つかの実施例において、これらのフラップ支持部の1つは、着陸ギアの直後の胴体内部に配置される。フラップ支持部のこの位置は、抵抗の原因となるフラップ支持部フェアリングの除去を容易にする。しかしながら、この構成は、トルクチューブがフラップ及び駆動フラップ支持部に接続することを必要とする。トルクチューブは、それが高いねじり負荷を有しているので、トルクチューブと呼ばれる。

0010

トルクチューブドアは、翼フラップが実質的に中立な位置にある場合に、ドアが隣接する胴体のトルクチューブ開口部を覆うように、翼フラップのインボード端部に取り付けられた被覆部材を含み得る。被覆部材は、ブラケット又は他の設置ハードウェアを使用して、翼フラップのインボード端部(また、近接部と呼ばれる)に取り付けられ得る。密封部材は、構成要素の空力学的な密封を容易にするために、トルクチューブ開口部の少なくとも一部に沿って配置され得る。

0011

トルクチューブドアは翼フラップに取り付けられるので、ドアはフラップと共に移動可能である。したがって、フラップを下げることは、ドアが胴体の外側をスライドダウンし、かつ開口部から離れるので、ドアが再位置決めされ、かつトルクチューブ開口部を露出させることをもたらす。トルクチューブは、翼フラップを胴体の内側の装備に動作可能な状態で接続するために、開口部を通り抜ける。このトルクチューブは、フラップが再位置決めされる場合に、円弧又は曲線路に沿うなどして、経路に沿って移動する。それ故、開口部を露出させることは、トルクチューブが滑らかな経路に沿って移動することを可能にする。

0012

(実施例、構成要素、及び代替例)
以下の実施例は、関連するシステム及び/又は方法と同様に、例示的なトルクチューブドアの選択的な態様を説明する。これらの実施例は、例示を企図するものであり、かつ本開示の全体的な範囲を限定するものと解釈されるべきではない。各々の実施例は、1以上の顕著な発明、及び/又は文脈的な若しくは関連する情報、機能、及び/又は構造を含み得る。

0013

実施例1:
この実施例は、本開示の態様と共に使用されることが適切な例示的な航空機を説明する。図1を参照せよ。

0014

図1は、翼12、胴体14、及び推進システム16を有する例示的な民間ジェット航空機10の斜視図である。胴体14は、胴体の前方端におけるノーズ部18、及び胴体の後方端における尾部20を含む。

0015

翼12は、航空機に揚力を提供するように構成された任意の適切な翼構造を含み得る。翼12は、後退翼における胴体14の下側部分から延伸する細長い構造体、すなわち先細の平面として、図1で示されている。他の実施例において、翼は直線的であり得るか、又は三角形状であり得る。他の実施例において、翼は、台形、一定、楕円形半楕円形、又は他の当該技術分野で知られている構成であり得る。翼12は、エルロン及びフラップなどの操縦翼面を含み得る。例えば、インボードフラップ22、及びアウトボード(すなわち、胴体から離れた)フラップ24は、各々の翼に含まれ得る。フラップは、翼の後縁の任意の適切な旋回構造を含み得、かつ翼の揚力特性を変えるように構成され得る。フラップは、固定軸周り旋回可能であり得る。他の実施例において、フラップは、円弧を介して旋回し得る。

0016

胴体14は、航空機の主本体であり、かつ乗組員、1以上の乗客、及び/又は積荷を保持するように構成された任意の適切な中央構造を含み得る。図1は、細長い、乗客を運ぶように構成された概して円筒形状の胴体を示している。

0017

推進システム16は、パイロン28によって翼12に取り付けられた図1に示される2つのターボファンエンジン26を含み得る。他の実施形態において、エンジン26は、胴体14、又は尾部20などの他の航空機構造に運ばれ得、又は取り付けられ得る。更なるエンジンが含まれ得、又はより少ないエンジンが含まれ得、かつ他のタイプのエンジン(例えば、ターボプロップ)が使用され得る。示される実施例において、各々のエンジン26は、ナセル30の中に収容され、それはインレット部32及びノズル部34を含む。
実施例2:

0018

この実施例は、本開示の態様と共に使用されることが適切な例示的なトルクチューブドアを説明する。図2を参照せよ。

0019

図2は、左の翼42の下から見られ、かつ航空機の胴体44を示している、航空機10に類似する航空機40の部分側面図である。翼42は、図2に示される、胴体44の翼フェアリング部48に隣接するインボードフラップ46を含む。フラップ46は、フラップが持ち上げられた、すなわち「フラップアップ位置」と、下げられた、すなわち「フラップダウン」位置との間で移動する際に、旋回し、かつ円弧を介して移動するように構成され得る。更に、フラップ46は、胴体を通って延伸するトルク部材(また、トルクチューブと呼ばれる)によって、位置の間で作動され得、又は移動される。したがって、トルクチューブ開口部50は、トルクチューブの動作を受け入れるために、胴体44内に形成される。開口部50は、作動の間にトルクチューブ及び関連するフラップの全範囲の動作を可能にするために、細長いか、又は円弧状であり得る。開口部50は、相互交換可能に、穴、孔、及び/又は窓と呼ばれる。

0020

胴体開口部は、概して、飛行の間に好ましくない。したがって、開口部50は、ドア又は他の被覆部材によって覆われ得る。しかしながら、ドアは、上述したようにフラップ作動を受け入れるために移動可能でなければならない(すなわち、開口部は露出されなければならない)。

0021

図3及び図4は、選択的に開口部50を覆うために適切なトルクチューブドア52の2つの図を示している。トルクチューブドア52は、翼フラップ46に結合され、かつ開口部50を覆うように構成された、任意の適切な構造を含み得る。トルクチューブドア52は、図2で示されるように、開口部50の端部の周りに少なくとも部分的に配置される密封部材54と係合するように更に構成され得る。

0022

トルクチューブドア52は、開口部50と合致するように形作られた、概して、平面的な平板を含み得る。ドア52の1以上の表面は、曲線が付けられている。ドア52は、相互交換可能に、カバープレート、被覆部材、ドア部材、及び/又はカバーと呼ばれ得る。ドア52は、第1の、すなわちインボード主表面56、及び第2の、すなわちアウトボード主表面58を含み得る。表面56は、また、内側表面と呼ばれ得る。表面58は、また、外側又は設置表面と呼ばれ得る。ドア52は、中央本体部60を含み得る。ドア52は、外側周縁フランジ62を含み得、それは、密封部材54に合致するか、又はさもなければ係合するように構成され得る。フランジ62は、密封表面と呼ばれ得る。ドア52は、任意の適切な硬い又は半剛体の材料から構築され得る。

0023

1以上の設置構造体64は、また、設置ハードウェア及び/又はフィッティングと呼ばれ、外側表面58に取り付けられ得る。設置構造体64は、トルクチューブドア52の翼フラップ46の端部に対する取り付けを容易にするように構成された任意の適切な構造を含み得る。例えば、設置構造体64は、上側ブラケット66及び2つの下側ブラケット68を含み得る。ブラケット66及び68は、リベット留め、溶接接合、及び/又は接着など、又は任意のそれらの組み合わせなどの、任意の適切な方法によってトルクチューブドア52に取り付けられ得る。幾つかの実施例において、ブラケット66及び68などの1以上のブラケットは、ドア52と一体であり得る。

0024

図5を参照すると、翼フラップ46のインボード端部70が示され、トルクチューブドア52は、設置ハードウェア64を使用してフラップに設置されている。示されている実施形態において、翼フラップ46は、内側支持部72(すなわち、支持構造体)及び外板74を有する翼フラップ本体を含む。ドア52は、フラップ46の後縁76とトルクチューブ78との間に配置され、トルクチューブ78は支持構造体から延伸する。ドア52のブラケットは、任意の適切な方法を使用して、外板74の内側表面内にフィットし得、かつ内側表面に取り付けられ得る。設置構造体64は、ドアが隣接する開口部50を覆うために適切な位置にある場合に、フラップの一部に合致するように位置決めされ得る。

0025

この実施形態において、設置ブラケットは、フラップ46と同様にドア52に取り付けられている。したがって、ドア52は、フラップに効果的に取り付けられ、かつフラップと共に移動可能である。いくつかの実施例において、ドア52は、フラップと一体であり、又はフラップ支持構造体及び/又は外板の延伸部として形成され得る。図5において示されるように、ドア52は、ドアの主表面がフラップの長い軸に対して横になるように(例えば、長い軸に対して概ね直角)、かつドアの一部80がフラップ本体から(例えば、下のハング)横方向に延伸するように、フラップに設置され得る。少なくともこの理由によって、ドアは、「ゾウ」構成を有するものとして説明され得る。

0026

図6を参照すると、図5の設置ドアが、胴体の内側から見られるように、胴体44内の開口部50を覆う位置において示されている。トルクチューブ78は、開口部を通って、かつ胴体44の内装の中へ延伸する。開口部50の下側部分82は、密封部材54を含む。密封部材54は、また、シールと呼ばれ、フラップが開口部の上側部分を覆い、かつそれ故、ドアの密封が不必要なので、開口部50の周縁部のみの周りで延伸し得る。

0027

シール54は、ドア52と合致するために弾力性を有する表面を提供するように構成された任意の適切な構造を含み得る。例えば、シール54は、弾性変形が可能な中空構造を含み得る。シール54は、天然素材、及び/又は合成若しくは半合成ポリマーを含み得る。例えば、シール54は、PVCなどのプラスチックを含み得る。幾つかの実施例において、シール54は、アルミニウム及び/又は繊維ガラスを含む統合された補強部分を含み得る。幾つかの実施例において、シール54は、シールを胴体に取り付けるための保持部を含み得る。

0028

矢印84は、概して、フラップ46が第1及び第2の位置の間で移動する場合に、トルクチューブ78が動く方向を示している。トルクチューブ78は、図6において部分的に示されている。チューブは胴体44の中へ更に延伸し、示されていない他の装備に接続することが、理解されるべきである。ドア52はフラップと共に移動するので、ドアがまた、胴体の外側に沿ってではあるが、概して方向84において移動する

0029

図7及び図8は、作動しているトルクドア52を示している。図7は、胴体44に沿って後ろを見ている航空機40の翼下図であり、翼42及びインボードフラップ46は、巡航構成(すなわち、フラップ上げ、第1の位置)において示されている。ドア52は、開口部50を覆っており、かつシール54と係合している。ドア52の下側部分80は、図7において見ることができ、ドアの残りの部分はフラップ46によって隠されている。図8を参照すると、それは図7のそれと類似した図であり、フラップ46は第2のすなわちダウン位置において示されている。この位置においてドア52は、フラップ46と共に移動し、もはや開口部50を覆っておらず、かつもはやシール54と係合されていない。ドア52は、今や、胴体44の外側表面に隣接している。この実施例において、フラップ46は、第1から第2の位置へ移動する場合に、円弧を介して移動するので、フラップの前縁86が見られる。

0030

図9Aから図9Dは、シール54及び胴体44に関する様々な位置におけるドア52の断面側面図を示している。図9Aは、シール54の上側部分との接触を密封し、それによって上側領域のシールを変形させる、ドア52の端部を示している。図9Bは、シール54の中間部分との接触を密封する、ドア52の端部を示しており、かつ図9Cは、シール54の下側部分との接触を密封する、ドア52の端部を示している。それに応じて、密封部材の種々の領域が、それ故、変形され、各々の場合においてドアのシールに対する係合を維持する。図9Aから図9Cは、航空機の飛行の巡航体制の間に予期されるフラップ調整の例である。例えば、パイロット又は自動制御システムは、プラスマイナス1.5度の範囲においてフラップを調整することを予期し得る。図9Aは、プラス1.5度のフラップ位置に対応するドア位置を示している。図9Bは、ゼロ度の(すなわち、中立的な)フラップ位置に対応するドア位置を示している。図9Cは、マイナス1.5度のフラップ位置に対応するドア位置を示している。

0031

図9Dは、フラップ46が下方へ再位置決めされ、かつドアがシール及び開口部から係合解除する場合の、ドア位置の例を示している。図において示されるように、ドア52は、シール及び胴体44の外側のアウトボードへ下方にスライドする。構成要素の類似の位置が図8において示されている。この再位置決めは、翼及びドアから離れた密封表面から傾斜する胴体によって容易にされ、それによってドアがフラップと共に下がる場合に、相互干渉を避けることを容易にする。
実施例3:

0032

この実施例は、航空機の胴体におけるトルクチューブ開口部を選択的に覆うための方法を説明する。

0033

図10は、例示的な方法において実行されるステップを示す流れ図であり、かつ方法の完全なプロセス又は全てのステップを列挙していない。図10は、概して100によって指定される方法の複数のステップを描いており、それらのステップは、本開示の態様によるトルクチューブドアと連動して実行され得る。方法100の様々なステップは、以下で説明され、かつ図10において描かれているが、ステップは、全てが実行される必要は必ずしもなく、かつ幾つかの場合において、示される順序とは異なる順序で実行され得る。

0034

ステップ102は、翼フラップに結合された被覆部材を使用して、翼フラップに隣接する胴体内のトルクチューブ開口部を覆うことを含む。これは、例えば、翼フラップが、中立的な又は「フラップアップ」位置などの第1の位置にある場合に行われ得る。幾つかの実施例において、被覆部材(また、ドアと呼ばれる)は、翼フラップのインボード端部に取り付けられている。被覆部材の一部は、翼フラップから横に延伸し得る。

0035

ステップ104は、被覆部材の端部を開口部の密封部材に接触させることによって、翼フラップが第1の位置にある場合にトルクチューブ開口部を密封することを含み得る。

0036

ステップ106は、翼フラップを第2の位置に再位置決めすることによって、胴体内の開口部を少なくとも部分的に露出させるように、被覆部材を移動させることを含む。第2の位置は、下側の又は「フラップダウン」位置であり得る。トルクチューブは、翼フラップが第2の位置に再位置決めされる場合に、経路(例えば、円弧状の経路)を通って移動され得る。トルクチューブは、翼フラップに取り付けられ得、かつトルクチューブ開口部を通過し得る。
実施例4:

0037

このセクションは、一連条項として非限定的に提示される、トルクチューブドアの付加的な態様及び特徴を説明し、それらのうちの幾つか又は全ては、明瞭さ及び効率のためにアルファベット順に指定されている。これらの条項の各々は、1以上の他の条項、及び/又は本出願におけるどこか別の場所からの開示と組み合わせることができ、任意の適切なやり方において相互参照されることによって組み込まれる題材を含む。以下の条項の幾つかは、他のパラグラフを明確に言及し、かつ他のパラグラフを更に限定し、非限定的に適切な組み合わせの幾つかの実施例を提供する。

0038

条項A0
トルク部材を受け入れるように構成された開口部を含む胴体、前記胴体に接続された翼であって、前記胴体に隣接するフラップを含む、翼、及び前記フラップが第1の位置にある場合に、開口部を覆うように前記フラップに結合され、かつ前記フラップと共に移動可能なドアを備える、航空機のトルクチューブ開口部を覆うためのアセンブリ。
条項A1
前記開口部の端部に沿って配置される密封部材を更に備える、条項A0に記載のアセンブリ。
条項A2
前記ドアは、中央本体部及び周縁フランジ部を含み、前記フランジ部は、前記フラップが前記第1の位置にある場合に、前記密封部材と共にシールを形成するように構成される、条項A1に記載のアセンブリ。
条項A3
前記トルク部材は、前記翼フラップに結合される、条項A0からA2のいずれか一項に記載のアセンブリ。
条項A4
前記ドアは、前記フラップのインボード端部に取り付けられる、条項A0からA3のいずれか一項に記載のアセンブリ。
条項A5
前記胴体内の前記開口部は、円弧状の形を有する、条項A0からA4のいずれか一項に記載のアセンブリ。
条項A6
前記ドアは、前記フラップが第2の位置にある場合に、前記開口部の少なくとも一部を露出させるように更に構成される、条項A0からA5のいずれか一項に記載のアセンブリ。
条項A7
前記第1の位置はフラップアップ位置であり、かつ前記第2の位置はフラップダウン位置である、条項A6に記載のアセンブリ。
条項B0
航空機の翼フラップであって、
インボード端部を有する翼フラップ本体、前記翼フラップ本体に結合されたトルク部材、及び前記翼フラップ本体の前記インボード端部に取り付けられたドアを備え、前記ドアの一部は前記翼フラップ本体を超えて横に延伸する、翼フラップ。
条項B1
前記ドアは、前記翼フラップと共に移動可能であり、それによって、前記ドアが、隣接する胴体内の開口部を選択的に覆い、かつ露出させるように構成される、条項B0に記載の翼フラップ。
条項B2
前記ドアは、1以上の硬いブラケットによって前記インボード端部に取り付けられた平板を備える、条項B0に記載の翼フラップ。
条項B3
前記ドアは、前記翼フラップ本体に接合される、条項B0からB2のいずれか一項に記載の翼フラップ。
条項B4
前記ドアの前記一部は、前記翼フラップ本体の下側表面を超えて横に延伸する、条項B0からB3のいずれか一項に記載の翼フラップ。
条項B5
前記ドアの外側端部は、胴体開口部の密封部材と合致するように構成される、条項B0からB4のいずれか一項に記載の翼フラップ。
条項C0
航空機の胴体開口部を選択的に覆うための方法であって、翼フラップが第1の位置にある場合に、前記翼フラップに結合された被覆部材を使用して前記翼フラップに隣接する胴体内のトルクチューブ開口部を覆うこと、及び前記翼フラップを第2の位置に再位置決めすることによって、前記胴体内の前記開口部を少なくとも部分的に露出させるために、前記被覆部材を移動させることを含む、方法。
条項C1
前記被覆部材は、前記翼フラップのインボード端部に取り付けられる、条項C0に記載の方法。
条項C2
前記被覆部材の一部は、前記翼フラップから横に延伸する、条項C0又はC1に記載の方法。
条項C3
前記翼フラップが前記第1の位置にある場合に、前記被覆部材の端部を前記開口部の密封部材に接触させることによって、前記トルクチューブ開口部を密封することを更に含む、条項C0からC2のいずれか一項に記載の方法。
条項C4
前記第1の位置はフラップアップ位置であり、かつ前記第2の位置はフラップダウン位置である、条項C0からC3のいずれか一項に記載の方法。
条項C5
前記翼フラップを前記第2の位置に再位置決めする場合に、円弧状の経路を介してトルクチューブを移動させることを更に含み、前記トルクチューブは、前記翼フラップに取り付けられ、かつ前記トルクチューブ開口部を通過する、条項C0からC4のいずれか一項に記載の方法。

0039

結論
上で説明された開示は、独立した有効性を有する複数の顕著な発明を含み得る。これらの発明の各々は、その好適な形態において開示されたが、多数の変形例が可能であるため、本明細書において開示され、かつ図示されたような、それらの具体的な実施形態は、限定的なものであると考えられるべきではない。本発明の主題は、本明細書において開示された様々な要素、特徴、機能、及び/又は特性の、新規性及び進歩性を有する組み合わせ及びサブコンビネーションの全てを含む。以下の特許請求の範囲は、特に、新規かつ非自明とみなされる特定の組み合わせ及びサブコンビネーションを指摘している。特徴、機能、要素、及び/又は特性の他の組み合わせ及びサブコンビネーションにおいて具現化された発明は、本出願又は関連出願から優先権を主張する出願においてクレームされ得る。そのような特許請求の範囲は、別の発明を対象としているか同じ発明を対象としているかに関わらず、かつ元々の特許請求の範囲と比較してより広いか、より狭いか、等しいか、又は異なるかに関わらず、また、本開示の発明の主題の範囲内に含まれるとみなされる。

0040

10航空機
12翼
14胴体
16推進システム
18ノーズ部
20尾部
22インボードフラップ
24アウトボードフラップ
26エンジン
28パイロン
30ナセル
32インレット部
34ノズル部
40 航空機
42 翼
44 胴体
46 インボードフラップ
48 翼フェアリング部
50トルクチューブ開口部
52 トルクチューブドア
54密封部材
56インボード主表面
58アウトボード主表面
60 中央本体部
62外側周縁フランジ部
64設置構造体
66 上側ブラケット
68 下側ブラケット
70 インボード端部
72内側支持部
74外板
76フラップの後縁
78 トルクチューブ
82 開口部の下側部分
84 トルクチューブが動く方向
86 フラップの前縁
100 方法
102 ステップ
104 ステップ
106 ステップ

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