図面 (/)

技術 燃料タンク構造

出願人 ダイハツ工業株式会社
発明者 西田日出喜
出願日 2014年8月22日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2014-169092
公開日 2016年4月4日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2016-043793
状態 特許登録済
技術分野 推進装置の冷却,吸排気,燃料タンクの配置
主要キーワード ボデー部材 バリヤ効果 車両下面 タンク上面 フロア部材 総変形量 拘束バンド 燃料タンク構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

拘束バンドを不要にし、安価な構成により、樹脂製のタンク本体の上下への変形を抑制できるようにする。

解決手段

フロア部材に当接する当接面5aを有する当接部5をタンク本体1に4箇所形成し、当接面5aがフロア部材に当接した状態で、当接部5の周囲であってフロア部材に当接しない領域の一部にタンク本体1の内側方向に凹状に窪んだ溝部5bを形成する。これにより、溝部5bの剛性下げることができ、ガソリン気化によってタンク本体1の内圧が上昇したときに、剛性の低い溝部5の形成箇所でタンク本体1を強制的に変形させることができるため、タンク本体1が溝部5bで変形することにより、タンク本体1の上下への膨らみを吸収して特に下方への変形を抑制することができる。

概要

背景

従来、車両重量の軽量化を図るために、燃料タンク樹脂によりブロー成形等により所定形状に加工し、車両下面を構成するボデー部材であるフロア部材に取り付けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。

この種の樹脂製燃料タンクの場合、ガソリン気化によりタンク内圧が上昇し、図5に示すようにタンクが変形してタンク上面がフロア部材に当接する一方、タンクの下面側も下方に膨らむため、タンクをフロア部材に取り付ける際のタンクとフロア部材との間の隙間や地面からタンク下面までの高さ等を規定値になるように設計するのに際し、タンクの変形量を案してタンクの形状・大きさやフロア部材への取り付け位置を決める必要がある。

概要

拘束バンドを不要にし、安価な構成により、樹脂製のタンク本体の上下への変形を抑制できるようにする。フロア部材に当接する当接面5aを有する当接部5をタンク本体1に4箇所形成し、当接面5aがフロア部材に当接した状態で、当接部5の周囲であってフロア部材に当接しない領域の一部にタンク本体1の内側方向に凹状に窪んだ溝部5bを形成する。これにより、溝部5bの剛性下げることができ、ガソリンの気化によってタンク本体1の内圧が上昇したときに、剛性の低い溝部5の形成箇所でタンク本体1を強制的に変形させることができるため、タンク本体1が溝部5bで変形することにより、タンク本体1の上下への膨らみを吸収して特に下方への変形を抑制することができる。

目的

本発明は、拘束バンドを不要にし、安価な構成により、樹脂製のタンク本体の上下への変形を抑制できるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車両下面を構成するボデー部材に取り付けられる樹脂製のタンク本体を備える燃料タンク構造において、前記タンク本体に形成され前記ボデー部材に当接する当接面を有する当接部と、前記当接面が前記ボデー部材に当接した状態で前記当接部の周囲であって前記ボデー部材に当接しない領域の一部に形成された前記タンク本体の内側方向に凹状に窪んだ溝部とを備えたことを特徴とする燃料タンク構造。

技術分野

0001

本発明は、車両下面を構成するボデー部材に取り付けられる樹脂製のタンク本体を備える燃料タンク構造に関するものである。

背景技術

0002

従来、車両重量の軽量化を図るために、燃料タンクを樹脂によりブロー成形等により所定形状に加工し、車両下面を構成するボデー部材であるフロア部材に取り付けることが行われている(例えば、特許文献1参照)。

0003

この種の樹脂製燃料タンクの場合、ガソリン気化によりタンクの内圧が上昇し、図5に示すようにタンクが変形してタンク上面がフロア部材に当接する一方、タンクの下面側も下方に膨らむため、タンクをフロア部材に取り付ける際のタンクとフロア部材との間の隙間や地面からタンク下面までの高さ等を規定値になるように設計するのに際し、タンクの変形量を案してタンクの形状・大きさやフロア部材への取り付け位置を決める必要がある。

先行技術

0004

特開2011−116332号公報(段落0001−0003および図1参照)

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、タンクとフロア部材との間の隙間や地面からタンク下面までの高さに対し、タンク内圧上昇による変形量を勘案した上下スペースの確保が必要になり、例えばフロアの低床化等の弊害となる。

0006

そこで従来、タンクの変形を強制的に規制するために、図5に示すように、タンク51の上面側にフロア部材52に当接する当接面51aを形成し、タンク51の下面側の膨らみを抑えるための金属製(例えば、鉄製)拘束バンド53をタンク51の下から当てがい、拘束バンド53の両端をフロア部材52にボルト54等により固定し、タンク51の上下への膨らみを抑えることが考えられるが、拘束バンド53が別途必要になってコストや重量の上昇を招くという問題がある。

0007

本発明は、拘束バンドを不要にし、安価な構成により、樹脂製のタンク本体の上下への変形を抑制できるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記した目的を達成するために、本発明の燃料タンク構造は、車両下面を構成するボデー部材に取り付けられる樹脂製のタンク本体を備える燃料タンク構造において、前記タンク本体に形成され前記ボデー部材に当接する当接面を有する当接部と、前記当接面が前記ボデー部材に当接した状態で前記当接部の周囲であって前記ボデー部材に当接しない領域の一部に形成された前記タンク本体の内側方向に凹状に窪んだ溝部とを備えたことを特徴としている(請求項1)。

発明の効果

0009

請求項1に係る発明によれば、ボデー部材に当接する当接面を有する当接部をタンク本体に形成し、当接面がボデー部材に当接した状態で、当接部の周囲であってボデー部材に当接しない領域の一部にタンク本体の内側方向に凹状に窪んだ溝部を形成することにより、タンク本体のボデー部材に当接しない領域であるデッドスペースに形成された溝部の剛性下げたため、ガソリンの気化によってタンク本体の内圧が上昇したときに、剛性の低い溝部の形成箇所を変形させることができ、タンク本体が溝部で変形することにより、タンク本体の上下への膨らみを吸収して特に下方への変形を抑制することができ、従来のような拘束バンドを不要にして、安価な構成により、タンク本体の上下面の総変形量を抑制することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明に係る燃料タンク構造の一実施形態におけるタンク本体の斜視図である。
図1切断側面図である。
図2のA−A線における断面図である。
図1の一部の斜視図である。
従来の燃料タンクの断面図である。

実施例

0011

つぎに、本発明に係る燃料タンク構造の一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。

0012

図1ないし図3に示すように、ガソリンの透過を防ぐバリヤ効果を有する樹脂をブロー成形してタンク本体1が形成され、このときタンク本体1の周縁数箇所に、車両下面を構成するボデー部材であるフロア部材2にタンク本体1を取り付けるための複数の取付片1aが一体に形成され、タンク本体1の上面の略中央にはポンプ4を収納するポンプ取付口1bが、上面からやや窪んで形成される。

0013

さらに、タンク本体1の上面のポンプ取付口1bの周辺4箇所には、図4に示すように、フロア部材2に当接する平坦な当接面5aを有する矩形状の当接部5が上方に突出して形成され、これら当接部5の周囲には、当接面5aがフロア部材2に当接した状態でフロア部材2に当接しない領域の一部にタンク本体1の内側方向に凹状に窪んだ溝部5bが形成されている。なお、図2において、7はフロア部材2に接合され一部の取付片1aが固定されるブラケット、8は取付片1aをフロア部材2およびブラケット7に固定するボルトである。

0014

このとき、各当接部5は、タンク本体1のフロア部材2に当接することのない領域であるデッドスペースに形成されるため、このデッドスペースにおけるタンク本体1の変形はタンク本体1の上下への変形量に何ら影響を及ぼすことがない。

0015

このように、タンク本体1のフロア部材2に当接しないデッドスペースに形成された溝部5bを形成することで、溝部5bの剛性を下げることができ、ガソリンの気化によってタンク本体1の内圧が上昇したときに、剛性の低い溝部5の形成箇所でタンク本体1を強制的に変形させることができるため、タンク本体1が溝部5bで変形することにより、タンク本体1の上下への膨らみを吸収して特に下方への変形を抑制することができる。

0016

したがって、上記した実施形態によれば、タンク本体1の剛性の低い溝部5の形成箇所を変形させることによって、タンク本体1の上下への膨らみを吸収して特に下方への変形を抑制することができ、従来のような拘束バンドが不要になり、安価な構成により、タンク本体1の上下面の総変形量を抑制することができる。

0017

なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。

0018

例えば、上記した実施形態では、当接部5を4箇所形成した例について説明したが、当接部5は4箇所に限定されるものではなく、2箇所、3箇所或いは5箇所以上形成してもよいのは勿論である。

0019

また、上記した実施形態では、当接部5の周囲の一部に溝部5bを形成した場合について説明したが、当接部5の周囲全部に溝部5bを形成してもよい。さらに、当接部5の形状の上記した矩形状に限るものではなく、円形状や五角形以上の多角形状に突出した形状に形成してもよい。

0020

1 …タンク本体
2 …フロア部材(ボデー部材)
5 …当接部
5a …当接面
5b …溝部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ