図面 (/)

技術 遊技用装置

出願人 株式会社三共
発明者 小倉敏男菅家正隆
出願日 2014年8月26日 (7年4ヶ月経過) 出願番号 2014-171095
公開日 2016年4月4日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2016-043151
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード タイマ閾値 連結ボックス 関係信号 稼働判定 終端ボックス 初期表示設定 表示設定プログラム 表示用設定
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年4月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

遊技用装置近距離非接触通信手段を有効に活用すること。

解決手段

遊技者所持する携帯端末との近距離非接触通信を行うための近距離非接触通信手段360、460において近距離非接触通信(NFC)による受付けが行われたことにもとづいて特定のサービスを提供する遊技用装置3’,4であって、遊技機2が設置された遊技場関係者用の専用操作を受付け可能な関係者用操作手段を備え、近距離非接触通信手段360、460は、遊技場の関係者が所持する関係者端末200を近距離非接触通信において受付けときには、関係者用操作手段による専用操作の受付けを可能とする。

概要

背景

従来、遊技場に設置される遊技用装置である、プリペイドカードを用いてCR遊技機において使用される遊技媒体であるパチンコ球貸出CRユニット貯留されている紙幣を取り出すための解鍵を、遊技場の店員所持する赤外線リモコンにより可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。

また、近年、CR遊技機における遊技媒体の貸出しに使用する遊技用装置として、プリペイドカードだけではなく、近距離非接触通信機能を有する非接触ICに記憶された電子マネーを用いて遊技媒体の貸出しを行うものがある(例えば、特許文献2参照)。

概要

遊技用装置の近距離非接触通信手段を有効に活用すること。遊技者が所持する携帯端末との近距離非接触通信を行うための近距離非接触通信手段360、460において近距離非接触通信(NFC)による受付けが行われたことにもとづいて特定のサービスを提供する遊技用装置3’,4であって、遊技機2が設置された遊技場の関係者用の専用操作を受付け可能な関係者用操作手段を備え、近距離非接触通信手段360、460は、遊技場の関係者が所持する関係者端末200を近距離非接触通信において受付けときには、関係者用操作手段による専用操作の受付けを可能とする。

目的

本発明は、遊技者が所持する携帯端末を受付けたことにもとづいて特定のサービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

遊技機にて遊技を行う遊技者所持する携帯端末との近距離非接触通信を行うための近距離非接触通信手段を備え、前記近距離非接触通信手段において近距離非接触通信による受付けが行われたことにもとづいて特定のサービスを提供する遊技用装置であって、遊技機が設置された遊技場関係者用の専用操作を受付け可能な関係者用操作処理手段を備え、前記近距離非接触通信手段は、前記遊技場の関係者が所持する関係者端末との近距離非接触通信が可能であって、前記近距離非接触通信手段に受付けた端末から、前記関係者端末であることを示す識別情報を近距離非接触通信により受信したときには、前記関係者用操作処理手段による専用操作の受付けを可能とすることを特徴とする遊技用装置。

請求項2

前記遊技用装置は、前記遊技場に設置された遊技機に対応して設けられ、該遊技機において遊技に使用される遊技媒体を貸し出すための貸出処理を行う貸出処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。

請求項3

前記近距離非接触通信手段において1の携帯端末が受付けられたことにより、他の携帯端末の受付けおよび遊技用装置の操作を不能化する不能化手段を備え、前記不能化手段は、前記不能化の状態中において前記関係者端末を前記近距離非接触通信手段に受付けことに基づいて該不能化を解除することを特徴とする請求項2に記載の遊技用装置。

請求項4

前記遊技用装置は、前記遊技場に設置された遊技機に対応して設けられ、少なくとも対応する遊技機に関する遊技関連情報表示可能な遊技関連情報表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。

請求項5

対応する遊技機から出力される該遊技機の遊技状態を特定可能な遊技状態情報を入力するための遊技状態情報入力手段と、対応する遊技機の遊技状態を演出態様により報知可能な遊技状態報知演出手段と、を備え、遊技状態報知演出手段は、前記専用操作の受付けが可能とされている場合においても、前記遊技状態情報入力手段に入力される遊技状態情報から特定される遊技状態が報知対象の遊技状態であるときには、前記演出態様による報知を行うことを特徴とする請求項4に記載の遊技用装置。

請求項6

前記遊技用装置は、前記遊技場に設置された遊技機において遊技に使用される遊技媒体を、遊技者に対して発行された遊技用記録媒体の受付けにもとづいて貸し出すための貸出装置から出力される情報であって、前記遊技用記録媒体を個々に識別可能記録媒体識別情報を入力するための記録媒体識別情報入力手段と、前記記録媒体識別情報入力手段に入力された記録媒体識別情報を記憶可能な記録媒体識別情報記憶手段と、前記記録媒体識別情報入力手段に新たな記録媒体識別情報が入力されたときに、該入力された新たな記録媒体識別情報が前記記録媒体識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって記憶されていると判定された場合には第1特定表示を表示し、前記判定手段によって記憶されていないと判定された場合には前記第1特定表示とは異なる第2特定表示を表示する特定表示手段と、を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の遊技用装置。

請求項7

前記遊技用装置は、前記遊技場に設置された遊技機において遊技に使用される遊技媒体を、遊技者が所持する携帯端末の受付けにもとづいて貸し出すための貸出装置から出力される情報であって、前記携帯端末を個々に識別可能な携帯端末識別情報を入力するための携帯端末識別情報入力手段と、前記携帯端末識別情報入力手段に入力された携帯端末識別情報を記憶可能な携帯端末識別情報記憶手段と、前記携帯端末識別情報入力手段に新たな携帯端末識別情報が入力されたときに、該入力された新たな携帯端末識別情報が前記携帯端末識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって記憶されていると判定された場合には第1特定表示を表示し、前記判定手段によって記憶されていないと判定された場合には前記第1特定表示とは異なる第2特定表示を表示する特定表示手段と、を備えることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の遊技用装置。

請求項8

対応する遊技機は、遊技媒体を用いて遊技可能であるとともに遊技者にとって有利な有利期間に制御可能な遊技機であって、前記有利期間中において遊技者に付与された付与遊技媒体数から該有利期間中において遊技者が遊技に使用した使用遊技媒体数を減算した遊技媒体純増数を記憶する純増数記憶手段と、前記純増数記憶手段に記憶された遊技媒体純増数が規定値に達したときに報知出力を実行する報知出力実行手段と、前記純増数記憶手段に記憶された遊技媒体純増数が前記規定値に達した後、前記規定値を下回った場合には、前記遊技媒体純増数が再び前記規定値に達したときにも、所定条件成立するまで前記報知出力の実行を規制する規制手段と、を備えることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の遊技用装置。

請求項9

前記関係者用操作処理手段は、前記専用操作を受付けるための専用メニュー画面を表示可能な表示手段を含み、前記近距離非接触通信手段により前記関係者端末から前記識別情報を受信したときに前記専用メニュー画面を前記表示手段に表示することにより、前記専用操作の受付けを可能とすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の遊技用装置。

技術分野

0001

本発明は、遊技者所持する携帯端末を受付けたことにもとづいて特定のサービスを提供する遊技用装置に関する。

背景技術

0002

従来、遊技場に設置される遊技用装置である、プリペイドカードを用いてCR遊技機において使用される遊技媒体であるパチンコ球貸出CRユニット貯留されている紙幣を取り出すための解鍵を、遊技場の店員が所持する赤外線リモコンにより可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、近年、CR遊技機における遊技媒体の貸出しに使用する遊技用装置として、プリペイドカードだけではなく、近距離非接触通信機能を有する非接触ICに記憶された電子マネーを用いて遊技媒体の貸出しを行うものがある(例えば、特許文献2参照)。

先行技術

0004

特開2009−131330号公報
特開2014−14402号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献2のように、電子マネーを利用可能とするために、近距離非接触通信ユニット(近距離非接触通信手段)が内蔵された遊技用装置にあっても、特許文献1に示す解鍵操作のように、遊技場の店員等が、エラーの発生等に対応するための店員専用の操作を行う必要があるが、これら店員専用の操作に近距離非接触通信ユニットを利用することができず、高価な近距離非接触通信ユニット(近距離非接触通信手段)を有効に活用することができないという問題があった。

0006

本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、近距離非接触通信手段を有効に活用するのとのできる遊技用装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技用装置は、
遊技機(例えば、パチンコ機2)にて遊技を行う遊技者が所持する携帯端末(例えば、携帯電話端末)との近距離非接触通信を行うための近距離非接触通信手段(例えば、NFCリーダライタ460、360)を備え、前記近距離非接触通信手段において近距離非接触通信による受付けが行われたことにもとづいて特定のサービス(例えば、情報会員のみに提供する遊技情報の提供や、電子マネーを使用した遊技球の貸し出し)を提供する遊技用装置(例えば、データ表示装置4やカードユニット3’)であって、
遊技機が設置された遊技場の関係者(例えば、店員)用の専用操作(例えば、設定操作)を受付け可能な関係者用操作処理手段(例えば、実施例1のデータ表示装置4の処理部410が図17に示すメンテナンス処理を実行する部分、または実施例2のカードユニット3’の処理部310が図35の受付け時処理におけるG3、G5,G13,G15の処理を実行する部分)
を備え、
前記近距離非接触通信手段は、前記遊技場の関係者が所持する関係者端末(例えば、リモコン端末200)との近距離非接触通信が可能であって、
前記近距離非接触通信手段に受付けた端末から、前記関係者端末であることを示す識別情報を近距離非接触通信により受信したとき(例えば、C23やG1において受付けた端末がリモコン端末であると判定したとき、)には、前記関係者用操作処理手段による専用操作の受付けを可能とする(例えば、C23やG1で「Yes」と判定されたときに、図17に示すメンテナンス処理(C43)やG3、G5,G13,G15の処理を実行する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、近距離非接触通信手段を利用して遊技場の関係者による専用操作を可能にできるので、近距離非接触通信手段を有効に活用できる。

0008

本発明の請求項2の遊技用装置は、請求項1に記載の遊技用装置であって、
前記遊技用装置は、前記遊技場に設置された遊技機(例えば、パチンコ機2)に対応して設けられ、該遊技機において遊技に使用される遊技媒体を貸し出すための貸出処理を行う貸出処理手段(例えば、実施例2のカードユニット3’の処理部310が、図33に示すSb21の貸出処理を実行する部分)
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技媒体の貸出処理が可能な遊技用装置の近距離非接触通信手段を利用して遊技場の関係者による専用操作を可能にできる。

0009

本発明の請求項3の遊技用装置は、請求項2に記載の遊技用装置であって、
前記近距離非接触通信手段において1の携帯端末が受付けられたことにより、他の携帯端末の受付けおよび遊技用装置の操作を不能化する不能化手段(例えば、処理部310が、図33に示すH15のロック処理を実行する部分)を備え、
前記不能化手段は、前記不能化の状態中において前記関係者端末を前記近距離非接触通信手段に受付けことに基づいて該不能化を解除する(例えば、図40に示すメンテナンスメニュー内の「ロック解除設定」を選択して解除設定の操作をすることで、カードユニット3’のロック状態が解除される部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技場の関係者は、近距離非接触通信手段を用いて不能化の状態を解除することができる。

0010

本発明の請求項4の遊技用装置は、請求項1に記載の遊技用装置であって、
前記遊技用装置(例えば、実施例1のデータ表示装置4)は、前記遊技場に設置された遊技機(例えば、パチンコ機2)に対応して設けられ、少なくとも対応する遊技機に関する遊技関連情報(例えば、図25に示す大当り回数確変回数や最大連荘回数スタート回数機種等の情報)を表示可能な遊技関連情報表示手段(例えば、液晶表示部430)
)を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技関連情報を表示可能な遊技用装置の近距離非接触通信手段を利用して遊技場の関係者による専用操作を可能にできる。

0011

本発明の請求項5の遊技用装置は、請求項4に記載の遊技用装置であって、
対応する遊技機(例えば、パチンコ機2)から出力される該遊技機の遊技状態を特定可能な遊技状態情報(例えば、大当り中信号)を入力するための遊技状態情報入力手段(例えば、第1通信部470)と、
対応する遊技機の遊技状態を演出態様により報知可能な遊技状態報知演出手段(例えば、処理部410が、C14においてLED表示部440を大当り点灯状態に制御する部分)と、
を備え、
遊技状態報知演出手段は、前記専用操作の受付けが可能とされている場合(例えば、図17に示すメンテナンス処理の実行中)においても、前記遊技状態情報入力手段に入力される遊技状態情報から特定される遊技状態が報知対象の遊技状態(例えば、大当り)であるときには、前記演出態様による報知を行う(例えば、処理部410が、M26においてLED表示部440を大当り点灯状態に制御する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、専用操作の受付けが可能とされている場合であっても、対応する遊技機の遊技状態が報知されるので、遊技状態が報知されなくなってしまうことによる不都合の発生を防ぐことができる。

0012

本発明の請求項6に記載の遊技用装置は、請求項4または5に記載の遊技用装置であって、
前記遊技用装置(例えば、データ表示装置4)は、
前記遊技場に設置された遊技機(例えば、パチンコ機2)において遊技に使用される遊技媒体(例えば、遊技球)を、遊技者に対して発行された遊技用記録媒体(例えば、会員カードビジターカード)の受付けにもとづいて貸し出すための貸出装置(例えば、実施例1のカードユニット3)から出力される情報であって、前記遊技用記録媒体を個々に識別可能記録媒体識別情報(例えば、受付けカードID)を入力するための記録媒体識別情報入力手段(例えば、第3通信部)と、
前記記録媒体識別情報入力手段に入力された記録媒体識別情報を記憶可能な記録媒体識別情報記憶手段(例えば、当日来店カードIDデータを記憶可能な記憶部490)と、
前記記録媒体識別情報入力手段に新たな記録媒体識別情報が入力されたときに、該入力された新たな記録媒体識別情報が前記記録媒体識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段(例えば、処理部410がC53の処理において受信した受付けカードIDが当日来店カードIDデータに存在するか否かを判定する部分)と、
前記判定手段によって記憶されていると判定された場合には第1特定表示(例えば、台移動時表示である「まだまだこれからです!この台ならいいかも!」等のメッセージ表示)を表示し、前記判定手段によって記憶されていないと判定された場合には前記第1特定表示とは異なる第2特定表示(例えば、来店時表示である「いらっしゃいませ!」等のメッセージ表示)を表示する特定表示手段(処理部410が、C55またはC57の処理を実行することで、液晶表示部430に来店時表示や台移動時表示を表示する部分)と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、既に、貸出装置にて遊技媒体の貸出に遊技用記録媒体を使用することにより記録媒体識別情報記憶手段に記録媒体識別情報が既に記憶されている遊技者と、貸出装置にて遊技媒体の貸出に遊技用記録媒体を使用していないことにより記録媒体識別情報記憶手段に記録媒体識別情報が記憶されていない遊技者とで、異なる特定表示を表示することができる。

0013

本発明の請求項7に記載の遊技用装置は、請求項4〜6のいずれかに記載の遊技用装置であって、
前記遊技用装置(例えば、変形例におけるデータ表示装置4)は、
前記遊技場に設置された遊技機(例えば、パチンコ機2)において遊技に使用される遊技媒体(例えば、遊技球)を、遊技者が所持する携帯端末(例えば、携帯電話端末)の受付けにもとづいて貸し出すための貸出装置(例えば、実施例2のカードユニット3’のように、NFCリーダライタ360を備えて、電子マネー機能を有する携帯電話端末を受付け可能な変形例に示すカードユニットまたは携帯電話端末が会員カードとして受付けられるもの)から出力される情報であって、前記携帯端末を個々に識別可能な携帯端末識別情報(例えば、端末ID)を入力するための携帯端末識別情報入力手段(例えば、第3通信部)と、
前記携帯端末識別情報入力手段に入力された携帯端末識別情報を記憶可能な携帯端末識別情報記憶手段(例えば、変形例における当日来店者データを記憶する記憶部490)と、
前記携帯端末識別情報入力手段に新たな携帯端末識別情報が入力されたときに、該入力された新たな携帯端末識別情報が前記携帯端末識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定する判定手段(例えば、変形例において記憶部490に記憶されている当日来店者データに携帯電話端末の端末IDが含まれるか否かを判定する部分)と、
前記判定手段によって記憶されていると判定された場合には第1特定表示(例えば、変形例における非来店時表示)を表示し、前記判定手段によって記憶されていないと判定された場合には前記第1特定表示とは異なる第2特定表示(例えば、変形例における来店時表示)を表示する特定表示手段(処理部410が、変形例において、液晶表示部430に来店時表示や非来店時表示を表示する部分)と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、既に、貸出装置にて遊技媒体の貸出に携帯端末を使用することにより携帯端末識別情報記憶手段に携帯端末識別情報が既に記憶されている遊技者と、貸出装置にて遊技媒体の貸出に携帯端末を使用していないことにより携帯端末識別情報記憶手段に携帯端末識別情報が記憶されていない遊技者とで、異なる特定表示を表示することができる。

0014

本発明の請求項8に記載の遊技用装置は、請求項2〜7のいずれかに記載の遊技用装置であって、
対応する遊技機は、遊技媒体を用いて遊技可能であるとともに遊技者にとって有利な有利期間(例えば、大当り遊技状態、確変状態及び時短状態のいずれかに制御されている期間)に制御可能な遊技機(例えば、パチンコ機2)であって、
前記有利期間中において遊技者に付与された付与遊技媒体数(例えば、賞球数)から該有利期間中において遊技者が遊技に使用した使用遊技媒体数(例えば、打込玉数)を減算した遊技媒体純増数(例えば、純増球数)を記憶する純増数記憶手段(例えば、純増数データ332を記憶するRAM330や、純増数データ498を記憶する記憶部490)と、
前記純増数記憶手段に記憶された遊技媒体純増数が規定値(例えば、基準値)に達したときに報知出力を実行する報知出力実行手段(例えば、純増数特別表示処理部310bや純増数特別表示処理部415が、液晶表示部430や表示部350にメッセージにより基準値の突破を報知する部分)と、
前記純増数記憶手段に記憶された遊技媒体純増数が前記規定値に達した後、前記規定値を下回った場合には、前記遊技媒体純増数が再び前記規定値に達したときにも、所定条件成立するまで前記報知出力の実行を規制する規制手段(例えば、純増数特別表示処理部310bや純増数特別表示処理部415が、純増数が規定値に達して突破表示が行われた後、純増数が規定値を下回ったとしても、タイマ値と第2始動カウンタ値のうち、少なくともいずれか一方が「0」となるまで、再度の突破表示の実行を規制する部分)と、
を備える
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技者に違和感を与えて遊技興趣が低下してしまうことを防ぎつつ、遊技媒体純増数に基づく報知出力を実行できる。

0015

本発明の請求項9に記載の遊技用装置は、請求項1〜8のいずれかに記載の遊技用装置であって、
前記関係者用操作処理手段は、前記専用操作(例えば、設定操作)を受付けるための専用メニュー画面(例えば、図29図40のメンテナンスメニュー画面)を表示可能な表示手段(例えば、液晶表示部430や表示部450)を含み、前記近距離非接触通信手段により前記関係者端末(例えば、リモコン端末200)から前記識別情報を受信したときに前記専用メニュー画面を前記表示手段に表示することにより、前記専用操作の受付けを可能とする(例えば、処理部410がM1を実行する部分や、処理部310がG3を実行する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技用装置に専用メニュー画面が表示されるため、専用操作の操作性を高めることができる。

0016

本発明の手段1に記載の遊技用装置は、請求項5または6に記載の遊技用装置であって、
前記記録媒体識別情報記憶手段或いは前記携帯端末識別情報記憶手段(例えば、記憶部490)は、前記近距離非接触通信手段(例えば、NFCリーダライタ460)により前記関係者端末から前記識別情報を受信したときでも、記憶している記録媒体識別情報または携帯端末識別情を保持する(例えば、C41の処理において、受付け中の端末IDの記憶を保持するとともに、当日来店カードIDデータや当日来店者データをクリアしない部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、関係者端末を受付けたことにより、第1特定表示や第2特定表示が適切に表示されなくなってしまうことを防ぐことができる。

0017

尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。

図面の簡単な説明

0018

第1遊技用システムシステム構成の一例を示す図である。
第1遊技用システムにおける情報及び信号の流れの一例を示す図である。
パチンコ機、カードユニット及びデータ表示装置の外観構成の一例を示す図である。
カードユニットの機能構成の一例を示すブロック図である。
ホールコンピュータの機能構成の一例を示すブロック図である。
持玉管理コンピュータの機能構成の一例を示すブロック図である。
会員データデータ構成の一例を示す図である。
カード管理データのデータ構成の一例を示す図である。
データ表示装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
所持球数特別表示用閾値テーブル及び純増数特別表示用閾値テーブルのテーブル構成の一例を示す図である。
遊技場の店員が所持するリモコン端末を示す外観斜視図である。
リモコン端末の機能構成の一例を示すブロック図である。
データ表示装置におけるメイン処理の流れの一例を示すフローチャートである。
表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
メンテナンス処理の流れの一例を示すフローチャートである。
所持球数特別表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
所持球数特別表示の原理の説明図である。
純増数記憶更新処理の流れの一例を示すフローチャートである。
純増数特別表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
純増数特別表示処理における突破表示の規制と規制解除のタイミング一例を示すタイミングチャートである。
カードユニットにおけるカードユニット処理の流れを示すフローチャートである。
カードユニットにおけるタイマ割込処理を示すフローチャートである。
データ表示装置の表示画面の一例を示す図である。
所持球数特別表示画面の一例を示す図である。
所持球数特別表示画面の一例を示す図である。
所持球数特別表示画面の一例を示す図である。
リモコン端末を受付けたときのデータ表示装置の表示画面の一例を示す図である。
第2遊技用システムのシステム構成の一例を示す図である。
第2遊技用システムにおけるパチンコ機及びカードユニットの外観構成の一例を示す図である。
第2遊技用システムのカードユニットの機能構成の一例を示すブロック図である。
第2遊技用システムのカードユニットにおけるカードユニット処理の流れを示すフローチャートである。
第2遊技用システムのカードユニットにおけるカードユニット処理の流れを示すフローチャートである。
第2遊技用システムのカードユニットにおける受付け時処理の流れを示すフローチャートである。
純増数カウント処理の流れの一例を示すフローチャートである。
持玉合算処理の流れの一例を示すフローチャートである。
持玉分割処理の流れの一例を示すフローチャートである。
カードユニットの表示部の表示画面の一例を示す図である。
カードユニットの表示部の表示画面の一例を示す図である。
変形例のデータ表示装置4’の一例を示す図である。

0019

以下、図1から図29を参照して、本発明を適用した好適な実施例の一例について説明する。但し、本発明を適用可能な実施例が以下説明する実施例に限定されるわけではない。

0020

図1は、第1実施例における第1遊技用システム1Aのシステム構成の一例を表す図である。第1遊技用システム1Aは、不図示の遊技島に設置される遊技機の一種である複数のパチンコ機2と、各パチンコ機2に対応して設けられる遊技用装置の一種であるデータ表示装置4と、各パチンコ機2に対応して設けられる貸出装置及び計数装置の一種であるカードユニット3と、制御装置及び管理装置の一種であるホールコンピュータ6と、制御装置及び管理装置の一種である持玉管理コンピュータ8とを備えて構成される。尚、図1には図示していないが、後述するカードユニット3にて使用される会員カードやビジターカードに残存するプリペイド残額を管理するカード管理装置(T−BOX)も備えており、カードユニット3とカード管理装置(T−BOX)とが双方向の通信が可能に接続されている。

0021

本実施例におけるパチンコ機2は、遊技媒体の一種である遊技球(パチンコ玉)を用いて遊技可能であり、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄)を可変表示して表示結果導出表示する可変表示手段(例えば特別図柄表示器)を備え、可変表示手段に導出表示された表示結果が特定表示結果(例えば大当り図柄)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば大当り遊技状態)に制御される遊技機である。

0022

各パチンコ機2は、台番号によって個々に識別可能に構成されており、各パチンコ機2、データ表示装置4及びカードユニット3は、台端末10を介してホールコンピュータ6や持玉管理コンピュータ8に接続されている。なお、図1では、簡明化のために、遊技島に設置されるパチンコ機2を4台として図示している。

0023

遊技島に設置される各パチンコ機2の上方所定位置には、図3に示すように、大型のカラー液晶画面によってパチンコ機2での遊技に係る遊技情報や店舗営業に係る店舗情報等の各種の情報を表示する情報表示装置の一種であるデータ表示装置4が設置されている。データ表示装置4は、大型のカラー液晶による液晶表示部430を有する。データ表示装置4は、遊技者や遊技客に対して情報を公開する端末であるため、情報公開端末言い換えることもできる。

0024

また、本実施例において、データ表示装置4の液晶表示部430はタッチパネル421を有して構成されており、液晶表示部430に表示された呼出アイコンメニューアイコンバージョン情報アイコンを遊技者がタップすることにより、店員の呼出やメニュー選択(ワゴンサービスやおしぼり食事休憩等)、パチンコ機2のバージョン情報の表示指示を行うことができるように構成されている。従って、データ表示装置4は、呼出ランプ装置と言い換えることもできる。

0025

また、本実施例において、データ表示装置4は、パチンコ機2から出力される遊技信号に基づいて、該パチンコ機2の大当り期間中に遊技者に付与された付与遊技媒体数である賞球数から該大当り期間中に遊技者が遊技に使用した使用遊技媒体数である打込玉数を減算した遊技球の純増数を算出して記憶し、該純増数に応じた特別表示を行うことが可能に構成されている。

0026

カードユニット3は、パチンコ機2の所定側(本例では左方だが、右方であっても良い)の側方位置に該パチンコ機2に対して1対1に対応設置され、遊技場に会員登録をしていないビジター遊技者に対して発行される遊技用記録媒体であるビジターカードや、遊技場に会員登録をした会員遊技者に対して発行される遊技用記録媒体である会員カードを受け付けて、該ビジターカード又は会員カード(以下、包括的に「カード」と称する。)に記録された遊技用価値特定情報(プリペイド残額データ)から特定される有価価値の大きさ(プリペイド残額)に基づき、該パチンコ機2での遊技に使用される遊技媒体である遊技球を貸し出すための処理や、該パチンコ機2における遊技において獲得された遊技球を計数して、該計数済み遊技球数の範囲内の遊技球を払い出す処理等を行う。尚、カードユニット3の最下方位置には、詳細後述する計数払出ユニット380が設けられている。計数払出ユニット380は、遊技球を計数して取り込み、該計数した遊技球を貯留するとともに、遊技者による遊技球の払い戻し操作に応じて、貯留した遊技球を所定数ずつ遊技者に払い戻す機能を有する。

0027

ホールコンピュータ6は、店舗に設置された各パチンコ機2の遊技情報を統括的に管理するとともに、各パチンコ機2に対応して設けられたデータ表示装置4を管理し、各データ表示装置4の液晶表示部430の表示に係る設定(表示内容表示条件表示態様等の設定)を行う。

0028

持玉管理コンピュータ8は、カードユニット3において計数された計数済の所持球数(持玉数ともいう)の管理や、遊技者が再度の遊技に使用可能に所有するビジターカードに記録された持玉数(所持球数)の管理を行う。

0029

なお、本実施例では、遊技機として通常のパチンコ機2に適用した場合の実施例について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機は通常のパチンコ機2に限らず、封入式のパチンコ機であってもよい。また、遊技機をスロットマシンとすることも可能である。

0030

図2は、第1遊技用システム1Aの各装置間における情報及び信号の流れの一例を示す図である。なお、図2では、説明の簡明化のために、台端末10については図示を省略している。

0031

パチンコ機2からは、大当り中信号や確変中信号、時短中信号、打込信号賞球信号始動信号といった遊技に係る信号がデータ表示装置4及びホールコンピュータ6に出力される。

0032

大当り中信号は、大当り遊技状態の期間中において出力状態とされる信号である。確変中信号は、確変状態の期間中において出力状態とされる信号である。時短中信号は、時短状態の期間中において出力状態とされる信号である。打込信号は、所定玉数(例えば10玉)がアウト玉計数器により計数される毎に出力される所定幅パルス信号である。始動信号は、特図可変表示部28の表示結果が導出表示されたときに出力される所定幅のパルス信号である。賞球信号は、所定玉数(例えば10玉)が払い出される毎に出力される所定幅のパルス信号である。これらの信号は、遊技機から出力される遊技信号の一例である。

0033

カードユニット3からは、計数払出ユニット380により計数された遊技者の所持球数を表す所持球信号がデータ表示装置4に出力される。本実施例では、カードユニット3は、間欠的なタイミングで所持球信号をデータ表示装置4に出力するように構成されている。ここで、本実施例における間欠的なタイミングとは、随時(リアルタイム)のタイミングではなく、例えば、所定の時間間隔毎のタイミングや、計数払出ユニット380の計数結果が所定数に達したタイミング、計数払出ユニット380の計数がなくなってから所定時間が経過したら計数を確定し、その確定を待ったタイミングのことをいう。

0034

カードユニット3は、例えば、所定の時間間隔(例えば10秒)毎のタイミングや、計数払出ユニット380の計数数が所定数(例えば25球)に達する毎のタイミングで、所持球信号をデータ表示装置4に出力する。所持球信号は、遊技機で遊技する遊技者の所持遊技媒体数を特定可能な信号の一例である。

0035

この他に、カードユニット3からは、カードが挿入されたことを示すカード挿入信号とカードが排出されたことを示すカード排出信号(カード挿入/排出信号)、並びに挿入されたカードからカードリーダライタ327により読み出されたデータのうち、個々のカードを識別可能とするためのカードIDである受付けカードIDがデータ表示装置4に出力される。また、カードユニット3からは、遊技者の持玉数(所持球数)を含む持玉データが持玉管理コンピュータ8に出力されるとともに、カードのカードIDと利用額とを含む利用情報が図示しないカード管理装置に出力される。

0036

ホールコンピュータ6からは、データ表示装置4の液晶表示部430の表示用設定データである表示用設定データや、表示部に特定の表示を行わせるための表示指示信号がデータ表示装置4に出力される。

0037

図3は、本実施例におけるパチンコ機2の外観構成の一例を示す正面図である。パチンコ機2は、額縁状に形成されたガラス扉枠22を備え、該ガラス扉枠22の下部表面には打球供給皿23を備えて構成される。打球供給皿23の上面所定箇所には、操作部14が設けられており、打球供給皿(上皿)23の下部には、打球供給皿23に流入できなかった遊技球を貯留する下皿24と、打球を発射する打球操作ハンドル25とが設けられている。

0038

ガラス扉枠22の後方には、遊技盤26が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤26の前面には遊技領域27が設けられている。この遊技領域27に向かって右側の下方領域に「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される特図可変表示部28が設けられている。

0039

また、遊技領域27の中央部には、「演出図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示されるとともに演出映像が表示される演出可変表示部29と、「普通図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される可変表示装置30とが設けられている。また、遊技盤26には、複数の入賞口44や通過ゲート31、始動入賞口34、可変入賞球装置36が設けられているとともに、遊技領域27の下部には、入賞しなかった打込玉を回収するアウト口46が形成されている。

0040

これら各入賞口に打玉が入賞した(すなわち付与条件が成立した)場合には、各入賞口に応じた賞球が不図示の玉切り払い出し装置により払い出されるとともに、該玉切り払い出し装置により払い出された賞球数(付与玉数)に応じた賞球信号(10玉に1パルス)が外部に出力されることで、賞球数が外部に通知される。

0041

また各入賞口に入賞した打玉及びアウト口46に回収された打玉の数は、該パチンコ機2に対応して設けられるアウト玉計数器(不図示)により計数され、該計数された打込玉数に応じた打込信号(10玉に1パルス)が外部に出力されることで、打込玉数が外部に通知される。

0042

打球操作ハンドル25の操作によって揺動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉は、打球レールを通って遊技領域27に入り、その後、遊技領域27を流下していく。この際、発射勢いが弱すぎて遊技領域27に達しなかった遊技球は、環流経路(図示略)を通じて下皿24に環流される。

0043

また、遊技領域27に打ち込まれた打込玉が通過ゲート31を通過すると、可変表示装置30に停止表示されている普通図柄が可変開始する。可変表示装置30の可変表示動作後の表示結果が予め定められた特別表示結果(例えば○)となった場合、始動入賞口34に設けられた可動片35が所定時間開成して、始動入賞口34が開放され(開放状態となり)、始動入賞口34への遊技球の入賞が可能となる。すなわち、通過ゲート31の通過という普通始動条件が成立した後に、普通図柄の可変表示の開始を許容する普通開始条件(例えば普通図柄の可変表示が実行されておらず且つ可動片35が開放制御されていないこと)が成立したことに基づいて普通図柄の可変表示が実行され、表示結果として予め定められた特別表示結果が導出表示されたときに、始動入賞口34への遊技球の入賞が可能となる(特別図柄の可変表示に係る始動条件が成立可能となる)。

0044

また、始動入賞口34に遊技球が入賞すると、特図可変表示部28において特別図柄が可変表示(変動表示)を開始するとともに、演出可変表示部29において演出表示が開始される。そして、その後、特図可変表示部28における特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められた特定の表示態様(例えば大当り図柄)となった場合には、演出可変表示部29における左、中、右の演出図柄の可変表示も停止する。そして、その演出図柄の表示態様も予め定められた特定の表示態様(例えば777)とされることで、特定遊技状態(大当り遊技状態)が発生するとともに、大当り中信号が出力状態とされることで、該大当りの発生が外部に通知される。

0045

また、特図可変表示部28における特別図柄が停止したときに、所定パルス幅の始動信号が出力され、特図可変表示部28における特別図柄の可変表示(変動表示)が実施されたことが外部に通知される。すなわち、始動入賞口34への遊技球の入賞という始動条件が成立した後に、特別図柄の可変表示の開始を許容する開始条件(例えば特別図柄の可変表示が実行されておらず、且つ、大当り遊技状態にも制御されていないこと)が成立したことに基づいて特別図柄の可変表示が実行され、表示結果として予め定められた大当り図柄が導出表示されたときに遊技者にとって有利な大当り遊技状態に制御される。

0046

このように大当り遊技状態が発生した場合には、可変入賞球装置36に設けられた開閉板40が開成して大入賞口が開放され(開放状態となり)、大入賞口への遊技球の入賞が可能となる。大入賞口に遊技球が入賞すると、他の入賞口に遊技球が入賞した場合よりも多くの賞球が付与される。そして、可変入賞球装置36に設けられた開閉板40が開成して大入賞口が開放されてから(開放状態となってから)、所定期間(例えば30秒間)の経過又は遊技球の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立すると、開閉板40が閉成して大入賞口が閉鎖され(閉鎖状態)、大入賞口への遊技球の入賞が不可能となる。

0047

そして開放状態となっている可変入賞球装置36の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域(Vポケット)に入賞して不図示のVカウントスイッチにより検出されれば、その回の開放状態の終了を待って閉鎖状態から開放状態に制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数は例えば15回と定められている。

0048

なお、特定入賞領域(Vポケット)が設けられていない可変入賞球装置36を定められた回数(例えば15回)だけ閉鎖状態(大入賞口が閉鎖されている状態)から開放状態(大入賞口が開放されている状態)に制御する繰返し継続制御を実行するようにしてもよい。この開放状態は、所定期間(例えば30秒間)の経過又は遊技球の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより終了する。可変入賞球装置36を閉鎖状態から開放状態に制御する繰返し継続制御の実行回数は、例えば、複数存在する特定遊技状態(大当り遊技状態)の種別に応じて異なるように設定されており、該繰返し継続制御の実行回数が15回の大当りを15ラウンド大当り、該繰返し継続制御の実行回数が2回の大当りを2ラウンド大当りと称する場合がある。すなわち、大当り遊技状態では、大当り遊技状態の種別に応じた回数の繰返し継続制御が実行されることにより、大入賞口への遊技球の入賞が可能な状態となるため、遊技者にとって有利な有利期間となる。

0049

この大入賞口に打玉が入賞した(即ち付与条件が成立した)場合にも、該入賞に応じた賞球が不図示の玉切り払い出し装置により払い出されるとともに、該玉切り払い出し装置により払い出された賞球数(付与玉数)に応じた賞球信号(10玉に1パルス)が外部に出力されることで、賞球数が外部に通知される。

0050

特図可変表示部の表示結果並びに演出可変表示部の演出図柄の表示結果が予め定められた大当り図柄の組合せで停止表示されたときには上記のように、大当り遊技状態が発生するが、これら大当り図柄に停止表示される以前の状態において、リーチ状態が発生する場合がある。

0051

特図可変表示部28並びに演出可変表示部29で可変表示された特別図柄並びに演出図柄が所定の確率変動図柄の種類に一致した図柄の組合せで停止表示されたときには、上記の繰返し継続制御による「大当り遊技状態」の終了後に、再度大当りとなる確率が通常遊技状態低確率状態)よりも高い確率状態となる確率変動状態となるようになっており、これら確率変動図柄での大当りを通常の大当りと区別して「確変大当り」と呼称し、これら確変大当り終了後における確率変動状態中において、確変中信号が出力状態とされることで、該確率変動状態の発生が外部に通知される。

0052

すなわち、確率変動状態においては、大当り遊技状態に制御される割合が通常遊技状態よりも高いため遊技者にとって有利な有利期間となる。例えば、確変大当りに係る大当り遊技状態終了後から次の大当りに係る大当り遊技状態に制御されるまでの期間は、確率変動状態に制御される。なお、確変大当りに係る大当り遊技状態終了後から次の大当りに係る大当り遊技状態に制御されるよりも前に、予め定められた所定回数(例えば100回)の特定表示結果とならない可変表示が実行されたことに基づいて確率変動状態が終了するようにしてもよい(所謂ST機であってもよい)。

0053

また、特図可変表示部28並びに演出可変表示部29で可変表示された特別図柄並びに演出図柄が所定の確率変動図柄以外の図柄の組合せで停止表示されたときには、上記の繰返し継続制御による「大当り」の終了後に、特図可変表示部28並びに演出可変表示部29で可変表示が所定回数に達するか、又は、次の大当りが発生するまでの間、特図可変表示部28における特別図柄及び演出可変表示部29における演出図柄の可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態(非時短状態)よりも短縮される(特別図柄時短制御が実行される)時短状態となるようになっており、これら時短状態中において、時短中信号が出力状態とされることで、該時短状態の発生が外部に通知される。

0054

特別図柄時短制御が実行されると、開始条件が成立し易くなり、特別図柄の可変表示が実行される頻度が高められて大当り遊技状態に制御され易くなるため、遊技者にとって有利な有利期間となる。また、時短状態において、普通図柄の可変表示時間(変動時間)が通常遊技状態(非時短状態)よりも短縮される普通図柄時短制御が実行されるようにしてもよい。普通図柄時短制御が実行されると、普通開始条件が成立し易くなり普通図柄が可変表示される頻度が高められることに伴い(特別表示結果が導出表示される頻度も高まり)可動片35が開放制御される頻度も高くなるため、遊技者にとって有利な有利期間となる。また、時短状態において、普通図柄の表示結果が特別表示結果となる割合を通常遊技状態(非時短状態)よりも高める普通図柄確変制御が実行されるようにしてもよい。

0055

普通図柄確変制御が実行されると、特別表示結果が導出表示される頻度が高まり可動片35が開放制御される頻度も高くなるため、遊技者にとって有利な有利期間となる。また、時短状態において、可動片35が開放制御される期間を延長したり、開放回数を増加させる開放延長制御が実行されるようにしてもよい。開放延長制御が実行されると、始動入賞口34への入賞頻度が高められるため、遊技者にとって有利な有利期間となる。時短状態では、上記の特別図柄時短制御、普通図柄時短制御、普通図柄確変制御、および開放延長制御のうちの1以上の制御が実行されるようにするとよい。

0056

時短状態は、例えば、通常大当り(確変大当りではない大当り)に係る大当り遊技状態終了後から次の大当りに係る大当り遊技状態に制御されるよりも前に、予め定められた所定回数(例えば50回)の特定表示結果とならない可変表示が実行されたことに基づいて終了する。なお、この実施の形態では、後述する潜伏確変状態に制御される場合を除き、確変変動状態は時短状態を伴うものとする。このように、この実施の形態では、大当り遊技状態、確率変動状態、および時短状態のうち少なくとも1以上の状態に制御されている期間は有利期間であるものとする。

0057

本実施例のパチンコ機2には、これら各信号を外部出力するための不図示の情報出力基板が搭載されており、該情報出力基板とデータ表示装置4及びホールコンピュータ6とが、不図示の信号ケーブルを介して接続されており、情報出力基板からは、大当り中信号、確変中信号、時短中信号、始動信号、賞球信号からなる外部出力信号が、信号ケーブルを介してデータ表示装置4及びホールコンピュータ6に出力される。また、これらの信号の他に、不図示のアウト玉計数器によりアウト玉が計数され、このアウト玉の計数値が所定玉数(例えば10玉)に達する毎に、所定のパルス幅の打込信号がアウト玉計数器からデータ表示装置4及びホールコンピュータ6に出力される。

0058

大当り中信号は、大当りが発生したことを示す信号であるとともに、大当り遊技状態に制御されていることを示す信号でもある。大当り遊技状態に制御されている期間は、大当り中信号をON状態とし、大当り遊技状態に制御されていない期間は大当り中信号をOFF状態とする制御を行う。これにより、データ表示装置4やホールコンピュータ6等、パチンコ機2に接続される遊技用装置において大当りが発生したこと及び大当り遊技状態に制御されていることを特定可能となる。

0059

確変中信号は、大当りが発生する割合が通常状態(低確率状態)よりも高められた確変状態(高確率状態)に制御されていることを示す信号である。確変状態に制御されている期間は、確変中信号をON状態とし、確変状態に制御されていない期間は確変中信号をOFF状態とする制御を行う。これにより、データ表示装置4やホールコンピュータ6等、パチンコ機2に接続される遊技用装置において確変状態に制御されていることを特定可能となる。また、大当り遊技状態の終了に伴い確変状態に制御された場合には、確変大当りが発生したことを、これらの遊技用装置で特定可能となる。また、大当り遊技状態の終了に伴い確変状態に制御されなかった場合には、通常大当りが発生したことを、これらの遊技用装置で特定可能となる。これにより、遊技用装置側では、大当りの発生回数及び確変大当りと通常大当りの内訳集計可能となる。

0060

時短中信号は、可変表示装置の可変表示時間を短縮する時短状態に制御されていること を示す信号である。時短状態に制御されている期間は、時短中信号をON状態とし、時短状態に制御されていない期間は時短中信号をOFF状態とする制御を行う。これにより、データ表示装置4やホールコンピュータ6等、パチンコ機2に接続される遊技用装置において時短状態に制御されていることを特定可能となる。

0061

また、大当り遊技状態の終了に伴い確変状態に制御されたものの時短状態には制御されなかった場合には、潜伏確変大当りが発生したことを、これらの遊技用装置で特定可能となる。ここで、潜伏確変大当りとは、大入賞口の開放パターン小当りと共通の大当りであって、大当り遊技状態の終了後に確変状態(高確率状態)に制御される大当りである。なお、小当りとは、大入賞口が特定の開放パターン(例えば0.5秒の開放が2回)で開放するものの、大入賞口の開放制御終了後に遊技状態が変化していない制御態様をいう。従って、遊技者は、大入賞口が特定の開放パターンで開放されただけでは、小当りが発生したのか潜伏確変大当りが発生したのかを特定することは困難である。一方、パチンコ機2に接続される遊技用装置においては、確変状態であるにもかかわらず時短状態ではないことに基づいて、遊技者が把握困難な潜伏確変状態であることを特定可能である。

0062

本実施例のパチンコ機2には、該パチンコ機2における遊技を制御する遊技制御基板から、入賞に基づいて出力される賞球信号に基づいて所定数の賞球を計数して払出す制御を行うとともに、カードユニット3で計数される遊技者の所持球数に基づいて、払出単位である125玉の遊技球を計数して貸出す制御を行う賞球制御基板(不図示)を備えており、該払出単位である125玉の倍数の遊技球の貸出を実施できるようになっている。

0063

本実施例に例示するパチンコ機は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄や演出図柄)の可変表示を開始させた後に表示結果を導出表示する可変表示手段(例えば特図可変表示部28や演出可変表示部29)を備え、可変表示手段に予め定められた特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御し、特定遊技状態終了後に、遊技状態を、通常状態又は通常状態よりも可変表示手段の表示結果が特定表示結果となる確率が向上した高確率状態に制御する遊技機の一例である。

0064

また、本実施例に例示するパチンコ機は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄や演出図柄)の可変表示を開始させた後に表示結果を導出表示する可変表示装置(例えば特図可変表示部28や演出可変表示部29)における識別情報の可変表示の表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な第1遊技状態(開放状態)と遊技者にとって不利な第2遊技状態(閉鎖状態)とのいずれかの状態に変化可能な可変入賞手段(大入賞口を開放状態又は閉鎖状態に切り替える特別可変入賞球装置)を第1状態に変化させる遊技機であって、前記可変入賞手段を所定期間第1状態に変化させることを所定回数行う第1遊技状態(例えば最長30秒の開放を15回実行する大当り遊技状態)に制御する第1遊技状態制御手段と、前記可変入賞手段を前記所定期間よりも短い期間及び前記所定回数より少ない回数の少なくともいずれかで第1状態に変化させる第2遊技状態(例えば最長0.5秒の開放を2回実行する大当り遊技状態(潜伏確変大当りに伴う大当り遊技状態))を実行した後、遊技状態を、通常状態よりも前記可変表示の表示結果が前記特定表示結果となる確率が向上した高確率状態に制御する第2遊技状態制御手段と、前記可変入賞手段を前記第2遊技状態と同様に変化させる第3遊技状態(例えば最長0.5秒の開放を2回実行する小当り遊技状態)を実行した後、前記可変入賞手段を第1状態に変化させる前の遊技状態に制御する第3遊技状態制御手段と、前記第1遊技状態に制御するか否かと、前記第2遊技状態に制御するか否かと、前記第3遊技状態に制御するか否かとを、前記可変表示の表示結果を導出表示する前に決定する事前決定手段と、前記第2遊技状態に制御された後と前記第3遊技状態に制御された後とで、同じ演出態様となる特定演出状態に制御する演出状態制御手段と、を備える遊技機の一例である。

0065

このような遊技機では、潜伏確変大当りが発生した場合と小当りが発生した場合とで、大入賞口の開放パターンが共通であり且つ演出態様も共通となるため、遊技者は潜伏確変大当りが発生したのか又は小当りが発生したのかを把握し難い構成となっている。

0066

また、本実施例に例示するパチンコ機は、遊技媒体を遊技領域に発射することにより遊技者が遊技を行い、前記遊技領域に設けられ、前記遊技媒体が入賞しにくい又は入賞できない不利状態(閉状態)と、前記遊技媒体が入賞し易い有利状態(開放状態)とに変化可能な可変入賞装置(可動片35(いわゆる電動チューリップ))と、前記遊技領域に設けられた普通始動領域(通過ゲート31)を前記遊技媒体が通過したことに基づいて、各々を識別可能な複数種類の普通識別情報(普通図柄)を可変表示して、該可変表示の表示結果を普通識別情報可変表示装置(可変表示装置30)に導出表示する制御を行う普通識別情報可変表示制御手段と、前記普通識別情報可変表示装置に導出表示された表示結果が所定の表示結果(当りを示すLEDの点灯状態)となったことに基づいて、前記可変入賞装置を有利状態に変化させる制御を行う可変入賞装置制御手段と、所定の条件(例えば高ベース状態を伴う大当り種別(例えば潜伏確変大当り以外の大当り種別)の大当り遊技状態の終了)が成立したことに基づいて、前記可変入賞装置を有利状態とする割合の低い低ベース状態(通常状態:低ベース状態)から、前記可変入賞装置を有利状態とする割合の高い高ベース状態に制御する高ベース状態制御手段と、を備える遊技機の一例である。

0067

このような遊技機では、例えば、低ベース状態で潜伏確変大当りが発生した場合には、大当り遊技状態終了後に高確率低ベース状態となり、小当りが発生した場合には小当り遊技状態終了後に低確率低ベース状態となるため、遊技者は大入賞口の開放制御終了後に低ベース状態に制御された場合に、潜伏確変大当りが発生したのか(高確率低ベース状態に制御されているのか)又は小当りが発生したのか(低確率低ベース状態に制御されているのか)を把握し難い構成となっている。

0068

なお、図柄確定信号、大当り中信号、時短中信号及び確変中信号の出力経路は、本実施
形態に示すものに限定されるわけではない。これらの信号は、いずれも主制御基板から出力されるようにしてもよい。例えば、主制御基板に、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば特別図柄)の可変表示を開始させた後に表示結果を導出表示する可変表示手段(例えば特別図柄表示器)が接続される構成とし、この可変表示手段に予め定められた特定表示結果(大当り図柄)が導出表示されたときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する。そして、特定遊技状態終了後に、遊技状態を、通常状態又は通常状態よりも可変表示手段の表示結果が特定表示結果となる確率が向上した高確率状態に制御する。そして、主制御基板は、可変表示手段により可変表示が実行される毎に図柄確定信号を出力し、特定遊技状態に制御されている場合には大当り中信号を出力し、高確率状態に制御されている場合には確変中信号を出力し、高ベース状態に制御されている場合には時短中信号を出力するようにする。

0069

このような遊技機において、例えば低確率低ベース状態で潜伏確変大当りが発生した場合には、大当り遊技状態終了後(大入賞口が最長0.5秒で2回開放後)に確変中信号はON、時短中信号はOFFとなり、同じく低確率低ベース状態で小当りが発生した場合には、小当り遊技状態終了後(大入賞口が最長0.5秒で2回開放後)に確変中信号はOFF、時短中信号はOFFとなる。そのため信号が入力されるデータ表示装置等の外部装置では、潜伏確変状態(確変中信号ON、時短中信号OFF)であるか否かを確変中信号と時短中信号とに基づいて判定可能となっている。

0070

なお、本実施例におけるパチンコ機2を、通常のパチンコ機2ではなく、遊技媒体が指触不能に内封された封入玉式のパチンコ機(以下、「封入式パチンコ機」と称す。)とすることも可能である。尚、遊技機として封入式パチンコ機を適用する場合は、遊技者の持点を所持遊技媒体数として扱って、後述する所持球数特別表示や純増数特別表示を行うようにすればよい。具体的には、遊技者の現在の持点に対する閾値(第1表示閾値、第1非表示閾値、第2表示閾値及び第2非表示閾値)を定めておき、遊技者の持点に対する閾値判定を行って、所定画像をデータ表示装置4の液晶表示部430に表示/非表示させるようにすればよい。同様に、遊技者の持点の増減から遊技媒体純増数に相当する持点を判定し、判定した持点に対する閾値判定を行って、純増数の突破表示を液晶表示部430に表示させるようにすればよい。後述する所持球数特別表示や純増数特別表示についても遊技者の持点を所持遊技媒体数として扱うようにすれば良い。

0071

図3は、カードユニット3の外観構成の一例を示す正面図であり、図4は、カードユニット3の機能構成の一例を示すブロック図である。カードユニット3の前面には、フルカラーLEDにより構成されて複数の色に点灯することでカードユニット3の状態等を報知可能とされた多機能ランプ301と、紙幣を挿入するための紙幣挿入口302と、装置前面より装置前方側に突出形成された突出部305と、計数済玉数を払出すための計数払出操作を受付けるための払出ボタン311と、会員カードやビジターカードを挿入するためのカード挿入口309とが設けられている。

0072

カードユニット3の前面に設けられたカード挿入口309は、該カード挿入口309に対応する位置に内蔵されるカードリーダライタ327のカードスロット連設されており、このカード挿入口309を介してビジターカードや会員カードをカードスロットに挿入可能とされている。

0073

ここで、ビジターカード及び会員カードには、種々のデータを記憶するための不揮発性メモリと、これら記録情報書き換え読み出しを実施するとともに、所定のリーダライタ装置との非接触通信を実施する制御部とを有するICチップが搭載されたICカードを使用しており、これらビジターカード並びに会員カードには、個々のカードを識別可能なカードIDが予め書き換え不能に記憶されている。そして、その種別がカードIDから識別可能とされているとともに、プリペイド残額を特定可能なプリペイド残額データや、振分けの有無を特定可能な振分けフラグ等の各種データ等も記憶されている。

0074

なお、会員カードは、遊技場に会員登録を実施した会員遊技者に対して発行されるものであり、該会員に対して付与される会員IDが書き換え不能に記憶されている。また、該会員カードを使用して会員遊技者は、後述するように、一度獲得して計数した遊技球を、その翌日以降においても再度遊技に使用したり、景品交換に使用できる貯玉を行うことができるようになっているが、該会員カードには、該貯玉が行われた遊技球数である貯玉数直接記録されておらず、該貯玉数は、後述するように、持玉管理コンピュータ8において、会員カードIDと会員IDとに対応付けて記憶されることで、該会員カードIDや会員IDから特定されるようになっている。

0075

また、会員カードには、該会員カードを所有する遊技者が計数した計数済玉数に基づく持玉数(所持球数)も直接記録されておらず、該持玉数(所持球数)も、後述するように、会員カードIDと会員IDとに対応付けて記憶されることで、該会員カードIDや会員IDから特定されるように なっており、該持玉数(所持球数)をその当日においてのみ、遊技場内の各カードユニット3において遊技に使用でき、また、景品交換POS端末(不図示)において景品交換に使用できるようになっている。

0076

また、ビジターカードは、遊技場内に設置された不図示のカード発行入金機において、購入、発行、追加入金されるとともに、カードユニット3においても発行される。なお、ビジターカードには、該ビジターカードを所有する遊技者が計数した計数済玉数に基づく持玉数(所持球数)と日付とが記憶されており、該持玉数(所持球数)をその当日においてのみ、遊技場内の各カードユニット3において遊技に使用でき、また景品交換POS端末において景品交換に使用できるようになっている。

0077

また、カードユニット3の前面には、前方に突出する態様において突出部305が設けられている。該突出部305において、遊技者と対向する面には、各種情報を表示可能な表示部350と、メインメニュー画面を表示させるためのメニューボタン316と、台データを表示させるための台データボタン318と、会員カードを受付けた場合において、該会員カードに記録された会員カードID並びに会員IDにより特定される貯玉数を用いた再プレイ遊技を実施するための再プレイボタン319と、再プレイボタン319の操作が有効であることを報知するための再プレイ表示部317とが設けられており、該表示部350の表面には、表示部350に表示された各表示項目を指触により入力可能とするための透明タッチパネル314が設けられている。

0078

また、該突出部305内部には、表示部350を成す後述する液晶表示器313や各ボタンに対応するスイッチが設けられており、これらが該突出部305に対応する装置内位置に設けられた表示制御基板329に接続されることで、液晶表示器313の表示制御や、透明タッチパネル314による入力位置検出等が、該表示制御基板329によって実施さ れる。

0079

カードユニット3内の上部位置には、紙幣挿入口302に連設され、該紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を実施し、その識別結果を装置略中央部に設けられている後述する制御ユニット300に出力する紙幣識別ユニット302aが設けられており、該紙幣識別ユニット302aにおいて各種紙幣(1万円、5千円、2千円、千円の各紙幣)の受付が可能とされている。

0080

また、カードユニット3の略中央部位置には、該カードユニット3を構成する各部と接続しやすいように該カードユニット3の動作を制御する制御ユニット300が設けられており、後述するように、該制御ユニット300によって該カードユニット3の各種の動作が制御されている。

0081

また、カードユニット3の最下方位置には、遊技球を計数して取り込み、該計数した遊技球を最大端数分、つまり、対応するパチンコ機2における払出単位である125個未満 の単位未満端数最大値である24個だけ貯留するとともに、該単位未満端数の遊技球を計数して払出す計数払出ユニット380が設けられている。

0082

尚、本実施例では、1回の払い戻し操作で遊技者に払い戻される単位球数を「125発」として説明する。

0083

また、本実施例において「持玉」とは、遊技者が当日獲得した玉であり、持玉払出により遊技玉に変換される。持玉数(所持球数)は、遊技者がパチンコ機2で遊技を行った結果、遊技者の所有となった遊技玉数をカードに記録したものであって、未だに遊技場に預け入れられていない玉数のことである。一般的には、遊技場において当日遊技者が獲得した玉数を「持玉」と言い、前日以前に遊技者が獲得した玉数であって、遊技場に預け入れられた玉数を「貯玉」と言う。「遊技玉」とは、パチンコ機2で発射可能な玉であり、プリペイドカードの残額、持玉、又は、貯玉を引き落とすことと引き換えにして生成される。

0084

なお、「貯玉」と「持玉」の違いは、遊技場に預け入れるための貯玉操作が行われて遊技場に預け入れられた玉数であるか、未だに遊技場に預け入れられていない段階の玉数であるかの違いであるため、「持玉」を持玉管理コンピュータ8で管理するようにしてもよい。

0085

図3に示すように、計数払出ユニット380には、パチンコ機2の下皿24と、遊技島の繕板との間に配置される横長の箱状とされた連結ボックス340が連結されるようになっている。

0086

この連結ボックス340は、連結ボックス340の終端側に形成された、高さ方向の厚みが比較的大きな終端ボックス(不図示)と、高さ方向の厚みが比較的小さく、終端ボックスと計数払出ユニットとの連結部とを繋ぐように形成された経路ボックス(不図示)とから構成されている。

0087

連結ボックス340は、計数払出ユニット380に連結することで、終端ボックスが下皿24の下方に位置するようになっており、該終端ボックスの上面には、下皿24から排出される遊技球が投入されるホッパ形状とされた投入部345が形成されている。また、終端ボックスの前面下部位置には、遊技者が開閉自在とされ、通常において閉状態となるように付勢されている開閉シャッタを有し、計数払出ユニット380から払い戻し(返却)される端数の遊技球が排出される返却口342が設けられている。

0088

また、経路ボックス内の上部位置には、計数払出ユニット380に向けて傾斜するように設けられ、該投入部345に投入された遊技球を自然流下において計数払出ユニット380に導く2条の流路から成る計数通路343が設けられている。また、該計数通路343の下方位置に返却口342に向けて傾斜するように設けられ、計数払出ユニット380から払出された遊技球を自然流下において返却口342に導く返却通路344が設けられている。

0089

なお、終端ボックスの前面上部位置には、遊技者がスライド操作可能とされた計数レバー341が設けられており、該計数レバー341を、付勢に抗してスライドさせることで、投入部345から計数通路343への侵入口に設けられた開閉シャッタ346が開放されるようになっている。

0090

連結ボックス340が連結される計数払出ユニット380の内部には、計数通路343と連結され、カードユニット3の前面側からカードユニット3の内方側に向けて傾斜するように設けられた流入路を有し、該流入路の終端位置には、該流入路を流下する遊技球を検出して計数する計数センサ(不図示)が各条の流路毎に設けられており、計数通路343を通じて計数払出ユニット380に流入した遊技球が、該計数センサにより検出されて計数されるようになっている。計数センサによって計数された場合には、1球の遊技球の検出に応じて所定パルス検出信号が計数払出ユニット380から制御ユニット300に対して出力される。制御ユニット300は、その検出信号が入力される毎に、記憶している所持球数を1加算する。

0091

なお、遊技者の所持球数が増加する場合には、遊技者が計数レバー341を引いた状態としておくことでパチンコ機2から排出された遊技球が下皿24から計数通路343に随時に流入し、計数払出ユニット380により計数されることで随時に増加する場合と、遊技者が計数レバー341を引かずにパチンコ機2から排出された遊技球を下皿に溜めた状態としておき、ある程度遊技球が溜まった段階で計数レバー341を引くことで、溜められた遊技球が一気に計数通路343に流入し、計数払出ユニット380により計数されることで一気に増加する場合との2つのケースがある。

0092

また、遊技者の所持球数が減少する場合は、遊技者の払い戻し操作により遊技球が遊技者に払い戻される場合であり、前述したように1回の払い戻し操作による払い戻し数は125発であるため、1回の払い戻し操作により所持球数は125発減少する。制御ユニット300は、1回の払い戻し操作が行われる毎に、記憶している所持球数を125減算し、所持球数データを更新する。ただし、所持球数が125未満であるときに払い戻し操作が行われた場合には、所持球数を0とする。すなわち、記憶している所持球数に相当する球数を減算する。

0093

また、カードユニット3とパチンコ機2とは、払出単位として予め定められた複数個の遊技球の貸出に伴う貸出関連信号を送受可能に構成されている。貸出関連信号には、カードユニット3からパチンコ機2に遊技球の貸出しを行わせるための貸出要求信号や、パチンコ機2から出力される台端末貸出完了信号や台READY信号、台間計数ユニットREADY信号、台端末貸出要求完了確認信号等の信号が含まれる。尚、図2および図4には図示していないが、パチンコ機2から出力される大当り中信号、確変中信号、時短中信号、賞球信号、始動信号等の遊技信号や、該パチンコ機2に対応して設けられる打込玉カウンタ(不図示)から出力される打込玉信号受信可能に構成されていて、カードユニット3においても、後述する台データボタン318を操作することで、簡易な台データが表示可能とされている。

0094

図4は、カードユニット3の機能構成の一例を示すブロック図である。カードユニット3は、紙幣識別ユニット302aと、カードリーダライタ327と、表示制御基板329と、カードユニット3の各部の制御を制御プログラムにより実施して該カードユニット3の各種の機能を提供する制御ユニット300とから構成されており、紙幣識別ユニット302a、カードリーダライタ327及び表示制御基板329は制御ユニット300と接続されて各種データの送受が可能とされている。

0095

カードリーダライタ327は、カード挿入口309から挿入される会員カード並びにビジターカードに記録されている(会員)カードIDや、会員ID(会員カードのみ)、プリペイド残額データ等の記録情報の読み出し及び書き込みを行う。

0096

制御ユニット300は、処理部310と、ROM320と、RAM330と、時計部335とを備えて構成される。

0097

処理部310は、カードユニット3を統括的に制御するCPUやDSP等のプロセッサを有して構成される制御装置及び演算装置である。

0098

ROM320は、不揮発性読み出し専用記憶装置であり、処理部310により読み出され、カードユニット処理(図23)やタイマ割込処理(図24)として実行されるカードユニット処理プログラム321や各種の設定用テーブル等を記憶している。

0099

RAM330は、揮発性の読み書き可能な記憶装置であり、カードリーダライタ327に受付中のビジターカードや会員カードの(会員)カードID並びにプリペイド残額や、持玉数(所持球数)、貯蓄数、来店ポイント数、対応するパチンコ機2の台データ、遊技中の会員の遊技情報、所持球数データ331と、カード情報333と、処理用データ334等の各種のデータを記憶する。RAM330は、不図示の電池によりバックアップされており、電源遮断されても所定期間において記憶されているデータが保持される。

0100

また、制御ユニット300は、装置前面の突出部305の下方位置に設けられた払出ボタン311に対応する払出ボタンスイッチ311’に接続されており、払出ボタン311の操作に応じた信号が、該払出ボタンスイッチ311’から入力されることにより、払出ボタン311の操作の有無を把握できるようになっている。払出ボタン311が押下されたことを検知すると、制御ユニット300は、所持球数のうちの所定の単位球数である125発を遊技者に払い戻す。

0101

また、制御ユニット300には、前述したように、対応するパチンコ機2の操作部に設けられた残額表示器や、貸出ボタンの操作を検知する貸出ボタンスイッチや、受付中の会 員カードやビジターカードを返却させる際に操作される返却ボタンの操作を検知する返却 ボタンスイッチが接続されており、貸出ボタンの操作や返却ボタンの操作を検知できると ともに、これら残額表示器の表示制御を実施する。

0102

また、制御ユニット300に接続された表示制御基板329は、表示部350を成す液晶表示器313や、透明タッチパネル314や、各種スイッチ類(メニューボタン316に対応するメニュースイッチ316a、台データボタン318に対応する台データスイッチ318a、再プレイボタン319に対応する再プレイスイッチ319a)や、前述した再プレイ表示部内に設けられたLED320a等の電子部品が接続されており、これら透明タッチパネル314の操作情報や、各種スイッチ類の操作情報が表示制御基板329を介して制御ユニット300に出力される。

0103

尚、本実施例では、台データボタンを設けることでカードユニット3においても簡易な台データを表示可能としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、データ表示装置4とともに設置される場合には、該台データボタン318による台データの表示機能を有しないようにしても良い。

0104

また、制御ユニット300は、第2通信部303とHUBを介して、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されているホールコンピュータ6や持玉管理コンピュータ8やカード管理装置(T−BOX)等の外部装置とデータ通信可能に接続されており、これらの各コンピュータと各種データの送受が可能とされている。

0105

また、制御ユニット300には、データ表示装置4との間でデータの授受や信号の送受を行うための第1通信部304が接続されており、該第1通信部304を介して遊技者の所持球を示す所持球信号や、カード挿入/排出信号、受付けカードID等のデータをデータ表示装置4に送信する。

0106

図5は、ホールコンピュータ6の機能構成の一例を示す図である。ホールコンピュータ6は、処理部610と、入力部620と、表示部625と、音出力部630と、時計部635と、第1通信部640と、第2通信部650と、ROM670と、ハードディスク680と、RAM690とを備えて構成され、各部がバスを介して接続されるコンピューターシステムである。

0107

処理部610は、ROM670に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従って、ホールコンピュータ6の各部を統括的に制御するCPUやDSP等プロセッサを有して構成される制御装置及び演算装置である。本実施例において、処理部610は、主要な機能部として、表示設定部611と、遊技集計部612と、当日の営業開始から各カードユニット3にて受付けたカードIDを管理するカードID管理部613とを有する。

0108

入力部620は、例えばキーボードマウスを有して構成される入力手段であり、押下されたキーやボタンの信号(操作信号)を処理部610に出力する。この入力部620からの操作入力により、ハードディスク680に格納された各種データベースのデータの編集等の指示操作がなされる。

0109

表示部625は、処理部610から出力される表示制御信号に基づいて各種の表示を行う表示装置であり、LCD等を有して構成される。表示部625には、ハードディスク680に格納された各種データベースのデータの内容等が表示される。

0110

音出力部630は、処理部610から出力される音出力制御信号に基づく各種の音出力を行うスピーカなどの音出力装置である。音出力部630からは、例えば、注意を促す場合や、異常が発生した場合に、それを管理者に報知する警告音等が音出力される。

0111

時計部635は、ホールコンピュータ6が備える内部時計であり、例えば、水晶振動子及び発振回路を含む水晶発振器を有して構成される。時計部635の計時時刻(日付を含む。)は処理部610に出力される。

0112

第1通信部640は、パチンコ機2との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。第1通信部640は、パチンコ機2から、大当り中信号や確変中信号、時短中信号、打込信号、賞球信号、始動信号等の遊技信号を受信する。なお、これらの遊技信号の他に、セーフ球の数を示すセーフ信号や、アウト球の数を示すアウト球信号を受信することとしてもよい。

0113

第2通信部650は、データ表示装置4との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。処理部610の制御に従って、第2通信部650は、表示用設定データ691や、一斉演出表示指示信号をデータ表示装置4に送信するとともに、カードユニット3からのカードの返却時において各データ表示装置4から送信される返却カードIDの受信、および、該受信した返却カードIDを当日来店カードIDとして、返却カードIDを送信したデータ表示装置4以外の他のデータ表示装置4に対して送信する。

0114

ROM670は、読み出し専用の不揮発性の記憶装置であり、ホールコンピュータ6のシステムプログラム等の各種のプログラムを記憶している。本実施例において、ROM670には、処理部610によって読み出され、管理処理として実行される管理プログラム671が記憶されている。管理プログラム671は、メイン処理として実行される表示設定プログラム671aをサブルーチンとして含む。

0115

なお、ホールコンピュータ61Aが記憶装置としてROM670を備えないような構成とすることも可能であり、この場合は、上記の各種プログラムを、例えばハードディスク680に記憶させるようにすればよい。

0116

ハードディスク680は、読み書き可能な不揮発性の記憶装置であり、データ表示装置4の表示設定に係る各種のデータや、パチンコ機2での遊技に係る各種のデータベースを記憶する。具体的には、表示内容設定用テーブル681と、一斉演出時表示設定用テーブル682と、表示態様設定用テーブル683と、遊技集計データベース684と、売上管理データベース689とが記憶される。尚、これらに加えて、当日来店カードIDが登録される当日来店者テーブルを記憶するようにしても良い。

0117

表示内容設定用テーブル681は、データ表示装置4の表示内容の設定に係るテーブルである。表示内容設定用テーブル681には、パチンコ機IDと、機種名と、表示種別と、表示内容とが対応付けて記憶されている。

0118

パチンコ機IDは、各パチンコ機2をユニークに識別するための番号(ID)であり、各パチンコ機2に個別に割り当てられている。機種名は、該パチンコ機IDのパチンコ機2の機種名である。表示種別は、データ表示装置4の表示の種別であり、本実施例では「通常」と「一斉演出」との2種類が定められている。

0119

具体的には、パチンコ機IDがP1〜P20のパチンコ機2は、その機種名が「パチンコXXX」である。そして、通常時における液晶表示部430の表示内容として、(1)パチンコ機機種名、(2)スタート回数、(3)大当り回数、(4)確変大当り回数、(5)通常大当り回数、(6)前日大当り回数、(7)前々日大当り回数、(8)所持球数特別表示、(9)バージョン情報、(10)純増数特別表示、が定められている。

0120

(8)所持球数特別表示は、該データ表示装置4が対応して設けられたパチンコ機2で遊技する遊技者の所持球を、所定画像を用いて表示する特別表示である。遊技者の所持球を、所定画像を用いて簡易的に表す所持球簡易表示と言い換えることもできる。本実施例では、データ表示装置4の液晶表示部430に所持球数特別表示を行わせる場合を例に挙げて説明する。

0121

(10)純増数特別表示は、該データ表示装置4が対応して設けられたパチンコ機2で遊技する遊技者が所持し、増加した遊技球の数であって、例えば、大当り遊技状態後の所定回数の遊技内に再度大当り遊技状態となる一連の大当り遊技状態が発生している(連荘中、連チャン中)等の所定状態において、純増数が規定数に達したことを遊技者に報知する報知演出の一例であり、例えば「連チャン××××発突破」といった表示メッセージによって純増数の規定数突破を祝福する突破表示演出である。本実施例では、データ表示装置4の液晶表示部430に純増数特別表示を表示させて突破表示演出を行う場合を例に挙げて説明する。

0122

また、一斉演出時の液晶表示部430の表示内容としては、(1)大当りランニング演出、(2)パチンコ機特別映像、(3)特別キャラクタ映像、が定められている。

0123

(1)大当りランニング演出は、同機種のパチンコ機2の中に大当りしたパチンコ機2が存在する場合に、同機種の全てのパチンコ機2に対応して設けられたデータ表示装置4の液晶表示部430に大当りを祝う特別映像を表示させる演出である。ランニング演出は、遊技島の端から端までデータ表示装置4に一定の時間差で大当り映像を表示させることにより実現する。

0124

(2)パチンコ機特別映像は、該機種のパチンコ機2のプロモーション映像であり、同機種の全てのパチンコ機2に対応して設けられたデータ表示装置4の液晶表示部430に一斉演出表示させる。

0125

(3)特別キャラクタ映像は、該機種のパチンコ機2の隠れキャラクタマスコットキャラクタの映像であり、同機種の全てのパチンコ機2に対応して設けられたデータ表示装置4の液晶表示部430に一斉演出表示させる。

0126

上記の表示内容設定用テーブル681には、データ表示装置4の液晶表示部430に表示させる表示内容が定められており、処理部610は、この表示内容設定用テーブル681を用いて表示用設定データ691を作成することで、データ表示装置4の表示部の表示内容を設定する。従って、ホールコンピュータ6は、データ表示装置4の表示内容を設定する表示内容設定手段を有する。

0127

一斉演出時表示設定用テーブル682は、一斉演出時におけるデータ表示装置4の表示設定に係るテーブルである。一斉演出時表示設定用テーブル682には、機種名と、一斉演出種別と、一斉演出表示条件と、一斉演出映像データ493とが対応付けて定められている。

0128

表示態様設定用テーブル683は、データ表示装置4の液晶表示部430に表示させる情報の表示パターンを定めたテーブルであり、情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末を受付けた場合において表示する表示パターン(表示内容)が規定された情報会員用表示態様設定用テーブルと、情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末を受付けていない場合において表示する表示パターン(表示内容)が規定された非情報会員用表示態様設定用テーブルとが含まれており、情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末を受付けた場合には、情報会員用表示態様設定用テーブルにより図25(b)の表示画面が生成されて表示され、情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末を受付けていない場合には、非情報会員用表示態様設定用テーブルにより図25(a)の表示画面が生成されて表示される。

0129

つまり、情報会員用表示態様設定用テーブルおよび非情報会員用表示態様設定用テーブルには、データ表示装置4の表示部にどのような表示対象でデータを表示させるかが定められており、処理部610は、該テーブルを用いて表示用設定データ691を作成することで、データ表示装置4の表示態様を設定する。

0130

表示用設定データ691は、処理部610が、上述した表示内容設定用テーブル681、一斉演出時表示設定用テーブル682、情報会員用表示態様設定用テーブル及び非情報会員用表示態様設定用テーブルに基づいて各データ表示装置4に対して個別に設定する表示用の設定データである。

0131

表示用設定データ691には、パチンコ機IDと、機種名と、設定データと、一斉演出時設定データとが対応付けて記憶される。

0132

設定データには、表示種別と、表示内容と、表示パターンとが対応づけて記憶される。表示内容及び表示パターンは、液晶表示部430の表示内容及び表示パターンをそれぞれ含む。一斉演出時設定データには、一斉演出種別と、一斉演出表示条件と、一斉演出映像データ493とが対応付けて記憶される。

0133

このような表示用設定データ691を複数のデータ表示装置4それぞれについて個別に作成し、対応するデータ表示装置4に送信することで、パチンコ機2の機種に関わらず、各データ表示装置4に適切な表示を行わせることが可能となる。

0134

遊技集計データベース684は、各パチンコ機2における遊技に関連するデータが記憶されたデータベースである。遊技集計データベース684には、パチンコ機2別に遊技集計データが記憶される。各遊技集計データには、パチンコ機2の識別情報であるパチンコ機IDと、機種名と、発生回数データと、平均大当り回数データ等の台データが対応付けて記憶される。

0135

発生回数データには、例えば、日付と、スタート回数と、アウトと、セーフと、大当り回数とが対応付けて記憶される。大当り回数には、通常大当り回数と、確変大当り回数と、潜伏確変回数と、時短回数とが含まれる。なお、パチンコ機2の機種によっては小当りや突確が存在する機種があるため、これらの発生回数も発生回数データに記憶させるようにするとよい。平均大当り回数データには、通常大当りの発生回数の平均値と、確変大当りの発生回数の平均値とが記憶される。

0136

なお、ホールコンピュータ6が集計するデータは、上記のデータに限られるわけではない。ホールコンピュータ6は、パチンコ機2毎に、店舗の損益に係るデータも集計・管理している。例えば、割数機械割数景品割数)や出玉率、客滞率、売上玉、景品玉景品金額、玉粗利といったデータも集計しており、これらのデータもハードディスク680にデータベース化して記憶される。

0137

売上管理データベース689は、店舗に設置されるパチンコ機2における売上に関連するデータが記憶されたデータベースである。売上管理データベース689には、店舗の売り上げに関する情報を管理する売上管理データが記憶され、例えば、割数(機械割数や景品割数)や出玉率、客滞率、売上玉、景品玉、景品金額、玉粗利といった売上管理用のデータが、処理部610によって集計されて記憶される。

0138

RAM690は、読み書き可能な揮発性のメモリであり、本実施例では各データ表示装置4に対する表示内容や表示条件、表示態様を設定した表示用設定データ691が記憶される。RAM690は不図示の電池によりバックアップされており、電源が遮断されても、所定期間において記憶されているデータが保持される。

0139

尚、本実施例のホールコンピュータ6は、図示しない管理処理を実行することで、各データ表示装置4について表示設定処理を行うとともに、各パチンコ機2からの遊技信号の受信に応じて各パチンコ機2の遊技集計データを更新する。また、大当りランニング演出の表示条件が成立したと判定した場合には、大当りランニング演出表示指示信号を各データ表示装置4に送信する。また、一斉演出表示条件が成立したと判定した場合には、成立した一斉演出表示条件に対応する一斉演出映像の表示指示信号を各データ表示装置4に送信する。

0140

図6は、持玉管理コンピュータ8の機能構成の一例を示す図である。持玉管理コンピュータ8は、処理部810と、入力部820と、表示部830と、通信部840と、時計部850と、記憶部860とを備えて構成される。

0141

処理部810は、記憶部860に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従って、持玉管理コンピュータ8の各部を統括的に制御する制御装置及び演算装置であり、CPU等のプロセッサを有して構成される。

0142

入力部820は、例えばキーボードやマウスを有して構成される入力手段であり、押下されたキーやボタンの信号(操作信号)を処理部810に出力する。

0143

表示部830は、処理部810から出力される表示制御信号に基づいて各種の表示を行う表示装置であり、LCD等を有して構成される。表示部830には、記憶部860に記憶された各種データベースのデータの内容等が表示される。

0144

通信部840は、カードユニット3との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。通信部840は、カードユニット3からカード情報を受信する。

0145

時計部850は、持玉管理コンピュータ8が備える内部時計であり、例えば、水晶振動子及び発振回路を含む水晶発振器を有して構成される。時計部850の計時時刻(日付を含む。)は処理部810に随時出力される。

0146

記憶部860には、処理部810により持ち玉管理処理として実行される持ち玉管理プログラム861と、会員データ863と、カード管理データ865と、ユニット管理データ867とが記憶される。

0147

図7は、会員データ863のデータ構成の一例を示す図である。会員データ863には、会員情報データと、会員遊技履歴データとが記憶される。会員情報データには、会員の個人情報が記憶される。具体的には、例えば、会員をユニークに識別するための会員IDと、該会員が自身で設定する暗証番号と、店舗に来店する度に該会員に付与される来店ポイントと、来店ポイントに応じて該会員に設定されるランクと、該会員の名字と、該会員の名前とが記憶される。

0148

会員遊技履歴データには、会員IDと、来店日と、台番号と、機種名と、開始時刻と、終了時刻とが対応付けて記憶される。開始時刻は、該会員が該台番号のパチンコ機2で遊技を開始した時刻である。終了時刻は、該会員が該台番号のパチンコ機2で遊技を終了した時刻である。

0149

図8は、カード管理データ865のデータ構成の一例を示す図である。カード管理データ865には、会員カード管理データと、ビジターカード管理データとが記憶される。

0150

会員カード管理データは、会員カードを管理するためのデータであり、例えば、会員カードをユニークに識別するためのカードIDと、会員IDと、持玉数(所持球数)と、貯玉数と、大当り回数とが対応付けて記憶される。

0151

ビジターカード管理データは、ビジターカードを管理するためのデータであり、例えば、ビジターカードをユニークにするためのカードIDと、該ビジターカードの最新発行日時である最新発行日時と、持玉数(所持球数)と、大当り回数とが対応付けて記憶される。

0152

図3には、本実施例のデータ表示装置4の外観構成の一例が示されている。本実施例のデータ表示装置4は、図3に示すように、中央に大型の液晶表示部430を有し、その周囲上方部に複数色に発光可能なカラーLEDを内蔵したLED表示部440を備える。

0153

尚、以下の説明では、パチンコ機2で遊技する遊技者を基準として、遊技者に対する手前方向及び奥方向を前後方向、遊技者を基準とする右方向及び左方向を左右方向、遊技者を基準とする上方向及び下方向を上下方向とそれぞれ定義する。

0154

LED表示部440は3つの区画に分割されており、各区画毎に個別に点灯・非点灯とすることができるとともに、各区画毎に異なる色に点灯することが可能とされている。

0155

また、液晶表示部430の下方位置には、遊技者が所持する携帯電話端末と近距離非接触通信(NFC)を行うためのNFCリーダライタ460が、下方に突出するように設けられている。尚、液晶表示部430の表面には、タッチパネル421が設けられており、液晶表示部430におけるタッチ操作が可能とされている。尚、本実施例では、NFCリーダライタ460を、遊技者が携帯電話端末を近接させ易くするために、下方位置に設けた形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これらNFCリーダライタ460をデータ表示装置4の側方位置に設けるようにしたり、或いは、データ表示装置4の本体とは別体として、データ表示装置4の下方位置に配置するようにしても良い。

0156

図9は、データ表示装置4の機能構成の一例を示すブロック図である。データ表示装置4は、処理部410と、操作部420と、液晶表示部430と、音出力部450と、時計部455と、NFCリーダライタ460と、第1通信部470と、第2通信部480と、第3通信部485と、記憶部490とを備えて構成される。

0157

処理部410は、記憶部490に記憶されているシステムプログラム等の各種プログラムに従って、データ表示装置4の各部を統括的に制御する制御装置及び演算装置であり、CPUやDSP等のプロセッサを有して構成される。処理部410は、主要な機能部として、初期表示設定部411と、表示制御部412と、カードID処理部413と、所持球数特別表示処理部414と、純増数特別表示処理部415と、純増数記憶制御部416を有する。

0158

操作部420は、液晶表示部430と一体的に構成されたタッチパネル421を有する入力手段であり、タッチパネル421に対する操作入力信号を処理部410に出力する。タッチパネル421に対するタップ操作により、店員の呼び出しや、メニューの選択等の各種指示操作がなされる。

0159

液晶表示部430は、前述したように大型の液晶ディスプレイであり、表示制御部412から出力される表示制御信号に基づいて各種の表示を行う表示装置である。

0160

音出力部450は、処理部410から出力される音出力制御信号に基づく各種の音出力を行う音出力装置である。処理部410からは、該データ表示装置4の液晶表示部430に表示させる映像に係る音声等が音出力される。

0161

NFCリーダライタ460は、遊技者が所持する携帯電話端末と近距離非接触通信(NFC)を行うとともに、遊技場の関係者である店員が所持する後述するリモコン端末(図11参照)との近距離非接触通信(NFC)を行う。これらNFCリーダライタ460は、近距離非接触通信(NFC)の通信規格に基づく通信が可能なものであれば、公知のものを使用することができる。

0162

時計部455は、データ表示装置4の内部時計であり、例えば、水晶振動子及び発振回路を含む水晶発振器を有して構成される。時計部455の計時時刻(日付を含む。)は処理部410に出力される。時計部455は、計時手段に相当する。

0163

第1通信部470は、パチンコ機2との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。第1通信部470は、パラレル通信端子を有し、パラレル通信方式に従ってパチンコ機2から各種の遊 技信号を受信する。なお、パチンコ機2を封入式パチンコ機とする場合は、封入式パチンコ機から持点に関する情報を含む遊技信号をシリアル通信方式で受信するためのシリアル通信端子を第1通信部470に設けることとし、シリアル通信方式に従って、封入式パチンコ機から遊技信号を受信するようにしてもよい。

0164

第2通信部480は、ホールコンピュータ6との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。第2通信部480は、パラレル通信端子を有し、パラレル通信方式に従ってホールコンピュータ6から表示用設定データ691や一斉演出表示指示信号を受信するとともに、ホールコンピュータ6に対し返却カードIDを送信し、ホールコンピュータ6から当日来店カードIDを受信する。

0165

第3通信部485は、カードユニット3との間で通信を行うための通信装置であり、例えば有線ケーブルを介して通信を行う有線通信モジュールを有して構成される。第3通信部485は、パラレル通信端子を有し、パラレル通信方式に従ってカードユニット3から所持球信号、カード挿入信号、カード排出信号、受付けカードIDを受信する。

0166

記憶部490は、ROMやフラッシュROM、RAM等のメモリを有して構成される記憶装置である。記憶部490には、処理部410により読み出され、メイン処理として実行されるメインプログラム491が記憶されている。メインプログラム491は、初期表示設定処理(図示略)として実行される初期表示設定プログラム491aと、表示処理(図14図16参照)として実行される表示処理プログラム491bと、所持球数特別表示処理(図18参照)として実行される所持球数特別表示処理プログラム491cと、純増数特別表示処理(図21参照)として実行される純増数特別表示処理プログラム491dと、純増数記憶更新処理(図20参照)として実行される純増数記憶更新プログラム491eとをサブルーチンとして含む。これらの処理については、フローチャートを用いて詳細に後述する。

0167

また、記憶部490には、表示用画像データ492と、一斉演出映像データ493と、当日来店カードIDデータ494と、所持球数特別表示用閾値テーブル495と、純増数特別表示用閾値テーブル496と、表示態様設定用テーブル683と、表示用設定データ691と、所持球数データ497と、純増数データ498と、処理用データ499とが記憶される。

0168

表示用画像データ492は、液晶表示部430に表示させる画像のデータである。本実施例において、表示用画像データ492には、所持球数特別表示を行う際の第1所定画像及び第2所定画像のデータが含まれる。

0169

一斉演出映像データ493は、パチンコ機2の一斉演出時に液晶表示部430に表示させる一斉演出の映像データである。一斉演出映像データ493には、大当りランニング演出を行うための映像データや、パチンコ機2のプロモーション映像データ、パチンコ機2の隠れキャラクタやマスコットキャラクタの映像データ、パチンコ機2のライブ映像データといった一斉演出に係る各種の映像データが含まれる。

0170

当日来店カードIDデータ494は、カードユニット3から受信した受付けカードIDが記憶されているか否かの比較に用いられるデータであって、対応するカードユニット3を含む、当該遊技場に設置されている各カードユニット3において受付けられたカードのカードIDが、対応するカードユニット3からの受付けカードID並びにホールコンピュータ6から受信した当日来店カードIDに基づいて記憶されている。

0171

所持球数特別表示用閾値テーブル495は、液晶表示部430に所持球数特別表示を行わせる際の所持球に対する表示用閾値を定めたテーブルであり、そのテーブル構成の一例を図10(a)に示す。所持球数特別表示用閾値テーブル495には、第1表示閾値と、第1非表示閾値と、第2表示閾値と、第2非表示閾値との4つの表示用閾値が定められている。

0172

第1表示閾値は、液晶表示部430に第1所定画像を表示させるための所持球数に対する閾値であり、例えば1000発が定められている。第1表示閾値は第1値に相当する。第1非表示閾値は、液晶表示部430に表示させた第1所定画像を非表示とさせるための所持球数に対する閾値であり、例えば800発が定められている。第1非表示閾値は第2値に相当する。

0173

第1表示閾値と第1非表示閾値とは、所定球数分の差(以下、「第1所定数」と称する。)を有するように定められている。具体的には、図10(a)の例では、第1表示閾値は1000発であり、第1非表示閾値は800発であるため、第1非表示閾値は第1表示閾値よりも第1所定数として200発小さい値が定められている。このように第1表示閾値と第1非表示閾値との間に第1所定数分の差を持たせているのは、閾値間際の所持球数の増減で第1所定画像の表示非表示が頻繁に切り替わることを防止することを目的としたものである。

0174

本実施形態において、第1所定数である200発は、所定の契機に遊技者の所持球数が減少する数に基づいて設定している。本実施形態では、所定の契機を、遊技者の払い戻し操作による遊技球の1回の払い戻しとする場合を例示する。遊技者の払い戻し操作により、1回に125発の遊技球が遊技者に払い戻される。つまり、1回の払い戻し操作により減少する遊技者の所持球数は125発である。この125発という払い戻し数に75発分の余裕を持たせた200発を第1所定数としている。

0175

第2表示閾値は、液晶表示部430に第2所定画像を表示させるための所持球数に対する閾値であり、例えば5000発が定められている。第2表示閾値は第3値に相当する。第2非表示閾値は、液晶表示部430に表示させた第2所定画像を非表示とさせるための所持球数に対する閾値であり、例えば4600発が定められている。第2非表示閾値は第4値に相当する。

0176

第2表示閾値及び第2非表示閾値ついても、所定球数分の差(以下、「第2所定数」と称する。)を有するように閾値を定めている。具体的には、図10(a)の例では、第2表示閾値は5000発であり、第2非表示閾値は4600発であるため、第2非表示閾値は第2表示閾値よりも第2所定数として400発小さい値が定められている。このように第2表示閾値と第2非表示閾値との間に第2所定数分の差を持たせているのも、閾値間際の所持球数の増減で第2所定画像の表示非表示が頻繁に切り替わることを防止することを目的としたものである。

0177

さらに、本実施形態では、第2所定数が第1所定数よりも大きくなるように閾値を設定している。図10(a)の例では、第1所定数は200発であり、第2所定数は400発であるため、第2所定数の方が第1所定数よりも大きい。これは、第2所定画像を非表示とする条件を、第1所定画像を非表示とする条件と比べて厳しくすることを目的としたものである。第2所定画像は、所持球数が5000発や10000発といった大きな数に達した場合に表示させる第1所定画像とは異なる特別な画像であり、遊技者に優越感を与えるとともに、周囲の遊技客にアピールすることを目的としたものであるため、第1所定画像と比べて第2所定画像は非表示とされにくくなるようにしている。

0178

なお、第1所定数及び第2所定数は、第1表示閾値を超えない数とする必要がある。また、上記の例では、1回の払い戻し操作により遊技者の所持球数が減少する数(125発)に余裕を持たせた数(200発)を第1所定数として定めているが、これに代えて、1回の払い戻し操作により遊技者の所持球数が減少する数(125発)を第1所定数として定めておくこととしてもよい。また、第1表示閾値に基づいて第1所定数を定めることとしてもよい。この場合、好適には第1表示閾値の1/3以下の数、より好適には第1表示閾値の1/5以下の数を第1所定数として定めておくとよい。

0179

また、本実施形態では、第2所定数は第1所定数よりも大きい数が定められていることとして説明するが、第1所定数と同じ数を第2所定数として定めておくこととしてもよい。つまり、上記の例では、第2所定数を第1所定数と同じ200発としてもよい。但し、第2所定数は第1所定数よりも大きい数であることが望ましく、好適には第1所定数の1.5倍〜2倍程度の数を第2所定数として定めておくとよい。

0180

また、上記とは異なり、カードユニット3から出力される所持球信号が1回の信号で示す数を第1所定数として定めておくこととしてもよい。例えば、カードユニット3が、遊技球の計数値が100発に達する毎に所持球信号をデータ表示装置4に出力するように構成するのであれば、所持球信号が1回の信号で示す数は100発であるため、この100発を第1所定数として定めておくこととしてもよい。

0181

純増数特別表示用閾値テーブル496は、液晶表示部430に純増数特別表示を行わせる際の純増数に対する表示用閾値を定めたテーブルであり、そのテーブル構成の一例を図10(b)に示す。純増数特別表示用閾値テーブル496には、純増数単位閾値と、規制解除用タイマ閾値と、規制解除用始動カウンタ閾値と、純増数クリア用始動カウンタ閾値との4つの表示用閾値が定められている。

0182

純増数単位閾値は、液晶表示部430に純増数特別表示に係る所定のメッセージ表示(純増数の突破表示等)を行うための純増数に対する閾値であり、例えば1000発が定められている。

0183

規制解除用タイマ閾値は、純増数特別表示の規制解除を行うまでの時間数をカウントするために設定されるタイマ値であり、例えば「600秒」が定められている。規制解除用始動カウンタ閾値は、純増数特別表示の規制解除を行うまでの始動回数をカウントするために設定されるカウント値であり、例えば「101」が定められている。

0184

なお、詳細は後述するが、一旦純増数特別表示が規制された場合は、設定された規制解除用タイマ閾値と規制解除用始動カウンタ閾値とのうちのいずれかが「0」となった場合に、該規制された純増数特別表示が解除される。

0185

純増数クリア用始動カウンタ閾値は、純増数記憶更新処理において、純増数の計数を中断するために設定されるカウント値であり、例えば「50」が定められている。具体的に、大当り遊技状態が終了した後、純増数クリア用始動カウンタ閾値に設定されている回数の可変表示が行われた場合に、純増数の計数が中断され、それまで計数された純増数がクリア(純増数データが「0」に更新)される。

0186

所持球数データ497は、該データ表示装置4に対応するパチンコ機2で遊技する遊技者の所持球数を記憶したデータであり、カードユニット3から間欠的なタイミングで受信する所持球信号に基づいて更新される。

0187

純増数データ498は、該データ表示装置4に対応するパチンコ機2で遊技する遊技者の純増数を記憶したデータであり、後述する純増数記憶更新処理において純増数が算出されて更新される。

0188

処理用データ499は、処理部410が所持球数特別表示処理において所持球数特別表示を行うための処理用データであり、後述する第1表示カウンタ値や第2表示カウンタ値、第1整数n、第2整数m、中間所持球数といった処理用のデータが一時記憶される。

0189

図11は、本実施例において用いたリモコン端末を示す図である。リモコン端末200は、図11に示すように、薄型方形状の端末であって、遊技場の店員が手に把持できる大きさとされており、その表面に、液晶表示パネルからなる表示部201と、電源スイッチ(ON/OFF)及びメニュー選択のための選択スイッチから成る選択スイッチからなる操作部202とが設けられている。

0190

また、リモコン端末200の背面側の筐体内部には、近距離非接触通信を行うためのコイルアンテナ101が設けられているともに、該コイルアンテナ101に接続された非接触ICチップ100が設けられており、データ表示装置4が有するNFCリーダライタ460との近距離非接触通信が可能とされている。

0191

図12は、本実施例において用いたリモコン端末200の機能ブロック図である。リモコン端末200は、図12示すように、CPUやDSP等のプロセッサを有し、制御プログラムを実行することによりリモコン端末200の動作を制御する制御部255と、LCDドライバLCD表示デバイス等で構成され、各種の情報を表示するための表示部201と、上述した各種のスイッチから成る操作部202と、バッテリ電源を元に各ブロックに必要な動作電力を供給するための電源部259と、非接触ICチップ100とから構成されている。尚、制御部255の内部には図示しない内部ROMが内蔵されており、該内部ROMに、制御部255が実行する制御プログラムが格納されている。

0192

非接触ICチップ100としては、実用化されているモバイルFeliCaICチップ(ソニー(株)製商品名)を好適に使用することができ、その構成は、図12に示すように、主に、アナログ部102と、デジタル制御部103と、メモリ104と、接続インタフェース105とで構成されており、該アナログ部102にはコイルアンテナ101が接続され、これらコイルアンテナ101は、上記したように、リモコン端末200の筐体に配設される。

0193

コイルアンテナ101は、データ表示装置4に設けられているNFCリーダライタ460との間で電磁波による非接触での近距離データ送受信を行う。アナログ部102は、検波、変復調クロック抽出など、コイルアンテナ101から送受信されるアナログ信号の処理を行う。

0194

デジタル制御部103は、送受信データの処理やその他、非接触ICチップ100内の動作やメモリ104の記憶データへのアクセスを統括的にコントロールする。デジタル制御部103は、アドレス可能なメモリ104をローカルに接続しており、該メモリ104の記憶領域内には、リモコン操作のために割り当てられた記憶領域が設定されている。

0195

この記憶領域には、当該端末が正規のリモコン端末200である旨を示す識別データが格納されており、リモコン端末200がNFCリーダライタ460に近接された際に、該識別データが送信されることにより、データ表示装置4が正規のリモコン端末200であるか否かを判定できるようになっている。

0196

接続インタフェース105は、データ表示装置4に設けられているNFCリーダライタ460との間の非接触通信インタフェースとは相違するインタフェースプロトコルにより、デジタル制御部103が制御部255と接続するための機能モジュールである。

0197

本実施例のリモコン端末200は、電源部259や表示部201や操作部202を有することで、リモコン端末200において予めデータ表示装置4に設定する時刻や設定内容を設定しておき、該設定内容を表示している状態でデータ表示装置4に設けられているNFCリーダライタ460に近接させることで、該表示されている設定内容を設定するためのデータが送信されることにより、データ表示装置4において後述するメンテナンスメニューが表示されることなく設定内容が設定され、リモコン端末200において設定内容を表示していない状態でデータ表示装置4に設けられているNFCリーダライタ460に近接させることで、データ表示装置4において後述するメンテナンスメニューが表示されるようになっており、このようにリモコン端末200側においても設定内容を設定しておく機能を設けることは、例えば、同一の設定内容を多数のデータ表示装置4に設定する場合等において、個々のデータ表示装置4において同一の設定操作を何回の繰り返す手間を省くことができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、これら表示部201や操作部202を有しないカード状のものであっても良い。

0198

尚、本実施例では、リモコン端末を専用端末とした形態を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、市販のタブレット端末や携帯電話端末(店員が所有しているものでも良い)が近距離非接触通信機能を有するものであれば、該市販のタブレット端末や携帯電話端末をリモコン端末として登録するとともに、タブレット端末や携帯電話端末にリモコン用の専用アプリインストールすることにより、これら市販のタブレット端末や携帯電話端末をリモコン端末として使用するようにしても良い。

0199

図13は、データ表示装置4の処理部410が、記憶部490に記憶されているメインプログラム491に従って実行するメイン処理の流れを示すフローチャートである。

0200

最初に、初期表示設定部411は、ホールコンピュータ6との通信を確立する(B1)。そして、初期表示設定部411は、該データ表示装置4の表示用設定データ691の送信をホールコンピュータ6に要求する(B3)。

0201

次いで、初期表示設定部411は、ホールコンピュータ6から第2通信部480を介して表示用設定データ691を受信し、記憶部490に記憶させる(B5)。そして、受信した表示用設定データ691に基づいて、記憶部490に記憶されている初期表示設定プログラム491aに従って液晶表示部430の初期表示設定処理を行う(B7)。初期表示設定を行ったならば、表示制御部412が、記憶部490に記憶されている表示処理プログラム491bに従って表示処理の実行を開始する(B9)。そして、初期表示設定部411は、メイン処理を終了する。

0202

図14図16は、表示処理の流れを示すフローチャートである。最初に、処理部410は、対応して設けられたパチンコ機2が稼働状態であるか否かを判定する稼働判定処理を行う(C1)。具体的には、前述したように、パチンコ機2から送信される遊技信号やカードユニット3から送信されるカード挿入信号やカード排出信号に基づいて、該パチンコ機2が現在稼働状態であるか否か(又は現在空き台であるか否か)を判定する。その結果、稼働中でない(空き台である)と判定したならば(C3;No)、表示制御部412は、稼働中フラグを「OFF」に設定するとともに(C4a)、受付け端末IDが記憶されている場合には、該受付け端末IDの記憶をクリアした後(C4b)、空き台情報を液晶表示部430に表示させるように制御する(C6)。そして、C7へと処理を移す。

0203

なお、稼働中であるか否か、すなわち、該パチンコ機2が空き台であるか否か、の判定は、パチンコ機2から送信される遊技信号やカードユニット3から送信されるカード挿入信号やカード排出信号の他にも、例えば、該パチンコ機2に撮像装置カメラ)を設けておき、撮像による遊技者の立ち去りを判定して、該パチンコ機2から遊技者が立ち去ったことを示す信号を送信することにより判定してもよい。また、赤外線センサ等の検出センサを設けておき、遊技者が立ち去ったことを示す信号を送信するようにしてもよい。

0204

一方、現在稼働中である(空き台ではない)と判定したならば(C3;Yes)、処理部410は、稼働中フラグを「ON」に設定し(C5)、C7へと処理を移す。

0205

次いで、処理部410は、該パチンコ機2で遊技が開始されたか否かを判定し(C7)、開始されたと判定したならば(C7;Yes)、液晶表示部430に表示させた空き台情報を非表示に制御する(C9)。遊技が開始されなかったと判定したならば(C7;No)、処理部410は、C10へと処理を移す。

0206

次いで、処理部410は、対応するパチンコ機2において遊技中であるか否かを判定する(C10)。パチンコ機2が遊技中ではないと判定したならば(C10;No)、処理部410は、C15へと処理を移す。一方、対応するパチンコ機2において遊技中であると判定したならば(C10;Yes)、情報会員として登録した遊技者の携帯電話端末の受付けがあったことを示す受付け端末IDが記憶されているか否か、つまり、対応しているパチンコ機2で遊技している遊技者が情報会員として登録した遊技者であるか否かを判定する。

0207

受付け端末IDが記憶されている場合(C11;Yes)、遊技信号と情報会員用表示態様設定用テーブルと該記憶されている受付け端末IDの携帯電話端末の受付け時点からの経過時間を示す経過時間タイマ値とに基づいて情報会員用の表示内容を更新表示することにより、図25(b)の情報会員用表示態様の表示画面が液晶表示部430に表示されるとともにその表示内容が逐次更新され(C12a)、その後、C13へ処理を移す。尚、本実施例では、経過時間タイマ値による経過時間が長くなる、つまり、対応するパチンコ機2における遊技時間が長くなるに従って、表示される遊技情報として、通常においては表示されないより詳細な遊技情報が表示されるようになっている。

0208

一方、受付け端末IDが記憶されていない場合は(C11;No)、遊技信号と非情報会員用表示態様設定用テーブルとに基づいて非情報会員用の表示内容を更新表示することにより、図25(a)の情報会員用表示態様の表示画面が液晶表示部430に表示されるとともにその表示内容が逐次更新され(C12b)、C13へ処理を移す。

0209

具体的に、C12a及びC12bにおいては、パチンコ機2から受信した遊技信号に基づいて、液晶表示部430に表示させている大当り回数や、スタート回数等の各種の項目表示情報を更新する。

0210

C13においては、大当り中信号の入力中であるか否かを判定し、大当り中信号の入力中である場合には(C13;Yes)、LED表示部440を大当り点灯状態に制御した後(C14)、C15へと処理を移す。尚、大当り中信号の入力中でない場合には(C13;No)、図示していないが、LED表示部440が大当り点灯状態である場合には、大当り点灯状態の制御を解除した後、C15へと処理を移す。これにより、対応するパチンコ機2が大当り中においては、LED表示部440が大当り点灯状態にて点灯されることで、対応するパチンコ機2で大当りが発生していることが報知される。

0211

次いで、処理部410は、カードユニット3から所持球信号を受信したか否かを判定し(C15)、受信したと判定したならば(C15;Yes)、受信した所持球信号に基づいて記憶部490の所持球数データ497を更新する(C16)。そして、処理部410は、記憶部490に記憶されている所持球数特別表示処理プログラム491cに従って所持球数特別表示処理を行う(C17)。そして、C18へと処理を移す。カードユニット3から所持球信号を受信しなかったと判定したならば(C15;No)、処理部410は、C18へと処理を移す。

0212

そして、処理部410は、記憶部490に記憶されている純増数記憶更新プログラム491eに従って純増数記憶更新処理を行う(C18)。C18の処理を実行した後は、記憶部490に記憶されている純増数特別表示処理プログラム491dに従って純増数特別表示処理を行う(C19)。

0213

その後、表示制御部412は、NFCリーダライタ460における受付け有るか否かを判定する(C21)。受付けが無ければ(C21;No)、C29に処理を移す。

0214

NFCリーダライタ460において受付けが有る場合には(C21;Yes)、受付けた端末がリモコン端末200であるか否かを判定する(C23)。受付けた端末がリモコン端末200であるか否かは、上述したように、受付けた端末からリモコン端末200であることを示す識別情報の受信があったか否かにより判定することができる。

0215

受付けた端末がリモコン端末200である場合には(C23;Yes)、C41に処理を移して、新たに受付けたリモコン端末200から取得した端末IDを、受付け端末IDとして更新記憶せずに、該リモコン端末200の受付け前に記憶されていた端末IDの記憶を保持し、図17に示すメンテナンス処理(C43)を実行した後、C1に戻る。

0216

受付けた端末がリモコン端末200でない場合には(C23;No)、受付けた端末が情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末であるか否かを判定する(C25)。情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末であるか否かは、携帯電話端末に搭載されている非接触ICから、情報会員に登録した際に該非接触ICに記憶される情報会員である旨を示す情報会員識別データを受信したか否かにより判定することができる。

0217

受付けた端末が情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末ではない場合には(C25;No)、情報会員登録用処理を実行し(C45)、その後、C29に処理を移す。

0218

C45の情報会員登録用処理においては、NFCリーダライタ460を介して、情報会員の登録を行うための会員登録サイトのURLを受付けた端末に対して送信するとともに、該送信したURLにアクセスして情報会員の登録を行うことを促すメッセージ表示を液晶表示部430に所定時間に亘って表示中の画面に重ねて表示する。これにより、情報会員ではない遊技者は、送信されたURLのサイトにアクセスして情報会員として登録することにより、自身が所持する携帯電話端末の非接触ICに、情報会員である旨を示す情報会員識別データが記憶されるため、自己の携帯電話端末が情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末としてデータ表示装置4に受付けられるようになる。

0219

受付けた端末が情報会員の登録をした遊技者の携帯電話端末である場合には(C25;Yes)、受付けた携帯電話端末から受信した端末ID(非接触ICのIDでも良い)が、既に記憶されている受付け端末IDと同一であるか否かを判定する。同一である場合(C27;Yes)、つまり、遊技者が誤って携帯電話端末をNFCリーダライタ460に近接させてしまった場合には、C29に処理を移す一方、同一でない場合には(C27;No)、新たに受付けた帯電話端末から受信した端末IDを受付け端末IDとして更新記憶するとともに、経過時間タイマをリスタートさせ(C28)、その後、C29に処理を移す。

0220

C29においては、接続されているカードユニット3からカード挿入信号の入力が有るか否かを判定する。カード挿入信号の入力が無い場合にはC31に処理を移す。カード挿入信号の入力が有る場合、つまり、接続されているカードユニット3において新たなカードの受付けがあった場合には、入力されたカード挿入信号とともに受信した受付カードIDを、カードユニットに受付け中のカードIDとして更新登録する(C51)。そして、受信した受付カードIDが当日来店カードIDデータ494に存在する(記憶されている)か否か、つまり、当日来店カードIDデータ494に存在する(記憶されている)場合には、挿入されたカードを所持する遊技者が、当日において他のパチンコ機2から移動してきた遊技者であると判定し、当日来店カードIDデータ494に存在しない(記憶されていない)場合には、挿入されたカードを所持する遊技者が、当日において他のパチンコ機2から移動してきた遊技者ではなく、対応するパチンコ機2において当日において最初に遊技する遊技者と判定する(C53)。

0221

当日来店カードIDデータ494に存在しない(記憶されていない)場合には(C53;No)、所定時間に亘って所定の来店時表示(例えば、いらっしゃいませ!等のメッセージ表示)を液晶表示部430に表示するとともに、図示していないが、該カードIDを当日来店カードIDデータ494に追加記憶する(C57)。その後C35の処理に移る。

0222

一方、当日来店カードIDデータ494に存在する(記憶されている)場合には(C53;Yes)、所定時間に亘って所定の台移動時表示(例えば、まだまだこれからです!この台ならいいかも!等のメッセージ表示)を液晶表示部430に表示する(C55)。その後C35の処理に移る。

0223

C31においては、接続されているカードユニット3からカード排出信号の入力が有るか否かを判定する。カード排出信号の入力が無い場合には(C31;No)、C35の処理に移る。一方、カード排出信号の入力が有る場合には、返却されたカードのカードID、つまり、その時点において対応するカードユニットに受付け中のカードIDとして記憶しているカードIDを返却カードIDとしてホールコンピュータ6に送信し(C33)、C35の処理に移る。尚、この返却カードIDが送信されることに応じてホールコンピュータ6は、該送信されてきた返却カードIDがカードID管理部613にて管理している当日来店カードIDとして管理していないカードIDであるか否かを判定し、当日来店カードIDとして管理していない場合には当日来店カードIDに追加するとともに、返却カードIDの送信元のデータ表示装置4以外の全てのデータ表示装置4に対して当日来店カードIDとして配信する。

0224

尚、本実施例では、カードが返却されたときにカードIDをホールコンピュータ6に送信するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、C53でNoと判定されることで当日来店カードIDデータ494にカードIDを追加記憶するときに該カードIDを新規来店者カードIDとしてホールコンピュータ6に送信するとともに、他のデータ表示装置4に送信して該カードIDを当日来店カードIDデータ494に記憶させるようにしても良い。

0225

C35においては、ホールコンピュータ6から当日来店カードIDの受信が有るか否かを判定する。当日来店カードIDの受信が無い場合には(C35;No)、C61の処理に移り、当日来店カードIDの受信が有る場合には(C35;Yes)、受信した当日来店カードIDを、当日来店カードIDデータ494に追加記憶した後(C38)、C61の処理に移る。

0226

その後、表示制御部412は、ホールコンピュータ6から一斉演出表示指示信号を受信したか否かを判定し(C61)、受信したと判定したならば(C61;Yes)、大当りランニング演出の実行指示がなされたか否かを判定する(C63)。

0227

大当りランニング演出の実行指示がなされたと判定したならば(C63;Yes)、表示制御部412は、表示用設定データ691に基づいて、大当りランニング映像を液晶表示部430に表示させる制御を行う(C65)。上記のように、ホールコンピュータ6から出力されるランニング演出用の表示指示信号には、所定の時間差に相当する遅延時間分遅延かけられている。これにより、各データ表示装置4は、液晶表示部430に上記の時間差をもって大当りランニング映像を表示させることになり、これにより大当りランニング演出が実現される。

0228

一方、大当りランニング演出の実行指示がなされなかったと判定したならば(C63;No)、表示制御部412は、一斉演出表示指示信号に含まれる一斉演出表示条件に応じた一斉演出映像を液晶表示部430に表示させる制御を行う(C67)。

0229

次いで、表示制御部412は、一斉演出表示を終了するか否かを判定し(C69)、終了しないと判定したならば(C69;No)、そのまま待機する。また、終了すると判定したならば(C69;Yes)、液晶表示部430の一斉演出表示を終了させる制御を行う(C71)。

0230

C61においてホールコンピュータ6から一斉演出表示指示信号を受信しなかったと判定したならば(C61;No)、表示制御部412は、バージョン情報の表示タイミングであるか否かを判定する(C73)。バージョン情報の表示タイミングは、所定時間が経過する毎のタイミングとしてもよいし、遊技者や遊技客により液晶表示部430に表示されたバージョン情報表示アイコンがタップされたことを検知したタイミングとしてもよい。また、バージョン情報の表示を一斉演出表示に含めることとし、パチンコ機2の一斉演出と同期して、バージョン情報の一斉演出表示を行わせるようにしてもよい。

0231

バージョン情報の表示タイミングであると判定したならば(C73;Yes)、表示制御部412は、該データ表示装置4に対応して設けられたパチンコ機2のバージョン情報を液晶表示部430に表示させる制御を行う(C75)。ここで液晶表示部430に表示させるバージョン情報には、パチンコ機2の機種名や第何弾の機種(シリーズ)であるか、通常大当り確率、確変大当り確率、確変突入率継続率等の情報が含まれる。

0232

次いで、表示制御部412は、バージョン情報の表示終了タイミングであるか否かを判定し(C77)、表示終了タイミングではないと判定したならば(C77;No)、そのまま待機する。また、表示終了タイミングであると判定したならば(C77;Yes)、液晶表示部430のバージョン情報の表示を終了させる制御を行う(C79)。

0233

C77でNo、C71又はC79の後、処理部410は、処理を終了するか否かを判定する(C81)。例えば、データ表示装置4の電源を切断する操作がなされた場合に、処理を終了すると判定する。処理を継続すると判定したならば(C81;No)、処理部410は、C1に処理を戻す。また、処理を終了すると判定したならば(C81;Yes)、表示処理を終了する。

0234

図17は、C43において実行されるメンテナンス処理の一例を示すフロー図である。該メンテナンス処理において処理部410は、まず、液晶表示部430において、図29(a)に示すメンテナンスメニューの表示を開始する(M1)。そして、処理部410は、いずれかのメニュー選択が有るか否か、つまり、タッチパネル421においていずれかのメニューの選択操作が実行されたか否かを判定する(M2)。

0235

メニューの選択操作が無い場合は(M2;No)M5に移行し、いずれかのメニューの選択操作が有る場合は(M2;Yes)M20に移行する。

0236

M20において処理部410は、選択されたメニューに対応する処理を実行する(M20)。例えば、図29(a)に示すメンテナンスメニューのうち、「日時設定」のメニュー項目が選択された場合には、図29(b)に示す日時設定画面を液晶表示部430に表示して、日時設定を受付ける処理を実行する。そして、処理部410は、該実行した処理の終了に対応するメニュー画面を液晶表示部430に表示し、M5に移行する(M22)。

0237

M5において処理部410は、カードユニット3から所持球数信号を受信したか否かを判定する(M5)。カードユニット3から所持球数信号を受信していない場合は(M5;No)、M7に移行し、カードユニット3から所持球数信号を受信している場合は(M5;Yes)、受信した所持球信号に基づいて記憶部490の所持球数データ497を更新してM7に移行する(M24)。

0238

M7において処理部410は、対応するパチンコ機2から大当り中信号の入力が有るか否かを判定する(M7)。大当り中心号の入力が無い場合は(M7;No)、特に図示はしていないが、LED表示部440が大当り点灯状態に制御されていれば大当り点灯状態を解除(LED表示部440を消灯)する。そして、M9に移行する。また、大当り中信号の入力が有る場合は(M7;Yes)、LED表示部440を大当り点灯状態に制御してM9に移行する(M26)。

0239

これにより、リモコン端末200の受付けによってメンテナンス処理が実行されている期間においても、対応するパチンコ機2において大当りが発生した場合には、該発生がLED表示部440の点灯により報知される。

0240

M9において処理部410は、大当中信号以外のその他の信号、例えば、始動信号等の入力が有るか否かを判定する(M9)。その他の信号の入力が無い場合は(M9;No)M11に移行し、その他の信号の入力が有る場合は(M9;Yes)、処理部410は入力された遊技信号に対応する表示データを更新してM11に移行する(M28)。

0241

M11において処理部410は、タッチパネル421において終了操作が実行されたか否かを判定する(M11)。終了操作が実行されていない場合は(M11;No)、M1に移行し、終了操作が実行された場合は(M11;Yes)、該メンテナンス処理を終了する。

0242

ここで、リモコン端末200の受付けに応じて上記したメンテナンス処理が実行されることにより液晶表示部430に表示される表示内容を、図29を用いて説明すると、本実施例におけるメンテンナンスメニューとしては、図29(a)に示すように、「日時設定」、「対応台設定」、「所持球数特別表示設定」、「入力信号設定」、「表示項目設定」、「純増数特別表示設定」、「終了」等の複数の項目(メニューが)液晶表示部430に表示される。尚、これらメニュー項目は、図29(a)に示す例に限定されるものではなく、これら例示したもの以外の項目(メニュー)を設けるようにしても良いことはいうまでもない。

0243

「日時設定」の項目(メニュー)を選択した場合には、図29(b)に示すように、日時設定の画面が液晶表示部430に表示されることで、日時設定をデータ表示装置4において行うことができる。

0244

本実施例の日時設定の画面としては、日付及び時刻を表示するダイアログと、0〜9までの数字及び左右矢印が表示されている。遊技場の従業員等は、タッチパネル421を介してこれら0〜9までの数字や矢印をタッチ(操作)することで、ダイアログ内に表示されている日付及び時刻を設定することが可能となっている。

0245

また、日時設定の画面には前述した数字や矢印とともに「終了」のメニューが表示されており、遊技場の従業員等は、タッチパネル421の操作により該「終了」のメニューを選択することで日付及び時刻の設定を終了することができる。

0246

尚、図29(b)に示すように、本実施例におけるデータ表示装置4は、液晶表示部430にメンテナンスメニューまたは各メニューに対応する処理が実行されている場合に大当り中信号の入力が有った場合は(図17のM7参照)、LED表示部440が大当り点灯状態に制御されることで、メンテンナンス処理中であっても対応するパチンコ機2で大当りが発生したことが報知される。

0247

また、「対応台設定」の項目(メニュー)を選択した場合には、対応するパチンコ機2のバージョン情報が表示され、該バージョン情報を修正することができる。また、「入力信号設定」は、パチンコ機2から入力される信号の仕様、例えば、パルスで出力される信号のパルス幅や、各種信号出力態様(期間中において継続して出力される仕様か、それとも、期間の開始時において一定期間出力される仕様か等)を設定することができる。「表示項目設定」では、情報会員用表示態様設定用テーブルや非情報会員用表示態様設定用テーブルに基づく表示内容を追加・変更・削除できるとともに、情報会員用表示態様設定用テーブルについては、経過時間により追加される遊技情報の内容や経過時間を設定変更することができる。

0248

また、「所持球数特別表示設定」や「純増数特別表示設定」においては、所持球数特別表示用閾値の設定変更や、純増数特別表示閾値の設定変更を実行することができる。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社ユニバーサルエンターテインメントの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。【解決手段】左打ちで発射された遊技媒体が通過可能な第1始動口5120と、右打ちされた遊技媒体が通過可能な第2始動口2140とを備える。遊技者にとっての... 詳細

  • 株式会社ユニバーサルエンターテインメントの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。【解決手段】左打ちで発射された遊技媒体が通過可能な第1始動口5120と、右打ちされた遊技媒体が通過可能な第2始動口2140とを備える。遊技者にとっての... 詳細

  • 株式会社ユニバーサルエンターテインメントの「 遊技機」が 公開されました。( 2021/09/30)

    【課題】興趣を高めることが可能な遊技機を提供する。【解決手段】左打ちで発射された遊技媒体が通過可能な第1始動口5120と、右打ちされた遊技媒体が通過可能な第2始動口2140とを備える。遊技者にとっての... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ