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図面 (5)

課題

外観では品種の違いを判別することが困難な次の包装対象物品を続けて供給しても品種の切り替わりを確実に判別して品種に応じた包装を行う。

解決手段

物品Wを透過して受光した近赤外線によって得られた物品Wの内容物に関する情報に基づいて包装表示と物品Wの内容物が一致していることを示す判定情報を生成する判定手段52を備え、該判定手段52は、次の包装対象の物品Wが搬送されてくる情報を受けると、次の包装対象の物品Wが到来するまでは、現包装対象の物品Wと次の包装対象の物品Wの基準情報をそれぞれ用いて到来した物品Wの内容物の一致判定をおこない、現包装対象の物品Wのみ良品として許容する情報を生成し、次の包装対象の物品(W)が到来したと判定してからは、次の包装対象の物品Wの基準情報に置換えて判定情報を生成する。

概要

背景

包装機において包装不良を判別するために、X線などによる検査装置などを用いることによって、作業者の負担を軽減する技術が採用されている。例えば、特許文献1のように、包材密封した後にX線を照射して、その包材内濃度レベル計測し、物品の有無を判別する装置などが知られている。

しかしながら、このような検査装置は、内包される物品の外観や重量などに基づき物品の有無を判別しているに過ぎず、例えば、菓子パンやお菓子などの物品のように、物品の色や大きさなどの外観が同じでも、クリームチョコ、アンジャムなど内容物が異なる物品を判別することは出来なかった。このため、内容物の種類を変えた物品を夫々製造し、包装機によって包装するにあたっては種類が異なる内容物の物品混入自動判別できず、また、包装後には目視によってそのミス気づくことができないため、包装前に目視などによってミスがないよう細心の注意払うことにより対応していた。

概要

外観では品種の違いを判別することが困難な次の包装対象物品を続けて供給しても品種の切り替わりを確実に判別して品種に応じた包装を行う。物品Wを透過して受光した近赤外線によって得られた物品Wの内容物に関する情報に基づいて包装表示と物品Wの内容物が一致していることを示す判定情報を生成する判定手段52を備え、該判定手段52は、次の包装対象の物品Wが搬送されてくる情報を受けると、次の包装対象の物品Wが到来するまでは、現包装対象の物品Wと次の包装対象の物品Wの基準情報をそれぞれ用いて到来した物品Wの内容物の一致判定をおこない、現包装対象の物品Wのみ良品として許容する情報を生成し、次の包装対象の物品(W)が到来したと判定してからは、次の包装対象の物品Wの基準情報に置換えて判定情報を生成する。

目的

本発明は、上述した点に鑑みて創案されたものであって、包装対象の物品とは内容物の種類が異なる物品など目視確認困難な物品の良否について判別が可能な横形製袋充填機における物品判別装置を提供する

効果

実績

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請求項1

引き出した帯状フィルムを搬送しながら成形してフィルムの幅方向における端縁部が重合する箇所に縦シールを施す縦シール手段と、前記成形されたフィルム内に向けて物品を所定の間隔ごとに搬送する物品搬送手段と、該物品搬送手段により搬送されてきたフィルム内の物品の前後となる位置におけるフィルムに搬送方向に交差する方向にシールを施す横シール手段と、前記物品搬送手段における物品の搬送経路に設定された検査位置で、物品を透過した近赤外線受光する検出手段と、前記検出手段により前記物品を透過した近赤外線を受光して得られた物品の内容物の種類の違いを判別可能物品情報と、予め設定されている包装対象になるそれぞれの物品の内容物の種類の違いを判別可能なそれぞれの基準情報の中から特定の基準情報として設定された現包装対象の基準情報を比較して、物品の内容物が一致しているか否かを示す判定情報を生成する判定手段を備えており、該判定手段は、前記物品搬送手段へ現包装対象の物品に続いて該物品とは内容物が異なる次の包装対象の物品が搬送されてくる予告情報を受けると、前記次の包装対象の物品が前記検査位置に到来するまでは、前記特定の基準情報と前記次の包装対象の物品の前記基準情報のそれぞれを前記検出手段により得られた物品情報と比較して、前記検査位置に到来した物品の内容物の一致判定をおこない、現包装対象の物品のみ前記横シール手段によりシールを施してなる包装品良品として許容する情報を生成し、前記次の包装対象の物品が前記検査位置に到来したと判定してからは、前記次の包装対象の物品の基準情報を前記特定の基準情報に置換えて前記判定情報を生成する横形製袋充填機における物品判別装置

請求項2

前記包装対象の物品のそれぞれに対応した前記基準情報を記憶する設定手段を有しており、該設定手段は、テスト運転要否情報が前記包装対象になるそれぞれの物品に関連付けて記憶される請求項1に記載の横形製袋充填機における物品判別装置。

請求項3

テスト運転が要と設定されている前記次の包装対象の物品の到来を判定した際に、包装再開操作情報を受けるまで包装を一時的に停止すると共に、前記次の包装対象の物品が到来したことに関する情報或いはテスト運転への移行を促す情報を報知する請求項2に記載の横形製袋充填機における物品判別装置。

請求項4

前記物品の送り量に関する情報を発信する発信手段を備えており、該発信手段による物品の送り量に関する情報と前記判定情報に基づき、各物品に対応した物品固有の情報についての印字などの表示処理を行う表示処理手段を備えており、前記テスト運転が否とされて関連付けられて設定された前記次の包装対象の物品が到来した際には、包装を一時的に停止することなく、前記特定の基準情報の置換えに伴い、前記物品固有の情報を前記次の包装対象の物品固有の情報に置き換えて前記表示処理手段による表示処理を行うと共に連続して包装する請求項2又は請求項3に記載の横形製袋充填機における物品判別装置。

請求項5

前記物品搬送手段による物品の搬送を所定時間停止している間、継続的に特定の物品に前記検出手段からの近赤外線が照射されることを回避する回避手段を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の横形製袋充填機における物品判別装置。

請求項6

前記物品搬送手段は、搬送方向にコンベヤが接続されており、両コンベヤの間に検査位置が設けられており、前記回避手段は、包装を停止する際に前記検査位置に到来する物品を搬送下流のコンベヤに渡してから該物品の搬送を停止する請求項5に記載の横形製袋充填機における物品判別装置。

技術分野

0001

本発明は、近赤外線を利用した横形製袋充填機における物品判別装置に関する。

背景技術

0002

包装機において包装不良を判別するために、X線などによる検査装置などを用いることによって、作業者の負担を軽減する技術が採用されている。例えば、特許文献1のように、包材密封した後にX線を照射して、その包材内濃度レベル計測し、物品の有無を判別する装置などが知られている。

0003

しかしながら、このような検査装置は、内包される物品の外観や重量などに基づき物品の有無を判別しているに過ぎず、例えば、菓子パンやお菓子などの物品のように、物品の色や大きさなどの外観が同じでも、クリームチョコ、アンジャムなど内容物が異なる物品を判別することは出来なかった。このため、内容物の種類を変えた物品を夫々製造し、包装機によって包装するにあたっては種類が異なる内容物の物品混入自動判別できず、また、包装後には目視によってそのミス気づくことができないため、包装前に目視などによってミスがないよう細心の注意払うことにより対応していた。

先行技術

0004

特開平09−159770号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、上述した点に鑑みて創案されたものであって、包装対象の物品とは内容物の種類が異なる物品など目視確認困難な物品の良否について判別が可能な横形製袋充填機における物品判別装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記の目的を達成するため、本発明の横形製袋充填機における物品判別装置は、次の手段をとる。

0007

先ず、請求項1に係る発明は、引き出した帯状フィルム(F)を搬送しながら成形してフィルム(F)の幅方向における端縁部が重合する箇所に縦シールを施す縦シール手段(16)と、前記成形されたフィルム内に向けて物品(W)を所定の間隔ごとに搬送する物品搬送手段(20)と、該物品搬送手段(20)により搬送されてきたフィルム内の物品(W)の前後となる位置におけるフィルム(F)に搬送方向に交差する方向にシールを施す横シール手段(18)と、前記物品搬送手段(20)における物品(W)の搬送経路に設定された検査位置で、物品(W)を透過した近赤外線を受光する検出手段(43)と、前記検出手段(43)により前記物品(W)を透過した近赤外線を受光して得られた物品(W)の内容物の種類の違いを判別可能物品情報と、予め設定されている包装対象になるそれぞれの物品(W)の内容物の種類の違いを判別可能なそれぞれの基準情報の中から特定の基準情報として設定された現包装対象の基準情報を比較して、物品(W)の内容物が一致しているか否かを示す判定情報を生成する判定手段(52)を備えており、該判定手段(52)は、前記物品搬送手段(20)へ現包装対象の物品(W)に続いて該物品(W)とは内容物が異なる次の包装対象の物品(W)が搬送されてくる予告情報を受けると、前記次の包装対象の物品(W)が前記検査位置に到来するまでは、前記特定の基準情報と前記次の包装対象の物品(W)の前記基準情報のそれぞれを前記検出手段により得られた物品情報と比較して、前記検査位置に到来した物品(W)の内容物の一致判定をおこない、現包装対象の物品(W)のみ前記横シール手段(18)によりシールを施してなる包装品良品として許容する情報を生成し、前記次の包装対象の物品(W)が前記検査位置に到来したと判定してからは、前記次の包装対象の物品(W)の基準情報を前記特定の基準情報に置換えて前記判定情報を生成する手段である。

0008

上記の請求項1に係る発明によれば、先ず、判定手段(52)は、物品(W)を透過した近赤外線を受光して得られた物品の内容物の種類の違いを判別可能な物品情報と、予め設定されている包装対象になるそれぞれの物品の内容物の種類の違いを判別可能なそれぞれの基準情報の中から特定の基準情報として設定された現包装対象の基準情報とを比較して、物品の内容物が一致しているか否かを示す判定情報を生成する。

0009

そして、判定手段(52)は、現包装対象の物品(W)とは内容物が異なる次の包装対象の物品(W)が搬送されてくる予告情報を受けると、次の包装対象の物品(W)が検査位置に到来するまでは、特定の基準情報と次の包装対象の物品(W)の基準情報のそれぞれと、検出手段(43)により得られた物品情報を比較して内容物の物品(W)の一致判定をおこない、現包装対象の物品(W)のみ前記横シール手段(18)によりシールを施してなる包装品を良品として許容する情報を生成する。

0010

また、判定手段(52)は、次の包装対象の物品(W)が到来したと判断してからは、次の包装対象の物品(W)の前記基準情報を前記特定の基準情報に置換えて、次の包装対象の物品(W)のみ包装品を良品として許容する情報を生成する。このため、現包装対象の物品(W)に続いて、次の包装対象の物品(W)が搬送されてくる予告情報を受けて、次の包装対象の物品(W)が検査位置に到来するまでは、現包装対象以外の物品を良品として取り扱うことがないため、目視確認できない内容物についての良否選別作業の負担軽減又は包装資材などのロスを低減することが可能となる。また、予告情報を受けた後に、次の包装対象の物品が検査位置に到来した際には、次の包装対象の物品の基準情報を特定の基準情報に置換えて現包装対象の物品として判定情報を生成するため、到来前と同様に包装対象以外の物品の包装を防ぐことができ目視確認できない内容物についての良否選別作業の負担軽減や包装資材などのロスを低減することが可能になる。

0011

次に、請求項1に従属する請求項2に係る発明は、前記包装対象の物品(W)のそれぞれに対応した前記基準情報を記憶する設定手段(53)を有しており、該設定手段(53)は、テスト運転要否情報が前記包装対象になるそれぞれの物品(W)に関連付けて記憶されるようになっている。なお、テスト運転とは、包装対象の物品に対応したフィルム交換シーラ交換などの作業後に、良好な包装を行うための調整作業である。

0012

上記の請求項2に係る発明によれば、包装対象となる物品(W)に関連付けてテスト運転の要否情報が設定されているので、次の包装対象の物品を現包装対象の物品に置換えた際に、例えば、包装を一時的に停止するか否かなどテスト運転の要否に基づく処理ができるようになっている。

0013

次に、請求項2に従属する請求項3に係る発明は、テスト運転が要と設定されている前記次の包装対象の物品(W)が到来を判定した際に、包装再開操作情報を受けるまで包装を一時的に停止すると共に、前記次の包装対象の物品(W)の到来したことに関する情報或いはテスト運転への移行を促す情報を報知するようになっている。

0014

上記の請求項3に係る発明によれば、テスト運転が要とされる次の包装対象の物品(W)が到来した際に、包装が一時的に停止しても、その旨の情報が報知されることから、作業者にその状況を冷静に把握させることが可能になる。

0015

次に、請求項2又は請求項3に従属する請求項4に係る発明は、前記物品の送り量に関する情報を発信する発信手段(47)を備えており、該発信手段(47)による物品(W)の送り量に関する情報と前記判定情報に基づき、各物品(W)に対応した物品固有の情報についての印字などの表示処理を行う表示処理手段(62)を備えており、前記テスト運転が否とされて関連付けられて設定された前記次の包装対象の物品(W)が到来した際には、包装を一時的に停止することなく、前記特定の基準情報の置換えに伴い、前記物品固有の情報を前記次の包装対象の物品固有の情報に置き換えて前記表示処理手段(62)による表示処理を行うと共に連続して包装するようになっている。

0016

上記の請求項4に係る発明によれば、包装対象の物品をテスト運転が否とされた次の包装対象の物品に置換した際に、表示処理手段(62)による表示処理も置換後の物品固有の情報に変更できるので連続して包装が可能となる。

0017

次に、請求項1から請求項4のいずれかに従属する請求項5に係る発明は、前記物品搬送手段(20)による物品(W)の搬送を所定時間停止している間、継続的に特定の物品(W)に前記検出手段(43)からの近赤外線が照射されることを回避する回避手段を備える構成である。

0018

上記の請求項5に係る発明によれば、物品(W)の搬送が所定時間停止しているときは、赤外線が照射されることを回避する回避手段により物品(W)に赤外線が照射されることが回避される。これにより搬送停止中において近赤外線の照射により物品(W)に焦げ付きが生じるなどの品質が損なわれるのを防止ないしは抑制することができる。

0019

次に、請求項5に従属する請求項6に係る発明は、前記物品搬送手段(20)は、搬送方向にコンベヤ(24a,24b)が接続されており、両コンベヤ(24a,24b)の間に検査位置が設けられており、前記回避手段は、包装を停止する際に前記検査位置に到来する物品(W)を搬送下流のコンベヤ(24b)に渡してから該物品(W)の搬送を停止する構成となっている。

0020

上記の請求項6に係る発明によれば、検査位置はコンベヤ間に設けられており、回避手段は、包装を停止する際に、検査位置に到来する物品(W)を搬送下流のコンベヤ(24b)に渡してから、該物品(W)の搬送を停止する。このため搬送の停止時には検査位置には物品(W)はない状態となっている。これにより搬送停止中において近赤外線の照射により物品(W)に焦げ付きが生じるなどの品質が損なわれるのを防止ないしは抑制することができると共に、近赤外線の遮蔽するシャッタなどを用いることなく回避手段を構成することができる。

発明の効果

0021

上記した本発明によれば、包装対象の物品とは内容物が異なるなど目視確認困難な物品の良否について判別が可能な横形製袋充填機における物品判別装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0022

本実施形態の横形製袋充填機の概略構成を模式的に表した略体図である。
本実施形態の横形製袋充填機の制御ブロック図である。
物品に近赤外線を透過させた場合における波長と光量との関係を例示的に示す線図である。
制御フローである。

実施例

0023

本実施形態の横形製袋充填機は、図1に示すように、フィルム供給源10からフィルム供給手段12によって引出した帯状のフィルムFを製袋手段14に搬送し、そのフィルムFを製袋手段14で筒状に成形して、縦シール手段16によって縦シールを施すと共に、物品搬送手段20としての供給コンベヤ20から物品WをフィルムF中に供給し、該物品搬送手段20により搬送されてきたフィルムF内の前後の物品Wの間におけるフィルムFを、上下に対向する横シール手段18によって挟持して筒状のフィルムFの搬送方向に対し交差する左右方向に横シールとフィルムFの切断を行ってピロー包装品(包装品)を得る横形製袋充填機である。なお、図1において、符号10aは予備のフィルム供給源であり、物品Wの切替等に伴いフィルム供給源10と切替えるものである。また、符号15はフィルムFの製袋手段14への進入角を調整する進入角調整手段を示し、フィルムFが製袋手段14に送り込まれる際の進入角度を調整可能とするものである。

0024

また、本実施形態では、供給コンベヤ20に前処理工程で製造された特定の物品Wが現包装対象の物品として所定数、連続搬送されてきた後に途切れることなく、外観が同じでも内容物が異なった次の包装対象の物品Wが所定数連続搬されてくることが予定されており、供給コンベヤ20に搬送されてきた内容物が異なる次の包装対象の物品Wは、それぞれピロー包装される。なお、物品Wの一例としてはクリーム・ジャムなどの内容物が異なったパン・お菓子などである。

0025

更に、本実施形態では、各ピロー包装品に、材料、成分、カロリーなどの物品固有の情報と、製造年月日などの情報の表示処理を行うために、フィルム搬送経路における製袋手段14より搬送上流側に表示処理手段62としての印字装置(又はラベラー)を配設し、帯状のフィルムFに対して1包装袋長さごとに印字またはラベル貼付けなどの表示処理がされるようになっている。

0026

供給コンベヤ20は、物品Wを一定速度で搬送するベルトからなる第1コンベヤ22と、その下流に接続され、前後の物品Wの搬送間隔を広げる第2コンベヤ24を有する。すなわち、第2コンベヤ24の搬送速度は第1コンベヤ22の搬送速度より速く設定されており、物品Wが第1コンベヤ22から第2コンベヤ24に移る際に、物品W間の搬送間隔が広くなる。なお、第2コンベヤ24は、搬送方向に2つのコンベヤ24a,24bが接続されてなるベルトコンベヤであり、2つのコンベヤ24a,24bは共通の駆動手段としてのサーボモータによって同期して駆動されると共に、互が同じ搬送速度で物品Wを搬送するようになっている。

0027

第2コンベヤ24によって搬送中の物品Wを物品検知手段26により検知すると、その検知された物品Wが第2コンベヤ24から製袋手段14側に渡る際に、その検知された物品Wと1つ先行の物品Wとの搬送間隔が1包装袋長さに対応した所定の搬送間隔になるようにフィルム供給手段12によるフィルムFの送り速度を制御部50により変速制御し(図2参照)、そのフィルムFの送りに同調するように横シール手段18が駆動制御される。これと共に表示処理手段62がフィルム送りに同調して、後述する近赤外線装置40により物品Wの内容物の種類が一致するか否か(良否)が確認された後、排除手段60としてのプッシャで排除されることなく製袋手段14に到来する各物品Wに対応して、フィルムFに1包装袋長さごとに表示処理が実行される。

0028

なお、図1では、フィルム供給手段12と同期して駆動されると共にフィルム送り速度と略同じ速度で物品Wを製袋中のフィルム内に搬送する渡りコンベヤがコンベヤ24bに接続されているが、省略されている。

0029

横シール手段18は、上下に対向するよう配設された一対のシールを有しており、フィルム供給手段12によりフィルムFが1包装袋長さ送られるごとに、一対のシール体が互いにフィルムFを挟持するようフィルム搬送に同調して相反する向きに一回転すると共に、両シール体がフィルムFを挟持する間はフィルム搬送速度とほぼ同じ速度になるよう制御部50により駆動制御される。

0030

コンベヤ24aとコンベヤ24bの間には近赤外線検出装置40が設けられており、近赤外線検出装置40における投光手段44から物品Wの搬送方向に沿うように斜め前方に投光された近赤外線が、コンベヤ24aとコンベヤ24bによって搬送される物品Wの搬送経路における幅方向中央で、コンベヤ24aの搬送終端とコンベヤ24bの搬送始端の間に設けた検査位置における隙間を通過して、コンベヤ24aの下方に配設された近赤外線検出装置40の受光手段46で受光するようになっている。

0031

投光手段44は物品Wの大きさ等に応じて取付け高さ位置と光照射角度を調節可能とされており、受光手段46が0.7〜2.5μmの波長範囲の光(近赤外線)を受光し得るよう、受光手段46に向けて様々な波長からなる光を常時照射する。近赤外線は、検査位置における物品Wを透過し得るよう物品Wの搬送方向に沿った斜め上下方向に照射される。

0032

受光手段46は、投光手段44から照射された光を受光するための取り付け位置の調節が可能とされており、コンベヤ24aとコンベヤ24bとの隙間から落下する物品Wのなどの落下物が受光手段46の光を受光する受光部に付着することがない位置、即ち、当該隙間の直下を回避した様々な位置に調節可能とされている。

0033

包装動作を司る制御部50を含むブロック図が図2に示されている。物品検知手段26で検知された物品Wの検知情報エンコーダパルスなどの発信手段による供給コンベヤ20の送り量に関する情報から得た物品Wの送り量に関する情報に基づき各物品Wが検査位置に順次到来するタイミングを計り、各物品Wが検査位置に到来している期間のうち特定の一瞬間をピンポイント検査タイミングとして、受光手段46が受光した光を波長ごとに光量の値を抽出する。

0034

物品Wは、外観が同じでも内容物が異なると、例えば、図3特性曲線のように各波長に対する受光量の値が異なる。すなわち、内容物の種類によってそれぞれの波長における受光量(物品Wを透過した光量)の大きさが変わるため、それぞれの波長における受光量を測定し、物品Wの種類を判別することができる。図3の例では、物品Waは内容物aが入った食品、物品Wbは内容物bが入った食品、物品Wcは内容物cが入った食品の場合である。この種の食品例としては、前述もしたように、パン生地が同じでも、パンの中に、クリーム、アン、ジャムなど種類の異なる内容物が入っている場合である。

0035

本実施形態では、前述したように包装対象の物品Wが複数存在する場合であるので、図2に示す制御部50には、予め、複数の基準情報が登録される。基準情報は、同包装機によって包装対象となるそれぞれの物品Wに近赤外線を照射して得たそれぞれの波長における受光量の大きさに関する特性情報を基に糖度判定などに採用されている周知の解析方法の何れかを用いて得られた物品Wに含まれた内容物の種類の違いを判別可能な物品情報に許容誤差が加味された判定閾値のことであり、運転(包装)開始前に制御部50の設定手段53にそれぞれの物品Wの名称などと関連付けられて記憶される。

0036

設定手段53は、複数の基準情報の中から入力部51としてのタッチパネルなどのオペレータ設定操作によって現包装対象の物品Wが選択された際には、その選択された現包装対象の物品Wに対応した基準情報を、運転(包装)中の基準データ(特定の基準情報)として設定可能とされている。

0037

また、設定手段53は入力部51を介したオペレータによる設定切替え操作によって、現在包装している内容物の物品Wとは品種が異なる内容物が入った次の包装対象の物品Wが近々供給コンベヤ20に到来する旨の予告情報を設定し得るようになっており、その設定切替え操作による予告情報を受けて、これまでに設定している現在設定中の特定の基準情報とは別に、次の内容物の物品Wを基準情報として追加設定し、近赤外線検出装置40による物品Wの検査位置に次の包装対象の物品Wが到来する(新たな物品Wがn回を越えて見つかる)までは、新旧2種類の内容物に関する基準情報を設定し、現包装対象の物品Wのみ横シール手段によりシールを施してなる包装品を良品として許容する情報を生成し、次の包装対象の物品が検査位置に到来したと判定してからは、次の包装対象の物品Wの基準情報を判定の基準情報に置換え(書換え)て新たな包装対象として、次の包装対象についてのみ、物品Wの内容物の一致判定を行って、判定情報を生成するよう構成されている。

0038

包装中における制御部50による物品Wの内容物の一致判定は、検査タイミングごとに得たそれぞれの波長における受光量の大きさに関する特性情報を基に、基準情報と同じ解析方法を用いて得た物品Wに含まれた内容物の種類の違いを判別可能な物品情報が、設定手段により設定した基準情報から外れるか否かの判断が順次、制御部50における判定手段52によって実行され、その比較結果についての判定情報が生成される。

0039

そして、制御部50により物品Wの種類が異なることを示す判定情報が生成された際には、その生成された情報と発信手段による物品Wの送り量に関する情報に基づき、基準情報から外れると判断された検査タイミングに対応したコンベヤ24b上の物品Wを排除する指令が制御部50から近赤外線検出装置40の搬送下流に配設されたプッシャなどの排除手段60に送られ、排除手段60がその指令に基づき内容物が不一致である物品Wを排除する。

0040

なお、物品Wを排除した際には、制御部50は空袋を生成しないようにするため、排除した物品Wに代えて、その後続の物品Wと、排除した物品Wより1つ先行の物品Wとの搬送間隔が1包装長さに対応した間隔になるようフィルム搬送と横シール手段18の駆動を停止させる。そして、1包装長さに対応した間隔になったらフィルム搬送と横シール手段18の駆動(運転)を再開させる。

0041

更に、制御部50は、設定手段53により特定の基準情報を次の包装対象の物品Wの基準情報に置換えた際に、その特定の基準情報の置換えを招いた次の包装対象の物品Wから、その物品固有の情報を袋に表示するよう、発信手段による物品Wの送り量に関する情報からタイミングを計って表示処理手段62に表示内容変更指令を行う。それにより表示処理手段62は制御部50から表示内容の変更指令を受けると、それまでの包装対象の物品固有の情報を次の包装対象の物品固有の情報に置換えて、フィルム送りに同調して表示処理を行うようになっている。

0042

以下、本実施形態の制御処理について、図4フローチャートを用いて作用効果を説明する。なお、フローの説明において「ステップ」を「S」に略して以下に説明する。

0043

まず、S101で物品検知手段26による物品Wの通過を検知すると、この物品検知情報と発信手段による物品の送り量に関する情報に基づきS102で物品Wが検査位置に到達し、搬送方向における物品Wの中間付近に近赤外線が照射された際(検査タイミング)の近赤外線による物品情報を作成しS103に移行する。S103では現包装対象の物品Wxから次の包装対象の物品Wyに物品が切替る予告情報を受けたか否かを判断する。物品Wxを現包装対象としてしばらく継続する場合にはその都度S103からS108へ進み、S108にて、S102で作成した物品情報と、設定手段によって予め設定された物品Wxの判定閾値としての基準情報(物品情報±許容範囲)を比較して、内容物の種類が一致しているか、即ち、物品Wxである判定し、S108がYESであればS110にて発信手段による物品の送り量に関する情報に基づきタイミングを計って現包装対象の物品に対応した印字などの表示指令を表示処理手段62に向けて行い、S108がNOであればS109にて発信手段による物品の送り量に関する情報に基づきタイミングを計って排除手段60に内容物が異なる物品を排除するよう指令する。

0044

このようにS103,S108にて、現包装対象の物品とは内容物の種類が異なる物品を判別して排除することにより、現包装対象以外の物品を良品として取り扱うことなく、それら物品の包装を防ぐことができ、目視確認できない内容物についての良否選別作業の負担軽減や包装資材などのロスを低減することができる。

0045

S103にて現包装対象の物品Wxから次の包装対象の物品Wyへの物品が切替る(搬送されてくる)予告情報を受けると、S104にて次の包装対象の物品Wyの判定閾値としての基準情報(物品情報±許容範囲)を設定し、S105にて検査位置に到来してきた物品の物品情報と現包装対象の判定閾値を比較する。S105がYESであれば、S110にて現包装対象の物品についての表示指令を表示処理手段62に向けて行い、S105がNOであれば、S106にて到来してきた物品の物品情報と次の包装対象の物品Wyの判定閾値を比較する。S106にてNOであれば、物品Wx、Wyの何れにも該当しないため、S107にて、S109と同様にして物品を排除するよう指令する。

0046

このようにS103からS107にて、次の包装対象の物品Wyに物品を切替る予告を受けたにも関わらず、物品Wyがまだ到来せず、現包装対象の物品Wxを包装している間においても、物品Wx、Wyとは内容物の種類が異なる物品を判別して排除することにより、包装予定以外の物品を良品として取り扱うことなく、それら物品の包装を防ぐことができ、目視確認できない内容物についての良否選別作業負担の軽減や包装資材などのロスを低減することができる。

0047

次の包装対象の物品Wy が検査位置に到来するとS106にてYESとなり、S111にてカウン数nに1を加算し、S112にてカウント数nが所定回数Nを越えたか否かの判断を行い、YES,NOの何れでもS110と同様に次の包装対象の物品に対応した表示指令を表示処理手段62に向けて行う(S113、S115)。

0048

なお、所定回数NについてはN=0の値が通常設定される。但し、包装条件が揃えば、例えば、包装対象物品の変更に伴ったフィルム交換が不要であり、また、物品サイズ変更に伴う横シール手段などの作動範囲などの変更が自動調整により対応可能な程度であるなど運転(包装)を停止してテスト運転することなく稼働し続けることが可能であり、印字などの表示処理手段の表示内容のみを変更するだけの場合には、正整を設定することができる。このように所定回数Nを正数に設定すると、現包装対象の物品Wxの供給搬送が終了間際に次の包装対象の物品Wyが物品Wxと混在して搬送されるような場合でも、物品Wyが所定個到来するまでの間、フィルムに双方の物品Wx、Wyの夫々対応した印字などの表示処理を施して各物品を包装し、更に包装後、品種ごとに袋を選別して搬送するなどの対応が可能になる。

0049

ここでいうテスト運転とは、包装対象の物品に対応したフィルム交換やシーラ交換などの作業後に、低速で運転(物品を包装)しながら包装状態を確認するなど、良好な包装を行うための調整作業である。

0050

S114に移行すると、次の包装対象の物品Wyの判定閾値(基準情報)を現包装対象の判定閾値(特定の基準情報)に置き換えて現包装対象の物品を物品Wxから物品Wyに変更し、その旨をS116にて報知手段61を介して報知してS117にてテスト運転が必要か否かの設定情報を確認する。

0051

なお、テスト運転の要否の設定は設定手段53の入力部51を介して包装対象の物品に対応させて設定し得るようになっている。

0052

S117にてYESの場合はS118にて運転(包装)を一時的に停止し、S119にて物品Wyが到来したことに関する情報或いはテスト運転への移行を促す情報を報知する。

0053

そして、テスト運転を終えて包装を再開する旨の情報を入力部51を介して制御部50が受けると、以後、次の包装対象の物品Wyに切替わる予告がなされるまでは、検査位置に製品が到来する都度、現包装対象の物品WxとしてS110又はS109の処理がなされる。

0054

このため、物品Wyが現包装対象の物品Wxとして扱われるよう置換された後も、置換前の物品Wyに対応した基準情報が特定の基準情報に置換されていることから、その特定の基準情報に基づき、その都度検査位置に到来してくる物品の内容物の一致判定を行うことになり、包装対象以外の物品を良品として取り扱うことなく、それら物品の包装を防ぐことができ、目視確認できない内容物の良否選別作業の負担軽減や包装資材などのロスを低減することができる。

0055

また、報知手段61により次の包装対象の物品Wyを現包装対象の物品Wxとして置換した旨を報知し(S116)、また、テスト運転への移行を促すなどの報知を行う(S119))ことから、作業者がそれらの状況を把握することができる。

0056

なお、この現包装対象の物品Wから次の包装対象の物品Wに切り替えられるとき、必要に応じてテスト運転が行われる。そして、このテスト運転の要否は切り替えられる次の物品Wに関連付けて記憶されており、報知手段61により音(ブザー)や表示等の報知がなされるようになっているので、その要否を確実に把握することができる。

0057

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その他、種々の実施の形態を採用することができる。
・物品搬送手段としての供給コンベヤは、物品搬送路の両側に配設したサイドベルトコンベヤなどの走行体や、物品搬送路の両側に配設したチェーンなどの無端索体所定間隔毎に配設された押送爪などで、搬送ベッド上などに載置された物品を押搬するコンベヤでもよい。この場合には各押送体が鉛直軸周り回転走行するものなどでもよい。また、物品を両側から挟みながら、物品の搬送方向に往復移動する走行体を採用することも可能であり、更に、区画された各収容空間に物品を載置して所定間隔毎に搬送するバケットコンベヤなどでもよい。
製袋充填機としては、側方で重合したフィルム端縁部に縦シールを施す横三方シール包装機や、物品搬送路より下方位置に配設されたフィルム供給源から引き出されたフィルムを成形してピロー包装する逆ピロータイプの横形製袋充填機などでもよい。
・内容物が「良」「否」の何れかである判定に換えて、「良」「否」「再確認」の3種類に分けて判定し、「再確認」と「否」と判定された物品については、横形製袋充填機の横シール手段より搬送下流のコンベヤで、排除すると共に選別するなどして良品と分別するようにしてもよい。
・供給コンベヤにおける物品の検査は、近赤外線が透過し得る樹脂性フィルム、紙、アルミ蒸着フィルムなどの包装材によって包まれたものでもよい。
・発信手段としては、物品の到来を検出する物品検出手段による情報とエンコーダなどによる供給コンベヤの送り量に関する情報から物品の位置を特定する態様以外にも、物品送りに同期し同調する包装機の何れかの駆動装置動作タイミングからの経過時間から物品の位置を特定するなどの態様が採用可能である。
・検査位置を物品が通過する際に近赤外線が透過する箇所などの数ヶ所を対象に物品の内容物についてそれぞれ判別し、それらの判別結果から総合的に内容物の不一致を判別するようにしてもよい。

0058

16縦シール手段、 18横シール手段、 20物品搬送手段
43 検出手段、 47発信手段 52 判定手段、 53 設定手段
60 排除手段、62表示処理手段
Fフィルム、 W 物品

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