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技術 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法並びにプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 齊木健児
出願日 2014年8月13日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2014-164827
公開日 2016年3月24日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2016-040111
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 電源 ファクシミリ一般
主要キーワード 電源起動処理 信号状況 高電力状態 プラグイン処理 サブボード 周辺ハードウェア ディープスリープ 切り替えステップ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (9)

課題

省電力とユーザ応答性の向上とを実現すること。

解決手段

画像形成装置節電モード移行させる条件が満たされた場合に、情報処理装置通信手段とが接続されたことを示す情報が記憶されるならば、画像形成装置を、通信手段に電力が供給される第2の節電モードにし、その情報が記憶されないならば、画像形成装置を、通信手段に電力が供給されない第2の節電モードにする。

概要

背景

近年、省電力の要望がますます高まっており、画像形成装置に対しても様々な省エネ規格が増えつつある。例えば、USBインタフェース信号状況からUSBデバイスコントローラへの電力供給を停止することで省電力を実現する技術がある(特許文献1参照)。

概要

省電力とユーザ応答性の向上とを実現すること。画像形成装置を節電モード移行させる条件が満たされた場合に、情報処理装置通信手段とが接続されたことを示す情報が記憶されるならば、画像形成装置を、通信手段に電力が供給される第2の節電モードにし、その情報が記憶されないならば、画像形成装置を、通信手段に電力が供給されない第2の節電モードにする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

第1の節電モードと前記第1の節電モードよりも消費電力が大きい第2の節電モードとになる画像形成装置であって、情報処理装置通信するための通信手段と、前記通信手段に前記情報処理装置が接続されたことを示す情報を記憶する記憶手段と、前記画像形成装置を節電モードに移行させる条件が満たされた場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されるならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給される第2の節電モードにし、前記記憶手段に前記情報が記憶されないならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給されない前記第2の節電モードにする切り替え手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。

請求項2

前記通信手段は、USBデバイスコントローラであって、前記記憶手段は、前記情報として前記USBデバイスコントローラに前記情報処理装置が接続されたことを示す情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記通信手段は、前記第2の節電モードの状態で前記情報処理装置とUSBインタフェース経由の通信が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記通信手段は、前記第1の節電モードの状態で前記情報処理装置とUSBインタフェース経由の通信ができないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

請求項5

前記通信手段を用いた前記情報処理装置との間の通信の有無を判定し、通信があった場合に前記情報を前記記憶手段に記憶する判定手段をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項6

前記判定手段は、電源起動された場合に前記判定を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

前記判定手段は、定期的または不定期の間隔で前記判定を行なうことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。

請求項8

前記判定手段は、印刷ジョブを前記情報処理装置から受け付けた場合に前記判定を行うことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項9

前記判定手段は、スリープ移行条件を満たした場合に前記判定を行うことを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項10

前記判定手段は、USBケーブル通電状態である場合、USBプラグインがあったことを示す情報がある場合、またはUSBインタフェース経由のジョブ投入があった場合、前記通信があったと判定することを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項11

一定時間が経過した前記情報を消去する消去手段をさらに有することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項12

前記記憶手段は、揮発性メモリであることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項13

前記切り替え手段を有効化するか否かを設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の画像形成装置。

請求項14

情報処理装置と通信するための通信手段を有し、第1の節電モードと前記第1の節電モードよりも消費電力が大きい第2の節電モードとになる画像形成装置における制御方法であって、前記通信手段に前記情報処理装置が接続されたことを示す情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記画像形成装置を節電モードに移行させる条件が満たされた場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されるならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給される第2の節電モードにし、前記記憶手段に前記情報が記憶されないならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給されない前記第2の節電モードにする切り替えステップと、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。

請求項15

コンピュータを請求項1から13のいずれか一項に記載の画像形成装置として機能させせるためのプログラム

技術分野

0001

発明は、省電力を行なう画像形成装置及び画像形成装置の制御方法並びにプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、省電力の要望がますます高まっており、画像形成装置に対しても様々な省エネ規格が増えつつある。例えば、USBインタフェース信号状況からUSBデバイスコントローラへの電力供給を停止することで省電力を実現する技術がある(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2007−034803号公報

発明が解決しようとする課題

0004

省電力状態であったとしても、ユーザからの指示に対して適切に応答することが求められている。特許文献1の技術では、USBケーブルの脱着を条件にUSBデバイスコントローラへの通電を止めることで、電力消費を抑えることが出来る。しかしながら、USBデバイスコントローラへの電力供給が止まっていることにより、その後、再度USBケーブルをユーザが装着しても、応答出来ない場合がある。

課題を解決するための手段

0005

本発明に係る画像形成装置は、第1の節電モードと前記第1の節電モードよりも消費電力が大きい第2の節電モードとになる画像形成装置であって、情報処理装置通信するための通信手段と、前記通信手段に前記情報処理装置が接続されたことを示す情報を記憶する記憶手段と、前記画像形成装置を節電モードに移行させる条件が満たされた場合に、前記記憶手段に前記情報が記憶されるならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給される第2の節電モードにし、前記記憶手段に前記情報が記憶されないならば、前記画像形成装置を、前記通信手段に電力が供給されない前記第2の節電モードにする切り替え手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0006

本発明によれば、ユーザの使用状況に応じて電力消費状態を変えることで、省電力を実現し、なおかつユーザからの指示に対して適切に応答することが可能となる。

図面の簡単な説明

0007

実施例1の説明で用いる画像形成装置の構成を示すブロック図である。
実施例1の説明で用いる画像形成装置のコントローラの構成を示すブロック図である。
実施例1の説明で用いる画像形成装置の電力供給状態を示す図である。
実施例1の説明で用いる画像形成装置の電力供給状態を示す図である。
実施例1の説明で用いるUSBインタフェースの通信有無を記憶する処理と節電状態への移行処理を示す図である。
実施例2の説明で用いるUSBインタフェースの通信有無を記憶する処理を示す図である。
実施例2の説明で用いるスリープ移行条件を満たした場合の処理を示す図である。
実施例3の説明で用いる操作部の表示例を示す図である。

0008

以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。

0009

<装置の構成>
まず、実施例1に係る画像形成装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。画像形成装置101は情報処理装置102と接続可能に構成されている。情報処理装置102は、例えば、コンピュータであり、画像形成装置101に対してLANやUSB等の通信インタフェースを介して印刷ジョブ発行機器の指示等を行う。画像形成装置101は、操作部201と、コントローラ202と、電源ユニット203と、ハードディスク装置204と、プリンタエンジン205とを有する。

0010

コントローラ202は、各モジュールに指示を出す事により、画像形成装置を統括的に制御する。プリンタエンジン205は、コントローラ202より共有される画像データに従ってデジタル画像を紙に出力する。操作部201は、ユーザが画像形成装置101の操作を行なうためのものである。操作部201は、ユーザが画像形成装置101を設定するための操作ボタンや、ユーザに画像形成装置101の各種情報提示したりするための表示部としての液晶画面等の表示パネルを備える。ハードディスク装置204は、他のストレージ装置であってもよく、デジタル画像データやそのデジタル画像データの生成時に使用するリソース情報等を記憶する。電源ユニット203は、AC電源に接続され、画像形成装置101内の各ユニットに対して電力を供給する。

0011

なお、本実施例において適用される画像形成装置は、プリンタに限られるものではなく、画像形成機能を有するデジタル複合機でもよい。

0012

図2は、実施例1に係る画像形成装置のコントローラの構成の一例を示すブロック図である。なお、図2に示す例は代表的な構成を例示しているに過ぎず、他の構成が含まれていてもよい。例えば、CPU301やCPU321には、チップセットバスブリッジクロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアが多数含まれているが、本図では簡略化して記載している。

0013

コントローラ202は、メインボード300とサブボード320とを有する。

0014

メインボード300は、汎用CPUシステムである。メインボードは、CPU301、ROM302、不揮発メモリ303、USBメディアコントローラ304、ディスクコントローラ305を有する。また、USBデバイスコントローラ306、ネットワークコントローラ307、代理応答チップ308、バスコントローラ309、リセット回路310を有する。

0015

CPU301は、メインボード300全体を制御する。ROM302は、CPU301およびCPU321のプログラムを記憶する。不揮発性メモリ303は、画像形成装置101の設定情報印刷に関連するカウンタ情報を記憶し、電源断された場合であっても情報を保持する。USBメディアコントローラ304は、USBメモリ206に対するデータの入出力を制御する。USBメモリ206は、画像形成装置で使用すべき各種データを記憶する。ディスクコントローラ305は、ハードディスク装置204に対する入出力を制御する。

0016

USBデバイスコントローラ306は、USBインタフェースを介して情報処理装置102との間でデータの入出力などの通信を制御する。ネットワークコントローラ307は、LANを介して情報処理装置102との間でデータの入出力などの通信を行う。代理応答チップ308は、後述する節電状態時にCPU301の代わりに情報処理装置102とLAN通信を行い、必要に応じてCPU301を節電状態から通電状態へと移行させる制御を行う。

0017

バスコントローラ309は、サブボード320のバスコントローラ330とのブリッジ機能を持つ。リセット回路310は、メインボード300のH/Wの設定をリセットする。

0018

サブボード320は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像処理ハードウェアとを有する。サブボード320は、バスコントローラ330、リセット回路331、電源監視H/W322、画像処理プロセッサ323、デバイスコントローラ324とを有する。

0019

CPU321は、サブボード320全体を制御する。電源監視H/W322は、コントローラの電源制御監視する。CPU321が正常に動作できる場合、CPU321の指示に従い、リセット回路331およびリセット回路310を介してコントローラにリセットを掛けることが可能である。また、CPU321に電源が供給されていない状態では、不図示の電源スイッチの入力に従ってコントローラ202の電源を投入することができる。これは、ASIC等の場合、小さなCPUシステムでもよい。

0020

リセット回路331は、サブボード320のH/Wの設定をリセットする。画像処理プロセッサ323は、リアルタイムデジタル画像処理を行う。デバイスコントローラ324は、プリンタエンジン205を制御する。バスコントローラ330は、メインボード300のバスコントローラ309とのブリッジ機能を持つ。

0021

これらの他に、コントローラ202は、RAM340を有する。RAM340は、CPU301とCPU321のそれぞれからアクセス可能であり、それぞれの主記憶メモリとして使用される。CPU301は、ROM302の初期プログラムに従って、CPU301とCPU321のそれぞれのメインプログラムをROM302よりから読み出し、RAM340に記憶する。

0022

次に、節電モードに応じた本実施例に係る画像形成装置の各モジュールの電力供給状態を説明する。本実施例において電力供給状態は、通電状態と非通電状態と節電状態との3段階に分かれるものとして説明する。通電状態は電力が供給されており正常に動作している状態のことである。非通電状態とは電力供給が停止している状態であり、正常に動作しない状態のことである。節電状態とは、通電状態よりも消費電力が低い状態のことである。節電状態の動作は各モジュールにより異なるが、例えばRAMの場合にはアクセススピード下げることなどにより通電状態よりも処理が遅くなる。なお、電力供給が停止されるとは、電力供給が0になる場合だけでなく、電力の供給先が正常に動作しない程度の微量な電力供給が行われている場合も含むものとする。節電モードではない通常モードの場合は、図2に示す各モジュールが通常状態であるものとする。このように、図2はまた、通常モードの状態を示している。

0023

図3は、低電力状態節電を行なう第1の節電モードの状態を示す図である。第1の節電モード(低電力)では、図示したようにCPU301やUSBデバイスコントローラ306、画像処理プロセッサ323などへの電力供給が停止している。また、CPU321やRAM340を節電状態としている。このように第1の節電モード(低電力)では、消費電力が低い状態を可能としている。また、このとき、代理応答チップ308がネットワークコントローラ307の代わりに情報処理装置102との通信を行う。情報処理装置102からの印刷データ投入などがあれば、代理応答チップ308はCPU301などを通常状態へと遷移させる。一方で、USBデバイスコントローラ306は、電力供給が停止している状態のため、情報処理装置102とのUSBインタフェース通信が出来ない状態となっている。

0024

図4は、高電力状態の節電を行なう第2の節電モードの状態を示す図である。なお、ここで高電力状態と述べているのは、第1の節電モードと比較した場合に高電力状態であることを示しているのであり、前述の通常状態よりも低電力の状態であることはもちろんである。第2の節電モード(高電力)では、第1の節電モード(低電力)と比較すると、電力供給が停止している部分が少ないため、消費電力が高くなっている。一方で、USBデバイスコントローラ306への電力供給があるため、情報処理装置102からのUSBインタフェース経由での通信に応答することが出来る。図2の通常モードと図3の第1の節電モード(低電力)と、図4の第2の節電モード(高電力)とを消費電力が大きい順に状態を並べると、通常モード、第2の節電モード(高電力)、第1の節電モード(低電力)の順となる。

0025

なお、節電モードとしては、他にもプリンタエンジン205だけの電力供給を停止する節電モードや、プリンタエンジン205と操作部201の電力供給を停止する節電モードがあっても良い。この際、電力供給を停止(または、節電)している部分が多いほど、消費電力が小さくなるが、復帰処理には時間がかかる。

0026

<画像形成装置の機能>
次に、本実施例に係る画像形成装置の機能について説明する。まず、画像形成装置101は、以下のような印刷機能を備える。すなわち、CPU301は、情報処理装置102から送信された例えばページ記述言語による印刷データを受信し、RAM340に保存する。CPU321は、CPU301による印刷データ受信を確認すると、ページ記述言語を解析し、画像処理プロセッサ323がビットマップデータに変換可能な中間データとしてRAM340に保存する。CPU321は、中間データの生成を確認すると、RAM340から読み出した中間データを画像処理プロセッサ323に入力する。画像処理プロセッサ323は中間データからビットマップデータを生成してCPU321を介してメモリ340にビットマップデータを出力する。CPU321は、ビットマップデータの生成に従ってデバイスコントローラ324を介してプリンタエンジン205に印刷要求を送信する。またCPU321は印刷要求の送信とともに、画像処理プロセッサ323にRAM340に格納されている画像データ(ビットマップデータ)の格納場所を教える。CPU321は、プリンタエンジン205からの画像転送同期信号に従って、RAM340上の画像データを画像処理プロセッサ323とデバイスコントローラ324とを介してプリンタエンジン205に送信する。プリンタエンジン205は、コントローラ202より転送されたデジタル画像データを所定の電子写真プロセスに従って紙に印刷する。

0027

また、画像形成装置101は、次の付加機能を有しても良い。一つ目スリープ機能である。スリープ機能は、ジョブ実行が所定時間以上なかった場合に、画像形成装置101の消費電力を削減するために、第1の節電モード(低電力)または、第2の節電モード(高電力)に移行する機能である。この所定時間は、ユーザによって設定可能であってもよい。

0028

二つ目は、ログイン機能である。ログイン機能は、操作部201を通じてユーザ個人に対応するユーザIDとパスワードの入力を受け付け個人認証成功した場合のみ各種のジョブの入力を受け付ける機能である。ユーザと実行ジョブ履歴を記憶することによりセキュリティを向上する。

0029

画像形成装置101は、これらの付加機能を有効化するかどうか、それぞれ設定により変更することができる。操作部201の表示パネルは各種の設定画面を表示することができるように構成されており、ユーザは設定画面を通じて上記の付加機能の有効・無効を選択できる。

0030

<画像形成装置の動作>
図5を用いて本実施例における画像形成装置の動作について説明する。まず、図5(a)を用いて、USBインタフェース経由の通信があったことを記憶する処理について説明する。なお、各フローチャートに示す動作は、CPU301およびCPU321が、RAM340に展開したそれぞれのメインプログラムを実行することによって実現される。

0031

テップS501においてCPU301は、USBインタフェース経由の通信の有無を確認する。具体的には、CPU301は、USBデバイスコントローラ306の状態を参照してUSBインタフェース経由の通信の有無を確認する。例えば、CPU301は、USBデバイスコントローラ306の電力状態を参照して判定してもよい。すなわち、CPU301はUSBデバイスコントローラ306と情報処理装置102とがUSBケーブルで接続されている場合、そのケーブルが通電状態であるかを判定し、通常状態であればUSBインタフェース経由の通信があると判定する。また、USBケーブルを用いて情報処理装置とコントローラ202とを接続した場合にはプラグイン処理が行なわれる。USBインタフェース経由の通信があったか否かは、例えばUSBを用いたプラグイン処理が行なわれたか否かを示す情報を参照して判定してもよい。なお、この場合、相手側の装置はどのような種類の装置でもよく、単にUSBインタフェース経由の通信があったことを示す情報であればよい。あるいは、CPU301は、情報処理装置102からのUSBデバイスコントローラ306へのデータ投入有無に応じてUSBインタフェース経由の通信の有無を判定してもよい。

0032

ステップS502においてCPU301は、ステップS501で通信があったと判定した場合は、ステップS503に進み、RAM340にUSBインタフェース経由の通信があったことを示す情報を記憶して、処理を終える。ステップS502でUSBインタフェース経由の通信がなかったと判定した場合、CPU301は、ステップS501に処理を戻す。なお、ステップS502からステップS501に戻る場合、一定時間経過後に戻るのが望ましい。

0033

次に、通常モードから第1または第2の節電モードである省電力モードへの遷移の処理を、図5(b)のフローチャートを用いて説明する。図5(b)は、本実施例に係る画像形成装置の通常モードから第1または第2の節電モードである省電力モードへの遷移時の動作を示しており、スリープ移行条件(例えば一定時間経過)を満たした後の処理である。

0034

スリープ移行条件を満たした場合、ステップS551においてCPU301は、USBインタフェース経由の通信があったかをRAM340に記憶された情報を取得して確認する。ステップS552においてCPU301は、ステップS551の結果、USBインタフェース経由の通信があったと判定した場合、ステップS553に進む。ステップS553においてCPU301およびCPU321は第2の節電モード(高電力)への移行を開始する。具体的には、画像形成装置101の各モジュールが図4のような節電状態になる。この状態では、USBデバイスコントローラ306への通電が行われているため、情報処理装置102からのUSBインタフェース経由での通信があった場合、USBデバイスコントローラ306は応答することが出来る。USBインタフェース経由の通信があったということは、USBインタフェース経由で情報処理装置102からジョブが投入される可能性がある。従って、将来的な情報のやり取りに備えてUSBデバイスコントローラ306への通電が行なわれる第2の節電モード(高電力)への移行を行なう。

0035

一方、ステップS552においてCPU301は、ステップS551の結果、USBインタフェース経由の通信がなかったと判定した場合、ステップS554に進む。ステップS554においてCPU301およびCPU321は第1の節電モード(低電力)への移行を開始する。具体的には、画像形成装置101の各モジュールが図3のような節電状態になる。この状態では、USBデバイスコントローラ306への電力供給が停止しているため、情報処理装置102からのUSBインタフェース経由での通信にUSBデバイスコントローラ306は応答が出来ない。一方で、CPU301への電力供給が停止しているなど、第2の節電モード(高電力)と比較して、消費電力が小さくなっている。また、代理応答チップ308が、ネットワークコントローラの代わりに情報処理装置102からのネットワーク経由での通信に応答している。USBインタフェース経由の通信がない状態でUSBデバイスコントローラ306を通電状態としておくことは無駄な電力消費につながる。そこで、USBインタフェース経由の通信がない場合、第1の節電モード(低電力)へと移行する。

0036

ステップS553または、S554で節電モードに移行した後は、然るべき条件(例えば情報処理装置102からのネットワーク経由のジョブ投入やユーザによる操作部201の操作)を満たすことで、節電モードから通常モードへと復帰を行う。復帰については、本フローチャートでは省略する。なお、RAMに記憶したインタフェース経由の通信があったことを示す情報は節電モードから通常モードへ復帰することによりクリアされるわけではない。従って、例えば第2の節電モード(高電力)から復帰した場合に再度スリープ移行条件を満たした場合、ステップS553の第2の節電モード(高電力)に移行することになる。

0037

このように、本実施例によれば、USBインタフェース経由の通信の有無の情報に従い、節電状態を切り替えることで、ユーザの使い勝手と消費電力とのバランスを調整することができる。

0038

実施例1では、図5(a)に示すようにUSB経由の通信があったかを定期的または不定期の間隔で監視する手法の説明を行ったが、画像形成装置101の状態変化があったタイミングでUSB経由の通信があったかを判定しても良い。一例を図6及び図7を用いて説明を行う。

0039

図6初期状態において画像形成装置は電源OFF状態であるものとする。ステップS601において、電源OFF状態の画像形成装置101は、電源スイッチの押下を検知を行う。電源スイッチの押下があった場合は、ステップS602において電源監視H/W322は、電源起動処理を行う。具体的には、ROM302に保存されているプログラムをRAM340に展開し、CPU301およびCPU321は、そのプログラムによって各種USBメディアコントローラ304などの各種コントローラの初期化などを行う。

0040

次に、ステップS603でCPU301は、USBインタフェース経由の通信の有無を確認する。ステップS604においてCPU301は、USBインタフェース経由の通信があったと判定した場合はステップS605に進み、USBインタフェース経由の通信があったことを示す情報をRAM340に記憶する。ステップS603における処理は、図5(a)で示すステップS501と同じため説明を割愛する。なお、このステップS603からステップS605の処理におけるUSBインタフェース経由の通信の検知は、USBインタフェースを介して接続されている情報処理装置102の電源が画像形成装置101より先にONになっている場合に有効な検知となる。

0041

続いて、ステップS605において画像形成装置101は、各種の状態変更待ち状態になる。ステップS606において画像形成装置101は、状態変更の種類に応じて処理を分岐する。

0042

S606において画像形成装置101が電源OFF指示を受けた場合は、ステップS607に進む。ここでの電源OFF指示とは、電源スイッチの押下や所定時間に実行される自動電源OFFがある。ステップS607では、CPU301およびCPU321は、各コントローラの終了処理や、RAM340に記憶されている一部の情報を不揮発メモリ303への保存などを行う。なお、RAM340に記憶されているUSBインタフェース経由の通信があったことを示す情報は、クリアされる。

0043

ステップS606で画像形成装置101がスリープ移行条件を満たしてスリープ移行の指示を受けた場合は、ステップS608へと進む。ステップS608の処理については、図7を用いて説明を行う。

0044

図7のS701で、CPU301は、ステップS501やS603と同様にUSBインタフェース経由の通信の有無を確認する。ステップS702においてCPU301はUSBインタフェース経由の通信があったかを判定し、通信があったと判定した場合はステップS703においてCPU301はRAM340へUSBインタフェース経由の通信があったことを示す情報を記憶する。ここでの検知は、画像形成装置101と、画像形成装置101に既にUSB接続したことがある情報処理装置102とが共に電源ONの状態でUSBインタフェース接続された場合に有効である。また、後の実施例3で説明するように、所定の条件時にUSBインタフェース経由の通信があったことを示す情報が消去された場合にも有効である。

0045

ステップS704においてCPU301はスリープ移行処理を行う。ここでの処理は、図5(b)と同様なので説明を省略する。その後、ステップS705において画像形成装置101は、スリープ復帰指示を待ち、スリープ復帰指示があった場合は、ステップS706においてスリープ復帰処理を行う。

0046

図6のステップS606で画像形成装置101がジョブ投入の指示を受けた場合は、ステップS609及びステップS610において、S604やS605と同様にUSBインタフェース経由の通信の有無の確認とその記憶を行う。ここでのジョブ投入の指示の受付は、USBインタフェース経由のものであってもよいし、ネットワークインタフェース経由のものであってもよい。その後、ステップS611で画像形成装置101は印刷処理を行う。ここでのUSBインタフェース経由の通信の有無の検知は、ユーザによるジョブ投入によるUSBインタフェースの使用を把握できるというメリットがある。

0047

ステップS606でCPU301が、USBプラグイン検知をした場合は、ステップS605と同様にステップS612でCPU301はUSBインタフェース経由の通信があったことをRAM340に保存する。そして、ステップS613においてCPU301はUSBプラグイン処理を行う。ここでの検知は、ユーザによるUSBインタフェースの使用開始を把握できるというメリットがある。

0048

本実施例では、起動時、スリープ移行時、印刷時、USBプラグイン時にUSBインタフェース経由の通信の有無を確認し、USBインタフェース経由の通信があったことを記憶する処理を行った。しかしながら、例えば、ユーザによる操作部201の操作があったタイミングでの検知でもよい。また、それらの組み合わせでもよい。

0049

実施例1では、USBインタフェース経由の通信の有無に応じて、第1の節電モード(低電力)または第2の節電モード(高電力)に節電状態を切り替えることで使い勝手を向上させる例を説明した。ここで、印刷頻度が低いユーザにとっては、使い勝手より消費電力が重要になる場合がある。実施例3では、そのような課題に対するために、第2の節電モード(高電力)から第1の節電モード(低電力)への移行を可能とする。具体的には、第2の節電モード(高電力)の時に、CPU301が一定時間USBインタフェース経由の通信がないかの確認を行う。通信がない場合は、RAM340に記憶されているUSBインタフェース経由での通信履歴を示す情報の消去を行う。その結果、通常モードまたは第2の節電モード(高電力)から第1の節電モード(低電力)へと移行が可能となる。なお、この一定時間は、ユーザに選択させるのが望ましい。その結果、長時間印刷が行われない場合、節電状態(低電力)へと移行が可能となるため、実施例1と比較して、消費電力を抑えることが出来る。

0050

実施例1においては、ユーザの使い勝手の向上のためにUSBインタフェース経由の通信があった場合には、第2の節電モード(高電力)に移行する例を説明した。また、実施例3では、所定の場合にUSBインタフェース経由での通信履歴を示す情報の消去を行なう例を説明した。

0051

実施例4では、実施例1から3で説明した処理を適用するか否かをユーザに予め選択させる例を説明する。具体的には、図8(a)のように、スリープレベルの選択をさせ、ディープスリープが選択された場合は、図8(b)のように、実施例1から3で説明した処理を実施する“USB通信優先”と、実施しない“消費電力優先”とを選択させる。こうすることによって、より使い勝手より消費電力を優先することを実現出来る。

0052

<その他の実施例>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

実施例

0053

また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。

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