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技術 眼鏡型補聴器

出願人 株式会社ベルウクリエイティブ
発明者 大和田利郎松成福次
出願日 2015年7月28日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2015-148402
公開日 2016年3月22日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-039632
状態 特許登録済
技術分野 補聴器 メガネ 可聴帯域変換器の細部(特性を得るもの) 防音、遮音、音の減衰 可聴帯域変換器の回路等
主要キーワード 静電気センサー 電気式スイッチ スイッチオフ信号 電磁式スイッチ 小型マイク オン制御信号 非接触型充電 静電容量感知
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年3月22日)のものです。
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図面 (12)

課題

操作が簡単で、見ている相手音声を容易に聞き取ることができる眼鏡型補聴器

解決手段

2つのレンズ1の周りを囲む眼鏡リム2を連結する眼鏡ブリッジ3に設けられた指向性マイク6と、眼鏡リムの左端と右端とのそれぞれに設けられた無指向性マイク5と、眼鏡リムに連結される左フレーム4と右フレーム4とのそれぞれに設けられたスピーカー8aと、左フレームと右フレームとの一方のフレームに設けられた第1タッチセンサー7aと、第1タッチセンサーからの信号により指向性マイク6をオンさせて音声信号をスピーカー8aに出力させる制御回路10とを備える。

概要

背景

眼鏡型補聴器としては、例えば、特許文献1に記載された眼鏡型3D補聴器が知られている。この眼鏡型3D補聴器は、マイクと補聴器の増幅調整器イヤホーンと、フレーム導線を一体的な構造としたものである。

眼鏡型3D補聴器は、指向性小型マイクを左右の眼鏡フレーム蝶番付近に固定し、マイクからの信号を眼鏡フレーム内の導線、コンセントプラグリード線により補聴器の増幅調整器に入力し、マイク感度ボリューム音量ボリューム音質ボリュームを配置して高齢者が操作し易い構造とし、増幅調整後の音声信号をフレーム導線から左右の耳穴誘導して、イヤホーンにより音声再生する。

これによれば、高齢者が自分で操作し易く、3D(音の方向、遠近感)の再生が可能であり、ハウリングがなく、眼鏡を掛けて長時間使用できる使い易い眼鏡型補聴器を提供することができる。

概要

操作が簡単で、見ている相手の音声を容易に聞き取ることができる眼鏡型補聴器。2つのレンズ1の周りを囲む眼鏡リム2を連結する眼鏡ブリッジ3に設けられた指向性マイク6と、眼鏡リムの左端と右端とのそれぞれに設けられた無指向性マイク5と、眼鏡リムに連結される左フレーム4と右フレーム4とのそれぞれに設けられたスピーカー8aと、左フレームと右フレームとの一方のフレームに設けられた第1タッチセンサー7aと、第1タッチセンサーからの信号により指向性マイク6をオンさせて音声信号をスピーカー8aに出力させる制御回路10とを備える。

目的

これによれば、高齢者が自分で操作し易く、3D(音の方向、遠近感)の再生が可能であり、ハウリングがなく、眼鏡を掛けて長時間使用できる使い易い眼鏡型補聴器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

2つのレンズ周りを囲む眼鏡リムを連結する眼鏡ブリッジに設けられた指向性マイクと、前記眼鏡リムの左端と右端とのそれぞれに設けられた無指向性マイクと、前記眼鏡リムに連結される左フレーム右フレームとのそれぞれに設けられたスピーカーと、前記左フレームと前記右フレームとの一方のフレームに設けられた第1タッチセンサーと、前記第1タッチセンサーからの信号により前記指向性マイクをオンさせて音声信号を前記スピーカーに出力させる制御回路と、を備えることを特徴とする眼鏡型補聴器

請求項2

前記制御回路は、前記第1タッチセンサーからの信号に基づき前記第1タッチセンサーをスライドするスライド量に応じて前記スピーカーの音量を調整することを特徴とする請求項1記載の眼鏡型補聴器。

請求項3

前記左フレームと前記右フレームとの他方のフレームに設けられた第2タッチセンサーを備え、前記制御回路は、前記第2タッチセンサーからの信号により前記無指向性マイクをオンさせて音声信号を前記スピーカーに出力させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の眼鏡型補聴器。

請求項4

前記音声信号に含まれる周波数の内の4kHz〜8kHzを通過させて前記スピーカに出力する帯域フィルタを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の眼鏡型補聴器。

請求項5

前記左フレームと前記フレームとの少なくとも一方に、所定の音圧感知し音圧感知信号を出力するマイクを備え、前記制御回路は、前記マイクから音圧感知信号が入力されたとき、前記制御回路のための電源スタンバイ状態から通常状態切り替え、前記マイクから音圧感知信号を入力されないときには前記電源を通常状態からスタンバイ状態に切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の眼鏡型補聴器。

請求項6

前記左フレームと前記フレームとの少なくとも一方に、前記スピーカーを取り囲むように空洞部が形成され、前記空洞部からの位置に向けて穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の眼鏡型補聴器。

技術分野

0001

本発明は、眼鏡に取り付けられ、特に、高齢者難聴者に利用される眼鏡型補聴器に関する。

背景技術

0002

眼鏡型補聴器としては、例えば、特許文献1に記載された眼鏡型3D補聴器が知られている。この眼鏡型3D補聴器は、マイクと補聴器の増幅調整器イヤホーンと、フレーム導線を一体的な構造としたものである。

0003

眼鏡型3D補聴器は、指向性小型マイクを左右の眼鏡フレーム蝶番付近に固定し、マイクからの信号を眼鏡フレーム内の導線、コンセントプラグリード線により補聴器の増幅調整器に入力し、マイク感度ボリューム音量ボリューム音質ボリュームを配置して高齢者が操作し易い構造とし、増幅調整後の音声信号をフレーム導線から左右の耳穴誘導して、イヤホーンにより音声再生する。

0004

これによれば、高齢者が自分で操作し易く、3D(音の方向、遠近感)の再生が可能であり、ハウリングがなく、眼鏡を掛けて長時間使用できる使い易い眼鏡型補聴器を提供することができる。

先行技術

0005

特開2012−147405号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に記載された眼鏡型3D補聴器にあっては、イヤホーンが眼鏡の外部に設けられているため、高齢者はいちいちイヤホーンをに付けなければ音を聞くことができず、操作が面倒であった。

0007

また、指向性小型マイクを左フレーム右フレームとに設けていたため、高齢者が会話をしている人の音声以外に、周囲の音も集音していた。このため、周囲の音が増幅されて雑音となり、会話している人の音声が聞き取りにくかった。

0008

本発明の課題は、操作が簡単で、見ている相手の音声を容易に聞き取ることができる眼鏡型補聴器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するために、本発明に係る眼鏡型補聴器は、2つのレンズ周りを囲む眼鏡リムを連結する眼鏡ブリッジに設けられた指向性マイクと、前記眼鏡リムの左端と右端とのそれぞれに設けられた無指向性マイクと、前記眼鏡リムに連結される左フレームと右フレームとのそれぞれに設けられたスピーカーと、前記左フレームと前記右フレームとの一方のフレームに設けられた第1タッチセンサーと、前記第1タッチセンサーからの信号により前記指向性マイクをオンさせて音声信号を前記スピーカーに出力させる制御回路とを備えることを特徴とする。さらに、制御回路には、低音障害感音難聴が特に聞き取りにくい125Hzから500Hzの低い音を聞こえやすくスピーカーに出力する帯域フィルタを有する。また、老人性難聴(感音難聴)で多い4000Hz〜8000Hzの高い音を聞こえやすくスピーカーに出力する帯域フィルタを有する。

発明の効果

0010

本発明に係る眼鏡型補聴器によれば、スピーカーを左フレームと右フレームとのそれぞれに設け、左フレームと右フレームとの一方のフレームに設けられた第1タッチセンサーをタッチするのみで、指向性マイクをオンさせて音声信号をスピーカーに出力させることができるので、操作が簡単になる。

0011

また、指向性マイクを眼鏡ブリッジに設けたので、見ている相手の音声だけを指向性マイクが集音することから、見ている相手の音声を容易に聞き取ることができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施例1に係る眼鏡型補聴器の正面図及び右フレームの構成を示す図である。
本発明の実施例1に係る眼鏡型補聴器の左フレームの構成を示す図である。
本発明の実施例1に係る眼鏡型補聴器の回路構成図である。
本発明の実施例2に係る眼鏡型補聴器のフレームに設けられた構成を示す図である。
本発明の実施例2に係る眼鏡型補聴器のフレームに設けられた構成の動作を説明するための図である。
本発明の実施例3に係る眼鏡型補聴器の電源投入する構成を示す図である。
本発明の実施例4に係る眼鏡型補聴器の電源を投入する構成を示す図である。
本発明の実施例3,4に係る眼鏡型補聴器の回路構成図である。
本発明の実施例5に係る眼鏡型補聴器の電源を投入する構成を示す図である。
本発明の実施例6に係る眼鏡型補聴器の構成を示す図である。
本発明の実施例7に係る眼鏡型補聴器の構成を示す図である。

0013

以下、本発明の眼鏡型補聴器の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。

0014

図1(a)は本発明の実施例1に係る眼鏡型補聴器の正面図、図1(b)は眼鏡の右フレームの構成を示す図である。眼鏡型補聴器は、眼鏡に設けられており、この眼鏡は、図1(a)に示すように、左右に配置された2つのレンズ1と、2つのレンズ1の周りを囲む眼鏡リム2と、眼鏡リム2を連結する眼鏡ブリッジ3と、眼鏡リム2に連結される右フレーム4a及び左フレーム4bとを備えている。眼鏡リム2と右フレーム4a及び左フレーム4bとは、図示しない蝶番で連結されている。

0015

図1(a)に示すように、眼鏡リム2の左上端と右上端のそれぞれには極小の無指向性マイク5が設けられ、眼鏡ブリッジ3には極小の指向性マイク(指向性ガンマイク)6が設けられている。無指向性マイク5は、全方位の音を集音する。指向性マイク6は、指向性を有しており、難聴者や高齢者と会話する人の音声を集音する。

0016

図1(b)に示す右フレーム4aの内の、眼鏡リム2に最も近いフレーム内には第一制御基板10が設けられている。右フレーム4aの内の、眼鏡リム2に次に近いフレーム内にはタッチセンサー7aが設けられている。このタッチセンサー7aは、図示しない導線で第一制御基板10内のセンサー制御部13に接続されている。

0017

右フレーム4aの略中央部には、スピーカー8aが設けられている。このスピーカー8aは、図示しない導線で第一制御基板10内のアンプ増幅器)12に接続されている。右フレーム4aの後端部には、リチウムポリマー電池などの電池21(非接触型充電池)が設けられている。

0018

図2に示す左フレーム4bの内の、眼鏡リム2に最も近いフレーム内には第一制御基板10が設けられている。左フレーム4bの内の、眼鏡リム2に次に近いフレーム内にはタッチセンサー7bが設けられている。このタッチセンサー7bは、図示しない導線で第一制御基板10内のセンサー制御部13に接続されている。

0019

左フレーム4bの略中央部には、スピーカー8bが設けられている。このスピーカー8bは、図示しない導線で第一制御基板10内のアンプ(増幅器)12に接続されている。左フレーム4bの後端部には、リチウムポリマー電池(非接触型充電池)などの電池21が設けられている。

0020

図3に、本発明の実施例1に係る眼鏡型補聴器の回路構成図を示す。図3に示すように、第一制御基板10(本発明の制御回路に対応)は、マイク制御部11、アンプ12、センサー制御部13、音変調部14を備えている。バッテリ部20は、電池21、非接触充電制御部22を備えている。非接触充電制御部22は、非接触充電池からなる電池21の充電量を制御する。

0021

マイク制御部11には無指向性マイク5と指向性マイク6とが接続され、マイク制御部11は、センサー制御部13からの制御信号に基づいて無指向性マイク5のオン又はオフの制御と、指向性マイク6のオン又はオフの制御とを行い、無指向性マイク5のオン又は指向性マイク6のオンの場合にオン状態にあるマイクからの音声信号をアンプ12に出力する。

0022

アンプ12は、電池21からの電力の供給を受けて動作し、マイク制御部11からの音声信号を増幅して、右フレームに設けられたスピーカー8aと左フレームに設けられたスピーカー8bに出力する。

0023

センター制御部13にはタッチセンサー7a,7bが接続される。タッチセンサー7aは、所定時間、例えば3秒間タッチされることにより、オン信号をセンサー制御部13に出力する。センター制御部13は、タッチセンサー7aからのオン信号に基づきマイク制御部11に対して指向性マイク6をオンさせるためのオン制御信号を出力する。

0024

タッチセンサー7aは、再度、所定時間、例えば3秒間タッチされることにより、オフ信号をセンサー制御部13に出力する。センター制御部13は、タッチセンサー7aからのオフ信号に基づきマイク制御部11に対して指向性マイク6をオフさせるためのオフ制御信号を出力する。

0025

タッチセンサー7bは、所定時間、例えば3秒間タッチされることにより、オン信号をセンサー制御部13に出力する。センター制御部13は、タッチセンサー7bからのオン信号に基づきマイク制御部11に対して無指向性マイク5をオンさせるためのオン制御信号を出力する。

0026

タッチセンサー7bは、再度、所定時間、例えば3秒間タッチされることにより、オフ信号をセンサー制御部13に出力する。センター制御部13は、タッチセンサー7bからのオフ信号に基づきマイク制御部11に対して無指向性マイク5をオフさせるためのオフ制御信号を出力する。

0027

このように実施例1に係る眼鏡型補聴器によれば、図1(b)に示すように、スピーカー8a,8bを左フレームと右フレームとのそれぞれに設け、右フレームに設けられたタッチセンサー7aを所定時間、例えば、3秒間タッチすると、オン信号がセンサー制御部13に出力される。このため、マイク制御部11は、センサー制御部13からのオン信号に基づき、指向性マイク6をオンさせて音声信号をスピーカー8a,8bに出力させる。従って、難聴者や高齢者は、簡単な操作で会話している人の音声を聞くことができる。

0028

また、指向性マイク6を眼鏡ブリッジ3に設けたので、見ている相手の音声だけを指向性マイク6が集音するから、雑音が小さくなり、見ている相手の音声を正確に聞き取ることができる。

0029

また、タッチセンサー7aの画面を手でスライドすると、センサー制御部13は、タッチセンサー7aをスライドするスライド量に応じてスライド量信号を音変調部14に出力する。音変調部14は、センサー制御部13からのスライド量信号に応じて音の変調度を変化させてアンプ12を介してスピーカー8a,8bに出力する。これにより、タッチセンサー7aをスライドするスライド量に応じてスピーカー8a,8bの音量を調整することができる。

0030

なお、タッチセンサー7aをスライドする代わりに、タッチセンサー7aをタッチするタッチ回数に応じてスピーカー8a,8bの音量を調整してもよい。

0031

また、タッチセンサー7bの画面を手でスライドすると、センサー制御部13は、タッチセンサー7bをスライドするスライド量に応じてスライド量信号をマイク制御部11に出力する。マイク制御部11は、センサー制御部13からのスライド量信号に応じて指向性マイク6の指向性を調整することができる。

0032

なお、タッチセンサー7bをスライドする代わりに、タッチセンサー7bをタッチするタッチ回数に応じて指向性マイクの指向性を調整してもよい。

0033

また、老人性難聴者(耳が遠い人)は、高音域(4kHz〜8kHz)が聞こえにくいため、言葉を正確に聞き取ることができない。しかし、低音域は正常に聞くことができる。このため、アンプ12内に設けられた帯域フィルタ(BPF)12aは、マイク制御部11から送られてくる音声信号に含まれる周波数の内の4kHz〜8kHzを通過させて4kHz〜8kHzの音声信号をアンプ12で増幅して、その他の周波数帯の音声信号は遮断させる。増幅された音声をスピーカー8a,8bに出力し、スピーカー8a,8bから耳穴に向けて音声を出力する。従って、老人性難聴者は、高音域(4kHz〜8kHz)を正確に聞くことができる。

0034

さらに、第一制御基板10には、低音障害型感音難聴が特に聞き取りにくい125Hzから500Hzの低い音を聞こえやすくスピーカーに出力する帯域フィルタを有するようにしてもよい。

0035

図4及び図5は、本発明の実施例2に係る眼鏡型補聴器のフレームに設けられた構成を示す図である。図4に示すように、左フレーム4bの内の眼鏡リム3に最も近いフレーム部分に加速度センサー17が設けられている。この加速度センサー17は、難聴者が耳を傾けたときの加速度を検出し、検出された加速度信号をセンサー制御部13に出力する。

0036

センサー制御部13は、加速度センサー17からの加速度信号を音変調部14に出力する。音変調部14は、加速度信号の大きさに応じて、音の変調度を変化させてスピーカーに出力する。即ち、傾けた耳側のスピーカーの音量を自動的に大きくすることができるので、難聴者は音声を良く聞くことができる。

0037

また、図4に示すように、左フレーム4bの内の耳の位置に対応するフレームにはボタン15が設けられている。このボタン15にはアーム16の一端が連結され、アーム16の他端にはスピーカー8が設けられている。図4は、アーム16とスピーカー8とがフレーム4bから出た状態を示す。

0038

なお、図4においては、左フレーム4bに加速度センサー17、ボタン15を設ける例を示したが、右フレーム4aにも加速度センサー17、ボタン15が設けられているものとする。

0039

図5に示すように、最初の状態では、アーム16とスピーカー8とが右フレーム4aに内蔵されている。難聴者がボタン15を押すと、アーム16とスピーカー8とがフレーム4aから出て来て、スピーカー8が耳穴30に収まる。

0040

これにより、難聴者は、ボタン15を押すのみで、スピーカー8が耳穴30に収まるので、音が聞き取り易くなる。

0041

本発明は、実施例1及び実施例2に係る眼鏡型補聴器に限定されるものではない。例えば、眼鏡型補聴器を付けたままで就寝してしまった場合に、自動的に指向性マイク6及び無指向性マイク5がオフになるようにしてもよい。この場合に、指向性マイク6及び無指向性マイク5とに所定時間以上、音声が入力されず、かつタッチセンサー7a,7bが所定時間以上操作されなかった場合には、マイク制御部11は、指向性マイク6及び無指向性マイク5をオフさせるようにすればよい。

0042

また、実施例1に係る眼鏡型補聴器と実施例2に係る眼鏡型補聴器とを組み合わせて用いても良い。このようすれば、実施例1に係る眼鏡型補聴器と実施例2に係る眼鏡型補聴器との効果が得られる。

0043

図6は、本発明の実施例3に係る眼鏡型補聴器の電源を投入する構成を示す図である。実施例3に係る眼鏡型補聴器は、図1に示す実施例1に係る眼鏡型補聴器の構成に、さらに、図6に示す構成を追加したものである。

0044

図6(a)は、眼鏡型補聴器のフロント31とテンプル32(図1に示す左右フレーム4a,4bに対応)とのなす角度が75度未満、図6(b)は、フロント31とテンプル32とのなす角度が75度、図6(c)は、フロント31とテンプル32とのなす角度が90度の状態を示す。図6(a)において、フロント31とテンプル32とを連結する丁番33には電源スイッチ34が取り付けられている。電源スイッチ34は、機械式スイッチ電気式スイッチ電磁式スイッチ等である。

0045

電源スイッチ34は、図6(b)、図6(c)に示すように、フロントとテンプルとのなす角度が75度以上になると、オンする。すると、図8の回路構成図に示すように、電源スイッチ34からのスイッチオン信号がセンサー制御部13に入力され、センサー制御部13によりバッテリ部20からなる電源が投入される。バッテリ部20は、第一制御基板10を動作させるための電源である。

0046

一方、電源スイッチ34は、図6(a)に示すように、フロントとテンプルとのなす角度が75度未満になると、オフする。すると、電源スイッチ34からのスイッチオフ信号がセンサー制御部13に入力され、センサー制御部13によりバッテリ部20からなる電源が切断される。従って、眼鏡型補聴器を使用するときのみ、電源が投入されるので、消費電力を低減することができる。

0047

なお、電源スイッチ34がオンするフロント31とテンプル32とのなす角度は、75度に限定されることなく、例えば、60度やその他の任意の角度に設定することもできる。

0048

図7は、本発明の実施例4に係る眼鏡型補聴器の電源を投入する構成を示す図である。実施例4に係る眼鏡型補聴器は、図1に示す実施例1に係る眼鏡型補聴器の構成に、さらに、図7に示す構成を追加したものである。

0049

図7に示すように、左右のテンプル32(図1に示す左右フレーム4a,4bに対応)の内の耳の位置に対応するテンプル部分には、静電気センサー35が設けられている。この静電気センサー35は、人が眼鏡型補聴器を装着すると、人の静電容量を感知し、図8に示すように、静電容量感知信号をセンサー制御部13に出力する。静電容量感知信号を入力したセンサー制御部13は、バッテリ部20からなる電源を投入する。

0050

一方、静電気センサー35は、人が眼鏡型補聴器を外すと、人の静電容量を感知しない。このため、センサー制御部13は、静電容量感知信号を入力しなくなった時から一定時間、例えば5秒程度経過後に電源を切断する。従って、眼鏡型補聴器を使用するときのみ、電源が投入されるので、消費電力を低減することができる。

0051

図9は、本発明の実施例5に係る眼鏡型補聴器の電源を投入する構成を示す図である。実施例5に係る眼鏡型補聴器は、図1に示す実施例1に係る眼鏡型補聴器の構成に、さらに、図9に示すようにテンプル32(図1に示す左右フレーム4a,4bに対応)にマイク36を追加したものである。

0052

マイク36は、所定の音圧を感知し、音圧感知信号をセンサー制御部13に出力する。センサー制御部13は、マイク36から音圧感知信号が入力されたとき、バッテリ部20からなる電源をスタンバイ状態から通常状態切り替える。

0053

マイク36は、所定の音圧を感知しない場合には、マイク36から音圧感知信号は、センサー制御部13に出力されない。このため、センサー制御部13は、バッテリ部20からなる電源を、瞬時に通常状態からスタンバイ状態に切り替える。従って、会話している時など、所定の音圧を感知したときのみ、電源が投入されるので、消費電力を低減することができる。また、難聴者や高齢者は、電源を投入しなくても会話することができ、利便性を向上することができる。

0054

図10は、本発明の実施例6に係る眼鏡型補聴器の構成を示す図である。実施例6に係る眼鏡型補聴器は、図1に示す実施例1に係る眼鏡型補聴器の構成に、さらに、図10に示すようにテンプル32(図1に示す左右フレーム4a,4bに対応)内で且つスピーカー8を取り囲む空洞部37を形成している。空洞部37は、スピーカー8の音を最適に出力するための空間からなる。また、空洞部37から耳の位置に向けて複数の穴38が形成されている。

0055

このような構成によれば、空洞部37によりスピーカー8の音が最適に出力され、複数の穴38により、耳に向けて直進的に空洞部37からの音を出力するので、音漏れを低減することができる。また、音エネルギーが分散しないため、小さい音でも聞こえやすく、省エネ効果がある。

0056

図11は、本発明の実施例7に係る眼鏡型補聴器の構成を示す図である。実施例7に係る眼鏡型補聴器は、図1に示す実施例1に係る眼鏡型補聴器の構成に、さらに、図11に示す構成を追加したものである。

0057

図11に示すように、左右のテンプル32(図1に示す左右フレーム4a,4bに対応)の内の耳の位置に対応するテンプル部分に、マイク40が設けられている。このマイク40は、周囲の環境音を感知し、音感知信号をセンサー制御部13に出力する。

実施例

0058

センサー制御部13は、マイク40からの音感知信号に基づき、音感知信号の位相とは逆位相の音感知信号を生成し、生成された逆位相の音感知信号をスピーカー8に出力する。スピーカー8は、耳穴に向けて周囲の環境音に対する逆位相の音を放射する。即ち、逆位相の音が互いに打ち消し合い、耳の周囲だけ騒音がない状態になる。このため、難聴者や高齢者は、周囲の環境音に害されることなく、音を良く聞くことができる。

0059

1レンズ
2眼鏡リム
3眼鏡ブリッジ
4眼鏡フレーム
5無指向性マイク
6指向性マイク
7a,7bタッチセンサー
8a,8bスピーカー
10 第一制御基板
11マイク制御部
12アンプ
12a帯域フィルタ(BPF)
13センサー制御部
14 音変調部
15 ボタン
20バッテリ部
21電池
22非接触充電制御部
31フロント
32テンプル
33丁番
34電源スイッチ
35静電気センサー
36,40 マイク
37 空洞部
38 穴

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