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技術 コイン状部材払い出し装置

出願人 マミヤ・オーピー株式会社
発明者 川橋佳樹金井洋
出願日 2014年8月7日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2014-161692
公開日 2016年3月22日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2016-038727
状態 特許登録済
技術分野 その他のゲーム 紙幣の取り扱い コインの取り扱い
主要キーワード 可動ガイドローラ 円錐状先端 円形外周 円形内周面 環状枠 硬貨払い出し装置 コイン検出器 樹脂製ケース
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

払い出し口が閉じている場合におけるコイン状部材詰まり等の弊害を回避可能コイン状部材払出装置を提供すること。

解決手段

メダル払い出し装置1は、メダルMを一枚ずつ分離させて円形循環路15に沿って循環させる払い出しローター8と、循環路15からメダルMを外部に払い出し可能なメダル払い出し口11と、メダル払い出し口11を開閉するシャッター機構30と、メダル払い出し口11が開くと、循環路15に沿って循環するメダルMをメダル払い出し口11に向けてガイド可能なガイド位置19Bに移動し、メダル払い出し口11が閉じると、退避位置19Aに移動するガイドピン19とを有している。

概要

背景

この種のコイン状部材払い出し装置は、両替機遊技台等に内蔵して、硬貨遊技用メダル等を払い出すために用いられており、特許文献1、2、3に記載されている。

特許文献1に記載の装置では、コイン排出口払出口)を遮蔽板封鎖し、払い出されるコインによって遮蔽板を押し開けるようにしている。これにより、外部からコイン排出口に異物を差し込み、コイン排出口近傍に配置されているコイン検出器誤動作させるなどの不正を防止している。

特許文献2、3に記載の装置では、コイン状部材の払出口(投出口)に取り付けたシャッター装置ソレノイドによって開閉できるようにしている。また、ホッパー内のコイン状部材を一枚ずつ分離しながら循環させる払出ローターディスク)を回転駆動するモーターオンオフ連動させてシャッター装置を駆動している。シャッター装置に駆動機構を設けることで、投出口を介して行われる外部からの不正行為をより確実に防止できる。

概要

払い出し口が閉じている場合におけるコイン状部材の詰まり等の弊害を回避可能コイン状部材払出装置を提供すること。メダル払い出し装置1は、メダルMを一枚ずつ分離させて円形循環路15に沿って循環させる払い出しローター8と、循環路15からメダルMを外部に払い出し可能なメダル払い出し口11と、メダル払い出し口11を開閉するシャッター機構30と、メダル払い出し口11が開くと、循環路15に沿って循環するメダルMをメダル払い出し口11に向けてガイド可能なガイド位置19Bに移動し、メダル払い出し口11が閉じると、退避位置19Aに移動するガイドピン19とを有している。

目的

本発明の課題は、このような点に鑑みて、払い出し口が閉じている場合におけるコイン状部材の詰まり等の弊害を回避可能なコイン状部材払い出し装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

コイン状部材(M)を一枚ずつ分離させて円形循環路(15)に沿って循環させる払い出しローター(8)と、前記循環路(15)の所定の位置において当該循環路(15)に外周側から連通し、当該循環路(15)からコイン状部材(M)を外部に払い出し可能な払い出し口(11)と、前記払い出し口(11)を開閉するシャッター機構(30)と、前記払い出し口(11)が開くと、前記循環路(15)に沿って循環するコイン状部材(M)を前記払い出し口(11)に向けてガイド可能なガイド位置(19B)に移動し、前記払い出し口(11)が閉じると、前記ガイド位置(19B)から退避した退避位置(19A)に移動するガイド部材(19)と、を有しているコイン状部材払い出し装置(1)。

請求項2

前記ガイド部材(19)を、前記シャッター機構(30)に連動して前記ガイド位置(19B)および前記退避位置(19A)に移動させる連動機構(34)を有している請求項1に記載のコイン状部材払い出し装置(1)。

請求項3

前記払い出し口(11)の開閉を検出するシャッター検出器(35)を有している請求項1または2に記載のコイン状部材払い出し装置(1)。

請求項4

前記シャッター検出器(35)は、前記払い出し口(11)を通過するコイン状部材(M)を検出可能である請求項3に記載のコイン状部材払い出し装置(1)。

請求項5

前記シャッター検出器(35)とは異なる位置において前記払い出し口(11)を通過するコイン状部材(M)を検出するコイン状部材検出器(12)を有している請求項4に記載のコイン状部材払い出し装置(1)。

技術分野

0001

本発明は、コイン状部材を入れたホッパーの底で回転する払い出しローターを用いて、コイン状部材を1枚ずつ分離しながら円形循環路に沿って循環させ、循環するコイン状部材を、一枚ずつ循環路の外周側に形成した払出口にガイドして当該払出口から外部に払い出すコイン状部材払い出し装置に関する。

背景技術

0002

この種のコイン状部材払い出し装置は、両替機遊技台等に内蔵して、硬貨遊技用メダル等を払い出すために用いられており、特許文献1、2、3に記載されている。

0003

特許文献1に記載の装置では、コイン排出口(払出口)を遮蔽板封鎖し、払い出されるコインによって遮蔽板を押し開けるようにしている。これにより、外部からコイン排出口に異物を差し込み、コイン排出口近傍に配置されているコイン検出器誤動作させるなどの不正を防止している。

0004

特許文献2、3に記載の装置では、コイン状部材の払出口(投出口)に取り付けたシャッター装置ソレノイドによって開閉できるようにしている。また、ホッパー内のコイン状部材を一枚ずつ分離しながら循環させる払出ローターディスク)を回転駆動するモーターオンオフ連動させてシャッター装置を駆動している。シャッター装置に駆動機構を設けることで、投出口を介して行われる外部からの不正行為をより確実に防止できる。

先行技術

0005

特開平06−266922号公報
特許第4258753号公報
特許第4324903号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ここで、払出ローターを駆動するモーターの制御回路等に不正行為が行われ、コイン状部材の払い出し信号の有無に拘わりなくモーターが回転し続ける事態が発生するおそれがある。

0007

この場合には、ホッパー内においては払出ローターが回転してコイン状部材を払出口に向けて送り出す動作が継続する。払出口がシャッターによって封鎖されていると、払出口に向けて送り出されるコイン状部材が払出ローターにおける払出口の近傍部分に滞留し、そこに詰まることがある。この結果、払出ローターを回転させるモーターに過剰な負荷が作用し、払出ローターあるいは、その周囲の部分に損傷が生じるおそれがある。

0008

また、特許文献2、3に記載されているようにモーターの回転に連動させてシャッター装置を開閉する場合には、不正行為によってモーターが回転し続けると、払出口も開放状態のままとなってしまう。この結果、払い出し信号の有無に拘わりなく、コイン状部材が連続して払い出されてしまう。

0009

さらに、特許文献2、3に記載されているような動力式のシャッター装置が配置されている場合においても、依然として、シャッター装置が外部からの不正行為によって操作されて、払出口が開けられてしまう可能性が残っている。払出口が開けられてしまうと、払
出口を介して外部からの不正操作が可能になってしまう。

0010

本発明の課題は、このような点に鑑みて、払い出し口が閉じている場合におけるコイン状部材の詰まり等の弊害を回避可能なコイン状部材払い出し装置を提供することにある。

0011

また、本発明の課題は、不正行為によってコイン状部材の払い出しが行われることを、より確実に防止可能なコイン状部材払い出し装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0012

上記の課題を解決するために、本発明のコイン状部材払い出し装置は、
コイン状部材を一枚ずつ分離させて円形の循環路に沿って循環させる払い出しローターと、
前記循環路の所定の位置において当該循環路に外周側から連通し、当該循環路からコイン状部材を外部に払い出し可能な払い出し口と、
前記払い出し口を開閉するシャッター機構と、
前記払い出し口が開くと、前記循環路に沿って循環するコイン状部材を前記払い出し口に向けてガイド可能なガイド位置に移動し、前記払い出し口が閉じると、前記ガイド位置から退避した退避位置に移動するガイド部材と、
を有していることを特徴としている。

0013

コイン状部材を払い出し口にガイドするガイド部材は、払い出し口が開いている場合にガイド位置に移動する。払い出し口が閉じている場合には、コイン状部材が払い出し口に向けて送り出されることなく循環路に沿って循環する。よって、不正行為、故障等によって払い出しローターが払い出し指令の有無に拘わりなく回転を継続した場合に、コイン状部材が払い出し口の近傍に滞留して詰まり等の弊害が発生することを確実に回避できる。

0014

ここで、前記ガイド部材を、前記シャッター機構に連動して前記ガイド位置および前記退避位置に移動させる連動機構を備えていることが望ましい。これにより、ガイド部材を専用の駆動源を用いて移動させる場合に比べてガイド部材の移動機構コンパクトに構成でき、また、適切なタイミングで確実にガイド部材を移動させることができる。

0015

次に、本発明のコイン状部材払い出し装置は、払い出し口の開閉を検出するシャッター検出器を有していることが望ましい。

0016

シャッター検出器によって直接にシャッター機構の開閉状態を確認できる。これにより、不正行為によって外部から払い出し口が開けられたこと等を知ることができる。よって、払い出し口を介しての不正行為を、より確実に防止できるコイン状部材払い出し装置の不正検出方法が得られる。

0017

例えば、コイン状部材の払い出しを指示する払い出し信号と、前記シャッター検出器の検出信号とに基づき、前記シャッター機構が不正に操作されたことを検出する不正検出部を構成することができる。すなわち、払い出し信号が出されていないにも拘わらずシャッター機構が開いた場合には、不正操作によってシャッター機構が開けられたと判断できる。

0018

また、シャッター検出器を用いて払い出し口を通過するコイン状部材を検出可能である。

0019

例えば、払い出し口を開閉するシャッター機構の部材を磁性材から形成し、シャッター検出器として磁気センサを用いて磁性材の接近および離間によって払い出し口の開閉を検
出できる。また、磁性材からなるコイン状部材が通過する払い出し口近傍に磁気センサを配置しておけば、払い出し口を通過するコイン状部材を検出できる。

0020

磁気センサの代わりに、透過型光学式センサを用いることもできる。この場合には、払い出し口を開閉するシャッター機構の部材に検出片を取り付け、払い出し口の開閉に伴って検出片が光学式センサの検出領域の内外に移動するようにすればよい。また、光学式センサの検出領域を、払い出し口を通過するコイン状部材の通過経路上となるようにすればよい。

0021

ここで、シャッター機構による払い出し口の開閉を検出する場合の検出信号は開状態あるいは閉状態切り替わった後は、同一の信号状態が継続する。これに対して、コイン状部材の払い出しは短い間隔で連続して行われるので、検出信号の状態が短い間隔で連続して切り替わる。よって、検出信号から双方を区別することができる。また、払い出し口が開状態の間にコイン状部材の払い出しが行われるので、払い出し口の開閉検出と、払い出されるコイン状部材の通過検出とは、時間的に異なる時点で行われる。したがって、シャッター検出器を用いて払い出し口の開閉状態およびコイン状部材の検出の双方を行うことができる。

0022

このように、シャッター検出器をコイン状部材検出器として利用できるので、払い出し口から払い出されるコイン状部材の数をカウントするための検出器として、シャッター検出器とは異なる位置において払い出し口を通過するコイン状部材を検出するコイン状部材検出器を配置すればよい。すなわち、従来のように、2台のコイン状部材検出器を、払い出し口の内側および外側の位置に配置して、これらの出力に基づき払い出されるコイン状部材の数をカウントする代わりに、シャッター検出器と1台のコイン状部材検出器を用いて払い出されるコイン状部材の数を正確にカウントすることが可能である。

図面の簡単な説明

0023

本発明を適用したコイン状部材払い出し装置の一例を示す概略斜視図および概略平面図である。
図1のコイン状部材払い出し装置を、メダル貯留容器を取り外した状態で示す概略平面図である。
(a)は図1のコイン状部材払い出し装置を、メダル貯留容器および円環状枠を取り外した状態で示す概略平面図であり、(b)はそのシャッター機構の部分を示す概略構成図である。
図1のコイン状部材払い出し装置の動作を示す概略フローチャートである。

実施例

0024

以下に、図面を参照して、本発明を適用した遊技用メダルの払い出しを行うメダル払い出し装置を説明する。なお、本発明は遊技用メダル以外のコイン状部材、例えば、硬貨の払い出しを行う硬貨払い出し装置などのコイン状部材払い出し装置にも同様に適用可能なことは勿論である。

0025

(全体構成)
図1は本実施の形態に係るメダル払い出し装置を示す概略斜視図および概略平面図である。これらの図を参照して説明すると、メダル払い出し装置1は、直方体形状の樹脂製ケース内に各構成部品が組み込まれている本体部2と、この本体部2の上面に取り付けた樹脂製のメダル貯留容器3とを備えている。メダル貯留容器3は上方に広がる漏斗形状をしており、上端が上方に開口する開口部4となっている。メダル貯留容器3には、例えば、当該メダル払い出し装置1が組み込まれているメダル貸出装置、遊技台(図示せず)の側から開口部4を介してメダルが供給される。

0026

メダル貯留容器3には、図1(b)に示すように、円形の底側開口部5が形成されている。この底側開口部5から上方に露出している本体部2の平坦な上面6の部分には、上面6と平行に円環状枠7が取り付けられている。この円環状枠7の所定の高さの円形外周枠部7aの内側には、同心状態で、上面6と平行に円盤状の払い出しローター8が回転自在の状態に配置されている。

0027

払い出しローター8の中心には回転軸9が取り付けられている。回転軸9は、本体部2の上面6から垂直に上方に突出しており、払い出しローター8は回転軸9によって回転駆動される。回転軸9には、本体部2の背面側に取り付けたモーター13から本体部2内に配置した不図示の動力伝達機構を介して回転が伝達される。払い出しローター8には、同心状に等角度間隔複数個、本例では5個の円形のメダル分離孔10が形成されている。メダル分離孔10は払い出しローター8を、その厚さ方向に貫通する貫通孔である。

0028

メダル貯留容器3に溜まっている底側のメダルは、後述のように、払い出しローター8の回転によって、1枚ずつに分離されながらメダル分離孔10に落ち込む。メダル分離孔10に落ち込んだメダルは、払い出しローター8の回転に伴って、メダル分離孔10に入った状態で、円形の循環路に沿って搬送される。

0029

本体部2の上面6と、円環状枠7の前側外周部に一体形成した突出板部7dとの間には、メダル払い出し装置1の正面の側に露出するメダル払い出し口11が形成されている。メダル払い出し口11は、メダル1枚分が通過可能な横幅および高さの開口部である。払い出しローター8の回転に伴って各メダル分離孔10によって円形の循環路に沿って搬送される各メダルは、メダル払い出し口11に向けてガイドされ、当該メダル払い出し11から外部に払い出される。

0030

メダル払い出し口11の外側の部位には、メダル検出器12が本体部2の前面に固定されている。メダル検出器12は例えば光学式透過型センサであり、メダル払い出し口11から払い出されるメダルはメダル検出器12の検出領域を通過する。

0031

ここで、一般的には、メダル払い出し口11には、その外側および内側に2台のメダル検出器が配置され、メダル払い出し口11を介しての不正操作を防止あるいは検出している。本例のメダル払い出し装置1では、後述のように、メダル払い出し口11がシャッター板によって開閉され、また、シャッター板の開閉を検出するシャッター検出器を取り付けてある。したがって、メダル払い出し口11に複数のセンサを配置せずに、単一のメダル検出器12のみを配置しても、メダル払い出し口11を介して行われる不正を確実に防止できる。また、単一のメダル検出器を配置するだけであっても高いレベルセキュリティを維持できる。

0032

さらに、メダル払い出し口11の開閉を検出するシャッター検出器を用いてメダル払い出し口11を通過するメダルを検出し、この検出信号とメダル検出器12の検出信号とに基づき、払い出されるメダルの数をカウントすることができる。

0033

(払い出しローター、メダル払い出し口)
図2は、メダル貯留容器3を取り外した状態のメダル払い出し装置1の概略平面図である。この図を参照して説明すると、本体部2における背面側の部位にはモーター13が配置されている。先に述べたように、モーター13の回転は、本体部2の内部に配置した不図示の動力伝達機構を介して回転軸9に伝達され、これにより、払い出しローター8が回転する。

0034

本体部2におけるモーター13の隣には端子板14が取り付けられている。モーター13、メダル検出器12、その他の部位から引き出される配線は、端子板14の各端子を介して、上位の機器の制御部、例えば、メダル払い出し装置1が組み込まれているメダル貸出装置の制御部(図示せず)の側に接続される。上位の機器の制御部から供給されるメダルの払い出し信号を含む指令に基づき、メダル払い出し装置1のメダル払い出し動作が行われる。

0035

払い出しローター8の裏面と本体部2の上面6との間には、メダル1枚が通過可能な隙間が形成されている。この隙間は、払い出しローター8よりも下側に位置する円環状枠7の円形外周枠部7aの円形内周面7bによって囲まれている。この円形内周面7bは、破線で示すように、メダルの円形の循環路15の外周を規定している。また、払い出しローター8の裏面には、破線で示すように、各メダル分離孔10の外周縁に沿って所定幅円弧形状のガイドリブ17が突出している。

0036

メダル分離孔10に落ち込んだメダルMは、その一部分が払い出しローター8と上面6との間の隙間に入り込む。これにより、各メダル分離孔10によってメダルが一枚ずつに分離される。また、各メダル分離孔10に入り込んだメダルは、払い出しローター8の回転方向16の後側のガイドリブ17に当り、ガイドリブ17によって押されて循環路15に沿って搬送される。

0037

円形の循環路15は、メダル払い出し口11に対峙する部分において、当該メダル払い出し口11に連通する払い出し通路18に繋がっている。払い出し通路18は、円環状枠7の突出板部7dと、本体部2の上面6との間に形成されており、メダル一枚分が通過可能な高さの通路である。

0038

本体部2の上面6において、払い出し通路18に対して払い出しローター8の中心側の部位には、当該上面6から上方に突出可能な円錐状先端部を備えたガイドピン19が配置されている。ガイドピン19は、各メダル分離孔10によって搬送されるメダルMを払い出し通路18に向けてガイドする。

0039

払い出し通路18には、その幅方向の一方の側に固定ガイド20が配置され、他方の側には可動ガイドローラ21が配置されている。固定ガイド20は、回転方向16の上流側に位置し、可動ガイドローラ21は下流側に位置する。上記のガイドピン19によってガイドされるメダルMは、固定ガイド20と可動ガイドローラ21に間に送り出される。

0040

固定ガイド20と可動ガイドローラ21の間隔はメダルMよりも狭い。可動ガイドローラ21は、本体部2内に配置されている引張コイルバネなどの付勢部材22によって固定ガイド20の側に付勢されており、付勢部材22の付勢力に逆らって固定ガイド20から離れる方向に移動可能である(図3(a)参照)。ガイドピン19によってガイドされながら、払い出しローター8によって送り出されるメダルMは、固定ガイド20と可動ガイドローラ21に当り、可動ガイドローラ21を固定ガイド20から離れる方向に押しながら払い出し通路18をメダル払い出し口11に向けて移動する。

0041

メダルMが、固定ガイド20と可動ガイドローラ21の間を、メダル払い出し口11の側に半分以上通過すると、可動ガイドローラ21の付勢力によって、メダルMはメダル払い出し口11の側に、勢いよくはじき飛ばされる。この結果、メダルMが払い出し口11から外部に払い出される。

0042

(シャッター機構およびシャッター検出器)
図3(a)は、メダル貯留容器3、円環状枠7およびメダル検出器12を取り外した状
態のメダル払い出し装置1の概略平面図であり、図3(b)はそのメダル払い出し口11のシャッター機構を示す模式図である。

0043

これらの図に示すように、メダル払い出し装置1は、メダル払い出し口11を開閉可能なシャッター機構30が備わっている。シャッター機構30は、シャッター板31と、シャッター板31を移動する駆動機構32とを備えている。シャッター板31は、図に実線で示す閉じ位置31Aと想像線で示す開き位置31Bとの間を上下方向に移動可能な状態で、本体部2に取り付けられている。駆動機構32は、プランジャー33と、プランジャー33の上下方向の移動をガイドピン19に伝達する連動機構34とを備えている。

0044

また、本例では、シャッター板31の開閉を検出するシャッター検出器35が配置されている。シャッター検出器35は、例えば、図3(a)に示すように、本体部2の内部に配置されている。シャッター板31の一方の端には、検出片31aが一体形成されている。シャッター検出器35は例えばホトカプラであり、シャッター板31が開き位置および閉じ位置のうち一方の位置に移動すると、検出片31aがホトカプラの検出領域に入り込みあるいは、そこから外れる。これにより、シャッター検出器35はシャッター板31の開閉状態を直接に検出できる。シャッター検出器35としては、接触型の検出器、例えば、リミットスイッチ等のメカニカルスイッチを用いることも可能である。

0045

また、シャッター検出器35の検出領域を、メダル払い出し口11を通過するメダルMの通過経路となるように設定すれば、当該シャッター検出器35を用いてメダル払い出し口11を通過するメダルMを検出できる。先に述べたように、この場合には、メダル検出器12の出力と、シャッター検出器35の出力とを用いて、メダル払い出し口11から払い出されるメダルMの数をカウントすることができる。

0046

ここで、本例では、ガイドピン19も、上面6から上方に突出した想像線で示すガイド位置19Bから下方に引き込まれた実線で示す退避位置19Aまでの間を移動可能な状態で、本体部2に取り付けられている。また、ガイドピン19は、シャッター板31の開閉に連動して移動するように、連動機構34に連結されている。

0047

シャッター板31が開き位置31Bに移動してメダル払い出し口11が開くと、ガイドピン19はガイド位置19Bに突出してメダルMをメダル払い出し口11に向けてガイド可能になる。逆に、シャッター板31が閉じ位置31Aに移動してメダル払い出し口11が閉じると、ガイドピン19は退避位置19Aに退避して、メダルMはガイドピン19によってメダル払い出し口11にはガイドされなくなる。この状態で払い出しローター8が回転しても、メダルMは円形の循環路15に沿って繰り返し循環するだけである。

0048

(メダル払い出し動作)
図4はメダル払い出し装置1の動作を示す概略フローチャートである。メダル払い出し装置1の動作制御は上位の機器の制御部によって行われる。上位の機器においてメダルの払い出し指令が出され、メダル払い出し信号が発生すると、メダル払い出し装置1が駆動される(ステップST1)。まず、シャッター機構30のプランジャー33が励磁され、シャッター板31を閉じ位置31Aから開き位置31Bに移動させる(ステップST2)。シャッター板31が開き位置31Bに移動してメダル払い出し口11の開き動作が開始すると、これに連動して、ガイドピン19が退避位置19Aからガイド位置19Bに突出する。メダル払い出し口11が開いたことは、シャッター検出器35によって検出される(ステップST3)。

0049

シャッター検出器35によってメダル払い出し口11が開いたことが検出されると、モーター13が駆動され、払い出しローター8の回転が開始する(ステップST4)。払い
出しローター8が回転を開始すると、メダル貯留容器3内のメダルMが、払い出しローター8のメダル分離孔10によって一枚ずつに分離されながら、円形の循環路15に沿って搬送される。循環路15に沿って払い出し通路18に対峙する位置まで搬送されたメダルMは、ガイドピン19によってメダル払い出し口11に向けてガイドされ、可動ガイドローラ21によってメダル払い出し口11から払い出される。払い出されるメダルMはメダル検出器12によって検出され、メダル検出器12の出力に基づき、払い出されるメダルMの枚数がカウントされる(ステップST5)。

0050

指定枚数のメダルMの払い出しが終了すると(ステップST6)、まず、プランジャー33を消磁して、シャッター板31を開き位置31Bから閉じ位置31Aに戻し、メダル払い出し口11を閉じる(ステップST7)。これに連動して、ガイドピン19もガイド位置19Bから退避位置19Aに引き込まれる。この結果、メダルMはメダル払い出し口11に向けてガイドされることなく、循環路15に沿って循環する。メダル払い出し口11が閉じたことは、シャッター検出器35によって検出される(ステップST8)。この後に、モーター13の駆動を停止して、払い出しローター8の回転を止める(ステップST9)。これにより、指定枚数のメダルMの払い出し動作が終了する。

0051

ここで、上位の機器の制御部では、常時、シャッター検出器35の出力をモニターしている。払い出し信号が発生していないにも拘わらず、シャッター検出器35によってシャッター板31が開いたことが検出された場合には(ステップST11)、外部からの不正操作によってシャッター板31が開けられたものと判断して警報を発するなどの所定の不正検出動作を行うことができる(ステップST12)。

0052

1メダル払い出し装置、2 本体部、3メダル貯留容器、4 開口部、5 底側開口部、6 上面、7 円環状枠、7a円形外周枠部、7b円形内周面、7d突出板部、8払い出しローター、9回転軸、10メダル分離孔、11メダル払い出し口、12メダル検出器、13モーター、14端子板、15循環路、16 回転方向、17ガイドリブ、18払い出し通路、19ガイドピン、19A退避位置、19B
ガイド位置、20固定ガイド、21可動ガイドローラ、22付勢部材、30シャッター機構、31シャッター板、31A 閉じ位置、31B 開き位置、32駆動機構、33プランジャー、34連動機構、35シャッター検出器、M メダル

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