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技術 搬送装置

出願人 カヤバシステムマシナリー株式会社
発明者 田畑泰彦川井貴史臼井隆充山本康裕
出願日 2014年8月4日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2014-158627
公開日 2016年3月17日 (3年8ヶ月経過) 公開番号 2016-034870
状態 特許登録済
技術分野 シュート
主要キーワード 装置中心線 後側ローラ 処理ピット 前側ローラ 搬入物 搬入車両 油圧供給ユニット スイッチブラケット
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

搬入物点検作業等の効率を向上する。

解決手段

搬入物を載せて循環するベルトコンベア20と、ベルトコンベア20を搭載する本体フレーム21と、を備える搬送装置100において、本体フレーム21に連結され、ベルトコンベア20によって搬送される搬入物を搬送装置100の外部へ搬出する搬出路を形成する搬出スロープ41を備える。

概要

背景

ごみ処理施設には、搬入された廃棄物等の搬入物点検作業等を行うために、特許文献1に開示されるような搬送装置が設けられる。この搬送装置は、搬入車両乗り上げる搬入スロープと、搬入車両から搬入物が投下されるベルトコンベアと、を有し、このベルトコンベア上にて搬入物に危険物等が混入していないかの検査が行われる。搬送装置は、点検が終了した搬入物が投入される処理ピット上に、ベルトコンベアの前端部が臨むように配置されている。このため、ベルトコンベアを循環させることによって、点検が終了した搬入物を処理ピットへ搬出することが可能である。

概要

搬入物の点検作業等の効率を向上する。搬入物を載せて循環するベルトコンベア20と、ベルトコンベア20を搭載する本体フレーム21と、を備える搬送装置100において、本体フレーム21に連結され、ベルトコンベア20によって搬送される搬入物を搬送装置100の外部へ搬出する搬出路を形成する搬出スロープ41を備える。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、搬入物の点検作業等の効率を向上することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

搬入物を載せて循環するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアを搭載する本体フレームと、を備える搬送装置において、前記本体フレームに連結され、前記ベルトコンベアによって搬送される搬入物を前記搬送装置の外部へ搬出する搬出路を形成する搬出スロープを備えることを特徴とする搬送装置。

請求項2

前記本体フレームと前記本体フレームに回動可能に連結される前記搬出スロープとに連結され、前記搬出スロープの位置を切り換えアクチュエータをさらに備え、前記搬出スロープは、前記アクチュエータによって、前記搬出路を介して前記ベルトコンベアによって搬送される搬入物を前記搬送装置の外部へ搬出可能な搬出位置と、前記搬出スロープの全体が前記本体フレーム側に引き寄せられる格納位置と、に切り換えられることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。

請求項3

前記搬出スロープが前記搬出位置にあるか否かを検出する搬出位置検出器と、前記搬出スロープが前記格納位置にあるか否かを検出する格納位置検出器と、をさらに備え、前記アクチュエータの作動範囲は、前記搬出位置検出器及び前記格納位置検出器の検出結果に応じて規制されることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。

請求項4

前記搬出位置及び前記格納位置における前記本体フレームに対する前記搬出スロープの位置は、調整可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の搬送装置。

請求項5

前記ベルトコンベアの幅内において、前記本体フレームと前記搬出スロープとを連結するヒンジと、前記ベルトコンベア上の搬入物を掻き取るとともに前記ヒンジへの搬入物の接触を防止するスクレーパと、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の搬送装置。

請求項6

前記スクレーパは、前記ヒンジから延出するフランジ部に取り付けられ、前記スクレーパの上面は、前記ヒンジよりも上方に位置することを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。

技術分野

0001

本発明は、搬送装置に関するものである。

背景技術

0002

ごみ処理施設には、搬入された廃棄物等の搬入物点検作業等を行うために、特許文献1に開示されるような搬送装置が設けられる。この搬送装置は、搬入車両乗り上げる搬入スロープと、搬入車両から搬入物が投下されるベルトコンベアと、を有し、このベルトコンベア上にて搬入物に危険物等が混入していないかの検査が行われる。搬送装置は、点検が終了した搬入物が投入される処理ピット上に、ベルトコンベアの前端部が臨むように配置されている。このため、ベルトコンベアを循環させることによって、点検が終了した搬入物を処理ピットへ搬出することが可能である。

先行技術

0003

特開2005−239340号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ごみ処理施設の処理ピット周辺には、処理ピット内に誤って搬入車両が進入することを防止するための車止め作業者歩行エリアを確保するための縁石等が設けられている。一方で、これらの縁石等は搬送装置を処理ピット周辺に配置する際に障害物となる。このため、縁石等があることにより搬送装置を処理ピット周辺に配置することができず、ベルトコンベアの前端部が処理ピット上に至らない場合、点検が終了した搬入物を処理ピットへ搬入することができないため、搬入物の点検作業等の効率が低下するおそれがある。

0005

本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、搬入物の点検作業等の効率を向上することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、搬入物を載せて循環するベルトコンベアと、前記ベルトコンベアを搭載する本体フレームと、を備える搬送装置において、前記本体フレームに連結され、前記ベルトコンベアによって搬送される搬入物を前記搬送装置の外部へ搬出する搬出路を形成する搬出スロープを備えることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、ベルトコンベアの前端部側にベルトコンベアにより搬送される搬入物を搬送装置の外部へ搬出可能な搬出スロープが設けられるので、点検が終了した搬入物を円滑に搬出することが可能となり、搬入物の点検作業等の効率を向上することができる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の実施形態に係る搬送装置の平面図である。
図1における側面図である。
図1おける搬出スロープ周辺の平面図である。
図3における搬出スロープ周辺の側面図である。
図3におけるV−V線に沿う断面図である。
図5におけるVI矢視図である。
図5におけるVII−VII線に沿う断面図である。

実施例

0009

以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る搬送装置100について説明する。

0010

図1及び図2に示される搬送装置100は、廃棄物等の搬入物を処理する処理施設において、プラットホーム1上に停車した搬入車両2から投下される搬入物を受け取り、搬入物に危険物や金属等の異物が混入していないかの検査作業が行われ、検査が終了した搬入物を処理ピット4へ搬出するものである。搬送装置100は、図1に示すように、作業者の歩行エリア等を確保するためにプラットホーム1上に設けられる縁石3に接触しない範囲で処理ピット4に近づけて配置される。以下、搬入車両2から搬入物が搬入される側を搬送装置100の後側とし、搬入物を処理ピット4へ搬出する側を搬送装置100の前側として説明する。

0011

まず、図1及び図2を参照して、搬送装置100の全体構成について説明する。搬送装置100は、搬入車両2から投下された搬入物を搬送する無端ベルト状のベルトコンベア20と、ベルトコンベア20を循環させるローラ22,23と、ローラ22,23を回転可能に支持する本体フレーム21と、本体フレーム21を移動可能とするクローラ10と、本体フレーム21に連結され搬入車両2が乗り上げる搬入スロープ11と、を備える。

0012

ベルトコンベア20は、搬入物を搬送する搬送部20Aと、搬送部20Aの下方を循環する循環部20Bと、搬送装置100の前側で搬送部20Aと循環部20Bとの両端を連結する前側折り返し部20Cと、搬送装置100の後側で搬送部20Aと循環部20Bとの両端を連結する後側折り返し部20Dと、を有する。

0013

ローラ22,23は、搬送装置100の前側において本体フレーム21に回転支持される前側ローラ22と、搬送装置100の後側において本体フレーム21に回転支持される後側ローラ23と、で構成される。前側ローラ22は、ベルトコンベア20の前側折り返し部20Cにてベルトコンベア20の裏面に転接し、後側ローラ23は、ベルトコンベア20の後側折り返し部20Dにてベルトコンベア20の裏面に転接する。前側ローラ22は、図示しない油圧モータによって回転駆動され、これにより、ベルトコンベア20は循環する。前側ローラ22は、後側ローラ23と比較して高い位置に設けられ、後側ローラ23は、プラットホーム1等に干渉しない範囲で、できるだけ低い位置に設けられる。このように、搬入側の搬送部20Aの高さが低く抑えられているため搬入物の搬入を容易に行うことができる。さらに、搬送部20Aの高さが搬入側から搬出側に向かって高くなっているので搬入車両2から投下される搬入物が処理ピット4へ転がり落ちてしまうことを防止することができる。

0014

本体フレーム21は、ベルトコンベア20の循環部20Bの裏面に転接する複数の第1リターンローラ34と、ベルトコンベア20の循環部20Bの表面に転接する複数の第2リターンローラ35と、ベルトコンベア20の搬送部20Aの裏面に転接する複数のキャリアローラ37と、を有する。第1リターンローラ34と第2リターンローラ35とによって、ベルトコンベア20は、循環部20Bが本体フレーム21の下部やプラットホーム1などに干渉しないように案内される。また、キャリアローラ37によって、ベルトコンベア20は、搬送部20Aが自重や搬入物の重量によって弛まないように案内される。

0015

本体フレーム21の上方には、ベルトコンベア20の左右端部に沿って立設される左右の壁部26と、ベルトコンベア20の搬送部20Aの表面に摺接する左右のサイドプレート39と、が設けられる。左右のサイドプレート39の基端部は、壁部26に回動可能に連結され、左右のサイドプレート39の先端部は、キャリアローラ37との間にベルトコンベア20を挟むようにしてベルトコンベア20の搬送部20Aの表面に摺接する。左右のサイドプレート39はゴム製であるため、その先端部は、ベルトコンベア20が循環する際に搬送部20Aが上下方向に変動しても搬送部20Aの表面に追従することが可能である。また、左右の壁部26からベルトコンベア20に渡って左右のサイドプレート39が設けられることにより、ベルトコンベア20によって搬送される搬入物は、ベルトコンベア20の幅方向に拡がらないように案内される。

0016

本体フレーム21は、前側ローラ22の前方に設けられ搬送装置100の幅方向に延びるアングル材24をさらに有する。アングル材24には、後述のメインスクレーパ46がベルトコンベア20の前側折り返し部20Cに近接して固定される。

0017

また、本体フレーム21は、図1に示される装置中心線Cに沿って形成される図示しないフランジを有する。このフランジは、図1において装置中心線Cに対して右側の本体フレーム21と左側の本体フレーム21とを結合するものである。このため、フランジを介して本体フレーム21を分割した状態で処理施設に運び込み、処理施設内で搬送装置100を組み立てることが可能である。

0018

本体フレーム21を移動させるクローラ10は、本体フレーム21の左右にそれぞれ設置されており、図示しない油圧供給ユニットから供給される作動油圧によって駆動する。クローラ10は、油圧により駆動する形式のものに限定されず、電気により駆動するものであってもよい。また、クローラ10に代えて、キャスタなどの他の移動機構を設けてもよいし、移動機構を設けずに本体フレーム21をプラットホーム1上に据え付けてもよい。

0019

搬入スロープ11は、その基端部が本体フレーム21の後側に支持ピン12を介して回動可能に連結される。搬入スロープ11は、一対の油圧シリンダ13によって駆動される。図2に示すように、一対の油圧シリンダ13が伸長し、搬入スロープ11が展開されてプラットホーム1に接地した状態において、搬入車両2が搬入スロープ11上に乗り上げ、搬入物をベルトコンベア20上に投下することが可能となる。一方、一対の油圧シリンダ13が収縮し、搬入スロープ11が収納された状態では、クローラ10を駆動することによって搬送装置100を移動することが可能となる。

0020

搬送装置100は、図示しないエンジンと、エンジンによって駆動される図示しない油圧供給ユニットと、エンジン及び油圧供給ユニットの作動を制御する図示しない制御盤と、をさらに備える。制御盤には、ベルトコンベア20及びクローラ10を操作するための操作スイッチ類が設けられる。作業者により操作スイッチが操作されると、操作内容に応じて、ベルトコンベア20を駆動する油圧モータまたはクローラ10に油圧供給ユニットから作動油圧が供給される。

0021

搬送装置100は、左右の壁部26の外側に設けられる検査台27と、作業者が検査台に上るための階段28と、左右の壁部26に渡ってベルトコンベア20上の前側を囲む安全29と、をさらに備える。階段28と検査台27とが設けられることによって、作業者が検査台27に上り、検査台27上からベルトコンベア20によって搬送される搬入物を目視などによって検査することが可能である。また、安全柵29が設けられることによって、作業者が誤って処理ピット4へ転落することが防止される。

0022

搬送装置100の前側には、ベルトコンベア20により搬送される搬入物を処理ピット4へ搬出可能な搬出スロープ装置40が設けられる。図3及び図4を参照して、搬出スロープ装置40及びこれに関連する構成について説明する。図3は、図1おける搬出スロープ装置40周辺を示す平面図であり、左右のサイドプレート39や前側ローラ22の支持部の図示は省略している。図4は、図3における搬出スロープ装置40周辺を示す側面図であり、ベルトコンベア20や前側ローラ22の図示は省略している。

0023

搬出スロープ装置40は、本体フレーム21に支持ピン43を介して回動可能に連結される搬出スロープ41と、搬出スロープ41を駆動する一対の油圧アクチュエータ42と、油圧アクチュエータ42の作動を制御する図示しない油圧アクチュエータ制御装置と、油圧アクチュエータ制御装置に接続され油圧アクチュエータ42の作動範囲規制するリミットスイッチ50,51と、を備える。

0024

図3及び図4に示すように、搬出スロープ41は、搬出路を形成する平面部41aと、平面部41aの両側に設けられる側壁部41bと、側壁部41bに固定される円筒状の支持ピン43と、を有する。平面部41aは、複数の板材継ぎ合わせて形成され、表面が平坦な面となるように補強部材等は裏面に設けられる。側壁部41bは、平面部41aの両側端から延出する板状部材であり、その一端側には、円筒状の支持ピン43が平面部41a側に突出するように固定される。また、側壁部41bの一端の端面には、後述の第2リミットスイッチ51に当接可能なドグ41eが設けられ、側壁部41bの側方には、後述の油圧アクチュエータ42が連結されるスロープブラケットが形成される。

0025

搬出スロープ41の支持ピン43が設けられる部分に対向する本体フレーム21には、支持ピン43が挿入されるピン穴21aが形成される。ピン穴21aによって支持ピン43が支持されることにより、搬出スロープ41は、本体フレーム21に対して回動可能となる。支持ピン43は、搬出スロープ41側ではなく、本体フレーム21側に固定されてもよい。この場合、搬出スロープ41の側壁部41bにピン穴が形成される。

0026

搬出スロープ41は、図3に示される装置中心線Cに沿って形成される図示しないフランジを有する。このフランジは、図3において装置中心線Cに対して上側の搬出スロープ41と下側の搬出スロープ41とを結合するものである。装置中心線Cの近傍には、搬出スロープ41と本体フレーム21のアングル材24とを連結するヒンジ44が設けられる。搬出スロープ41は、フランジを介して分割されても支持ピン43とヒンジ44とによって本体フレーム21に回動可能に支持される。このため、本体フレーム21とともに搬出スロープ41を分割した状態で処理施設に運び込み、処理施設内で搬送装置100を組み立てることが可能である。

0027

搬出スロープ41とアングル材24とを連結するヒンジ44について、図5図7を参照して説明する。図5は、図3におけるV−V線に沿う断面図である。図6は、図5におけるVI矢視図であり、図7は、図5におけるVII−VII線に沿う断面図である。

0028

図5図7に示されるように、ヒンジ44は、本体フレーム側ブラケット47と、搬出スロープ側ブラケット41fと、本体フレーム側ブラケット47と搬出スロープ側ブラケット41fとを連結する円筒状のピン部材48と、を有する。

0029

本体フレーム側ブラケット47は、アングル材24に固定される固定フランジ部47aと、サブスクレーパ45が取り付けられるスクレーパ取付フランジ部47bと、固定フランジ部47aとスクレーパ取付フランジ部47bとを連結する連結部47cと、連結部47cに穿設されピン部材48が挿通する挿通孔47dと、を有する。挿通孔47dは、本体フレーム側ブラケット47がアングル材24に固定された状態で本体フレーム21に設けられるピン穴21aの軸方向と平行になるように形成される。

0030

搬出スロープ側ブラケット41fは、搬出スロープ41の平面部41aから延出し、本体フレーム21側に向かって折れ曲がるL字状の部材である。搬出スロープ側ブラケット41fの先端部は、図6に示すように、本体フレーム側ブラケット47の挿通孔47dが形成される部分が差し込まれる切欠部41hが形成されることにより二股に分かれている。また、搬出スロープ側ブラケット41fの先端部には、本体フレーム側ブラケット47の挿通孔47dが形成される位置に合わせて、ピン部材48が嵌合する嵌合孔41gが形成される。

0031

ピン部材48は、本体フレーム側ブラケット47に形成される挿通孔47dに挿通するとともに、搬出スロープ側ブラケット41fに形成される嵌合孔41gに嵌合することによって、本体フレーム側ブラケット47と搬出スロープ側ブラケット41fとを連結する。ピン部材48が嵌合孔41gから抜けてしまうことを防止するために公知の抜け止め構造を設けてもよい。

0032

本体フレーム側ブラケット47のスクレーパ取付フランジ部47bには、サブスクレーパ45が、ベルトコンベア20の前側折り返し部20Cに近接するように固定される。サブスクレーパ45とアングル材24に固定されるメインスクレーパ46とは、ともにゴムなどの樹脂によって形成される矩形の板状部材である。メインスクレーパ46及びサブスクレーパ45の一端がベルトコンベア20の前側折り返し部20Cに近接することによって、ベルトコンベア20から搬出されずにベルトコンベア20の表面に貼り付いた搬送物を掻き取ることができる。また、図5〜7に示すように、サブスクレーパ45には、本体フレーム側ブラケット47に対して回動する搬出スロープ側ブラケット41fの動きを妨げないように、切欠部45aが形成される。そして、サブスクレーパ45は、その上面45bが、特に搬出スロープ41が後述の搬出位置にあるときに、ヒンジ44の上方に位置するように配置される。このように、サブスクレーパ45は、ヒンジ44の上方に設けられるとともに、ヒンジ44の三側方を包囲する形状を有しているため、ベルトコンベア20から搬出された搬送物がヒンジ44に引っかかることを防止することができる。メインスクレーパ46は、図7に示されるように、本体フレーム側ブラケット47が固定される部分を避けて、アングル材24に取り付けられる。この構成に代えて、メインスクレーパ46をアングル材24に沿って設け、本体フレーム側ブラケット47とアングル材24との間にメインスクレーパ46を挟み込んだ構成としてもよい。また、サブスクレーパ45は、ヒンジ44の上方に配置されていれば、本体フレーム側ブラケット47に代えて、アングル材24に固定される別のブラケットに固定されてもよい。

0033

搬出スロープ41を駆動する油圧アクチュエータ42は、モータ油圧ポンプシリンダバルブオイルタンク等を一体化したアクチュエータである。図4に示されるように、油圧アクチュエータ42の上端部42aは、壁部26に形成されるアクチュエータ取付ブラケット26aに回動可能に連結され、油圧アクチュエータ42の下端部42bは、搬出スロープ41の側壁部41bに形成されるスロープブラケット41dに回動可能に連結される。油圧アクチュエータ42は、図示しない油圧アクチュエータ制御装置に接続され、油圧アクチュエータ制御装置からの作動指令信号に応じて伸縮作動する。油圧アクチュエータ42は、上記構成に限定されず、モータや油圧ポンプが別体で設けられているものであってもよい。

0034

油圧アクチュエータ42が収縮すると、搬出スロープ41は、図4において実線で示されるように、本体フレーム21及び壁部26側に引き寄せられ、平面部41aがほぼ垂直となる格納位置に保持される。格納位置において、搬出スロープ41が壁部26に衝突することを防止するために、壁部26には、緩衝部材49が設けられる。緩衝部材49は、ゴム材等の弾性を有する部材で形成される。

0035

一方、油圧アクチュエータ42が伸長すると、搬出スロープ41は、図4において二点鎖線で示されるように、平面部41aが水平面から傾斜した搬出位置に保持される。この搬出位置では、平面部41aを介して、ベルトコンベア20によって搬送された搬入物を処理ピット4へ搬出することが可能である。

0036

油圧アクチュエータ42の作動範囲を規制するリミットスイッチ50,51は、格納位置を規定するために搬出スロープ41が格納位置にあるか否かを検出する格納位置検出器としての第1リミットスイッチ50と、搬出位置を規定するために搬出スロープ41が搬出位置にあるか否かを検出する搬出位置検出器としての第2リミットスイッチ51と、からなる。各リミットスイッチ50,51は、被検出部材が当接すると変位する検出部50a,51aを有し、検出部50a,51aが変位すると油圧アクチュエータ制御装置に検出信号を送信する。各リミットスイッチ50,51は、被検出部材の当接を検出するものに限定されず、当接した後の変位量を検出するものであってもよい。

0037

図4に示すように、第1リミットスイッチ50は、搬出スロープ41が格納位置にあるときに油圧アクチュエータ42の本体部42cが第1リミットスイッチ50の検出部50aに当接する位置に配置される。第2リミットスイッチ51は、搬出スロープ41が搬出位置にあるときに搬出スロープ41の側壁部41bの一端に設けられるドグ41eが第2リミットスイッチ51の検出部51aに当接する位置に配置される。

0038

第1リミットスイッチ50は、第1スイッチブラケット52を介して本体フレーム21に固定される。第1スイッチブラケット52は搬送装置100の前後方向に延びる長穴52aを介して本体フレーム21に固定される。このため、油圧アクチュエータ42の本体部42cと第1リミットスイッチ50の検出部50aとが当接する位置を搬送装置100の前後方向に調整することが可能である。第1リミットスイッチ50本体に固定位置を調整可能な長穴等が設けられている場合は、第1スイッチブラケット52を用いなくてもよい。

0039

第2リミットスイッチ51は、第2スイッチブラケット53を介して本体フレーム21に固定される。第2スイッチブラケット53は搬送装置100の上下方向に延びる長穴53aを介して本体フレーム21に固定される。このため、ドグ41eと第2リミットスイッチ51の検出部51aとが当接する位置を搬送装置100の上下方向に調整することが可能である。第2リミットスイッチ51本体に固定位置を調整可能な長穴等が設けられている場合は、第2スイッチブラケット53を用いなくてもよい。

0040

搬出スロープ装置40は、搬出スロープ41の位置を操作するための図示しない搬出スロープ操作スイッチをさらに備える。搬出スロープ操作スイッチは、搬出スロープ41を格納位置に移動させる格納スイッチと、搬出位置に移動させる搬出スイッチと、を有する。格納スイッチと搬出スイッチとは、それぞれ油圧アクチュエータ制御装置に接続される。

0041

次に、搬出スロープ操作スイッチを操作したときの搬出スロープ装置40の作動について説明する。

0042

作業者が格納スイッチを操作すると、油圧アクチュエータ制御装置は、油圧アクチュエータ42が収縮するように制御する。油圧アクチュエータ42が収縮すると、搬出スロープ41は格納位置に近づき、やがて油圧アクチュエータ42の本体部42cが第1リミットスイッチ50の検出部50aに当接する。第1リミットスイッチ50は、油圧アクチュエータ42の本体部42cが当接したことを検知すると油圧アクチュエータ制御装置に当接信号を送信する。第1リミットスイッチ50から当接信号を受信した油圧アクチュエータ制御装置は、油圧アクチュエータ42が停止するように制御し、この結果、搬出スロープ41は格納位置に保持される。

0043

作業者が搬出スイッチを操作すると、油圧アクチュエータ制御装置は、油圧アクチュエータ42が伸長するように制御する。油圧アクチュエータ42が伸長すると、搬出スロープ41は搬出位置に近づき、やがてドグ41eが第2リミットスイッチ51の検出部51aに当接する。第2リミットスイッチ51は、ドグ41eが当接したことを検知すると油圧アクチュエータ制御装置に当接信号を送信する。第2リミットスイッチ51から当接信号を受信した油圧アクチュエータ制御装置は、油圧アクチュエータ42が停止するように制御し、この結果、搬出スロープ41は搬出位置に保持される。

0044

なお、格納位置と搬出位置とは、各リミットスイッチ50,51が当接を検知する位置に応じて変化するため、各リミットスイッチ50,51の固定位置を調整することによって、これらの位置は調整することが可能である。例えば、第1リミットスイッチ50を本体フレーム21の前方寄りに固定すると、第1リミットスイッチ50の検出部50aに油圧アクチュエータ42の本体部42cが当接するタイミングが早まるので、搬出スロープ41が緩衝部材49に接触する前に油圧アクチュエータ42の作動を停止することができる。また、第2リミットスイッチ51を本体フレーム21の上方寄りに固定すると、第2リミットスイッチ51の検出部51aにドグ41eが当接するタイミングが遅くなるので、搬出スロープ41の平面部41aの傾斜度を大きくすることができる。

0045

次に、搬送装置100における搬入物の検査作業について説明する。

0046

まず、搬送装置100をクローラ10の駆動によって、ベルトコンベア20の前側折り返し部20Cが処理ピット4に近づくように移動する。そして、搬送装置100の後部の搬入スロープ11を展開して接地させ、搬入車両2を後向きで搬入スロープ11に乗り上げた位置で停車させる。これにより、搬入車両2の排出部が、搬送装置100のベルトコンベア20上に臨むこととなる。

0047

次に、搬入車両2の排出部からベルトコンベア20の搬送部20Aに搬入物を投下する。この時点では、搬送装置100の前部の搬出スロープ41は格納位置に保持される。搬出スロープ41を格納位置に保持しておくことによって、搬出スロープ41がベルトコンベア20に投下された搬入物のストッパとなり、搬入物が処理ピット4へ転がり落ちることを防止することができる。

0048

続いて、ベルトコンベア20上にて搬入物の検査作業が行われる。検査作業を終えたら、処理ピット4に扉等がある場合は扉を開いた後、搬出スロープ41を搬出位置に動かし、ベルトコンベア20を循環させる。ベルトコンベア20上の搬入物は、前側折り返し部20Cから搬出スロープ41上に落下し、傾斜した搬出スロープ41の平面部41aを滑り、処理ピット4へ搬出される。

0049

ここで、例えば紙などの薄い搬入物は、ベルトコンベア20の表面に貼り付いて、前側折り返し部20Cから搬出スロープ41上に落下しないことがある。これに対して、前側折り返し部20Cに近接して、メインスクレーパ46及びサブスクレーパ45が設けられるため、これらによって、ベルトコンベア20の表面に貼り付いた搬入物を掻き取ることができる。特に、サブスクレーパ45は、ヒンジ44の上方に設けられているため、ベルトコンベア20から搬出された搬入物がヒンジ44に引っかかることを防止することができる。

0050

搬入物が搬出され一連の検査作業が終了したら、展開していた搬入スロープ11を格納するとともに搬出スロープ41を格納位置に動かす。この状態で搬送装置100をクローラ10の駆動によって自走させ他の処理ピット4等へ移動させる。検査作業が終了した後も搬送装置100を移動する必要がなければ、搬出スロープ41を格納位置に動かし、その後、処理ピット4に扉等がある場合は扉を閉じる。

0051

以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。

0052

ベルトコンベア20により搬送される搬入物を処理ピット4へ搬出する搬出スロープ41がベルトコンベア20の前端部側に設けられるので、縁石3等があることにより処理ピット4に搬送装置100を近づけることができない場合であっても、点検が終了した搬入物を搬出スロープ41を介して処理ピット4へ円滑に搬出することが可能となる。このように、搬送装置100を処理ピット4近傍に配置することができない場合であっても、搬入物を処理ピット4へ搬出するために別途作業を行う必要がないので、搬入物の点検作業等の効率を向上することができる。

0053

また、処理ピット4に扉等がある場合、扉等を閉めるためには、処理ピット4に臨むベルトコンベア20の前端部を処理ピット4上から退出させる必要があったが、本実施形態では搬出スロープ41を格納位置に動かすだけで扉等を閉めることができる。このように、扉等の開閉に伴い搬送装置100を移動する必要がないので、搬入物の点検作業等の効率を向上することができる。

0054

また、油圧アクチュエータ42の作動範囲は、搬出スロープ41が格納位置にあるか否かを検出する第1リミットスイッチ50と、搬出スロープ41が搬出位置にあるか否かを検出する第2リミットスイッチ51と、の検出結果に応じて規制される。このように、油圧アクチュエータ42の作動範囲は、複雑な制御を用いることなく、二つの検出器によって制限される。この結果、搬出スロープ41の位置の切り換えを容易に行うことができる。

0055

また、搬出位置及び格納位置における本体フレーム21に対する搬出スロープ41の位置は、調整可能である。このため、縁石3等の障害物の位置に合せて搬出位置を変更したり、扉等が開閉可能である程度に格納位置を変更したりすることができる。

0056

また、本体フレーム21と搬出スロープ41とを連結するヒンジ44の上方にサブスクレーパ45が設けられているので、サブスクレーパ45によりベルトコンベア20上の搬入物を掻き取るとともにベルトコンベア20から搬出される搬入物がヒンジ44へ引っかかることを防止することができる。また、サブスクレーパ45を、ヒンジ44から延出するスクレーパ取付フランジ部47bに取り付けることにより、サブスクレーパ45がヒンジ44に近接して配置される。このため、搬入物がヒンジ44へ引っかかることサブスクレーパ45によって、より確実に防止することができる。

0057

以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。

0058

100搬送装置
1プラットホーム
2搬入車両
3縁石
4処理ピット
11搬入スロープ
20ベルトコンベア
21本体フレーム
40搬出スロープ装置
41 搬出スロープ
41a平面部
41b側壁部
42油圧アクチュエータ(アクチュエータ)
44ヒンジ
45サブスクレーパ(スクレーパ)
45b 上面
46メインスクレーパ
47b スクレーパ取付フランジ部(フランジ部)
50 第1リミットスイッチ(格納位置検出器)
51 第2リミットスイッチ(搬出位置検出器)

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