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技術 ナースコールシステム、ナースコール親機および構内交換機

出願人 株式会社ケアコム
発明者 桑子浩明
出願日 2014年7月16日 (6年5ヶ月経過) 出願番号 2014-145607
公開日 2016年2月4日 (4年10ヶ月経過) 公開番号 2016-021721
状態 特許登録済
技術分野 構内交換機、ボタン電話装置 医療・福祉事務 インターホン 電話通信サービス 看護設備、治療台
主要キーワード 救命処置 状態切替 危篤状態 入力操作信号 担当看護師 ナースセンタ ハンディナースコール 呼出通知
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課題

一の看護師が自身の携帯端末によるナースコール報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができるようにする。

解決手段

携帯端末8において予め定められた操作が行われた場合、その操作信号を当該携帯端末8から受信する操作信号受信部93と、複数の携帯端末8の各々が報知処理を行っているときに、いずれか一の携帯端末8から送信された操作信号を操作信号受信部93が受信した場合、当該一の携帯端末8のみ報知処理を停止させる報知処理停止部94とを備え、いずれか一の携帯端末8にて所定の操作が行われた場合、その携帯端末8のみ報知処理を停止させて、他の携帯端末8においては報知処理が引き続き行われたままとなるようにする。

概要

背景

一般に、病院介護施設等の医療施設では、患者被介護者(以下、単に「患者」と示す)と看護師との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、その呼び出しが行われたことを報知するための報知処理ナースコール親機によって行われる。

また、ナースコールシステムは、複数の看護師のそれぞれが所持する複数の携帯端末を備えて構成される場合がある。この場合、患者のナースコール子機からナースコール発信されると、ナースコール親機によってそのナースコールの報知処理が行われるとともに、複数の担当看護師の各々の携帯端末によってもそのナースコールの報知処理が行われる。これにより、ナースコール子機から発信されたナースコールを、いずれかの担当看護師に応答させることができるようになる。

さらに、ナースコールシステムでは、複数の看護師のそれぞれが自身の携帯端末を使用して、所定の通話先(例えば、ナースセンタ)に対して音声通話による緊急招集要請を行うことができるように構成することもできる。緊急招集とは、患者が緊急の救命処置が必要な状態(例えば、危篤状態)となった場合に、医療従事者を直ちに現場(例えば、病室)に招集するために行われるものであり、「コードブルー」または「スタットコール」と呼ばれる場合がある。

なお、下記特許文献1には、医療従事者が病室内に設置された子機に対してICタグをかざすと、その子機から、緊急招集を報知するための招集信号を患者情報および病室情報とともに親機(上述のナースコール親機に相当)へ出力され、親機では、スピーカ表示ディスプレイ表示灯により(または院内放送により全に対して)緊急招集を報知するようにした緊急招集システムが開示されている。

概要

一の看護師が自身の携帯端末によるナースコールの報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができるようにする。携帯端末8において予め定められた操作が行われた場合、その操作信号を当該携帯端末8から受信する操作信号受信部93と、複数の携帯端末8の各々が報知処理を行っているときに、いずれか一の携帯端末8から送信された操作信号を操作信号受信部93が受信した場合、当該一の携帯端末8のみ報知処理を停止させる報知処理停止部94とを備え、いずれか一の携帯端末8にて所定の操作が行われた場合、その携帯端末8のみ報知処理を停止させて、他の携帯端末8においては報知処理が引き続き行われたままとなるようにする。

目的

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、一の看護師が自身の携帯端末によるナースコールの報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができるようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

ナースコール子機から送信されたナースコール呼出信号に応じて、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末に対して前記ナースコールの報知処理を行わせるようになされたナースコールシステムであって、前記携帯端末において予め定められた操作が行われた場合、当該携帯端末から送信された前記予め定められた操作の操作信号を受信する操作信号受信部と、前記複数の携帯端末の各々が前記報知処理を行っているときに、いずれか一の前記携帯端末から送信された前記操作信号を前記操作信号受信部が受信した場合、当該一の携帯端末のみ前記報知処理を停止させる報知処理停止部とを備えることを特徴とするナースコールシステム。

請求項2

前記予め定められた操作は、特定の番号の入力操作であることを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。

請求項3

前記複数の携帯端末の各々は、前記報知処理停止部の制御により当該携帯端末のみ前記報知処理が停止した後、当該携帯端末をオフフック状態切り替え状態切替部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のナースコールシステム。

請求項4

前記複数の携帯端末の各々は、前記状態制御部の制御により当該携帯端末が前記オフフック状態に切り替わった後、予め定められた通話先音声通話発呼信号発信する発信部をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のナースコールシステム。

請求項5

ナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号を受信する呼出信号受信部と、前記呼出信号受信部が前記呼出信号を受信すると、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末に対して前記ナースコールの報知処理を行わせる報知処理制御部と、前記携帯端末において予め定められた操作が行われた場合、当該携帯端末から送信された前記予め定められた操作の操作信号を受信する操作信号受信部と、前記複数の携帯端末の各々が前記報知処理を行っているときに、いずれか一の前記携帯端末から送信された前記操作信号を前記操作信号受信部が受信した場合、当該一の携帯端末のみ前記報知処理を停止させる報知処理停止部とを備えることを特徴とするナースコール親機

請求項6

ナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号に応じて、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末に対して前記ナースコールの報知処理を行わせるようになされたナースコールシステムに用いられる構内交換機であって、前記携帯端末において予め定められた操作が行われた場合、当該携帯端末から送信された前記予め定められた操作の操作信号を受信する操作信号受信部と、前記複数の携帯端末の各々が前記報知処理を行っているときに、いずれか一の前記携帯端末から送信された前記操作信号を前記操作信号受信部が受信した場合、当該一の携帯端末のみ前記報知処理を停止させる報知処理停止部とを備えることを特徴とする構内交換機。

技術分野

0001

本発明は、ナースコールシステムナースコール親機および構内交換機に関し、ナースコール子機から発信されたナースコール報知処理を、複数の看護師所持する複数の携帯端末の各々に行わせることができるように構成されたナースコールシステムに用いて好適なものである。

背景技術

0002

一般に、病院介護施設等の医療施設では、患者被介護者(以下、単に「患者」と示す)と看護師との連絡に、ナースコールシステムが用いられている。この種のナースコールシステムにおいて、患者がナースコール子機の呼出ボタンを押下して呼び出しを行うと、その呼び出しが行われたことを報知するための報知処理がナースコール親機によって行われる。

0003

また、ナースコールシステムは、複数の看護師のそれぞれが所持する複数の携帯端末を備えて構成される場合がある。この場合、患者のナースコール子機からナースコールが発信されると、ナースコール親機によってそのナースコールの報知処理が行われるとともに、複数の担当看護師の各々の携帯端末によってもそのナースコールの報知処理が行われる。これにより、ナースコール子機から発信されたナースコールを、いずれかの担当看護師に応答させることができるようになる。

0004

さらに、ナースコールシステムでは、複数の看護師のそれぞれが自身の携帯端末を使用して、所定の通話先(例えば、ナースセンタ)に対して音声通話による緊急招集要請を行うことができるように構成することもできる。緊急招集とは、患者が緊急の救命処置が必要な状態(例えば、危篤状態)となった場合に、医療従事者を直ちに現場(例えば、病室)に招集するために行われるものであり、「コードブルー」または「スタットコール」と呼ばれる場合がある。

0005

なお、下記特許文献1には、医療従事者が病室内に設置された子機に対してICタグをかざすと、その子機から、緊急招集を報知するための招集信号を患者情報および病室情報とともに親機(上述のナースコール親機に相当)へ出力され、親機では、スピーカ表示ディスプレイ表示灯により(または院内放送により全に対して)緊急招集を報知するようにした緊急招集システムが開示されている。

先行技術

0006

特開2009−34200号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、ナースコールに用いられる一般的な携帯端末では、ナースコール子機からの呼び出しに応じてナースコールの報知処理を行っているときに、ナースセンタに電話をかけて緊急招集の要請を行うことができない。このため、従来のナースコールシステムでは、携帯端末がナースコールの報知処理を行っているときに、その携帯端末から緊急招集の要請を行うためには、一旦、その携帯端末をオフフック状態にして報知処理を停止させた後、その携帯端末をオンフック状態に戻してから、ナースセンタに電話をかけて緊急招集の要請を行う必要があった。

0008

ところが、携帯端末を報知処理中にオフフック状態にしてしまうと、その携帯端末によって応答がなされたとされてしまうため、ナースコールの報知処理を行っていた他の携帯端末およびナースコール親機においても、そのナースコールの報知処理が停止してしまう。このため、ナースコールの報知を受けていた他の看護師は、自身の携帯端末からナースコールの応答をすることができなくなる。また、他の看護師は、他のだれかがそのナースコールの応答および対応をしていると思い込み、そのナースコールの応答および対応を自ら行う必要がないと考えてしまう。その結果、そのナースコールの対応がだれからもなされないという事態を招いていた。このように、従来のナースコールシステムでは、緊急招集の要請を行うために一の看護師が自身の携帯端末によるナースコールの報知処理を停止させた場合、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができないという問題があった。

0009

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、一の看護師が自身の携帯端末によるナースコールの報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記した課題を解決するために、本発明では、一のナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号に応じて、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末の各々がそのナースコールの報知処理を行っているときに、いずれか一の携帯端末において予め定められた操作が行われた場合、当該一の携帯端末のみ報知処理を停止させるようにしている。

発明の効果

0011

上記のように構成した本発明によれば、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末においてナースコールの報知処理が行われているとき、いずれか一の看護師は、自身の携帯端末に対して所定の操作を行えば、その携帯端末のみ報知処理を停止させることができる。これにより、一の看護師は、自身の携帯端末を用いて緊急招集の要請を行うことができる。一方、他の看護師が所持する携帯端末においては、ナースコールの報知処理が引き続き行われたままとなる。このため、他の看護師は、その報知処理によりナースコールの応答が未だなされていないことを認識し、自身の携帯端末からそのナースコールに応答するようになる。したがって、本発明によれば、一の看護師が自身の携帯端末によるナースコールの報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムによる処理の手順を示すフローチャートである。

実施例

0013

以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。

0014

〔ナースコールシステムの全体構成〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。

0015

図1に示すように、本実施形態に係るナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、ハンディナースコール主装置6、無線基地局7、携帯端末8、PBX(Private branch exchange:構内交換機)9および構内電話機10を備えて構成されている。

0016

壁埋込形子機4およびハンド形子機5は、患者がナースコールの呼び出しの操作を行うためのものである。以下の説明において、壁埋込形子機4およびハンド形子機5をまとめて「ナースコール子機」と示す場合がある。

0017

壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4は、患者がナースコールの呼び出しを行うための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカ、ハンド形子機5を接続するための接続端子を備えている。

0018

ハンド形子機5は、患者がナースコールの呼び出しを行うための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。ハンド形子機5は、壁埋込形子機4の接続端子に接続されることにより、利用可能となる。

0019

ナースコール親機1は、患者(ナースコール子機)からのナースコールの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、この応答や呼び出しを行うためのハンドセット1aを備えている。また、ナースコール親機1は、各種情報(例えば、ナースコールの呼出通知画面等)を表示するためのディスプレイ1b、各種音声(例えば、ナースコールの呼出通知音等)を出力するためのスピーカ1c(図2参照)を備えている。

0020

制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。廊下灯3は、各病室の入り口付近に設置され、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。

0021

携帯端末8は、複数の看護師の各々が所持する機器である。携帯端末8は、各種入力操作を行うための入力キー8a、各種情報(例えば、ナースコールの呼出通知画面等)を表示するためのディスプレイ8b、各種音声(例えば、ナースコールの呼出通知音声、患者の通話音声等)を出力するためのスピーカ8c、各種音声(例えば、看護師の通話音声)を入力するためのマイク8dを備えている(いずれも図2参照)。

0022

患者がナースコール子機を用いてナースコールの呼び出しを行うと、その呼び出しはナースコール親機1にて報知されるとともに、その患者の複数の担当看護師の各々が所持する携帯端末8によっても報知される。患者からの呼び出しの報知を受けた各担当看護師は、自身の携帯端末8からその呼び出しに応答することができる。

0023

ハンディナースコール主装置6は、PBX9を介して、看護師が所持する携帯端末8との間で通話やデータの送受信に関する制御を行う。このハンディナースコール主装置6は、例えば病院内の通信センタに設置され、ナースコール親機1と接続されている。無線基地局7は、携帯端末8との間で通話やデータの無線通信をするためのものであり、PBX9と接続されている。

0024

構内電話機10は、携帯端末8との間で通話を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。構内電話機10は、PBX9と接続されている。また、構内電話機10には、所定の内線番号が設定されている。携帯端末8から構内電話機10(所定の内線番号)に対して電話がかけられると、携帯端末8からPBX9を介して、構内電話機10へ音声通話の発呼信号が送信される。構内電話機10は、その発呼信号を受信すると、その発呼信号による音声通話の着信の報知処理を行う。この報知を受けた看護師は、構内電話機10からその着信に応答することにより、電話をかけた看護師(携帯電話8)との音声通話を行うことができる。

0025

このように構成された本実施形態のナースコールシステムは、患者の緊急事態(例えば、危篤状態)を発見した看護師が、自身の携帯端末8をオフフック状態に切り替えて所定の内線番号の入力操作を行うことにより、自身の携帯端末8から構内電話機10に対して電話をかけて、音声通話による緊急招集の要請を行うことができるようになっている。

0026

特に、本実施形態では、複数の担当看護師の各々の携帯端末8が患者からのナースコールの呼び出しの報知処理を行っているときに、いずれかの担当看護師が自身の携帯端末8から緊急招集を行う場合、入力キー8aによる特定の番号の入力操作を行うことにより、他の担当看護師の携帯端末8による報知処理を停止させることなく、自身の携帯端末8の報知処理のみを停止させることができる。そして、自身の携帯端末8から構内電話機10に対して電話をかけて緊急招集の要請を行うことができるようになっている。

0027

〔ナースコールシステムの機能構成
図2は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ナースコール親機1は、その機能構成として、呼出信号受信部11、報知処理制御部12および通話制御部13を備える。

0028

また、PBX9は、その機能構成として、呼出信号受信部91、呼出信号送信部92、操作信号受信部93、報知処理停止部94、発呼信号受信部95および発呼信号送信部96を備える。また、携帯端末8は、その機能構成として、信号受信部81、報知処理部82、操作受付部83、操作信号送信部84および通話制御部85を備える。

0029

なお、上記各機能ブロック11〜13,91〜94,81〜85は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック11〜13,91〜94,81〜85は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROM等を備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。

0030

(ナースコール親機1の機能)
呼出信号受信部11は、いずれかのナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号を、廊下灯3および制御機2を介して受信する。

0031

報知処理制御部12は、呼出信号受信部11がナースコール子機からのナースコールの呼出信号を受信すると、その呼び出しの報知処理を実行する。例えば、報知処理制御部12は、ナースコールの呼出通知画面をディスプレイ1bに表示させるとともに、ナースコールの呼出通知音をスピーカ1cから出力させる。

0032

また、報知処理制御部12は、呼出信号受信部11が患者からのナースコールの呼出信号を受信すると、その呼出信号をPBX9を介して複数の携帯端末8へ送信することにより、複数の携帯端末8の各々に対してナースコールの報知処理を行わせる。例えば、報知処理制御部12は、患者と、担当看護師と、各担当看護師が所持する携帯端末8の識別情報(例えば内線番号)とが対応付けられているデータベースを参照することにより、ナースコールの呼び出しを行った患者を担当する複数の担当看護師の各々の携帯端末8を、ナースコールの呼出信号の送信先として特定する。そして、報知処理制御部12は、特定した複数の送信先を示す情報とともに、ナースコールの呼出信号をPBX9へ送信する。これにより、PBX9から複数の携帯端末8に対して、ナースコールの呼出信号が送信されることとなる。

0033

通話制御部13は、ナースコールの呼び出しに対する応答が当該ナースコール親機1にてなされた場合、その呼び出しを行ったナースコール子機と、その呼び出しの応答を行ったナースコール親機1との音声通話を制御する。例えば、通話制御部13は、報知処理制御部12がナースコールの呼び出しの報知処理を行っているときに、看護師がハンドセット1aをオフフックすることによりその呼び出しに応答すると、ナースコール子機との間に通話路を形成する。これにより、患者(ナースコール子機)と看護師(ナースコール親機1)との音声通話が可能となる。

0034

(PBX9の機能)
呼出信号受信部91は、ナースコール親機1の報知処理制御部12から送信されたナースコールの呼出信号を、ハンディナースコール主装置6を介して受信する。

0035

呼出信号送信部92は、呼出信号受信部91がナースコールの呼出信号を受信すると、当該呼出信号を、当該呼出信号にて指定されている複数の携帯端末8(例えば、複数の担当看護師の各々の携帯端末8)の各々へ送信する。これにより、複数の携帯端末8の各々において、患者からの呼び出しの報知処理が行われることとなる。

0036

操作信号受信部93は、携帯端末8において特定の番号の入力操作が行われ、当該入力操作が行われたことを示す操作信号(以下、「特番入力操作信号」という)がその携帯端末8の操作信号送信部84から送信された場合、無線基地局7を介して当該特番入力操作信号を受信する。

0037

報知処理停止部94は、複数の携帯端末8の各々が報知処理を行っているときに、いずれか一の携帯端末8から送信された特番入力操作信号を操作信号受信部93が受信した場合、報知処理を停止させるための呼出停止信号をその携帯端末8にのみ送信することにより、その携帯端末8のみ報知処理を停止させる。

0038

発呼信号受信部95は、携帯端末8から送信された音声通話の発呼信号を、無線基地局7を介して受信する。

0039

発呼信号送信部96は、携帯端末8から送信された音声通話の発呼信号を発呼信号受信部95が受信すると、その発呼信号にて特定される所定の内線番号に応じて、当該発呼信号を構内電話機10へ送信する。これにより、構内電話機10において、その発呼信号の着信の報知処理が行われることとなる。そして、その着信に対する応答が構内電話機10にてなされた場合、PBX9の制御により、携帯端末8と構内電話機10との間に通話路が形成される。これにより、携帯端末8と構内電話機10との音声通話が可能となる。

0040

(携帯端末8の機能)
信号受信部81は、ナースコール親機1からPBX9を介して送信されたナースコールの呼出信号を受信する。報知処理部82は、信号受信部81がナースコールの呼出信号を受信すると、その呼び出しの報知処理を実行する。例えば、報知処理部82は、ナースコールの呼出通知画面をディスプレイ8bに表示させるとともに、ナースコールの呼出通知音をスピーカ8cから出力させる。

0041

操作受付部83は、報知処理部82が報知処理を行っているときに、入力キー8aによる特定の番号(例えば、「99」等)の入力操作を受け付ける。操作信号送信部84は、報知処理部82が報知処理を行っているときに、操作受付部83が特定の番号の入力操作を受け付けると、その入力操作が行われたことを示す特番入力操作信号をPBX9へ送信する。

0042

操作信号送信部84が上述の特番入力操作信号をPBX9へ送信したことに応じて、PBX9からは、当該携帯端末8にのみ、ナースコールの報知処理を停止させるための呼出停止信号が送信されてくる。この場合、信号受信部81は、PBX9から送信された呼出停止信号を受信する。そして、報知処理部82は、信号受信部81が呼出停止信号を受信すると、実行中の報知処理を停止する。

0043

通話制御部85は、PBX9との音声通話を制御する。具体的には、通話制御部85は、報知処理部82がナースコールの報知処理を停止させた後、入力キー8aによる所定の操作を操作受付部83が受け付けた場合、当該携帯端末8をオンフック状態からオフフック状態に切り替える。その状態から、入力キー8aによる所定の内線番号の入力操作を操作受付部83が受け付けた場合、PBX9を介して構内電話機10へ音声通話の発呼信号を送信する。そして、構内電話機10によってこの発呼信号の着信に対する応答がなされると、PBX9の制御により、構内電話機10との間に通話路が形成される。通話制御部85は、この通話路を介した構内電話機10との音声通話を、携帯端末8側で制御する。

0044

なお、携帯端末8において、特定の番号の入力操作がなされることなく、ナースコール子機からのナースコールの呼び出しに対する応答がなされて、そのナースコール子機と当該携帯端末8との間に通話路が形成された場合、通話制御部85は、その通話路を介した当該携帯端末8とナースコール子機との音声通話を制御する。

0045

〔ナースコールシステムによる処理の手順〕
図3は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムによる処理の手順を示すフローチャートである。図3に例示する処理は、一のナースコール子機からナースコール親機1へナースコールの呼出信号が送信されたときに開始される。

0046

まず、ナースコール親機1において、呼出信号受信部12が、一のナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号を受信すると(ステップS302)、報知処理制御部12が、ナースコールの報知処理を実行する(ステップS304)。また、報知処理制御部12は、ナースコールの呼出信号をPBX9へ送信する(ステップS306)。

0047

PBX9においては、呼出信号受信部91が、ナースコール親機1から送信された呼出信号を受信すると(ステップS308)、呼出信号送信部92が、複数の携帯端末8の各々に対して、ナースコールの呼出信号を一斉に送信する(ステップS310)。携帯端末8においては、信号受信部81が、PBX9から送信された呼出信号を受信すると(ステップS312)、報知処理部82が、ナースコールの報知処理を実行する(ステップS314)。

0048

その後、携帯端末8においてナースコールの報知処理が行われている間に、操作受付部83が、入力キー8aによる特定の番号の入力操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS316)。

0049

ステップS316において、特定の番号の入力操作が受け付けられなければ(ステップS316:No)、操作受付部83が、ナースコールの応答操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS330)。ここで、ナースコールの応答操作が受け付けられると(ステップS330:Yes)、通話制御部85が、ナースコールの応答に関する処理(例えば、PBX9を介したナースコール親機1への応答通知、ナースコール子機との音声通話の制御等)を行う(ステップS332)。

0050

一方、ナースコールの応答操作が受け付けられなければ(ステップS330:No)、信号受信部81が、PBX9から送信された呼出停止信号を受信したか否かを判定する(ステップS334)。ここで、信号受信部81が呼出停止信号を受信した場合(ステップS334:Yes)、報知処理部82が、ナースコールの報知処理を停止する(ステップS326)。一方、信号受信部81が呼出停止信号を受信なければ(ステップS334:No)、携帯端末8は、ステップS316以降の処理を再度実行する。なお、ステップS334にて信号受信部81が受信する呼出停止信号は、他の携帯端末8(またはナースコール親機1)によって特定の番号の操作入力を行うことなくナースコールの応答がなされた場合に、PBX9から全ての携帯端末8(およびナースコール親機1)に向けて送信される呼出停止信号である。

0051

一方、ステップS316において、特定の番号の入力操作が受け付けられると(ステップS316:Yes)、操作信号送信部84が、特番入力操作信号をPBX9へ送信する(ステップS318)。PBX9においては、操作信号受信部93が、携帯端末8から送信された特番入力操作信号を受信すると(ステップS320)、報知処理停止部94が、報知処理を停止させるための呼出停止信号を、上記特番入力操作信号を送信した携帯端末8のみに送信する(ステップS322)。

0052

携帯端末8においては、信号受信部81が、PBX9から送信された呼出停止信号を受信すると(ステップS324)、報知処理部82が、ナースコールの報知処理を停止する(ステップS326)。

0053

以降については図示を省略するが、その後、入力キー8aによる所定の操作が看護師によってなされた場合、通話制御部85が、当該携帯端末をオフフック状態に切り替える。その状態で、入力キー8aによる所定の内線番号の入力操作が看護師によってなされた場合、通話制御部85が、PBX9へ音声通話の発呼信号を送信する。

0054

携帯端末8から送信された発呼信号は、PBX9の発呼信号受信部95によって受信された後、PBX9の発呼信号送信部96によって構内電話機10へ送信される。そして、当該発呼信号を構内電話機10が受信すると、構内電話機10は、その発呼信号の着信の報知処理を行う。そして、ナースセンタの看護師が構内電話機10によりその着信に応答すると、携帯端末8と構内電話機10との間に通話路が形成され、携帯端末8から構内電話機10への音声通話による緊急招集の要請ができるようになる。

0055

以上説明したように、本実施形態では、複数の看護師の各々が所持する複数の携帯端末8においてナースコールの報知処理が行われているとき、患者の緊急事態を発見した看護師は、自身の携帯端末8に対して特定の番号の入力操作を行えば、その携帯端末8のみ報知処理を停止させることができる。これにより、患者の緊急事態を発見した看護師は、自身の携帯端末8を用いて構内電話機10に電話をかけて、音声通話による緊急招集の要請を行うことができる。

0056

一方、他の看護師が所持する携帯端末8においては、ナースコールの報知処理が引き続き行われたままとなる。このため、他の看護師は、その報知処理によりナースコールの応答が未だなされていないことを認識し、自身の携帯端末8からそのナースコールの呼び出しに応答することができる。したがって、本実施形態によれば、一の看護師が緊急招集の要請を行うために自身の携帯端末8によるナースコールの報知処理を停止させた場合であっても、他の看護師にナースコールの応答および対応をさせることができる。

0057

〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、複数の携帯端末8の各々に対し、当該携帯端末8をオンフック状態からオフフック状態に自動的に切り替える状態切替部をさらに設ける例を説明する。

0058

携帯端末8において、看護師が特定の番号の入力操作を行うことにより、報知処理部82が報知処理を停止させたとき、当該携帯端末8はオンフック状態となっている。その状態から、構内電話機10へ電話をかけるためには、当該携帯端末8をオフフック状態に切り替える必要がある。そこで、状態切替部は、報知処理部82が報知処理を停止させた場合、当該携帯端末8をオンフック状態からオフフック状態に自動的に切り替える。これにより、看護師は、携帯端末8に対して特定の番号の入力操作を行うことで、当該携帯端末8のみ報知処理を停止させることができるとともに、当該携帯端末8をオフフック状態に切り替えるための所定の操作を行うことなく、直ちに所定の内線番号の入力操作を行うことができる。

0059

なお、上記第2実施形態において、複数の携帯端末8の各々は、状態切替部が当該携帯端末8をオンフック状態からオフフック状態に自動的に切り替えた場合、構内電話機10(所定の内線番号)へ音声通話の発呼信号を自動的に発信する発信部をさらに備えてもよい。これにより、看護師は、携帯端末8に対して特定の番号の入力操作を行うことで、当該携帯端末8のみ報知処理を停止させることができるとともに、当該携帯端末8をオフフック状態に切り替えるための所定の操作、および、所定の内線番号の入力操作のいずれも行うことなく、直ちに構内電話機10へ音声通話の発呼信号を発信することができる。

0060

また、上記第1実施形態および第2実施形態では、携帯端末8の入力キー8aによって特定の番号の入力操作(特許請求の範囲に記載の予め定められた操作)を行うことにより、その携帯端末8のみ報知処理を停止させることができるようにしているが、これ以外の操作を行うことにより、その携帯端末8のみ報知処理を停止させることができるようにしてもよい。

0061

また、上記第1実施形態および第2実施形態において、PBX9が備える機能の一部を、ナースコール親機1に設けるようにしてもよい。例えば、報知処理停止部94をナースコール親機1に設けて、ナースコール親機1からPBX9を介して、上述の呼出停止信号を携帯端末8へ送信するようにしてもよい。

0062

その他、上記第1実施形態および第2実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

0063

1ナースコール親機
1aハンドセット
1bディスプレイ
1cスピーカ
11呼出信号受信部
12報知処理制御部
13通話制御部
2制御機
3廊下灯
4 壁埋込形子機(ナースコール子機)
5ハンド形子機(ナースコール子機)
6ハンディナースコール主装置
7無線基地局
8携帯端末
8a入力キー
8b ディスプレイ
8c スピーカ
8dマイク
81信号受信部
82 報知処理部
83操作受付部
84 操作信号送信部
85 通話制御部
9PBX(構内交換機)
91 呼出信号受信部
92 呼出信号送信部
93 操作信号受信部
94 報知処理停止部
95発呼信号受信部
96 発呼信号送信部
10 構内電話機

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