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技術 転送制御方法、転送制御装置、およびプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 石田智也
出願日 2014年7月4日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2014-139164
公開日 2016年2月1日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2016-019062
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 FAX伝送制御
主要キーワード 可逆圧縮形式 プルスキャン 保存フォーマット クラウドアプリケーション O負荷 非サポート 決定基準 データ受取
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

画像データの転送方式を適切に決定する画像読取装置を提供する。

解決手段

画像読取装置が原稿を読み取ることで得られた画像データが当該画像読取装置から外部の装置に転送されるときの当該画像データのデータ形式を、画像読取装置のシステム構成情報、および当該外部の装置において当該画像データに実行される処理に対応する設定情報に基づいて決定する。その決定されたデータ形式である画像データを画像読取装置から外部の装置に転送するための制御を行う。

概要

背景

スキャナデジタルカメラなどの画像読取機能を備えた画像読取装置で画像を光学的に読み取り、その画像データをPC、タブレットPC、スマートフォンWebサーバなどの情報処理装置転送する場合がある。その場合に、画像データを情報処理装置に転送する方式は、非圧縮転送方式と圧縮転送方式に大別される。非圧縮転送方式とは、画像読取装置で読み取った画像データを圧縮せずに非圧縮データのまま転送する転送方式である。一方、圧縮転送方式とは、画像読取装置で画像データをJPEG符号化などで圧縮して転送する方式である。特許文献1では、インタフェースの種類や画像形成条件に基づいて、画像を形成する際のデータの圧縮方法を決定することが記載されている。

非圧縮転送方式のメリットは、画像データの劣化がない高画質な画像データが情報処理装置に転送されるので、転送後に情報処理装置で画像処理などを行う場合に高精度な処理結果が得られやすいということである。一方、非圧縮転送方式のデメリットは、データ量が大きく転送先機器トラフィック負荷CPU負荷、或いは、ハードディスクSSD等のディスクへのI/O負荷が大きくなることである。

それに対して、圧縮転送方式は、データ量が小さいためにトラフィック負荷、CPU負荷、ディスクへのI/O負荷が抑えられるというメリットがある。しかしながら、その一方で、劣化した画像に対して情報処理装置で画像処理などを行うことになるので、高精度な結果を得られ難いというデメリットがある。例えば,画像読取装置でJPEG符号化した画像データに対して、情報処理装置で文字認識などを行うとJPEG符号化で文字部分にモスキートノイズがあるため、画像の認識に失敗し易い。このように、非圧縮転送方式と圧縮転送方式はトレードオフの関係にある。

概要

画像データの転送方式を適切に決定する画像読取装置を提供する。画像読取装置が原稿を読み取ることで得られた画像データが当該画像読取装置から外部の装置に転送されるときの当該画像データのデータ形式を、画像読取装置のシステム構成情報、および当該外部の装置において当該画像データに実行される処理に対応する設定情報に基づいて決定する。その決定されたデータ形式である画像データを画像読取装置から外部の装置に転送するための制御を行う。

目的

本発明は、転送される画像データのデータ形式を適切に決定する転送制御方法転送制御装置、およびプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

画像読取装置が原稿を読み取ることで得られた画像データが当該画像読取装置から外部の装置に転送されるときの当該画像データのデータ形式を、前記画像読取装置のシステム構成情報、および当該外部の装置において当該画像データに実行される処理に対応する設定情報に基づいて決定する決定工程と、前記決定工程において決定されたデータ形式である前記画像データを前記画像読取装置から前記外部の装置に転送するための制御を行う転送制御工程と、を有することを特徴とする転送制御方法

請求項2

前記決定工程では、前記画像データのデータ形式を非可逆圧縮形式とするか、可逆圧縮形式もしくは非圧縮形式にするかを決定することを特徴とする請求項1に記載の転送制御方法。

請求項3

前記決定工程における決定基準は、複数の項目から構成され、前記決定工程では、当該各項目の設定内容に応じて前記データ形式を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の転送制御方法。

請求項4

前記複数の項目それぞれの設定内容の間には優先度が定められており、前記決定工程では、より優先度が高い設定内容に応じて前記データ形式を決定することを特徴とする請求項3に記載の転送制御方法。

請求項5

前記優先度は、前記画像データの転送速度よりも前記画像データの画質の維持を優先するように定められていることを特徴とする請求項4に記載の転送制御方法。

請求項6

前記設定情報についての項目は、前記外部の装置において前記画像データが保存されるときの保存フォーマットを含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の転送制御方法。

請求項7

前記システム構成情報についての項目は、前記画像読取装置におけるハードウェア構成を含むことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の転送制御方法。

請求項8

前記ハードウェア構成は、前記画像読取装置と前記外部の装置の間のネットワーク構成と、前記画像読取装置の読取方式とのうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項7に記載の転送制御方法。

請求項9

前記設定情報は、前記外部の装置において前記画像データに対して実行される画像処理を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の転送制御方法。

請求項10

前記画像処理は、文字認識処理を含むことを特徴とする請求項9に記載の転送制御方法。

請求項11

前記決定工程と前記転送制御工程は、前記画像読取装置において実行され、前記転送制御工程では、前記画像データを前記外部の装置に転送する処理が実行されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の転送制御方法。

請求項12

前記決定工程と前記転送制御工程は、前記外部の装置において実行され、前記転送制御工程では、前記画像読取装置に前記画像データを転送させるための処理が実行されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の転送制御方法。

請求項13

画像読取装置が原稿を読み取ることで得られた画像データが当該画像読取装置から外部の装置に転送されるときの当該画像データのデータ形式を、前記画像読取装置のシステム構成情報、および当該外部の装置において当該画像データに実行される処理に対応する設定情報に基づいて決定する決定手段と、前記決定手段において決定されたデータ形式である前記画像データを前記画像読取装置から前記外部の装置に転送するための制御を行う転送制御手段と、を備えることを特徴とする転送制御装置

請求項14

請求項1乃至12のいずれか1項に記載の転送制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、画像データの転送を制御する転送制御方法転送制御装置、およびプログラムに関する。

背景技術

0002

スキャナデジタルカメラなどの画像読取機能を備えた画像読取装置で画像を光学的に読み取り、その画像データをPC、タブレットPC、スマートフォンWebサーバなどの情報処理装置に転送する場合がある。その場合に、画像データを情報処理装置に転送する方式は、非圧縮転送方式と圧縮転送方式に大別される。非圧縮転送方式とは、画像読取装置で読み取った画像データを圧縮せずに非圧縮データのまま転送する転送方式である。一方、圧縮転送方式とは、画像読取装置で画像データをJPEG符号化などで圧縮して転送する方式である。特許文献1では、インタフェースの種類や画像形成条件に基づいて、画像を形成する際のデータの圧縮方法を決定することが記載されている。

0003

非圧縮転送方式のメリットは、画像データの劣化がない高画質な画像データが情報処理装置に転送されるので、転送後に情報処理装置で画像処理などを行う場合に高精度な処理結果が得られやすいということである。一方、非圧縮転送方式のデメリットは、データ量が大きく転送先機器トラフィック負荷CPU負荷、或いは、ハードディスクSSD等のディスクへのI/O負荷が大きくなることである。

0004

それに対して、圧縮転送方式は、データ量が小さいためにトラフィック負荷、CPU負荷、ディスクへのI/O負荷が抑えられるというメリットがある。しかしながら、その一方で、劣化した画像に対して情報処理装置で画像処理などを行うことになるので、高精度な結果を得られ難いというデメリットがある。例えば,画像読取装置でJPEG符号化した画像データに対して、情報処理装置で文字認識などを行うとJPEG符号化で文字部分にモスキートノイズがあるため、画像の認識に失敗し易い。このように、非圧縮転送方式と圧縮転送方式はトレードオフの関係にある。

先行技術

0005

特開2005−215954号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1では、画像を転送する際のインタフェースの種類や、画像を転送する装置自身において実行される画像処理に基づいて、画像を転送する際のデータの圧縮方法を決定している。しかしながら、画像データの転送先において当該画像データに実行される画像処理は考慮されていない。そのため、転送先における画像処理に適さないデータ形式で画像データを転送してしまう場合がある。例えば、転送先で実行される画像処理として、スキャンした画像データに対して文字を認識して画像の向きを回転する処理を行う場合がある。この画像処理においては、スキャンした画像データから文字部分を認識し、その文字の向きに応じて画像データ全体を回転する。そのため、画像読取装置でJPEG符号化などにより画像データを圧縮してしまうと文字部分が劣化してしまうので、文字の認識が高精度にできず、結果として画像処理の精度が低下してしまう。

0007

一方、このような適切な画像処理の結果が得られないことを考慮し、一律に非圧縮転送方式を選択すると、転送先の機器のトラフィック負荷や、CPU負荷、ハードディスクやSSDなどのディスクのI/O負荷が大きくなる。圧縮転送方式による画像処理等の精度の低下と、非圧縮転送方式によるトラフィック負荷、CPU負荷、I/O負荷のトレードオフを考慮しつつ、ユーザが非圧縮転送方式若しくは圧縮転送方式を一意に決定することは極めて困難である。

0008

本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、転送される画像データのデータ形式を適切に決定する転送制御方法、転送制御装置、およびプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記課題を解決するため、本発明に係る転送制御方法は、画像読取装置が原稿を読み取ることで得られた画像データが当該画像読取装置から外部の装置に転送されるときの当該画像データのデータ形式を、前記画像読取装置のシステム構成情報、および当該外部の装置において当該画像データに実行される処理に対応する設定情報に基づいて決定する決定工程と、前記決定工程において決定されたデータ形式である前記画像データを前記画像読取装置から前記外部の装置に転送するための制御を行う転送制御工程と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明によれば、転送される画像データのデータ形式を適切に決定することができる。

図面の簡単な説明

0011

情報処理システムハードウェア構成を示す図である。
画像読取装置のブロック構成を示す図である。
画像読取装置の転送制御処理概要を示すフローチャートである。
情報処理装置のブロック構成を示す図である。
プルスキャン処理を示すフローチャートである。
プッシュスキャン処理を示すフローチャートである。
画像読取設定画面の一例を示す図である。
転送方式を決定するためのテーブルを示す図である。
転送方式を決定するための他のテーブルを示す図である。

実施例

0012

以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。

0013

[第1の実施形態]
図1は、情報処理システムのハードウェア構成を示す図である。情報処理システム100は、情報処理装置120と画像読取装置110を含む。例えば汎用的なPCである情報処理装置120は、画像読取装置110に対して画像読取を指示する操作コマンドジョブ)を発行する。画像読取装置110は、情報処理装置120から画像読取指示を受信すると、原稿台等に配置された、若しくは、ADF(Auto Document Feeder)から給紙された原稿上の画像を光学的に読み取って画像データを生成する。そして、画像読取装置110は、生成した画像データを情報処理装置120に転送する。情報処理装置120は、画像読取装置110から転送された画像データを取得する。転送方式には、画像データを圧縮して転送する圧縮転送方式と、圧縮を行わずに転送する非圧縮転送方式があり、本実施形態においては、画像読取設定画面上で設定された各設定情報に応じて転送方式が決定される。

0014

情報処理装置120は、通信インタフェース121、表示装置122、入力装置123、補助記憶装置124、CPU125、ROM126、RAM127を含む。通信インタフェース121は、ネットワークを介して画像読取装置110との間でデータの送受信を行う。情報処理装置120は、ネットワークに接続された外部の周辺装置との間でも、通信インタフェース121を介して相互に通信可能である。

0015

表示装置122は、情報処理装置120にインストールされているソフトウェアアプリケーションやプログラム)に基づき、画像読取装置110の各機能の実行を指示するための各種ユーザインタフェース(UI)画面を表示する。入力装置123は、例えばキーボードポインティングデバイスであり、ユーザからの操作情報を受付ける。補助記憶装置124は、例えば、内蔵又は外付けのハードディスクであり、画像読取装置110の制御に関連するプログラムなどを記憶する。

0016

CPU125は、補助記憶装置124やROM126に記憶されている各種プログラムをRAM127にロードして実行することにより、情報処理装置120の各動作を実現する。ROM126は、情報処理装置120を動作させるための各種プログラムや各種情報を記憶する。例えば、ROM126には、BIOSなどの基本ソフトウェアが記憶されている。RAM127は、CPU125のワークエリアとして使用される他、ソフトウェアや各種情報を一時的に記憶する。

0017

画像読取装置110は、通信インタフェース111、CPU112、ROM113、RAM114、スキャナエンジン115、操作パネル116を含む。通信インタフェース111は、ネットワークを介して情報処理装置120との間でデータの送受信を行う。CPU112は、ROM113に記憶されている画像読取装置110の制御プログラムをRAM114にロードして実行することにより、画像読取装置10の動作を制御する。ROM113は、制御プログラムの他、画像読取装置110の動作に必要なパラメータ等を記憶する。RAM114は、CPU112のワークエリアとして使用される他、画像読取装置110の状態情報や画像データの一時記憶領域として使用される。

0018

スキャナエンジン115は、不図示の原稿台に設置された原稿に光を照射する光源やその反射光を読み取って光電変換するCCDカラーイメージセンサを含む。スキャナエンジン115は、画像読取装置110の原稿台に置かれた原稿を走査して原稿画像を光学的に読み取ると、その読み取られた画像に応じた画像データが生成される。操作パネル116は、画像読取装置110の状態や各機能についてのユーザ指示を受付可能な設定画面を表示する表示部と、ユーザが読取開始指示を含む種々の指示を行うハードキーを含む。操作パネル116は、タッチパネル等の他の形態であっても良い。画像読取装置110は、スキャナ専用機であっても良いし、プリンタなど他の機能をさらに付加した、いわゆるMFP(MultiFunctional Peripheral)であっても良い。

0019

また、原稿画像を読み取る際、原稿台上に原稿を置いて走査するものとしたが、ADF等の原稿搬送機構を設け、スキャナエンジン115を固定させて、原稿を搬送させることにより走査を行うようにしても良い。また、画像読取装置110からの読取開始の指示は、操作パネル16を介して受け付ける構成の他に、読取対象の原稿が画像読取装置110にセットされたことを検知したときに情報処理装置120に通知される構成としても良い。その場合、例えば、画像読取装置110は、情報処理装置120からの制御によりスキャナエンジン15を動作させる。また、画像読取装置110は、モノクロスキャナであっても良いし、フィルムを読み取るフィルムスキャナであっても良い。また、情報処理装置120と画像読取装置110とをネットワークを介して接続するものとしたが、そのような構成に限定されない。例えば、USBを接続することにより、USB規格に従ってデータの送受信を行うようにしても良い。

0020

図2は、画像読取装置110のブロック構成を示す図である。画像読取装置110は、画像読取部200、転送方式識別部201、画像データ圧縮部202、第1の転送部203、第2の転送部204を含む。画像読取装置110の各ブロックについては図3のフローチャートの説明において後述する。

0021

図3は、画像読取装置110の転送制御処理の概要を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、CPU112がROM113に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することにより実現される。S101において、画像読取部200は、情報処理装置120から画像読取指示を受信すると、画像読取処理を開始し、原稿画像を読み取って画像データを生成する。画像読取指示については、画像読取装置110の操作パネル116を介して、ユーザ操作を受け付けるようにしても良い。

0022

次に、S102において、転送方式識別部201は、転送方式が非圧縮転送方式であるか若しくは圧縮転送方式であるかを判定(決定)する。S102では、転送方式識別部201は、例えば、情報処理装置120からの画像読取指示に含まれる画像読取設定や、画像読取装置110で設定された画像読取設定に基づいて判定する。判定処理の詳細については図8図9を用いて後述する。ここで、非圧縮転送方式であると判定された場合には、S103において、第1の転送部203は、画像データを圧縮せずに(非圧縮の状態で)情報処理装置120に転送する。一方、圧縮転送方式であると判定された場合には、S104において、画像データ圧縮部202は、画像読取部200が読み取って生成した画像データを予め定められた圧縮方式により圧縮する。S105において、第2の転送部204は、圧縮した画像データを情報処理装置120に転送する。

0023

上記図3における処理においては、画像読取装置110が情報処理装置120に読取画像データを送信するときに、画像読取装置110自身がその画像データのデータ形式を決定している。即ち、画像読取装置110のCPU112が、本実施形態における転送制御装置として動作する。なお上記説明では、第1の転送部203は、非圧縮の画像データを転送しているが、それに限るものではない。例えば、第1の転送部203は、画像データを可逆的に圧縮する可逆圧縮方式を有する場合には、画像読取装置110が読み取って生成した画像データを可逆圧縮方式で圧縮し、その画像データを情報処理装置120に転送するようにしても良い。

0024

図4は、情報処理装置120のブロック構成を示す図である。情報処理装置120は、アプリケーション400、スキャナアプリケーション401、スキャナドライバ402を含む。スキャナアプリケーション401は、ユーザにより起動されると、画像読取設定画面を表示装置122に表示する。スキャナアプリケーション401は、画像読取設定画面上でユーザから画像読取設定および画像読取の実行指示を受け付けると、画像読取処理を開始する。画像読取処理が開始されると、スキャナアプリケーション401は、スキャナドライバ402に画像読取設定に基づいて画像読取指示を送信し、スキャナドライバ402は、画像読取装置110に画像読取指示を送信する。その後、スキャナドライバ402は、画像読取装置110から画像データを受信すると、画像データをスキャナアプリケーション401に転送し、スキャナアプリケーション401は、転送された画像データを保存する。スキャナアプリケーション401は、アプリケーション400に対して、保存した画像データを転送する。画像データの保存の際には、ファイル形式で保存する場合もある。

0025

スキャナアプリケーション401は、読取設定部403、読取開始部404、転送方式判定部405、読取設定指示部406、画像データ受取部407、画像処理部408、画像データ保存部409、画像データ転送部410を含む。スキャナドライバ402は、読取設定指示部411、画像データ受取部412、画像処理部413、画像データ転送部414を含む。情報処理装置120の各ブロックについては、図5及び図6のフローチャートの説明において後述する。

0026

尚、本実施形態では、情報処理装置120は、アプリケーション400、スキャナアプリケーション401、スキャナドライバ402を含むものを例示している。その構成においては、例えば、上記3つを1つのソフトウェアで実現しても良いし、スキャナアプリケーション401とスキャナドライバ402を1つのソフトウェアで構成しても良い。さらに、上述の各ブロックは、画像読取装置110に実装されても良く、例えば、画像読取装置110が保持する画像読取設定に基づいて転送方式を判定するようにしても良い。

0027

上記図3における処理においては、画像読取装置110が情報処理装置120に読取画像データを送信するときに、その画像データのデータ形式を決定している。図5図6では、画像読取装置110から読取画像データを受信する情報処理装置120において、画像読取装置110が転送する画像データのデータ形式を決定する例を示す。即ち図5図6では、情報処理装置120のCPU125が本実施形態における転送制御装置として動作する。

0028

図5は、ユーザが情報処理装置120から画像読取指示を行う(プルスキャン)場合の処理を示すフローチャートである。図5において、情報処理装置120の処理は、例えば、CPU125がROM126に記憶されたプログラムをRAM127に読み出して実行することにより実現される。また、図5において、画像読取装置110の処理は、例えば、CPU112がROM113に記憶されたプログラムをRAM114に読み出して実行することにより実現される。

0029

S201において、スキャナアプリケーション401の読取設定部403は、表示装置122に表示された画像読取設定画面を介してユーザから画像読取設定を受け付ける。S202において、読取設定部403は、ユーザから受け付けた画像読取の開始指示を読取開始部404に転送する。画像読取設定画面の詳細については後述する。S202で読取開始の指示を受け付けると、S203において、転送方式判定部405は、図7で後述する画像読取設定画面で受け付けた設定に基づいて、転送方式は非圧縮転送方式であるか、若しくは、圧縮転送方式であるかを判定(決定)する。S204において、読取設定指示部406は、画像読取設定画面で受け付けた読取設定と、転送方式判定部405により判定された転送方式をスキャナドライバ402に指示する。S205において、スキャナドライバ402の読取設定指示部411は、指示を受けた読取設定と転送方式を画像読取指示として画像読取装置10に指示する。

0030

S206において、画像読取装置10は、画像読取を開始し、読み取って生成した画像データを、情報処理装置120のスキャナドライバ402に転送する。ここで、画像読取装置110は、スキャナドライバ402から指示された転送方式で、スキャナドライバ402に画像データを転送する。S207において、スキャナドライバ402の画像データ受取部412は、画像読取装置110から画像データを受信する。S208において、画像処理部413は、所定の画像処理を画像データに対して実行する。所定の画像処理とは、例えば、文字原稿の向きの検出や画像の回転の処理である。S209において、画像データ転送部414は、スキャナアプリケーション401に画像データを転送する。

0031

S211において、スキャナアプリケーション401の画像処理部408は、スキャナドライバ402から転送された画像データに対して所定の画像処理を実行する。所定の画像処理とは、例えば、文字認識処理である。S212において、画像データ保存部409は、画像処理が実行された画像データを保存する。S213において、画像データ転送部410は、保存した画像データを画像読取設定画面で予め設定されたアプリケーション400に転送する。図7で後述するが、予め設定されたアプリケーション400とは、例えば、メーラOCRアプリケーションである。

0032

図6は、画像読取装置110からユーザが画像読取の指示を行う(プッシュスキャン)処理を示すフローチャートである。ここでのプッシュスキャンでは、ユーザが画像読取の開始のための操作を画像読取装置110に対して行うが、読取指示については情報処理装置120が画像読取装置110に対して行う。そのため図6でも図5と同様に、画像読取装置110から読取画像データを受信する情報処理装置120において、画像読取装置110が転送する画像データのデータ形式を決定する。

0033

図6は、S301〜S303の処理について図5と異なる。S301において、画像読取装置110の操作パネル116に表示された画像読取設定画面を介してユーザから画像読取設定を受け付ける。S302において、画像読取装置110は、ユーザから画像読取の開始指示を受け付ける。S303において、画像読取装置10は、画像読取の開始指示を受け付けると、情報処理装置120のスキャナアプリケーション401に対して、画像読取設定画面を介して受け付けた画像読取設定を送信する。その後のS304〜S314の処理は、図5のS203〜S213における説明と同じである。

0034

図7は、画像読取設定画面の一例を示す図である。ユーザは、画像読取設定画面700上で画像読取設定を入力した後に画像読取(スキャン)の開始を指示する。画像読取設定画面700は、プルスキャンの実行の際には、情報処理装置120のスキャナアプリケーション401により提供され、プッシュスキャンの実行の際には、画像読取装置110により提供される。画像読取設定画面700は、読込設定701、保存設定702、アプリケーション設定703の3つに大きく分類される。

0035

読込設定701は、画像読取に関する設定であり、原稿の種類704、カラーモード705、解像度706、画像処理設定707の項目を含む。原稿の種類704、カラーモード705、解像度706はリストボックスであり、ユーザはリスト中から所望の設定を選択することができる。画像処理設定707はチェックボックスであり、ユーザは画像処理を設定するか否かを選択することができる。図7では、画像処理として、例えば、文字原稿の向きを検知して画像を回転させる処理が示されている。

0036

保存設定702は、画像データを読み込んでファイルとして保存する場合の設定であり、ファイル名708、保存場所709、データ形式710の項目を含む。

0037

アプリケーション設定703は、保存されたファイルを転送する先のアプリケーションに関する設定であり、「アプリケーションに転送する」項目711、「メールに添付する」項目712、「OCRを実行する」項目713の項目を含む。ユーザは、項目711〜713のうち1つにおいて、リストボックスから所望のアプリケーションを選択することができる。保存した画像ファイルは、アプリケーション設定703で選択されたアプリケーションに転送される。図7では、項目711が選択された例を示しており、対応するアプリケーションとしてアプリケーションAが選択されている。従って、図7の設定の場合には、スキャンされた画像データは、アプリケーションAに転送される。

0038

本実施形態においては、画像読取設定画面700には、転送方式をユーザが決定するための項目は設けられていない。従来では、読込設定701の項目の1つとして、転送方式が設けられ、リストボックス等により、圧縮転送方式若しくは非圧縮転送方式を選択していた。本実施形態においては、転送方式は、読込設定701、保存設定702、アプリケーション設定703の設定内容に基づいて決定されるので、ユーザ操作を必要せず、かつ、適切に転送方式を決定することができる。

0039

図8は、転送方式を決定するためのテーブルの一例を示す図である。図3のS102、図5のS203、及び図6のS304では、転送方式を画像読取設定画面700の設定に基づき、図8のテーブルを参照して決定する。本実施形態では、転送方式804を決定するための画像読取設定の条件項目として、インタフェース800、読取方式801、保存フォーマット802、特定の画像処理803が定められている。インタフェース800については、USBとLANが設定内容として定められている。読取方式801については、Book(原稿台)とADFが設定内容として定められている。つまり、インタフェース800や読取方式801は、画像読取の実行のためのネットワーク構成やハードウェア構成を示すシステム構成情報の一例である。保存フォーマット802については、JPEG、PDF、PNG、TIFFが設定内容として定められている。保存フォーマット802は、画像データの設定情報の一例である。特定の画像処理803については、ONとOFFが設定内容として定められている。特定の画像処理803は、画像読取の実行のためのシステム構成情報(ソフトウェア構成情報)の一例である。

0040

まず、インタフェース800について説明する。USBはLANに比べて一般的に転送速度が速いことから、圧縮転送をしても情報処理装置120に画像データが転送されるまでの時間が軽減されることは少なく、USBによる転送では、劣化した画像データが転送されるというデメリットだけが残る。そこで、本実施形態では、インタフェース800がUSBの場合、基本的に非圧縮転送方式を選択し、インタフェース800がLANの場合、基本的に圧縮転送方式を選択する。尚、インタフェース800がUSBの場合に基本的に非圧縮転送方式を選択し、インタフェース800がLANの場合に基本的に圧縮転送方式を選択するというのは一例であり、転送方式の決定において他の決定基準を採用しても良い。例えば、LANでもより高速な通信が可能な通信方式を使用しているのであれば非圧縮転送方式を選択しても良いし、実際のインタフェースの通信速度を計測してその通信速度に基づいて非圧縮転送方式を選択しても良い。

0041

読取方式801はBookとADFがあるが、本実施形態では、ADFの場合に画像読取装置110は非圧縮転送方式を非サポートであるとしている。そのため、本実施形態では、読取方式801がADFの場合には、常に圧縮転送方式を選択する。上記において、インタフェース800がUSBの場合に基本的に非圧縮転送方式を選択すると説明したが、読取設定801がADFの場合は非圧縮転送方式が非サポートであるので、USBの場合であっても圧縮転送方式を選択する。

0042

次に、保存フォーマット802について説明する。保存フォーマット802は、画像読取装置110から情報処理装置120に読取画像が転送され、当該読取画像のファイルが情報処理装置120に保存されるときの保存フォーマットである。一般的に、保存フォーマット802がTIFFの場合には、非圧縮のデータや可逆圧縮のデータが保存される。そのため、データ形式710でTIFFが選択されている場合、ユーザは高画質の画像を所望していると考えられる。また、データ形式710でPNGが選択されている場合、PNGが可逆圧縮方式を採用していることから、TIFFと同様、ユーザは高画質の画像を所望していると考えられる。このようにTIFFやPNGの場合には、ユーザは高画質の画像を所望していると考えられるので、非圧縮転送方式を選択する。但し、読取方式801がADFの場合には非圧縮転送方式が非サポートであるので、圧縮転送方式を選択する。

0043

なお、保存フォーマットがTIFF/PNGであり読取画像が非圧縮形式で転送される場合、情報処理装置120において可逆圧縮(画像処理)が実行される。これにより、読取画像のファイルがTIFF/PNG形式で生成され、情報処理装置120の補助記憶装置124に保存される。

0044

一方、データ形式710でJPEGが選択されている場合、一般的に非可逆圧縮方式を採用していることが多いことから、ユーザは高画質な画像よりも転送速度の速さを所望していると考えられる。データ形式710でPDFが選択されている場合にも、PDF内の画像データのフォーマットにJPEG符号化が用いられることが多いことから、ユーザは高画質な画像よりも転送速度の速さを所望していると考えられる。このように、データ形式710がJPEGやPDFの場合、ユーザは高画質な画像データを所望しているわけではないと考えられるので、基本的に圧縮転送方式を選択する。

0045

なお、例えば保存フォーマットがPDFの場合、情報処理装置120は、画像読取装置110から転送されてきた非可逆圧縮形式の読取画像をPDFファイルとして保存するための画像処理を行う。特に複数ページの画像を含むPDFファイルを情報処理装置120が生成する場合、複数ページのそれぞれに対応する非可逆圧縮形式の複数の読取画像を画像読取装置110から順次受信する。そして、それらの複数の読取画像をPDF形式の1つのファイルとして保存するための処理を行う。

0046

また画像読取装置110が読取画像を非可逆圧縮形式で転送する場合のデータ形式としてJPEG形式を用いる場合がある。この場合に、保存フォーマットがJPEG/PDFの際には情報処理装置120は改めて読取画像に対してJPEG圧縮処理を行わなくてもよい。

0047

尚、保存フォーマット82がTIFF/PNGの場合に非圧縮転送方式を選択し、JPEG/PDFの場合に圧縮転送方式を選択するというのは一例であり、特にこのような構成に限られない。例えば、JPEGでも可逆圧縮方式で画像データを圧縮している場合には非圧縮転送方式を選択し、PDFでも高画質のPDFで保存する場合には非圧縮転送方式を選択しても良く、保存フォーマット802に応じて任意に変更可能なように構成しても良い。

0048

次に、特定の画像処理803について説明する。ここで、特定の画像処理803とは、画像読取装置110から圧縮転送方式で送信された画像データに対して情報処理装置120で画像処理を実行した場合に、精度の低下を生じる可能性がある画像処理を指す。例えば、文字に関する補正を行うような文字認識処理の場合、JPEG符号化で圧縮された画像データに画像処理を実行すると、文字部分にJPEG特有のモスキートノイズが重畳し、画像処理の精度が低下する場合がある。このような特定の画像処理803を実行する場合には、圧縮転送方式ではなく非圧縮転送方式を選択した方が良い。上記では、保存フォーマット802がJPEG/PDFの場合には基本的に圧縮転送方式を選択すると説明したが、特定の画像処理803を実行する(ON)場合にはその設定に応じて非圧縮転送方式を選択する。

0049

図9は、図8で示した条件に転送先アプリケーション904の条件を追加したテーブルの一例を示す図である。図9では、転送先アプリケーション904の例として、OCRアプリケーション、クラウドアプリケーション、その他のアプリケーションが示されている。OCRアプリケーションの場合には文字認識処理を行うので、JPEGなどで符号化した圧縮データよりも非圧縮の画像データを転送した方が文字認識の精度の維持が可能である。従って、転送先アプリケーション904がOCRアプリケーションの場合には、非圧縮転送方式が選択される。

0050

また、クラウドアプリケーションの場合には、クラウドサービスで容量が限られていたり、画像データのサイズが大きい場合にクラウドサービスにデータをアップロードする時間が長くなってしまうことがある。従って、転送先アプリケーション904がクラウドアプリケーションの場合には、圧縮転送方式が選択される。

0051

図9は、基本的に画像データの転送速度よりも画質の維持の優先度を高くするように、各設定内容の組み合わせと、圧縮転送方式/非圧縮転送方式とが対応づけられている。図9の設定906では、特定の画像処理903がONとなっているので、保存フォーマット902がJPEG/PDFであっても、画質を維持するために、転送方式は非圧縮転送方式と決定される。

0052

設定907では、OCRアプリケーションについては、画質を維持するために、転送方式は非圧縮転送方式と決定される。設定907では、インタフェース900がUSBであり高速であるので、クラウドアプリケーションとその他のアプリケーションについても、転送方式は非圧縮転送方式と決定される。

0053

設定908では、保存フォーマット902がTIFF/PNGであり、特定の画像処理903もONであるので、画質を維持するために、転送方式は非圧縮転送方式と決定される。設定909では、保存フォーマット902がTIFF/PNGであるので、画質を維持するために、転送方式は非圧縮転送方式と決定される。設定908及び909においては、クラウドアプリケーションについて、非圧縮転送方式と決定されている。しかしながら、クラウドの容量を画質より優先するようにして、クラウドアプリケーションについて、転送方式は圧縮転送方式と決定するようにしても良い。

0054

設定910〜913では、読取方式901がADFである。従って、非圧縮転送方式がサポートされていないので、転送方式は圧縮転送方式と決定される。

0055

設定914は、設定906と同じ判定基準により転送方式が決定される。設定915は、クラウドアプリケーション及びその他のアプリケーションの点で設定907と異なる。OCRアプリケーションについては、設定907と同じ判定基準により非圧縮転送方式と決定される。設定915では、インタフェース900がLANで低速であり、さらに、保存フォーマット902がJPEG/PDFであるので、ユーザは転送速度を所望している。従って、クラウドアプリケーション及びその他のアプリケーションについては、転送方式は圧縮転送方式と決定する。

0056

設定916は、設定908と同じ判定基準により転送方式が決定される。設定917は、設定909と同じ判定基準により転送方式が決定される。設定918〜921は、設定910〜913と同じ判定基準により転送方式が決定される。

0057

本実施形態では、ユーザがスキャナアプリケーション401を起動するとして説明したが、そのような構成に限定されるものではない。例えば、ユーザがアプリケーション400を起動し、アプリケーション400がスキャナアプリケーション401を起動して画像読取を行う構成であっても良い。その場合には、スキャナアプリケーション401は、保存した画像データをアプリケーション400に転送する。例えば、上述したように、アプリケーション400がOCRアプリケーションの場合には、転送方式は非圧縮転送方式の方が良い。従って、そのような構成では、スキャナアプリケーション401の起動元アプリケーション400が転送方式を選択する際の条件となる。

0058

本実施形態では、画像データを可逆圧縮方式で圧縮して転送する転送方式と、画像データを非可逆圧縮方式で転送する転送方式とが可能な画像読取装置110に対しても適用することができる。その場合、図8及び図9により非圧縮転送方式が選択された場合に、画像読取装置110において、可逆圧縮方式で画像データを圧縮し、その画像データを情報処理装置120に転送する。情報処理装置120では、可逆圧縮方式で圧縮された画像データを受信し、その画像データを復号化することで劣化の影響のない画像データが得られる。そのような構成により、特定の画像処理803及び903がONの場合であっても、画像処理の精度の低下を防ぐことができる。

0059

図8及び図9では、転送方式を選択するための画像読取設定項目として、インタフェース800及び900、読取方式801及び901、保存フォーマット802及び902、特定の画像処理803及び903、転送先アプリケーション904が示されている。しかしながら、他の画像読取設定項目があっても良い。例えば、画像データを保存する先の容量に基づいて転送方式を選択するようにしても良い。画像読取装置110で読み取って生成した画像データを大容量のサーバに転送する場合には非圧縮転送方式を選択し、容量の少ないサーバに転送する場合には圧縮転送方式を選択するようにしても良い。画像データの転送先の容量は画像読取時に計測するようにし、その計測結果に基づいて、上記の転送方式の選択を行うようにしても良い。また、例えば、クラウドサービスなどで予め容量が閾値より少ないことが分かっている場合には圧縮転送方式を選択するようにしても良い。

0060

本実施形態では、スキャナや複合機などの画像読取装置110で読み取って生成した画像データを情報処理装置120に転送する場合を説明したが、その構成に限定されるものではない。例えば、本実施形態の動作を、画像読取装置110で読み取って生成した画像データを画像読取装置110に接続されたUSBメモリなどに転送する場合に適用しても良い。その場合、画像読取装置110で設定した画像読取設定に基づいて、画像読取装置110がUSBメモリに転送する転送方式を選択する。

0061

本実施形態では、スキャナや複合機などの画像読取装置110に対して適用した例を説明したが、その構成に限定されるものではない。例えば、デジタルカメラの画像データを情報処理装置120に転送する場合や、メモリカードに保存された画像データを情報処理装置120に転送する場合にも適用できる。例えば、デジタルカメラで撮影して保存した画像ファイルをPCやクラウドサービスに転送する場合にも適用できる。その場合には、デジタルカメラが本実施形態の画像読取装置110に対応し、PCやクラウドサービスが本実施形態の情報処理装置120に対応する。そのような構成において、例えば、デジタルカメラで撮影した画像データをPCに送る場合には非圧縮転送方式で画像データを転送し、クラウドサービスに送る場合には圧縮転送方式で画像データを転送する。その他、デジタルカメラの撮影時の設定に基づいて転送方式を選択する場合にも、本実施形態を適用できる。例えば、高画質モードで撮影する場合には非圧縮転送方式で画像データを転送し、低画質モードで撮影する場合には圧縮転送方式で画像データを転送する。このように、複数の条件項目の設定内容間で優先度を予め決定しておき、優先度の高い設定内容に応じて転送方式を決定するようにしても良い。

0062

上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。

0063

110画像読取装置: 120情報処理装置: 112、125 CPU

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