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技術 手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラム

出願人 凸版印刷株式会社
発明者 小谷雅幸高洲耕太郎荻野孝士
出願日 2014年7月4日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2014-138793
公開日 2016年2月1日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2016-018258
状態 特許登録済
技術分野 文字認識
主要キーワード 最大入力文字数 認識状況 入力画 手書入力 書き直し 手書文字 マス目 文字数分
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図面 (6)

課題

手書文字入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることの可能な手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムを提供する。

解決手段

手書入力処理装置は、手書文字の書かれた入力欄を、手書文字の書かれていない入力欄に換えて表示させる表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域をメインメモリに確保し、データ領域の数を、入力可能な文字数最大値よりも少なく、かつ、表示される入力欄の欄数よりも多く設定する表示処理部と、手書文字が書かれるごとにデータ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、入力結果の処理においては、手書文字の画像データをデータ領域に一旦記憶させ、文字認識が完了したとき、手書文字の文字データをメインメモリに記憶させて画像データを消去する入力結果処理部と、を備える。

概要

背景

従来から、タブレット端末のように、ユーザの手書きによる文字の入力を受け付け手書入力処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。手書入力処理装置は、入力を受け付ける領域に書かれた曲線の形状や、曲線が書かれる際のペンもしくは指の動き等を解析して、上記領域に書かれた文字を認識する。文字認識の結果として生成された文字データは、手書入力処理装置内において文書データの生成に利用されたり、手書入力処理装置からサーバ等の外部の装置へ送信されて、例えば住所や氏名のような所定の情報を示すデータとして処理されたりする。

概要

手書文字入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることの可能な手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムを提供する。手書入力処理装置は、手書文字の書かれた入力欄を、手書文字の書かれていない入力欄に換えて表示させる表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域をメインメモリに確保し、データ領域の数を、入力可能な文字数最大値よりも少なく、かつ、表示される入力欄の欄数よりも多く設定する表示処理部と、手書文字が書かれるごとにデータ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、入力結果の処理においては、手書文字の画像データをデータ領域に一旦記憶させ、文字認識が完了したとき、手書文字の文字データをメインメモリに記憶させて画像データを消去する入力結果処理部と、を備える。

目的

本発明は、手書文字の入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることの可能な手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

手書きによる文字の入力を受け付け手書入力処理装置において、前記手書入力処理装置の受け付ける文字数最大値は3以上であり、入力欄の受け付ける文字数が1文字であり、メインメモリと、前記最大値よりも少ない欄数の前記入力欄を表示する表示部と、前記入力欄に書かれた手書文字文字認識する認識部と、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換え表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域を前記メインメモリに確保し、前記データ領域の数を、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定する表示処理部と、手書文字が書かれるごとに前記データ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データを前記データ領域に一旦記憶させ、前記文字認識が完了したとき、認識された前記手書文字の文字データを前記メインメモリに記憶させて前記画像データを消去する入力結果処理部と、を備える手書入力処理装置。

請求項2

前記表示処理部は、前記データ領域の数を、前記表示部に表示される前記欄数の2倍以下に設定する請求項1に記載の手書入力処理装置。

請求項3

前記表示処理部は、前記入力結果の処理が完了したとき、前記入力結果の処理の対象となった前記入力欄において、前記文字データに基づく文字を手書文字に代えて表示させる請求項1または2に記載の手書入力処理装置。

請求項4

メインメモリと、手書きによる文字の入力を受け付ける入力欄であって、受け付ける文字数が1文字である1以上の前記入力欄を表示する表示部と、を備え、入力を受け付ける文字数の最大値が3以上であり、前記表示部に表示される前記入力欄の欄数が前記最大値よりも少ない値に設定された手書入力処理装置が行う手書入力処理方法であって、複数のデータ領域が前記メインメモリに確保され、前記データ領域の数が、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定されるステップと、前記入力欄に書かれた手書文字が文字認識されるステップと、手書文字が書かれるごとに前記データ領域が1つずつ用いられて入力結果の処理が実行されるステップであって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データが前記データ領域に一旦記憶され、前記文字認識が完了されたとき、認識された前記手書文字の文字データが前記メインメモリに記憶されて前記画像データが消去されるステップと、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換えるステップと、を含む手書入力処理方法。

請求項5

メインメモリと表示部とを備えたコンピュータを、手書きによる文字の入力を受け付ける手書入力処理装置として機能させる手書入力処理プログラムであって、前記手書入力処理装置の受け付ける文字数の最大値は3以上であり、入力欄の受け付ける文字数が1文字であり、前記コンピュータを、前記最大値よりも少ない欄数の前記入力欄を表示する前記表示部と、前記入力欄に書かれた手書文字を文字認識する認識部と、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換える表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域を前記メインメモリに確保し、前記データ領域の数を、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定する表示処理部と、手書文字が書かれるごとに前記データ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データを前記データ領域に一旦記憶させ、前記文字認識が完了したとき、認識された前記手書文字の文字データを前記メインメモリに記憶させて前記画像データを消去する入力結果処理部と、として機能させる手書入力処理プログラム。

技術分野

0001

本発明は、手書きによる文字の入力を受け付け手書入力処理装置、こうした装置に用いられる手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムに関する。

背景技術

0002

従来から、タブレット端末のように、ユーザの手書きによる文字の入力を受け付ける手書入力処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。手書入力処理装置は、入力を受け付ける領域に書かれた曲線の形状や、曲線が書かれる際のペンもしくは指の動き等を解析して、上記領域に書かれた文字を認識する。文字認識の結果として生成された文字データは、手書入力処理装置内において文書データの生成に利用されたり、手書入力処理装置からサーバ等の外部の装置へ送信されて、例えば住所や氏名のような所定の情報を示すデータとして処理されたりする。

先行技術

0003

特開2007−316931号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、手書入力の形態の一つでは、手書入力処理装置の有する表示部に1または複数の枠が表示され、1つの枠内の領域が、1つの文字の入力を受け付ける領域である入力欄として設定される。こうした形態において手書入力処理装置に入力される文字数最大値は、最大入力文字数として手書入力処理装置に予め設定されて、最大入力文字数分の入力欄が予め準備される。例えば、入力の対象が住所であるとき、最大入力文字数として50文字が設定されて、50欄分の入力欄が手書入力処理装置において準備される。

0005

この際に、手書入力処理装置の備えるメインメモリには、入力欄に手書きの文字を表示するためのデータ領域が、最大入力文字数分だけ予め確保される。そして、表示部には、最大入力文字数よりも少ない欄数の入力欄が一度に表示されて、1つの入力欄に1つの手書文字が書かれるごとに、手書文字を示す1つの画像データが1つのデータ領域に記憶される。その後に、入力欄をスクロールさせる操作等、手書文字の書かれた入力欄を手書文字の書かれていない入力欄に替える操作が繰り返されて、所望される文字数分の手書文字が画像データとして記憶される。

0006

しかしながら、このような処理の形態は、表示部の画面表示に関するメインメモリの使用量を増大させて、手書入力処理装置の処理速度の低下を招き、結果として、ユーザの操作性を低下させる虞がある。

0007

本発明は、手書文字の入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることの可能な手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決する手書入力処理装置は、手書きによる文字の入力を受け付ける手書入力処理装置であって、前記手書入力処理装置の受け付ける文字数の最大値は3以上であり、入力欄の受け付ける文字数が1文字である。そして、メインメモリと、前記最大値よりも少ない欄数の前記入力欄を表示する表示部と、前記入力欄に書かれた手書文字を文字認識する認識部と、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換え表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域を前記メインメモリに確保し、前記データ領域の数を、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定する表示処理部と、を備える。さらに、手書文字が書かれるごとに前記データ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データを前記データ領域に一旦記憶させ、前記文字認識が完了したとき、認識された前記手書文字の文字データを前記メインメモリに記憶させて前記画像データを消去する入力結果処理部を備える。

0009

上記課題を解決する手書入力処理方法は、メインメモリと、手書きによる文字の入力を受け付ける入力欄であって、受け付ける文字数が1文字である1以上の前記入力欄を表示する表示部と、を備え、入力を受け付ける文字数の最大値が3以上であり、前記表示部に表示される前記入力欄の欄数が前記最大値よりも少ない値に設定された手書入力処理装置が行う手書入力処理方法である。そして、複数のデータ領域が前記メインメモリに確保され、前記データ領域の数が、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定されるステップと、前記入力欄に書かれた手書文字が文字認識されるステップと、手書文字が書かれるごとに前記データ領域が1つずつ用いられて入力結果の処理が実行されるステップであって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データが前記データ領域に一旦記憶され、前記文字認識が完了されたとき、認識された前記手書文字の文字データが前記メインメモリに記憶されて前記画像データが消去されるステップと、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換えるステップと、を含む。

0010

上記課題を解決する手書入力処理プログラムは、メインメモリと表示部とを備えたコンピュータを、手書きによる文字の入力を受け付ける手書入力処理装置として機能させる手書入力処理プログラムである。そして、前記手書入力処理装置の受け付ける文字数の最大値は3以上であり、入力欄の受け付ける文字数が1文字であり、前記コンピュータを、前記最大値よりも少ない欄数の前記入力欄を表示する前記表示部と、前記入力欄に書かれた手書文字を文字認識する認識部と、手書文字の書かれた前記入力欄を手書文字の書かれていない前記入力欄に換える表示処理部であって、さらに、複数のデータ領域を前記メインメモリに確保し、前記データ領域の数を、前記最大値よりも少なく、かつ、前記表示部に表示される前記欄数よりも多く設定する表示処理部と、手書文字が書かれるごとに前記データ領域を1つずつ用いて入力結果の処理を実行する入力結果処理部であって、前記入力結果の処理においては、手書文字の画像データを前記データ領域に一旦記憶させ、前記文字認識が完了したとき、認識された前記手書文字の文字データを前記メインメモリに記憶させて前記画像データを消去する入力結果処理部として機能させる。

0011

上記各構成によれば、入力欄が表示部に表示されるとき、メインメモリに確保されるデータ領域の数は、受け付けられる文字数の最大値である最大入力文字数よりも少ない。そして、手書文字が入力欄に書かれるごとに、手書文字の画像データがデータ領域に記憶され、手書文字の文字データがメインメモリに記憶された後に、その画像データは消去される。したがって、最大入力文字数分のデータ領域がメインメモリに予め確保される構成と比較して、手書文字の入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることが可能である。

0012

上記手書入力処理装置において、前記表示処理部は、前記データ領域の数を、前記表示部に表示される欄数の2倍以下に設定してもよい。
全ての入力欄に一斉に手書文字が書かれて、これらの入力欄が手書文字の書かれていない入力欄に一斉に変わる場合であっても、メインメモリに確保されるデータ領域の数は欄数の2倍であれば足りる。それゆえに、上述した構成であれば、メインメモリにおける余分なデータ領域の確保が抑えられるため、手書入力の画面の表示に際して確保される容量をメインメモリにおいて的確に抑えることができる。

0013

上記手書入力処理装置において、前記表示処理部は、前記入力結果の処理が完了したとき、前記入力結果の処理の対象となった前記入力欄において、前記文字データに基づく文字を手書文字に代えて表示させてもよい。

0014

上記構成によれば、手書文字の書かれた入力欄の表示が、文字データに基づく文字に変わることによって、入力結果の処理が完了したか否かをユーザに把握させることが可能にもなる。

発明の効果

0015

本発明によれば、手書文字の入力欄の表示に際して確保される容量の大きさをメインメモリにおいて抑えることが可能となる。

図面の簡単な説明

0016

一実施形態の手書入力処理装置の構成を示す装置構成図である。
一実施形態の手書入力処理装置が表示する入力画面の一例を示す図である。
一実施形態の手書入力処理装置が実行する入力画面の表示処理および入力欄に文字が書かれた場合のデータ処理の手順を示すフローチャートである。
一実施形態の手書入力処理装置において表示部に表示された入力欄が移動するときのデータ処理の手順を示すフローチャートである。
(a)〜(f)は、一実施形態の手書入力処理装置における手書入力の処理における入力画面の表示内容を例示して示す図である。

実施例

0017

図1図5を参照して、手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムの一実施形態について説明する。
[手書入力処理装置の構成]
図1を参照して、手書入力処理装置の構成について説明する。

0018

手書入力処理装置10は、手書きによる文字の入力を受け付けるコンピュータであって、スマートフォンやタブレット端末やパーソナルコンピュータ等に具体化される。手書入力処理装置10は、情報を構成する文字数の最大値が予め設定されている文字情報の入力に用いられる。なお、手書入力処理装置10が入力を受け付ける文字には、平仮名、片仮名、漢字アルファベット数字記号等が含まれる。

0019

手書入力処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、入出力部13とを備えている。
制御部11は、CPUを含み、記憶部12における情報の書き込みや読み出しや、入出力部13における入出力の制御や、各種の演算処理等を、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに基づいて行う。

0020

記憶部12は、読み書き可能な揮発性記憶装置である揮発性記憶部12aと、不揮発性の記憶装置である不揮発性記憶部12bとを備えている。揮発性記憶部12aは、メインメモリとして機能し、RAM(Random Access Memory)に具体化される。不揮発性記憶部12bは、ストレージとして機能し、フラッシュメモリハードディスクドライブに具体化される。揮発性記憶部12aは、制御部11の処理に必要なプログラムやデータを一時的に記憶し、不揮発性記憶部12bは、制御部11の処理に必要なプログラムやデータを永続的に記憶する。例えば、不揮発性記憶部12bは、手書入力を受け付ける画面の表示に用いられる画像データを記憶している。

0021

入出力部13は、外部からの情報を制御部11にデータや信号として入力したり、制御部11からのデータや信号を受けて外部へ情報を出力したりする入出力デバイスである。なお、入出力部13と制御部11との間でのデータの入出力は、揮発性記憶部12aを介して行われる。

0022

入出力部13は、例えばディスプレイ等に具体化される表示部13aと、例えばタッチパネルタッチパッドマウス等に具体化される操作部13bとを備えている。表示部13aは、制御部11からの制御信号に従って、揮発性記憶部12aに保持されたデータに基づいて、画像を表示する。操作部13bは、ユーザの操作部13bに対する操作に応じた位置情報入力機能を有し、ユーザの操作部13bに対する操作を信号に変換して制御部11に入力する。

0023

上記構成において、制御部11は、表示部13aの表示内容に関する制御を行う表示処理部と、ユーザによって書かれた文字を認識する認識部と、文字の認識状況に応じてデータを処理する入力結果処理部と、として機能する。

0024

表示処理部として機能する制御部11は、表示部13aに、手書きによる文字の入力を受け付ける画面である入力画面を表示させる。入力画面には、1つの文字の入力を受け付ける領域である入力欄が1以上表示される。入力画面において一度に表示される入力欄の数が欄数である。

0025

制御部11は、手書入力処理装置10において入力可能な文字数の最大値である最大入力文字数を予め設定している。制御部11は、表示部13aに入力画面を表示させるとき、複数のデータ領域を揮発性記憶部12aに確保する。制御部11の確保するデータ領域の数は、最大入力文字数よりも少なく、かつ、入力欄の欄数よりも多い。なお、本実施形態における制御部11は、最大入力文字数として欄数の2倍よりも大きい値を設定し、かつ、揮発性記憶部12aに確保するデータ領域の数として欄数の2倍を設定している。

0026

さらに、表示処理部として機能する制御部11は、ユーザによるスクロール等の操作部13bの操作に応じて、表示部13aの表示内容を変更させる。例えば、制御部11は、ユーザによるスクロールに応じて、手書文字の書かれた入力欄を手書文字の書かれていない入力欄に換える。

0027

認識部として機能する制御部11は、入力欄に書かれた手書文字の形状や、手書文字が書かれる際の操作部13bの操作内容等を解析して、入力欄に書かれた手書文字を文字認識する。

0028

入力結果処理部として機能する制御部11は、入力欄に対して行われた操作部13bの操作に応じて、その操作の軌跡に対応する線からなる手書文字を入力欄に表示させ、手書文字を表示するためのビットマップ等を画像データとして揮発性記憶部12aに記憶させる。そして、制御部11は、入力欄に書かれた手書文字の文字認識が完了したとき、文字認識された手書文字に対応する文字データを揮発性記憶部12aに記憶させ、文字認識された手書文字に対応する画像データを揮発性記憶部12aから消去する。

0029

なお、揮発性記憶部12aに記憶された文字データ、すなわち、入力欄に書かれた文字を示す文字データは、手書入力処理装置10内にて、不揮発性記憶部12bに記憶されたり、制御部11による他の処理に供されたりしてもよいし、手書入力処理装置10から外部の装置に送信されてもよい。外部の装置としては、例えば、サービスの申し込みを受け付けるサーバが挙げられ、文字データは、例えば申込者の住所や氏名等、申し込みに必要な文字情報として、サーバで処理される。この場合、手書入力処理装置10とサーバとは、インターネット等のネットワーク接続可能に構成され、手書入力処理装置10は、手書入力処理装置10とサーバとの接続処理を実行して、手書入力処理装置10とサーバとの間でデータの送信および受信を行う通信部を備える。

0030

制御部11の表示処理部、認識部、入力結果処理部としての機能は、CPU等のハードウェアに複数の機能を与えるソフトウェアによって具体化されることが好ましい。こうしたソフトウェアは、手書入力処理プログラムとして、不揮発性記憶部12bに記憶される。住所や氏名などの文字情報の入力にあたっての最大入力文字数は、予め設定されて上記ソフトウェアに組み込まれていればよく、手書入力処理装置10が複数の文字情報の入力を受け付ける場合には、最大入力文字数は文字情報ごとに設定されていることが好ましい。

0031

[手書入力の手順]
図2図5を参照して、手書入力処理装置10における手書入力の処理の手順について説明する。

0032

まず、手書入力処理装置10が文字情報についての手書入力を受け付ける際に表示部13aに表示される上述の入力画面について説明する。
図2に示されるように、入力画面Sには、1以上の入力欄Dが表示される。入力欄Dは枠で囲まれたり、色彩的に差別化されたりすることによって、周囲から区画された領域であって、1つの入力欄Dは、1つの文字の入力を受け付ける領域である。入力欄Dは、入力画面Sのスクロールや、「次へ」等の所定のボタンの押下によって移動する。そして、所望とされる文字数の手書文字が入力欄Dに書かれるまで、手書文字の書かれた入力欄Dを手書文字の書かれていない入力欄Dに換えることが繰り返される。

0033

次に、入力画面Sの表示処理と、入力欄Dに文字が書かれた場合のデータ処理の手順について説明する。
図3に示されるフローは、手書入力処理装置10の制御部11が、入力画面Sの表示の要求を受けたときに行う処理である。例えば、手書入力処理装置10にて、上述の手書入力処理プログラムを含むアプリケーションソフトウェア起動することに伴って、制御部11に入力画面Sの表示を要求する信号が入力されてもよいし、アプリケーションソフトウェアの起動後、表示部13aの表示に従って操作部13bに対して所定の操作が行われたとき、制御部11に入力画面Sの表示を要求する信号が入力されてもよい。

0034

入力画面Sの表示の要求を受けると、制御部11は、ステップS10の処理として、入力画面Sのデータを不揮発性記憶部12bから揮発性記憶部12aに読み込ませ、読み込まれたデータに基づいて、表示部13aに入力画面Sを表示させる。このとき、制御部11は、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの数である欄数の2倍の数のデータ領域を揮発性記憶部12aに確保する。また、制御部11は、確保されたデータ領域の各々に、入力欄Dのマス目等を示す画像データを記憶させる。そして、制御部11は、揮発性記憶部12aに確保されたデータ領域のうちで半数のデータ領域の各々に初期の入力画面Sにおける入力欄Dを対応づける。

0035

初期の入力画面Sが表示されると、制御部11は、ステップS11の処理として、入力欄Dに対応する位置に対して、操作部13bの操作が行われたか否か、すなわち、手書入力が行われた否かを監視し続ける。

0036

手書入力が行われたと判断されると(ステップS11:YES)、制御部11は、ステップS12の処理として、操作部13bの操作の軌跡に対応する線である手書文字の画像データを生成する。そして、制御部11は、揮発性記憶部12aにおける1つのデータ領域に、この1つの画像データと、入力欄Dのマス目等の画像データとが合成されたデータを記憶させる。そして、制御部11は、操作された位置に対応する入力欄Dに、手書文字の画像データに基づく手書文字が入るように、表示部13aに手書文字を表示させる。なお、手書入力が行われていないと判断されるときは(ステップS11:NO)、制御部11は、手書入力が行われるまで待機する。

0037

そして、制御部11は、ステップS13の処理として、入力欄Dに書かれた手書文字を文字認識する。なお、文字認識の方法としては、周知の手書文字の認識方法を用いることができる。

0038

続いて、制御部11は、ステップS14の処理として、揮発性記憶部12aにおける所定の領域に、認識された手書文字に対応する文字データを記憶させ、認識された手書文字に対応する画像データが記憶されたデータ領域に入力欄Dのマス目等を示す画像データを上書きして、手書文字の画像データをデータ領域から消去させる。この際に、制御部11は、揮発性記憶部12aに記憶されている文字データに基づく文字が、操作された位置に対応する入力欄Dに入るように、表示部13aに文字を表示させる。

0039

入力画面Sに表示された複数の入力欄Dの各々に対して、入力欄Dの並びの順に手書入力が行われる場合には、それぞれの入力欄Dに対してステップS12〜ステップS14の処理が行われる。

0040

なお、例えば、文字データに基づいて表示された文字が、ユーザの意図する文字と異なっていた場合等のように、入力欄Dに対して文字の書き直しが行われる場合には、制御部11は、認識された手書文字に対応する文字データを揮発性記憶部12aに消去させる。そして、入力欄Dに再び書かれた手書文字の画像データの記憶、再び書かれた手書文字に対して文字認識された文字の文字データの記憶、および、手書文字の画像データの消去を揮発性記憶部12aに再び実行させる。このように、制御部11は、入力欄Dに書かれた手書文字に関するデータを、文字データおよび画像データのいずれか一方として、揮発性記憶部12aに記憶させる。

0041

次に、表示部13aに表示されている入力欄Dにおいて、手書文字の書かれた入力欄Dが手書文字の書かれていない入力欄Dに換わるときのデータ処理の手順について説明する。

0042

図4に示されるフローは、手書文字の書かれた入力欄Dを手書文字の書かれていない入力欄Dに換えることを要求されたとき、手書入力処理装置10の制御部11が行う処理である。

0043

こうした処理において、まず、入力画面Sのスクロールや、入力画面Sにおける所定のボタンの押下等を指示する操作が操作部13bに対して行われることに基づいて、ステップS20の処理として、入力欄Dの移動を要求する信号が制御部11に入力される。入力欄Dの移動とは、手書文字の書かれた入力欄Dが入力画面Sから外れ、これに代わり、手書文字の書かれていない入力欄Dが入力画面Sに入るように入力画面Sが変わり、結果として、手書文字の書かれた入力欄Dが手書文字の書かれていない入力欄Dに換わることである。

0044

入力欄Dの移動の要求を受けると、制御部11は、ステップS21の処理として、操作部13bの操作に応じた数の入力欄Dが移動された入力画面Sを表示部13aに表示させる。こうした操作に対して、制御部11は、手書文字の書かれた入力欄Dを入力画面Sから外すことを許容する一方で、手書文字の書かれていない入力欄Dを入力画面Sに残す。

0045

この際に、制御部11は、手書文字の書かれてない新たな入力欄Dに新たなデータ領域を対応づける。すなわち、揮発性記憶部12aに確保されたデータ領域のなかで移動前の入力欄Dに対応づけられていないデータ領域が、移動後の入力欄Dに対応づけられる。

0046

図5を参照して、図3および図4を用いて説明した手書入力処理装置10の処理について、入力画面Sの表示内容を例示してさらに説明する。
図5(a)に示されるように、初めに入力画面Sが表示部13aに表示された状態において、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数は、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の2倍である。例えば、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数が4つである場合、入力画面Sが表示される際に、揮発性記憶部12aには、8つのデータ領域が確保される。このうち、4つのデータ領域は入力欄D1〜D4に対応づけられ、他の4つのデータ領域は、後続して表示される入力画面Sの4つの入力欄D5〜D8に対応づけられるデータ領域として準備される。そして、8つのデータ領域の各々には、入力欄Dのマス目等の画像データが記憶され、入力欄D1〜D4に対応づけられたデータ領域から画像データが読み込まれることによって、初期の入力画面Sが表示される。

0047

図5(b)に示されるように、操作部13bの操作によって、入力欄Dに対応する位置に対して手書文字が書かれると、手書文字の画像データが生成されて、その1つの画像データは、揮発性記憶部12aにおける1つのデータ領域に記憶される。例えば、図5(b)では、入力欄D1に対して手書文字が書かれた場合を示している。

0048

図5(c)に示されるように、入力欄D1に書かれた手書文字の文字認識が完了すると、文字認識された手書文字の文字データが揮発性記憶部12aに記憶され、この文字データに基づく文字が、入力欄D1に表示される。そして、入力欄D1における手書文字の画像データは、揮発性記憶部12aのデータ領域から消去される。例えば、入力欄D1に対して書かれた文字として「東」が認識されると、「東」を示す文字データが入力欄D1に入力された文字のデータとして揮発性記憶部12aに記憶され、入力欄D1に書かれた手書文字の画像データは揮発性記憶部12aから消去される。

0049

図5(d)に示されるように、例えば、入力画面Sに表示されている入力欄Dのすべてに対する手書文字の入力が完了した場合等に、入力欄Dの移動を指示する操作が操作部13bに対して行われる。

0050

図5(e)に示されるように、操作部13bの操作に応じた数の入力欄Dが移動されて、手書文字の書かれた入力欄Dが、手書文字の書かれていない入力欄Dに換わる。例えば、表示されていた4つの入力欄D1〜D4が入力画面Sから出て、新たな4つの入力欄D5〜D8が表示される。揮発性記憶部12aにおいて、入力欄D1〜D4に対応づけられるデータ領域と、入力欄D5〜D8に対応づけられるデータ領域とは相互に異なる。

0051

図5(f)に示されるように、入力画面Sに新たな入力欄Dが表示されると、新たな入力欄Dに書かれる手書文字の画像データは、それに対応づけられたデータ領域に記憶される。ここで、入力画面Sに新たな入力欄D5〜D8が表示されると、入力欄D1〜D4に対応づけられていたデータ領域は、後続して表示される4つの入力欄D9〜D12に対応づけられるデータ領域として準備される。

0052

このように、先に表示された入力欄Dにおける入力結果の処理と、後に表示される入力欄Dに対するデータ領域の対応づけとが、交互に繰り返されることによって、手書文字の書かれた入力欄Dと、手書文字の書かれていない入力欄Dとを換えることが円滑に進む。その結果、入力画面Sへの文字の入力が円滑に進められ、ユーザの操作性も高められる。

0053

[作用]
本実施形態がもたらす作用について説明する。上述のように、本実施形態の手書入力処理装置10では、入力画面Sが表示される際に、最大入力文字数よりも少ない数のデータ領域が揮発性記憶部12aに確保される。したがって、従来のように、最大入力文字数分のデータ領域が揮発性記憶部12aに確保される構成と比較して、手書文字の入力欄Dの表示に際して確保される容量の大きさを揮発性記憶部12aにおいて抑えることが可能である。その結果、手書文字の入力欄Dの表示以外の処理にメインメモリを使用することが可能であって、ユーザの操作性が向上する。例えば、揮発性記憶部12aに読み込むデータ量が削減される結果、入力画面Sの表示に要する時間が短縮され、また、入力欄Dの表示とは異なる処理に使用できる揮発性記憶部12aの記憶領域が増加する結果、文字の認識処理に要する時間も短縮される。

0054

特に、本実施形態では、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の2倍の数のデータ領域が揮発性記憶部12aに確保されるため、入力画面Sに表示されている入力欄Dのすべてが手書文字の書かれていない入力欄Dに換わる場合にも、揮発性記憶部12aに予め確保されたデータ領域の利用によって、表示部13aによる表示が円滑に行われる。

0055

また、従来の手書入力処理装置では、入力欄Dに書かれた手書文字が文字認識されて文字データが揮発性記憶部12aに記憶された後、さらには、その入力欄Dが入力画面Sから出た後も、手書文字の画像データが揮発性記憶部12aに保持され続けていた。これに対し、本実施形態では手書文字の文字認識が完了した後には、文字データのみが揮発性記憶部12aに記憶され、手書文字の画像データは揮発性記憶部12aから消去される。したがって、揮発性記憶部12aにおける記憶領域の使用量がさらに削減される。

0056

以上説明したように、本実施形態の手書入力処理装置、手書入力処理方法、および、手書入力処理プログラムによれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)入力画面Sが表示される際に、最大入力文字数よりも少ない数のデータ領域が揮発性記憶部12aに読み込まれる。また、入力欄Dに書かれた手書文字の文字認識が完了した後には、文字データのみが揮発性記憶部12aに記憶され、手書文字の画像データは揮発性記憶部12aから消去される。したがって、手書入力処理装置10において、手書文字の入力欄Dの表示に際して確保される容量の大きさを揮発性記憶部12aにおいて抑えることができる。

0057

(2)入力画面Sが表示される際に、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の2倍の数のデータ領域が揮発性記憶部12aに読み込まれる。そのため、入力画面Sに表示されている入力欄Dが換えられる場合にも、揮発性記憶部12aに保持されているデータ領域に基づいて、表示部13aによる表示が円滑に行われる。

0058

(3)手書文字の文字データの記憶と、手書文字の画像データの削除とが完了したとき、こうした入力結果の処理の対象となった入力欄Dにおいて、文字データに基づく文字が手書文字に代えて表示される。それゆえに、手書文字の書かれた入力欄Dの表示が、文字データに基づく文字に変わることによって、入力結果の処理が完了したか否かをユーザに把握させることが可能になる。

0059

(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・表示部13aに入力画面Sが表示されるときに、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数は、最大入力文字数よりも少なく、かつ、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数よりも多ければよい。例えば、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数は、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の2倍よりも多くてもよいし、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数よりも1つ多い数であってもよい。少なくとも、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数が、最大入力文字数よりも少ない値であって、かつ、欄数よりも多い値であれば、上記(1)の効果が得られ、確保されるデータ領域の数が少ないほど、手書文字の入力欄Dの表示に際して確保される容量の大きさを揮発性記憶部12aにおいて削減できる。

0060

例えば、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの数よりも1つ多い数のデータ領域が揮発性記憶部12aに確保される場合、制御部11は、入力画面Sに表示されている入力欄Dが1つずつ移動するように、すなわち、手書文字の書かれた入力欄Dが1つずつ手書文字の書かれていない入力欄Dに換えられるように、表示部13aの表示内容を制御することが好ましい。こうした構成によれば、揮発性記憶部12aに確保されたデータ領域が不足することが抑えられるため、入力画面Sにおける入力欄Dの入れ替えが円滑に進められる。

0061

また、手書文字の書かれていない入力欄Dに換えられる入力欄Dの数は、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の数を超えることはない。そのため、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数が、入力画面Sに一度に表示される入力欄Dの欄数の2倍以下であれば、揮発性記憶部12aにおける余分なデータ領域の確保が的確に抑えられる。

0062

・揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数は、最大入力文字数よりも少なく、かつ、入力欄Dの欄数よりも多い範囲において、手書入力処理装置10の処理状況に応じて可変とされてもよい。例えば、制御部11は、上述した範囲において、揮発性記憶部12aの記憶領域の空き容量に応じて、揮発性記憶部12aに確保されるデータ領域の数を決定してもよい。

0063

・上記実施形態では、揮発性記憶部12aに確保されたデータ領域のうち、入力画面Sに表示されている入力欄Dと対応づけられていないデータ領域は、入力画面Sに表示されている入力欄Dの後続の入力欄Dに対応づけられるデータ領域として準備される。これに限らず、初期の入力画面Sから入力欄Dが移動された場合において、揮発性記憶部12aに確保されたデータ領域のうち、入力画面Sに表示されている入力欄Dと対応づけられていないデータ領域は、入力画面Sに表示されている入力欄Dに先行する入力欄Dに対応づけられてもよい。表示されている入力欄Dに先行する入力欄Dは、既に手書入力が行われ、その入力欄Dに入力された文字が文字データとして揮発性記憶部12aに記憶されている入力欄Dである。

0064

例えば、入力画面Sに表示されている入力欄Dと対応づけられていないデータ領域は、入力画面Sに表示されている入力欄Dの移動の方向に応じて、入力画面Sに表示されている入力欄Dの後続の入力欄D、もしくは、入力画面Sに表示されている入力欄Dに先行する入力欄Dに対応づけられる。具体的には、入力欄Dの移動を要求する信号が制御部11に入力されると、表示処理部として機能する制御部11は、要求された移動が、入力欄Dを進める移動、すなわち、入力画面Sに表示されている入力欄Dを後続の入力欄Dと替える移動であるか、入力欄Dを戻す移動、すなわち、入力画面Sに表示されている入力欄Dを先行する入力欄Dと替える移動であるかを判断する。

0065

要求された移動が、入力欄Dを進める移動であるとき、制御部11は、移動前に表示されている入力欄Dと対応づけられていないデータ領域を、移動前に表示されている入力欄Dの後続の入力欄Dに対応づけて、後続の入力欄Dが表示された入力画面Sを表示部13aに表示させる。この場合、制御部11は、データ領域に記憶されている入力欄Dのマス目等を示す画像データを用いて、後続の入力欄Dとして、空欄の入力欄Dを表示させる。

0066

一方、要求された移動が、入力欄Dを戻す移動であるとき、制御部11は、移動前に表示されている入力欄Dと対応づけられていないデータ領域を、移動前に表示されている入力欄Dに先行する入力欄Dに対応づけて、先行する入力欄Dが表示された入力画面Sを表示部13aに表示させる。このとき、制御部11は、データ領域に記憶されている入力欄Dのマス目等を示す画像データと、対応する入力欄Dに入力された文字として揮発性記憶部12aに記憶されている文字データとを用いて、先行する入力欄Dとして、文字が表示された入力欄Dを表示させる。

0067

例えば、先の図5(f)の場合、入力画面Sに新たな入力欄D5〜D8が表示されたと、先に表示されていた入力欄D1〜D4に対応づけられていたデータ領域は、要求される入力欄Dの移動の方向に応じて、入力欄D5〜D8に後続する入力欄D9〜D12、あるいは、入力欄D5〜D8に先行する入力欄D1〜D4に対応づけられる。

0068

こうした構成によれば、入力欄Dを戻す移動が行われる場合であっても、入力欄Dの表示に際して確保される揮発性記憶部12aの容量を抑えつつ、揮発性記憶部12aに保持されているデータ領域に基づいて、入力欄Dの移動を円滑に進めることができる。

0069

・手書文字の文字データの記憶が完了した後に、画像データに基づく文字が入力欄Dに表示され続けてもよい。この際に、画像データに基づく文字の表示を、文字データに基づく文字の表示に換える操作が、別途、操作部13bにおいて設定され、操作部13bに対するこうした操作によって、文字の表示が換わる構成であってもよい。また、画像データに基づく文字を、文字データに基づく文字に確定する操作が、別途、操作部13bにおいて設定され、操作部13bに対するこうした操作によって、手書文字の画像データが消去される構成であってもよい。

0070

10…手書入力処理装置、11…制御部、12…記憶部、12a…揮発性記憶部、12b…不揮発性記憶部、13…入出力部、13a…表示部、13b…操作部、S…入力画面、D…入力欄。

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