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図面 (5)

課題

車両開閉体遠隔操作における違いが生じにくい車両制御システムを提供する。

解決手段

タッチパネルディスプレイ27におけるスライド操作により、車両10のスライドドア変位する車両制御システム1において、スマートフォン制御部21は、タッチパネルディスプレイ27に表示されるスライドドアに対するスライド操作に合わせてスライドする選択画像をタッチパネルディスプレイ27に表示する。

概要

背景

ユーザに所持される携帯機との間で無線通信を行い、当該無線通信によって行われる照合が成立したことを条件として車載機器の動作を許可する車載機を有する車両制御システムがある。特許文献1のシステムでは、携帯端末タッチパネルディスプレイを有し、そのタッチパネルディスプレイに車両のイラストを表示する。ユーザは、タッチパネルディスプレイに表示される車両のイラストから開閉操作したい開閉体、ここではスライドドアを選択する。車載機は、携帯端末から無線送信される選択されたスライドドアの情報に基づき、車載装置を動作させて、先に選択されたスライドドアを変位させる。

概要

車両開閉体遠隔操作における違いが生じにくい車両制御システムを提供する。タッチパネルディスプレイ27におけるスライド操作により、車両10のスライドドアが変位する車両制御システム1において、スマートフォン制御部21は、タッチパネルディスプレイ27に表示されるスライドドアに対するスライド操作に合わせてスライドする選択画像をタッチパネルディスプレイ27に表示する。

目的

本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両開閉体の遠隔操作における勘違いが生じにくい車両制御システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

複数の車両開閉体を含む車両を表示するとともに、スライド操作受け付けタッチパネルディスプレイと、このタッチパネルディスプレイにおけるタッチ操作により選択された車両開閉体が開方向又は閉方向にスライド操作された場合に、そのスライド操作された車両開閉体及びその車両開閉体の動作方向の各情報を無線送信する端末制御部と、を有する携帯端末と、前記各情報に基づき、前記スライド操作された車両開閉体に該当する実際の車両開閉体を開方向又は閉方向へ変位させる車載機と、を備え、前記端末制御部は、前記タッチパネルディスプレイに表示される車両開閉体に対するスライド操作に合わせてスライドする仮の車両開閉体の画像を前記タッチパネルディスプレイに表示する車両制御システム

請求項2

請求項1に記載の車両制御システムにおいて、前記端末制御部は、前記タッチ操作により選択された車両開閉体がそのタッチ選択された時点で表示されている位置から全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライド操作された場合に、全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライドした前記仮の車両開閉体の画像をその位置に表示させたままに維持する車両制御システム。

請求項3

請求項2に記載の車両制御システムにおいて、前記車両は、前記実際の車両開閉体の位置を検出する位置検出部を備え、前記車載機は、前記位置検出部によって検出される前記実際の車両開閉体の位置情報を無線送信し、前記端末制御部は、前記位置情報と対応するように前記タッチパネルディスプレイに表示する車両開閉体をスライドさせる車両制御システム。

請求項4

請求項2に記載の車両制御システムにおいて、前記端末制御部は、車両に設けられる複数の車両開閉体のそれぞれの実際の移動速度を示す情報を有し、スライド操作された前記タッチパネルディスプレイ上の車両開閉体が前記実際の移動速度と対応するようにスライドさせる車両制御システム。

技術分野

0001

本発明は、車両制御システムに関する。

背景技術

0002

ユーザに所持される携帯機との間で無線通信を行い、当該無線通信によって行われる照合が成立したことを条件として車載機器の動作を許可する車載機を有する車両制御システムがある。特許文献1のシステムでは、携帯端末タッチパネルディスプレイを有し、そのタッチパネルディスプレイに車両のイラストを表示する。ユーザは、タッチパネルディスプレイに表示される車両のイラストから開閉操作したい開閉体、ここではスライドドアを選択する。車載機は、携帯端末から無線送信される選択されたスライドドアの情報に基づき、車載装置を動作させて、先に選択されたスライドドアを変位させる。

先行技術

0003

特開2013−49952号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1のシステムでは、車載機は、ユーザによって選択されたスライドドアを変位させた後、その状態を示すステータス情報を無線送信する。ステータス情報を受信した携帯端末は、そのステータス情報に基づく変位後のスライドドアの状態を表示する。ユーザは、携帯端末の視認を通じてスライドドアが変位する前後状態の比較を通じて、選択したスライドドアが変位したか否かを判断することができる。

0005

しかしながら、近年の車両は、スライドドアが障害物に当接するなどした場合、その当接した時点でスライドドアの変位を停止させるため、スライドドアの変位量が少ない場合などではスライドドアの変位前後の状態を比較してもスライドドアが正常に変位したかどうか分からない場合もある。この場合、ユーザが自身のタッチパネルディスプレイにおける操作が正常ではなかったといするおそれもある。勘違いの場合は、さらなるスライドドアの変位が要求されるおそれもある。

0006

本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両開閉体遠隔操作における勘違いが生じにくい車両制御システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、車両制御システムは、複数の車両開閉体を含む車両を表示するとともに、スライド操作受け付けるタッチパネルディスプレイと、このタッチパネルディスプレイにおけるタッチ操作により選択された車両開閉体が開方向又は閉方向にスライド操作された場合に、そのスライド操作された車両開閉体及びその車両開閉体の動作方向の各情報を無線送信する端末制御部と、を有する携帯端末と、前記各情報に基づき、前記スライド操作された車両開閉体に該当する実際の車両開閉体を開方向又は閉方向へ変位させる車載機と、を備え、前記端末制御部は、前記タッチパネルディスプレイに表示される車両開閉体に対するスライド操作に合わせてスライドする仮の車両開閉体の画像を前記タッチパネルディスプレイに表示することを要旨とする。

0008

このシステムによれば、タッチパネルディスプレイ上で正常に車両開閉体のスライド操作が行われれば、そのスライド操作に合わせて車両開閉体の仮の画像がスライドするので、ユーザは、自身が正常に操作したか否かを判断しやすい。したがって、車両開閉体の遠隔操作における勘違いが生じにくい。

0009

上記システムにおいて、前記端末制御部は、前記タッチ操作により選択された車両開閉体がそのタッチ選択された時点で表示されている位置から全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライド操作された場合に、全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライドした前記仮の車両開閉体の画像をその位置に表示させたままに維持することが好ましい。

0010

このシステムによれば、正常にスライド操作が入力されれば、仮の車両開閉体の画像が全開位置又は全閉位置に相当する位置に表示されたまま維持されるので、ユーザは、自身が正常に操作したか否かを判断しやすい。したがって、車両開閉体の操作における勘違いが生じにくい。

0011

上記システムにおいて、前記車両は、前記実際の車両開閉体の位置を検出する位置検出部を備え、前記車載機は、前記位置検出部によって検出される前記実際の車両開閉体の位置情報を無線送信し、前記端末制御部は、前記位置情報と対応するように前記タッチパネルディスプレイに表示する車両開閉体をスライドさせることが好ましい。

0012

このシステムによれば、ユーザは、自身の操作によって実際に車両開閉体が変位していることを認識することができる。また、車両開閉体がどの位置まで変位したかを正確に認識することができる。

0013

上記システムにおいて、前記端末制御部は、車両に設けられる複数の車両開閉体のそれぞれの実際の移動速度を示す情報を有し、スライド操作された前記タッチパネルディスプレイ上の車両開閉体が前記実際の移動速度と対応するようにスライドさせることが好ましい。

0014

このシステムによれば、ユーザは、自身の操作によって実際に車両開閉体が変位していることを認識することができる。

発明の効果

0015

本発明の車両制御システムは、車両開閉体の遠隔操作における勘違いが生じにくいという効果を有する。

図面の簡単な説明

0016

車両制御システムの概略構成を示すブロック図。
(a)(b)は、タッチパネルディスプレイに表示される車両画像を示す図。
(a)(b)(c)は、タッチパネルディスプレイに表示される車両画像及び選択画像の変位を示す図。
車載制御部及びスマートフォン制御部における処理手順を示すシーケンスチャート

実施例

0017

以下、車両制御システムの一実施形態について図面に従って説明する。
図1に示すように、車両制御システム1は、車両10とスマートフォン20との間の無線通信を通じて車両制御を行う。

0018

<スマートフォン>
スマートフォン20は、スマートフォン制御部21と、Bluetooth(登録商標通信部(以下、BT通信部)22と、タッチパネルディスプレイ27と、電話インターネット等を行うための各種構成とを有している。BT通信部22をはじめとする各種構成は、それぞれスマートフォン制御部21に電気的に接続され、当該スマートフォン制御部21によって統括的に制御される。

0019

BT通信部22は、79又は40の周波数チャネルに分けられた2.4GHz帯(2.40〜2.48GHz)の周波数ランダムに変更する周波数ホッピングを行うことにより、他の機器に搭載されているBT通信部との間でBluetooth通信(以下、BT通信)を行う。ここで、BT通信は、79chを用いるクラシックタイプも40chを用いるローエナジータイプのいずれも含む。BT通信部22は、スマートフォン制御部21が生成する電気信号を2.4GHz帯の無線信号に変換し、BTアンテナ22aを通じて予め設定された通信エリアに向けて無線送信する。また、BT通信部22は、BTアンテナ22aを通じて受信した2.4GHz帯の無線信号を電気信号に変換する。

0020

タッチパネルディスプレイ27は、タッチ位置を示す情報を電気信号に変換するとともに、スマートフォン制御部21が生成する信号に基づいて映像を表示する。なお、このタッチパネルディスプレイ27の操作を通じて、車載機器の動作(ここでは、スライドドアの開閉)を要求する要求コマンドを入力することができる。

0021

スマートフォン制御部21のメモリ21aには、自身に固有BTデバイスアドレス、並びに車両10に設けられる車載制御部11と共通のIDコード及び同じく共通の暗号鍵が記憶されている。BTのデバイスアドレスは、BT通信部を有する通信相手とのペアリング処理及びBT通信に使用される。IDコード及び暗号鍵は、車載制御部11との間の相互認証に使用される。なお、スマートフォン制御部21が端末制御部に相当する。

0022

スマートフォン制御部21は、ペアリングされた通信相手との間でBT通信が可能とされたBT通信可能モードと、BT通信が不能とされたBT通信不能モードと、ペアリングが可能な機器を探索する探索モードと、を有している。これら3つのモードの間は、例えばタッチパネルディスプレイが操作されることにより切り替えられる。

0023

探索モードのスマートフォン制御部21は、ペアリングが可能な機器を発見すると、ペアリング処理を行う。ペアリング処理が完了すると、スマートフォン制御部21は、ペアリングされた通信相手との間でBT通信することができる。通信相手の特定は、その通信相手固有のコードにより行う。なお、ペアリング処理では、セキュリティ性を確保するために、通信相手固有の暗証番号の入力が必要な場合もあるし、一度暗証番号を入力すればそれ以降は暗証番号の入力なしにペアリングが許可される場合もある。また、一度の暗証番号の入力なしにペアリングが許可される場合もある。

0024

BT通信可能モードにおいて、車載制御部11との間でペアリングされたスマートフォン制御部21は、チャレンジコードが含まれたチャレンジ信号を受信すると、暗号鍵を使用してチャレンジコードを暗号化させたレスポンスコードを生成する。そして、スマートフォン制御部21は、そのレスポンスコードと自身のメモリ21aに記憶されているIDコードとを含ませたレスポンス信号を生成し、これを無線送信する。

0025

なお、スマートフォン制御部21は、ペアリング処理完了後、車載機器の動作を要求するためのアプリケーション起動可能となる。当該アプリケーションは、タッチパネルディスプレイ27が操作されることにより起動する。

0026

アプリケーションの起動時、スマートフォン制御部21は、チャレンジ信号に対して生成するレスポンス信号に車両画像を要求する画像要求コマンドを含ませる。そして、その後に受信するチャレンジ信号に含まれる車両画像をタッチパネルディスプレイ27に表示する。

0027

スマートフォン制御部21は、図2(a)(b)に示すように、車両画像が表示されているタッチパネルディスプレイ27が操作されて、車載機器の動作(ここでは、スライドドアの開閉)が入力されると、直後に受信したチャレンジ信号に対するレスポンス信号に車載機器の動作を要求する要求コマンドを含ませる。

0028

なお、スライドドアの開閉の入力は、タッチパネルディスプレイ27上に表示される車両画像のスライドドアを指でタッチ選択し、そのタッチ選択した指をスライドドアの開方向又は閉方向にスライドさせることにより行われる。この際、スマートフォン制御部21は、図3(a)(b)に示すように、タッチ選択されたスライドドアを、車両画像よりも色の薄い画像(以降、選択画像)で表示する。スマートフォン制御部21は、その選択画像をスライド操作に合わせてスライドさせる。

0029

スマートフォン制御部21は、図3(b)に示すように、選択画像がそのスライドドアの全開位置又は全閉位置までスライド操作された場合に、その選択画像を全開位置又は全閉位置に維持したままとするとともに、要求コマンドを含むレスポンス信号を生成する。一方、選択画像がそのスライドドアの全開位置又は全閉位置までスライド操作されない場合、スマートフォン制御部21は、タッチパネルディスプレイ27から指が離れた際に選択画像を表示から消す。

0030

また、スマートフォン制御部21は、チャレンジ信号に車載機器(ここではスライドドア)が動作したことを示す制御コマンドが含まれる場合には、その制御コマンドに対応した映像信号を生成する。タッチパネルディスプレイ27は、この映像信号に基づいた映像を表示する。なお、スマートフォン制御部21は、図3(c)に示すように、スライドドアの画像が選択画像に重なると、選択画像を表示から消す。

0031

<車両>
図1に示すように、車両10は、車載制御部11と、Bluetooth通信部12と、スライドドア装置13と、カメラ14と、ドアハンドルセンサ15と、ドアロック装置16と、を備えている。これらBT通信部12、スライドドア装置13、カメラ14、ドアハンドルセンサ15、及びドアロック装置16は、それぞれ車載制御部11と電気的に接続され、当該車載制御部11により統括的に制御される。

0032

BT通信部12は、2.4GHz帯の周波数ホッピングを行うことにより、他のBT通信部との間でBluetooth通信を行う。BT通信部12は、車載制御部11が生成する電気信号を2.4GHz帯の信号に変換する。変換された無線信号は、BTアンテナ12aを通じて、予め車両10の全体を覆うように設定された通信エリアに向けて無線送信される。なお、通信エリアは、BT出力を調整することにより車両の周囲10〜100m程度の領域にも設定可能である。また、BT通信部12は、BTアンテナ12aを通じて受信した2.4GHz帯の無線信号を電気信号に変換する。

0033

スライドドア装置13は、スライドドアの開閉を制御する。なお、スライドドア装置13は、スライドドアの位置を検出する位置検出部13aを備えている。
カメラ14は、車両を含む車両周囲撮影する。

0034

ドアハンドルセンサ15は、ドアハンドルへの接触を検出する。
ドアロック装置16は、ドアロックアンロックとを切り替える。
車載制御部11のメモリ11aには、自身に固有のBTのデバイスアドレス及び暗証番号、並びにスマートフォン20に設けられるスマートフォン制御部21と共通のIDコード及び同じく共通の暗号鍵が記憶されている。BTのデバイスアドレス及び暗証番号は、BT通信部を有する通信相手とのペアリング処理に使用される。IDコード及び暗号鍵は、スマートフォン制御部21との間の相互認証に使用される。なお、IDコードは、スマートフォン制御部21と共通のIDを暗号鍵で暗号化したものであり、認証鍵に相当する。

0035

車載制御部11は、ペアリングが確立している通信相手との間でBT通信が可能とされたBT通信可能モードと、BT通信が不能とされたBT通信不能モードと、を有している。BT通信可能モードとBT通信不能モードとの間は、図示しない入力装置が操作されることにより切り替えられる。

0036

なお、BT通信可能モードの車載制御部11は、BT通信部を有する機器とペアリング可能な状態であって、探索している機器に発見されペアリング処理されることにより当該機器とペアリングされる。ペアリング処理が完了すると、車載制御部11は、ペアリングされた通信相手との間でBT通信することができる。通信相手の特定は、その通信相手固有のコードにより行う。なお、車載制御部11は、ペアリング処理に際し、暗証番号の入力を求める。自身に固有の暗証番号が入力された場合、その暗証番号が入力された機器とのペアリングを許可する。

0037

BT通信可能モードにおいて、スマートフォン制御部21との間でペアリングされたことをトリガとして、車載制御部11は、チャレンジコードを含ませたチャレンジ信号を定期的に生成し、これを無線送信するとともに、スマートフォン制御部21と共通の暗号鍵を使用して、チャレンジコードを暗号化したレスポンスコードを生成する。

0038

車載制御部11は、チャレンジ信号に対する応答としてのレスポンス信号を受信すると、当該信号に含まれるレスポンスコードと自身で演算したレスポンスコードとの照合、並びに当該信号に含まれるIDコードと自身のメモリ11aに記憶されているIDコードとの照合を行う。これら両照合が成立する場合、車載制御部11は、通信相手(ここではスマートフォン制御部21)が自身に対応するものと判断する。

0039

車載制御部11は、先の照合が成立する状態で、ドアハンドルセンサ15が接触を検出すると、車載制御部11は、ドアロック装置16を通じてドアのロックとアンロックとを切り替える。

0040

また、車載制御部11は、レスポンス信号に画像要求コマンドが含まれている場合、カメラ14で撮影するとともに、その撮影した車両画像を含ませたチャレンジ信号を生成する。

0041

さらに、車載制御部11は、レスポンス信号に車載機器の動作(ここではスライドドアの開閉)を要求する要求コマンドが入力されている場合、その要求コマンドに応じた車載機器(ここでは、スライドドア装置13)を動作させる。

0042

車載制御部11は、スライドドア装置13の位置検出部13aを通じてスライドドアの位置を検出し、その位置情報を示す制御コマンドを含ませたチャレンジ信号を生成する。
<作用>
次に、図4のシーケンスチャートを参照して、車両制御システム1の作用について説明する。なお、車載制御部11とスマートフォン制御部21との間のペアリング処理が完了し、これら両者の間でチャレンジ信号及びレスポンス信号の送受信が定期的に行われているものとする。

0043

図4に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ27の操作を通じてアプリケーションを起動させると、スマートフォン制御部21は、画像要求コマンドを生成する(ステップS1)。生成された画像要求コマンドは、レスポンス信号に重畳され無線送信される。

0044

車載制御部11は、画像要求コマンドを認識すると、カメラ14で車両画像を撮影する(ステップS2)。撮影された車両画像は、チャレンジ信号に重畳され無線送信される。
スマートフォン制御部21は、車両画像を受信すると、当該車両画像をタッチパネルディスプレイ27に表示する(ステップS3)。車両画像には、車両の周囲も含まれるため、ユーザは、車両周囲にある障害物などを確認しながら、スライドドアを選択することが可能である。

0045

ユーザは、タッチパネルディスプレイ27上に表示される車両画像のスライドドアを指でタッチ選択し、そのタッチ選択した指をスライドドアの開方向又は閉方向にスライドさせることにより、遠隔操作したいスライドドアの選択と動作方向の設定を行う。すると、スマートフォン制御部21は、図3(a)〜(c)に示すように、タッチ選択されたスライドドアを、選択画像で表示するとともに、その選択画像をスライド操作に合わせてスライドさせる(ステップS4)。そして、スマートフォン制御部21は、選択画像がそのスライドドアの全開位置又は全閉位置までスライド操作された場合に、その選択画像を全開位置又は全閉位置に維持したままとするとともに、選択されたスライドドアの開方向又は閉方向への変位を要求する要求コマンドを生成する(ステップS5)。生成された要求コマンドは、レスポンス信号に重畳され無線送信される。

0046

車載制御部11は、要求コマンドを認識すると、該当するスライドドアを開方向又は閉方向へ変位させる(ステップS6)。その際、車載制御部11は、位置検出部13aを通じてスライドドアの位置を検出する(ステップS7)。スライドドアの位置情報は、チャレンジ信号に重畳され無線送信される。

0047

スマートフォン制御部21は、スライドドアの位置情報を取得すると、当該位置情報に対応するようにタッチパネルディスプレイ27に表示するスライドドアの画像を移動させる(ステップS8)。

0048

以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)スマートフォン制御部21は、タッチパネルディスプレイ27に表示されるスライドドアに対するスライド操作に合わせてスライドするスライドドアを色の薄い画像(選択画像)で表示させる。そして、スマートフォン制御部21は、その選択画像をスライド操作に合わせてスライドさせるようにした。これにより、タッチパネルディスプレイ27上で正常にスライドドアの選択が行われ且つ正常にスライド操作が行われれば、そのスライド操作に合わせて選択画像がスライドするので、ユーザは、自身が正常に操作したか否かを判断しやすい。したがって、スライドドアの遠隔操作における勘違いが生じにくい。

0049

(2)スマートフォン制御部21は、タッチ選択されたスライドドアがそのタッチ選択された時点で表示されている位置から全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライド操作された場合に、全開位置又は全閉位置に相当する位置までスライドした選択画像をその位置に表示させたままに維持するようにした。このように、選択画像が維持されたままになることにより、さらに、スライドドアの遠隔操作における勘違いが生じにくい。

0050

(3)スライドドア装置13にスライドドアの位置を検出する位置検出部13aを設けた。そして、車載制御部11は、位置検出部13aにより検出されるスライドドアの位置情報を無線送信するようにした。さらに、スマートフォン制御部21は、取得した位置情報と対応するようにスライドドアをタッチパネルディスプレイ27に表示するようにした。これにより、ユーザは、自身の操作によって実際にスライドドアが変位していることを認識することができる。また、スライドドアがどの位置まで変位したかを正確に認識することができる。

0051

(4)車両10に当該車両10を含む車両周囲を撮影するカメラ14を設けた。そして、車載制御部11は、カメラ14により撮影された車両画像を無線送信するようにした。さらに、スマートフォン制御部21は、取得した車両画像をタッチパネルディスプレイ27に表示するようにした。これにより、ユーザは、車両周囲にある障害物などを確認しながら、スライドドアを選択することが可能である。

0052

なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、位置検出部13aを省略してもよい。車載制御部11がカメラ14により撮影された車両画像を無線送信し、スマートフォン制御部21が取得した車両画像をタッチパネルディスプレイ27に表示することにより、スライドドアの変位を報知してもよい。なお、位置検出部13aは、赤外線センサ磁気センサにより構成される。

0053

・また、図1破線で示すように、スライドドアの移動速度の情報である速度情報をスマートフォン制御部21のメモリ21aに記憶させ、スマートフォン制御部21がその速度情報に合わせてタッチパネルディスプレイ27に表示するスライドドアを変位させてもよい。このように構成した場合でも、ユーザは、自身の操作によって実際にスライドドアが変位していることを認識することができる。

0054

・上記実施形態において、カメラ14を省略してもよい。この場合、スマートフォン制御部21は、あらかじめ記憶されている車両の画像やイラストをタッチパネルディスプレイ27に表示する。このように構成しても、上記実施形態の(1)〜(3)に示す効果と同様の効果を得ることができる。

0055

・上記実施形態において、選択画像は、色の薄い画像としたが、強調した画像であったり点滅する画像であったりするなど、選択されたことが分かる画像であればよい。
・上記実施形態において、スライドドアを車両開閉体として説明したが、パワーウインドウテールゲート、各種ドアなど、車両に設けられる開閉体であれば、本発明を適用可能である。

0056

・上記実施形態において、ペアリング可能な相手の探索及びペアリング処理は、車載制御部11から行ってもよい。
・上記実施形態において、車両10とスマートフォン制御部21との間の無線通信は、Bluetooth規格の無線通信とされたが、他の無線通信規格で行われてもよい。

0057

・上記実施形態では、携帯端末としてスマートフォン20を採用したが、これに代えて電話機能を有しないタブレット端末携帯型の音楽端末、あるいはノート型パソコン等であってもよい。また、車両専用の電子キーであってもよい。

0058

次に、上記実施形態及び上記別例より想起される技術的思想について記載する。
(イ)前記車両は、当該車両を含む車両周囲を撮影するカメラを備え、前記車載制御部は、前記カメラにより撮影された車両画像を無線送信し、前記端末制御部は、取得した車両画像を前記タッチパネルディスプレイに表示すること。

0059

これにより、ユーザは、車両周囲にある障害物などを確認しながら、スライドドアを選択することが可能である。

0060

1…車両制御システム、10…車両、11…車載制御部、11a,21a…メモリ、12,22…Bluetooth通信部、13…スライドドア装置、13a…位置検出部、14…カメラ、15…ドアハンドルセンサ、16…ドアロック装置、20…スマートフォン、21…スマートフォン制御部(端末制御部)、27…タッチパネルディスプレイ。

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